JP3469861B2 - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JP3469861B2 JP2000256351A JP2000256351A JP3469861B2 JP 3469861 B2 JP3469861 B2 JP 3469861B2 JP 2000256351 A JP2000256351 A JP 2000256351A JP 2000256351 A JP2000256351 A JP 2000256351A JP 3469861 B2 JP3469861 B2 JP 3469861B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、理髪店、美容院等
で使用される業務用の自動洗髪機に関するものである。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上述
の自動洗髪機では、シャンプー等の薬剤の混ざった温水
を水槽内のノズルから噴射して、自動的に洗髪するよう
になっている。薬剤は、薬剤容器に収容されて供給され
る。この薬剤容器には、管の一端が接続されている。こ
の管は、途中に薬剤ポンプを介在させて、管の他端で、
温水の通る管と接続されている。薬剤は、温水の通る管
内にだけ流出するようにされている。 【0003】ところで、自動洗髪機を利用して洗髪し、
さらに、自動洗髪時と同種の薬剤を用いて、補助的に手
洗いで洗髪することがある。この場合、手洗いに用いる
薬剤を、自動洗髪機の薬剤容器とは別の容器で準備する
必要があり不便であった。また、被洗髪者の髪質に応じ
て薬剤量を調整することがある。このために利用できる
調整つまみは、使い始め時の調整用や試運転用にキャビ
ネットの前面に配置されていた。その結果、洗髪時に調
整つまみを操作し難く、不便であり、作業性を低下させ
ていた。 【0004】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、自動洗髪時の薬剤供給量を容易に調整で
き、作業性を高めることができる自動洗髪機を提供する
ことである。 【0005】 【課題を解決するための手段および発明の効果】 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】請求項記載の発明は、洗髪用の温水を水
槽内にあるノズルへ送る水路と、この水路内の温水に薬
剤容器からの薬剤を送り出す薬剤ポンプと、この薬剤ポ
ンプの能力を変更できる制御手段とをキャビネット内に
有する自動洗髪機において、上記制御手段により薬剤ポ
ンプの能力を変更させるための操作手段および薬液ポン
プスタートキーが、キャビネットの上面部に設けられ
上記制御手段は、前記操作手段により薬剤ポンプの能力
が最大に変更されたときには、その後の所定のタイミン
グで薬剤ポンプの能力を小さく変更して、薬剤ポンプが
最大能力を発揮できる時間を限定すると共に、前記操作
手段により薬剤ポンプの能力が最大に変更され、かつ、
前記スタートキーが操作されたときには、薬剤が前記水
路まで到達できる時間薬剤ポンプを最大能力で動作させ
た後停止させることを特徴とする自動洗髪機を提供す
る。この発明によれば、操作手段によりポンプ能力を変
更し、自動洗髪時の薬剤供給量であるポンプによる薬剤
の送出量を容易に変更できる。しかも、このような変更
を、操作し易いキャビネットの上面部で行うことができ
る。その結果、例えば、被洗髪者に応じて薬剤量を異な
らせて洗髪する場合に、自動洗髪時の作業性を高めるこ
とができる。 【0010】また、例えば、使い始めの初期調整作業時
に薬剤ポンプを最大能力とし、その後、薬剤ポンプの能
力を自動的に小さくできる。その結果、ポンプ能力が最
大で放置されることを防止でき、薬剤が不必要に多量に
消費されることを確実に防止できる。 【0011】そして、自動洗髪機を使い始める際の作業
性を高めることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の自動
洗髪機を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発
明の第1の実施形態の自動洗髪機の斜視図である。この
自動洗髪機1は、キャビネット11によってその外観形
状が形成されている。キャビネット11の上面中央に
は、被洗髪者の頭部を挿入するための入口12が形成さ
れている。入口12の内方には、頭部および髪が収容さ
れる水槽13が配置されている。入口12には、被洗髪
者の顔部周囲を覆うフード14が開閉可能に取付けられ
ている。このフード14を開いて、洗髪のために被洗髪
者の頭部を水槽13に収容する。洗髪時には、フード1
4は閉じられ、被洗髪者は、仰向け状態で入口12に頭
部を挿入し、顔をフード14から出した状態で洗髪され
る。 【0013】また、キャビネット11の上面には、窪み
部が形成されており、ここには、シャンプー液が貯蔵さ
れたシャンプー容器21と、トリートメント液が貯蔵さ
れたトリートメント容器22とが取り外し可能に装着さ
れている。また、キャビネット11の上面には、操作パ
ネル16が配置されており、ここには、操作信号をマイ
クロコンピュータ等を含む制御部17(図3参照)に入
力するための種々の操作キーや、制御部17からの信号
に応じて種々の情報を表示する表示素子が配列されてい
る。操作キーを操作することにより、水槽13内に温水
が噴射されて洗髪動作が行なわれる。 【0014】水槽13内には、図2の水路図に示すよう
に、温水を噴射するための複数のノズル24,26,2
7〜30が設けられている。これらのノズルには、頭部
用ノズルリンク(以下、「上ノズルリンク」という。)
23および襟足用ノズルリンク(以下、「下ノズルリン
ク」という。)25に配置されて、温水の噴射方向を変
えながら噴射できる上ノズル24および下ノズル26
と、水槽13の側壁に固定された複数の固定ノズル27
〜30とがある。これらの固定ノズル27〜30は、水
槽13内での位置が固定されているが、その温水の噴射
方向を調整することができる。 【0015】上ノズルリンク23は、水槽13内上部に
設けられ、ここに挿入された被洗髪者の頭部を取り囲む
ようにして略半円弧状に形成されている。この上ノズル
リンク23は、その端部で水槽13の側壁に回動自在に
取り付けられており、被洗髪者の頭部の斜め上方および
斜め下方の間で揺動自在に設けられている。上ノズルリ
ンク23には複数の上ノズル24が頭部方向に向けて配
列されている。そして、上ノズル24から噴射される温
水により、頭部および髪の根元部分を洗うことができ
る。 【0016】下ノズルリンク25は、水槽13内で被洗
髪者の頭部の下方に配置されて、棒状に形成されてい
る。この棒状の軸回りに回動自在に、下ノズルリンク2
5の端部が水槽13の側壁に支持されている。下ノズル
リンク25の周面には複数の下ノズル26が設けられて
おり、頭部方向に向けて配列されている。下ノズル26
から噴射される温水により、髪の根元部分および襟足部
を洗うことができる。また、水槽13の側壁には複数の
固定ノズル27〜30が固定されている。各固定ノズル
28,29,30は、対応する各管87,88,89に
それぞれ接続されている。 【0017】次に、これらの各ノズルに温水を供給する
ための水路について説明する。本自動洗髪機1では、洗
髪用の温水は、外部の水道および給湯器から供給され
る。水道につながる給水管2から供給される水は、水供
給部40を経てミキシングバルブ41へ与えられる。水
供給部40は、手動弁、フィルタ、逆止弁、アキュムレ
ータ、安全弁等をユニット化したものである。また、給
湯器からの給湯管3から供給される湯は、湯供給部42
を経てミキシングバルブ41に与えられる。湯供給部4
2は、手動弁、フィルタ、逆止弁等をユニット化したも
のである。ミキシングバルブ41では、与えられた水と
湯とが混合され、適当な温度の温水が作られる。ミキシ
ングバルブ41は、モータ39により駆動される。ミキ
シングバルブ41で作られる温水の温度は、オペレータ
が操作パネル16を操作することによって調節可能にさ
れている。 【0018】ミキシングバルブ41で作られた温水は、
シャワーバルブ47が開かれると、供給ホース49を介
してハンドシャワー18に導かれる。その結果、ハンド
シャワー18から温水を噴射することができる。ミキシ
ングバルブ41で作られる温水はまた、給湯バルブ43
が開かれると、供給管44を介して貯湯タンク45へ供
給される。供給管44には、ミキシングバルブ41から
供給される温水の温度を検出するためのサーミスタ46
が備えられている。 【0019】貯湯タンク45の内部には、そこに溜めら
れている温水の水量を検出するための下位水量センサ5
0および上位水量センサ51が備えられている。下位水
量センサ50および上位水量センサ51の出力はマイク
ロコンピュータにおける給湯バルブ43の開閉制御に利
用される。これにより、貯湯タンク45内に常に適量の
温水が満たされ得るようにされている。なお、貯湯タン
ク45には、その下方位置に配置されて温水の温度を検
出するためのサーミスタ52と、余分な温水を貯湯タン
ク45の外部へ溢れ出させるための溢水口53と、溢水
口53から溢れ出した温水を受け止めるドレンパン55
とが設けられている。また、ドレンパン55には、ドレ
ンパン55内に温水が満ちた異常状態を検出するための
水位センサ54と、ドレンパン55で受けた温水を機外
に排水するための排水管56とが設けられている。 【0020】貯湯タンク45の下方には流出管57が接
続されている。流出管57の他端は、ポンプ59の吸込
口に接続されている。ポンプ59はインバータ58から
交流電流が供給されることによって駆動される。ポンプ
59が駆動されると、貯湯タンク45に溜められている
温水は、流出管57を通ってポンプ59内に吸い込まれ
る。流出管57の途中部には、薬剤容器としてのシャン
プー容器21(以下「薬剤容器」ともいう。)からシャ
ンプー液を供給するための薬剤供給機構61と、薬剤容
器としてのトリートメント容器22からトリートメント
液を供給するための薬剤供給機構62とが接続されてい
る。これら2つの薬剤供給機構61,62は、ほぼ同様
に構成されており、以下では主にシャンプー用の薬剤供
給機構61を説明する。トリートメント用の薬剤供給機
構62については、薬剤供給機構61と同じ符号を付し
て説明を省略する。 【0021】薬剤供給機構61は、薬剤容器と流出管5
7とを連通して薬剤を送る管63と、この管63をしご
くことによって薬剤容器に貯蔵されている液状の薬剤を
吸い上げて管63を介して送り出すいわゆるチュービン
グポンプからなる薬剤ポンプ64とを有している。薬剤
ポンプ64は、柔軟な上述の管63をしごくローラと、
このローラを回転駆動するモータとを有している。この
構成において、ポンプ59がインバータ58によって駆
動される間に、シャンプー用の薬剤供給機構61の薬剤
ポンプ64が駆動されると、シャンプー容器21に貯蔵
されているシャンプー液が流出管57に供給される。そ
の結果、温水にシャンプー液が混入されて、シャンプー
用温水が作られる。 【0022】同様に、ポンプ59が駆動される間に、ト
リートメント用薬剤供給機構62により、トリートメン
ト容器22に貯蔵されているトリートメント液が流出管
57に供給される。その結果、温水にトリートメント液
が混入され、トリートメント用温水が作られる。ポンプ
59内に吸い込まれた温水、シャンプー用温水またはト
リートメント用温水は、ポンプ59の出口側から吐出さ
れる。ポンプ59の出口側には、複数、例えば、8つの
分路に分かれる分岐管75が接続されている。 【0023】分岐管75には、フィルタ74が設けら
れ、その下流側の各分路先端には、8つのバルブ、すな
わち、上ノズルバルブ76、下ノズルバルブ77、固定
ノズルバルブ78〜81、排水バルブ82および予備バ
ルブ83が接続されている。予備バルブ83は省略して
もよい。予備バルブ83を除いた残りの各バルブを介し
て、管84〜90がそれぞれ接続されている。管84の
先端は、上ノズルリンク23に接続されている。管85
の先端は下ノズルリンク25に接続されている。管86
の先方部は水槽13の側壁外方に配置されており、管8
6の先方部には、複数の固定ノズル27が所定間隔で配
列されている。管87〜89の先端は、水槽13の側壁
に配置された固定ノズル28〜30にそれぞれ接続され
ている。管90の先端は、水槽13の底面下方に連設さ
れた排水トラップ92、排水管93を介して排水管56
に接続されている。 【0024】この構成によれば、インバータ58によっ
てポンプ59を駆動し、かつ各バルブ76〜81を必要
に応じて選択的に開くことにより、水槽13内の所望の
ノズルから温水、シャンプー用温水またはトリートメン
ト用温水を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪する
ことができる。また、上ノズルリンク23および下ノズ
ルリンク25は、洗髪時には、駆動機構31によってそ
れぞれ揺動および回動される。その結果、上ノズル24
および下ノズル26から噴射される温水の噴射方向が変
化して、これにより、被洗髪者の髪を万遍なく、かつ良
好に洗髪できる。 【0025】ところで、上述のように自動運転で洗髪す
る場合であっても、美容師等が補助的に手洗いで洗髪す
ることがある。このような場合、従来の自動洗髪機で
は、シャンプー等の薬剤を自動運転用の薬剤容器から取
り出すことは極めて面倒であったが、これに対して、本
実施形態の自動洗髪機の薬剤供給機構61では、自動運
転用のシャンプー容器21からシャンプーを容易に取り
出して利用することができる。また、同様に薬剤供給機
構62も、トリートメント容器22からトリートメント
液を容易に取り出すことができるようになっている。 【0026】本自動洗髪機1の薬剤供給機構61は、自
動洗髪時に洗髪用の温水をノズルへ送る水路としての流
出管57内へ薬剤容器からの薬剤を送る薬剤路としての
上述の管63と、この管63に備えられて薬剤容器から
薬剤を汲み出すための汲み出し手段としての上述の薬剤
ポンプ64とを有している。また、薬剤供給機構61
は、管63において薬剤ポンプ64の下流側に位置する
部分から分岐されて手洗い時に使用できる位置へ薬剤を
送るための取出路としての管105と、薬剤ポンプ64
の下流側に設けられて汲み出された薬剤を流出管57へ
送るか管105へ送るかを切り換える切換手段としての
開閉弁109,110、操作キー108等とを有してい
る。 【0027】管63は、上流部としての管103と、下
流部としての管104とを有し、シャンプー容器21と
流出管57とをつないでいる。管104と管105と
が、管103から分岐している。管105は、下流端に
形成されて水路外に設けられた取出口106を有してい
る。管105および管103は、シャンプー容器21と
取出口106とをつないで、シャンプー容器21からの
薬剤を取出口106へ取り出すために送る抜取路として
機能する。 【0028】切換手段は、操作キー108の操作により
制御部17を介して弁109,110を開閉し、薬剤路
および抜取路の一方を択一的に選択して、選択された一
方を通して薬剤を流出させることができる。管103に
は、電動ポンプからなる薬剤ポンプ64が設けられてい
る。また、電磁開閉弁109,110は、管104,1
05をそれぞれ開閉し、管104,105にそれぞれ設
けられている。 【0029】電磁開閉弁109,110は、互いに協働
して、2つの下流部である管104,105を択一的に
流通可能に切り換える弁機構を構成している。また、電
磁開閉弁109,110と、薬剤ポンプ64とが互いに
協働して、薬剤を薬剤路または抜取路に流すことができ
る。また、取出口106および操作キー108は、手洗
い時に使用できる位置に、例えば、水槽13の入口12
の近傍に配置されている。取出口106および操作キー
108は、シャンプー用およびトリートメント用にそれ
ぞれ設けられている。操作キー108は、キャビネット
11の上面部111に、より詳細には、水槽13の入口
12の周縁部に隣接した上面に設けられている。取出口
106は、水槽13の内部に、その後部の側壁の上部に
設けられている。 【0030】また、水槽13内に配置された取出口10
6であれば、仮に薬剤を受け損なったとしても、水槽1
3の周囲が汚れることを防止できて好ましい。また、操
作キー108からの信号に基づいて、薬剤ポンプ64や
各弁109,110を制御する上述の制御部17が設け
られている。制御部17は、図3に示すように、制御中
枢としてのマイクロコンピュータ(CPU)、記憶手段
としてのRAM、ROM(図示せず)等を含んでいる。
CPUは、ROM等に予め記憶されたプログラムや、R
AMに記憶された内容等に基づいて各部を制御する。ま
た、制御部17には、操作キー108等が接続されてい
る。 【0031】自動洗髪時には、制御部17は、弁109
を開け、且つ弁110を閉じている。これにより、薬剤
路が開かれ、抜取路が閉じられる。そして、薬剤供給機
構61の薬剤ポンプ64が駆動されると、シャンプー液
は、シャンプー容器21から薬剤路を通り流出管57に
流入し、シャンプー液を温水中に混入することができ
る。また、シャンプー液を取出口106から取り出すに
は、自動洗髪の終了後や、一時停止中に、シャンプー液
取出し用の操作キー108を操作する。操作キー108
の操作に応答して、制御部17は、弁109を閉じ、且
つ弁110を開ける。これにより、薬剤路が閉じ、抜取
路が開かれる。そして、薬剤供給機構61の薬剤ポンプ
64が駆動されると、シャンプー液が抜取路を通りシャ
ンプー用の取出口106から流出する。この取出口10
6からのシャンプー液を手で受け止めれば良い。 【0032】また、トリートメント液を取り出すには、
トリートメント液取出し用の操作キー108を操作すれ
ばよい。このトリートメント液取り出し用の操作キー1
08は、シャンプー用の操作キー108とは別に配置さ
れている。トリートメント液取り出し用の操作キー10
8を操作することにより、薬剤供給機構62により、ト
リートメント用の取出口106からトリートメント液が
流出する。トリートメント用の取出口106は、上述の
シャンプー用取出口106に隣接して設けられている。
なお、各図では、トリートメント用の取出口106には
符号に(T)を付記し、シャンプー用取出口106には
符号に(S)を付記した。 【0033】なお、管63から薬剤を汲み出す汲み出し
手段としては、薬剤ポンプ64の他、薬剤の流出を開始
させまたは停止させる開閉弁を用いることも考えられ
る。また、上述の切換手段としては、2つの下流部の管
に設けられた2つの開閉弁109,110の他、上流部
と下流部との境界に設けられた単一の切換弁を利用する
ことも考えられる。また、薬剤の粘度が高い場合には、
下流部の一方にだけ開閉弁を設け、他方の下流部を一方
の下流部に比べて流通抵抗を大きくすることも考えられ
る。この場合、開閉弁を開くと、一方の下流部が流れ易
くなり、薬剤ポンプ64を動作させると、薬剤は一方の
下流部を流れる。一方、開閉弁を閉じると、他方の下流
部が流れ易くなり、薬剤ポンプ64を動作させると、薬
剤は他方の下流部を流れるようになる。 【0034】また、第1実施形態では、薬剤路および抜
取路の一方から薬剤を択一的に流出させることができる
ようにしていたが、これには限定されない。例えば、第
2実施形態で説明するように、薬剤路および抜取路をと
もに同時に選択できるようにしてもよい。要は、薬剤路
および抜取路の少なくとも一方が選択可能とされて選択
された少なくとも一方から薬剤を流出させることができ
ればよい。第2実施形態では、図4の水路図に示すよう
に、薬剤路と抜取路とが別個に設けられ、薬剤路と抜取
路とに薬剤を送る薬剤ポンプ64,112がそれぞれ設
けられている。 【0035】第2実施形態は、第1実施形態と以下の点
で異なり、それ以外の点については、同様に構成されて
いるものであり、同じ符号を付して説明を省略する。ま
た、以下で説明する他の実施形態についても同様であ
る。本自動洗髪機1の薬剤供給機構61は、薬剤路とし
ての上述の管63と、汲み出し手段としての上述の薬剤
ポンプ64とを有している。また、管63および薬剤ポ
ンプ64とは別に、手動操作により薬剤容器から薬剤を
汲み出すことのできる汲み出し装置としての薬剤ポンプ
112が設けられている。 【0036】薬剤ポンプ112は、薬剤容器の上部開口
に取り付けられている。薬剤ポンプ112は、吸込側で
管114を介してシャンプー容器21内に連通し、吐出
側で管115と接続されている。薬剤ポンプ112の押
しボタン113を押すと、薬剤は管114,115を通
して汲み出され、取出口106から流れ出す。本実施形
態では、薬剤路および抜取路は、第1実施形態と異な
り、途中で連通せず、共用化もされずに、独立して構成
されている。抜取路は、上流側の管114と、下流側の
管115と、薬剤ポンプ112の内部とを含む。管11
4の一端はシャンプー容器21の内部の底部近傍に達し
ている。また、管115の下流側の端部に取出口106
が形成されている。2つの管114,115の間に薬剤
ポンプ112が介在している。 【0037】薬剤ポンプ112は、図5および図6に示
すように、プランジャタイプの往復ポンプを構成し、手
動ポンプである。このタイプの手動ポンプは、ケーシン
グ121内に液を一時的にためる貯留室122を区画し
ている。この貯留室122には、その上壁を形成する上
下に変位可能なピストン123が設けられている。この
ピストン123は、バネ124により上方に付勢されて
いる。貯留室122の下壁には、管114の他端が接続
されている。管114の一端は、薬剤容器内の液中に位
置している。貯留室122の下壁には、管114からの
液の流入を許容しつつ、管114への逆流を防止する弁
125が設けられている。ピストン123には、上方に
延びる管115が設けられている。ピストン123は、
管115により上下方向に変位自在に支持されつつ、こ
の管115を通して、貯留室122内の液を取出口10
6へ流出させる。管115には、貯留室122から管1
15を通って外部への液の流れを許容し、且つ逆方向の
流れを阻止する弁126が設けられている。管115の
上部には、取出口106から薬剤を取り出すべく、ピス
トン123を上下移動させるための操作部としての押し
ボタン113が設けられている。 【0038】薬剤ポンプ112では、押しボタン113
を、バネ124の付勢力に抗して下方に押し込むと、貯
留室122の容積が小さくなり、貯留室122内に溜ま
っている液は、管115を上方に押し上げられて、取出
口106から流出する(図6の実線矢印参照)。押しボ
タン113を押すことを止めると、押しボタン113は
バネ124の弾性反発力により上方へ戻り、貯留室12
2内の容積が大きくなり、負圧になる。これに伴い、管
114を通して、シャンプー容器21内の薬剤が貯留室
122内に吸い上げられる(図6の一点鎖線の矢印参
照)。 【0039】また、薬剤ポンプ112は、シャンプー容
器21の上部開口を覆う蓋部材127と一体的なユニッ
トを構成している。従って、薬剤ポンプ112に設けら
れた取出口106および押しボタン113も、水槽13
の入口12の近傍に、閉じた状態のフード14の外部に
配置される。水槽13外に配置された取出口106は、
自動洗髪中であっても、取出口106から薬剤を取り出
して利用することができる。 【0040】このように本発明の第1および第2実施形
態によれば、自動洗髪時用の薬剤容器から手洗い時用に
薬剤を容易に取り出せるので、例えば、手洗い時用の薬
剤を別途準備せずに済み、便利で手洗い時の作業性を高
めることができる。また、シャンプー容器21を自動洗
髪時用と、手洗い時用とで兼用できるので、省スペース
化を図ることができる。また、第1の実施形態での操作
キー108および第2の実施形態での押しボタン113
は、水槽13の入口12の近傍に配置されたので、手洗
い洗髪時に操作し易い。しかも、水槽13の入口12の
近傍に配置された取出口106は、手洗い時に薬剤を手
で受け取り易い。 【0041】特に、第1実施形態では、薬剤ポンプ64
を自動洗髪時用と手洗い時用とで兼用できて、コスト安
価にできる。また、自動洗髪用の薬剤ポンプ64は、薬
剤を通常ゆっくりと送り出すので、手洗い時に所望量の
薬剤を容易に取り出すことができる。また、第1実施形
態では、薬剤ポンプ64を兼用しているので、薬剤路お
よび抜取路の一方を択一的に切り換えて利用するのが、
薬剤路への薬剤の送り出し量を安定化させて確実に薬剤
を送ることができて好ましい。 【0042】特に、第2実施形態では、手動ポンプを利
用しているので、操作が分かりやすくて、薬剤を容易に
取り出すことができる。しかも、手動ポンプは、コスト
安価に構成できる。第3実施形態の自動洗髪機1は、図
7の水路図に示すように、上述の薬剤路のみを有して抜
取路を省略した構成とされているが、第1および第2実
施形態のように抜取路を有した構成としてもよい。 【0043】本自動洗髪機1は、そのキャビネット11
内に、薬剤を薬剤容器から流出管57へ送るための上述
の薬剤ポンプ64と、この薬剤ポンプ64の能力を調整
可能に薬剤ポンプ64を制御する上述の制御部17とを
有している。この制御部17により薬剤ポンプ64の能
力を変更するための操作手段としての操作キー131
が、キャビネット11の上面部111の操作パネル16
に設けられている。これにより、操作キー131を用い
てポンプ能力を変更し、薬剤ポンプ64による薬剤の送
出量を容易に変更できる。しかも、操作キー131は、
操作し易いキャビネット11の上面部111にある。そ
の結果、例えば、被洗髪者に応じて薬剤量を異ならせて
洗髪する場合に、洗髪時の作業性を高めることができ
る。 【0044】ここで、ポンプ能力とは、例えば、単位時
間当たりの薬剤の送り出し量である。キャビネット11
は、図1に示すように、略直方体形状の箱状に形成され
ている。キャビネット11は、水槽13の周囲を側方か
ら取り囲む側面部116と、水槽13の入口12の周縁
部を形成する上面部111とを有している。側面部11
6と上面部111とは別体で形成されている。上面部1
11は、キャビネット11の上面およびこの上面に隣接
する部分を有し、この隣接する部分には、側面部116
につながる立設面が含まれている。操作パネル16は、
上面部111、例えば、水槽13の入口12の側方とな
る上面に配置されている。上面部111に設けられた操
作キー131であれば、操作し易くできる。 【0045】操作キー131は、シャンプー用とトリー
トメント用とがそれぞれ設けられている。また、操作キ
ー131は、洗髪時の薬剤量の調整用に加えて、初期調
整作業用にも兼用されている。ところで、このように兼
用される操作キーでは、以下のような課題がある。すな
わち、上述の薬剤ポンプ64は、管をしごくことにより
薬剤を送るいわゆるチュービングポンプとして構成さ
れ、任意の薬剤、例えば、高粘度の薬剤をも利用できる
ようにされている。また、薬剤の種類に応じて薬剤量を
調整できるように、薬剤ポンプの能力は調整できるよう
にされている。その調整範囲は、通常の洗髪用の能力範
囲よりも広くされ、例えば、能力を高めることができる
ようにされている。というのは、自動洗髪機を使い始め
る際の上述の初期調整作業において、薬剤を薬剤容器か
ら流出管57の直前にまで到達させるのに、洗髪用のポ
ンプ能力では非常に時間がかかるからである。従って、
初期調整作業の終了後には、再度、薬剤ポンプ64の能
力を洗髪用に調整し直す必要があるが、万一、薬剤ポン
プ64能力の再調整をし忘れると、能力が大きいままで
維持され、その結果、洗髪時にシャンプーを必要以上に
多量に消費してしまう。 【0046】特に、本実施形態では、上述のようにポン
プ能力を洗髪時にも容易に調整できるようにされている
ので、これによりポンプ能力を調整する機会が増す。し
かも、同じ操作キー131が洗髪時の調整用と初期調整
作業用とに兼用されている。その結果、ポンプ能力を上
述の初期調整作業用の大きなものに誤って調整してしま
うことも想定され、洗髪時にシャンプーを必要以上に多
量に消費してしまう虞も高まる。 【0047】そこで、本実施形態の自動洗髪機では、薬
剤量を調整し易くでき、且つ薬剤を必要以上に多量に消
費することを防止でき、しかも、初期調整作業の作業性
をも高めることのできるようにされている。制御部17
は、図8に示すように、上述のCPU、RAM、ROM
等を有している。また、CPUは、計時手段としてのタ
イマを含み、このタイマによって経過時間を計時して、
薬剤ポンプ64の駆動時間等を制御することができる。 【0048】また、制御部17は、駆動回路(図示せ
ず)を介して薬剤ポンプ64のモータに接続されてい
る。制御部17は、ポンプ用モータの回転速度を所望の
速度に変更可能に制御できる。回転速度を変更すること
により、ポンプ能力、ひいては薬剤の送り出し量を変更
することができる。また、制御部17は、操作キー13
1の他、操作キー132、LED等の表示素子133等
と接続されている。 【0049】操作キー131,132および表示素子1
33は、操作パネル16にまとまって配置されている。
操作キー131は、薬剤ポンプ64の能力に対応する設
定値を変更するための調整キーであり、操作キー132
は、調整キーにより変更された設定値で薬剤ポンプ64
を駆動させるスタートキーである。なお、これらの操作
キー131,132は、そのための専用キーであっても
よいし、他の機能のキーと兼用されてもよい。 【0050】制御部17は、ポンプ能力の設定値を、不
揮発性メモリに記憶している。設定値としては、予め定
めた複数段階の値があり、これらの値のなかの一つの値
が記憶される。この記憶された設定値に基づいて、制御
部17はポンプ用モータを制御し、薬剤ポンプ64を設
定値に対応する能力で駆動する。本実施形態の特徴は、
ポンプ能力を調整するための調整処理の制御内容にあ
る。この調整処理を中心に図9のフローチャートを参照
して説明する。 【0051】調整処理は、洗髪時に髪質に合わせて薬剤
量を調整する際と、自動洗髪機の使い始めの初期調整作
業の際とに行われる。調整処理は、電源投入後の予め定
めたタイミング、例えば、洗髪運転前や、一時停止中に
実行可能とされるが、このタイミングは、特に限定され
るものではない。先ず、洗髪時の調整を説明する。調整
キーが操作されると、調整処理が開始される(ステップ
S1)。 【0052】調整処理では、調整キーおよびスタートキ
ーの入力操作が監視されながら、設定値が決められる。
例えば、調整キーが操作されるごとに、設定値が変更さ
れる。これと同時に設定値が表示素子133に表示され
る(ステップS2,3)。このように、設定値がデジタ
ル表示されるので、分かり易くて設定し易い。設定値
は、調整キーが操作されるごとに、順次変更される。例
えば、設定値は、4,5,…,8,9,A,0,1,
…,3,4と順に変更される。ここで、設定値「A」は
最大能力に対応し、設定値「0」は停止に対応する。な
お、調整処理を始めるための調整キーの操作は、設定値
を変更しないようにされている。洗髪時の調整では、設
定値はA,0を除いた1〜9のなかの適当な値とされる
(ステップS4でNO)。 【0053】そして、調整キーが操作された後、スター
トキーおよび調整キーがともに操作されないままで、所
定時間T2、例えば、10秒が経過すると(ステップS
7でYES)、表示素子133の表示は、設定値の表示
からもとの表示、例えば、貯湯タンク45内の温水温度
の表示に戻り、調整処理は自動的に終了する(ステップ
S8)。調整処理が終了しても、設定値はそのまま維持
されて記憶される。そして、再度調整処理が行われる場
合には、その記憶された設定値を初期値として設定値を
調整することとなる。 【0054】このようにして、洗髪時に薬剤量に容易に
調整できる。この調整した薬剤量で、自動洗髪が行われ
る。次に、初期調整作業を説明する。上述したように、
調整キーが操作されると、調整処理が開始される(ステ
ップS1)。そして、調整キーおよびスタートキーの入
力操作が監視されながら、設定値が決められ、これと同
時に設定値が表示素子133に表示される(ステップS
2,3)。 【0055】初期調整作業において、薬剤を空の管に満
たすためには、設定値は最大ポンプ能力に対応する
「A」とされる。また、初期調整作業において、薬剤に
応じたポンプ能力に調整するためには、設定値はA,0
以外の1〜9の値とされる。何れの場合も、スタートキ
ーが操作されるまでであれば(ステップS9に移行して
NO)、調整キーの操作により設定値を変更することが
できる。スタートキーが操作されると(ステップS9で
YES)、設定値に基づいてポンプ用モータが駆動され
る。ポンプ用モータは、所定時間T3、例えば、3分間
継続して駆動され、その後、自動的に停止される(ステ
ップS10)。ここで、所定時間T3は、ポンプ能力最
大として、空の管63を薬剤容器の薬剤でほぼ満たすの
に要する時間として設定されている。また、ポンプ用モ
ータの駆動開始後、再度スタートキーが操作されると、
その操作時点で、ポンプ用モータの駆動は停止され、ポ
ンプ用モータを所望時間で駆動できる。所定時間T3が
経過してもしなくとも、ポンプ用モータの駆動が停止さ
れると、調整処理も終了する(ステップS8)。再度調
整処理する場合には、ステップS1で調整キーを操作し
て、調整処理を最初から実行することとなる。 【0056】例えば、再度調整処理を行い、設定値
「A」で、スタートキーにより薬剤ポンプ64を適宜駆
動させ停止させて、薬剤を流出管に確実に到達させるこ
とができる。その後、ステップS1から調整処理を行
い、設定値を薬剤に応じた適切な値、例えば、A以外の
0〜9の値とされて、初期調整作業は終了する。このよ
うに、設定値を最大能力のAとして、スタートキーによ
り薬剤ポンプ64を所定時間T3で動作させると、薬剤
が流出管57まで容易且つ速やかにほぼ到達でき、調整
の作業性を高めることができる。また、薬剤ポンプ64
は自動的に停止するので、調整時に薬剤が流出して無駄
になることを防止できる。 【0057】この間、設定値が「A」の場合(ステップ
S4でYES)、この値が調整キーにより変更されない
かぎり、この「A」の値に設定値を変更する契機となっ
た調整キーの操作のタイミングから所定時間T1、例え
ば、5分が経過するまでは(ステップS5でNO、ステ
ップS11でなし)、設定値は「A」のまま維持され、
調整時に設定値を何度も変更する必要はない。また、設
定値がAのままで放置されたとしても、その後、上述の
所定時間T1、例えば、5分が経過すると(ステップS
4でYES、ステップS5でYES)、設定値は「A」
から予め定める値、例えば「3」に自動的に変更される
(ステップS6)。ここで、設定値を変更するタイミン
グである所定時間T1の経時開始の起点となる時点は、
上述の設定値を「A」にした調整キーの操作のタイミン
グでもよいし、再度調整処理をするために、調整キーの
操作のタイミングとしてもよい。なお、この設定値を自
動的に変更する処理(ステップS5,6)は、調整処理
がステップS8で終了していても、行われる。 【0058】また、ステップS5で、所定時間T1が経
過する前であっても、電源操作キーが操作されると(ス
テップS11であり)、設定値は「A」から予め定める
値、例えば「3」に変更される(ステップS12)。そ
の後、所定の電源切断処理が行われて(ステップS1
3)、調整処理は終了する(ステップS14)。このよ
うに第3の実施形態の調整処理では、ポンプ能力が最大
の「A」とされたときには、時間T1の経過や電源オフ
等の所定のタイミングで薬剤ポンプ64の能力を相対的
に小さい値に変更するようにし、最大能力を発揮できる
時間を限定するようにした。これにより、初期調整作業
時の薬剤ポンプ64の最大能力が放置されることを防止
できる。従って、洗髪時に薬剤が不必要に多く消費され
ることを防止できる。 【0059】なお、上述の各実施形態では、各ノズル2
4,26を可動ノズルリンクに設けていたが、これには
限定されない。例えば、全ノズルを、水槽13内の側壁
に固定してもよい。その他、本発明の要旨を変更しない
範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態を示す自動洗髪機の斜
視図である。 【図2】図1に示す自動洗髪機の水路図である。 【図3】図1に示す自動洗髪機の電気的構成の主要部の
ブロック図である。 【図4】本発明の第2の実施形態を示す自動洗髪機の水
路図である。 【図5】図4に示す自動洗髪機に利用されるシャンプー
容器等の斜視図である。 【図6】図5に示す手動ポンプの構造を示す模式図であ
る。 【図7】本発明の第3の実施形態を示す自動洗髪機の水
路図である。 【図8】図7に示す自動洗髪機の電気的構成の主要部の
ブロック図である。 【図9】図7に示す自動洗髪機の調整処理のフローチャ
ートである。 【符号の説明】 1 自動洗髪機 11 キャビネット 12 水槽の入口 13 水槽 17 制御部 21 シャンプー容器(薬剤容器) 22 トリートメント容器(薬剤容器) 24,26〜30 ノズル 57 流出管(水路) 64 薬剤ポンプ(汲み出し手段) 63 管(薬剤路) 105 管(取出路) 106 取出口(手洗い時に使用できる位置) 108 操作キー(切換手段) 109,110 弁(切換手段) 111 キャビネットの上面部 112 薬剤ポンプ(汲み出し装置) 131 操作キー(操作手段)
フロントページの続き (72)発明者 吉井 達彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 西村 智 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 正継 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番 1号 タカラベルモント株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−66224(JP,A) 特開 平6−78822(JP,A) 特開 昭61−106106(JP,A) 特開 平11−276236(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/06 - 19/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】洗髪用の温水を水槽内にあるノズルへ送る
    水路と、この水路内の温水に薬剤容器からの薬剤を送り
    出す薬剤ポンプと、この薬剤ポンプの能力を変更できる
    制御手段とをキャビネット内に有する自動洗髪機におい
    て、 上記制御手段により薬剤ポンプの能力を変更させるため
    の操作手段および薬液ポンプスタートキーが、キャビネ
    ットの上面部に設けられ 上記制御手段は、前記操作手段により薬剤ポンプの能力
    が最大に変更されたときには、その後の所定のタイミン
    グで薬剤ポンプの能力を小さく変更して、薬剤ポンプが
    最大能力を発揮できる時間を限定すると共に、 前記操作手段により薬剤ポンプの能力が最大に変更さ
    れ、かつ、前記スタートキーが操作されたときには、薬
    剤が前記水路まで到達できる時間薬剤ポンプを最大能力
    で動作させた後停止させる ことを特徴とする自動洗髪
    機。
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