JP3471758B2 - エレベータの乗場の戸 - Google Patents

エレベータの乗場の戸

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JP3471758B2 JP2001012202A JP2001012202A JP3471758B2 JP 3471758 B2 JP3471758 B2 JP 3471758B2 JP 2001012202 A JP2001012202 A JP 2001012202A JP 2001012202 A JP2001012202 A JP 2001012202A JP 3471758 B2 JP3471758 B2 JP 3471758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの乗
場出入り口を開閉する乗場の戸に関し、特に耐火性能を
向上させることができるエレベータの乗場の戸に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータの乗場の戸は、火災
によりフロア側から加熱された場合、フロア側が凸とな
るような反りが発生してしまう。このような反りが乗場
の戸に発生すると、乗場の戸の戸当たり部の隙間が拡大
してしまい、耐火性能が低下してしまうことになる。そ
こで、従来、火災発生時に、火炎が拡大した戸当たり部
の隙間を通過しないようにするために、乗場の戸の戸当
たり部にアイジャクリ構造を付加する対策が採られてい
た。
【0003】図8は従来のエレベータの乗場の戸を示す
断面図、図9は従来のエレベータの乗場の戸を昇降路側
から見た図、図10および図11はそれぞれ従来のエレ
ベータの乗場の戸を示す戸当たり部拡大断面図である。
各図において、エレベータの従来の乗場の戸1は、横開
きの一対の戸本体2A、2Bと、他方の戸本体2Bの戸
当たり部に配設され、戸本体2A、2Bが当たったとき
の衝撃を緩和するゴム製のストッパ3と、一方の戸本体
2Aの背面(昇降路側の面)に他方の戸本体2B側に延
出するようにして上下方向に延設された火炎遮蔽部材4
と、他方の戸本体2Bの背面に火炎遮蔽部材4に対して
僅かな間隙を持つようにして上下方向に延設された補助
部材5とから構成されている。
【0004】戸本体2A、2Bは、矩形状平板の幅方向
(開閉方向)の両端が断面コ字状に折り曲げられて作製
されており、鋼板からなる表板2aの裏面に鋼板からな
る裏板2bをボルト・ナット等の締結具(図示せず)お
よび接着剤を用いて固定して構成されている。火炎遮蔽
部材4は、鋼板をJ状に成形して作製されている。この
ように構成された火炎遮蔽部材4は、J状の折り返し部
4aが数十mm延出するように、かつ、戸本体2Aの上
下方向(高さ方向)の全域に渡って戸本体2Aの戸閉方
向(戸当たり部側)の裏面縁部(断面コ字状に折り曲げ
られた辺)に宛われ、上下方向の複数箇所でねじ6によ
り戸本体2Aに締着固定されている。補助部材5は、鋼
板を断面コ字状に成形して作製されている。このように
構成された補助部材5は、戸本体2A、2Bが閉じられ
た際に、火炎遮蔽部材4の折り返し部4aとの間に僅か
な隙間ができるように、かつ、戸本体2Bの上下方向の
全域に渡って戸本体2Bの戸当たり部側の裏面に宛わ
れ、上下方向の複数箇所でねじ7により戸本体2Bに締
着固定されている。
【0005】このように構成された従来の乗場の戸1で
は、戸本体2Aに固定された火炎遮蔽部材4の折り返し
部4aが戸本体2Bの戸当たり部側に戸本体2Bの厚さ
方向(フロア側から昇降路に向かう方向)で重なり、い
わゆるアイジャクリ構造を採っている。
【0006】この従来の乗場の戸1では、火災が発生し
て、戸本体2A、2Bがフロア側から加熱されると、戸
本体2A、2Bに反りが生じ、戸本体2A、2Bの戸当
たり部間の隙間が拡大されるが、戸本体2Aに固定され
た火炎遮蔽部材4の折り返し部4aと戸本体2Bの戸当
たり部側との戸本体2A、2Bの厚さ方向の重なりは確
保されている。そこで、火炎は戸本体2A、2Bの戸当
たり部間の隙間に侵入するが、火災遮蔽部材4の折り返
し部4aに当たり、図10中右側に曲げられる。そし
て、折り返し部4aに沿って図10中右側に侵攻した火
炎は補助部材5に当たり、さらに図10中下方に曲げら
れる。従って、戸当たり部間の隙間に侵入した火炎は、
火炎遮蔽部材4の折り返し部4aおよび補助部材5によ
り2度に渡り曲げられ、さらに、折り返し部4aと補助
部材5とにより通路を狭められ、フロア側から昇降路へ
の侵入が阻止される。これにより、火災発生時に乗場の
戸の戸当たり部の隙間が拡大することに起因する耐火性
能の低下が抑制されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの乗
場の戸1は、以上のように構成されているので、図11
に示されるように、火炎遮蔽部材4の折り返し部4aが
戸本体2Aの戸閉方向の端面から数十mm延出している
状態で、戸本体2A、2Bの開動作が行われることにな
る。そこで、折り返し部4aが戸本体2Aの戸閉方向の
端面から数十mm延出しているので、極めて無骨な構造
となり、意匠的に劣るものとなってしまうという課題が
あった。さらに、折り返し部4aが戸本体2Aの戸閉方
向の端面から数十mm延出しているので、その分戸本体
2A、2Bの開閉ストロークが大きくなり、それに伴い
乗場間口も大きくなってしまうという課題もあった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであり、戸当たり部間の隙間の
拡大に起因する耐火性能の低下を抑制し、意匠的に優れ
た、かつ、開閉ストロークの増大をもたらさないエレベ
ータの乗場の戸を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの乗場の戸は、乗場出入り口を開閉する少なくとも2
つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで戸
当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁部
に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端面
と同一面位置となるように該一方の戸本体の上下方向の
全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材と、加熱によ
って熱膨張して上記火炎遮蔽部材を戸閉方向に押圧する
熱膨張部材とを備え、上記火炎遮蔽部材は、加熱によっ
て熱膨張する上記熱膨張部材に押圧されて戸閉方向にス
ライド移動して上記一方の戸本体の戸閉方向の端面から
上記戸当たり部を構成する他方の戸本体側に延出し、上
記戸本体の厚み方向に関して上記他方の戸本体に重るよ
うに構成されているものである。
【0010】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端
面と同一面位置となるように該一方の戸本体の上下方向
の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、
上記火炎遮蔽部材は、形状記憶合金で作製され、変態温
度以上に加熱されると平板状に復元して、上記戸本体の
厚み方向に関して上記戸当たり部を構成する他方の戸本
体に重るように構成されているものである。
【0011】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端
面と同一面位置となるように該一方の戸本体の上下方向
の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、
上記火炎遮蔽部材は、線膨張係数が上記戸本体より大き
な材料で作製され、加熱によって熱膨張して上記一方の
戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成する
他方の戸本体側に延出し、上記戸本体の厚み方向に関し
て上記他方の戸本体に重るように構成されているもので
ある。
【0012】また、上記火炎遮蔽部材は、熱膨張により
拡張する屈曲形状に成形された熱膨張拡張部を有し、該
熱膨張拡張部が加熱により拡張して該火炎遮蔽部材の戸
閉方向の端部が上記他方の戸本体側に延出するようにな
っているものである。
【0013】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸開閉方向にスライド自在に、かつ、該一方の戸
本体の上下方向の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽
部材と、上記火炎遮蔽部材の戸開方向に所定間隙を持っ
て上記一方の戸本体の裏面縁部に固定された固定部材
と、上記固定部材に熱可塑性接着剤により接着固定さ
れ、上記火炎遮蔽部材の戸閉方向の端面が上記一方の戸
本体の戸閉方向の端面と同一面位置となる位置で該火炎
遮蔽部材と係合して該火炎遮蔽部材の戸閉方向のスライ
ド移動を阻止する係止部材と、上記固定部材と上記火炎
遮蔽部材との間に縮設されたばね部材とを備え、上記熱
可塑性接着剤が、加熱されることにより、軟化して上記
ばね部材の蓄勢力により上記固定部材と上記係止部材と
の接着固定が解かれ、上記火炎遮蔽部材が上記ばね部材
の蓄勢力により戸閉方向にスライド移動して上記一方の
戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成する
他方の戸本体側に延出し、上記他方の戸本体に戸本体の
厚み方向に関して重なるように構成されているものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るエ
レベータの乗場の戸を示す戸当たり部周りの拡大断面
図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部周りの拡大背面図、図3は図
2のIII−III矢視断面図である。なお、各図にお
いて、従来のものと同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。図1乃至図3において、火炎
遮蔽部材11は、細長の平板状の鋼板の一端側をL字状
に折り曲げ、他端側を断面コ字状の折り曲げて作製され
ている。そして、細長のスリット12がその長手方向を
火炎遮蔽部材11の幅方向に一致させて、火炎遮蔽部材
11の長手方向に所定の間隔を持って火炎遮蔽部材11
の底辺に複数穿設されている。このように構成された火
炎遮蔽部材11は、断面コ字状の折り曲げ辺を戸閉方向
(戸当たり部側)に向けて、ピン13を各スリット12
内を通して戸本体2Aに固着して戸本体2Aの戸閉方向
の裏面縁部に、戸本体2Aの上下方向の全域にわたって
取り付けられている。これにより、火炎遮蔽部材11
は、スリット12がピン13に案内されて戸本体2Aの
開閉方向にスライド自在になっており、またピン13の
頭部13aにより戸本体2Aの厚み方向の移動を規制さ
れている。固定部材14は、鋼板を断面コ字状に折り曲
げて作製されている。そして、固定部材14は、火炎遮
蔽部材11のL字状の折り曲げ辺11bと相対するよう
に戸本体2Aの裏面側に取付ねじ15により締着固定さ
れている。熱膨張部材16は、加熱により膨張する材料
で作製されている。そして、熱膨張部材16は、火炎遮
蔽部材11の断面コ字状の折り曲げ辺の戸閉方向の端面
11aが戸本体2Aの戸閉方向の端面17と同一面位置
になるようにして火炎遮蔽部材11を固定部材14に固
定している。ここで、熱膨張部材16は、線膨張係数が
戸本体2A、2Bの材料より大きなものであればよく、
例えばウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂が用いられ
る。なお、他の構成は従来の乗場の戸1と同様に構成さ
れている。
【0015】このように構成されたエレベータの乗場の
戸10は、フロア側から戸本体2A、2Bが加熱される
と、戸本体2A、2Bおよび熱膨張部材16が熱膨張す
る。この時、熱膨張部材16の線膨張係数が戸本体2
A、2Bより大きいので、熱膨張部材16が戸本体2
A、2Bに比べて大きく熱膨張し、火炎遮蔽部材11を
戸本体2B側(戸閉方向)に移動させる力が発生する。
これにより、火炎遮蔽部材11は、固定部材14が戸本
体2Aに固定されているので、スリット12に係合する
ピン13に案内されて、戸本体2B側に移動し、ついに
は図1および図3に点線示されるように、戸本体の厚み
方向に関して戸本体2Bと重なり合い、アイジャクリ構
造を採る。
【0016】このように構成された乗場の戸10におい
ては、火災が発生して、戸本体2A、2Bがフロア側か
ら加熱され、戸本体2A、2Bに反りが生じ、戸本体2
A、2Bの戸当たり部間の隙間が拡大されても、熱膨張
部材16が大きく熱膨張し、これにより火炎遮蔽部材1
1が戸本体2B側に延出して戸本体の厚み方向に関して
戸本体2Bと重なり合う。これにより、戸本体2A、2
Bの戸当たり部間の隙間に侵入した火炎は、火炎遮蔽部
材11により遮蔽されて、昇降路内への侵入が阻止さ
れ、優れた耐火性能が得られる。また、通常時、火炎遮
蔽部材11の端面11aが戸本体2Aの端面17と同一
面位置に保持されているので、従来の乗場の戸1のよう
に、火炎遮蔽部材4の折り返し部4aが戸本体2Aから
延出しておらず、意匠的に優れたものとなるとともに、
戸本体2A、2Bの開閉ストロークの増大がなく、乗場
間口の増大が抑えられる。
【0017】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2に係るエレベータの乗場の戸を示す戸当たり部の拡
大断面図である。図4において、火炎遮蔽部材18は、
略U字状の形状に塑性変形されており、変態温度以上に
すると平板状の形状に復元するTi−Ni、Cu−Z
n、In−Tl等の形状記憶合金で作製されている。そ
して、この火炎遮蔽部材18は、略U字状の折り曲げ部
の端面18aを戸本体2Aの戸閉方向の端面17と同一
面位置になるようにして、かつ、戸本体2Aの上下方向
の全域にわたって、戸本体2Aの戸閉方向の裏面縁部に
取付ねじ19によりそのU字状の1辺を締着固定されて
いる。なお、この実施の形態2による乗場の戸10A
は、火炎遮蔽部材11、固定部材14および熱膨張部材
16に代えて火炎遮蔽部材18を用いている点を除い
て、上記実施の形態1による乗場の戸10と同様に構成
されている。
【0018】このように構成されたエレベータの乗場の
戸10Aは、フロア側から戸本体2A、2Bが加熱され
ると、戸本体2A、2Bが熱膨張する。これにより、戸
本体2A、2Bに反りが生じ、戸本体2A、2Bの戸当
たり部間の隙間が拡大される。一方、火炎遮蔽部材18
は加熱され、変態温度以上となると略U字状から平板状
に復元する。この時、火炎遮蔽部材18の略U字状の1
辺が戸本体12Aの裏面縁部に固定されているので、火
炎遮蔽部材18の略U字状の他の1辺が、図4中矢印で
示されるように、平板状に延びて、戸本体の厚み方向に
関して戸本体2Bと重なり合い、アイジャクリ構造を採
る。
【0019】従って、この実施の形態2においても、上
記実施の形態1と同様の効果が得られる。また、形状記
憶合金で作製された火炎遮蔽部材18を戸本体2Aの裏
面縁部に固定し、火災発生時に火炎遮蔽部材18を復元
させてアイジャクリ構造を採るようにしているので、上
記実施の形態1に比べて構成部品点数が削減され、組立
性が向上され、低価格化が図られる。
【0020】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係るエレベータの乗場の戸を示す戸当たり部の拡
大断面図である。図5において、火炎遮蔽部材20は、
細長の平板状の鋼板の一端側を折り曲げてL字状に作製
されている。そして、細長のスリット12がその長手方
向を火炎遮蔽部材20の幅方向に一致させて、火炎遮蔽
部材20の長手方向に所定の間隔を持って火炎遮蔽部材
20の底辺に複数穿設されている。このように構成され
た火炎遮蔽部材20は、L字状の折り曲げ辺20bを戸
開方向に向けて、ピン13を各スリット12内を通して
戸本体2Aに固着して戸本体2Aの戸閉方向の裏面縁部
に、戸本体2Aの上下方向の全域にわたって取り付けら
れている。これにより、火炎遮蔽部材20は、スリット
12がピン13に案内されて戸本体2Aの開閉方向にス
ライド自在になっており、またピン13の頭部13aに
より戸本体2Aの厚み方向の移動を規制されている。そ
して、火炎遮蔽部材20が、その戸閉方向の端面20a
を戸本体2Aの戸閉方向の端面17と同一面位置になる
ように熱膨張部材16により固定部材14に固定されて
いる。なお、この実施の形態3による乗場の戸10B
は、火炎遮蔽部材11に代えて火炎遮蔽部材20を用い
ている点を除いて、上記実施の形態1による乗場の戸1
0と同様に構成されている。
【0021】このように構成されたエレベータの乗場の
戸10Bは、フロア側から戸本体2A、2Bが加熱され
ると、戸本体2A、2Bおよび熱膨張部材16が熱膨張
する。この時、熱膨張部材16の線膨張係数が戸本体2
A、2Bより大きいので、熱膨張部材16が戸本体2
A、2Bに比べて大きく熱膨張し、火炎遮蔽部材20を
戸本体2B側に移動させる力が発生する。これにより、
火炎遮蔽部材20は、固定部材14が戸本体2Aに固定
されているので、スリット12に係合するピン13に案
内されて、戸本体2B側に移動し、ついには図5に点線
示されるように、戸本体の厚み方向に関して戸本体2B
と重なり合い、アイジャクリ構造を採る。従って、この
実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0022】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4に係るエレベータの乗場の戸を示す戸当たり部の拡
大断面図である。図6において、火炎遮蔽部材21は、
細長の平板状の銅板の一端側を断面コ字状に折り曲げて
作製されている。そして、細長のスリット12がその長
手方向を火炎遮蔽部材21の幅方向に一致させて、火炎
遮蔽部材21の長手方向に所定の間隔を持って火炎遮蔽
部材21の底辺に複数穿設されている。このように構成
された火炎遮蔽部材21は、熱膨張拡張部としての断面
コ字状の折り曲げ部21bを戸開方向に向けて、ピン1
3を各スリット12内を通して戸本体2Aに固着して戸
本体2Aの戸閉方向の裏面縁部に、戸本体2Aの上下方
向の全域にわたって取り付けられている。これにより、
火炎遮蔽部材21は、スリット12がピン13に案内さ
れて戸本体2Aの開閉方向にスライド自在になってお
り、またピン13の頭部13aにより戸本体2Aの厚み
方向の移動を規制されている。そして、火炎遮蔽部材2
1の折り曲げ部21bの端部が、その戸閉方向の端面2
1aを戸本体2Aの戸閉方向の端面17と同一面位置に
なるように接着あるいは溶接により固定部材14に固定
されている。なお、この実施の形態4による乗場の戸1
0Cは、火炎遮蔽部材20、熱膨張部材16に代えて火
炎遮蔽部材21を用いている点を除いて、上記実施の形
態3による乗場の戸10Bと同様に構成されている。
【0023】このように構成されたエレベータの乗場の
戸10Cは、フロア側から戸本体2A、2Bが加熱され
ると、戸本体2A、2Bおよび火炎遮蔽部材21が熱膨
張する。この時、熱膨張部材16の線膨張係数が戸本体
2A、2Bより大きいので、火炎遮蔽部材21が戸本体
2A、2Bに比べて大きく熱膨張し、折り曲げ部21b
の屈曲形状が拡張する。そして、火炎遮蔽部材21の戸
開方向の端部が固定部材14に固定されているので、折
り曲げ部21bの拡張にともない火炎遮蔽部材21を戸
閉方向に移動させる力が発生する。これにより、火炎遮
蔽部材21は、スリット12に係合するピン13に案内
されて、戸本体2B側にスライド移動し、ついには図6
に点線示されるように、戸本体の厚み方向に関して戸本
体2Bと重なり合い、アイジャクリ構造を採る。
【0024】従って、この実施の形態4においても、上
記実施の形態3と同様の効果が得られる。また、火炎遮
蔽部材21に折り曲げ部21bを形成しているので、加
熱により折り曲げ部21bの屈曲形状が拡張されて、火
炎遮蔽部材21の戸閉方向の端部が戸本体2B側に延出
しやすくなっている。また、戸本体2A、2Bより線膨
張係数の大きい材料を用い、一部に熱膨張時に屈曲形状
が拡張する熱膨張拡張部(折り曲げ部21b)を形成し
た火炎遮蔽部材21を戸本体2Aの裏面縁部に固定し、
火災発生時に火炎遮蔽部材21の熱膨張拡張部を拡張さ
せてアイジャクリ構造を採るようにしているので、上記
実施の形態3に比べて構成部品点数が削減され、組立性
が向上され、低価格化が図られる。
【0025】なお、この実施の形態4では、火炎遮蔽部
材21として銅材を用いるものとしているが、火炎遮蔽
部材21の材料は銅材に限定されるものではなく、線膨
張係数が戸本体2A、2Bより大きな材料であればよ
い。
【0026】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5に係るエレベータの乗場の戸を示す戸当たり部の拡
大断面図である。図7において、係止部材22は鋼板を
断面コ字状に折り曲げて作製されている。そして、この
係止部材22は、火炎遮蔽部材20のL字状の折り曲げ
辺20bを内部に納めるようにして断面コ字状の戸開方
向の1辺22aを固定部材14に熱可塑性接着剤24に
より固定されている。さらに、ばね部材23が、火炎遮
蔽部材20の折り曲げ辺20bと固定部材14との間に
縮設されている。これにより、火炎遮蔽部材20は、ば
ね部材23の蓄勢力によりその折り曲げ辺20bが係止
部材22の戸閉方向の1辺22bに当接して固定されて
いる。この時、火炎遮蔽部材20の戸閉方向の端部20
aが、戸本体2Aの戸閉方向の端面17と同一面位置に
なっている。なお、この実施の形態5による乗場の戸1
0Dは、熱膨張部材16に代えて係止部材22、ばね部
材23を用いている点を除いて、上記実施の形態3によ
る乗場の戸10Bと同様に構成されている。
【0027】このように構成されたエレベータの乗場の
戸10Dは、フロア側から戸本体2A、2Bが加熱され
ると、熱可塑性接着剤24が軟化し、その接着力が弱ま
る。そして、ばね部材23の蓄勢力が熱可塑性接着剤2
4の接着力をうわまわり、ついには係止部材22と固定
部材14との連結が解かれる。そこで、ばね部材23の
蓄勢力が、火炎遮蔽部材20を戸閉方向に移動させるよ
うに作用し、火炎遮蔽部材20は、スリット12に係合
するピン13に案内されて、戸本体2B側に移動し、つ
いには図7に点線示されるように、戸本体の厚み方向に
関して戸本体2Bと重なり合い、アイジャクリ構造を採
る。従って、この実施の形態5においても、上記実施の
形態3と同様の効果が得られる。
【0028】なお、上記各実施の形態では、2枚の両引
き戸からなる乗場の戸の戸当たり部に適用するものとし
ているが、この発明はこれに限定されるものではなく、
例えば4枚の両引き戸からなる乗場の戸の戸当たり部に
適用してもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】この発明によれば、乗場出入り口を開閉す
る少なくとも2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸
本体のなかで戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉
方向の裏面縁部に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の
戸閉方向の端面と同一面位置となるように該一方の戸本
体の上下方向の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部
材と、加熱によって熱膨張して上記火炎遮蔽部材を戸閉
方向に押圧する熱膨張部材とを備え、上記火炎遮蔽部材
は、加熱によって熱膨張する上記熱膨張部材に押圧され
て戸閉方向にスライド移動して上記一方の戸本体の戸閉
方向の端面から上記戸当たり部を構成する他方の戸本体
側に延出し、上記戸本体の厚み方向に関して上記他方の
戸本体に重るように構成されているので、火災時におけ
る戸当たり部間の隙間の拡大に起因する耐火性能の低下
を抑制し、意匠的に優れた、かつ、開閉ストロークの増
大をもたらさないエレベータの乗場の戸が得られる。
【0031】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端
面と同一面位置となるように該一方の戸本体の上下方向
の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、
上記火炎遮蔽部材は、形状記憶合金で作製され、変態温
度以上に加熱されると平板状に復元して、上記戸本体の
厚み方向に関して上記戸当たり部を構成する他方の戸本
体に重るように構成されているので、火災時における戸
当たり部間の隙間の拡大に起因する耐火性能の低下を抑
制し、意匠的に優れた、かつ、開閉ストロークの増大を
もたらさないエレベータの乗場の戸が得られる。
【0032】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸閉方向の端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端
面と同一面位置となるように該一方の戸本体の上下方向
の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、
上記火炎遮蔽部材は、線膨張係数が上記戸本体より大き
な材料で作製され、加熱によって熱膨張して上記一方の
戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成する
他方の戸本体側に延出し、上記戸本体の厚み方向に関し
て上記他方の戸本体に重るように構成されているので、
火災時における戸当たり部間の隙間の拡大に起因する耐
火性能の低下を抑制し、意匠的に優れた、かつ、開閉ス
トロークの増大をもたらさないエレベータの乗場の戸が
得られる。
【0033】また、上記火炎遮蔽部材は、熱膨張により
拡張する屈曲形状に成形された熱膨張拡張部を有し、該
熱膨張拡張部が加熱により拡張して該火炎遮蔽部材の戸
閉方向の端部が上記他方の戸本体側に延出するようにな
っているので、火炎遮蔽部材が火災発生時に確実に戸本
体の厚み方向に関して他方の戸本体に重なり、耐火性能
が向上される。
【0034】また、乗場出入り口を開閉する少なくとも
2つの戸本体と、上記少なくとも2つの戸本体のなかで
戸当たり部を構成する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁
部に、戸開閉方向にスライド自在に、かつ、該一方の戸
本体の上下方向の全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽
部材と、上記火炎遮蔽部材の戸開方向に所定間隙を持っ
て上記一方の戸本体の裏面縁部に固定された固定部材
と、上記固定部材に熱可塑性接着剤により接着固定さ
れ、上記火炎遮蔽部材の戸閉方向の端面が上記一方の戸
本体の戸閉方向の端面と同一面位置となる位置で該火炎
遮蔽部材と係合して該火炎遮蔽部材の戸閉方向のスライ
ド移動を阻止する係止部材と、上記固定部材と上記火炎
遮蔽部材との間に縮設されたばね部材とを備え、上記熱
可塑性接着剤が、加熱されることにより、軟化して上記
ばね部材の蓄勢力により上記固定部材と上記係止部材と
の接着固定が解かれ、上記火炎遮蔽部材が上記ばね部材
の蓄勢力により戸閉方向にスライド移動して上記一方の
戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成する
他方の戸本体側に延出し、上記他方の戸本体に戸本体の
厚み方向に関して重なるように構成されているので、火
災時における戸当たり部間の隙間の拡大に起因する耐火
性能の低下を抑制し、意匠的に優れた、かつ、開閉スト
ロークの増大をもたらさないエレベータの乗場の戸が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部の拡大断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部周りの拡大背面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部の拡大断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部の拡大断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部の拡大断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5に係るエレベータの
乗場の戸を示す戸当たり部の拡大断面図である。
【図8】 従来のエレベータの乗場の戸を示す断面図で
ある。
【図9】 従来のエレベータの乗場の戸を昇降路側から
見た図である。
【図10】 従来のエレベータの乗場の戸を示す戸当た
り部拡大断面図である。
【図11】 従来のエレベータの乗場の戸の開放動作途
中を示す断面図である。
【符号の説明】
2A、2B 戸本体、10、10A、10B、10C、
10D 乗場の戸、11、18、20、21 火炎遮蔽
部材、11a、18a、20a、21a 火炎遮蔽部材
の戸閉方向の端面、16 熱膨張部材、17 戸本体の
戸閉方向の端面、21b 折り曲げ部(熱膨張拡張
部)、22 係止部材、23 ばね部材、24 熱可塑
性接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−178787(JP,A) 特開 昭59−80882(JP,A) 特開 平4−153190(JP,A) 特開 平4−286589(JP,A) 特開 平7−206345(JP,A) 特開 平11−130366(JP,A) 実開 平6−16515(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗場出入り口を開閉する少なくとも2つ
    の戸本体と、 上記少なくとも2つの戸本体のなかで戸当たり部を構成
    する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁部に、戸閉方向の
    端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端面と同一面位置と
    なるように該一方の戸本体の上下方向の全域に渡って取
    り付けられた火炎遮蔽部材と、 加熱によって熱膨張して上記火炎遮蔽部材を戸閉方向に
    押圧する熱膨張部材とを備え、 上記火炎遮蔽部材は、加熱によって熱膨張する上記熱膨
    張部材に押圧されて戸閉方向にスライド移動して上記一
    方の戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成
    する他方の戸本体側に延出し、上記戸本体の厚み方向に
    関して上記他方の戸本体に重るように構成されているこ
    とを特徴とするエレベータの乗場の戸。
  2. 【請求項2】 乗場出入り口を開閉する少なくとも2つ
    の戸本体と、 上記少なくとも2つの戸本体のなかで戸当たり部を構成
    する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁部に、戸閉方向の
    端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端面と同一面位置と
    なるように該一方の戸本体の上下方向の全域に渡って取
    り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、 上記火炎遮蔽部材は、形状記憶合金で作製され、変態温
    度以上に加熱されると平板状に復元して、上記戸本体の
    厚み方向に関して上記戸当たり部を構成する他方の戸本
    体に重るように構成されていることを特徴とするエレベ
    ータの乗場の戸。
  3. 【請求項3】 乗場出入り口を開閉する少なくとも2つ
    の戸本体と、 上記少なくとも2つの戸本体のなかで戸当たり部を構成
    する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁部に、戸閉方向の
    端面を該一方の戸本体の戸閉方向の端面と同一面位置と
    なるように該一方の戸本体の上下方向の全域に渡って取
    り付けられた火炎遮蔽部材とを備え、 上記火炎遮蔽部材は、線膨張係数が上記戸本体より大き
    な材料で作製され、加熱によって熱膨張して上記一方の
    戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構成する
    他方の戸本体側に延出し、上記戸本体の厚み方向に関し
    て上記他方の戸本体に重るように構成されていることを
    特徴とするエレベータの乗場の戸。
  4. 【請求項4】 上記火炎遮蔽部材は、熱膨張により拡張
    する屈曲形状に成形された熱膨張拡張部を有し、該熱膨
    張拡張部が加熱により拡張して該火炎遮蔽部材の戸閉方
    向の端部が上記他方の戸本体側に延出するようになって
    いることを特徴とする請求項3記載のエレベータの乗場
    の戸。
  5. 【請求項5】 乗場出入り口を開閉する少なくとも2つ
    の戸本体と、 上記少なくとも2つの戸本体のなかで戸当たり部を構成
    する一方の戸本体の戸閉方向の裏面縁部に、戸開閉方向
    にスライド自在に、かつ、該一方の戸本体の上下方向の
    全域に渡って取り付けられた火炎遮蔽部材と、 上記火炎遮蔽部材の戸開方向に所定間隙を持って上記一
    方の戸本体の裏面縁部に固定された固定部材と、 上記固定部材に熱可塑性接着剤により接着固定され、上
    記火炎遮蔽部材の戸閉方向の端面が上記一方の戸本体の
    戸閉方向の端面と同一面位置となる位置で該火炎遮蔽部
    材と係合して該火炎遮蔽部材の戸閉方向のスライド移動
    を阻止する係止部材と、 上記固定部材と上記火炎遮蔽部材との間に縮設されたば
    ね部材とを備え、 上記熱可塑性接着剤が、加熱されることにより、軟化し
    て上記ばね部材の蓄勢力により上記固定部材と上記係止
    部材との接着固定が解かれ、上記火炎遮蔽部材が上記ば
    ね部材の蓄勢力により戸閉方向にスライド移動して上記
    一方の戸本体の戸閉方向の端面から上記戸当たり部を構
    成する他方の戸本体側に延出し、上記他方の戸本体に戸
    本体の厚み方向に関して重なるように構成されているこ
    とを特徴とするエレベータの乗場の戸。
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