JP3467501B2 - 飲食物等の熱処理装置 - Google Patents

飲食物等の熱処理装置

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幸一 比嘉
宗宏 山里
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今村 孝一
宗宏 山里
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  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気と異なる温度で飲
食物等を長く保持するために飲食物等を冷却又は加熱す
る飲食物等の熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば沖縄のように温かい地方では、特
に夏場の屋外では冷えた清涼飲料水をゆっくりと時間を
かけて飲むような場合には、ぬるくなって清涼感を十分
に満足できないことがある。このような場合には、冷え
た状態でながもちするように、シャーベット状にすれば
よいが、従来、清涼飲料水をシャーベット化するには、
攪拌機を備えた10リットル程度のタンクに清涼飲料水
を収容し、攪拌しながら冷やしてゆくシャーベット製造
機が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ャーベット製造機には次のような問題点がある。 (1)シャーベットにできる清涼飲料水の種類を切り換
えて使用するには、その都度洗浄が必要であり、実際に
は清涼飲料水は一つのタンクにつき一種類のみであるた
め、臨機にその種類を換えたい場合に不便である。 (2)タンクを使用して区切りがつき、再使用までに時
間があるときは洗浄して次回の再使用に備えるが、その
洗浄に手間がかかる。 (3)包装容器の清涼飲料水を開封してタンクに収容し
たり、製品のシャーベットをコップ等に注ぐとき等の手
作業を行うため衛生面での注意が必要であるという面倒
があり、その注意を怠ると衛生面の問題を生じることが
ある。 (4)実際には、ほとんどの小売店では、サイダーやジ
ュース等の甘味のある清涼飲料をシャーベット状にする
ことはあるが、水やお茶などのシャーベットは販売して
いない。
【0004】本発明の第1の目的は、多種類の清涼飲料
水を同時にシャーベット又はアイスクリーム状にするこ
とができ、タンクの洗浄等の後処理の必要がなく、衛生
上も問題がなく、小売店でも販売し易い飲食物等の熱処
理装置を提供することにある。本発明の第2の目的は、
多種類の飲料を同時に温めることができる飲食物等の熱
処理装置を提供することにある。本発明の第3の目的
は、既存の密封包装飲料を開封することなくそのまま熱
処理することができる飲食物等の熱処理装置を提供する
ことにある。本発明の第4の目的は、温暖地、寒冷地で
冷えたあるいは温かい飲料を外気中でもより長く保持で
き、本来の味をゆっくり賞味できるようにした飲食物等
の熱処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)、駆動手段により伝動手段を介し
て回転させる複数のローラを並設し、該ローラの軸が抜
き差し自在に設けられたピンの間に位置し、該ピンを挿
入する位置を変えて該ローラ間の間隔を調整することが
でき、飲食物等の熱処理対象物を熱処理可能雰囲気中で
該複数のローラ上で回転させながら熱処理する飲食物等
の熱処理装置を提供するものである。また、本発明は、
(2)、冷却及び加温の少なくとも一方の熱処理可能雰
囲気を形成するための熱処理可能雰囲気形成手段を内蔵
する開閉可能のボックス内に駆動手段により伝動手段を
介して回転させる複数のローラを並設し、該ローラの軸
が抜き差し自在に設けられたピンの間に位置し、該ピン
を挿入する位置を変えて該ローラ間の間隔を調整するこ
とができ、飲食物等の熱処理処理対象物を上記熱処理可
能雰囲気中で該複数のローラ上で回転させながら熱処理
する飲食物等の熱処理装置、(3)、熱処理可能雰囲気
は冷気であり、飲食物等の熱処理対象物は密閉包装飲料
であり、熱処理は当該飲料をシャーベット又はアイスク
リーム状にすることである上記(2)の飲食物等の熱処
理装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を以下の実
施例により説明する。
【0007】
【実施例】図1に示すように、1は詳細は図示省略した
が前側1aに開閉扉を有し、冷却装置及び熱風供給装置
を内蔵した冷蔵庫と同様の内部空間を有するボックスで
あり、いずれの装置を作動するかはスイッチで切り換え
られる。そのボックス1内に駆動源としてモータ2が設
けられ、その駆動力が歯車2a、表面にねじを設けてあ
る縦螺杆3、この縦螺杆3に噛み合う歯車4aを一端部
に有する表面にねじが設けてある横螺杆4、この横螺杆
4に噛み合う歯車5aからなる伝動機構(歯車伝動機
構)により伝動される。歯車5aを一端部に有するロー
ラ5、5・・・は前後方向に並設されている。ローラの
表面は凹凸のある摩擦を大きくし、滑りにくくしたゴ
ム、プラスチック等の材料で形成することも好ましい。
上記横螺杆4の一端側の歯車4a及び他端に設けた軸が
ベアリングを内装した軸受6、6により支持され、この
両側の軸受はボックス1の一方の側面の内壁に突設され
た支持板7に取付けられて固定され、横螺杆4はその位
置が不動に保持されている。また、ローラ5はその一端
側の歯車5a及び他端に設けた軸がベアリングを内装し
た軸受8、8により支持され、その一方の軸受は上記支
持板7に移動可能に設けられ、他方の軸受はボックス1
の他方の側面の内壁に突設された支持板9に移動可能に
設けられているが、それぞれの支持板7、9の先端側に
ピン挿入孔7a、7a・・・、9a、9a・・・が相対
して例えば等間隔に設けられ、これらにピン10、10
・・・が抜き差し自在に挿入され、歯車5aとローラ5
との間の軸、ローラ5と他方の軸受8との間の軸がこれ
らピンの間に位置することにより、ローラ6は前後方向
の移動が阻止される。幅方向の移動を阻止するには、例
えば支持板7、9に前後方向の溝を設け、これに軸受
8、8を嵌合してもよく、ボックス1の両側壁を利用し
てもよく、これによりローラ5、5・・・はその位置を
不動に保持できる。縦螺杆3の両端の軸はベアリングを
内装した軸受11、11で支持し、これら軸受はボック
ス1の底面、天井面に取付け、固定される。なお、前側
のローラ5、5についてはピン10を挿入していない図
を便宜的に示したが、使用するときはその挿入をする。
このようにして熱処理対象物の回転装置が構成される
が、支持板7、9の上に設けたローラ装置12をボック
ス1の内部に想像線で示す13、14のように多段に設
けることができる。
【0008】このような構成において、ボックス1の扉
を開いて清涼飲料密封包装体としての例えば清涼飲料密
封ペットボトル15、15をローラ5、5・・・上に載
置し(前側のローラ5、5には便宜的に載置してない例
を示すが、載置してもよい)、これを所望数、所望段数
について行ない扉を閉めて、モータ2を駆動すると、上
記伝動機構を介してローラ5、5・・・が図示左回転
(時計の針と反対方向)する。この状態で図示省略した
電気回路のスイッチを操作して、ボックス1内を冷却す
ると、ペットボトルは回転しその中の飲料は攪拌される
ので、これを継続するとシャーベットにすることができ
る。その時間は冷却温度とともに経験的に目安を付けて
おく。このようにしてその目安の時間が経過した後、扉
を開いて飲料がシャーベットになっているかどうかを確
認し、不足であればさらに扉をしめて以前と同様に継続
し、シャーベットになっておれば、シャーベっトを内蔵
したペットボトルを取り出す。上記において、熱処理対
象物の大きさに対応してピンを挿入する位置を変えてロ
ーラ間の間隔を調整することができる。なお、扉を開け
たときはローラを自動停止し、扉を閉めたときにローラ
を自動的に動作するようにすることも好ましい。
【0009】ペットボトルの取り出しをし易くするため
に、図2に示すように、ローラ5、5・・・を前側に傾
斜して並設することも好ましい。
【0010】上記は、シャーベットを製造する場合であ
り、アイスクリームも製造するようにできるが、ボック
ス1内を温めるようにし、例えばお茶密閉ペットボトル
を上記と同様に回転させると、今度は温かいお茶を能率
よく製造することができる。なお、伝動機構はベルト、
チエーン方式でもよく、ボックス1内の雰囲気を冷やす
場合の冷却装置は冷蔵庫、冷凍庫に使用されているも
の、その雰囲気を温める場合の加熱装置はヒータが挙げ
られるが、電子レンジのマイクロ波を熱処理対象物に当
ててもよく、そのような雰囲気も本発明に含まれる。ま
た、熱処理対象物としては清涼飲料水その他の飲料、食
品等が挙げられ、食品の冷凍、その解凍等にも使用する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、複数のローラを回転さ
せ、これにより例えば密閉包装飲料を回転させながら冷
却あるいは加熱の熱処理をするようにしたので、多種類
の清涼飲料水を同時にシャーベット又はアイスクリーム
状にすることができ、従来のようなタンクの洗浄等の後
処理の必要がなく、作業時間を短縮でき、衛生上も問題
がなく、取扱いや操作が例えば冷蔵庫のように容易で、
小売店でも販売し易い飲食物等の熱処理装置を提供する
ことができる。また、多種類の飲食物を同時に温めるこ
とができる飲食物等の熱処理装置を提供することができ
る。また、熱処理対象物の大きさに対応してピンを挿入
する位置を変えてローラ間の間隔を調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置の一部の斜視説明図で
ある。
【図2】その他の実施例の装置の一部の側面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ボックス 2 モータ 2a、3、4a、4、5a 伝導機構 5 ローラ 15 清涼飲料水密閉ペットボトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山里 宗宏 沖縄県豊見城村上田23 上田県営団地2 棟206 (56)参考文献 特開 平4−244570(JP,A) 特開 平10−160319(JP,A) 特開 平10−9739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により伝動手段を介して回転さ
    せる複数のローラを並設し、該ローラの軸が抜き差し自
    在に設けられたピンの間に位置し、該ピンを挿入する位
    置を変えて該ローラ間の間隔を調整することができ、飲
    食物等の熱処理対象物を熱処理可能雰囲気中で該複数の
    ローラ上で回転させながら熱処理する飲食物等の熱処理
    装置。
  2. 【請求項2】 冷却及び加温の少なくとも一方の熱処理
    可能雰囲気を形成するための熱処理可能雰囲気形成手段
    を内蔵する開閉可能のボックス内に駆動手段により伝動
    手段を介して回転させる複数のローラを並設し、該ロー
    ラの軸が抜き差し自在に設けられたピンの間に位置し、
    該ピンを挿入する位置を変えて該ローラ間の間隔を調整
    することができ、飲食物等の熱処理処理対象物を上記熱
    処理可能雰囲気中で該複数のローラ上で回転させながら
    熱処理する飲食物等の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 熱処理可能雰囲気は冷気であり、飲食物
    等の熱処理対象物は密閉包装飲料であり、熱処理は当該
    飲料をシャーベット又はアイスクリーム状にすることで
    ある請求項2記載の飲食物等の熱処理装置。
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NL2003747C2 (nl) * 2009-11-03 2011-05-04 4Sight Innovation Bv Inrichting en werkwijze voor het koelen van dranken.

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