JP3471268B2 - 論理回路 - Google Patents
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Description
ら同時に読み出された複数の信号ビット等をシリアル化
して出力する論理回路に関し、特に、その動作制御に必
要な制御信号のタイミングマージンの拡大を図った論理
回路に関する。
レスに基づいて複数のメモリセルのアドレスを同時に指
定する方法がある。この方法は、入力されたアドレスに
基づいて次に選択されるアドレスが定められるバースト
レングスとよばれるメモリの仕様があり、このバースト
レングスにより可能となるものである。そして、同時に
指定された複数のアドレスに格納されているデータのう
ち複数のデータがシリアルにバースト出力されている。
また、カス(CAS)レーテンシ規格によって、アドレ
スが入力されてからデータビットの外部への出力が開始
されるまでの時間が規定されている。
ク図である。この従来の論理回路はメモリセルアレイか
ら同時にアドレス指定された4ビットの信号(バースト
レングス:4)をパラレルに入力しシリアルにバースト
出力する回路である。
メモリセルアレイに接続された4本の入力ビット線BL
1乃至BL4が設けられている。入力ビット線BL1に
は、ラッチ回路L1及びL5が接続され、入力ビット線
BL2には、ラッチ回路L2及びL6が接続され、入力
ビット線BL3には、ラッチ回路L3及びL7が接続さ
れ、入力ビット線BL4には、ラッチ回路L4及びL8
が接続されている。ラッチ回路L1乃至L4から第1の
ラッチ回路群が構成され、ラッチ回路L5乃至L8から
第2のラッチ回路群が構成されている。
の共通接続点との間には、夫々スイッチSW1及びSW
5が設けられている。スイッチSW1及びSW5は夫々
制御信号t1及びt2により制御される。また、ラッチ回
路L3及びL7の入力端とこれらの共通接続点との間に
は、夫々スイッチSW3及びSW7が設けられている。
スイッチSW3及びSW7は夫々制御信号t1及びt2に
より制御される。
これらの共通接続点との間には、夫々スイッチSW2及
びSW6が設けられている。スイッチSW2及びSW6
は夫々制御信号t1及びt2により制御される。また、ラ
ッチ回路L4及びL8の入力端とこれらの共通接続点と
の間には、夫々スイッチSW4及びSW8が設けられて
いる。スイッチSW4及びSW8は夫々制御信号t1及
びt2により制御される。
N1に共通接続されており、ノードN1とラッチ回路L
1乃至L8の出力端との間に夫々スイッチSW11乃至
SW18が設けられている。スイッチSW11乃至SW
18は夫々制御信号tA乃至tHにより制御される。
01が設けられている。出力回路101内には、ノード
N1に一端が接続されたスイッチSW21が設けられて
いる。スイッチSW21は制御信号tzにより制御され
る。そして、スイッチSW21の他端が出力端子OUT
に接続されている。
回路の動作について説明する。図8は従来の論理回路の
動作を示すタイミングチャートである。
同期して動作する。外部クロックCLKの1周期は、例
えば10n秒である。また、CASレーテンシ(CL)
は2であり、アドレスがメモリセルアレイに入力されて
から2クロック後にそのアドレスに格納されているデー
タビットが出力される。
出されると、4ビットのデータがパラレルに入力ビット
線BL1乃至BL4を伝播する。これらのデータを
D1、D2、D3及びD4とする。その後、順次読み出され
るデータをD5、D6、D7、D8…とする。その後、制御
信号t1が立ち上がりスイッチSW1乃至SW4がオン
状態となる。この結果、第1のラッチ回路群を構成する
ラッチ回路L1乃至L4に夫々データD1乃至D4がラッ
チされる。
t1が交互に立ち上がり、データD5乃至D8が夫々第2
のラッチ回路群を構成するラッチ回路L5乃至L8にラ
ッチされ、データD9乃至D12が夫々ラッチ回路L1乃
至L4にラッチされ、メモリセルアレイから読み出され
たデータは4ビットずつ異なるラッチ回路群に交互にラ
ッチされる。
は、制御信号tA、tB、tC、tD、tE、tF、tG及び
tHが外部クロックCLKの1/4クロック毎に順次立
ち上がる。また、制御信号tzは全ての制御信号tA乃至
tHと同じタイミングで立ち上がる。なお、制御信号tA
はデータD9がラッチされるタイミングより1クロック
以上前に立ち上がる。これよりも遅いタイミングで制御
信号tAが立ち上がった場合、データD9乃至D12がラッ
チされるタイミングにおいて少なくともデータD4が出
力されていないため、このデータが破壊されてしまう。
時に読み出された4ビットのデータがシリアル化されて
出力される。
従来の論理回路においては、制御信号tzが全ての制御
信号tA乃至tHと同じタイミングで立ち上がっているた
め、その1周期の長さは、図8に示すように、外部クロ
ックCLKの1周期の長さの1/4倍となる。外部クロ
ックCLKの1周期の長さが10n秒である場合、制御
信号tzの1周期の長さは2.5n秒と極めて短いもの
となり、デューティー比を50%とすると、その立ち上
げ及び立ち下げの制御は1.25n秒毎に行う必要があ
る。従って、そのタイミングマージンは極めて狭く、そ
の制御が困難であるという問題点がある。また、制御信
号tA乃至tHに関しては、制御信号tzほどではないに
しても、2.5n秒毎に立ち上げ及び立ち下げの制御を
行う必要があるため、そのタイミングマージンも狭い。
に読み出しシリアル化して出力するためには、これらの
データをラッチするラッチ回路が少なくとも同時に読み
出されるデータビット数と同数必要とされる。しかし、
CASレーテンシ規格によってデータビットの出力が遅
らせられたり、データの保持期間を長く設定することが
できないような場合に、ラッチ回路から全てのデータが
出力される前に次の新たなデータがメモリセルアレイか
ら到達すると、既にラッチされているデータが破壊され
てしまう。これを防止するためにラッチ回路の数を増や
すことも可能であるが、バーストレングスが長くなるほ
ど、また、動作が高速になるほど、メモリセルアレイか
らの同時読み出し数を増加する必要があるため、それに
伴うラッチ数の増加は極めて大きなものとなり、省面積
化及び低コスト化等の観点から好ましいものではない。
このため、新たなデータがメモリセルアレイから到達す
る前に、ラッチされている全てのデータを高速に動作す
る制御信号tzを使用して出力する必要がある。しかし
ながら、前述のように、制御信号tzのタイミングマー
ジンは極めて狭く、その立ち上げ及び立ち下げの制御が
困難であるという問題点がある。
のであって、高速動作下においても制御信号に広いタイ
ミングマージンを確保することができ、動作精度を向上
させることができる論理回路を提供することを目的とす
る。
は、偶数本の入力ビット線と、前記偶数本の入力ビット
線を夫々伝播する複数の信号ビットを第1のタイミング
で同時にラッチする複数個のラッチ回路からなる第1の
ラッチ回路群と、前記偶数本の入力ビット線を夫々伝播
する複数の信号ビットを第2のタイミングで同時にラッ
チする複数個のラッチ回路からなる第2のラッチ回路群
と、前記偶数本の入力ビット線のうち半分の入力ビット
線を伝播する信号をラッチする複数個の前記ラッチ回路
の出力端がワイアドオアされた第1のノードと、前記偶
数本の入力ビット線のうち残りの半分の入力ビット線を
伝播する信号をラッチする複数個の前記ラッチ回路の出
力端がワイアドオアされた第2のノードと、前記第1及
び第2のノードがワイアドオアされた第3のノードと、
次の信号ビットをラッチする前までに前記第1及び第2
のラッチ回路群に対し一方のラッチ回路群にラッチされ
ている信号ビットを前記第1のノードへ順次出力した後
に他方のラッチ回路群にラッチされている信号ビットを
前記第2のノードへ順次出力させる第1の制御手段と、
前記第1及び第2のノードに順次出力された信号ビット
を、前記両ノードから交互に前記第3のノードへ出力す
る第2の制御手段と、を有することを特徴とする。
力端が第1及び第2のノードに半分ずつ接続され、第2
の制御手段により第1及び第2のノードに順次出力され
た信号ビットが両ノードから交互に第3のノードへ出力
されるので、複数のラッチ回路にラッチされた信号ビッ
トが第3のノードからシリアル化されて出力される。こ
のとき、第2の制御手段は第1及び第2のノードと第3
のノードとの導通を交互に切替えればよいので、そのた
めの制御信号を信号ビット出力の度に立ち上げる必要は
ない。このため、制御信号のタイミングマージンを広く
確保することができる。
の入力ビット線のうち半分の入力ビット線を伝播する信
号をラッチする複数個の前記ラッチ回路の出力端と前記
第1のノードとの間に夫々設けられた複数の第1の切替
手段と、前記偶数本の入力ビット線のうち残りの半分の
入力ビット線を伝播する信号をラッチする複数個の前記
ラッチ回路の出力端と前記第2のノードとの間に夫々設
けられた複数の第2の切替手段と、を有することができ
る。
ノードと前記第3のノードとの間の導通/非導通と前記
第2のノードと前記第3のノードとの間の導通/非導通
とを排他的に制御するものであってもよい。この場合、
前記第2の制御手段は、周期的に変化するパルス信号の
立ち上がり及び立ち下がりの両エッジによって前記導通
/非導通を制御するものであってもよい。
信号ビットが複数ビット同時に読み出されるメモリセル
アレイとの間に設けられ、その入力先の入力ビット線を
前記メモリセルアレイにおけるアドレスに関連づけて選
択するマルチプレクサに接続されていてもよい。
回路について、添付の図面を参照して具体的に説明す
る。第1の実施例はメモリセルアレイから同時にアドレ
ス指定された2ビットの信号ビット(バーストレング
ス:2)をパラレルに入力しシリアルにバースト出力す
る回路である。図1は本発明の第1の実施例に係る論理
回路の構成を示すブロック図である。
モリセルアレイに接続された2本の入力ビット線BL1
及びBL2が設けられている。入力ビット線BL1に
は、ラッチ回路L1及びL3が接続され、入力ビット線
BL2には、ラッチ回路L2及びL4が接続されてい
る。ラッチ回路L1及びL2から第1のラッチ回路群が
構成され、ラッチ回路L3及びL4から第2のラッチ回
路群が構成されている。各ラッチ回路は、例えば一方の
出力が他方の入力に、他方の出力が一方の入力に接続さ
れた2個のインバータから構成されているが、このよう
な構成に限定されるものではない。
の共通接続点との間には、夫々スイッチSW1及びSW
3が設けられている。スイッチSW1及びSW3は夫々
制御信号t1及びt2により制御される。また、ラッチ回
路L1及びL3の出力端は第1のノードN1にワイヤド
オアされており、ノードN1とラッチ回路L1及びL3
の出力端との間に夫々スイッチSW11及びSW13が
設けられている。スイッチSW11及びSW13は夫々
制御信号tA及びtCにより制御される。
これらの共通接続点との間には、夫々スイッチSW2及
びSW4が設けられている。スイッチSW2及びSW4
は夫々制御信号t1及びt2により制御される。また、ラ
ッチ回路L2及びL4の出力端は第2のノードN2にワ
イヤドオアされており、ノードN2とラッチ回路L2及
びL4の出力端との間に夫々スイッチSW12及びSW
14が設けられている。スイッチSW12及びSW14
は夫々制御信号tB及びtDにより制御される。制御信号
t1及びt2の周期は外部クロックCLKの2クロック分
に相当する。
力回路1が設けられている。出力回路1でノードN1及
びN2は第3のノードN3にワイヤドオアされており、
このノードN3とノードN1及びN2との間に夫々スイ
ッチSW21及びSW22が設けられている。スイッチ
SW21及びSW22は夫々制御信号tx及びtyにより
制御される。そして、ノードN3が出力端子OUTに接
続されている。制御信号tx及びtyの1周期の長さは外
部クロックCLKの1クロック分に相当する。従って、
1クロックが10n秒の場合、制御信号tx及びtyの1
周期の長さも10n秒となる。このため、制御信号tx
及びtyのデューティー比を50%とすると、5n秒毎
に立ち上げ及び立ち下げを制御すればよい。
ランジスタから構成されている。
例の動作について説明する。図2は本発明の第1の実施
例に係る論理回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。
CLKに同期して動作する。外部クロックCLKの1周
期は、例えば10n秒である。また、CASレーテンシ
(CL)は、例えば2であり、アドレスがメモリセルア
レイに入力されてから2クロック後にそのアドレスに格
納されているデータビットが出力される。
メモリセルアレイから読み出されると、2ビットのデー
タがパラレルに入力ビット線BL1及びBL2を伝播す
る。これらのデータをD1及びD2とする。その後、順次
読み出されるデータをD3、D4、D5、D6…とする。そ
の後、制御信号t1が立ち上がりスイッチSW1及びS
W2がオン状態となる。この結果、第1のラッチ回路群
を構成するラッチ回路L1及びL2に夫々データD1及
びD2がラッチされる。
t1が交互に立ち上がり、データD3及びD4が夫々第2
のラッチ回路群を構成するラッチ回路L3及びL4にラ
ッチされ、データD5及びD6が夫々ラッチ回路L1及び
L2にラッチされ、2ビットずつ異なるラッチ回路群に
交互にラッチされる。
は、制御信号tA、tB、tC及びtDが外部クロックCL
Kの半クロック毎に順次立ち上がる。また、制御信号t
xは制御信号tA及びtCと同じタイミングで立ち上が
り、制御信号tyは制御信号tB及びtDと同じタイミン
グで立ち上がる。
1における制御信号tx及びtyの1周期の長さを外部ク
ロックCLKの1クロック分に相当させても、パラレル
に入力された2ビットのデータを順次シリアルに出力す
ることができる。従って、制御信号tx及びtyの立ち上
げ及び立ち下げの制御が容易になり、広いマージンを確
保することができる。例えば、1クロックが10n秒で
あれば、制御信号tx及びtyの立ち上げ及び立ち下げの
制御を5n秒毎とすることができる。
tA、tB、tC及びtDがハイとなっている期間が半クロ
ック分となっているが、この期間を1クロック分として
それらのデューティー比を50%としてもよい。これ
は、例えば制御信号tA及びtBの両信号がハイとなって
いても、制御信号tx及びtyが排他的に切替わるので、
ラッチ回路L1及びL2の出力端が同時に出力端子OU
Tまで導通することはないためである。このように制御
信号tA、tB、tC及びtDのデューティー比を50%と
することにより、これらの立ち上げ及び立ち下げのマー
ジンがより広くなる。例えば、1クロックが10n秒で
あれば、制御信号tA、tB、tC及びtDの立ち上げ及び
立ち下げの制御を10n秒毎とすることができる。
回路L1乃至L4にラッチされている期間が約2クロッ
クに設定され、ラッチ回路が4個設けられているが、デ
ータがラッチされている期間がより長く設定された場合
には、より多くのラッチ回路が必要になる。これは、既
にラッチされているデータが出力されていない状態で、
次のデータが入力されると、データがその衝突により破
壊されるためである。
別個の信号とされているが、これらを1つの信号から生
成されるものとしてもよい。図3は出力回路の変形例を
示す回路図である。変形例の出力回路2には、インバー
タIV1が設けられており、スイッチSW21が制御信
号txと同様に変化する制御信号tx1により制御され、
スイッチSW22は制御信号tx1をインバータIV1が
反転して生成された制御信号により制御される。このよ
うに構成された出力回路2を使用しても、前述の実施例
と同様の動作が行われる。
の間には、読み出されたデータを入力ビット線BL1及
びBL2のどちらに乗せるかを選択するマルチプレクサ
が設けられている。このマルチプレクサは、後述の表1
乃至3に示すようなシーケンシャル読み出しとインタリ
ーヴ読み出しの切替えに用いられる。図4はマルチプレ
クサの例を示す回路図である。入力ビット線BL1及び
BL2にメモリの2本の出力ビット線BL11及びBL
12が夫々スイッチSW31及びSW32を介して接続
されている。出力ビット線BL11及びBL12はスイ
ッチSW31及びSW32の手前で分岐しており、その
先は夫々入力ビット線BL2及びBL1に接続されてい
る。即ち、これらの分岐した信号線は交差している。そ
して、出力ビット線BL11及びBL12から分岐した
2本の信号線には夫々スイッチSW33及びSW34が
設けられている。スイッチSW31乃至SW34は、例
えばトランスファを形成するトランジスタである。スイ
ッチSW31及びSW32は最初に指定されたアドレス
のLSB(Least Significant Bit)を含む下位ビット
に相当する制御信号Yにより制御される。一方、スイッ
チSW33及びSW34は制御信号YをインバータIV
2により反転した制御信号により制御される。
いては、同時に読み出される2ビットのうち最初に指定
されたアドレスのLSBを含む下位ビットに基づいて、
スイッチSW31及びSW32の組又はスイッチSW3
3及びSW34の組のみがオン状態となる。このため、
出力ビット線BL11及びBL12を伝播する信号が、
そのまま夫々入力ビット線BL1及びBL2に乗るの
か、又は入れ替わって夫々入力ビット線BL2及びBL
1に乗るのかが選択される。即ち、このマルチプレクサ
により、読み出されたデータがラッチ回路L1及びL3
の組又はラッチ回路L2及びL4の組のどちらにラッチ
されるのかが選択される。
する。第2の実施例はメモリセルアレイから同時にアド
レス指定された4ビットの信号ビット(バーストレング
ス:4)をパラレルに入力しシリアルにバースト出力す
る回路である。図5は本発明の第2の実施例に係る論理
回路の構成を示すブロック図である。
モリセルアレイに接続された4本の入力ビット線BL1
乃至BL4が設けられている。入力ビット線BL1に
は、ラッチ回路L1及びL5が接続され、入力ビット線
BL2には、ラッチ回路L2及びL6が接続され、入力
ビット線BL3には、ラッチ回路L3及びL7が接続さ
れ、入力ビット線BL4には、ラッチ回路L4及びL8
が接続されている。ラッチ回路L1乃至L4から第1の
ラッチ回路群が構成され、ラッチ回路L5乃至L8から
第2のラッチ回路群が構成されている。
の共通接続点との間には、夫々スイッチSW1及びSW
5が設けられている。スイッチSW1及びSW5は夫々
制御信号t1及びt2により制御される。また、ラッチ回
路L3及びL7の入力端とこれらの共通接続点との間に
は、夫々スイッチSW3及びSW7が設けられている。
スイッチSW3及びSW7は夫々制御信号t1及びt2に
より制御される。更に、ラッチ回路L1、L3、L5及
びL7の出力端は第1のノードN1にワイヤドオアされ
ており、ノードN1とラッチ回路L1、L3、L5及び
L7の出力端との間に夫々スイッチSW11、SW1
3、SW15及びSW17が設けられている。スイッチ
SW11、SW13、SW15及びSW17は夫々制御
信号tA、tC、tE及びtGにより制御される。
これらの共通接続点との間には、夫々スイッチSW2及
びSW6が設けられている。スイッチSW2及びSW6
は夫々制御信号t1及びt2により制御される。また、ラ
ッチ回路L4及びL8の入力端とこれらの共通接続点と
の間には、夫々スイッチSW4及びSW8が設けられて
いる。スイッチSW4及びSW8は夫々制御信号t1及
びt2により制御される。更に、ラッチ回路L2、L
4、L6及びL8の出力端は第2のノードN2にワイヤ
ドオアされており、ノードN2とラッチ回路L2、L
4、L6及びL8の出力端との間に夫々スイッチSW1
2、SW14、SW16及びSW18が設けられてい
る。スイッチSW12、SW14、SW16及びSW1
8は夫々制御信号tB、tD、tF及びtHにより制御され
る。
及びN2が接続された出力回路1が設けられている。出
力回路1でノードN1及びN2は第3のノードN3にワ
イヤドオアされており、このノードN3とノードN1及
びN2との間に夫々スイッチSW21及びSW22が設
けられている。スイッチSW21及びSW22は夫々制
御信号tx及びtyにより制御される。そして、ノードN
3が出力端子OUTに接続されている。
ランジスタから構成されている。
例の動作について説明する。図6は本発明の第2の実施
例に係る論理回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。
CLKに同期して動作する。外部クロックCLKの1周
期は、例えば10n秒である。また、CASレーテンシ
(CL)は、例えば2であり、アドレスがメモリセルア
レイに入力されてから2クロック後にそのアドレスに格
納されているデータビットが出力される。
メモリセルアレイから読み出されると、4ビットのデー
タがパラレルに入力ビット線BL1乃至BL4を伝播す
る。これらのデータをD1、D2、D3及びD4とする。そ
の後、順次読み出されるデータをD5、D6、D7、D8…
とする。その後、制御信号t1が立ち上がりスイッチS
W1乃至SW4がオン状態となる。この結果、第1のラ
ッチ回路群を構成するラッチ回路L1乃至L4に夫々デ
ータD1乃至D4がラッチされる。
t1が交互に立ち上がり、データD5乃至D8が夫々第2
のラッチ回路群を構成するラッチ回路L5乃至L8にラ
ッチされ、データD9及びD12が夫々ラッチ回路L1乃
至L4にラッチされ、メモリから読み出されたデータは
4ビットずつ異なるラッチ回路群に交互にラッチされ
る。
は、制御信号tA、tB、tC、tD、tE、tF、tG及び
tHが外部クロックCLKの1/4クロック毎に順次立
ち上がる。また、制御信号txは制御信号tA、tC、tE
及びtGと同じタイミングで立ち上がり、制御信号tyは
制御信号tB、tD、tF及びtHと同じタイミングで立ち
上がる。なお、制御信号tAはデータD9がラッチされる
タイミングより1クロック以上前に立ち上がる。これよ
りも遅いタイミングで制御信号tAが立ち上がった場
合、データD9乃至D12がラッチされるタイミングにお
いて少なくともデータD4が出力されていないため、こ
のデータが破壊されてしまう。
1における制御信号tx及びtyの1周期の長さを外部ク
ロックCLKの半クロック分に相当させても、パラレル
に入力された4ビットのデータを順次シリアルに出力す
ることができる。従って、制御信号tx及びtyの立ち上
げ及び立ち下げの制御が容易になり、広いマージンを確
保することができる。例えば、1クロックが10n秒で
あれば、立ち上げ及び立ち下げの制御を2.5n秒毎と
することができる。
乃至tHがハイとなっている期間が1/4クロック分と
なっているが、この期間を1/2クロック分としてそれ
らのデューティー比を50%としてもよい。これは、例
えば制御信号tA及びtBの両信号がハイとなっていて
も、制御信号tx及びtyが排他的に切替わるので、ラッ
チ回路L1及びL2の出力端が同時に出力端子OUTま
で導通することはないためである。このように制御信号
tA乃至tHのデューティー比を50%とすることによ
り、これらの立ち上げ及び立ち下げのマージンがより広
くなる。例えば、1クロックが10n秒であれば、立ち
上げ及び立ち下げの制御を5n秒毎とすることができ
る。
ラッチ回路L1乃至L8にラッチされている期間が約2
クロックに設定され、ラッチ回路が8個設けられている
が、データがラッチされている期間がより長く設定され
た場合には、第1の実施例と同様に、より多くのラッチ
回路が必要になる。
別個の信号とされているが、これらを1つの信号から生
成されるものとしてもよい。また、メモリと第2の実施
例の論理回路との間には、読み出されたデータを入力ビ
ット線BL1乃至BL4のいずれに乗せるかを選択する
マルチプレクサが設けられている。
に読み出された2ビット及び4ビットのデータをシリア
ル化して出力するものであるが、本発明は、同時に読み
出された8ビット、16ビット、…のデータをシリアル
化して出力するものに適用することもできる。
ラッチ回路が2つのラッチ回路群に分けられているが、
4つのラッチ回路群等に分けられていてもよい。外部ク
ロックの周波数が高くなった場合に、出力回路の構成が
複雑になるものの、各制御信号のマージンの確保という
点で有効である。
ラッチ回路の出力端に接続されたスイッチの制御信号と
出力回路における制御信号とが同期しているものとして
説明しているが、実際には少なからず信号の伝播に遅延
が生じるので、出力回路における制御信号を遅延を考慮
して設計することが望ましい。
ケンシャル読み出しとよばれるもの及びインタリーヴ読
み出しとよばれるものがある。下記表1乃至表3に各読
み出し方法における読み出し順を示す。なお、表1乃至
表3において、開始アドレスは2進法で示し、読み出し
順は10進法で示す。
も適用可能である。
第2の制御手段は第1及び第2のノードと第3のノード
との導通を交互に切替えればよいので、そのための制御
信号を信号ビット出力の度に立ち上げる必要はなく、制
御信号のタイミングマージンを広く確保することができ
る。また、第1のノードに出力端が接続された1個のラ
ッチ回路と第2のノードに出力端が接続された1個のラ
ッチ回路とが同時に各ノードに対して導通となったとし
ても、第2の制御手段により両ラッチ回路にラッチされ
たデータが第3のノードから出力されることはないの
で、第1の制御手段においても、制御信号のタイミング
マージンを広く確保することができる。
示すブロック図である。
示すタイミングチャートである。
示すブロック図である。
示すタイミングチャートである。
る。
トである。
ッチ回路 t1、t2、tA、tB、tC、tD、tE、tF、tG、tH、
tx、ty、tx1、tz:制御信号
Claims (5)
- 【請求項1】 偶数本の入力ビット線と、前記偶数本の
入力ビット線を夫々伝播する複数の信号ビットを第1の
タイミングで同時にラッチする複数個のラッチ回路から
なる第1のラッチ回路群と、前記偶数本の入力ビット線
を夫々伝播する複数の信号ビットを第2のタイミングで
同時にラッチする複数個のラッチ回路からなる第2のラ
ッチ回路群と、前記偶数本の入力ビット線のうち半分の
入力ビット線を伝播する信号をラッチする複数個の前記
ラッチ回路の出力端がワイアドオアされた第1のノード
と、前記偶数本の入力ビット線のうち残りの半分の入力
ビット線を伝播する信号をラッチする複数個の前記ラッ
チ回路の出力端がワイアドオアされた第2のノードと、
前記第1及び第2のノードがワイアドオアされた第3の
ノードと、次の信号ビットをラッチする前までに前記第
1及び第2のラッチ回路群に対し一方のラッチ回路群に
ラッチされている信号ビットを前記第1のノードへ順次
出力した後に他方のラッチ回路群にラッチされている信
号ビットを前記第2のノードへ順次出力させる第1の制
御手段と、前記第1及び第2のノードに順次出力された
信号ビットを、前記両ノードから交互に前記第3のノー
ドへ出力する第2の制御手段と、を有することを特徴と
する論理回路。 - 【請求項2】 前記第1の制御手段は、前記偶数本の入
力ビット線のうち半分の入力ビット線を伝播する信号を
ラッチする複数個の前記ラッチ回路の出力端と前記第1
のノードとの間に夫々設けられた複数の第1の切替手段
と、前記偶数本の入力ビット線のうち残りの半分の入力
ビット線を伝播する信号をラッチする複数個の前記ラッ
チ回路の出力端と前記第2のノードとの間に夫々設けら
れた複数の第2の切替手段と、を有することを特徴とす
る請求項1に記載の論理回路。 - 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記第1のノー
ドと前記第3のノードとの間の導通/非導通と前記第2
のノードと前記第3のノードとの間の導通/非導通とを
排他的に制御するものであることを特徴とする請求項1
又は2に記載の論理回路。 - 【請求項4】 前記第2の制御手段は、周期的に変化す
るパルス信号の立ち上がり及び立ち下がりの両エッジに
よって前記導通/非導通を制御するものであることを特
徴とする請求項3に記載の論理回路。 - 【請求項5】 前記偶数本の入力ビット線は、前記信号
ビットが複数ビット同時に読み出されるメモリセルアレ
イとの間に設けられ、その入力先の入力ビット線を前記
メモリセルアレイにおけるアドレスに関連づけて選択す
るマルチプレクサに接続されていることを特徴とする請
求項1乃至4のいずれか1項に記載の論理回路。
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