JP3470205B2 - パワーステアリング用スタブシャフトおよびその加工方法 - Google Patents

パワーステアリング用スタブシャフトおよびその加工方法

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    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/08Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
    • B62D5/083Rotary valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーステアリング用ス
タブシャフト(入力軸)およびその加工方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のパワーステアリング用スタブシャ
フトについて図6ないし図8により説明する。図6は一
般的なインテグラル型パワーステアリングの構成の一例
を示すもので、図示しないステアリングハンドルの操作
によって回転されるスタブシャフト(入力軸)2がウオ
ームシャフト(出力軸)4と同一軸線上に配置され、ト
ーションバー6を介して所定角度の相対回転が可能に連
結されている。スタブシャフト2は全体としてほぼ筒状
をしており、その内部を貫通する孔8の端部(図6の右
側の端部)8aが他の部分よりも小径になっており、こ
の小径内面部8aに、上記トーションバー6の一方の端
部6aが外周に嵌着されたOリング10を介して挿入さ
れピンにより固定されている。一方、このトーションバ
ー6の他方の端部6bは、円筒状のウオームシャフト4
の内周面に圧入されている。
【0003】この図6に示す構成では、スタブシャフト
2に直接バルブロータ部12が形成されており、このバ
ルブロータ部12と、その外周面に嵌合され、ピン14
を介してウオームシャフト4に連結されて一体的に回転
するバルブスリーブ16とによってロータリバルブ18
が構成されている。スタブシャフト2とウオームシャフ
ト4は、ウオームシャフト4の外周面とバルブハウジン
グ20との間に配置されたボールベアリング22および
スタブシャフト2の外周面とバルブハウジング20の内
面との間に配置されたニードルベアリング24とによっ
て回転自在に支持されている。ロータリバルブ18の構
成については従来周知であるのでその詳細な説明は省略
するが、スタブシャフト2がその図示右方側端部に連結
されたステアリングシャフトを介して回転され、ウオー
ムシャフト4に対して相対的に回転すると、このロータ
リバルブ18が切換作動され、オイルポンプ(図示せ
ず)から吐出された圧油がパワーシリンダ26の一方の
圧力室26aまたは26bに導入されるとともに、他方
の圧力室26aまたは26bはオイルタンク(図示せ
ず)に連通され、これら両室26a,26b間の圧力差
によってピストン28が作動されて、操舵補助力を発生
させるようになっている。
【0004】上記スタブシャフト2は、従来、丸棒状の
素材から製作されており、その丸棒状の素材の内外面を
切削し、図7に示すように外周面に大径部2bと小径部
2aとを形成するとともに、内径側も、上記大径部2b
の内側の大径内面部8bと小径部2aの内側の小径内面
部8aとを成形加工し、その後、内外面の仕上加工を行
なっていた。特に、上記トーションバー6の一方の端部
6aが圧入される小径内面部8aは、リーマ加工による
仕上をすることによって内径の精度を確保するようにし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
パワーステアリング用スタブシャフト2は、内周側およ
び外周側とも切削加工により、図7に示すような形状を
得た後、トーションバー6の一方の端部を挿入する小径
内面部8aをリーマ加工によって仕上を行なっているた
め、小径内面部8aと隣接する傾斜部8cとの間にバリ
8d(図8参照)が発生してしまうという問題があっ
た。このように小径内面部8aの内部側端部(図7,8
の左側端部)にバリ8dが発生していると、トーション
バー6はこの左側端部から挿入されるようになっている
ため、バリ取り工程を行なっていないと、トーションバ
ー6を挿入する際に、トーションバー6の外周面に嵌着
したOリング10を傷つけてしまい、外部漏れを起すお
それがあった。また、スタブシャフト2の内外径ともに
切削により加工し、小径部2a,8aの肉厚が他の部分
(大径内面部2b,8b)の肉厚よりも薄くなっている
ため、強度が不充分であるという問題もあった。さら
に、切削加工をした後、リーマによる内面加工を行なわ
なければならないため、加工工程が多くコスト高である
という問題もあった。
【0006】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、リーマによる仕上加工をする必要がないためバリ
が発生せず、トーションバーの挿入時にOリングを損傷
してしまうおそれのないパワーステアリング用のスタブ
シャフトを提供することを目的とするものである。その
結果、パワーステアリングの使用時に、外部洩れが発生
するおそれをなくすことができる。また、トーションバ
ー挿入部(小径内面部)の充分な強度を得ることがで
き、しかも、低コストなパワーステアリング用スタブシ
ャフトを提供することを目的とするものである。
【0007】また、第2の発明は、リーマ加工による内
面の仕上をする必要がないため、外部漏れが発生するお
それがなく、しかも、加工工程数が減少するため低コス
トなパワーステアリング用スタブシャフトの加工方法を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパワーステ
アリング用スタブシャフトは、出力軸と同一軸線上に配
置され、軸芯部を貫通する孔の端部に形成された小径内
面部に、トーションバーの一方の端部が挿入されて上記
出力軸と所定角度の相対回転が可能に連結されるもの
で、素材としてのパイプ材の端部に絞り加工を施すこと
により上記小径内面部を形成し、この小径内面部にトー
ションバーの一方の端部が挿入されるようになってい
る。
【0009】また、第2の発明に係るパワーステアリン
グ用スタブシャフトの加工方法は、パイプ材の端部に絞
り加工を施すことにより、その加工部の内側に小径内面
部を形成し、この小径内面部と非加工部の大径内面部と
の間に傾斜部を設けるとともに、この傾斜部と上記小径
内面部および大径内面部との間をそれぞれ大きいアール
の曲面によって接続し、大径内面部側からトーションバ
ーの一方の端部を挿入するようにしたものである。
【0010】
【作用】上記第1の発明では、スタブシャフトの端部側
のトーションバーが挿入される部分(小径内面部)が、
絞り加工(塑性加工)によって成形されているので、リ
ーマ加工等の仕上加工をする必要がなく、従って、内面
にバリが発生することがなく、トーションバーを挿入す
る際にトーションバーの端部外周に嵌着されたOリング
が破損されるおそれがない。
【0011】また、第2の発明では、パイプ状の素材の
端部に絞り加工を施すことにより、小径内面部を形成す
るとともに、パイプ状素材の加工していない部分の内側
の大径内面部と、この小径内面部との間を接続する傾斜
部とを形成し、上記大径内面部側からトーションバーの
一方の端部を挿入するようにしているので、トーション
バーを挿入する際にこのトーションバーの端部外周に嵌
着されたOリングが破損されるおそれがなく、しかも、
加工工程数を減らすことにより低コストなスタブシャフ
トを得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るパワーステアリング用の
スタブシャフト102の縦断面図、図2はその要部を拡
大して示す図、図3はこのスタブシャフト102を成形
する素材としてのパイプ材100の縦断面図である。こ
の素材としてのパイプ材100は、種々の製法により製
造された管体を用いることができるが、特に、肉厚が均
一であり、内外径の同軸性が高くしかも安価であるの
で、電縫管を用いることが好ましい。例えばシームレス
管を用いることも可能であるが、肉厚が偏っている場合
があるので、本実施例では電縫管を用いている。先ず、
第1の工程としてパイプ材100の端部100aに対し
て、絞り加工を行なう。この絞り加工として例えば、冷
間鍛造、転造あるいはスウェージング等の塑性加工を適
用することができる。
【0013】この絞り加工の結果、図4に示す形状の筒
体102(完成したスタブシャフト102とほぼ同一の
形状であるので同一の符号で示す)を得ることができ
る。すなわち、外周側が、もとの素材100の外径と等
しい外径を有する大径部102bと、絞り加工が施され
た小径部102aと、これら大径部102bと小径部1
02aとの間の段部102cとからなり、筒体102の
内部を貫通する孔108の内面側は、上記外径部102
bに対応する大径内面部(塑性加工されていない部分)
108b、絞り加工された上記小径部102aに対応す
る小径内面部108aおよび傾斜内面部108cとから
構成されている。なお、この実施例では、絞り加工を行
なう際に、加工する側の端面(図3の右側の端面)10
0dを拘束しない状態で加工を行なっているので、素材
がこの端面100d側に流動し、長さが元のパイプ材1
00の長さよりも延びるとともに、肉厚は、加工しない
部分よりも薄くなっている。但し、素材の端面100d
を拘束した状態で加工することも可能である。
【0014】そして、絞り加工によって、大径内面部1
08b、傾斜内面部108cおよび小径内面部108a
を形成したことにより、大径内面部108bと傾斜内面
部108cとの間および小径内面部108aと傾斜内面
部108cとの間は、図2に拡大して示すようにそれぞ
れ、アールの大きい曲面108d,108eによって接
続されている。
【0015】パイプ材100の端部100aに絞り加工
を施して、上記図1のスタブシャフト102とほぼ同一
形状の筒体102(図4参照)を得た後、外周面側だけ
に切削加工を行なう。なお、図2の一点鎖線は切削加工
前の状態を示し、その内側の実線は切削加工後の状態を
示す。本実施例に係るスタブシャフト102は、図1に
示すように、ロータリバルブ(図6に符号18で示す)
を構成するバルブロータ部102fが直接設けられてお
り、外周面には軸方向に延びる複数のバルブ溝102g
が、また、筒体102の内外を貫通する戻り通路102
h,102iおよびタンク側への還流通路102j等が
円周方向等間隔で形成されている。さらに、絞り加工を
された小径部102a側の外面は、図示しないステアリ
ングシャフトに連結するための加工が行なわれる。な
お、この実施例では、スタブシャフト102自体に直接
バルブロータ部102fを形成したが、このような構成
に限定されるものではなく、例えば、別体のバルブロー
タをスタブシャフトの外周に嵌合させ、ピン等によって
連結して一体的に回転するように構成したもの等であっ
ても良い。
【0016】一方、図1および図2に示すスタブシャフ
ト102の内面側は、仕上加工を行なわず絞り加工をし
たままの状態にしておく。このスタブシャフト102を
組み付ける際には、トーションバー6(図6参照)の一
方の端部(図の右側の端部)6aをスタブシャフト10
2の図の左側の大径内面部108b側から挿入し、傾斜
内面部108cを経て、小径内面部108a内に挿入す
る。このスタブシャフト102は、トーションバー6が
挿入固定される小径内面部108aをリーマ加工等によ
る仕上をしていないので、従来のようにバリ8d(図1
1参照)が発生していることがなく、トーションバー6
の外面に嵌着したOリング10が損傷されることがな
い。従って、パワーステアリングの使用時に外部漏れを
起すおそれがない。また、パイプ材100の端部100
aに絞り加工を行なうことにより、素材が流動する結
果、小径内面部108aが加工硬化しているため、この
部分の強度が増して耐久性が向上する。
【0017】図5は第2の実施例を示すもので、第1実
施例と同様のパイプ材100(図3参照)の端部100
a側にマンドレル230を挿入して絞り加工を行なった
ものである。絞り加工を行なった筒体102を成形した
後、このマンドレル230は図5の矢印B方向に引抜か
れる。このようにマンドレル230を挿入した状態で絞
り加工を行ない、その後引抜くことにより、所定の内径
精度と必要な面粗さを容易に得ることができる。しか
も、マンドレル230によって内面側を規制した状態で
絞り加工を行なうことにより、上記第1実施例のように
マンドレルを用いない場合よりも内周面がさらに硬化し
てこの部分の強度が向上するという効果を得ることがで
きる。
【0018】また、上記各実施例では、絞り加工により
小径部102aおよびその内側の小径内面部108aを
形成した後、内面側はリーマ加工等の仕上を行なわず
に、トーションバー6を挿入するようにしていた。この
ように塑性加工をしたままの表面にトーションバー6の
端部6aを挿入することが可能であり、上記のような効
果を奏することができるが、このトーションバー6を挿
入する小径内面部108aの表面をより精密に仕上げる
ことにより、さらに良好な挿入を行なうことができる。
そこで、小径内面部108aをボーリングバイト等を用
いた切削加工を行なうようにしても良い。このボーリン
グバイト等による仕上加工は、通常の加工と異なり、奥
から、すなわち図4の左側の傾斜内面部108c側から
図4の右側に向かって引きながらこの小径内面部108
cの仕上を行なう。この場合の加工は、ワーク(スタブ
シャフト102)を回転させながら行なうと良い結果が
得られる。このようにスタブシャフト102の内部側か
ら外側へ向けて仕上加工を行なうため、バリの発生を防
止できるので、トーションバー6の挿入時にOリング1
0を損傷してしまうことがなく、外部漏れが起こるおそ
れをのぞくことができる。
【0019】なお、上記実施例では、インテグラル型パ
ワーステアリングのスタブシャフトについて説明した
が、インテグラル型に限るものではなく、本発明は、ラ
ックピニオン型パワーステアリング等他の形式のパワー
ステアリング用スタブシャフトについても適用すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、出力
軸と同一軸線上に配置され、軸芯部を貫通する孔の端部
に形成された小径内面部に、トーションバーの一方の端
部が挿入されて上記出力軸と連結されたパワーステアリ
ング用スタブシャフトを、パイプ材の端部に絞り加工を
施すことにより上記小径内面部を形成し、この小径内面
部にトーションバーの一方の端部を挿入するように構成
したことにより、バリ取り加工を行なわなくともトーシ
ョンバー挿入時にOリングの切損が起こらないようにし
て外部漏れの発生を防止することができる。また、トー
ションバーが挿入される部分の強度をアップすることに
より耐久性を向上させることができる。
【0021】さらに、第2の発明に係る加工方法によれ
ば、リーマ等による仕上加工が必要なくなるので、加工
工程数が減少しコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパワーステアリング用
スタブシャフトの縦断面図である。
【図2】図1のパワーステアリング用スタブシャフトの
要部の拡大図である。
【図3】上記パワーステアリング用スタブシャフトの素
材のパイプ材を示す縦断面図である。
【図4】図3のパイプ状素材に絞り加工を施した状態を
示す図である。
【図5】第2の実施例に係るスタブシャフトの加工工程
を示す縦断面図である。
【図6】一般的なインテグラル型パワーステアリングの
構成を示す縦断面図である。
【図7】従来のスタブシャフトの要部を拡大して示す縦
断面図である。
【図8】図3のA部の拡大図である。
【符号の説明】
2 スタブシャフト 4 出力軸(ウオームシャフト) 6 トーションバー 6a トーションバーの端部 8 スタブシャフトの軸芯部を貫通する孔 8a 小径内面部 8b 大径内面部 8c 傾斜部 8d 大きいアールの曲面 8e 大きいアールの曲面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−179036(JP,A) 特開 平6−191420(JP,A) 国際公開94/000328(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/083 B23P 13/00 B23P 19/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸と同一軸線上に配置され、軸芯部
    を貫通する孔の端部に形成された小径内面部に、トーシ
    ョンバーの一方の端部が挿入されて上記出力軸と連結さ
    れたパワーステアリング用スタブシャフトにおいて、パ
    イプ材の端部に絞り加工を施すことにより上記小径内面
    形成され、この小径内面部にトーションバーの一方
    の端部が挿入されていることを特徴とするパワーステア
    リング用スタブシャフト。
  2. 【請求項2】 パイプ材の端部に絞り加工を施すことに
    より、そのパイプ材の内部に、絞り加工が行われていな
    い大径内面部よりも小径の内面部と、この小径内面部と
    上記大径内面部との間の傾斜部と形成されるととも
    に、これら小径内面部と傾斜部との間および大径内面部
    と傾斜部との間それぞれ大きいアールの曲面によって
    接続され、上記トーションバーの一方の端部は、この傾
    斜部側から上記小径内面部内に挿入されていることを特
    徴とする請求項1に記載のパワーステアリング用スタブ
    シャフト。
  3. 【請求項3】 素材としてのパイプ材が電縫管であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパワー
    ステアリング用スタブシャフト。
  4. 【請求項4】 パイプ材の端部に絞り加工を施すことに
    より形成された小径内面部、内部の傾斜部側から外側
    へ向けて切削加工をすることにより仕上加工行なわれ
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のパワーステアリング用スタブシャフト。
  5. 【請求項5】 パイプ材の端部に絞り加工を施すことに
    より、その加工された部分の内側に小径内面部を形成
    し、この小径内面部と非加工部の大径内面部との間に傾
    斜部を設けるとともに、この傾斜部と上記小径内面部お
    よび大径内面部との間をそれぞれ大きいアールの曲面に
    よって接続し、上記大径内面部側からトーションバーの
    一方の端部を挿入するようにしたことを特徴とするパワ
    ーステアリング用スタブシャフトの加工方法。
  6. 【請求項6】 パイプ材の端部内にマンドレルを挿入
    し、絞り加工を行なった後引抜くことを特徴とする請求
    項5に記載のパワーステアリング用スタブシャフトの加
    工方法。
  7. 【請求項7】 素材としてのパイプ材が電縫管であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のパワーステアリング用
    スタブシャフトの加工方法。
  8. 【請求項8】 パイプ材の端部に絞り加工を施した後、
    小径内面部を、内部側から外側へ向けて切削加工を行な
    うことにより仕上加工をすることを特徴とする請求項5
    に記載のパワーステアリング用スタブシャフトの加工方
    法。
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