JP3468346B2 - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP3468346B2 JP15291698A JP15291698A JP3468346B2 JP 3468346 B2 JP3468346 B2 JP 3468346B2 JP 15291698 A JP15291698 A JP 15291698A JP 15291698 A JP15291698 A JP 15291698A JP 3468346 B2 JP3468346 B2 JP 3468346B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの各端子収容室に挿着収容される端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の端子金具としては、図8に示さ
れる特開平8−264220号公報(同公報における図
1)に開示されたものが知られている。図8において、
端子金具1は導電性金属板を打ち抜き成形するとともに
曲げ加工が施され、基板2の前部に中空角柱状の筒体に
形成された電気接触部3、後部に電線5に対する電線接
続部4が連成されている。
【0003】電気接触部3は基板2と、基板2の両側に
立設した側壁6、6(一方のみ図示)と、その側壁6、
6の一方の自由端部を折り曲げて形成した天井壁7と、
相手側端子金具の電気接触部8に対する弾性接触片9と
を備えており、電気接触部3の前端に挿入口10が形成
されて相手側端子金具の電気接触部8を挿入できるよう
になっている。
【0004】また、挿入口10には、その上縁部から斜
め後方下向きに弾性接触片9の先端部に対するカバー1
1が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、挿入口10にカバー11を設けることにより、相手
側端子金具の電気接触部8が弾性接触片9の上面と天井
壁7との間隙に潜り込んだり、弾性接触片9の先端部を
突き押して弾性接触片9に異常な曲げ変形(こじるよう
な変形等)を生じさせたりすることを防止している。
【0006】即ち、相手側端子金具の電気接触部8が、
その挿入方向や挿入高さのズレを有した状態で挿入口1
0から挿入されても、前記電気接触部8がカバー11に
当接して進路を矯正されるようになるので、弾性接触片
9の先端部へ直接突き当たることがなく、また、上記間
隙へ潜り込むこともない。
【0007】しかし、このようなカバー11であって
も、突出する片状に形成されているため、過大な挿入力
で相手側端子金具の電気接触部8がこじるように当接す
れば、いとも簡単に倒れ込んでしまい、弾性接触片9の
変形を確実に防止することのできる端子金具であるとは
言い難い。
【0008】従って、従来の端子金具1では相手側端子
金具との電気的接続にかかる信頼性が非常に低く、確実
性のある策を講じる必要がある。
【0009】本発明は、上述した問題点を解消するた
め、相手側端子金具がその挿入方向や挿入高さのズレを
有した状態で過大な挿入力をもって挿入されたとして
も、弾性接触片のこじられるような変形を確実に防止し
て、相手側端子金具との電気的接続にかかる信頼性を高
めるようにした端子金具を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の端子金具は、コネクタ
ハウジングの各端子収容室に挿着収容され、基板の前部
に電気接触部、後部に電線接続部を連成して成り、前記
電気接触部は前記基板の両側に立設した一方の側壁に
天井壁、他方の側壁に上面壁を連成し相手側端子金具
の電気接触部を受け入れる中空角柱状の筒体として構成
されるとともに、前記電気接触部の後部から前部に延び
相手側端子金具の電気接触部と電気的接触が成され
る片持ち状の弾性接触片を備えた端子金具において、前
記電気接触部の前記前部に、前記天井壁と前記上面壁と
が段差状に重なって前記弾性接触片の先端部当接可能
な段部形成され、該弾性接触片の先端部は該段部に向
けて屈曲されており、前記相手側端子金具の電気接触部
の先端が該弾性接触片の先端部に当接した際に、該弾性
接触片の先端部の先端が前記上面壁の内面に隙間なく当
接しつつ該内面に沿って摺動し、該弾性接触片の先端部
の基端が前記天井壁の端部に当接して、該弾性接触片の
先端部が両持ち梁状に支持されることを特徴としてい
る。
【0011】上記構成において、端子金具は、コネクタ
ハウジングの各端子収容室に挿着収容され、基板の前部
に電気接触部、後部に電線接続部を連成して成り、電気
接触部は基板の両側に立設した一方の側壁に天井壁、他
方の側壁に上面壁を連成した相手側端子金具の電気接触
部を受け入れる中空角柱状の筒体であるとともに、電気
接触部の後部から前部に延びて相手側端子金具の電気接
触部と電気的接触が成される片持ち状の弾性接触片を備
えている。そして、電気接触部の前部に、天井壁と上面
壁とで弾性接触片の先端部が当接可能な段部を形成する
ように構成されている。このように端子金具を構成する
ことにより、相手側端子金具がその挿入方向や挿入高さ
のズレを有した状態で過大な挿入力をもって挿入され、
弾性接触片の先端部が相手側端子金具に突き押されて
も、その弾性接触片の先端部が段部に当接し、こじるよ
うな変形を防止することができる。即ち、天井壁と上面
壁とで形成した段部は、従来の端子金具において成され
た突出する片状の部材のように、撓みを生じる可能性が
あるものではないので、過大な挿入力に対して十分に抗
することができ、弾性接触片の変形を妨げる役割を果た
す。従って、電気接触部の前部に弾性接触片の先端部が
当接可能な段部を形成することにより、弾性接触片のこ
じられるような変形が防止でき、相手側端子金具との電
気的接続にかかる信頼性を高めることができる。
【0012】
【0013】上記構成において、弾性接触片の先端部が
天井壁及び上面壁側に折り曲げられている。このような
先端部にすると、先端部と天井壁又は上面壁との間隙、
即ち先端部と段部との間隙がより狭くなる。また、相手
側端子金具により突き押された際に、その挿入力によっ
て先端部の端部が段差部を摺動し、先端部の端部と折り
曲げ部分とで段部の段差部分間に当接することになる。
そして、先端部は恰も両持ち梁状になって相手側端子金
具をうけることができ、過大な挿入力に対しても十分に
耐えうるようになる。従って、先端部を上記のように折
り曲げることにより、相手側端子金具が潜り込むような
間隙を排除することができるとともに、過大な挿入力に
対しても十分に耐えることができる。
【0014】請求項記載の本発明の端子金具は、請求
1に記載の端子金具において、前記弾性接触片の前記
先端部は、先細りして前記相手側端子金具の前記電気接
触部に対するテーパ面を有することを特徴としている。
【0015】上記構成において、弾性接触片の先端部
は、先細りして相手側端子金具の電気接触部に対するテ
ーパ面を有している。このような先端部にすると、相手
側端子金具の挿入高さのズレに対する許容範囲が広くな
る。また、先端部が恰も上記両持ち梁状になって相手側
端子金具をうけると、テーパ面によって挿入力の成分が
ずらされ、相手側端子金具がテーパ面に沿って摺動し、
電気接触部の内方に向けて移動することになる。従っ
て、先細りしてテーパ面を有する先端部にすると、相手
側端子金具に対する許容範囲が広くなってこじられるよ
うな変形をより防止することができるとともに、相手側
端子金具を電気接触部の内方へ導かせることができる。
【0016】請求項記載の本発明の端子金具は、請求
項1又は請求項2に記載の端子金具において、前記弾性
接触片の前記先端に、前記段部における前記上面壁の内
面に面接触する摺動面を形成したことを特徴としてい
る。
【0017】上記構成において、弾性接触片の先端部に
は天井壁と上面壁とで形成した段部に面接触する摺動面
が形成されている。このように摺動面を形成すると、弾
性接触片が相手側端子金具により突き押された際に、そ
の挿入力によって先端部の摺動面がスムーズに段部を摺
動する。従って、先端部が段部に当接後、その先端部が
素早く上記両持ち梁状になることができ、こじるような
変形をより防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の端子金具の一実
施の形態を示す斜視図である。また、図2は図1のA−
A線断面図(円内は要部拡大断面図)、図3は図1の端
子金具の展開図を示している。一方、図5ないし図7は
図1の端子金具に挿入方向のずれた相手側端子金具を挿
入した時の状態を説明するための断面図を示している。
【0019】図1において、21は図示しないコネクタ
ハウジングの各端子収容室に挿着収容される端子金具を
示している。この端子金具21は、銅又は銅合金(黄
銅、ベリリウム−銅など)から成る導電性金属板を打ち
抜き成形(図3参照)するとともに曲げ加工が施され、
基板22の前部に電気接触部23、後部に電線接続部2
4を連成している。
【0020】電気接触部23は、図1ないし図3を参照
すると、基板22の両側に立設した両側壁25、26
に、その両側壁25、26の自由端部をそれぞれ折り曲
げて重なり合う天井壁27及び上面壁28を連成した相
手側端子金具の電気接触部29(図2参照)を受け入れ
る中空角柱状の筒体に形成されている。
【0021】天井壁27及び上面壁28は中間部が開口
しており、その天井壁27及び上面壁28の前部、即ち
相手側端子金具の電気接触部29が挿入される側に前部
天井壁27a及び前部上面壁28a、後部となる電線接
続部24側に後部天井壁27b及び後部上面壁28bが
それぞれ形成されている。
【0022】前部天井壁27a及び前部上面壁28a
は、基板22からの間隔が後部天井壁27b及び後部上
面壁28bよりも狭く、天井壁27及び上面壁28が段
付に形成(図1及び図2参照)されている。
【0023】また、電気接触部23には、後部天井壁2
7bの後端(電線接続部24側となる後部の一端)から
曲面を有するように折り返されて、一段低く形成された
前部天井壁27aに向けて、片持ち状の弾性接触片30
(図2参照)が設けられている。
【0024】弾性接触片30は、相手側端子金具の電気
接触部29に対する屈曲した接触曲げ部31を中間部に
有するとともに、前部上面壁28a側に折り曲げられ、
かつ、先細りして相手側端子金具の電気接触部29に対
するテーパ面32aが形成された先端部32を備えてい
る。弾性接触片30の下面側両側には、面取り30a、
30aが施されている(図3及び図4参照)。
【0025】先端部32は、その先端部32の端部32
bが前部天井壁27a及び前部上面壁28aにより形成
された段部33の摺動面33aに僅かな間隙を有して対
向配置されている。また、段部33の端部33bの略前
方には、先端部32を形成する際にできた折り曲げ部3
2cが僅かな間隙を有して対向配置されている。
【0026】尚、先端部32の端部32bはエッジ状に
形成されているが、仮想線で示したように摺動面32d
を形成することもできる。この場合、段部33に対する
先端部32の摺動性を向上させることができる。
【0027】一方、前部上面壁28aには、その後端
(前記開口側となる後部の一端)に、図示しないコネク
タハウジングの各端子収容室に設けられた係合段部に対
する係止片34が折曲形成されている。係止片34は可
撓弾性を有して後部天井壁27b及び後部上面壁28b
に向け斜め上方に延びており、係止片34の先端側一側
縁部には補強片34a(図1及び図4参照)が設けられ
ている。
【0028】上記構成において、端子金具21を図示し
ないコネクタハウジングの各端子収容室に挿着収容する
と、係止片34が天井壁27及び上面壁28の中間部に
開口した前記開口側に撓まされた後に復元し、端子金具
21が図示しない前記係合段部に係合してしっかりと固
定される。そして、図2の仮想線で示されるように、相
手側端子金具の電気接触部29を正規の方向から挿入す
ると、その電気接触部29は接触曲げ部31が接触した
状態で弾性接触片30により付勢され、十分な接触圧で
端子金具21と電気的に接続される。
【0029】一方、相手側端子金具の電気接触部29が
その挿入方向や挿入高さのズレを有した状態で過大な挿
入力をもって挿入された場合について、図5ないし図7
を参照して説明する。
【0030】図5において、端子金具21に対して電気
接触部29を矢線に示される如くの方向から挿入する
と、電気接触部29の端部29aが弾性接触片30の先
端部32を突き押して、その先端部32を段部33に押
しつける。
【0031】この時、電気接触部29の挿入力により弾
性接触片30が若干撓み、これに伴って、先端部32の
端部32bが段部33の摺動面33aを後方に向けて摺
動する。そして、段部33の端部33bに先端部32の
折り曲げ部32cが当接すると、図6に示される如く、
先端部32は恰も両持ち梁状になって電気接触部29を
受け止める。
【0032】段部33は、従来例で示したカバー11
(図8参照)のように撓みを生じる恐れがないので、過
大な挿入力に対しても十分に先端部32を介して抗する
ことができる。従って、電気接触部29の端部29aが
先端部32を押し続けると、先端部32のテーパ面32
aにより電気接触部29の挿入力の成分がずらされて、
電気接触部29がテーパ面32aを沿って摺動する。そ
して、図7に示される如く、電気接触部29は端子金具
21の電気接触部23内方に導かれ、図2に示された正
規の挿入状態で収容されることにより、電気的接続が完
了する。
【0033】尚、上記動作説明は、相手側端子金具の電
気接触部29がその挿入方向のズレを有した状態で挿入
された場合についてを説明したものであるが、挿入高さ
のズレに対しても同様の動作をすることになるので、そ
の説明は省略する。
【0034】以上のように、本形態の端子金具21によ
れば(図2参照)、電気接触部23に弾性接触片30の
先端部32が相手側端子金具の電気接触部29により突
き押されて当接する段部33が形成されているので、先
端部32と段部33とで過大な挿入力に対して抗するこ
とになり、弾性接触片30はこじるような変形を生じる
ことがない。
【0035】従って、端子金具21は相手側端子金具の
電気接触部29との電気的接続にかかる信頼性を著しく
高めることができ、従来からの問題点が解消されたこと
になる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、端子金具は、コネクタハウジング
の各端子収容室に挿着収容され、基板の前部に電気接触
部、後部に電線接続部を連成して成り、電気接触部は基
板の両側に立設した一方の側壁に天井壁、他方の側壁に
上面壁を連成した相手側端子金具の電気接触部を受け入
れる中空角柱状の筒体であるとともに、電気接触部の後
部から前部に延びて相手側端子金具の電気接触部と電気
的接触が成される片持ち状の弾性接触片を備えている。
そして、電気接触部の前部に、天井壁と上面壁とで弾性
接触片の先端部が当接可能な段部を形成するように構成
されている。このように端子金具を構成することによ
り、相手側端子金具がその挿入方向や挿入高さのズレを
有した状態で過大な挿入力をもって挿入され、弾性接触
片の先端部が相手側端子金具に突き押されても、その弾
性接触片の先端部が段部に当接し、こじるような変形を
防止することができる。即ち、天井壁と上面壁とで形成
した段部は、従来の端子金具において成された突出する
片状の部材のように、撓みを生じる可能性があるもので
はないので、過大な挿入力に対して十分に抗することが
でき、弾性接触片の変形を妨げる役割を果たす。従っ
て、電気接触部の前部に弾性接触片の先端部が当接可能
な段部を形成することにより、弾性接触片のこじられる
ような変形が防止でき、相手側端子金具との電気的接続
にかかる信頼性を高めることができるという効果を奏す
る。
【0037】また、請求項に記載された本発明によれ
ば、弾性接触片の先端部が天井壁及び上面壁側に折り曲
げられている。このような先端部にすると、先端部と天
井壁又は上面壁との間隙、即ち先端部と段部との間隙が
より狭くなる。また、相手側端子金具により突き押され
た際に、その挿入力によって先端部の端部が段差部を摺
動し、先端部の端部と折り曲げ部分とで段部の段差部分
間に当接することになる。そして、先端部は恰も両持ち
梁状になって相手側端子金具をうけることができ、過大
な挿入力に対しても十分に耐えうるようになる。従っ
て、先端部を上記のように折り曲げることにより、相手
側端子金具が潜り込むような間隙を排除することができ
るとともに、過大な挿入力に対しても十分に耐えること
ができるという効果を奏する。
【0038】請求項に記載された本発明によれば、弾
性接触片の先端部は、先細りして相手側端子金具の電気
接触部に対するテーパ面を有している。このような先端
部にすると、相手側端子金具の挿入高さのズレに対する
許容範囲が広くなる。また、先端部が恰も上記両持ち梁
状になって相手側端子金具をうけると、テーパ面によっ
て挿入力の成分がずらされ、相手側端子金具がテーパ面
に沿って摺動し、電気接触部の内方に向けて移動するこ
とになる。従って、先細りしてテーパ面を有する先端部
にすると、相手側端子金具に対する許容範囲が広くなっ
てこじられるような変形をより防止することができると
ともに、相手側端子金具を電気接触部の内方へ導かせる
ことができるという効果を奏する。
【0039】請求項に記載された本発明によれば、弾
性接触片の先端には天井壁と上面壁とで形成した段部に
面接触する摺動面が形成されている。このように摺動面
を形成すると、弾性接触片が相手側端子金具により突き
押された際に、その挿入力によって先端部の摺動面がス
ムーズに段部を摺動する。従って、先端部が段部に当接
後、その先端部が素早く上記両持ち梁状になることがで
き、こじるような変形をより防止することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端子金具の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A線断面図(円内は要部拡大断面
図)である。
【図3】図1の端子金具の展開図である。
【図4】図1の端子金具を相手側端子金具の挿入側から
見た正面図である。
【図5】図1の端子金具に挿入方向のずれた相手側端子
金具を挿入した時の状態を説明するための断面図であ
る。
【図6】図5の状態から更に相手側端子金具が弾性接触
片の先端部を突き押している状態を示す断面図である。
【図7】図6の状態から相手側端子金具が電気接触部の
内方に導かれる状態を説明するための断面図である。
【図8】従来例の端子金具の断面図である。
【符号の説明】
21 端子金具 22 基板 23 電気接触部 24 電線接続部 25、26 側壁 27 天井壁 27a 前部天井壁 27b 後部天井壁 28 上面壁 28a 前部上面壁 28b 後部上面壁 29 電気接触部 30 弾性接触片 31 接触曲げ部 32 先端部 32a テーパ面 32b 端部 32c 折り曲げ部 33 段部 33a 摺動面 33b 端部 34 係止片
フロントページの続き (72)発明者 数原 仁 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 佐藤 正信 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−232021(JP,A) 特開 平5−307983(JP,A) 特開 平8−37052(JP,A) 特開 平10−55840(JP,A) 特表 平10−503319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの各端子収容室に挿
    着収容され、基板の前部に電気接触部、後部に電線接続
    部を連成して成り、前記電気接触部は前記基板の両側
    に立設した一方の側壁に天井壁、他方の側壁に上面壁を
    連成し相手側端子金具の電気接触部を受け入れる中空
    角柱状の筒体として構成されるとともに、前記電気接触
    部の後部から前部に延びて相手側端子金具の電気接触
    部と電気的接触が成される片持ち状の弾性接触片を備え
    た端子金具において、 前記電気接触部の前記前部に、前記天井壁と前記上面壁
    が段差状に重なって前記弾性接触片の先端部当接可
    能な段部形成され、該弾性接触片の先端部は該段部に
    向けて屈曲されており、 前記相手側端子金具の電気接触部の先端が該弾性接触片
    の先端部に当接した際に、該弾性接触片の先端部の先端
    が前記上面壁の内面に隙間なく当接しつつ該内面に沿っ
    て摺動し、該弾性接触片の先端部の基端が前記天井壁の
    端部に当接して、該弾性接触片の先端部が両持ち梁状に
    支持される ことを特徴とする端子金具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の端子金具において、前記弾性接触片の前記先端部は、先細りして前記相手側
    端子金具の前記電気接触部に対するテーパ面を有する
    とを特徴とする端子金具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の端子金具
    において、前記弾性接触片の前記先端に、前記段部における前記上
    面壁の内面に面接触する摺動面を形成した ことを特徴と
    する端子金具。
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