JP3470225B2 - 既設コート類のリニューアル工法 - Google Patents

既設コート類のリニューアル工法

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JP3470225B2 JP2000160667A JP2000160667A JP3470225B2 JP 3470225 B2 JP3470225 B2 JP 3470225B2 JP 2000160667 A JP2000160667 A JP 2000160667A JP 2000160667 A JP2000160667 A JP 2000160667A JP 3470225 B2 JP3470225 B2 JP 3470225B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設コート類のリ
ニューアル工法に係り、さらに云えば、非透水型の全天
候型コートや、透水型であっても経年使用により目詰り
して透水性が悪化した人工芝コートを、透水性が確保さ
れた人工芝コートとしてリニューアル再生する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】人工芝が敷設された全天候型コートは、
経年使用によって、人工芝内に風雨や各種スポーツによ
る砂や砂利等が侵入して目詰り現象を起こしたり、人工
芝の下方の開粒アスコンにも目詰り現象を起こし、排水
が悪化する。また、屋外、屋内を問わず、人工芝生も使
用頻度が度重なることによって損傷する。
【0003】上記のように排水が悪化したり、損傷した
りしたコート類を補修するには、古い人工芝を剥がし、
下層のアスコン等を掘り出して撤去し、新たに透水アス
コンを施工して人工芝を敷設するといった当初の施工作
業と略同様の作業を繰り返して透水性を有する人工芝敷
設のコートを施工している。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来は、前記のよう
に、まず既設の屋内外コートの人工芝を剥がし、下層の
アスコン等を掘り出して撤去して行わなければならず、
これらの作業が大変面倒で煩わしい。また、不要となっ
た古い人工芝やアスコン等を産業廃棄物として処理せざ
るを得ず、環境上もよくない。
【0005】さらに、新たに透水アスコンを施工して人
工芝を敷設するといった前回と同様の施工作業によって
新規なコート造りの工事を行うので、工期の長期化、施
工コストの高騰を余儀なくされている。
【0006】一方、透水性が確保されていない屋外の駐
車場やビルの屋上などを、透水性のある全天候型コート
に簡便に代替できる方法は未だ確立されてない。
【0007】したがって、本発明の目的は、本来的に透
水しない非透水型の全天候型の既設コート類や、長期の
使用によって透水性が悪化したり損傷した透水型の既設
コート類はそのまま存置し、透水性緩衝材と人工芝の敷
設により簡便に透水層を形成できて透水性が確保された
新規な人工芝コート類としてリニューアル化を図った、
合理的で経済的且つ環境にやさしい既設コート類のリニ
ューアル工法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明に係る既設コート類
のリニューアル工法は、既設のコート1又はグランドに
おいて、前記既設コート1類はそのまま存置した状態
で、その既設コート1類の上面に透水性緩衝材2を敷設
して透水層3を新たに形成し、その透水層3の上面に人
工芝4を敷設することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、透水処理が予め施されていない非
透水型の既設のコート1又はグランドにおいて、前記非
透水型の既設コート1類はそのまま存置した状態で、そ
の非透水型の既設コート1類の上面に透水性緩衝材2を
敷設して透水層3を新たに形成し、その透水層3の上面
に人工芝4を敷設することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、透水処理が予め施されている透水
型の既設のコート又はグランドにおいて、前記透水型の
既設コート1類はそのまま存置した状態で、その透水型
の既設コート1類の上面に透水性緩衝材2を敷設して透
水層3を新たに形成し、その透水層3の上面に人工芝4
を敷設することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記既設コート1類の表面を平坦
処理した上で、その上面に透水性緩衝材2を敷設して透
水層3を新たに形成することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記人工芝5が敷設された既設の
コート1又はグランドにおいて、前記既設コート1類の
人工芝5に砂7を補充して平坦処理した後その上面に透
水シート8を敷設し、その透水シート8の上面に透水性
緩衝材2を敷設して透水層3を新たに形成し、その透水
層3の上面に人工芝4を敷設することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記発明に関し、鉄筋コンクリー
ト造又は鉄骨鉄筋コンクリート造建物9の屋上10にお
いて、前記屋上10の上面に透水性緩衝材2を敷設して
透水層3を新たに形成し、その透水層3の上面に人工芝
4を敷設することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記透水性緩衝材2は、所定の厚
さを有する塩化ビニリデンと塩化ビニールの共重合樹脂
製の細い紐状素材20の表面部にウレタン系樹脂液をコ
ーティングし、コーティングした前記紐状素材20を所
定の厚さに分離しないように圧縮加工を施し、且つ多数
の空隙部21を設けて形成した透水性がある合成樹脂製
の透水性緩衝材2Aで製作することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記透水性緩衝材2を、やしの実
等の植物繊維製素材22を所定の厚さに圧縮加工を施し
且つ多数の空隙部23を設けて形成した透水性がある植
物繊維製の透水性緩衝材2Bで製作したり、耐蝕性ワイ
ヤ24を所定の厚さに圧縮加工を施し且つ多数の空隙部
25を設けて形成した透水性があるワイヤ製の透水性緩
衝材2Cで製作することを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明に係る既設コート類の
リニューアル工法は、前記透水性緩衝材2(2A、2
B、2C)の空隙部21、23、25内に、砂又は小さ
な砂利又はゴムチップの粉末又はプラスチック粉末又は
ガラス屑の粉末を単体又は混合体を所定量散布すること
を特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明に係る既設コート類
のリニューアル工法は、前記透水性緩衝材2(2A、2
B、2C)は、予め所定の大きさ・形状に形成しておく
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態及び実施例】本発明の既設コート類
のリニューアル工法は、透水処理が当初より施されてい
ない全天候型ハードコートや、アスファルト・コンクリ
ート床の駐車場やビルの屋上を透水性のある人工芝コー
トに代替したり、透水処理が施されている屋外の人工芝
コートが長年月使用されることによって透水性が悪化し
た場合に、透水性が確保された人工芝コートに復元すべ
く実施される。或いはまた、屋内コート類が経年使用に
よって損傷した場合にも実施可能である。
【0019】請求項1記載の発明の既設コート類のリニ
ューアル工法に関する実施形態を説明する。
【0020】本実施形態は、既設の全天候型コート1又
はグランド若しくはアスファルト・コンクリート床の駐
車場(以下、総称して既設コート1という。)を透水性
のある人工芝コートに施工する場合に好適である。すな
わち、前記既設コート1は殆んど原状のまま存置し、そ
の存置したコート1の上面に透水性緩衝材2を敷設して
透水層3を新たに形成し、その透水層3の上面に人工芝
4を敷設してリニューアル化するものである(図1参
照)。
【0021】本実施形態における既設のコート1は、透
水性の有無や材質を問わない。例えば、透水アスコン敷
設の透水型人工芝コート、アスファルト系・アクリル系
・酢酸ビニール系の非透水型ハードコート、ウレタン及
びゴムチップ・合成ゴム等のゴム系の非透水型ハードコ
ート等々において好適に実施される。
【0022】したがって、本実施形態によれば、透水性
の有無に拘らず既設コート1は殆んど手を加えることな
く存置(残置)し、その上に透水性緩衝材2と人工芝4
を敷設するだけで透水層が形成された透水性のある全天
候型人工芝コートを簡単に施工することができる。
【0023】請求項2記載の発明のリニューアル工法に
関する実施形態を、図1に従って説明する。
【0024】本実施形態は、非透水タイプの既設コート
1のリニューアル化に好適である。すなわち、例えば図
1Aに示したような路盤11の上層にアスファルト12
が舗装されて成る非透水型の既設コート1に対し、その
表面は簡単な補修によって平坦処理してそのまま存置し
(請求項4参照)、その上に図1Bに示したように透水
性緩衝材2を敷設して透水層3を新たに形成し、その透
水層3の上面に人工芝4を敷設してリニューアル化を図
るものである(図2)。
【0025】したがって、本実施形態によれば、本来透
水性の無い既設コート1を、殆んどそのままの状態で、
上面に透水性緩衝材2と人工芝4を敷設するだけで簡単
に透水層が形成された透水型の人工芝コートに代替して
リニューアルできる。
【0026】請求項3〜5記載の発明のリニューアル工
法に関する実施形態を、図3に従って説明する。
【0027】本実施形態は、透水タイプの既設コート1
のリニューアル化に好適である。すなわち、例えば図3
Aに示したような路盤11の上層に透水アスコン13が
敷設され、その透水アスコン13の上面に予め砂6が混
入された人工芝5で構成される人工芝敷設の透水型既設
コート1において好適に実施される。図3Bに示したよ
うに、当該既設コート1類の人工芝5に砂7を補充して
平坦処理した後(請求項5)、その上にビニール系又は
不織布等の透水シート8を敷設し、当該透水シート8の
上に前記の透水性緩衝材2を敷設して透水層3を新たに
形成し、その透水層3の上面に人工芝4を敷設してリニ
ューアルするものである(図3C)。
【0028】したがって、本実施形態によれば、長年月
使用することによって透水性のあった既設コート1が目
詰りを起して排水が悪くなった場合に、旧来の透水型コ
ート1はそのまま存置し、上面に透水性緩衝材2と人工
芝4を敷設することによって簡単に透水性が確保された
人工芝コートに復元することができる。
【0029】請求項6記載の発明のリニューアル工法に
関する実施形態を、図4に従って説明する。
【0030】本実施形態は、既設の建物の屋上を屋外テ
ニスコートとしてリニューアル化する場合に好適であ
る。
【0031】すなわち、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄
筋コンクリート造建物9の屋上10において、その屋上
10の上面に、上述した透水性緩衝材2を敷設して透水
層3を新たに形成し、その透水層3の上面に人工芝4を
敷設することにより、簡単に透水性が確保された人工芝
コートをビルの屋上に施工することができる。なお、透
水性緩衝材2を敷設する前に、図3Bに示したような透
水シート8を予め敷設して実施してもよい。
【0032】請求項7〜10記載の発明のリニューアル
工法に関する実施形態を、図5〜7に従って説明する。
いずれの実施形態も、前記各リニューアル工法で使用さ
れる透水性に優れた透水性緩衝材2として好適なもので
ある。
【0033】請求項7記載の発明の実施形態は、上述の
透水性緩衝材2が合成樹脂製の緩衝材2Aで製作されて
いる。すなわち、図5に示したように、この合成樹脂製
の透水性緩衝材2Aは、塩化ビニリデンと塩化ビニール
の共重合樹脂製の細い紐状素材20の表面部にウレタン
系樹脂液をコーティングし、コーティングした前記紐状
素材20を所定の厚さに分離しないように圧縮加工を施
して形成した多数の空隙部21を有し、透水性と耐蝕性
を具備している。また当該透水性緩衝材2Aは、所定の
厚さとして例えば5mm程度に圧縮加工される。使用時
には何層にも積重し施工してもよい。前記細紐状素材2
0は、圧縮時に各素材20同士をからめ状態にしたもの
を圧縮し分離しないようにする。その際の固さは、上方
に敷設する人工芝5の上で競技者らの競技中に生ずる各
種の荷重や衝撃力にも十分耐え得る適度のクッション性
と固さを有し、且復元力も十分具有するように形成す
る。
【0034】また前記合成樹脂製の透水性緩衝材2A
は、細紐状素材20を不規則状態でからめ合わせて圧縮
形成したので、空隙部21の大きさも不均一である。よ
って、積重して圧縮しても下方の空隙部21に上方の細
紐状素材20が位置し、前記細紐状素材20の上方に
は、上方の細紐状素材20の空隙部21が位置するする
ように多数のものが密着し合い、且つ積重した形状で実
施可能である。
【0035】さらに合成樹脂製の透水性緩衝材2Aを構
成する細紐状素材20が、もともと牽引力にも優れてい
ることと、前記細紐状素材20が相互に若干ずつでもか
らみ合い状態で圧縮形成されているので、上方の人工芝
4から間接的に受ける各種の衝撃力や荷重によって押圧
されても、折曲状態となっている前記素材20が、微小
ながら牽引されるだけで切断までには至らない。従っ
て、前記透水性緩衝材2Aが正常な状態を持続し、透水
機能・緩衝機能を長期間に亘り確保できる。なお、当該
透水性緩衝材2Aは、必要に応じて複数枚積重して厚く
することも可能である。また、製作段階で予め厚く圧縮
形成してもよい(図示は省略)。
【0036】請求項8記載の発明の実施形態は、上述の
透水性緩衝材2を植物繊維製の透水性緩衝材2Bで製作
するものである。図6に例示したように、やしの実等の
植物繊維製素材22を所定の厚さに圧縮加工を施し且つ
多数の空隙部23を設けて形成した透水性がある植物繊
維製で製作する。
【0037】また、ワイヤ製の透水性緩衝材2Cで製作
する形態も実施可能である。すなわち、図7に例示した
ように、耐蝕性ワイヤ24を所定の厚さに圧縮加工を施
し且つ多数の空隙部25を設けて形成した透水性がある
ワイヤ製で製作する。
【0038】前記の各透水性緩衝材2(2A、2B、2
C)を構成する空隙部21、23、25内に、砂又は小
さな砂利又はゴムチップの粉末又はプラスチック粉末又
はガラス屑の粉末を単体又は混合した所定量を散布する
形態も適宜実施される(請求項9)。
【0039】さらに、前記各透水性緩衝材2(2A、2
B、2C)は、図5、図6に示した如く予め持ち運び可
能な大きさの板状(長方形状)に形成しておく実施形態
が好ましい(請求項10)。透水性緩衝材2(2A、2
B、2C)を運搬したり取り扱う上で便利だからであ
る。但し、この透水性緩衝材2(2A、2B、2C)を
ロール状にしておき、施工現場で所定の長さに適宜カッ
トして敷設してもよい。
【0040】なお、上記の合成樹脂製透水性緩衝材2
A、やしの実等の植物繊維製透水性緩衝材2B、ワイヤ
製の透水性緩衝材2Cを、その上面に敷設する新規の人
工芝4の裏面部に予め接着してロール状に捲込んでもよ
い。さらに、前記の各透水性緩衝材2(2A、2B、2
C)の空隙部21、23、25内の砂、砂利、ゴムチッ
プの粉末、プラスチックの粉末、ガラス屑の粉末等を単
体又は混合したものを予め所定量散布せしめておき、人
工芝4に接着したとき、折角散布したものが外部に流出
しないように、薄いシート状のものを貼着してよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明の既設コート類のリ
ニューアル工法は、既設のコート類の透水性の有無に拘
らず、既設コートは殆んど手を加えることなく存置(残
置)し、その上に透水性緩衝材と人工芝を敷設するだけ
で透水層を形成でき、透水性が確保された新規な人工芝
コート等を簡単に施工できるので、工期の短縮、施工コ
ストの低減に寄与する。
【0042】請求項2記載の発明によれば、本来的に透
水性の無い既設コートや駐車場を、殆んどそのままの状
態で、上面に透水性緩衝材と人工芝を敷設することによ
り、透水性が確保されて利用価値の高められた人工芝コ
ートの代替利用が簡便な施工で実現される。
【0043】請求項3〜5記載の発明によれば、長年月
使用することによって、透水性のあった既設コートが目
詰りを起して透水性が悪化したり損傷したりしても、そ
の古いコートは存置し、上面に透水性緩衝材と人工芝を
敷設することによって新たな透水層を有する人工芝コー
トに簡単に復元でき、低コストで既設コート類の長期使
用が図れる。しかも、古い既設コートを構成する人工芝
やアスコン等を産業廃棄物として処分する必要がなく、
不法投棄問題も起きず、環境にやさしい。
【0044】請求項6記載の発明によれば、ビル屋上に
透水性緩衝材と人工芝を敷設するだけで、透水性のある
全天候型コートに簡便に代替できて便利であり、新規需
要の拡大に貢献する。
【0045】請求項7〜10記載の発明によれば、前記
各リニューアル工法における透水性緩衝材として、合成
樹脂製、植物繊維製、ワイヤ製の各種緩衝材を利用でき
るので、透水性の確保に優れることは勿論、低コストで
施工できる上、軽量且つコンパクトであるため施工し易
く利便性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】A、Bは既設コート類のリニューアル工法の工
程図である。
【図2】図1Bの斜視図である。
【図3】A、B、Cは既設コート類のリニューアル工法
の異なる工程図である。
【図4】建物屋上での施工要領を示した断面図である。
【図5】合成樹脂製の透水性緩衝材を示した斜視図であ
る。
【図6】植物繊維製の透水性緩衝材を示した斜視図であ
る。
【図7】ワイヤ製の透水性緩衝材を示した側面図であ
る。
【符号の説明】
1 既設コート 2 透水性緩衝材 3 透水層 4 人工芝 5 人工芝 7 砂 8 透水シート 9 建物 10 屋上 20 紐状素材 21 空隙部 22 植物繊維製素材 23 空隙部 24 耐蝕性ワイヤ 25 空隙部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設のコート又はグランドにおいて、 前記既設コート類はそのまま存置した状態で、その既設
    コート類の上面に透水性緩衝材を敷設して透水層を新た
    に形成し、その透水層の上面に人工芝を敷設することを
    特徴とする既設コート類のリニューアル工法。
  2. 【請求項2】透水処理が予め施されていない非透水型の
    既設のコート又はグランドにおいて、 前記非透水型の既設コート類はそのまま存置した状態
    で、その非透水型の既設コート類の上面に透水性緩衝材
    を敷設して透水層を新たに形成し、その透水層の上面に
    人工芝を敷設することを特徴とする既設コート類のリニ
    ューアル工法。
  3. 【請求項3】透水処理が予め施されている透水型の既設
    のコート又はグランドにおいて、 前記透水型の既設コート類はそのまま存置した状態で、
    その透水型の既設コート類の上面に透水性緩衝材を敷設
    して透水層を新たに形成し、その透水層の上面に人工芝
    を敷設することを特徴とする既設コート類のリニューア
    ル工法。
  4. 【請求項4】既設コート類の表面を平坦処理した上で、
    その上面に透水性緩衝材を敷設して透水層を新たに形成
    することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載した既設コート類のリニューアル工法。
  5. 【請求項5】人工芝敷設の既設のコート又はグランドに
    おいて、 前記既設コート類の人工芝に砂を補充して平坦処理した
    後その上面に透水シートを敷設し、その透水シートの上
    面に透水性緩衝材を敷設して透水層を新たに形成し、そ
    の透水層の上面に人工芝を敷設することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載した既設コート類の
    リニューアル工法。
  6. 【請求項6】鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリ
    ート造建物の屋上において、 前記屋上の上面に透水性緩衝材を敷設して透水層を新た
    に形成し、その透水層の上面に人工芝を敷設することを
    特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載した既
    設コート類のリニューアル工法。
  7. 【請求項7】透水性緩衝材は、所定の厚さを有する塩化
    ビニリデンと塩化ビニールの共重合樹脂製の細い紐状素
    材の表面部にウレタン系樹脂液をコーティングし、コー
    ティングした前記紐状素材を所定の厚さに分離しないよ
    うに圧縮加工を施し、且つ多数の空隙部を設けて形成し
    た透水性がある合成樹脂で製作することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載した既設コート類の
    リニューアル工法。
  8. 【請求項8】透水性緩衝材は、やしの実等の植物繊維製
    素材を所定の厚さに圧縮加工を施し且つ多数の空隙部を
    設けて形成した透水性がある植物繊維で製作したり、耐
    蝕性ワイヤを所定の厚さに圧縮加工を施し且つ多数の空
    隙部を設けて形成した透水性があるワイヤで製作するこ
    とを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載し
    た既設コート類のリニューアル工法。
  9. 【請求項9】透水性緩衝材の空隙部内に、砂又は小さな
    砂利又はゴムチップの粉末又はプラスチック粉末又はガ
    ラス屑の粉末を単体又は混合体を所定量散布することを
    特徴とする、請求項7又は8に記載した既設コート類の
    リニューアル工法。
  10. 【請求項10】透水性緩衝材は、予め所定の大きさ・形
    状に形成しておくことを特徴とする、請求項7〜9のい
    ずれか1項に記載した既設コート類のリニューアル工
    法。
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