JP3469853B2 - アウトサイドドアハンドル装置 - Google Patents

アウトサイドドアハンドル装置

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JP3469853B2 JP2000123719A JP2000123719A JP3469853B2 JP 3469853 B2 JP3469853 B2 JP 3469853B2 JP 2000123719 A JP2000123719 A JP 2000123719A JP 2000123719 A JP2000123719 A JP 2000123719A JP 3469853 B2 JP3469853 B2 JP 3469853B2
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佳之 井戸上
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Kojima Industries Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は車両用のアウトサイ
ドドアハンドル装置に関する。詳しくは、グリップ式の
アウトサイドドアハンドルのドアロックオープンレバー
をレリースプレートを介して駆動するベルクランクの軸
の強度を向上すると共に、該軸を支持する軸受孔を形成
する金型を小型化可能としたアウトサイドドアハンドル
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、の車両用のアウトサイドドアハン
ドル装置の1例を図4に示す。同図(a)は正面図,
(b)は背面図、(c)は(b)図のc−c線における
断面図である。このアウトサイドドアハンドル装置は、
同図に示すように、グリップハンドル1と該グリップハ
ンドル1を支持するケース2とを具備し、前記グリップ
ハンドル1は(c)図の如く、軸部1aによりケース2
に前後に移動可能に支持されている。 【0003】また、ケース2には、グリップハンドル1
の軸部1aの先端に形成された押圧部1bにより押圧さ
れて回動するベルクランク3がベルクランク軸4により
回動可能に設けられ、トーションばね5により復帰する
ように矢印A方向に付勢されている。また、このベルク
ランク3には、レリースプレート6が軸7により回動可
能に取付けられ、該レリースプレート6のフォーク部8
はドアロックオープンレバー(図示なし)のピン9に係
合している。 【0004】そして、前記ベルクランク3のベルクラン
ク軸4は、該ベルクランク3と一体に形成され、且つそ
の一方端は図5(a)に示すように、軸に平行した2面
4aが形成されている。また、図5(b)(c)図に示
すように、ベルクランク軸4を支持する軸受10には前
記2面4aが通過できるスリット11が形成されて該ス
リット11からベルクランク軸4が挿入されて組立てら
れている。 【0005】そして図6(a)に示す初期状態から図6
(b)の如くグリップハンドル1を引っ張ることによ
り、ベルクランク3がベルクランク軸4を中心にして反
時計方向に回動する。それに伴ってレリースプレート6
はドアロックオープンレバーのピン9を(a)図の状態
から(b)図の状態に押圧しドアロックを解除する方向
に移動させる。これによりドアのロックは解除される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のアウトサイ
ドドアハンドル装置では、ベルクランク3のベルクラン
ク軸4に2面が形成されているため、断面積が少なくな
り、強度が低下すると共に、軸受10との接触面積が少
なくなり、摩耗が早い。また前後の軸受10,10′間
の間隔があるため、該軸受10,10′を形成するため
の金型の中子のスライド量が多くなり、金型が大きくな
る。等の問題があった。 【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、軸の強
度及び耐久性を向上し、且つケース成形金型の中子のス
ライド量を少なくできるアウトサイドドアハンドル装置
を実現することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のアウ
トサイドドアハンドル装置は、グリップハンドル20
と、該グリップハンドル20を前後移動可能に支持する
ケース21と、該グリップハンドル20を引張ることに
より回動するベルクランク22と、該ベルクランク22
を復帰させるトーションばね24と、前記ベルクランク
22にレリースプレート軸26により回動可能に支持さ
れてドアロックオープンレバーを駆動するレリースプレ
ート25とを具備して成るアウトサイドドアハンドル装
置において、前記ベルクランク22と一体に形成された
ベルクランク軸23を支持する軸受を、該ベルクランク
軸23の両端部および中央部に対応する3か所に分け、
その一方の端部を支持する第1軸受29は、ベルクラン
ク軸23の全周を支持し、中央部を支持する第2軸受3
0は、ベルクランク軸23の外周の下部半周を支持し、
他方の端部を支持する第3軸受31は、ベルクランク軸
23の外周の上部半周を支持するように構成され、前記
第2軸受30部分はベルクランク軸23を装着する際、
弾性変形可能であることを特徴とする。 【0009】この構成を採ることにより、軸の強度及び
耐久性を向上し、且つケース成形金型の中子のスライド
量を少なくできるアウトサイドドアハンドル装置が得ら
れる。また、ベルクランク軸の軸受に対する組立が可能
となる。 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】図1は本発明の車両用のアウトサ
イドドアハンドル装置の実施の形態を示す図で、(a)
は正面図、(b)は背面図、(c)は(b)図のc−c
線における断面図(d)は(b)図のd−d線における
断面図である。本実施の形態は、同図に示すように、グ
リップハンドル20と該グリップハンドル20を支持す
るケース21とを具備し、前記グリップハンドル20は
軸部20aによりケース21に前後に移動可能に支持さ
れている。 【0012】また、ケース21には、グリップハンドル
20の軸部20aの先端に形成された押圧部20bによ
り押圧されて回動するベルクランク22がベルクランク
軸23により回動可能に設けられ、トーションばね24
により復帰するように付勢されている。また、このベル
クランク22には、レリースプレート軸26によりレリ
ースプレート25が回動可能に取付けられ、該レリース
プレート25のフォーク部27はドアロックオープンレ
バー(図示なし)のピン28に係合している。 【0013】以上は図4で説明した従来例と同様であ
る。本実施の形態の特徴は、前記ベルクランク軸23の
支持構造にある。この支持構造を次に説明する。ベルク
ランク軸23を支持する軸受は、図2(a)に示すよう
に一方の端部を支持する第1軸受29と、中央部を支持
する第2軸受30と、他方の端部を支持する第3軸受3
1の3か所に分けられている。 【0014】そして、ベルクランク軸23の一方の端部
を支持する第1軸受29は、図2(b)に示すように、
ベルクランク軸23の全周を支持するようになってい
る。また、ベルクランク軸23の中央部を支持する第2
軸受30は、図2(c)に示すように、ベルクランク軸
23の下部半周を支持するようになっている。さらに、
ベルクランク軸23のの他方の端部を支持する第3軸受
は、図2(d)に示すように、ベルクランク軸23の上
部半周を支持するようになっている。 【0015】このように構成される本実施の形態は、図
2(e)に示すようにして組立られる。即ち、ベルクラ
ンク軸23の後端を第3軸受31に係合させ、その状態
で前部を矢印A方向に押圧し、第2軸受30の部分を矢
印B方向に弾性変形させる。そして、ベルクランク軸2
3の前端が第1軸受29に一致したところで、該ベルク
ランク軸23を矢印C方向に押圧することで第1軸受2
9にベルクランク軸23の前端を挿入すれば、第2軸受
30は弾性復帰して図2(a)の状態となり、組付けを
完了することができる。 【0016】本実施の形態は、ベルクランク軸23の第
1軸受29に対応する部分に従来の如き2面が形成され
ていないため強度および耐摩耗性が向上する。また軸孔
を形成する金型の中子の移動量は図2(a)のL寸法で
良いため、従来に比して、金型を小型化することができ
る。 【0017】図3は本発明の第2の実施の形態を示す断
面図である。本実施の形態は、前実施の形態とほぼ同様
であり、異なるところは金属軸を用いたことである。即
ち、前実施の形態のベルクランク軸23がベルクランク
22と一体成形されていたものを、本実施の形態では、
金属軸32を用いてベルクランク22にインサートモー
ルドしたことである。そして、軸受は前実施の形態と同
様であるため、作用・効果は前実施の形態と同様であ
る。 【0018】 【発明の効果】本発明のアウトサイドドアハンドル装置
に依れば、ベルクランク軸の2面を廃止し、且つ、ベル
クランク軸を支持する軸受をベルクランク軸の両端及び
中央の3か所に設け、第1軸受は軸の全周を、第2軸受
は下部半周を、第3軸受は上部半周をそれぞれ支持する
ようにしたことにより、軸の強度および耐久性が向上
し、且つベルクランク軸を支持する部分を成形する金型
の中子のスライド量を少なくすることができ、金型の小
型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のアウトサイドドアハンドル装置の実施
の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図、
(c)は(b)図のc−c線における断面図、(d)は
(b)図のd−d線における断面図である。 【図2】本発明のアウトサイドドアハンドル装置の実施
の形態の要部を示す図である。 【図3】本発明のアウトサイドドアハンドル装置の他の
実施の形態を示す図である。 【図4】従来のアウトサイドドアハンドル装置の1例を
示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は
(b)図のc−c線における断面図である。 【図5】従来のアウトサイドドアハンドル装置の要部を
示す図で、(a)はベルクランクの斜視図、(b)はベ
ルクランクの断面図、(c)は(b)図のZ矢視図であ
る。 【図6】従来のアウトサイドドアハンドル装置の動作を
説明するための図である。 【符号の説明】 20…グリップハンドル 20a…軸部 20b…押圧部 21…ケース 22…ベルクランク 23…ベルクランク軸 24…トーションばね 25…レリースプレート 26…レリースプレート軸 27…フォーク部 28…ドアロックオープンレバーピン 29…第1軸受 30…第2軸受 31…第3軸受 32…金属軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−170453(JP,A) 実開 平2−101968(JP,U) 実開 昭58−78357(JP,U) 実開 平2−101969(JP,U) 実開 昭53−15222(JP,U) 実開 昭64−37860(JP,U) 実開 平1−86654(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/00 301 E05B 65/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 グリップハンドル(20)と、該グリッ
    プハンドル(20)を前後移動可能に支持するケース
    (21)と、該グリップハンドル(20)を引張ること
    により回動するベルクランク(22)と、該ベルクラン
    ク(22)を復帰させるトーションばね(24)と、前
    記ベルクランク(22)にレリースプレート軸(26)
    により回動可能に支持されてドアロックオープンレバー
    を駆動するレリースプレート(25)とを具備して成る
    アウトサイドドアハンドル装置において、 前記ベルクランク(22)と一体に形成されたベルクラ
    ンク軸(23)を支持する軸受を、該ベルクランク軸
    (23)の両端部および中央部に対応する3ヶ所に分
    け、その一方の端部を支持する第1軸受(29)は、ベ
    ルクランク軸(23)の全周を支持し、中央部を支持す
    る第2軸受(30)は、ベルクランク軸(23)の外周
    の下部半周を支持し、他方の端部を支持する第3軸受
    (31)は、ベルクランク軸(23)の外周の上部半周
    を支持するように構成され、前記第2軸受(30)部分はベルクランク軸(23)を
    装着する際、弾性変形可能である ことを特徴とするアウ
    トサイドドアハンドル装置。
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