JP3468364B2 - トランスミッションの潤滑機構 - Google Patents

トランスミッションの潤滑機構

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    • F16H57/00General details of gearing
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギヤケース内のオ
イルを吸引して各給油部にオイルを供給するトランスミ
ッションの潤滑機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスミッションの潤滑機構に
おいて、図7及び図8で示すメインシャフト14の各ギ
ヤ16のジャーナル部やシンクロ機構部17の各給油部
へのオイルの供給は、カウンターシャフトによって駆動
されるオイルポンプ3によってギヤケース1内のオイル
をストレーナ2から吸引し、前記オイルポンプ3からギ
ヤケース1の外側部に形成されているオイルフィルタ1
0の取付座9に開口している吐出油路出口6aに接続配
管したリリーフ弁7を備えている吐出油路6を通ってオ
イルフィルタ10に取り入れ、このオイルフィルタ10
で濾過したオイルを前記オイルフィルタ10の取付座9
に開口している供給油路入口8aと前記各給油部へのオ
イル取り入れ部であるオイルマフラ5とに接続配管した
供給油路8により前記オイルマフラ5に導き、このオイ
ルマフラ5からメインシャフト14の軸心を貫通してい
るオイル通路15を通して行っている。
【0003】オイルポンプ3によってギヤケース1内の
オイルを吸引したオイルはリリーフ弁7によって一定圧
力(一定流量)に制御し余剰油をギヤケース1内に戻
し、一定圧力(一定流量)に制御したオイルを前記のよ
うに各給油部へ供給し、この各給油部で潤滑の役目を果
たしたオイルはギヤケース1内に戻している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトランスミ
ッションの潤滑機構においては、寒冷時にシフト操作力
が重くなり、シフト操作性を悪化させることがある。そ
の理由としては、寒冷時におけるエンジン始動直後では
低温のオイルは粘度が上昇しており、このオイル粘度の
上昇により吐出油路6及び供給油路8の管路内が高圧と
なり、オイル粘度が高く、かつ高圧のオイルがメインシ
ャフト14の各ギヤ16のジャーナル部やシンクロ機構
部17の各給油部に供給されるからである。因みに油温
が10℃の低温時では、一般に使用されているオイルの
粘度は1000mm/sで、φ10の管路内圧力は5
88Paとなっている。
【0005】前記リリーフ弁7による供給オイルの制御
は、エンジンの高速回転に伴うオイルポンプ3の高速回
転によるオイルの吐出圧力(流量)の上昇を抑制して一
定圧力(一定流量)に制御することであり、低温時の粘
度が高く、かつ高圧となっているオイルの場合では通常
用いられているリリーフ弁7で圧力を降下させるには不
十分である。この低温時の粘度が高く、かつ高圧となっ
ているオイルの圧力を十分に降下させるためにはリリー
フ弁7の逃がし油路の径を太くすることで可能ではある
が、リリーフ弁7の逃がし油路の径を太くすることはス
ペース等により現実的には不可能に近いことであり、従
って、シフト操作力を軽減させるためにパワーシフトの
大型化や高価な低粘度のオイル使用などのコスト上昇や
構造の大幅変更を余儀無くされていた。
【0006】本発明の目的は、低温時等で粘度が高く、
かつ管路内が高圧となっているオイル状態において、円
滑、軽快なシフト操作性を得るようにしたトランスミッ
ションの潤滑機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、ギヤケース内のオイルをオイルポンプで
吸引して一定圧力に制御するリリーフ弁を備えた吐出油
路によりギヤケース外側面に取り付けられているオイル
フィルタに取り入れ、このオイルフィルタから供給油路
により各給油部に供給するトランスミッションの潤滑機
構において、前記リリーフ弁よりも下流の前記吐出油路
の油圧を受圧し前記油圧が前記リリーフ弁では制御不能
な高圧の所定値を越えたときに前記供給油路を閉鎖する
制御弁を備え、前記吐出油路の油圧が高圧の所定値を越
えたときに前記供給油路を閉鎖して前記各給油部への給
油を遮断するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、ギヤケース内のオイルをオイルポン
プで吸引して一定圧力に制御するリリーフ弁を備えた吐
出油路によりギヤケース外側面に取り付けられているオ
イルフィルタに取り入れ、このオイルフィルタから供給
油路により各給油部に供給するトランスミッションの潤
滑機構において、前記リリーフ弁よりも下流の前記吐出
油路の油圧を受圧し前記油圧が前記リリーフ弁では制御
不能な高圧の所定値を越えたときに後退移動し、前記油
圧が所定値以下のときはスプリングにより前進して原位
置戻しする受圧面部材と、この受圧面部材と一体に形成
され前記受圧面部材の後退及び前進移動により前記供給
油路を開閉する弁板とからなる制御弁を備え、前記吐出
油路の油圧が高圧の所定値を越えたときに前記供給油路
を閉鎖して前記各給油部への給油を遮断するようにした
ことを特徴とするものである。
【0009】前記トランスミッションの潤滑機構におい
て、ギヤケースのオイルフィルタ取り付け部に開設され
ている吐出油路出口及び供給油路入口とオイルフィルタ
との間に制御弁を配置したことを特徴とするものであ
る。
【0010】前記トランスミッションの潤滑機構におい
て、ギヤケース内におけるリリーフ弁よりも下流の吐出
油路と供給油路との間に渡って制御弁を配置したことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1はトランスミッシ
ョンのギヤケースであり、その底部にはオイルが溜まっ
ている。2は前記ギヤケース1の底部のオイルっ吸い込
み口であるストレーナであり、オイルポンプ3の吸引側
と配管接続している。前記オイルポンプ3は一般にカウ
ンターシャフトの回転によって駆動される。
【0012】前記ギヤケース1の外側面にはオイルフル
タ10を取り付けるための取付座9が形成されており、
この取付座9には吐出油路出口6aと供給油路入口8a
とが間隔を置いて開口している。従って、前記取付座9
に取り付けたオイルフルタ10は吐出油路出口6aと供
給油路入口8aとに連通している。そして、前記吐出油
路出口6aとオイルポンプ3の吐出側とに吐出油路6が
接続配管されており、前記供給油路入口8aと図1では
省略しているが、図7で示すオイルマフラ5とに供給油
路8が接続配管されている。
【0013】前記オイルマフラ5はメインシャフト14
の軸心を貫通しているオイル通路15と連通されてお
り、このオイル通路15に形成されているオイル吐出口
よりメインシャフト14の各ギヤ16のジャーナル部や
シンクロ機構部17の各給油部へオイルを供給するよう
になっている。
【0014】前記吐出油路6にはリリーフ弁7を備えて
いる。前記オイルポンプ3を回転駆動するカウンターシ
ャフトはインプットシャフトからエンジンの回転が直接
的に伝達されるため、その回転はエンジンの回転速度に
よって変動する。これに伴いオイルポンプ3の回転も変
動してオイルポンプ3の吐出圧(吐出流量)が変動する
ため、これを制御するために前記吐出油路6にリリーフ
弁7を備え、このリリーフ弁7によって一定圧力(一定
流量)に制御し余剰油をギヤケース1内に戻すようにし
ている。
【0015】そこで、本発明は上記のような構成のトラ
ンスミッションにおいて、前記リリーフ弁7よりも下流
の前記吐出油路6の油圧を受圧し前記油圧が所定値を越
えたときに前記供給油路8を閉鎖して前記各給油部への
給油を遮断するようにした制御弁20を備えたことを特
徴とするものである。
【0016】前記制御弁20の具体的な構造は図2で示
すように、ブロック20aに吐出油通路21と供給油通
路22とが所定の間隔で平行して貫通しており、前記吐
出油通路21と供給油通路22との間23には弁室24
が形成されている。この弁室24は前記吐出油通路21
側にφAの開口部25が開口しており、供給油通路22
側にφBの開口部26が開口している。このφAの開口
部25とφBの開口部26はφA>φBの受圧面積差を
持たせている。
【0017】前記弁室24内には図3に示すように、一
端側に前記φAの開口部25を開閉する受圧面部材27
が、また、他端側に前記受圧面部材27とロッド29で
結合一体化され前記φBの開口部26より出没して供給
油通路22を開閉するための弁板28と、前記受圧面部
材27をφAの開口部25側に押圧するスプリング30
とが内設されている。前記スプリング30の荷重は下記
の式ようにセットされている。 Ps=P×(D−E) 但し、 Ps:供給油通路22の遮蔽設定圧力 P:油路内圧力 D:受圧面部材27の受圧面積 E:弁板28の受圧面積
【0018】上記のような構造の制御弁20はギヤケー
ス1のオイルフィルタ10の取付座9とオイルフィルタ
10との間に配置する。従って、制御弁20の吐出油通
路21と供給油通路22は取付座9に開口している吐出
油路出口6aと供給油路入口8aとに対応して連通する
平行な軸線間隔で設けられている。そして、図5で示す
ように、ブロック20aの4隅には組み付け位置決め用
の通し穴40が開設されており、また、左右側部の中央
でボルト50によって前記取付座9に結合する形態とな
っている。
【0019】前記制御弁20はギヤケース1の外部に配
置した実施例であるが、他の実施例として図1の仮想線
で示すように、ギヤケース1内におけるリリーフ弁7よ
りも下流の吐出油路6と供給油路8との間に渡って配置
して、ギヤケース1内に内蔵してもよい。この場合、吐
出油路6と供給油路8とが平行する部位であり、制御弁
20の吐出油通路21と供給油通路22は前記吐出油路
6と供給油路8とに対応した平行間隔で設けられる。
【0020】本発明は上記の通りの構造であるから、制
御弁20をギヤケース1のオイルフィルタ10の取付座
9とオイルフィルタ10との間に配置した実施例では、
オイルの粘度が上昇しておらず、油圧が所定値を越えて
いない場合は、オイルポンプ3でギヤケース内のオイル
を吸引し、吐出油路6に吐出して吐出油路6を通るオイ
ルをリリーフ弁7で一定圧力(一定流量)に制御し、吐
出油路出口6aから制御弁20の吐出油通路21を通っ
てオイルフィルタ10に取り入れて濾過され、制御弁2
0の供給油通路22を通って供給油路入口8aから供給
油路8に入り、供給油路8によりオイルマフラ5に導か
れ、オイルマフラ5からメインシャフト14の軸心を貫
通しているオイル通路15を通して各ギヤ16の各ジャ
ーナル部やシンクロ機構部17の各給油部に供給する。
この各ジャーナル部やシンクロ機構部17で潤滑の役目
を果たしたオイルはギヤケース1内に戻される。
【0021】制御弁20をギヤケース1内に内蔵した他
の実施例においても前記と同様に、オイルの粘度が上昇
しておらず、油圧が所定値を越えていない場合は、オイ
ルポンプ3でギヤケース1内のオイルを吸引し、吐出油
路6に吐出して吐出油路6を通るオイルをリリーフ弁7
で一定圧力(一定流量)に制御し、制御弁20の吐出油
通路21を通って吐出油路出口6aからオイルフィルタ
10に取り入れて濾過され、オイルフィルタ10で濾過
されたオイルは御弁20の供給油通路22を通って供給
油路入口8aから供給油路8に入り、供給油路8により
オイルマフラ5に導かれ、オイルマフラ5からメインシ
ャフト14の軸心を貫通しているオイル通路15を通し
て各ギヤ16の各ジャーナル部やシンクロ機構部17の
各給油部に供給する。この各ジャーナル部やシンクロ機
構部17で潤滑の役目を果たしたオイルはギヤケース1
内に戻される。
【0022】一方、寒冷時におけるオイルは粘度が上昇
している場合、吐出油路6を通るオイルはリリーフ弁7
での圧力降下する制御能力以上の高圧となる。そして前
記のようにオイルの粘度が1000mm/sで、管路
内圧力が588Paを越えてシフト操作力を重くする状
態においては、制御弁20をギヤケース1のオイルフィ
ルタ10の取付座9とオイルフィルタ10との間に配置
した実施例あるいはギヤケース1内に内蔵した他の実施
例のいずれにおいても、制御弁20の吐出油通路21を
通るオイルの高圧をφAの開口部25より受圧面部材2
7が受圧し、受圧面部材27はスプリング30のセット
荷重に抗して図4で示すように後退移動する。
【0023】前記受圧面部材27の後退移動により、こ
の受圧面部材27とロッド29で一体になっている弁板
28がφBの開口部26より供給油通路22に突出して
供給油通路22を閉鎖する。この供給油通路22の閉鎖
によって供給油通路22より下流の供給油路8への高圧
オイルの流通を遮断して前記各給油部へのオイルの供給
を停止するのである。この供給油路8への高圧オイルの
流通を遮断する時の管路内圧力、すなわち、高圧の所定
値は392〜588Psを越える時である。
【0024】前記制御弁20で各給油部への高圧オイル
の供給を停止することにより、低温時の粘度が高く、か
つ高圧となっているオイルを給油してシフト操作性を悪
くしていた従来の問題を解決し、円滑、軽快なシフト操
作性を確保する。
【0025】図6のクラフによりトランスミッション油
温と最大操作力の関係を明示する。図6のグラフにおい
て、横軸はトランスミッション油温であり、縦軸は最大
操作力である。A線は各種従来機構の平均的な曲線、B
線は理想とする曲線、C線は本発明機構による曲線を示
す。このグラフで明らかなように、従来機構では低温時
に操作力が大きいが、本発明機構による場合は理想の曲
線に近似した小さな最大操作力となっており、本発明の
有効性を示している。
【0026】前記制御弁20による各給油部へのオイル
の供給を遮断する時間はオイル温度が上昇して粘度を降
下する約5〜6分程度であり、オイル温度が上昇して粘
度が降下するとリリーフ弁7が機能して油圧が所定値以
下となり、受圧面部材27はスプリング30のセット荷
重によって前進移動してφAの開口部25を塞ぎ、この
受圧面部材27の前進移動により弁板28はφBの開口
部26に引き込まれて供給油通路22を開き、オイルを
供給油路8に流通させ各給油部への供給を開始する。
【0027】尚、前記各給油部へのオイルの供給を遮断
していても、カウンタシャフトの回転によりカウンタシ
ャフト上の複数のギヤでギヤケース1内のオイルを掻き
揚げており、これがメインシャフト14の各給油部に向
けて飛散されているため、短時間であれば各給油部の潤
滑が保全されており何等支障を来すことはない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、寒冷
時における低油温で粘度が高く、かつ管路内圧が高圧と
なっている状態のエンジン始動直後のシフト操作を円
滑、軽快にすることができる。また、機構も従来のトラ
ンスミッション構造に制御弁を付加するだけて実現する
ことができ、トランスミッション構造は設計変更をする
必要がないので低コストで実用性のあるトランスミッシ
ョン潤滑機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明機構を備えたトランスミッションの斜視
【図2】制御弁の断面図
【図3】受圧面部材と弁板の斜視図
【図4】制御弁の作動状態を示す断面図
【図5】制御弁の斜視図
【図6】油温と最大操作力の関係を示すグラフ
【図7】従来一般のトランスミッションの斜視図
【図8】従来一般のトランスミッションの要部断面図
【符号の説明】
1 ギヤケース 2 ストレーナ 3 オイルポンプ 5 オイルマフラ 6 吐出油路 6a 吐出油路出口 7 リリーフ弁 8 供給油路 8a 供給油路入口 9 取付座(オイルフィルタの) 10 オイルフィルター 20 制御弁 20a ブロック 21 吐出油通路 22 供給油通路 24 弁室 25 φAの開口部 26 φBの開口部 27 受圧面部材 28 弁板 29 ロッド 30 スプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−113460(JP,A) 特開 平7−54972(JP,A) 特開 平4−64762(JP,A) 特開 平3−140660(JP,A) 特開 平1−169161(JP,A) 実開 平4−30344(JP,U) 実開 平1−96570(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤケース内のオイルをオイルポンプで
    吸引して一定圧力に制御するリリーフ弁を備えた吐出油
    路によりギヤケース外側面に取り付けられているオイル
    フィルタに取り入れ、このオイルフィルタから供給油路
    により各給油部に供給するトランスミッションの潤滑機
    構において、 前記リリーフ弁よりも下流の前記吐出油路の油圧を受圧
    し前記油圧が前記リリーフ弁では制御不能な高圧の所定
    値を越えたときに前記供給油路を閉鎖する制御弁を備
    え、前記吐出油路の油圧が 高圧の所定値を越えたときに前記
    供給油路を閉鎖して前記各給油部への給油を遮断するよ
    うにしたことを特徴とするトランスミッションの潤滑機
    構。
  2. 【請求項2】 ギヤケース内のオイルをオイルポンプで
    吸引して一定圧力に制御するリリーフ弁を備えた吐出油
    路によりギヤケース外側面に取り付けられているオイル
    フィルタに取り入れ、このオイルフィルタから供給油路
    により各給油部に供給するトランスミッションの潤滑機
    構において、 前記リリーフ弁よりも下流の前記吐出油路の油圧を受圧
    し前記油圧が前記リリーフ弁では制御不能な高圧の所定
    値を越えたときに後退移動し、前記油圧が所定値以下の
    ときはスプリングにより前進して原位置戻しする受圧面
    部材と、この受圧面部材と一体に形成され前記受圧面部
    材の後退及び前進移動により前記供給油路を開閉する弁
    板とからなる制御弁を備え、前記吐出油路の油圧が 高圧の所定値を越えたときに前記
    供給油路を閉鎖して前記各給油部への給油を遮断するよ
    うにしたことを特徴とするトランスミッションの潤滑機
    構。
  3. 【請求項3】 ギヤケースのオイルフィルタ取り付け部
    に開設されている吐出油路出口及び供給油路入口とオイ
    ルフィルタとの間に制御弁を配置したことを特徴とする
    請求項1及び2に記載のトランスミッションの潤滑機
    構。
  4. 【請求項4】 ギヤケース内におけるリリーフ弁よりも
    下流の吐出油路と供給油路との間に渡って制御弁を配置
    したことを特徴とする請求項1に及び2に記載のトラン
    スミッションの潤滑機構。
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