JP3060870B2 - カード式メダル貸出装置付回胴式遊技機 - Google Patents
カード式メダル貸出装置付回胴式遊技機Info
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- JP3060870B2 JP3060870B2 JP6337315A JP33731594A JP3060870B2 JP 3060870 B2 JP3060870 B2 JP 3060870B2 JP 6337315 A JP6337315 A JP 6337315A JP 33731594 A JP33731594 A JP 33731594A JP 3060870 B2 JP3060870 B2 JP 3060870B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回胴式遊技機と一体に
装着されたカード式メダル払出装置の制御装置に関する
ものである。
装着されたカード式メダル払出装置の制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来の台間に装着されるメダル貸出機は、
回胴式遊技機2台に1台の割合で独立して設置されてい
るものがほとんどであり、遊技者は台の左又は右に位置
するメダル貸出機にカードを挿入し、所定の枚数のメダ
ルの払出しを受けることになる。
回胴式遊技機2台に1台の割合で独立して設置されてい
るものがほとんどであり、遊技者は台の左又は右に位置
するメダル貸出機にカードを挿入し、所定の枚数のメダ
ルの払出しを受けることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来の方式のものでは、他の遊技者がカード式メダル貸出
機を使用している場合には、一方の遊技者はその貸出し
が終了するのを待たねばならないという不都合がある。
またカード式パチンコ遊技機と同様に回胴式遊技機をカ
ード化することも考えられるが、カード化するとカード
ユニットと遊技機の主基板が直接シリアル通信を行うこ
とになり、かかるメダルの貸出制御のために主基板にあ
る程度の制御プログラムを組み込む必要性がある。その
結果主基板に設けたメモリーのプログラム領域が狭まる
ことになる。さらに、遊技中にカード式貸出装置による
メダルの貸出しを認めると、主基板にノイズが入り遊技
プログラムに誤動作を生じさせる要因となりかねない。
そこで本発明は、かかる従来技術の不都合に鑑みなされ
たもので、回胴式遊技機と一体化させることが可能であ
ると共に、遊技自体のプログラム領域を狭めることな
く、且つ誤動作を生じにくいカードユニットを合体させ
た装置を提供することを目的とする。
来の方式のものでは、他の遊技者がカード式メダル貸出
機を使用している場合には、一方の遊技者はその貸出し
が終了するのを待たねばならないという不都合がある。
またカード式パチンコ遊技機と同様に回胴式遊技機をカ
ード化することも考えられるが、カード化するとカード
ユニットと遊技機の主基板が直接シリアル通信を行うこ
とになり、かかるメダルの貸出制御のために主基板にあ
る程度の制御プログラムを組み込む必要性がある。その
結果主基板に設けたメモリーのプログラム領域が狭まる
ことになる。さらに、遊技中にカード式貸出装置による
メダルの貸出しを認めると、主基板にノイズが入り遊技
プログラムに誤動作を生じさせる要因となりかねない。
そこで本発明は、かかる従来技術の不都合に鑑みなされ
たもので、回胴式遊技機と一体化させることが可能であ
ると共に、遊技自体のプログラム領域を狭めることな
く、且つ誤動作を生じにくいカードユニットを合体させ
た装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、請求
項1記載の発明は回胴式遊技機と一体に組込まれた遊技
者のメダル貸出要求によりカードの度数を減算し度数に
応じたメダル貸出し情報を送信するカードユニットと、
該カードユニットと接続されカードユニットからのメダ
ル枚数情報を一旦記憶しておき回胴式遊技機のメインC
PUに対してその枚数情報を送信するサブCPUとから
なり、回胴式遊技機のメインCPUとサブCPUとの通
信がサブCPUに記憶されたメダル枚数情報のメインC
PUへの情報伝達であり、回胴式遊技機がゲーム中であ
る時又はメインCPUにメダルが所定枚数クレジットさ
れている時にメインCPUとサブCPUとの通信を禁止
し、サブCPUとカードユニットとの通信が回胴式遊技
機のメインCPUのゲーム動作中の有無にかかわらず通
信を認めるように構成されたカード式メダル貸出装置付
回胴式遊技機。請求項2の発明は、前記発明におけるサ
ブCPUとカードユニットとの通信に際してメインCP
Uに所定枚数のメダルがクレジットされている時に禁止
するように構成されたカード式メダル貸出装置付回胴式
遊技機。請求項3の発明は、サブCPUとカードユニッ
トとの通信が、サブCPUの記憶手段に枚数情報が記憶
されている時に、その情報がメインCPUに送信される
まで禁止するように構成されたカード式メダル貸出装置
付回胴式遊技機である。
項1記載の発明は回胴式遊技機と一体に組込まれた遊技
者のメダル貸出要求によりカードの度数を減算し度数に
応じたメダル貸出し情報を送信するカードユニットと、
該カードユニットと接続されカードユニットからのメダ
ル枚数情報を一旦記憶しておき回胴式遊技機のメインC
PUに対してその枚数情報を送信するサブCPUとから
なり、回胴式遊技機のメインCPUとサブCPUとの通
信がサブCPUに記憶されたメダル枚数情報のメインC
PUへの情報伝達であり、回胴式遊技機がゲーム中であ
る時又はメインCPUにメダルが所定枚数クレジットさ
れている時にメインCPUとサブCPUとの通信を禁止
し、サブCPUとカードユニットとの通信が回胴式遊技
機のメインCPUのゲーム動作中の有無にかかわらず通
信を認めるように構成されたカード式メダル貸出装置付
回胴式遊技機。請求項2の発明は、前記発明におけるサ
ブCPUとカードユニットとの通信に際してメインCP
Uに所定枚数のメダルがクレジットされている時に禁止
するように構成されたカード式メダル貸出装置付回胴式
遊技機。請求項3の発明は、サブCPUとカードユニッ
トとの通信が、サブCPUの記憶手段に枚数情報が記憶
されている時に、その情報がメインCPUに送信される
まで禁止するように構成されたカード式メダル貸出装置
付回胴式遊技機である。
【0005】
【作用】すなわち、本発明では回胴式遊技機が作動中又
は所定枚数以上のメダルがクレジットされている時に
は、サブCPUとメインCPUとの通信が禁止されてい
るのでメインCPUはゲームプログラムのためにのみ動
作することができる。そして、回胴式遊技機のゲームが
終了した時にサブCPUに記憶されたメダル貸出し情報
がメインCPUに対して送信され、メインCPUにクレ
ジット情報として加算される。また、サブCPUとカー
ドユニットとの通信は、請求項1の発明ではメインCP
Uの状況にかかわらず両者間の通信に禁止制御がなされ
ていないために、回胴式遊技機が遊技中であるにもかか
わらずメダル枚数データがカードユニットからサブCP
Uに対して送信され、そのメダル枚数がサブCPUに一
時記憶される。そしてサブCPUに一時記憶されたメダ
ル枚数データは、遊技終了後でクレジット枚数が所定枚
数以下の時にメインCPUに送信され、そこでクレジッ
ト枚数として加算される。次に請求項2の発明では、メ
インCPUに所定枚数例えば50枚メダルがクレジット
されている時に、カードユニットとサブCPUとの通信
を禁止するためにカードユニットはメダル貸出しができ
ない状態となる。さらに請求項の3の発明では、サブC
PUがメインCPUとの通信禁止制御を受けてサブCP
Uに一時記憶されたメダル枚数情報をCPUに送信でき
ない状況にある時に、カードユニットとサブCPUとの
通信を禁止しているので、サブCPUの記憶手段への追
加書き込みができない。
は所定枚数以上のメダルがクレジットされている時に
は、サブCPUとメインCPUとの通信が禁止されてい
るのでメインCPUはゲームプログラムのためにのみ動
作することができる。そして、回胴式遊技機のゲームが
終了した時にサブCPUに記憶されたメダル貸出し情報
がメインCPUに対して送信され、メインCPUにクレ
ジット情報として加算される。また、サブCPUとカー
ドユニットとの通信は、請求項1の発明ではメインCP
Uの状況にかかわらず両者間の通信に禁止制御がなされ
ていないために、回胴式遊技機が遊技中であるにもかか
わらずメダル枚数データがカードユニットからサブCP
Uに対して送信され、そのメダル枚数がサブCPUに一
時記憶される。そしてサブCPUに一時記憶されたメダ
ル枚数データは、遊技終了後でクレジット枚数が所定枚
数以下の時にメインCPUに送信され、そこでクレジッ
ト枚数として加算される。次に請求項2の発明では、メ
インCPUに所定枚数例えば50枚メダルがクレジット
されている時に、カードユニットとサブCPUとの通信
を禁止するためにカードユニットはメダル貸出しができ
ない状態となる。さらに請求項の3の発明では、サブC
PUがメインCPUとの通信禁止制御を受けてサブCP
Uに一時記憶されたメダル枚数情報をCPUに送信でき
ない状況にある時に、カードユニットとサブCPUとの
通信を禁止しているので、サブCPUの記憶手段への追
加書き込みができない。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1は、本発明にかかる回胴式遊技機の
ブロック図であり、回胴式遊技機のメインCPU1と遊
技機の端子板2とは結線されており、図に示すようにメ
インCPU1から端子板2に対してボーナス信号、ビッ
クボーナス信号、メダル投入信号及びメダル排出信号が
送信され、逆に端子板2からメインCPU1に対してリ
セット信号及びストップ信号が送信されるように構成さ
れている。またメインCPU1は、メダルのクレジット
枚数表示手段3、メダルセンサ4、スタートスイッチ
5、BETスイッチ6、メダル払出装置7及び回転回胴
装置8とも接続されており、メダルセンサ4、スタート
スイッチ5及びBETスイッチ6からメインCPU1に
対して信号が入力され、メインCPU1からメダル払出
装置7に対して払出指示信号が出され、該払出装置7か
ら遊技者にクレジットされたメダルが排出される。また
CPU1から回転回胴装置8に対して回転の開始信号及
び停止信号が出される。この回転回胴装置8は端子板2
に対して回転停止信号が送信されることになる。次に9
は端子板2と接続されたストップスイッチであり、該ス
トップスイッチ9からの回胴停止指示は、端子板2、メ
インCPU1を介して回転回胴装置8に伝えられ、回転
が停止した時に回転停止信号が端子板2に送信される。
細に説明する。図1は、本発明にかかる回胴式遊技機の
ブロック図であり、回胴式遊技機のメインCPU1と遊
技機の端子板2とは結線されており、図に示すようにメ
インCPU1から端子板2に対してボーナス信号、ビッ
クボーナス信号、メダル投入信号及びメダル排出信号が
送信され、逆に端子板2からメインCPU1に対してリ
セット信号及びストップ信号が送信されるように構成さ
れている。またメインCPU1は、メダルのクレジット
枚数表示手段3、メダルセンサ4、スタートスイッチ
5、BETスイッチ6、メダル払出装置7及び回転回胴
装置8とも接続されており、メダルセンサ4、スタート
スイッチ5及びBETスイッチ6からメインCPU1に
対して信号が入力され、メインCPU1からメダル払出
装置7に対して払出指示信号が出され、該払出装置7か
ら遊技者にクレジットされたメダルが排出される。また
CPU1から回転回胴装置8に対して回転の開始信号及
び停止信号が出される。この回転回胴装置8は端子板2
に対して回転停止信号が送信されることになる。次に9
は端子板2と接続されたストップスイッチであり、該ス
トップスイッチ9からの回胴停止指示は、端子板2、メ
インCPU1を介して回転回胴装置8に伝えられ、回転
が停止した時に回転停止信号が端子板2に送信される。
【0007】次に10は、一般に使用されているカード
ユニットであり、該カードユニット10はカード情報通
信のためにサブ基板12に内装されたサブCPU20と
結線されている。またこのサブ基板12側に配置された
残数表示器14及びメダル貸出スイッチ16、カード返
却スイッチ18は、それぞれカードユニット10と結線
されている。サブCPU20は、メインCPU1とメイ
ンCPU1の制御の下にパラレル通信接続され、サブC
PU20は後述するようにメインCPU1との通信が制
限されており、カードユニット10からクレジットされ
る度数に応じたメダル枚数をサブCPU20に一時記憶
すると共にその度数を受付表示器22に表示させる。
ユニットであり、該カードユニット10はカード情報通
信のためにサブ基板12に内装されたサブCPU20と
結線されている。またこのサブ基板12側に配置された
残数表示器14及びメダル貸出スイッチ16、カード返
却スイッチ18は、それぞれカードユニット10と結線
されている。サブCPU20は、メインCPU1とメイ
ンCPU1の制御の下にパラレル通信接続され、サブC
PU20は後述するようにメインCPU1との通信が制
限されており、カードユニット10からクレジットされ
る度数に応じたメダル枚数をサブCPU20に一時記憶
すると共にその度数を受付表示器22に表示させる。
【0008】次に図2はサブ基板12のブロック図であ
り、サブCPU20はカスタム・ゲートアレイ24を介
して一方はカードユニット10と接続されているが、本
実施例ではノイズの発生を防ぐ意味でフォトカプラ26
を介して接続されており、さらにカードユニット10は
サブ基板12を介して表示部28と接続されている。こ
の表示部28は、カードの残高を3個の7セグLED1
4で表示すると共に、一時記憶度数を受付表示器22で
表示する。そしてこの表示部にメダル貸出スイッチ16
及びカード返却スイッチ18が装着されている。またカ
スタム・ゲートアレイ24を介して他方は、回胴式遊技
機のメインCPU1と接続されているが、サブCPU2
0の貸出データ(枚数情報)はフォトカプラ29を介し
て送信され、サブCPU20からの送信要求信号及びメ
インCPU1からの受信応答信号、メダル貸出禁止信号
はフォトカプラ30を介して送信される。ゲートアレイ
24を介して受付表示器22とも接続されている。尚3
2は回胴式遊技機から供給される電力を所定電圧に変圧
してサブ基板12で使用するための電源回路である。
り、サブCPU20はカスタム・ゲートアレイ24を介
して一方はカードユニット10と接続されているが、本
実施例ではノイズの発生を防ぐ意味でフォトカプラ26
を介して接続されており、さらにカードユニット10は
サブ基板12を介して表示部28と接続されている。こ
の表示部28は、カードの残高を3個の7セグLED1
4で表示すると共に、一時記憶度数を受付表示器22で
表示する。そしてこの表示部にメダル貸出スイッチ16
及びカード返却スイッチ18が装着されている。またカ
スタム・ゲートアレイ24を介して他方は、回胴式遊技
機のメインCPU1と接続されているが、サブCPU2
0の貸出データ(枚数情報)はフォトカプラ29を介し
て送信され、サブCPU20からの送信要求信号及びメ
インCPU1からの受信応答信号、メダル貸出禁止信号
はフォトカプラ30を介して送信される。ゲートアレイ
24を介して受付表示器22とも接続されている。尚3
2は回胴式遊技機から供給される電力を所定電圧に変圧
してサブ基板12で使用するための電源回路である。
【0009】図3に示すものは、カードユニット10と
サブ基板12に内装されたサブCPU20と回胴式遊技
機に内装されたメインCPU1との初期設定手順を示す
ブロック図であり、メインCPU1は、電源投入時に初
期設定処理を行い、各ユニット10,12が接続されて
いることを確認するまで通常のモードに入らない。初期
設定処理としては、サブ基板12はカードユニット10
の電源出力端子VLをフォトカプラ33を介してモニタ
し(図2)、電源出力端子信号が立ち上がったらデータ
55HをメインCPU1に出力し、送信要求をメインC
PU1に出力する。これにより、メインCPU1は各ユ
ニットが接続されていることを確認でき、通常モードに
移行する。尚データを55Hとしたのは一般に回胴式遊
技機において1回の取引はメダル枚数が最大50枚(3
2H)と規定されているので、55Hの枚数情報は使用
しないとしてこの数値を採用した。
サブ基板12に内装されたサブCPU20と回胴式遊技
機に内装されたメインCPU1との初期設定手順を示す
ブロック図であり、メインCPU1は、電源投入時に初
期設定処理を行い、各ユニット10,12が接続されて
いることを確認するまで通常のモードに入らない。初期
設定処理としては、サブ基板12はカードユニット10
の電源出力端子VLをフォトカプラ33を介してモニタ
し(図2)、電源出力端子信号が立ち上がったらデータ
55HをメインCPU1に出力し、送信要求をメインC
PU1に出力する。これにより、メインCPU1は各ユ
ニットが接続されていることを確認でき、通常モードに
移行する。尚データを55Hとしたのは一般に回胴式遊
技機において1回の取引はメダル枚数が最大50枚(3
2H)と規定されているので、55Hの枚数情報は使用
しないとしてこの数値を採用した。
【0010】そして通常モード移行してからのメインC
PU1、サブCPU20及びカードユニット10間の通
信制御は図4のタイムチャートに示すように行われる。
尚、前提条件として各信号名称と信号の種類及び機能は
以下の表1に示す通りである。
PU1、サブCPU20及びカードユニット10間の通
信制御は図4のタイムチャートに示すように行われる。
尚、前提条件として各信号名称と信号の種類及び機能は
以下の表1に示す通りである。
【0011】
【表1】
【0012】図4のチャートにおいて当初はカードユニ
ット10は貸出待ちの状態にあり受付表示器27は貸出
可の状態を表示しており、例えば1万円カードがカード
ユニット10に差し込まれた時には、度数表示として受
付表示器22に度数100が表示される。そしてサブC
PU20からの受信可信号が”L”の状態でカードユニ
ット10の貸出スイッチ16を押すことにより貸出可信
号が”L”となり、前もって設定された度数だけ貸出要
求信号は”L→H”の矩形波となる。本実施例では1回
3度数に設定されており貸出要求信号は3回”L→H”
となり、その結果換算されたメダル枚数情報はサブCP
U20に送信され、エコー信号としてサブCPU20か
らカードユニット10に対して貸出応答信号が3回”L
→H”の矩形波となる。そして、サブCPU20と接続
された受付表示器22に貸し出された枚数情報(15
枚)が表示される。サブCPU20からカードユニット
10に対して受信可信号を”H”で出力することにより
カードユニット10の貸出禁止状態に切り替える。そし
て、サブCPU20はメインCPU1に対して貸出デー
タをセットしメインCPU1に対して送信要求信号を”
L”にする。ゲーム終了した状態のメインCPU1は、
受信要求信号が”L”と判断したときサブCPU20に
一時記憶された貸出データにセットされたメダル枚数情
報がパラレル信号”0EH”(15枚)として読み込
む、メインCPU1から受信した旨の信号(受信応答信
号)が送信された時点で、受付表示器22に表示された
数字から15枚を減算して表示すると共に、受信可信号
を”H→L”に切り替えてカードユニット10に出力す
ることにより、カードユニット10をメダル貸出可の状
態に切り替える。その結果図4では遊技機側のクレジッ
ト枚数は28枚から43枚に切り替わり、サブCPU2
0は送信要求信号を”H”に切り替える。
ット10は貸出待ちの状態にあり受付表示器27は貸出
可の状態を表示しており、例えば1万円カードがカード
ユニット10に差し込まれた時には、度数表示として受
付表示器22に度数100が表示される。そしてサブC
PU20からの受信可信号が”L”の状態でカードユニ
ット10の貸出スイッチ16を押すことにより貸出可信
号が”L”となり、前もって設定された度数だけ貸出要
求信号は”L→H”の矩形波となる。本実施例では1回
3度数に設定されており貸出要求信号は3回”L→H”
となり、その結果換算されたメダル枚数情報はサブCP
U20に送信され、エコー信号としてサブCPU20か
らカードユニット10に対して貸出応答信号が3回”L
→H”の矩形波となる。そして、サブCPU20と接続
された受付表示器22に貸し出された枚数情報(15
枚)が表示される。サブCPU20からカードユニット
10に対して受信可信号を”H”で出力することにより
カードユニット10の貸出禁止状態に切り替える。そし
て、サブCPU20はメインCPU1に対して貸出デー
タをセットしメインCPU1に対して送信要求信号を”
L”にする。ゲーム終了した状態のメインCPU1は、
受信要求信号が”L”と判断したときサブCPU20に
一時記憶された貸出データにセットされたメダル枚数情
報がパラレル信号”0EH”(15枚)として読み込
む、メインCPU1から受信した旨の信号(受信応答信
号)が送信された時点で、受付表示器22に表示された
数字から15枚を減算して表示すると共に、受信可信号
を”H→L”に切り替えてカードユニット10に出力す
ることにより、カードユニット10をメダル貸出可の状
態に切り替える。その結果図4では遊技機側のクレジッ
ト枚数は28枚から43枚に切り替わり、サブCPU2
0は送信要求信号を”H”に切り替える。
【0013】そして遊技機のゲームにおいて、遊技者が
遊技機のクレジット枚数を50枚とした時には、メイン
CPU1からサブCPU20に対して貸出禁止信号”
L”が出力され、さらにサブCPU20から受信可信号
(”H”)がカードユニット10に出力され、カードユ
ニット10が貸出し禁止状態となり、貸出スイッチ16
を押しても何も反応しない状態となり、カードユニット
10側で貸出禁止表示される。そして遊技機のクレジッ
ト枚数が50枚未満となった時には、メインCPU1か
らの貸出禁止信号はOFF(”H”)となり、サブCP
U20を介してカードユニット10に対して受信可信
号”L”が出力され、カードユニット10はメダル貸出
し可能状態となる。そして再び遊技者が、貸出スイッチ
16を1回(3度数:15枚分)を押した状態において
サブCPU20に一時記憶され、受付表示器22は15
枚のクレジット表示となる。さらにサブCPU20から
メインCPU1に対して送信要求信号が送信されるが、
メインCPU1から受信応答信号(”L”)が出力され
ないので、サブCPU20に枚数情報が一時記憶された
ままとなる。メインCPU1から受信応答信号(”
H”)が送信された時点において、サブCPU20から
枚数情報データが送信される。サブCPU20からメイ
ンCPU1に対して15枚分のデータが送信されること
により、遊技機のクレジット枚数は7枚から22枚に切
り替わる。データの送信が終了することにより再びサブ
CPU20の受信可信号が”H”から”L”に切り替わ
りカードユニット10は、メダル貸出し可能状態とな
る。
遊技機のクレジット枚数を50枚とした時には、メイン
CPU1からサブCPU20に対して貸出禁止信号”
L”が出力され、さらにサブCPU20から受信可信号
(”H”)がカードユニット10に出力され、カードユ
ニット10が貸出し禁止状態となり、貸出スイッチ16
を押しても何も反応しない状態となり、カードユニット
10側で貸出禁止表示される。そして遊技機のクレジッ
ト枚数が50枚未満となった時には、メインCPU1か
らの貸出禁止信号はOFF(”H”)となり、サブCP
U20を介してカードユニット10に対して受信可信
号”L”が出力され、カードユニット10はメダル貸出
し可能状態となる。そして再び遊技者が、貸出スイッチ
16を1回(3度数:15枚分)を押した状態において
サブCPU20に一時記憶され、受付表示器22は15
枚のクレジット表示となる。さらにサブCPU20から
メインCPU1に対して送信要求信号が送信されるが、
メインCPU1から受信応答信号(”L”)が出力され
ないので、サブCPU20に枚数情報が一時記憶された
ままとなる。メインCPU1から受信応答信号(”
H”)が送信された時点において、サブCPU20から
枚数情報データが送信される。サブCPU20からメイ
ンCPU1に対して15枚分のデータが送信されること
により、遊技機のクレジット枚数は7枚から22枚に切
り替わる。データの送信が終了することにより再びサブ
CPU20の受信可信号が”H”から”L”に切り替わ
りカードユニット10は、メダル貸出し可能状態とな
る。
【0014】尚、本実施例においてサブCPU20の一
時記憶枚数と遊技機のクレジット枚数の和が50枚を超
えない場合について述べたが、これを超える時にはメイ
ンCPU1のクレジット枚数が50枚になるまでサブC
PU20からメインCPU1に対して貸出しメダル枚数
が送信され、50枚に達した時点においてメインCPU
1からサブCPU20に対して貸出禁止信号が送信さ
れ、残ったメダル枚数情報はサブCPU20にメインC
PU1からの受信応答信号がでるまで一時記憶された状
態となり、受信応答信号がでた時点において送信される
ことになる。
時記憶枚数と遊技機のクレジット枚数の和が50枚を超
えない場合について述べたが、これを超える時にはメイ
ンCPU1のクレジット枚数が50枚になるまでサブC
PU20からメインCPU1に対して貸出しメダル枚数
が送信され、50枚に達した時点においてメインCPU
1からサブCPU20に対して貸出禁止信号が送信さ
れ、残ったメダル枚数情報はサブCPU20にメインC
PU1からの受信応答信号がでるまで一時記憶された状
態となり、受信応答信号がでた時点において送信される
ことになる。
【0015】以上述べたように本発明にかかる回胴式遊
技機では、遊技者が遊技中の如何にかかわらずカードユ
ニット10からメインCPU1に対してメダルの貸出し
データが直接送信されることがなく、サブCPU20を
介して遊技機のゲーム終了時に間接的に貸出しメダル枚
数データを送信するように構成しているので、メインC
PU1に対してノイズ信号を発することがない。
技機では、遊技者が遊技中の如何にかかわらずカードユ
ニット10からメインCPU1に対してメダルの貸出し
データが直接送信されることがなく、サブCPU20を
介して遊技機のゲーム終了時に間接的に貸出しメダル枚
数データを送信するように構成しているので、メインC
PU1に対してノイズ信号を発することがない。
【0016】
【効果】以上述べたように本発明にかかる装置は従来の
回胴式遊技機に比較して随時遊技機にメダルがデータと
して送信されるために遊技者は、ゲームを長時間中断す
ることなくゲームに没頭することができると共に、メイ
ンCPUに対してゲーム中はメダルデータの送信をしな
いので、ノイズによるメインCPUの誤動作を防ぐこと
ができる。さらに、カードユニットのメダルの送信及び
受信に関する制御プログラムをメインCPUに書き込む
ことなく、サブCPUに書き込んでおきメインCPUと
カードユニット間の通信を中継しているので通信制御の
ためにメインCPUのプログラム領域を無駄に使う必要
がない。
回胴式遊技機に比較して随時遊技機にメダルがデータと
して送信されるために遊技者は、ゲームを長時間中断す
ることなくゲームに没頭することができると共に、メイ
ンCPUに対してゲーム中はメダルデータの送信をしな
いので、ノイズによるメインCPUの誤動作を防ぐこと
ができる。さらに、カードユニットのメダルの送信及び
受信に関する制御プログラムをメインCPUに書き込む
ことなく、サブCPUに書き込んでおきメインCPUと
カードユニット間の通信を中継しているので通信制御の
ためにメインCPUのプログラム領域を無駄に使う必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる回胴式遊技機のブロック図で
ある。
ある。
【図2】 本発明にかかるサブCPUのブロック図であ
る。
る。
【図3】 本発明にかかる回胴式遊技機の初期設定の手
順を示すブロック図である。
順を示すブロック図である。
【図4】 本発明にかかる回胴式遊技機のメダル貸出制
御内容を示すタイムチャートである。
御内容を示すタイムチャートである。
1 メインCPU 2 端子板 3 クレジット表示手段 4 メダルセンサ 5 スタートスイッチ 6 BETスイッチ 7 払出しスイッチ 8 回転回胴装置 9 ストップスイッチ 10 カードユニット 12 サブ基板 14 残数表示器 16 貸出スイッチ 18 返却スイッチ 20 サブCPU 22 受付表示器 24 カスタム・ゲートアレイ 26 フォトカプラ 28 表示部 29,30,33 フォトカプラ 32 電源回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−210078(JP,A) 特開 平4−180789(JP,A) 特開 平4−71582(JP,A) 特開 平6−23093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04 A63F 7/02
Claims (5)
- 【請求項1】 回胴式遊技機と一体に組込まれた遊技者
のメダル貸出要求によりカードの度数を減算し度数に応
じたメダル貸出し情報を送信するカードユニットと、該
カードユニットと接続されカードユニットからのメダル
枚数情報を一旦記憶しておき回胴式遊技機のメインCP
Uに対してその枚数情報を送信するサブCPUとからな
り、回胴式遊技機のメインCPUとサブCPUとの通信
がサブCPUに記憶されたメダル枚数情報のメインCP
Uへの情報伝達であり、回胴式遊技機がゲーム中である
時又はメインCPUにメダルが所定枚数クレジットされ
ている時にメインCPUとサブCPUとの通信を禁止
し、サブCPUとカードユニットとの通信が回胴式遊技
機のメインCPUのゲーム動作中の有無にかかわらず通
信を認めるように構成されたカード式メダル貸出装置付
回胴式遊技機。 - 【請求項2】 サブCPUとカードユニットとの通信
が、メインCPUに所定枚数のメダルがクレジットされ
ている時に禁止するように構成された請求項1記載のカ
ード式メダル貸出装置付回胴式遊技機。 - 【請求項3】 サブCPUとカードユニットとの通信
が、サブCPUの記憶手段にメダル枚数情報が記憶され
ている時に、その情報がメインCPUに送信されるまで
禁止するように構成された請求項1記載のカード式メダ
ル貸出装置付回胴式遊技機。 - 【請求項4】 サブCPUがサブ基板に組み込まれてい
ることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1項記
載のカード式メダル貸出装置付回胴式遊技機。 - 【請求項5】 メインCPUとサブCPU及びサブCP
Uとカードユニットとの通信がフォトカプラーを介して
接続されるように構成されていることを特徴とする請求
項1,2,3のいずれか1項記載のカード式メダル貸出
装置付回胴式遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6337315A JP3060870B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-12-26 | カード式メダル貸出装置付回胴式遊技機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34776293 | 1993-12-24 | ||
JP5-347762 | 1993-12-24 | ||
JP6337315A JP3060870B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-12-26 | カード式メダル貸出装置付回胴式遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250937A JPH07250937A (ja) | 1995-10-03 |
JP3060870B2 true JP3060870B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=26575739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6337315A Expired - Lifetime JP3060870B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-12-26 | カード式メダル貸出装置付回胴式遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060870B2 (ja) |
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JP6409856B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-10-24 | 株式会社三洋物産 | スロットマシン |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6337315A patent/JP3060870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07250937A (ja) | 1995-10-03 |
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