JP3472964B2 - 音発生応援用具 - Google Patents

音発生応援用具

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孝司 青木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツ、例えば
野球やサッカー等の応援において使用する応援用具に関
するものであり、特に、棒状のものを握ったり、叩いた
りして変形させることにより音が発生するようにしたス
ポーツ用応援グッズに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、スポーツ等の応援用具として
は、自分の支持するチームや選手の活躍に応じて、場を
盛り上げるために、音を発生するものや拡声器等がよく
用いられる。例えば、管楽器や打楽器等の楽器類や、メ
ガホン等である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の応援用具にあっては、音を発生したり声を拡大
したりする等の機能を発揮するために、一定の形状であ
り、かつ、材質も木や金属、プラスチック等で構成され
ているものが多いことから、携帯するときに場所を取っ
たり嵩張ったりして、不便である。また、発生する音等
が騒音となって、他の観客や近隣に迷惑をかけることか
ら、会場や時間帯によっては使用が制限されることもあ
った。そこで、本発明はこれらのような問題点に鑑みて
なされたもので、携帯に便利で、かつ、発する音は騒音
にならない程度の独特なものであり、外観的にも優れ、
クッション性を備えた音発生応援用具を提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。変形後、復元可能な通気性の素材
で構成した芯材3と、該芯材3を収納する気密性の内袋
4と、該内袋4の内外を連通するように配置した鳴動体
2とにより芯部を構成し、該芯部をカバー部材5により
覆った音発生応援用具において、前記芯材3をスポンジ
または発泡樹脂とし、前記鳴動体2は排気時及び吸気時
に音を発生するように構成し、鳴動体2の両端部には、
切欠部8を形成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の応援用具の一実施形態の斜視図、図
2は同じく斜視図、図3は同じく正面図、図4は同じく
A−A断面図、図5は同じくB−B断面図、図6は鳴動
体2の別配置例の図、図7は本発明の応援用具の音発生
方法の一実施例を示した図である。 【0006】これより、本発明の実施の形態として一実
施例を図面に沿って説明する。図1乃至図5に示す如
く、応援用具1は、芯部をカバー部材5で覆った構成と
なっている。該芯部は、スポンジや発泡樹脂等の海綿状
の素材で構成した芯材3と、該芯材3を収納する気密性
の内袋4と、該内袋4の一端に内外を連通するように配
置した鳴動体2とにより構成される。該芯部は、該内袋
4の口から該鳴動体2の一端が突出され、該鳴動体2の
通気口以外からは通気できないような構造となってい
る。つまり、前記芯部は、該鳴動体2の通気口以外の部
分は略密封状態となっている。 【0007】なお、前記芯材3の素材は、本実施例では
スポンジとしているが、これに限定されるものではな
く、変形可能であり、変形後復元可能であって、通気性
の素材であればよい。また、該素材をスポンジのような
海綿状の素材にすることによって、前記芯部の内部の空
気を効率よく排出することができる。 【0008】図4に示す如く、本実施例では鳴動体2
は、芯材3の下端に外気と内袋4内を連通するように配
置しているが、下端に限定されることなく、該芯材3を
変形することにより、側部や上端等でも、該鳴動体2の
音発生の機能を発揮でき、外観に影響を与えない部位で
あれば配置できる。 【0009】次に、本発明の応援用具1の音発生の機構
について説明する。原理的には、鳴動体2はパイプ内に
リード等の振動体を配置して、音が発生する程度の圧力
を持った空気が、前記鳴動体2内を通過することによっ
て図示しない振動体が振動して、または笛の如く共鳴し
て音が発生する。但し、鳴動体2の構成は限定するもの
ではなく、前記芯部の内部の空気が一定の勢いより強く
排出されれば、音は発生し、通過する空気圧が大きいほ
ど大きな音が発生するものであればよい。つまり、上述
したように、前記芯部は、該鳴動体2の通気口以外から
は通気できない構造となっているので、該芯部の内部の
空気が、前記鳴動体2の音を発生させる程度の圧力にな
る勢いで排出されるように、前記応援用具1を変形させ
ることにより、音が発生する。 【0010】図6には、前記鳴動体2の別配置例とし
て、該鳴動体2を芯材3の下端に横向きに配置したもの
を示している。また、同じく図6に示す如く、前記鳴動
体2の両端部には、切欠部8が形成されている。該切欠
部8を形成することにより、鳴動体2の両端に内袋4や
カバー部材5が密着することにより空気の通過を妨げる
ことを防止することができる。そのため、前記鳴動体2
は安定して音を発生することができる。 【0011】本実施例では、図7に示すように、応援用
具1をバット形状として、下部の径を細くした部分をグ
リップ部7として、該グリップ部7の下方に鳴動体2を
配置し、主に、グリップ部7を手で握ることによって音
を発生させる。また、手で握る部位はグリップ部7に限
らず、前記カバー部材5を介して前記芯部が握れる部位
ならば音は発生させることができる。また、折り曲げる
等の変形を加えることによっても内部の空気が排出され
る時に音が発生する。 【0012】前記鳴動体2は、筒状であって、空気がど
ちら側に向けて通過しても、音が鳴る仕組みになってい
る。つまり、芯部内の空気が排出されるときや吸い込む
時に音が発生するようにしている。このような構造であ
るため、前記応援用具1を手で握ったときに音が鳴り、
そして、その握りを放したときにも、芯材3の復元力に
より内袋4が膨らむ時に外部から空気が吸い込まれるこ
とによって音がなる。さらに、前記応援用具1を手で握
るときに、その握り方の強弱により、前記鳴動体2内を
通過する空気の圧力を変化させることによって、発生す
る音を変化させることもでき、独特の音を発することが
可能である。 【0013】また、カバー部材5には、シルク印刷によ
って、応援するチームや選手に関する装飾、例えば、チ
ームカラーを施した上でチームマークやチーム名や背番
号やロゴ等が施されている。シルク印刷は、様々な素材
や形状にものに印刷でき,多くの種類のインキを使用す
ることができる。また、インキを厚く盛れるので、他の
印刷方法に比べると、見た目が鮮やかで、耐候性に優れ
ている。さらに、シルク印刷は、作業性が良く、大量生
産にも適している。このようにカバー部材5にデザイン
を施すことによって、外観的に優れ、雨等で濡れても影
響を受けないので、天候を気にせずに使用でき、また、
製造にかかるコストの低減が図れる。 【0014】また、前記カバー部材5の素材は、安価で
耐久性があり、芯部の変形に随伴可能である等の理由か
ら、ナイロン等の合成繊維が好適である。 【0015】また、本実施例では、カバー部材5をバッ
ト状に形成し、応援用具全体が野球のバット状となるよ
うにしている。こうして野球の応援に適した形状として
いる。但し、形状はこれに限定するものではなく、ラケ
ットやスティックやボールの形状等様々なスポーツ等に
関係する形状に構成することができる。 【0016】さらに、カバー部材5の一端、本実施例で
は底面には紐体6が環状に取り付けられている。該紐体
6が取り付けられていることによって、携帯するときや
収納時に、手で持ったり何かに引っ掛けたりすることが
でき、便利である。但し、取付位置は上端でもよく、長
さは限定するものではない。 【0017】そして、前記芯部の素材は、本実施例では
スポンジであるが、スポンジ又はそれに類似したもので
あるため、クッション性がよく、スポーツ等を応援する
際に、感情の昂ぶり等によって、本発明の応援用具1を
持って、振ったり叩いたり投げつけたりしても、周囲の
ものを壊したりすることもなくなる。 【0018】また、以上のように、独特の音を発する構
造で、かつ、クッション性があることから、子供の玩具
としても十分に適している。 【0019】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。第1に、変形後、復元
可能な通気性の素材で構成した芯材と、該芯材を収納す
る気密性の内袋と、該内袋の内外を連通するように配置
した鳴動体とにより芯部を構成し、該芯部をカバー部材
により覆ったので、前記応援用具を変形させることによ
って音を発生させることができ、応援のときに握った
り、叩いたりするときに音が発生して、応援を盛り上げ
ることができるのである。 【0020】第2に、前記芯材をスポンジまたは発泡樹
脂とし、前記鳴動体は排気時及び吸気時に音を発生する
ように構成したので、芯部内の空気を効率よく排出する
ことができ、変形し易く大きな力を必要とせず、復元性
もよく十分な空気を吸い込むことがでる。また、応援用
具を握ったり、その握りを放したりしたときに音を発生
することができ、音を発生させる機会が増加して、大き
く盛り上げることができる。 【0021】第3に、前記鳴動体2の両端部には、切欠
部8を形成したので、鳴動体2の両端に内袋4やカバー
部材5が密着することにより空気の通過を妨げることを
防止することができるのである。 そのため、前記鳴動体
2は安定して音を発生することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の応援用具の一実施形態の斜視図。 【図2】同じく斜視図。 【図3】同じく正面図。 【図4】同じくA−A断面図。 【図5】同じくB−B断面図。 【図6】鳴動体2の別配置例の図。 【図7】本発明の応援用具の音発生方法の一実施例を示
した図。 【符号の説明】 1 応援用具 2 鳴動体 3 芯材 4 内袋 5 カバー部材 6 紐体 7 グリップ部7 8 切欠部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 変形後、復元可能な通気性の素材で構成
    した芯材3と、該芯材3を収納する気密性の内袋4と、
    該内袋4の内外を連通するように配置した鳴動体2とに
    より芯部を構成し、該芯部をカバー部材5により覆った
    音発生応援用具において、前記芯材3をスポンジまたは
    発泡樹脂とし、前記鳴動体2は排気時及び吸気時に音を
    発生するように構成し、鳴動体2の両端部には、切欠部
    8を形成したことを特徴とする音発生応援用具。
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