JP3467616B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents

積層体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のポリマー
板と導電性金属板との積層体の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記のような積層体としては、例えば、
免震積層ゴムがある。
【0003】免震積層ゴムは、上・下金型と筒形状の中
金型とから成る成形空間に、鋼板と生ゴム板とを交互に
積み重ねて収容し、前記金型を加熱した状態で、加硫プ
レス機により上下方向から圧力を加えて外部から内部に
向かって生ゴム板の加硫を進行させるようにして製造さ
れている。
【0004】しかしながら、この方法では、生ゴム板の
熱伝導率が低いため、生ゴム板の内部が十分に加硫する
温度となるまでに多くの時間を要し、特に、大きな免震
積層ゴム(例えば、外径:1320mm、高さ:41
9.3mm)を製造するときには加硫プレス機を20〜
23時間程度も占有してしまう。これでは生産効率が低
くコストアップを招く。なお、通常使用されている直径
1m以上の免震装置を製造するには非常に高額な加硫プ
レス機が必要となることからこのような設備を増設する
ことは避けたいし、また、増設すると設備投資により結
局はコストアップにつながる。
【0005】そして、その他の積層体、ゴムと導電性金
属板の積層体としてゴム支承、そしてそれら以外の同構
造の積層体として、例えば、合成樹脂板やセラミックス
板等と導電性金属板とを接着して製造される積層体につ
いても同様に問題となる場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、製造に要する時間を非常に短くできる積層体の製造
方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、金型内に複数のポリマ
ー板と導電性金属板とが、当該導電性金属板相互が平行
になる態様で、交互に積層して収容し、前記金型を加熱
した状態で加硫プレス機により、ポリマー板と導電性金
属板の積層方向に圧力を加えながらポリマー板における
金型と接触する外部分及びその近傍のみが加硫した半加
硫体を形成する工程と、前記工程終了後、加硫プレス機
外において、前記半加硫体を積層方向に電極を介して周
波数1〜300MHzの高周波電圧を印可することによ
り、全ての導電性金属板を中間電極として働かせて導電
性金属板相互間の全てのポリマー板を同時に誘電加熱す
る工程とを具備するものとしている。 (請求項2記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項1記載の発
明に関し、複数の導電性金属板相互の間隔が略同一であ
ることを特徴とする請求項1記載の積層体の製造方法。 (請求項3記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項1又は2記
載の発明に関し、高周波電圧の極性を、所定時間毎に入
れ替えるようにしてある。 (請求項4記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明に関し、高周波電圧は、半加硫体
の積層方向両側に配設される電極間に印加されるものと
している。 (請求項5記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項4記載の発
明に関し、電極は、半加硫体の両最外側の導電性金属板
である。 (請求項6記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項4記載の発
明に関し、電極は、半加硫体の両最外側に形成された導
電性金属板から成るフランジである。 (請求項7記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項4記載の発
明に関し、電極は、半加硫体の両最外側に当接状態で配
置される導電性金属板である。 (請求項8記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項4記載の発
明に関し、電極は、加圧手段の導電性金属板から成る加
圧板である。 (請求項9記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項1乃至8の
いずれかに記載の発明に関し、半加硫体の積層方向に形
成された貫通孔に非導電性部材で構成した中芯が内挿さ
れた状態で、または、中芯のない状態で、誘電加熱を行
うものとしている。 (請求項10記載の発明) この発明の積層体の製造方法は、上記請求項1乃至9の
いずれかに記載の発明に関し、電極を加熱手段で加熱で
きるようにしている。
【0008】なお、この発明における積層体の製造方法
の機能については以下の発明の実施の形態の欄で明らか
にする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1は、この発明の実施形態の製造方法
により製造された免震積層ゴムMGを示している。
【0010】この免震積層ゴムMGは、図1に示すよう
に、中央部に貫通孔hを有すると共に上下部に取付板1a
を具備させて成るもので、硬質金属板1 と生ゴム板2と
を、取付板1aと生ゴム2とを、それぞれ加硫接着して構
成されている。なお、この免震積層ゴムMGのサイズは、
外径:1320mm、高さ:419.3mm、内径:3
00mmに設定してあり、他方、硬質金属板1及び取付
板1aは鋼材により、生ゴム板2は天然ゴムにより、それ
ぞれ構成してある。
【0011】なお、硬質金属板1は、外径:1300m
m,内径:301mm 厚み: 3.5mm,枚数:27枚 取付板1aは、外径:1300mm,内径:301mm 厚み: 45mm,枚数:2枚 生ゴム板2は、外径:1320mm,内径:300mm 厚み: 8mm,枚数:28枚 としてある。
【0012】以下に、上記免震積層ゴムMGの製造方法に
ついて説明する。第1工程 図2に示すように、硬質金属板1、生ゴム板2及び取付
板1aを、取付板1a→(生ゴム板2→硬質金属板1→・・
・・・→生ゴム板2→硬質金属板1→生ゴム板2)→取
付板1aの順序で金型Aの空間K内に仕込む。
【0013】ここで、金型Aは、図2や図3に示すよう
に、上・下金型A1,A2と円筒状の中金型A3とから成り、
前記上金型A1にはその中央部に孔を形成してあると共
に、前記下金型A2にはその中央部に上金型A1の孔に挿入
される金型中芯A4を立設してある。
【0014】なお、上記中金型A3の内径は約1320m
mに設定してあり、他方、硬質金属板1、生ゴム板2及
び取付板1aを金型Aに仕込んだ状態では上金型A1が中金
型A3から少し浮いた状態となるように設定してある。第2工程(一次加硫する工程) 続いて、上記加熱手段及び図4に示した加硫プレス機3
の熱盤32,34を稼働状態にして金型Aを昇温せしめた状
態で、加硫プレス機3で金型Aを加圧する。
【0015】なお、上記加硫プレス機3としては、例え
ば、図4に示すように、油圧シリンダ30の出力軸に取り
付けられた押圧板31(熱盤32を具備する)と、基台33
(熱盤34を具備する)とによって、上金型A1を下金型A2
に押し付けるべく挟圧する形式のものとしてあり、上記
熱盤32,34は110〜150℃の間で制御し、加硫プレ
ス機3によるプレス圧力は10〜150kgf/cm2 で制御
するようにしてある。
【0016】上記の如く硬質金属板1、生ゴム板2及び
取付板1aを金型Aを介して加熱・加圧すると、最高温度
部である金型Aと接触するゴム部の外周部分及びその近
傍は図6に示したグラフより内部に比べ加硫が先行し、
約12時間で適正加硫状態に達する。このときには、内
・外周面部分及び上下面部分のゴムは十分に反応してい
るので、内部が未加硫状態(以下、半加硫体MG' とい
う)であっても外形状を保った状態で加硫プレス機3か
ら取り出すことができる。なお、前記状態ではゴム部の
金型から離れた内部の温度はゴム流動成形温度以上加硫
温度未満になっている。第3工程(二次加硫する工程) 続いて、加硫プレス機3から金型Aを取り外すと共に金
型Aから半加硫体MG'を取り外し、前記半加硫体MG' を
図5に示す誘電加熱装置Yで加熱する。
【0017】誘電加熱装置Yは、図5に示すように、半
加硫体MG' をその積層方向に平行電極板P1,P2で挟み込
み、高周波発振器4に発生させた高周波電圧を平行電極
板P1,P2相互間に加えて各層のゴム板2(第3工程にお
けるこの「ゴム板2」は生ゴム板2が加熱により変質し
たものをいう、以下同じ))にそれぞれ内部発熱を生じ
させるようにするものである。なお、前記半加硫体MG'
の位置決めをする場合、非導電性部材から成る中芯A4’
を前記貫通孔hに挿入する態様で行うものとしてある。
【0018】高周波発振器4は、図5に示すような公知
の回路で構成させてあり、発生させる周波数は13.5
6MHzに設定してある。なお、高周波誘電加熱に使用
される周波数は一般的には4〜80MHzの範囲である
が、1〜300MHzの範囲であれば使用可能である。
【0019】また、この高周波発振器4では、図5に示
すように、半加硫体MG' の温度を間接的に検知する温度
センサ40を設けてあり、半加硫体MG' が所定の温度に達
した後に出力を停止するようにしてある。
【0020】中芯A4’の材料としては、損失係数(誘電
率×誘電正接)が0.3以下、好ましくは0.15以下
〔測定法:JIS K6911,試験条件:温度20℃
±2℃ 相対湿度65±5%、測定用周波数:1MH
z〕であり、強度・耐熱性に優れ、線膨張係数が小さ
く、吸水率が低く、低コストであるものが採用される。
具体的にはフェノール樹脂、エポキシ樹脂、エステル樹
脂及び各々のガラス繊維等の複合体やセラミックス等が
使用できる。なお、上述した如く損失係数を0.3以下
に設定してあるのはこれ以上大きくなると、中芯A4’の
内部発熱がゴム板2のそれよりはるかに大きくなって中
芯A4’の周辺が局部的温度上昇し、これによりゴム板2
の均一加熱ができなくなるからである。なお、半加硫体
MG' は、内外周面部分及び上下面部分は十分に加硫して
おり、形状が決まっているため中芯を挿入しない状態で
誘電加熱を行うことも可能である。
【0021】以下に、誘電加熱装置Yの機能について説
明する。図5に示すように、半加硫体MG' を平行電極板
P1,P2相互間に位置させ、高周波発振器4に発生させた
高周波電圧を平行電極板P1,P2相互間に加えると、等間
隔に積層された硬質金属板1が中間電極として働き、全
てのゴム板2は内外部分に関係なく同時に加熱せしめら
れることになり、よって、外部から加熱する方式に比べ
ると内外共に短時間で加熱せしめられる。このことは図
6からも明らかである。すなわち、この装置を採用すれ
ば、1時間程度出力させることにより内外部共に加硫完
成温度域(120〜150℃)に達する。
【0022】したがって、この製造方法を採用すると、
第3工程に要する時間は約1時間となり、仕込みから加
硫終了まで1時間(第1工程)+12.5時間(第2工
程)+1時間(第3工程)=14.5時間となり、第2
工程と第3工程の間に脱型工程を入れても合計約15.
5時間という短い時間で、図1に示す免震積層ゴムは完
成する。
【0023】また、この製造方法を採用すると、第2工
程において加硫された外面及びその近傍部分の加熱時間
が短いことから、当該部分のゴムの過加硫による劣化を
抑制することができる。 〔第1、2工程に関する他の実施形態〕上記実施形態1
では熱盤32,34により熱を補給する構成としてあるが、
当該熱盤32,34と、これ以外の他の部分(金型A等)に
公知の加熱手段を施したものを併用して、熱を補給する
方式も採用できる。 〔第3工程に関する他の実施形態〕 上記した平行電極板P1,P2である上下プレートに外部
加熱方式を併用(例えば、上下プレート内に電熱線を埋
設する)してもよく、このようにした場合、高さ方向に
おける均一加熱がより向上する。何故ならば、半加硫体
MG' の上下部からの放熱による温度低下を阻止できるか
らである。このことは、平行電極板P1,P2に熱盤を熱移
動可能に接触させる構成を採用した場合も同様である。 上記実施形態1では、半加硫体MG' の位置決めに中芯
A4’を使用したが、これに限定されることなく、外枠で
半加硫体MG' の外部を押さえる態様で位置決めさせても
よい。 取付板1aの有無、硬質金属板1、ゴム板2の形状、厚
み及び大きさにかかわらず、複数の硬質金属板1とゴム
板2が交互に積層されてなる積層体であれば、上記実施
形態1と同様に短時間で製造することができる。 他の用途に使用される積層体については、生ゴム板も
含めて、ジエン系エラストマー(例えば、天然ゴム及び
合成ゴム)、非ジエン系エラストマー(例えば、合成ゴ
ム)、熱可塑性エラストマー系、液状ゴム系、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂等のポリマー板を使用することがで
きる。 積層体の硬質金属板1は互いに平行であることが、印
加される高周波電圧により生じる電界強度が硬質金属板
1の板面上でより均一化して好ましいが、積層体の用途
等に応じて平行でない構造であるものに対しては、二枚
の硬質金属板1間の間隔の狭い側にダミー(非導電性部
材で構成)等を介在させて間隔差を高周波的に整合させ
て加熱すればよい。 高周波電圧は、積層体の積層方向に電極を介して印加
し得れば種々の接続態様を採用することができる。例え
ば、高周波発振器からの二本の出力線を導電性金属材に
接続可能(例えば、先端部にグリップ構造を有する等)
に構成し、専用の電極P1,P2に接続する本実施形態や、
積層体が導電性金属からなるフランジを有するもので
は、このフランジに接続したり、あるいは、最外側の硬
質金属板1に接続して、これら電極として兼用するよう
にしてもよい。また、出力端子の一方を積層方向のほぼ
中間に位置する硬質金属板1に接続し、他方の出力端子
を、接地された積層体両端箇所に接続してもよい(不平
行給電方式)。あるいは、積層体両端を接地し、積層方
向約1/3,約2/3位置にある二枚の硬質金属板1に
各出力端子を接続するようにしてもよい(平行給電方
式)。このようにしても、各ゴム板に均一に誘電加熱を
施すことができる。 高周波電圧の極性を、所定時間毎に入れ替えるように
してもよく、電極は、加圧手段の導電性金属板からなる
加圧板であるものとしてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0025】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、製造に要する時間を非常に短くできる積層体の製造
方法を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の積層体である免震積層ゴ
ムの部分断面斜視図。
【図2】前記免震積層ゴムを製造するための第1工程の
説明図。
【図3】前記免震積層ゴムを製造するための金型の断面
図。
【図4】前記免震積層ゴムを製造するための第2工程に
おいて、硬質金属板及び生ゴム板が仕込まれた金型を加
硫プレス機により挟圧している状態を示す正面図。
【図5】前記免震積層ゴムを製造するため、第3工程に
おいて使用される装置の説明図。
【図6】免震積層ゴムの成形時間(第2工程+第3工
程)について、先行技術の方法とこの発明の方法とを比
較したグラフ。
【符号の説明】
P1 電極 P2 電極 A 金型 MG 免震積層ゴム MG’ 半加硫体 1 導電性金属板 2 生ゴム板 3 加硫プレス機 4 高周波発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 通顕 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株 式会社 奈良工場内 (72)発明者 清水 幹也 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株 式会社 奈良工場内 (72)発明者 山本 康二 大阪府大阪市天王寺区上汐6丁目3番12 号 山本ビニター株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−77551(JP,A) 特開 平3−7309(JP,A) 特開 平3−19835(JP,A) 特開 平6−344510(JP,A) 特開 平9−201906(JP,A) 特開 平7−47634(JP,A) 特開 平10−249991(JP,A) 特開 平10−22608(JP,A) 特開2000−127176(JP,A) 特開 昭60−99635(JP,A) 特開 昭62−211471(JP,A) 架橋設備ハンドブック,株式会社大成 社,1983年 3月15日,129−131 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 35/12 B32B 15/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内に複数のポリマー板と導電性金属
    板とが、当該導電性金属板相互が平行になる態様で、交
    互に積層して収容し、前記金型を加熱した状態で加硫プ
    レス機により、ポリマー板と導電性金属板の積層方向に
    圧力を加えながらポリマー板における金型と接触する外
    部分及びその近傍のみが加硫した半加硫体を形成する工
    程と、前記工程終了後、加硫プレス機外において、前記
    半加硫体を積層方向に電極を介して周波数1〜300M
    Hzの高周波電圧を印可することにより、全ての導電性
    金属板を中間電極として働かせて導電性金属板相互間の
    全てのポリマー板を同時に誘電加熱する工程とを具備す
    ることを特徴とする積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 複数の導電性金属板相互の間隔が略同一
    であることを特徴とする請求項1記載の積層体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 高周波電圧の極性を、所定時間毎に入れ
    替えるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2
    記載の積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 高周波電圧は、半加硫体の積層方向両側
    に配設される電極間に印加されることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  5. 【請求項5】 電極は、半加硫体の両最外側の導電性金
    属板であることを特徴とする請求項4記載の積層体の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 電極は、半加硫体の両最外側に形成され
    た導電性金属板から成るフランジであることを特徴とす
    る請求項4記載の積層体の製造方法。
  7. 【請求項7】 電極は、半加硫体の両最外側に当接状態
    で配置される導電性金属板であることを特徴とする請求
    項4記載の積層体の製造方法。
  8. 【請求項8】 電極は、加圧手段の導電性金属板から成
    る加圧板であることを特徴とする請求項4記載の積層体
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 半加硫体の積層方向に形成された貫通孔
    に非導電性部材で構成した中芯が内挿された状態で、ま
    たは、中芯のない状態で、誘電加熱を行うことを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれかに記載の積層体の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 電極を加熱手段で加熱できるようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の
    積層体の製造方法。
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架橋設備ハンドブック,株式会社大成社,1983年 3月15日,129−131

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