JP3471030B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3471030B2
JP3471030B2 JP20536891A JP20536891A JP3471030B2 JP 3471030 B2 JP3471030 B2 JP 3471030B2 JP 20536891 A JP20536891 A JP 20536891A JP 20536891 A JP20536891 A JP 20536891A JP 3471030 B2 JP3471030 B2 JP 3471030B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカードなど
によって玉貸しの清算を行なうパチンコ機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のパチンコ機として、パチ
ンコ機の本体内に内蔵されて制御信号の授受に応じて必
要数の遊技球を送り出す遊技球送り出し装置と、当該パ
チンコ機の本体側部に配設されてプリペイドカードの読
み書きを行なうとともに貸玉ボタンの操作に応じて上記
遊技球送り出し装置と制御信号を授受して遊技球の送り
出しを指示するカード処理装置とを備えたものが知られ
ている。 【0003】かかる構成において、遊技者がカード処理
装置にプリペイドカードを挿入して貸玉ボタンを操作す
ると、カード処理装置はプリペイドカードで清算可能な
範囲で上記遊技球送り出し装置に遊技球の送り出しを指
示する制御信号を出力する。すると、遊技球送り出し装
置は同制御信号により指示された玉数だけパチンコ機の
上皿に遊技球を送り出す。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパチン
コ機においては、遊技球送り出し装置とカード処理装置
とが互いに相手方装置と制御信号の授受を行なうことに
より動作していたため、いずれか一方のみが故障した場
合に正常な制御信号の授受ができなくなり、所定の動作
を行なうことができなくなるとともに、いずれが故障し
たのかも不明となってしまうという課題があった。 【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、故障の発生時に故障した機器を明確にして対応
の敏速化に貢献せしめることが可能なパチンコ機の提供
を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、玉貸可能信号を出力する
遊技球送り出し手段と玉貸要求信号を出力するカード処
理手段とを有し、同遊技球送り出し手段にて同カード処
理手段が出力する玉貸要求信号を受信し、適宜玉貸可能
信号の信号状態を制御しつつ同玉貸要求信号に応じて所
定数の遊技球を送り出すとともに、同カード処理手段に
て同遊技球送り出し手段が出力する玉貸可能信号を受信
し、適宜玉貸要求信号の信号状態を制御しつつカード状
記録媒体を読み書きして精算を行なうパチンコ機におい
て、上記遊技球送り出し手段は、上記カード処理手段か
ら受信する玉貸要求信号の信号状態に基づいて同カード
処理手段の異常を検出する第1異常検出手段と、上記第
1異常検出手段にて異常が検出された場合、同カード処
理手段の異常状態を視認可能に表示する第1異常表示手
段とを備えるとともに、上記カード処理手段は、上記遊
技球送り出し手段から受信する玉貸可能信号の信号状態
に基づいて同遊技球送り出し手段の異常を検出する第2
異常検出手段と、上記第2異常検出手段にて異常が検出
された場合、同遊技球送り出し手段の異常状態を視認可
能に表示する第2異常表示手段とを備える構成としてあ
る。 【0007】 【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、操作スイッチの操作に応じてカード処理手段
と遊技球送り出し手段とが制御信号(玉貸可能信号およ
び玉貸要求信号)の授受を行なって遊技球を送り出す
が、このときに第1異常検出手段は、この制御信号の授
受における態様に基づいてカード処理手段の異常を検出
しており、異常が生じたときには第1異常表示手段にて
異常状態を視認可能に表示を行なう。そして、同様に、
第2異常検出手段は、制御信号の授受における態様に基
づいて遊技球送り出し手段の異常を検出しており、異常
が生じたときには第2異常表示手段にて異常状態を視認
可能に表示を行なう。 【0008】すなわち、遊技球送り出し手段とカード処
理手段とは相互に所定の制御信号(玉貸可能信号および
玉貸要求信号)の授受を行っているので、第1異常検出
手段あるいは第2異常検出手段は、この制御信号の授受
の態様を判断して、相互に異常を検出し、異常が発生し
たときには第1異常表示手段あるいは第2異常表示手段
にて視認可能に異常状態の表示を行う。これにより、遊
技球送り出し手段にて異常が発生すれば、カード処理手
段の第2異常検出手段にて異常を検出し、第2異常表示
手段にて表示するし、カード処理手段にて異常が発生す
れば、遊技球送り出し手段の第1異常検出手段にて異常
を検出し、第1異常表示手段にて表示する。従って、一
方の手段において異常が発生した場合に、他方の手段に
て明確にその異常を視認することができる。 【0009】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、共同して
遊技球の送り出しを行なう遊技球送り出し手段とカード
処理手段という二つの手段において、第1異常検出手段
あるいは第2異常検出手段にて相手側の異常の有無を検
出し、第1異常表示手段あるいは第2異常表示手段にて
表示することにより、異常が生じたときに、異常が発生
した手段を即時に判断することができるため、修理など
を敏速に行なうことができ、復旧の敏速化を向上せしめ
ることが可能なパチンコ機を提供することができる。 【0010】 【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例にかかるパチンコ機の
ブロック図、図2はパチンコ機の外観を示す斜視図、図
3はパチンコ機の背面図である。 【0011】図において、パチンコ機10は、プイペイ
ドカードの読み書きなどを制御するカード処理ユニット
(カード処理手段)20と、所定数だけ遊技球を送り出
す玉送り出しユニット(遊技球送り出し手段)30とを
備えている。 【0012】カード処理ユニット20は、パチンコ機1
0の側面に並設された幅狭の筺体内に組み込まれ、当該
筺体の前面にプリペイドカードの挿入されるスリット2
1aを有するカード読み書き部21と、パチンコ機10
の上皿に組み込まれてプリペイドカードの残高を表示す
る表示部22と、この表示部22の近傍に配設されて玉
貸しと返却とを指示する操作部23と、内蔵するマイコ
ン24aによってこれらのカード読み書き部21と表示
部22と操作部23とを制御することによりプリペイド
カードによる玉貸しの清算を行なったり残高を表示せし
めたりするカード制御部24とを備えている。 【0013】ここで、表示部22は三桁のデジタル表示
器22aを備えて百円単位でプリペイドカードの残高を
表示し、操作部23は貸玉ボタン(操作スイッチ)23
aと返却ボタン23bとを備えてそれぞれを押下するこ
とにより玉貸しと返却の指示とを行なう。 【0014】また、当該カード処理ユニット20は、上
記カード制御部24による制御のもとで自機の故障や玉
送り出しユニット30の故障の表示を行なうカード機側
故障表示器25と、同じくカード制御部24による制御
のもとでフォトカプラ40を介して玉送り出しユニット
30と制御信号の授受を行なうカード機側通信部26と
を備えている。同カード機側故障表示器25は自機の故
障の表示を行なう第一のLED25aと玉送り出しユニ
ット30の故障の表示を行なう第二のLED25bとを
備えており、カード制御部24が図4に示す玉貸し処理
の実行して故障を検出したときにそれぞれを点滅せしめ
る。 【0015】なお、上記カード制御部24とカード機側
故障表示器25とカード機側通信部26とによりカード
処理ユニット側の異常検出表示手段を構成している。 【0016】一方、玉送り出しユニット30は、フォト
カプラ40を介してカード処理ユニット20との制御信
号の授受を行なう玉送り出し機側通信部31と、制御信
号に応じた所定数の遊技球を上皿に送り出す玉送り出し
機構32と、内蔵するマイコン33aにより上記玉送り
出し機側通信部31を制御して上記カード処理ユニット
20との通信を行なうとともに上記玉送り出し機構32
による遊技球の送り出しを制御する玉送り出し制御部3
3とを備えている。 【0017】また、当該玉送り出しユニット30は、上
記玉送り出し制御部33による制御のもとで自機の故障
やカード処理ユニット20の故障の表示を行なう玉送り
出し機側故障表示器34を備えており、玉送り出し機側
故障表示器34は自機の故障の表示を行なう第三のLE
D34aとカード処理ユニット20の故障の表示を行な
う第四のLED34bとを備えており、玉送り出し制御
部33が図5に示す玉送り出し処理の実行して故障を検
出したときにそれぞれを点滅せしめる。 【0018】従って、この場合においては、上記玉送り
出し機側通信部31と玉送り出し制御部33と玉送り出
し機側故障表示器34とにより玉送り出しユニット側の
異常検出表示手段を構成している。 【0019】なお、カード処理ユニット20と玉送り出
しユニット30とを接続するフォトカプラ40は、カー
ド機側通信部26と玉送り出し機側通信部31との間で
玉貸要求信号と玉貸可能信号とを授受するための二回線
を備えている。 【0020】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。電源が投入されると、カード処理ユニット2
0と玉送り出しユニット30とにおいてそれぞれのカー
ド制御部24と玉送り出し制御部33のマイコン24
a,33aが図4及び図5に示す制御処理の実行を開始
する。 【0021】カード処理ユニット20においては、マイ
コン24aは図4に示すステップ100にて玉貸要求信
号をハイレベルとすることにより玉貸非要求の状態を表
し、ステップ110にて自機に故障が生じていないかを
診断する。 【0022】いま、カード処理ユニット20と玉送り出
しユニット30のいずれにおいても故障が生じていない
とすると、マイコン24aはステップ110にて自機に
故障が生じていないと判断し、ステップ130にて貸玉
ボタン23aが操作されていないか判断する。電源を投
入した直後においては遊技中ではないのが普通であるか
ら、マイコン24aは同貸玉ボタン23aが操作されて
いないと判断して再度ステップ110に戻り、以上の判
断を繰り返す。 【0023】一方、玉送り出しユニット30において
は、マイコン33aは図5に示すステップ200にて玉
貸可能信号をハイレベルとすることにより玉貸可能状態
を表し、ステップ210にて自機に故障が生じていない
か判断する。しかし、いまは自機に故障が生じていない
のでマイコン33aはステップ230にて玉貸要求があ
るか否かを判断する。上述したように、カード処理ユニ
ット20においては玉貸非要求状態となっているので、
マイコン33aは玉貸要求がないと判断してステップ2
10に戻り、以上のループを繰り返して待機する。 【0024】このような待機中に、遊技者が遊技を開始
するためにプリペイドカードをカード読み書き部21の
スリット21aに挿入すると、マイコン24aは図示し
ない割り込み処理を実行してカード読み書き部21にて
同プリペイドカードの残高を読み取り、表示部22に表
示せしめる。 【0025】遊技者は表示された残高を見て貸玉ボタン
23aを押下すると、マイコン24aはステップ130
にて貸玉ボタン23aが操作されたと判断し、ステップ
140にて玉貸可能信号の状態を検出して玉貸可能であ
るか否かを判断する。 【0026】玉送り出しユニット30においてはステッ
プ200にて玉貸可能状態としているので、マイコン2
4aはステップ140にて玉貸可能であると判断し、ス
テップ170にて玉貸要求信号をローレベルとして玉貸
要求状態を表す。 【0027】玉貸要求信号がローレベルとなると、玉送
り出しユニット30のマイコン33aはステップ230
にて玉貸要求があったものと判断し、ステップ240に
て玉貸可能信号をローレベルとすることにより玉貸不可
能状態を表した後、ステップ250にて玉送り出し機構
32を制御して遊技球を送り出す。 【0028】マイコン33aは玉送り出し機構32に対
して遊技球の送り出しを指示した後、ステップ260に
て同玉送り出し機構32から送り出しが終了した通知を
待ち続けており、終了の通知があるとステップ270に
て玉貸可能信号をハイレベルに戻して玉貸可能状態を表
す。 【0029】上述したように、玉貸要求を表すと玉送り
出しユニット30の側が玉貸不可能を表示するため、カ
ード処理ユニット20におけるマイコン24aはステッ
プ170にて玉貸要求を表した後、ステップ180にて
玉貸可能信号がハイレベルに復帰されていないか検出す
ることにより、玉貸可能状態となっていないか判断す
る。 【0030】通常の玉送り出し作業は開始から終了まで
10秒以内で完了するはずであり、マイコン24aはス
テップ190にて玉貸要求を表してから10秒が経過し
ていないか判断し、10秒以内であれば再度ステップ1
80にて玉貸可能に戻っていないか判断する。 【0031】玉の送り出しが終了して玉貸可能信号がハ
イレベルとなると、マイコン24aはステップ195に
て玉貸要求信号をハイレベルに戻すことにより、玉貸非
要求状態を表し、ステップ110に戻って自機の故障の
判断と貸玉ボタンの操作の検出を繰り返す。 【0032】また、玉送り出しユニット30においては
マイコン33aはステップ280にて玉貸要求信号がハ
イレベルに戻ったか否かを判断し、ハイレベルに戻って
いない場合はステップ290にて玉貸可能を表してから
0.5秒が経過していないか判断する。0.5秒間内は
再度ステップ280に戻って玉貸要求信号が回復したか
を判断し、同玉貸要求信号がハイレベルとなったときに
マイコン33aはステップ210に戻って自機の故障の
判断と玉貸要求があるか否かの検出を繰り返す。なお、
このようにして玉の送り出しを完了した後、図示しない
割り込み処理などによってマイコン24aはカード読み
書き部21を制御し、貸玉に対する清算を行なうととも
に清算後の残高を表示部22に表示せしめる。 【0033】図6は貸玉ボタンを操作した場合における
玉貸要求信号と玉貸可能信号の変化状態を表しており、
図6(I)は時刻t0にて貸玉ボタンを押下して玉貸し
が行なわれた状態を示している。 【0034】これに対し、図6(II)に示すように玉送
り出しユニット30が玉の送り出しを行なっているとき
に、時刻t0にて貸玉ボタン23aを押下したとする
と、貸玉ボタン23aを押下したときには玉貸不可能状
態となっており、マイコン24aはステップ140にて
玉貸不可能であると判断し、ステップ150にて貸玉ボ
タン23aの操作から10秒が経過していないか判断す
る。 【0035】正常に作動しているときは玉の送り出しに
10秒以上を要しないので、貸玉ボタン23aの操作か
ら10秒以内に玉の送り出し作業が終了して玉貸可能信
号はハイレベルに復帰され、ステップ150にて10秒
が経過すると判断される前に玉の送り出しが開始され
る。 【0036】これに対し、貸玉ボタン23aの操作に応
じて玉の送り出しが開始された後、玉送り出しユニット
30に故障が生じたとする。 【0037】この場合、玉送り出しユニット30のマイ
コン33aはステップ250にて玉送り出し機構32に
玉の送り出しを指示した後、ステップ260にて玉の送
り出しの終了の通知を待ち続けているが、このときに当
該通知が表れないので玉貸可能信号がローレベルのまま
となる。 【0038】玉の送り出しが開始されると、カード処理
ユニット20におけるマイコン24aはステップ180
とステップ190にて10秒以内に玉貸可能信号がハイ
レベルに復帰するのを待機しているが、上述したように
して玉貸可能信号がローレベルのままとなると図6(II
I )に示すようにして10秒が経過してしまう。 【0039】すると、マイコン24aはステップ190
にて10秒経過と判断し、ステップ160にてカード機
側故障表示器25を制御して玉送り出しユニット30の
故障を表示するために第二のLED25bを点滅せし
め、そのまま玉貸し処理を終了してしまう。むろん、こ
の場合に図示しない制御線にてマイコン24aはホール
のコンピュータなどに故障が生じたことを通知してお
く。 【0040】この場合、担当者がカード処理ユニット2
0の下方に配設された第二のLED25bの点滅を確認
することにより、故障が玉送り出しユニット30の側に
生じていることが分かる。 【0041】また、貸玉ボタン23aを押下したときに
マイコン24aはステップ140にて玉貸可能状態であ
るか否かを判断するが、このときに既に玉貸不可能な状
態となっていて図6(IV)に示すようにしてそのまま1
0秒が経過してしまったときにも、マイコン24aはス
テップ160にて玉送り出しユニット30の故障を表示
するために第二のLED25bを点滅せしめて玉貸し処
理を終了する。 【0042】上述した例においては、玉送り出しユニッ
ト30の側に故障が生じた場合について説明した。 【0043】ところで、貸玉ボタン23aを押下して玉
の送り出しが開始され、正常に所定数の玉を送り出すと
玉貸可能信号はステップ270にてハイレベルに復帰さ
れ、マイコン33aはステップ280にて玉貸要求信号
がハイレベルに復帰されたか否かを検出する。 【0044】このときにカード処理ユニット20におい
て故障が生じると、第6図(V)に示すように玉貸要求
信号がハイレベルに復帰されず、そのまま0.5秒が経
過する。すると、マイコン33aはステップ300にて
玉送り出し機側故障表示器34を制御してカード処理ユ
ニット20の故障を表示するために第四のLED34b
を点滅せしめ、そのまま玉送り出し処理を終了してしま
う。むろん、この場合にもマイコン33aはホールのコ
ンピュータなどに故障が生じたことを通知しておく。 【0045】この場合、担当者がパチンコ機10の背面
をチェックすると玉送り出しユニット30のケースに配
設された第四のLED34bが点滅しており、カード処
理ユニット20の側に故障が生じていることを認識でき
る。 【0046】また、カード処理ユニット20と玉送り出
しユニット30のそれぞれにおいてマイコン24aとマ
イコン33aは自機の故障を検出しており、マイコン2
4aがステップ110にてカード処理ユニット20の故
障を検出すると、ステップ120にてカード機側故障表
示器25を制御して第一のLED25aを点滅せしめ、
自己の故障を表示して玉貸し処理を終了する。一方、マ
イコン33aにおいてもこれと同様にしてステップ21
0にて自機に故障が生じていないかを検出しており、故
障が生じている場合にはステップ220にて玉送り出し
機側故障表示器34を制御して第三のLED34aを点
滅せしめて玉送り出し処理を終了する。 【0047】かかる場合に、担当者は故障の生じたパチ
ンコ機10をチェックすることによりカード処理ユニッ
ト20に配設された第一のLED25aや玉送り出しユ
ニット30に配設された第三のLED24aが点滅して
いることを確認して故障の生じた機器をすばやく認識す
ることができる。 【0048】なお、上述した実施例においては、カード
処理ユニットと玉送り出しユニットの相互間で行なわれ
る玉貸要求などの制御信号の授受によって相手側の故障
を検出しているが、それぞれにおいて各所の異常を表す
制御信号線を配設し、互いにかかる制御信号線をモニタ
ーして異常を検出するような構成としても良い。また、
異常を表示するにあたり、独自の表示素子を配設するの
ではなく一つのLEDで点滅方法を変えて異常を表示し
ても良いし、表示素子についてもLEDに限らず他の表
示素子、例えば残高表示のデジタル表示器やパチンコ機
10に配設されたデジタル表示器などを共用するように
しても良い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例にかかるパチンコ機のブロッ
ク図である。 【図2】パチンコ機の外観を示す斜視図である。 【図3】パチンコ機の背面の概略を示す背面図である。 【図4】カード処理ユニットにおける玉貸し処理を表す
フローチャートである。 【図5】玉送り出しユニットにおける玉送り出し処理を
表すフローチャートである。 【図6】制御信号のタイミングを表すタイミングチャー
トである。 【符号の説明】 10…パチンコ機 20…カード処理ユニット 21…カード読み書き部 23…操作部 23a…貸玉ボタン 24…カード制御部 24a…マイコン 25…カード機側故障表示器 25a…第一のLED 25b…第二のLED 30…玉送り出しユニット 32…玉送り出し機構 33…玉送り出し制御部 33a…マイコン 34…玉送り出し機側故障表示器 34a…第三のLED 34b…第四のLED

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 玉貸可能信号を出力する遊技球送り出し
    手段と玉貸要求信号を出力するカード処理手段とを有
    し、同遊技球送り出し手段にて同カード処理手段が出力
    する玉貸要求信号を受信し、適宜玉貸可能信号の信号状
    態を制御しつつ同玉貸要求信号に応じて所定数の遊技球
    を送り出すとともに、同カード処理手段にて同遊技球送
    り出し手段が出力する玉貸可能信号を受信し、適宜玉貸
    要求信号の信号状態を制御しつつカード状記録媒体を読
    み書きして精算を行なうパチンコ機において、 上記遊技球送り出し手段は、上記カード処理手段から受
    信する玉貸要求信号の信号状態に基づいて同カード処理
    手段の異常を検出する第1異常検出手段と、上記第1異
    常検出手段にて異常が検出された場合、同カード処理手
    段の異常状態を視認可能に表示する第1異常表示手段と
    を備えるとともに、 上記カード処理手段は、上記遊技球送り出し手段から受
    信する玉貸可能信号の信号状態に基づいて同遊技球送り
    出し手段の異常を検出する第2異常検出手段と、上記第
    2異常検出手段にて異常が検出された場合、同遊技球送
    り出し手段の異常状態を視認可能に表示する第2異常表
    示手段とを備えることを特徴とするパチンコ機。
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