JP3469188B2 - 無線パケット中継方法、無線パケット中継システム及び無線局 - Google Patents

無線パケット中継方法、無線パケット中継システム及び無線局

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JP3469188B2
JP3469188B2 JP2000312855A JP2000312855A JP3469188B2 JP 3469188 B2 JP3469188 B2 JP 3469188B2 JP 2000312855 A JP2000312855 A JP 2000312855A JP 2000312855 A JP2000312855 A JP 2000312855A JP 3469188 B2 JP3469188 B2 JP 3469188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線局を中
継してパケットを伝送する無線パケット中継方法に関
し、更に、該中継方法を使って、パケットを伝送するよ
うに構成した無線パケット中継システム及び該システム
を構成する無線局に係る。
【0002】
【従来の技術】少なくとも1つの無線局を中継すること
によりパケットの伝送を行なうマルチホップネットワー
クにおいて無線パケットの伝送を行なう従来の方法を以
下に説明する。データパケットの送信元である無線局W
Tとデータパケットの送信宛である無線局WRとが距離
などの関係により直接通信できない場合であっても、無
線局WTと無線局WWRとの間に存在する1つ又は複数
の無線局により、マルチホップネットワークを構築し、
無線局WTから無線局WRヘデータ転送を行なうことが
できる。
【0003】上述のマルチホップネットワークにおける
無線局間のパケット伝送の従来技術として、無線局WT
と無線局WRがデータパケットの送受信の前に送信予定
の無線チャネルの使用状況を見て、一定時間だけ継続し
て空いていることを確認した後に、データパケットを送
受信するCSMA/CA方式がある。この方式を採用し
た場合には、お互いに電波の届かない無線局同士から送
信されるパケットが衝突する可能性が高くなり、チャネ
ルの利用効率が低下する。
【0004】そこで、このような不都合を防ぐために、
データパケットを送信する前に、データ送信を予約する
ための制御パケット(以下RTSパケットという)と受
信準備完了を示す制御パケット(以下CTSパケットと
いう)をやりとりし、無線局がデータパケットを正確に
受信した場合、無線局は相手無線局に対し受信確認のた
めの制御パケット(以下ACKパケットという)を送信
し、チャネル利用効率を向上するようにしたCSMA方
式が知られている。
【0005】この方法は、RTSパケットまたはCTS
パケット、またはACKパケットまたはデータパケット
を受信した無線局は、それぞれのパケットに記されてい
る時間の間送信を禁止することにより、前述の問題を解
決している。この方法は、ANSI/IEEE Std802.11 Wirele
ss LAN Medium Access Control(MAC)and PhysicalLayer
(PHY)specification に記されている通り、IEEE8
02.11標準規格のMΑCプロトコルとして採用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチホップ
ネットワークに従来のCSMΑ/CA方式を用いた場
合、無線回線毎にキャリアセンスを行ない、RTS/C
TSパケットの送受信を行なった後にデータパケットを
送信するため、複数の無線局を中継してパケットを送信
するマルチホップネトワークでは伝送の遅れが重なり、
上位のレイヤにおいて途中の回線でパケットが破棄され
たと認識されてしまうため、再び同じパケットが送信さ
れ、トラヒックが増大するという課題があった。
【0007】図4に従来のCSMA/CΑ方式を用いた
場合のパケット処理シーケンスを示す。今、無線局13
1から無線局134に対してデータパケットを送信する
場合を考える。まず、無線局131はT1だけ連続して
送信予定のチャネルが空いていることを確認した後、無
線局132に対して、RTSパケット221を送信す
る。無線局132はRTSパケット221を受信する
と、自局が送信中でなくかつ他の無線局によって送信を
禁止されていない場合、無線局131に対しCTSパケ
ット321を送信する。
【0008】無線局131はCTSパケット321を受
信すると無線局132に対しデータパケット521を送
信する。無線局132はデータパケット521を受信す
ると、無線局131に対し、ACKパケット621を送
信する。無線局131はACKパケット621を受信す
るとパケットへの送信に成功したと認識する。各無線局
間で上記の手順を繰り返し行なうことで、データパケッ
トが無線局に送信される。
【0009】しかし、途中の中継する無線局において、
周囲の無線局の通信によりパケット送信が禁止されてい
る場合、その無線局の通信が終了するまでパケットを中
継することができず、伝送遅延が増加する。図5に無線
局143の送信が他の端末によって禁止されている場合
の従来のCSMA/CA方式を用いた場合の処理シーケ
ンスを示す。
【0010】図5に示すように、無線局142が無線局
143に対しRTSパケットを送信する直前に、無線局
143の送信が他の無線局によって禁止された場合、無
線局143は無線局142が送信したRTSパケット2
32に対しCTSパケットを送信することができない。
そのために、無線局143は一定時間T0が経過後、再
び一定時間T1だけ送信予定の無線チャネルが連続して
空いている場合、再びRTS233パケットを無線局1
43に対して送信するため、遅延が増大する。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであって、少なくとも1つの無線局を中継し
てパケットを伝送する場合に、伝送の遅れを低減し、ス
ループットを向上させることのできる無線パケット中継
方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。すなわち、請求項1の発明は、無線通信を行なう
複数の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも
直接又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全て
の無線局と通信可能である無線ネットワークにおいて、
【0013】前記無線局の1つである無線局WTから、
n局の無線局WR1、WR2、…WRn(nは自然数)
の順番に中継して前記無線局の1つである無線局WRに
パケットを伝送する場合に、無線局WTは、受信可能か
どうかを問い合わせることを示す予約要求パケットを無
線局WR1に送信し、該予約要求パケットを受信した無
線局WR1は、定められた条件と自局の状熊とを比較し
て、一致している場合には、
【0014】無線局WTと無線局WR2に対して、“送
信元である無線局WTに対しては受信可能であり待ち受
け状態に入ることを通知することを示す予約完了として
動作し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能
かどうかを問い合わせることを示す予約要求として動作
するパケット”を送信し、前記予約完了パケットを受信
した無線局WTは、無線局WR1に対しデータパケット
を送信し、
【0015】無線局WR1が送信した予約要求パケット
を受信した無線局WR2は、定められた条件と自局の状
熊とを比較して一致している場合には、受信すると直ち
に無線局WR1と無線局WR3に対して、“送信元であ
る無線局WR1に対しては予約完了として動作し、送信
先である無線局WR3に対しては予約要求として動作す
るパケット”を送信し、無線局WR2が送信した前記予
約完了を示すパケットを受信した後に、
【0016】無線局WTが送信したデータパケットを受
信した無線局WR1は、“送信元である無線局WTに対
しては送信完了を示し、送信先である無線局WR2に対
してはデータを示すパケット”を送信し、以下上記手順
を各無線局が順番に行なうことにより、データパケット
を無線局WRまで送り届ける無線パケット中継方法であ
る。
【0017】請求項2の発明は、無線通信を行なう複数
の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも直接
又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全ての無
線局と通信可能である無線ネットワークにおいて、前記
無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局WR
1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継して
前記無線局の1つである無線局WRにパケットを伝送す
る場合に、
【0018】無線局WTは受信可能かどうかを問い合わ
せることを示す予約要求パケットを無線局WR1に送信
し、該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定
められた条件と自局の状態とを比較し一致している場合
は、無線局WTと前期無線局WR2に対し、“送信元で
ある無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態
に入ることを通知することを示す予約完了として動作
し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能かど
うかを問い合わせることを示す予約要求として動作する
パケット”を送信し、
【0019】前記予約完了パケットを受信した無線局W
TはWR1に対しデータパケットを送信し、無線局WR
1が送信した予約要求パケットを受信した無線局WR2
は、定められた条件と自局の状熊とを比較し一致してい
る場合は、無線局WTが無線局WR1に対しデータパケ
ットを送信完了した後に、無線局WR1と無線局WR3
に対して、“送信元である前記無線局WR1に対しては
予約完了を示し、送信先である前記無線局WR3に対し
ては予約要求を示すパケット”を送信し、
【0020】無線局WR2が送信した前記予約完了を示
すパケットを受信した後に、無線局WTが送信した前記
データパケットを受信した無線局WR1は、“送信元で
ある無線局WTに対しては送信完了を示し、送信先であ
る前記無線局WR2に対してはデータを示すパケット”
を送信し、以下上記手順を各無線局が順番に行なうこと
により、データパケットを無線局WRまで送り届ける無
線パケット中継方法である。
【0021】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の無線パケット中継方法において、無線局WRn
が予約要求パケットを受信したときに、次の無線回線の
予約が一定時間できない場合に、該予約要求パケットの
送信元である無線局に対して予約失敗パケットを送信す
るように構成したものである。
【0022】請求項4の発明は、無線通信を行なう複数
の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも直接
又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全ての無
線局と通信可能であるように構成した無線パケット中継
システムであって、無線局の1つである無線局WTか
ら、n局の無線局WR1、WR2、…WRn(nは自然
数)の順番に中継して無線局の1つである無線局WRに
パケットを伝送する場合に、
【0023】無線局WTは、受信可能かどうかを問い合
わせることを示す予約要求パケットを無線局WR1に送
信し、該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、
定められた条件と自局の状熊とを比較して、一致してい
る場合には、無線局WTと無線局WR2に対して、“送
信元である無線局WTに対しては受信可能であり待ち受
け状態に入ることを通知することを示す予約完了として
動作し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能
かどうかを問い合わせることを示す予約要求として動作
するパケット”を送信し、
【0024】前記予約完了パケットを受信した無線局W
Tは、無線局WR1に対しデータパケットを送信し、無
線局WR1が送信した予約要求パケットを受信した無線
局WR2は、定められた条件と自局の状熊とを比較して
一致している場合には、受信すると直ちに無線局WR1
と無線局WR3に対して、“送信元である無線局WR1
に対しては予約完了として動作し、送信先である無線局
WR3に対しては予約要求として動作するパケット”を
送信し、
【0025】無線局WR2が送信した前記予約完了を示
すパケットを受信した後に、無線局WTが送信した前記
データパケットを受信した無線局WR1は、“送信元で
ある無線局WTに対しては送信完了を示し、送信先であ
る無線局WR2に対してはデータを示すパケット”を送
信し、以下上記手順を各無線局が順番に行なうことによ
り、データパケットを前記無線局WRまで送り届ける手
段を各無線局が有する無線パケット中継システムであ
る。
【0026】請求項5の発明は、無線通信を行なう複数
の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも直接
又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全ての無
線局と通信可能であるように構成した無線中継システム
であって、無線局の1つである無線局WTから、n局の
無線局WR1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番
に中継して無線局の1つである無線局WRにパケットを
伝送する場合に、
【0027】無線局WTは受信可能かどうかを問い合わ
せることを示す予約要求パケットを無線局WR1に送信
し、該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定
められた条件と自局の状態とを比較し一致している場合
は、無線局WTと無線局WR2に対し、“送信元である
無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態に入
ることを通知することを示す予約完了として動作し、送
信先である無線局WR2に対しては受信可能かどうかを
問い合わせることを示す予約要求として動作するパケッ
ト”を送信し、
【0028】前記予約完了パケットを受信した無線局W
TはWR1に対しデータパケットを送信し、無線局WR
1が送信した予約要求パケットを受信した無線局WR2
は、定められた条件と自局の状熊とを比較し一致してい
る場合は、無線局WTが無線局WR1に対しデータパケ
ットを送信完了した後に、無線局WR1と無線局WR3
に対して、“送信元である無線局WR1に対しては予約
完了を示し、送信先である無線局WR3に対しては予約
要求を示すパケット”を送信し、
【0029】無線局WR2が送信した前記予約完了を示
すパケットを受信した後に、無線局WTが送信した前記
データパケットを受信した無線局WR1は、“送信元で
ある無線局WTに対しては送信完了を示し、送信先であ
る前記無線局WR2に対してはデータを示すパケット”
を送信し、以下上記手順を各無線局が順番に行なうこと
により、前記データパケットを無線局WRまで送り届け
る手段を各無線局に有する無線パケット中継システムで
ある。
【0030】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
に記載の無線パケット中継システムにおいて、無線局W
Rnが予約要求パケットを受信したときに、次の無線回
線の予約が一定時間できない場合に、該予約要求パケッ
トの送信元である無線局に対して予約失敗パケットを送
信する手段を有するように構成したものである。
【0031】請求項7の発明は、無線通信を行なう複数
の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも直接
又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全ての無
線局と通信可能であるように構成した無線パケット中継
システムの無線局であって、無線局の1つである無線局
WTから、n局の無線局WR1、WR2、…WRn(n
は自然数)の順番に中継して無線局の1つである無線局
WRにパケットを伝送する場合に、
【0032】自局が無線局WTであるとき、受信可能か
どうかを問い合わせることを示す予約要求パケットを無
線局WR1に送信し、無線局WR1から予約完了パケッ
トを受信したとき、無線局WR1に対しデータパケット
を送信し、無線局WR1から送信完了パケットを受信す
ることにより送信の終了を認識する手段と、
【0033】自局が無線局WR1であるとき、無線局W
Tから予約要求パケットを受信したとき、定められた条
件と自局の状熊とを比較して、一致している場合には、
無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元である無
線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態に入る
ことを通知することを示す予約完了として動作し、送信
先である無線局WR2に対しては受信可能かどうかを問
い合わせることを示す予約要求として動作するパケッ
ト”を送信し、無線局WR2から予約完了パケットを受
信し、無線局WTが送信した前記データパケットを受信
した後、“送信元である無線局WTに対しては送信完了
を示し、送信先である無線局WR2に対してはデータを
示すパケット”を送信する手段と、
【0034】自局が無線局WR2あるいはWR2以降の
無線局であるとき、送信元の無線局が送信した予約要求
パケットを受信したとき、定められた条件と自局の状熊
とを比較して一致している場合には、受信すると直ちに
送信元の無線局と送信先の無線局に対して、“送信元で
ある無線局に対しては予約完了として動作し、送信先で
ある無線局に対しては予約要求として動作するパケッ
ト”を送信し、送信元の無線局が送信したデータパケッ
トを受信し、送信先の無線局から予約完了パケットを受
信した後、“送信元である無線局に対しては送信完了を
示し、送信先である無線局に対してはデータを示すパケ
ット”を送信する手段とを有する有する無線局である。
【0035】請求項8の発明は、無線通信を行なう複数
の無線局によって構成され、前記無線局のいずれも直接
又は他の1つ以上の無線局を介することで他の全ての無
線局と通信可能であるように構成した無線中継システム
の無線局であって、無線局の1つである無線局WTか
ら、n局の無線局WR1、WR2、…WRn(nは自然
数)の順番に中継して無線局の1つである無線局WRに
パケットを伝送する場合に、
【0036】自局が無線局WTであるとき、受信可能か
どうかを問い合わせることを示す予約要求パケットを無
線局WR1に送信し、無線局WR1から予約完了パケッ
トを受信したとき、無線局WR1に対しデータパケット
を送信し、無線局WR1から送信完了パケットを受信す
ることにより送信の終了を認識する手段と、
【0037】自局が無線局WR1であるとき、無線局W
Tから予約要求パケットを受信したとき、定められた条
件と自局の状熊とを比較して、一致している場合には、
無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元である無
線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態に入る
ことを通知することを示す予約完了として動作し、送信
先である無線局WR2に対しては受信可能かどうかを問
い合わせることを示す予約要求として動作するパケッ
ト”を送信し、無線局WTが送信したデータパケットを
受信し、無線局WR2から予約完了パケットを受信した
後、“送信元である無線局WTに対しては送信完了を示
し、送信先である無線局WR2に対してはデータを示す
パケット”を送信する手段と、
【0038】自局が無線局WR2あるいはWR2以降の
無線局であるとき、送信元の無線局が送信した予約要求
パケットを受信したとき、定められた条件と自局の状熊
とを比較して一致している場合には、送信元の前段の無
線局がデータパケットを送信元の無線局に対して送信完
了した後に、送信元の無線局と送信先の無線局に対し
て、“送信元である無線局に対しては予約完了として動
作し、送信先である無線局に対しては予約要求として動
作するパケット”を送信し、送信元の無線局が送信した
データパケットを受信し、送信先の無線局から予約完了
パケットを受信した後、“送信元である無線局に対して
は送信完了を示し、送信先である無線局に対してはデー
タを示すパケット”を送信する手段とを有する無線局で
ある。
【0039】請求項9の発明は、請求項又は請求項
に記載の無線局において、予約要求パケットを受信した
ときに、次の無線回線の予約が一定時間できない場合
に、該予約要求パケットの送信元である無線局に対して
予約失敗パケットを送信する手段を有するように構成し
たものである。
【0040】上述のように、請求項1、請求項4又は請
求項7の発明は、無線局から少なくとも1つの無線局を
中継して無線局にパケットを伝送する場合に、データパ
ケットが送信される前に、回線予約パケットをなるべく
先に中継し、無線中継回線をあらかじめ予約しておくこ
とにより、パケットの中継遅延を低減することを可能に
している。
【0041】また、請求項2、請求項4又は請求項7の
発明によれば、無線局から少なくとも1つの無線局を中
継して無線局にパケットを伝送する場合に、データパケ
ットを受信した直後に、次の回線の予約状況を受信し、
回線が予約できていた場合はすぐにデータパケットを中
継することができるため、パケットの中継遅延を低減す
ることを可能にしている。
【0042】また、請求項3、請求項6又は請求項8の
発明によれば、無線局から少なくとも1つの無線局を中
継して無線局にパケットを伝送する場合に、一定時間回
線の予約ができない場合は、送信済の無線局に予約がで
きないことを知らせ、他の回線への切替えを促すことに
より、パケットの中継遅延を低減することを可能にして
いる。
【0043】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例を説明する図である。この例は請求項1、請求項
4、請求項7に対応する。なお、これらの例では中継す
る無線局数が2つの場合を示すが、本発明における中継
する無線局数は2つとは限らない。同図において、無線
局(101)はパケット送信要求発生後、他の無線局か
らの電波のレベルが予め定めたしきい値以下であって、
かつ自局が送信中でなく、また他の無線局によって送信
を禁止されていない場合、一定時間T1だけ連続して送
信予定の無線チャネルが使用されていないことを確認し
た後、RTSパケット201を送信する。
【0044】RTSパケット201には、“無線局(1
01)の識別子”と“無線局(102)の識別子”と
“無線局(102)以外の無線局に対し送信を禁止する
時間T10”が記されている。ここでT10は、“T2
とCTSパケット301を送信するのにかかる時間とT
2とRSVパケットを送信するのにかかる時間とT2と
データパケット501を送信するのにかかる時間とT2
とACK+データパケット502のACK部分を送信す
るのにかかる時間を足した時間”とする。
【0045】無線局(102)は、無線局(101)が
送信したRTSパケット201を受信すると、自分宛の
パケットであることを確認し、他の無線局からの電波の
レベルが予め定めたしきい値以下であって、かつ自局が
送信中でなく、また他の無線局によって送信を禁止され
ていない場合、一定時間T2だけ待機した後、無線局
(101)と無線局(103)に対してCTSパケット
301を送信する。CTSパケット301には、“無線
局(101)の識別子”と“無線局(102)の識別
子”と“無線局(103)の識別子”と“無線局(10
1)と無線局(103)以外の無線局に対し送信を禁止
する時間T11”が記されている。
【0046】ここで、T11は、“T2とRSVパケッ
ト401を送信するのにかかる時間とT2とデータパケ
ット501を送信するのにかかる時間とT2とACK+
データパケット502のACK部分を送信するのにかか
る時間を足した時間”とする。無線局(103)は、無
線局(102)が送信したCTSパケット301を受信
すると、自分宛のパケットであることを確認し、他の無
線局からの電波のレベルが予め定めたしきい値以下であ
って、かつ自局が送信中でなく、また他の無線局によっ
て送信を禁止されていない場合、一定時間T2だけ待機
した後、無線局(102)と無線局(104)に対して
RSVパケット401を送信する。
【0047】RSVパケット401には、“無線局(1
02)の識別子”と“無線局(103)の識別子”と
“無線局(104)の識別子”と“無線局(102)と
無線局(104)以外の無線局に対し送信を禁止する時
間T12”が記されている。ここでT12は、“T2と
データパケット501を送信するのにかかる時間とT2
とACK+データパケット502を送信するのにかかる
時間とT2とACK+データパケット503を送信する
のにかかる時間とT2とACKパケット601を送信す
るのにかかる時間を足した時間”とする。
【0048】無線局(101)は、無線局(102)が
送信したCTSパケット301を受信すると、自分宛の
パケットであることを確認し、一定時間T3だけ待機し
た後、無線局(102)に対してデータパケット501
を送信する。データパケット501には、“無線局(1
01)の識別子”と“無線局(102)の識別子”が記
されている。ここでT3は、“T2とRSVパケット4
01を送信するのにかかる時間とT2を足した時間”と
する。
【0049】無線局(102)は、無線局(103)が
送信したRSVパケット401を受信し、さらに無線局
(101)が送信したデータパケット501を受信した
場合、自分宛のパケットであることを確認し一定時間T
2だけ待機した後、無線局(101)と無線局(10
3)に対してACK+データパケット502を送信す
る。ACK+データパケット502には、“無線局(1
01)の識別子”と“無線局(102)の識別子”と
“無線局(103)の識別子”と“無線局(101)と
無線局(103)以外の無線局に対し送信を禁止する時
間T13”が記されている。
【0050】ここで、T13は、T2とACK+データ
パケット503のACK部分を送信するのにかかる時間
を足した時間”とする。無線局(104)は、無線局
(103)が送信したRSVパケット401を受信した
場合、自分宛のパケットであることを確認し、他の無線
局からの電波のレベルが予め定めたしきい値以下であっ
て、かつ自局が送信中でなく、また他の無線局によって
送信を禁止されていない場合、一定時間T2だけ待機し
た後、無線局(103)に対してRSVパケット402
を送信する。
【0051】RSVパケット402には、“無線局(1
03)の識別子”と“無線局(104)の識別子”と
“無線局(101)と無線局(103)以外の無線局に
対し送信を禁止する時間T14”が記されている。ここ
でT14は、“T12から、T2とRSVパケット40
2を送信する時間の和を引いた時間”とする。無線局
(101)は、無線局(102)が送信したACK+デ
ータパケット502のACK部分を受信した場合、自分
宛のパケットであることを確認し、パケットの伝送が成
功したと認識する。
【0052】無線局(103)は、無線局(104)が
送信したRSVパケット402を受信し、さらに無線局
(102)が送信したACK+データパケット(50
2)を受信した場合、自分宛のパケットであることを確
認し、一定時間T2だけ待機した後、無線局(102)
と無線局(104)に対してACK+デー夕パケット5
03を送信する。ACK+データパケット503には、
“無線局(102)の識別子”と“無線局(103)の
識別子”と“無線局(104)の識別子”が記されてい
る。
【0053】無線局(102)は、無線局(103)が
送信したACK+データパケット503のACK部分を
受信した場合、自分宛のパケットであることを確認し、
パケットの伝送が成功したと認識する。無線局(10
4)は、無線局(103)が送信したACK+データパ
ケット503を受信した場合、自分宛のパケットである
ことを確認し、一定時間T2だけ待機した後、無線局
(103)に対してACKパケット601を送信する。
【0054】ACKパケット601には、“無線局(1
03)の識別子”と“無線局(104)の識別子”が記
されている。このように、本発明の方法では、RSVパ
ケットをデータパケットよりもできるだけ先に伝送する
ことによって無線回線の予約を行なうため、遅延を低減
することができる。また、図1と図4を比較してもわか
るように、従来の方法よりも早くデータパケットを中継
することが可能となる。また、中継する無線局が2つ以
上の場合においても、上記説明の方法を同様に行なうこ
とにより、実現が可能である。
【0055】図2は本発明の実施の形態の第2の例を説
明する図である。この例は、請求項2、請求項5、請求
項8に対応する。同図において、無線局(111)はパ
ケット送信要求発生後、他の無線局からの電波のレベル
が予め定めたしきい値以下であって、かつ自局が送信中
でなく、また他の無線局によって送信を禁止されていな
い場合、一定時間T1だけ連続して送信予定の無線チャ
ネルが使用されていないことを確認した後、RTSパケ
ット211を送信する。RTSパケット211には、
“無線局(111)の識別子”と“無線局(112)の
識別子”と“無線局(112)以外の無線局に対し送信
を禁止する時間”T15が記されている。
【0056】ここで、T15は、“T2とCTSパケッ
ト311を送信するのにかかる時間とT2とデータパケ
ット511を送信するのにかかる時間とT2とRSVパ
ケット411を送信するのにかかる時間とT2とACK
+データパケット502のACK部分を送信するのにか
かる時間を足した時間”とする。無線局(112)は、
無線局(111)が送信したRTSパケット211を受
信すると、自分宛のパケットであることを確認し、他の
無線局からの電波のレベルが予め定めたしきい値以下で
あって、かつ自局が送信中でなく、また他の無線局によ
って送信を禁止されていない場合、一定時間T2だけ待
機した後、無線局(111)と無線局(113)に対し
てCTSパケット311を送信する。
【0057】CTSパケット311には、“無線局(1
11)の識別子”と“無線局(112)の識別子”と
“無線局(113)の識別子”と“無線局(111)と
無線局(113)以外の無線局に対し送信を禁止する時
間”T16が記されている。ここでT16は、“T2と
データパケット511を送信するのにかかる時間とT2
とRSVパケット411を送信するのにかかる時間とT
2とACK+データパケット502のACK部分を送信
するのにかかる時間を足した時間”とする。
【0058】無線局(111)は、無線局(112)が
送信したCTSパケット311を受信すると、自分宛の
パケットであることを確認し、一定時間T2だけ待機し
た後、無線局(112)に対してデータパケット511
を送信する。データパケット511には、“無線局(1
11)の識別子”と“無線局(112)の識別子”が記
されている。無線局(113)は、無線局(112)が
送信したCTSパケット311を受信すると、自分宛の
パケットであることを確認し、他の無線局からの電波の
レベルが予め定めたしきい値以下であって、かつ自局が
送信中でなく、また他の無線局によって送信を禁止され
ていない場合、一定時間T5だけ待機した後、無線局
(112)と無線局(114)に対してRSVパケット
411を送信する。
【0059】RSVパケット411には、“無線局(1
12)の識別子”と“無線局(113)の識別子”と
“無線局(114)の識別子”と“無線局(112)と
無線局(114)以外の無線局に対し送信を禁止する時
間”T17が記されている。ここでT5は、“T2とデ
ータパケット511を送信するのにかかる時間とT2を
足した時間”とする。また、T17は、“T2とACK
+データパケット512を送信するのにかかる時間とT
2とRSVパケット412を送信するのにかかる時間と
T2とACK+データパケット513を送信するのにか
かる時間とT2とACKパケット611を送信するのに
かかる時間を足した時間”とする。
【0060】無線局(112)は、無線局(111)が
送信したデータパケット511を受信し、さらに無線局
(113)が送信したRSVパケット411を受信した
場合、自分宛のパケットであることを確認し、一定時間
T2だけ待機した後、無線局(111)と無線局(11
3)に対してACK+データパケット512を送信す
る。ACK+データパケット512には、“無線局(1
11)の識別子”と“無線局(112)の識別子”と
“無線局(113)の識別子”と“無線局(111)と
無線局(113)以外の無線局に対し送信を禁止する時
間T18が記されている。
【0061】ここで、T18は、“T2とRSVパケッ
ト412を送信するのにかかる時間とT2とACK+デ
ータパケット502のACK部分を送信するのにかかる
時間を足した時間”とする。無線局(114)は、無線
局(113)が送信したRSVパケット411を受信し
た場合、自分宛のパケットであることを確認し、自局が
送信中でなくかつ他の無線局によって送信を禁止されて
いない場合、一定時間T6だけ待機した後、無線局(1
13)に対してRSVパケット412を送信する。
【0062】RSVパケット412には、“無線局(1
13)の識別子”と“無線局(114)の識別子”と
“無線局(113)以外の無線局に対し送信を禁止する
時間”T19が記されている。ここでT6は、“T2と
ACK+データパケット512を送信するのにかかる時
間とT2を足した時間”とする。また、T19は、“T
2とACK+データパケット513を送信するのにかか
る時間とT2とACKパケット611を送信するのにか
かる時間を足した時間”とする。
【0063】無線局(113)は、無線局(112)が
送信したACK+データパケット(512)を受信し、
さらに無線局(114)が送信したRSVパケット41
2を受信した場合、自分宛のパケットであることを確認
し、−定時間”T2だけ待機した後、無線局(112)
と無線局(114)に対してACK+データパケット5
13を送信する。ACK+データパケット513には、
“無線局(113)の識別子”と“無線局(114)の
識別子が記されている。
【0064】無線局(114)は、無線局(113)が
送信したACK+データパケット513を受信した場
合、自分宛のパケットであることを確認し、一定時間T
2だけ待機した後、無線局(113)に対してACKパ
ケット611を送信する。ACKパケット611には、
“無線局(113)の識別子”と“無線局(114)の
識別子”が記されている。
【0065】このように、本発明の方法では、RSVパ
ケットをデータパケットよりも一定時間先に伝送するこ
とによって無線回線の予約を行なうため、遅延を低減す
ることができる。また、図2と図4を比較してもわかる
ように、従来の方法よりも早くデータパケットを中継す
ることが可能となる。さらに、無線中継局が2つ以上の
場合においても、上記で説明した方法を同様に行なうこ
とにより、実現が可能である。
【0066】図3は本発明の実施の形態の第3の例を説
明する図である。同図において、無線局(121)は、
無線局(122)に対しRSVパケット421を送信す
る。無線局(122)は、無線局(121)が送信した
RSVパケット421を受信すると、自分宛のパケット
であることを確認し、他の無線局からの電波のレベルが
予め定めたしきい値以下であって、かつ自局が送信中で
なく、また他の無線局によって送信を禁止されていない
場合、一定時間T2だけ待機した後、無線局(121)
と無線局(123)に対してRSVパケット422を送
信する。
【0067】無線局(123)は無線局(122)が送
信したRSVパケット422を受信することができない
場合、無線局(122)に対しRSVパケットを送信す
ることができない。無線局(122)は無線局(12
3)から一定時間T7の間RSVパケットを受信できな
い場合、送信元の無線局(121)に対し、予約が失敗
したことを示すRSV−Fパケット701を送信する。
無線局(121)は無線局(122)が送信したRSV
−Fパケット701を受信した場合、他の送信ルートを
検索し、その宛先の1つである無線局(124)に対し
RSVパケット423を送信する。
【0068】このように、本発明の方法では、RSVパ
ケットの予約に失敗したと無線局が判断した場合、送信
元の無線局に対し予約失敗パケットを送信することによ
り、送信元の無線局が別の送信ルートへの切り替えを行
うことができるので、結果的に、遅延時間を低減するこ
とができる。さらに、予約失敗パケットを送信する回線
数が2つ以上の場合においても、上記で説明した方法を
同様に行なうことにより、実現が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、送信
元に送信する無線回線の予約完了パケットを、送信先に
対しては無線回線の予約要求パケットとして動作するよ
うにして、1つのパケットを2つの用途に用いるように
している。そして、これにより、データパケットを伝送
する際に、データパケットよりも前に制御パケットをあ
らかじめ先の回線まで送信して、通信回線を予約してか
ら、データパケットを伝送するので、中継区間の無線局
が回線の空くのを待つことによる伝送の遅れを低減する
ことができる。これによってスループットを向上させる
ことが可能となる利点がある。
【0070】また、予約確認信号が一定時間経過しても
受信できない場合、送信元の無線局に対し予約失敗信号
を送信するようにすることにより、送信元の無線局が、
別のルートで送信することが可能となる。この方法によ
り、更に伝送の遅れを低減することができ、スループッ
トの向上を図ることが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を説明する図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を説明する図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の第3の例を説明する図で
ある。
【図4】従来のパケット処理シーケンスの例を示す図で
ある。
【図5】従来のパケット処理シーケンスの他の例を示す
図である。
【符号の説明】
101〜108無線局 201〜211 RTSパケット 301〜311 CTSパケット 401〜423 RSVパケット 501、511 データ+ACKパケット 502、503、512、513 データパケット 601〜611 ACKパケット 701 RSV−Fパケット T1〜T7 パケット間の間隔 T10−T19 送信禁止時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須田 博人 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開2002−64503(JP,A) 特開2001−231078(JP,A) C−K.Toh,Vasos Vas siliou,Guillermo G uichal,C−H Shih,MA RCH:A MEDIUM ACCES S CONTROL PROTOCOL FOR MULTIHOP WIRE LESS AD HOC NETWOR KS,milcom 2000.21st C entury Military Co mmunications Confe rence Proceedings, 米国,p512−516 宮城利文,飯塚正孝,守倉正博,RT S/CTS制御を用いた無線ルーティン グシステムのスループット改善方法の検 討,2000年電子情報通信学会総合大会, 日本,電子情報通信学会,2000年 3月 7日,B−5−133 宮城利文,市川武男,飯塚正孝,守倉 正博,RTS/ACK共用によるマルチ ホップ無線LANのスループット改善方 法,2000年電子情報通信学会通信ソサイ エティ,日本,電子情報通信学会,2000 年 9月 7日,B−5−167 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04B 7/24 H04L 12/56

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    ある無線ネットワークにおいて、 前記無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局
    WR1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継
    して前記無線局の1つである無線局WRにパケットを伝
    送する場合に、 無線局WTは、受信可能かどうかを問い合わせることを
    示す予約要求パケットを無線局WR1に送信し、 該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定めら
    れた条件と自局の状熊とを比較して、一致している場合
    には、無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元で
    ある無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態
    に入ることを通知することを示す予約完了として動作
    し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能かど
    うかを問い合わせることを示す予約要求として動作する
    パケット”を送信し、 前記予約完了パケットを受信した無線局WTは、無線局
    WR1に対しデータパケットを送信し、 無線局WR1が送信した予約要求パケットを受信した無
    線局WR2は、定められた条件と自局の状熊とを比較し
    て一致している場合には、受信すると直ちに無線局WR
    1と無線局WR3に対して、“送信元である無線局WR
    1に対しては予約完了として動作し、送信先である無線
    局WR3に対しては予約要求として動作するパケット”
    を送信し、 無線局WR2が送信した前記予約完了を示すパケットを
    受信した後に、無線局WTが送信したデータパケットを
    受信した無線局WR1は、“送信元である無線局WTに
    対しては送信完了を示し、送信先である無線局WR2に
    対してはデータを示すパケット”を送信し、 以下上記手順を各無線局が順番に行なうことにより、デ
    ータパケットを無線局WRまで送り届けることを特徴と
    する無線パケット中継方法。
  2. 【請求項2】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    ある無線ネットワークにおいて、 前記無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局
    WR1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継
    して前記無線局の1つである無線局WRにパケットを伝
    送する場合に、 無線局WTは受信可能かどうかを問い合わせることを示
    す予約要求パケットを無線局WR1に送信し、 該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定めら
    れた条件と自局の状態とを比較し一致している場合は、
    無線局WTと無線局WR2に対し、“送信元である無線
    局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態に入るこ
    とを通知することを示す予約完了として動作し、送信先
    である無線局WR2に対しては受信可能かどうかを問い
    合わせることを示す予約要求として動作するパケット”
    を送信し、 前記予約完了パケットを受信した無線局WTは無線局W
    R1に対しデータパケットを送信し、 無線局WR1が送信した予約要求パケットを受信した無
    線局WR2は、定められた条件と自局の状熊とを比較し
    一致している場合は、無線局WTが無線局WR1に対し
    データパケットを送信完了した後に、 無線局WR1と無線局WR3に対して、“送信元である
    無線局WR1に対しては予約完了を示し、送信先である
    無線局WR3に対しては予約要求を示すパケット”を送
    信し、 無線局WR2が送信した前記予約完了を示すパケットを
    受信した後に、無線局WTが送信した前記データパケッ
    トを受信した無線局WR1は、“送信元である無線局W
    Tに対しては送信完了を示し、送信先である前記無線局
    WR2に対してはデータを示すパケット”を送信し、 以下上記手順を各無線局が順番に行なうことにより、デ
    ータパケットを無線局WRまで送り届けることを特徴と
    する無線パケット中継方法。
  3. 【請求項3】 無線局WRnが予約要求パケットを受信
    したときに、次の無線回線の予約が一定時間できない場
    合に、該予約要求パケットの送信元である無線局に対し
    て予約失敗パケットを送信する請求項1又は請求項2に
    記載の無線パケット中継方法。
  4. 【請求項4】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    あるように構成した無線パケット中継システムであっ
    て、 無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局WR
    1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継して
    無線局の1つである無線局WRにパケットを伝送する場
    合に、 無線局WTは、受信可能かどうかを問い合わせることを
    示す予約要求パケットを無線局WR1に送信し、 該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定めら
    れた条件と自局の状熊とを比較して、一致している場合
    には、無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元で
    ある無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態
    に入ることを通知することを示す予約完了として動作
    し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能かど
    うかを問い合わせることを示す予約要求として動作する
    パケット”を送信し、 前記予約完了パケットを受信した無線局WTは、無線局
    WR1に対しデータパケットを送信し、 無線局WR1が送信した予約要求パケットを受信した無
    線局WR2は、定められた条件と自局の状熊とを比較し
    て一致している場合には、受信すると直ちに無線局WR
    1と無線局WR3に対して、“送信元である無線局WR
    1に対しては予約完了として動作し、送信先である無線
    局WR3に対しては予約要求として動作するパケット”
    を送信し、 無線局WR2が送信した前記予約完了を示すパケットを
    受信した後に、無線局WTが送信した前記データパケッ
    トを受信した無線局WR1は、“送信元である無線局W
    Tに対しては送信完了を示し、送信先である無線局WR
    2に対してはデータを示すパケット”を送信し、 以下上記手順を各無線局が順番に行なうことにより、デ
    ータパケットを前記無線局WRまで送り届ける手段を各
    無線局が有することを特徴とする無線パケット中継シス
    テム。
  5. 【請求項5】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    あるように構成した無線中継システムであって、 無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局WR
    1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継して
    無線局の1つである無線局WRにパケットを伝送する場
    合に、 無線局WTは受信可能かどうかを問い合わせることを示
    す予約要求パケットを無線局WR1に送信し、 該予約要求パケットを受信した無線局WR1は、定めら
    れた条件と自局の状態とを比較し一致している場合は、
    無線局WTと無線局WR2に対し、“送信元である無線
    局WTに対しては受信可能であり待ち受け状態に入るこ
    とを通知することを示す予約完了として動作し、送信先
    である無線局WR2に対しては受信可能かどうかを問い
    合わせることを示す予約要求として動作するパケット”
    を送信し、 前記予約完了パケットを受信した無線局WTは無線局W
    R1に対しデータパケットを送信し、 無線局WR1が送信した予約要求パケットを受信した無
    線局WR2は、定められた条件と自局の状熊とを比較し
    一致している場合は、無線局WTが無線局WR1に対し
    データパケットを送信完了した後に、 無線局WR1と無線局WR3に対して、“送信元である
    無線局WR1に対しては予約完了を示し、送信先である
    無線局WR3に対しては予約要求を示すパケット”を送
    信し、 無線局WR2が送信した前記予約完了を示すパケットを
    受信した後に、無線局WTが送信した前記データパケッ
    トを受信した無線局WR1は、“送信元である無線局W
    Tに対しては送信完了を示し、送信先である前記無線局
    WR2に対してはデータを示すパケット”を送信し、 以下上記手順を各無線局が順番に行なうことにより、前
    記データパケットを無線局WRまで送り届ける手段を各
    無線局に有することを特徴とする無線パケット中継シス
    テム。
  6. 【請求項6】 無線局WRnが予約要求パケットを受信
    したときに、次の無線回線の予約が一定時間できない場
    合に、該予約要求パケットの送信元である無線局に対し
    て予約失敗パケットを送信する手段を有する請求項4又
    は請求項5に記載の無線パケット中継システム。
  7. 【請求項7】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    あるように構成した無線パケット中継システムの無線局
    であって、 無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局WR
    1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継して
    無線局の1つである無線局WRにパケットを伝送する場
    合に、 自局が無線局WTであるとき、 送信要求が発生したとき、受信可能かどうかを問い合わ
    せることを示す予約要求パケットを無線局WR1に送信
    し、無線局WR1から予約完了パケットを受信したと
    き、無線局WR1に対しデータパケットを送信し、無線
    局WR1から送信完了パケットを受信することにより送
    信の終了を認識する手段と、 自局が無線局WR1であるとき、 無線局WTから予約要求パケットを受信したとき、定め
    られた条件と自局の状熊とを比較して、一致している場
    合には、無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元
    である無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状
    態に入ることを通知することを示す予約完了として動作
    し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能かど
    うかを問い合わせることを示す予約要求として動作する
    パケット”を送信し、無線局WR2から予約完了パケッ
    トを受信し、無線局WTが送信した前記データパケット
    を受信した後、“送信元である無線局WTに対しては送
    信完了を示し、送信先である無線局WR2に対してはデ
    ータを示すパケット”を送信する手段と、 自局が無線局WR2あるいはWR2以降の無線局である
    とき、 送信元の無線局が送信した予約要求パケットを受信した
    とき、定められた条件と自局の状熊とを比較して一致し
    ている場合には、受信すると直ちに送信元の無線局と送
    信先の無線局に対して、“送信元である無線局に対して
    は予約完了として動作し、送信先である無線局に対して
    は予約要求として動作するパケット”を送信し、送信元
    の無線局が送信したデータパケットを受信し、送信先の
    無線局から予約完了パケットを受信した後、“送信元で
    ある無線局に対しては送信完了を示し、送信先である無
    線局に対してはデータを示すパケット”を送信する手段
    とを有する有することを特徴とする無線局。
  8. 【請求項8】 無線通信を行なう複数の無線局によって
    構成され、前記無線局のいずれも直接又は他の1つ以上
    の無線局を介することで他の全ての無線局と通信可能で
    あるように構成した無線中継システムの無線局であっ
    て、 無線局の1つである無線局WTから、n局の無線局WR
    1、WR2、…WRn(nは自然数)の順番に中継して
    無線局の1つである無線局WRにパケットを伝送する場
    合に、 自局が無線局WTであるとき、 送信要求が発生したとき、受信可能かどうかを問い合わ
    せることを示す予約要求パケットを無線局WR1に送信
    し、無線局WR1から予約完了パケットを受信したと
    き、無線局WR1に対しデータパケットを送信し、無線
    局WR1から送信完了パケットを受信することにより送
    信の終了を認識する手段と、 自局が無線局WR1であるとき、 無線局WTから予約要求パケットを受信したとき、定め
    られた条件と自局の状熊とを比較して、一致している場
    合には、無線局WTと無線局WR2に対して、“送信元
    である無線局WTに対しては受信可能であり待ち受け状
    態に入ることを通知することを示す予約完了として動作
    し、送信先である無線局WR2に対しては受信可能かど
    うかを問い合わせることを示す予約要求として動作する
    パケット”を送信し、無線局WTが送信したデータパケ
    ットを受信し、無線局WR2から予約完了パケットを受
    信した後、“送信元である無線局WTに対しては送信完
    了を示し、送信先である無線局WR2に対してはデータ
    を示すパケット”を送信する手段と、 自局が無線局WR2あるいはWR2以降の無線局である
    とき、 送信元の無線局が送信した予約要求パケットを受信した
    とき、定められた条件と自局の状熊とを比較して一致し
    ている場合には、送信元の前段の無線局がデータパケッ
    トを送信元の無線局に対して送信完了した後に、送信元
    の無線局と送信先の無線局に対して、“送信元である無
    線局に対しては予約完了として動作し、送信先である無
    線局に対しては予約要求として動作するパケット”を送
    信し、送信元の無線局が送信したデータパケットを受信
    し、送信先の無線局から予約完了パケットを受信した
    後、“送信元である無線局に対しては送信完了を示し、
    送信先である無線局に対してはデータを示すパケット”
    を送信する手段とを有することを特徴とする無線局。
  9. 【請求項9】 予約要求パケットを受信したときに、次
    の無線回線の予約が一定時間できない場合に、該予約要
    求パケットの送信元である無線局に対して予約失敗パケ
    ットを送信する手段を有する請求項又は請求項に記
    載の無線局。
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