JP3467204B2 - プリペイドカードシステム、読書装置及びカード判別方法 - Google Patents
プリペイドカードシステム、読書装置及びカード判別方法Info
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Description
除することのできるプリペイドカードシステム、記録装
置、読書装置及びカード判別方法に関する。
カードを使用して、遊技媒体の貸出や物品の販売等を行
うプリペイドカードシステムが実現されている。このよ
うなプリペイドカードシステムにおいては、一般に、多
数の利用者が使用できるように、複数の店舗においてサ
ービスが提供されている。各店舗には、プリペイドカー
ドを処理する複数の読書装置及びこれら読書装置の上位
処理装置である中継装置等が設置されている。
カードを処理する端末装置であり、プリペイドカードに
記録された金額情報の範囲内で遊技媒体の貸出等の対価
に応じた消費金額情報を取得し、この消費金額情報に従
って、プリペイドカードの金額情報等を更新する。ま
た、読書装置は、利用者により使用された消費金額情報
を店舗内の中継装置に送信する。中継装置は、各読書装
置から送られる消費金額情報を集約して決済センタ等の
上位装置に送信する。カード発行元は、この消費金額情
報を決済センタ等において受信し、受信した消費金額情
報に相当する金額を売上金として各店舗に支払う。
は、プリペイドカードに記録された金額情報等が、金銭
的価値を有する最も大切な情報の一つとなっている。そ
のため、各読書装置は、セキュリティ上、正当なプリペ
イドカードが使用されていることを確認する必要があ
る。すなわち、偽造及び変造等による不正なプリペイド
カードが使用されるおそれがあるため、読書装置は、プ
リペイドカード発行時に記録されたカード識別コード、
製造元コード及び製造日等からなるエンコード情報の正
当性等を判別することによりプリペイドカードの認証を
行う。
プにより各種の情報を記録するプリペイドカードを一例
として、従来の読書装置が行うプリペイドカードの認証
について説明する。プリペイドカードには、カード発行
時に書き込まれて以後書き換えられることがないエンコ
ード情報を含む固定情報と、カード発行後の使用時に随
時更新される金額情報を含む可変情報とが記録されてい
る。これらの固定情報及び可変情報は、磁性体ストライ
プに磁気波形として書き込まれている。
イプには、図19(a)に示す基準となる固定の基準長
に対応して、図19(b)に示すような、N−Sの両極
性に振れる磁気波形が書き込まれている。読書装置は、
プリペイドカード挿入口に備えた磁気ヘッド等の磁気セ
ンサにより、図19(b)に示す磁気波形を検出し、図
19(c)に示すような信号波形を取得する。この信号
波形は、磁気波形のN及びSの位置において、信号レベ
ルがゼロとなる。すなわち、信号レベルがゼロの箇所
が、逐次、磁気波形のN及びS極に交互に対応する。読
書装置は、取得した信号波形のゼロクロス点を検出して
パルスを生成し、図19(d)に示すようなデータ波形
を得る。
すデータ波形から、図19(a)に示す基準長内のパル
ス数をカウントすることにより、プリペイドカードに記
録された固定情報及び可変情報を読み取る。具体的に説
明すると、読書装置は、基準長毎に繰り返しパルス(同
期パルス)を検出し、これら繰り返しパルス間のパルス
の有無により、データビットの“0”及び“1”を弁別
して読み取る。つまり、読書装置は、図19(d)のデ
ータ波形において、繰り返しパルス間に中間パルスが存
在する場合に、ビット“0”、存在しない場合にビット
“1”として判別する。
基準長周期の同期パルスの中間の所定時間幅部分を抽出
し、抽出した時間幅部分にパルスが検出されるか否かに
より、“0”及び“1”を判別する。例えば、読書装置
は、図20に示すようなデータ波形を、図示するように
“01001”として判別する。
ライプに磁気波形として書き込まれている固定情報及び
可変情報を読み取る。読書装置は、読み取った固定情報
に含まれるエンコード情報の正当性等を判別することに
よりプリペイドカードの認証を行う。
ドカードに記録されている正常な情報を全て使って不正
なプリペイドカードが複製された場合に、読書装置は、
使用されているのが不正カードであることを検出するこ
とができなかった。すなわち、正規のプリペイドカード
の磁性体ストライプにおける固定の基準長を検出して記
録情報を解析し、その解析結果に基づき、不正なプリペ
イドカードが複製されると、読書装置は、そのプリペイ
ドカードのエンコード情報の正当性等を判別し、プリペ
イドカードの認証を行ってしまう。そのため、商品(サ
ービス)等が不正に購入されるなど、プリペイドカード
システムのセキュリティが不十分なものとなっていた。
で、不正なカード使用を効果的に排除することのできる
プリペイドカードシステム、記録装置、読書装置及びカ
ード判別方法を提供することを目的とする。
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、第1の記録トラック及び第2の記録トラックを有
するプリペイドカードに金額情報を含む情報を記録する
記録装置と、前記記録装置により金額情報を含む情報が
記録されたプリペイドカードを処理する読書装置と、を
備えるプリペイドカードシステムにおいて、前記記録装
置は、プリペイドカードの第1の記録トラックに第1の
書込速度で金額情報を書き込み、金額情報を書き込む際
に使用した第1の書込速度を示す速度情報を第2の記録
トラックに第2の書込速度で書き込み、前記読書装置
は、前記第2の記録トラックに記録された速度情報を第
2の読出速度で読み出し、読み出した速度情報に従った
第1の読出速度で前記第1の記録トラックに記録された
金額情報の読み出しを行って金額情報が読み出せない場
合に、プリペイドカードが不正なカードであることを検
出し、前記第1の記録トラックに記録された金額情報の
更新時に、第3の書込速度で更新後の金額情報を前記第
1の記録トラックに書き込んで前記第2の記録トラック
に第3の書込速度を示す速度情報を書き込む、ことを特
徴とする。
ドカードの第1の記録トラックに通常の速度と異なる書
込速度で金額情報を書き込み、金額情報を書き込む際に
使用した書込速度を示す速度情報を第2の記録トラック
に予め標準と定めた通常の速度で書き込む。読書装置
は、プリペイドカードの第2の記録トラックに記録され
た速度情報を予め標準と定めた通常の速度で読み出し、
読み出した速度情報に従った読出速度で第1の記録トラ
ックに記録された金額情報の読み出しを行い、金額情報
が読み出せない場合に、プリペイドカードが不正なカー
ドであることを検出する。そして、読書装置は、第1の
記録トラックに記録された金額情報の更新時に、第3の
書込速度で更新後の金額情報を第1の記録トラックに書
き込んで、第2の記録トラックに第3の書込速度を示す
速度情報を書き込む。この結果、不正なカード使用を効
果的に排除することができる。また、プリペイドカード
が更新される際に、通常と異なる書込速度で第1の記録
トラックに金額情報が書き込まれるため、複製が困難と
なる。
観点に係るプリペイドカードシステムは、第1の記録ト
ラック及び第2の記録トラックを有するプリペイドカー
ドに金額情報を含む情報を記録する記録装置と、前記記
録装置により金額情報を含む情報が記録されたプリペイ
ドカードを処理する読書装置と、を備えるプリペイドカ
ードシステムにおいて、前記記録装置は、第1の記録ト
ラックを構成する第1のブロックに第1の書込速度で金
額情報の書き込みを行い、第1の記録トラックを構成す
る第2のブロックに第2の書込速度で金額情報の書き込
みを行い、金額情報を書き込む際に使用した第1の書込
速度及び第2の書込速度を示す速度情報を第2の記録ト
ラックに第3の書込速度で書き込み、前記読書装置は、
前記第2の記録トラックに記録された第1の書込速度及
び第2の書込速度を示す速度情報を読み出し、読み出し
た第1の書込速度を示す速度情報に従った第1の読出速
度で前記第1のブロックに記録された金額情報が読み出
せない場合、又は第2の書込速度を示す速度情報に従っ
た第2の読出速度で前記第2のブロックに記録された金
額情報が読み出せない場合に、プリペイドカードが不正
なカードであることを検出し、前記第1の記録トラック
に記録された金額情報の更新時に、前記第1の記録トラ
ックを構成する第1のブロック及び第2のブロックのい
ずれか一方に第4の書込速度で更新後の金額情報を書き
込み、前記第2の記録トラックに第3の書込速度で第4
の書込速度を示す速度情報を含む情報を書き込む、こと
を特徴とする。
ロックに通常と異なる第1の書込速度で金額情報の書き
込みを行い、また、第2のブロックに通常と異なる第2
の書込速度で金額情報の書き込みを行い、更に、金額情
報を書き込む際に使用した第1の書込速度及び第2の書
込速度を示す速度情報を第2の記録トラックに通常の書
込速度で書き込む。読書装置は、第2の記録トラックに
記録された第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速
度情報を読み出し、読み出した第1の書込速度を示す速
度情報に従った第1の読出速度で第1のブロックに記録
された金額情報が読み出せない場合、又は第2の書込速
度を示す速度情報に従った第2の読出速度で第2のブロ
ックに記録された金額情報が読み出せない場合に、プリ
ペイドカードが不正なカードであることを検出する。そ
して、読書装置は、第1の記録トラックに記録された金
額情報の更新時に、第1の記録トラックを構成する第1
のブロック及び第2のブロックのいずれか一方に第4の
書込速度で更新後の金額情報を書き込み、第2の記録ト
ラックに第3の書込速度で第4の書込速度を示す速度情
報を含む情報を書き込む。この結果、不正なカード使用
を効果的に排除することができる。また、プリペイドカ
ードが更新される際に、通常と異なる書込速度で第1の
ブロック及び第2のブロックのいずれか一方に金額情報
が書き込まれるため、複製が困難となる。
観点に係る読書装置は、第1の記録トラック及び第2の
記録トラックを有し、金額情報を含む情報が記録された
プリペイドカードを処理する読書装置において、前記読
書装置は、プリペイドカードの第1の記録トラック及び
第2の記録トラックに記録された情報を読み出す情報読
出手段と、前記情報読出手段の読出速度を設定する読出
速度設定手段と、前記読出速度設定手段を制御して、第
2の記録トラックに記録された速度情報を第2の読出速
度で読み出す速度情報読出手段と、前記速度情報読出手
段が読み出した速度情報に従った第1の読出速度で第1
の記録トラックに記録された金額情報の読み出しが可能
であるか否かを判別する読出判別手段と、プリペイドカ
ードの第1の記録トラック及び第2の記録トラックに情
報を書き込む情報書込手段と、前記情報書込手段の書込
速度を設定する書込速度設定手段と、前記書込速度設定
手段を制御して、第1の記録トラックに第3の書込速度
で更新後の金額情報を書き込む金額情報書込手段と、前
記金額情報書込手段が金額情報の書き込みに使用した第
3の書込速度を示す速度情報を第2の記録トラックに第
2の書込速度で書き込む速度情報書込手段と、を備え
る、ことを特徴とする。
情報読出手段の読出速度を設定する。速度情報読出手段
は、読出速度設定手段を制御して、第2の記録トラック
に記録された速度情報を予め標準と定められた通常の読
出速度で読み出す。読出判別手段は、速度情報読出手段
が読み出した速度情報に従った通常と異なる読出速度で
第1の記録トラックに記録された金額情報の読み出しが
可能であるか否かを判別する。情報書込手段は、プリペ
イドカードの第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クに情報を書き込む。書込速度設定手段は、情報書込手
段の書込速度を設定する。金額情報書込手段は、書込速
度設定手段を制御して、第1の記録トラックに通常と異
なる第3の書込速度で更新後の金額情報を書き込む。こ
の結果、不正なカード使用を効果的に排除することがで
きる。また、プリペイドカードが更新される際に、通常
と異なる書込速度で第1の記録トラックに金額情報が書
き込まれるため、複製が困難となる。
観点に係る読書装置は、第1の記録トラック及び第2の
記録トラックを有し、金額情報を含む情報が記録された
プリペイドカードを処理する読書装置において、前記読
書装置は、プリペイドカードの第1の記録トラック及び
第2の記録トラックに記録された情報を読み出す情報読
出手段と、前記情報読出手段の読出速度を設定する読出
速度設定手段と、前記読出速度設定手段を制御して、第
2の記録トラックに記録された第1の速度情報及び第2
の速度情報を第3の読出速度で読み出す速度情報読出手
段と、前記速度情報読出手段が読み出した第1の速度情
報に従った読出速度で第1の記録トラックの第1のブロ
ックに記録された金額情報の読み出しが可能であるか否
かを判別する第1の読出判別手段と、前記速度情報読出
手段が読み出した第2の速度情報に従った読出速度で第
1の記録トラックの第2のブロックに記録された金額情
報の読み出しが可能であるか否かを判別する第2の読出
判別手段と、プリペイドカードの第1の記録トラック及
び第2の記録トラックに情報を書き込む情報書込手段
と、前記情報書込手段の書込速度を設定する書込速度設
定手段と、前記書込速度設定手段を制御して、第1の記
録トラックを構成する第1のブロック及び第2のブロッ
クのいずれか一方に第4の書込速度で更新後の金額情報
を書き込む金額情報書込手段と、前記金額情報書込手段
が金額情報の書き込みに使用した第4の書込速度を示す
速度情報を含む情報を第2の記録トラックに第3の書込
速度で書き込む速度情報書込手段と、を備える、ことを
特徴とする。
情報読出手段の読出速度を設定する。速度情報読出手段
は、読出速度設定手段を制御して、第2の記録トラック
に記録された第1の速度情報及び第2の速度情報を通常
の読出速度で読み出す。第1の読出判別手段は、速度情
報読出手段が読み出した第1の速度情報に従った読出速
度で第1の記録トラックの第1のブロックに記録された
金額情報の読み出しが可能であるか否かを判別する。第
2の読出判別手段は、速度情報読出手段が読み出した第
2の速度情報に従った読出速度で第1の記録トラックの
第2のブロックに記録された金額情報の読み出しが可能
であるか否かを判別する。情報書込手段は、プリペイド
カードの第1の記録トラック及び第2の記録トラックに
情報を書き込む。書込速度設定手段は、情報書込手段の
書込速度を設定する。金額情報書込手段は、書込速度設
定手段を制御して、第1の記録トラックを構成する第1
のブロック及び第2のブロックのいずれか一方に第4の
書込速度で更新後の金額情報を書き込む。速度情報書込
手段は、金額情報書込手段が金額情報の書き込みに使用
した第4の書込速度を示す速度情報を含む情報を第2の
記録トラックに第3の書込速度で書き込む。この結果、
不正なカード使用を効果的に排除することができる。ま
た、プリペイドカードが更新される際に、通常と異なる
書込速度で第1の記録トラック及び第2の記録トラック
のいずれか一方に金額情報が書き込まれるため、複製が
困難となる。
観点に係るカード判別方法は、第1の記録トラック及び
第2の記録トラックを有し、金額情報を含む情報が記録
されたプリペイドカードを処理するカード判別方法であ
って、プリペイドカードの第1の記録トラックに第1の
書込速度で金額情報を書き込み、金額情報を書き込む際
に使用した第1の書込速度を示す速度情報を第2の記録
トラックに第2の書込速度で書き込む情報書込ステップ
と、前記第2の記録トラックに記録された速度情報を第
2の読出速度で読み出し、読み出した速度情報に従った
第1の読出速度で前記第1の記録トラックに記録された
金額情報の読み出しを行って金額情報が読み出せない場
合に、プリペイドカードが不正なカードであることを検
出する検出ステップと、前記第1の記録トラックに書き
込まれた金額情報の更新時に、第3の書込速度で更新後
の金額情報を前記第1の記録トラックに書き込んで前記
第2の記録トラックに第3の書込速度を示す速度情報を
書き込む情報更新ステップと、を備えることを特徴とす
る。
プリペイドカードの第1の記録トラックに第1の書込速
度で金額情報を書き込み、金額情報を書き込む際に使用
した第1の書込速度を示す速度情報を第2の記録トラッ
クに第2の書込速度で書き込む。検出ステップは、第2
の記録トラックに記録された速度情報を第2の読出速度
で読み出し、読み出した速度情報に従った第1の読出速
度で第1の記録トラックに記録された金額情報の読み出
しを行って金額情報が読み出せない場合に、プリペイド
カードが不正なカードであることを検出する。情報更新
ステップは、第1の記録トラックに書き込まれた金額情
報の更新時に、第3の書込速度で更新後の金額情報を第
1の記録トラックに書き込んで第2の記録トラックに第
3の書込速度を示す速度情報を書き込む。この結果、不
正なカード使用を効果的に排除することができる。ま
た、プリペイドカードが更新される際に、通常と異なる
書込速度で第1の記録トラックに金額情報が書き込まれ
るため、複製が困難となる。
観点に係るカード判別方法は、第1の記録トラック及び
第2の記録トラックを有し、金額情報を含む情報が記録
されたプリペイドカードを処理するカード判別方法であ
って、第1の記録トラックを構成する第1のブロックに
第1の書込速度で金額情報の書き込みを行い、第1の記
録トラックを構成する第2のブロックに第2の書込速度
で金額情報の書き込みを行い、金額情報を書き込む際に
使用した第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速度
情報を第2の記録トラックに第3の書込速度で書き込む
情報書込ステップと、前記第2の記録トラックに記録さ
れた第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速度情報
を読み出し、読み出した第1の書込速度を示す速度情報
に従った第1の読出速度で前記第1のブロックに記録さ
れた金額情報が読み出せない場合、又は第2の書込速度
を示す速度情報に従った第2の読出速度で前記第2のブ
ロックに記録された金額情報が読み出せない場合に、プ
リペイドカードが不正なカードであることを検出する検
出ステップと、前記第1の記録トラックに記録された金
額情報の更新時に、前記第1の記録トラックを構成する
第1のブロック及び第2のブロックのいずれか一方に第
4の書込速度で更新後の金額情報を書き込み、前記第2
の記録トラックに第3の書込速度で第4の書込速度を示
す速度情報を含む情報を書き込む情報更新ステップと、
を備えることを特徴とする。
第1の記録トラックを構成する第1のブロックに第1の
書込速度で金額情報の書き込みを行い、第1の記録トラ
ックを構成する第2のブロックに第2の書込速度で金額
情報の書き込みを行い、金額情報を書き込む際に使用し
た第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速度情報を
第2の記録トラックに第3の書込速度で書き込む。検出
ステップは、第2の記録トラックに記録された第1の書
込速度及び第2の書込速度を示す速度情報を読み出し、
読み出した第1の書込速度を示す速度情報に従った第1
の読出速度で第1のブロックに記録された金額情報が読
み出せない場合、又は第2の書込速度を示す速度情報に
従った第2の読出速度で第2のブロックに記録された金
額情報が読み出せない場合に、プリペイドカードが不正
なカードであることを検出する。情報更新ステップは、
第1の記録トラックに記録された金額情報の更新時に、
第1の記録トラックを構成する第1のブロック及び第2
のブロックのいずれか一方に第4の書込速度で更新後の
金額情報を書き込み、第2の記録トラックに第3の書込
速度で第4の書込速度を示す速度情報を含む情報を書き
込む。この結果、不正なカード使用を効果的に排除する
ことができる。また、プリペイドカードが更新される際
に、通常と異なる書込速度で第1のブロック及び第2の
ブロックのいずれか一方に金額情報が書き込まれるた
め、複製が困難となる。
ペイドカードシステムについて、以下図面を参照して説
明する。
かるプリペイドカードシステムの構成を示す模式図であ
る。このプリペイドカードシステムは、図1に示すよう
に、プリペイドカード10と、読書装置11と、中継装
置13と、記録装置15と、決済センタ17と、を備え
る。
記録装置15及び決済センタ17は、カード発行会社及
びカード製造工場等のようなカード発行元Dに設置され
ている。また、カード発行元Dに対応する店舗Sは複数
存在し、各店舗Sには、複数の読書装置11と、各読書
装置11を決済センタ17に接続する中継装置13とが
設置されている。
は限らず、例えば店舗S内の所定の領域、例えばホール
及びフロア毎に中継装置13が1つずつ設けられていて
もよい。
ド発行元Dで製造され発行されたプリペイドカード10
が店舗Sに対して販売され、さらに店舗Sで利用者に対
して販売される。このため、店舗Sにおいて、利用者
は、購入したプリペイドカード10により、遊技媒体の
貸出等のサービスを受けると共に、そのサービスの対価
を支払うことができる。
払いは、店舗Sに設置された読書装置11を用いて行わ
れ、プリペイドカード10に記録された金額情報が対価
分だけ消費される。店舗Sでは、読書装置11で消費さ
れた消費金額情報を中継装置13が集計し、集計した消
費金額情報をカード発行元Dの決済センタ17に送信す
る。一方、カード発行元Dでは、決済センタ17が各店
舗Sから送られた消費金額情報を受信し、受信した消費
金額情報に相当する金額を売上金として各店舗Sに支払
う。
るプリペイドカード10について、図2を参照して説明
する。図2に示すように、プリペイドカード10には、
磁性材料が塗布された磁性体ストライプ等による2つの
記録トラックT1、T2が形成されている。記録トラッ
クT1には、金額情報エリアA1及び付加情報エリアA
2が設けられている。金額情報エリアA1には、使用可
能残高等を示す金額情報が記録されている。付加情報エ
リアA2には、エラー発生時におけるエラーコード等が
記録されている。なお、記録トラックT1には、通常の
書込ピッチ(書込速度)と異なる所定の書込ピッチにて
上記の金額情報等が記録されている。
アA3、及びピッチ制御情報エリアA4が設けられてい
る。エンコード情報エリアA3には、カード識別コー
ド、製造元コード及び製造日等からなるエンコード情報
が記録される。ピッチ制御情報エリアA4には、上述の
記録トラックT1に記録された情報を読み出すために必
要となる読出ピッチ(読出速度)を規定するピッチ制御
情報が記録されている。すなわち、記録トラックT1に
記録された金額情報等を読み出すためには、記録トラッ
クT2のピッチ制御情報エリアA4に記録されたピッチ
制御情報に従って、読み出しピッチを変更することが必
要となる。
0に記録する記録装置15について、図3を参照して説
明する。図3に示すように、記録装置15は、記憶部2
1と、速度特性設定部22と、エンコード制御部23
と、書込クロック生成部24と、書込処理部25と、磁
気ヘッド26とから構成される。
込処理部25等を制御してプリペイドカード10に初期
情報の書き込みを行うエンコード処理時に必要となる所
定の情報を記憶する。
23が書込クロック生成部24を制御する際に必要とな
る速度特性パターンを、任意に又はランダムに設定す
る。なお、速度特性設定部22が設定する速度特性パタ
ーンは、クロックピッチの制御特性パターンからなり、
書込クロック生成部24が書込処理部25に供給する書
込クロックを規定するものである。
は、例えば、2〜3段階に変化するクロックピッチを、
記録トラックT1の全トラック長における2〜3箇所で
切り替えることのできるパターン情報である。
5において、プリペイドカード10に初期情報を書き込
むエンコード処理の全体を制御する。すなわち、エンコ
ード制御部23は、速度特性設定部22から取得した速
度特性パターンに従った書込クロックを書込クロック生
成部24に生成させ、書込処理部25を制御して磁気ヘ
ッド26によりプリペイドカード10に初期情報の書き
込みを行う。
御部23により制御され、書込処理部25に書込クロッ
クを供給する。すなわち、書込クロック生成部24は、
速度特性設定部22により設定された速度特性パターン
をエンコード制御部23から取得し、取得した速度特性
パターンに従った書込クロックを生成する。書込クロッ
ク生成部24は、生成した書込クロックを書込処理部2
5に供給する。なお、書込クロック生成部24は、エン
コード制御部23を介さずに、直接、速度特性設定部2
2から速度特性パターンを取得し、取得した速度特性パ
ターンに従った書込クロックを書込処理部25に供給し
てもよい。
により制御され、書込クロック生成部24から供給され
た書込クロックに従って、磁気ヘッド26を駆動する。
すなわち、書込処理部25は、速度特性設定部22によ
り設定された速度特性パターンから定まる書込クロック
に従って、磁気ヘッド26を駆動し、プリペイドカード
10に初期情報を書き込む。
駆動され、プリペイドカード10に対して初期情報の書
き込みを行う。すなわち、磁気ヘッド26は、プリペイ
ドカード10の記録トラックT1及び記録トラックT2
に所定の初期情報を記録する。なお、記録装置15は、
プリペイドカード10に情報を書き込む際、及び記録さ
れた情報を読み出す際に、プリペイドカード10に対し
て磁気ヘッド26を相対的に移動させるが、この場合、
磁気ヘッド26のみを移動させても、プリペイドカード
10のみを移動させても、あるいは両者を異なる方向に
移動させてもよい。
読書装置11について、図4を参照して説明する。図4
に示すように、読書装置11は、通信処理部31と、更
新処理部32と、記憶部33と、読書制御部34と、読
書クロック生成部35と、データ読書部36と、磁気ヘ
ッド37とを備えている。
装置13との間の通信を行う。通信処理部31は、例え
ば、中継装置13からの要求コマンドに対するレスポン
スとして、読書装置11におけるプリペイドカード10
の消費金額情報を含む売上情報を記憶部33から読み出
して中継装置13に送信する。
供する所定の物販機(図示していない)等に連動し、利
用者が受ける遊技媒体等の提供に対する対価を求め、読
書制御部34を介してプリペイドカード10の金額情報
等を更新する。また、更新処理部32は、利用者により
消費された消費金額情報を集計した売上情報を記憶部3
3に蓄積する。
費金額情報を集計した売上情報を更新処理部32から取
得し、順次蓄積して記憶する。
いて、プリペイドカード10に記録された情報の読み出
し、及び、プリペイドカード10に記録する金額情報等
の書き込みを制御する。すなわち、読書制御部34は、
読書クロック生成部35及びデータ読書部36を制御し
て、磁気ヘッド37によりプリペイドカード10に記録
された情報の読み出し、及び、更新する情報の書き込み
を行う。
生成部35を制御して、データ読書部36に読書クロッ
クを供給する。この読書クロックは、データ読書部36
が、磁気ヘッド37を介してプリペイドカード10に記
録された情報の読み出し、及び、更新する情報の書き込
みを行う際に、実質的な読出速度及び書込速度を規定す
るものである。
ド10の記録トラックT2に記録された情報を読み出す
際に、読書クロック生成部35を制御して、予め標準と
定められた通常の読書クロックを読書クロック生成部3
5に生成させる。一方、読書制御部34は、記録トラッ
クT1の情報を読み出す際に、記録トラックT2から読
み出したピッチ制御情報に従い、通常と異なる読書クロ
ックを読書クロック生成部35に生成させる。すなわ
ち、読書制御部34は、読書クロック生成部35及びデ
ータ読書部36を制御し、最初に記録トラックT2に記
録されたエンコード情報及びピッチ制御情報を通常の読
書クロックで読み出し、次に読み出したピッチ制御情報
に従った読書クロックで記録トラックT1に記録された
金額情報及びエラー情報を読み出す。
T1に情報を書き込む際に、通常と異なる所定の読書ク
ロックを読書クロック生成部35に生成させ、また、記
録トラックT2に情報を書き込む際に、通常の読書クロ
ックを読書クロック生成部35に生成させる。すなわ
ち、読書制御部34は、読書クロック生成部35及びデ
ータ読書部36を制御し、最初に記録トラックT1に金
額情報及びエラー情報を通常と異なる読書クロックで書
き込み、次に記録トラックT2にエンコード情報及びピ
ッチ制御情報を通常の読書クロックで書き込む。
4により制御され、データ読書部36に読書クロックを
供給する。すなわち、読書クロック生成部35は、読書
制御部34の制御に従って読書クロックを生成し、生成
した読書クロックをデータ読書部36に供給する。
り制御され、読書クロック生成部35から供給された読
書クロックに従って、磁気ヘッド37を駆動する。すな
わち、データ読書部36は、読書制御部34が定めた読
書クロックに従って、磁気ヘッド37を駆動して、プリ
ペイドカード10に記録された情報の読み出し、及び、
更新する情報の書き込みを行う。
動され、プリペイドカード10に記録された情報の読み
出し、及び、更新する情報の書き込みを行う。すなわ
ち、磁気ヘッド37は、プリペイドカード10の記録ト
ラックT1及び記録トラックT2に記録された情報の読
み出し、及び、更新する情報の書き込みを行う。
1にて、利用者が使用した消費金額を集約して、決済セ
ンタ17に送信する。
における処理について、図面を参照して説明する。ま
ず、プリペイドカード10に初期情報を記録するエンコ
ード処理について、図5を参照して説明する。図5は、
記録装置15において実行されるエンコード処理を説明
するフローチャートである。図5に示すエンコード処理
は、オペレータ等により、記録装置15にプリペイドカ
ード10がセットされる度に起動される。
設定部22により設定された速度特性パターンを取得す
る(ステップS1)。すなわち、速度特性設定部22
は、オペレータの手動操作、及びランダムな自動生成等
により、速度特性パターンを設定し、設定した速度特性
パターンをエンコード制御部23に供給する。
22から送られた速度特性パターンを取得すると、書込
クロック生成部24を制御し、書込クロック生成部24
に速度特性パターンに従った書込クロックを生成させる
(ステップS2)。すなわち、書込クロック生成部24
は、通常と異なる書込クロックを書込処理部25に供給
する。
を制御し、プリペイドカード10の記録トラックT1に
所定の初期情報を記録する(ステップS3)。すなわ
ち、書込処理部25は、書込クロック生成部24から供
給されている通常と異なる書込クロックに同期して、磁
気ヘッド26を介して、記憶部21に記憶された初期の
金額情報及びエラー情報を記録トラックT1に書き込
む。
込みが終了すると、エンコード制御部23は、書込クロ
ック生成部24を制御し、予め標準と定められた通常の
書込クロックを書込クロック生成部24に生成させる
(ステップS4)。書込クロック生成部24は、生成し
た通常の書込クロックを書込処理部25に供給する。
を制御し、プリペイドカード10の記録トラックT2に
所定の初期情報を記録する(ステップS5)。すなわ
ち、書込処理部25は、書込クロック生成部24から供
給されている通常の書込クロックに同期して、磁気ヘッ
ド26を介して、記憶部21に記憶された初期のエンコ
ード情報、及びステップS1にて速度特性設定部22が
設定した速度特性パターンに対応するピッチ制御情報を
記録トラックT2に書き込む。
込みが終了すると、エンコード制御部23は、書込処理
部25を制御して、ステップS5にて書き込んだ情報を
記録トラックT2から読み出す(ステップS6)。すな
わち、書込処理部25は、書込クロック生成部24から
供給されている通常の書込クロックに同期して、磁気ヘ
ッド26を介して、トラックT2に記録されているエン
コード情報及びピッチ制御情報を読み出す。書込処理部
25は、読み出したエンコード情報及びピッチ制御情報
をエンコード制御部23に供給する。
及びピッチ制御情報を取得すると、エンコード制御部2
3は、書込クロック生成部24を制御し、ピッチ制御情
報に従った書込クロックを生成させる(ステップS
7)。書込クロック生成部24は、生成した書込クロッ
クを書込処理部25に供給する。
を制御し、プリペイドカード10の記録トラックT1に
記録された情報の読み出しを試みる(ステップS8)。
すなわち、書込処理部25は、書込クロック生成部24
から供給されているピッチ制御情報に従った書込クロッ
クに同期して、磁気ヘッド26を介して、トラックT1
に記録されている金額情報等を読み出す。
ド10の記録トラックT1に記録された情報が読み出せ
るか否かを判別する(ステップS9)。すなわち、エン
コード制御部23は、記録トラックT1に初期情報が通
常と異なる書込クロックで正しく書き込まれているかを
判別する。
1に記録された情報が読み出せないと判別した場合、書
き込み不正を示すエラーメッセージを図示せぬ操作状況
表示部等に表示し、エンコード処理を終了する(ステッ
プS10)。
が読み出せたと判別した場合、エンコード制御部23
は、エンコード処理を正常に終了する。
カード10の記録トラックT1に通常と異なる書込クロ
ックで初期情報が書き込まれ、記録トラックT2に通常
の書込クロックで初期情報が書き込まれる。これらの初
期情報が記録されたプリペイドカード10は、各店舗S
において、利用者に販売される。
が使用された際の更新処理について、図6〜図8を参照
して説明する。図6〜図8は、読書装置11において実
行されるカード更新処理、カードチェック処理、及び残
額更新処理を説明するフローチャートである。図6に示
すカード更新処理は、読書装置11の所定のカード挿入
口にプリペイドカード10がセットされる度に起動され
る。
リペイドカード10の真贋を検査するカードチェック処
理を開始する(ステップS11)。すなわち、更新処理
部32は、プリペイドカード10が、正常なカードであ
るか、又は、偽造及び変造等による不正なカードである
かを検査する。なお、カードチェック処理の詳細につい
ては、後述する。
がカードチェック処理により正常なカードであると検査
されたか否かを判別する(ステップS12)。
が正常なカードであると判別されなかった場合に、図示
せぬ表示パネルに所定のエラー表示等を行った後、プリ
ペイドカード10を排出し又は取り込んで読書装置11
の動作を異常停止させる等の異常処理を実行する(ステ
ップS13)。
ドであると判別された場合に、更新処理部32は、プリ
ペイドカード10から読み出した金額情報中の残額情報
を確認し、残額があるか否かを判別する(ステップS1
4)。すなわち、更新処理部32は、ステップS11の
カードチェック処理において、読書制御部34等を介し
てプリペイドカード10から読み出した金額情報中の残
額情報に、残額があるか否かを判別する。
から読み出した金額情報に残額がないと判別した場合
に、ステップS20に処理を進めて、プリペイドカード
10を排出する。一方、金額情報に残額があると判別し
た場合、更新処理部32は、図示せぬ操作パネルのカー
ド返却スイッチ等が利用者により押下されたか否かを終
了要求の有無から判別する(ステップS15)。
押下されたと判別した場合に、ステップS20に処理を
進めて、プリペイドカード10を排出する。また、カー
ド返却スイッチが押下されていないと判別した場合、更
新処理部32は、遊技媒体の貸出を要求する貸出スイッ
チ等が利用者により押下されたか否かを更新要求の有無
から判別する(ステップS16)。
れていないと判別した場合に、ステップS15に処理を
戻し、上述のステップS15及びS16の処理を繰り返
す。一方、貸出スイッチが押下されたと判別した場合、
更新処理部32は、残額更新処理を開始する(ステップ
S17)。すなわち、更新処理部32は、プリペイドカ
ード10の金額情報の残額情報を遊技媒体の貸出の対価
分だけ減額して更新する。なお、残額更新処理の詳細に
ついては、後述する。
な残額情報の残額が“0”であるか否かを判別する(ス
テップS18)。すなわち、残額更新処理により遊技媒
体の貸出の対価分だけ減額され、プリペイドカード10
に記録された金額情報の残額情報の残額が“0”となっ
ているかを検査する。
“0”でないと判別した場合に、ステップS15に処理
を戻し、上述のステップS15〜S18の処理を繰り返
す。一方、残額情報の残額が“0”であると判別した場
合、残額がなくなった旨のメッセージを図示せぬ操作パ
ネルに表示する(ステップS19)。
メッセージを表示した後、又は、ステップS15にてカ
ード返却スイッチが押下されたと判別した場合に、プリ
ペイドカード10を排出し(ステップS20)、残額更
新処理を終了する。
ック処理について図7のフローチャートを参照して説明
する。カードチェック処理が開始されると、まず、更新
制御部32は、読書制御部34を介して読書クロック生
成部35を制御し、予め標準と定められた通常の読書ク
ロックを読書クロック生成部35に生成させる(ステッ
プS21)。読書クロック生成部35は、生成した通常
の読書クロックをデータ読書部36に供給する。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10の
記録トラックT2に記録されている情報を読み出す(ス
テップS22)。すなわち、データ読書部36は、読書
クロック生成部35から供給されている通常の読書クロ
ックに同期して、磁気ヘッド37を介して、記録トラッ
クT2に記録されているエンコード情報及びピッチ制御
情報を読み出す。データ読書部36は、読み出したエン
コード情報及びピッチ制御情報を読書制御部34を介し
て更新処理部32に供給する。
情報及びピッチ制御情報を取得すると、更新処理部32
は、読書制御部34を介して読書クロック生成部35を
制御し、ピッチ制御情報に従った読書クロックを生成さ
せる(ステップS23)。読書クロック生成部35は、
生成した読書クロックをデータ読書部36に供給する。
の記録トラックT1に記録された情報の読み出しを試み
る(ステップS24)。すなわち、更新処理部32は、
読書制御部34を介してデータ読書部36を制御し、記
録トラックT1に記録された情報を読み出す。
録された情報を読み出すことができるか否かを判別する
(ステップS25)。すなわち、更新処理部32は、プ
リペイドカード10に異常があるか否かを判別し、偽造
及び変造等による不正なカードでないことを検査する。
この際、更新処理部32は、読み出したエンコード情報
のカード情報から中継装置13から通知された不正プリ
ペイドカードに該当するか否かを判別してもよい。
に異常があると判別した場合に、チェック結果が異常で
あるとしてカードチェック処理を終了し、図6のステッ
プS12に処理を戻す(ステップS26)。
と判別した場合、更新処理部32は、チェック結果が正
常であるとしてカードチェック処理を終了し、図6のス
テップS12に処理を戻す(ステップS27)。
更新処理について図8のフローチャートを参照して説明
する。まず、更新処理部32は、プリペイドカード10
の記録トラックT1に記録された現在の残額情報から利
用者の使用した消費額を減算し、消費後の残額情報を求
める(ステップS31)。
て読書クロック生成部35を制御し、ランダムな自動生
成等により、通常と異なる読書クロックを読書クロック
生成部35に生成させる(ステップS32)。読書クロ
ック生成部35は、生成した読書クロックをデータ読書
部36に供給する。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10の
記録トラックT1に消費後の残額情報を含む金額情報等
を記録する(ステップS33)。すなわち、データ読書
部36は、読書クロック生成部35から供給されている
通常と異なる読書クロックに同期して、磁気ヘッド37
を介して、記録トラックT1に更新後の金額情報等を記
録する。
が終了すると、更新処理部32は、読書制御部34を介
して読書クロック生成部35を制御し、予め標準と定め
られた通常の読書クロックを読書クロック生成部35に
生成させる(ステップS34)。読書クロック生成部3
5は、生成した読書クロックをデータ読書部36に供給
する。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10の
記録トラックT2に変更後のピッチ制御情報等を記録す
る(ステップS35)。すなわち、データ読書部36
は、読書クロック生成部35から供給されている通常の
読書クロックに同期して、磁気ヘッド37を介して、ス
テップS32にて生成した読書クロックに対応するピッ
チ制御情報等を記録トラックT2に書き込む。
が終了すると、更新制御部32は、読書制御部34を介
してデータ読書部36を制御し、ステップS35にて書
き込んだ情報を記録トラックT2から読み出す(ステッ
プS36)。すなわち、データ読書部36は、読書クロ
ック生成部35から供給されている通常の読書クロック
に同期して、磁気ヘッド37を介して、記録トラックT
2に記録されているエンコード情報及びピッチ制御情報
を読み出す。データ読書部36は、読み出したピッチ制
御情報等を読書制御部34を介して更新処理部32に供
給する。
情報等を取得すると、更新処理部32は、読書制御部3
4を介して読書クロック生成部35を制御し、ピッチ制
御情報に従った読書クロックを生成させる(ステップS
37)。読書クロック生成部35は、生成した読書クロ
ックをデータ読書部36に供給する。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10の
記録トラックT1に記録された情報の読み出しを試みる
(ステップS38)。すなわち、更新処理部32は、読
書クロック生成部35から供給されているピッチ制御情
報に従った読書クロックに同期して、磁気ヘッド37を
介して、記録トラックT1に記録されている金額情報等
を読み出す。
の記録トラックT1に記録された情報が読み出せるか否
かを判別する(ステップS39)。すなわち、更新処理
部32は、プリペイドカード10に書き込みの異常があ
るか否かを判別する。
に異常があると判別した場合に、書き込み不正を示すエ
ラーメッセージを図示せぬ表示パネル等に表示した後、
プリペイドカード10を排出し又は取り込んで読書装置
11の動作を異常停止させる等の異常処理を実行する
(ステップS40)。
と判別した場合、更新処理部32は、残額更新処理を正
常に終了し、図6のステップS18に処理を戻す。
は、金額情報及びエラー情報を記録するための記録トラ
ックT1、及び、エンコード情報及びピッチ制御情報を
記録するための記録トラックT2を有する。この場合、
図9に示すように記録トラックT1には、通常と異なる
読書クロックにて金額情報等が書き込まれている。一
方、記録トラックT2には、通常の読書クロックにて記
録トラックT1の記録時に使用されたクロックを規定す
るピッチ制御情報等が書き込まれている。
の書込は、プリペイドカード10と磁気ヘッド37と
を、少なくとも一方を搬送することにより、一定速度で
相対移動させて、時間の経過に伴って書き込むようにし
ている。
クロックピッチの制御特性を示し、図11に書込クロッ
クの変化に伴う書き込みの基準となる基準長の変化の特
性を示し、図12にその結果得られる書込データのパル
ス列を示す。
ックピッチが広い場合には、書込クロックが一定で相対
移動速度が速い場合に相当し、書込データのビットの間
隔が広くなる。一方、書込クロックのクロックピッチが
狭い場合には、書込クロックが一定で相対移動速度が遅
い場合に相当し、書込データのビットの間隔が狭くな
る。
ド10に記録された情報の読み取り、及び情報の書き込
み時に当てはめて、具体的に説明する。まず、情報の読
み取り時に、更新処理部32は、読書制御部34等を制
御して通常のクロックピッチにより、磁気トラックT2
を読み取り、ピッチ制御情報を取得する。更新処理部3
2は、取得したピッチ制御情報に従った通常と異なるク
ロックピッチにより、磁気トラックT1を読み取る。
2は、読書制御部34等を制御して通常と異なるクロッ
クピッチにより、磁気トラックT1に金額情報等を書き
込む。更新処理部32は、磁気トラックT1の書き込み
時に使用したクロックピッチを規定するピッチ制御情報
等を通常のクロックピッチにより、磁気トラックT2に
書き込む。
の切換時に、過渡状態において読み取り又は書き込みさ
れる情報に影響することがないように読書制御部34を
介して読書クロック生成部35に適切なる処理を施す。
T2の情報を読み取ることができても、磁気トラックT
1の情報は、容易に読み取ることができない。そのた
め、プリペイドカード10の複製が困難であり、また、
形式的に複製したとしても、実質的にプリペイドカード
10の複製ができず、不正なカード使用を効果的に排除
することができる。
1において、プリペイドカード10のカードチェック処
理が行われ、正常なカードであると判別した後に、残額
更新処理を行っている。この場合、カードチェック処理
後に、何らかの方法でプリペイドカード10がすり替え
られてしまうと、すり替えられたカードに対し、残額更
新処理がなされてしまう。すなわち、読書装置11を利
用して不正なカードが作成可能となるおそれがある。
正改造の防止のため、読書装置11を容易に開閉できな
いように筐体等を厳重にガードしたり、センサ等でプリ
ペイドカード10の強制的な抜き取り等の監視を行って
いる。それでも、読書装置11が無理に開けられたり、
センサ等を作動不能にしてプリペイドカード10の強制
的な抜き取りが行われる危険性が残る。
た情報により、カードのすり替えを判別して、不正なカ
ード使用を効果的に排除してもよい。以下、読書装置1
1におけるプリペイドカード10に対するカード更新処
理時に、カードのすり替えを適切に判別することのでき
るこの発明の第2の実施の形態にかかるプリペイドカー
ドシステムについて説明する。
イドカードシステムは、図1に示す第1の実施の形態の
構成と同様である。なお、第2の実施の形態に係るプリ
ペイドカードシステムで使用されるプリペイドカード
は、第1の実施の形態で使用されるプリペイドカード1
0と異なる。
ードシステムで使用されるプリペイドカード10bにつ
いて、図13を参照して説明する。図13に示すよう
に、プリペイドカード10bには、磁性材料が塗布され
た磁性体ストライプ等による2つの記録トラックT1、
T2が形成されている。記録トラックT1は、ブロック
B1及びB2からなる2つのブロックから構成され、各
ブロックに第1金額情報エリアA1及び第2金額情報エ
リアA2が設けられている。第1金額情報エリアA1及
び第2金額情報エリアA2には、それぞれ使用可能残高
等を示す金額情報が記録されている。なお、記録トラッ
クT1のブロックB1及びB2には、通常の書込ピッチ
(書込速度)と異なる所定の書込ピッチにて上記の金額
情報等が記録されている。
アA3、第1ピッチ制御情報エリアA4、及び第2ピッ
チ制御情報エリアA5が設けられている。エンコード情
報エリアA3には、カード識別コード、製造元コード及
び製造日等からなるエンコード情報が記録される。第1
ピッチ制御情報エリアA4には、上述の記録トラックT
1におけるブロックB1に記録された金額情報を読み出
すために必要となる読出ピッチ(読出速度)を規定する
第1ピッチ制御情報が記録されている。第2ピッチ制御
情報エリアA5には、ブロックB2に記録された金額情
報を読み出すために必要となる読出ピッチを規定する第
2ピッチ制御情報が記録されている。すなわち、ブロッ
クB1に記録された金額情報を読み出すためには、第1
ピッチ制御情報に従って、読み出しピッチを変更し、ま
た、ブロックB2に記録された金額情報を読み出すため
には、第2ピッチ制御情報に従って、読み出しピッチを
変更することが必要となる。
カードシステムにおける処理について、図面を参照して
説明する。まず、プリペイドカード10bに初期情報を
記録するエンコード処理について、図14を参照して説
明する。図14は、記録装置15において実行されるエ
ンコード処理を説明するフローチャートである。図14
に示すエンコード処理は、オペレータ等により、記録装
置15にプリペイドカード10bがセットされる度に起
動される。
設定部22により設定された第1の速度特性パターンを
取得した後、書込クロック生成部24を制御し、書込ク
ロック生成部24に速度特性パターンに従った書込クロ
ックを生成させる(ステップS41)。
を制御し、プリペイドカード10bの記録トラックT1
のブロックB1に初期の第1金額情報を記録する(ステ
ップS42)。
の書き込みが終了すると、エンコード制御部23は、速
度特性設定部22により新たに設定された第2の速度特
性パターンを取得し、書込クロック生成部24に速度特
性パターンに従った書込クロックを生成させる(ステッ
プS43)。
を制御し、記録トラックT1のブロックB2に初期の金
額情報を記録する(ステップS44)。
情報の書き込みが終了すると、エンコード制御部23
は、書込クロック生成部24を制御し、予め標準と定め
られた通常の書込クロックを書込クロック生成部24に
生成させる(ステップS45)。
を制御し、プリペイドカード10bの記録トラックT2
に所定の初期情報を記録する(ステップS46)。すな
わち、書込処理部25は、初期のエンコード情報、第1
の速度特性パターンに対応する第1ピッチ制御情報、及
び、第2の速度特性パターンに対応する第2ピッチ制御
情報を記録トラックT2に書き込む。
込みが終了すると、エンコード制御部23は、書込処理
部25を制御して、ステップS46にて書き込んだ情報
を記録トラックT2から読み出す(ステップS47)。
ッチ制御情報等を取得すると、エンコード制御部23
は、書込クロック生成部24を制御し、まず、第1ピッ
チ制御情報に従った書込クロックを生成させる(ステッ
プS48)。
1のブロックB1に記録された金額情報の読み出しを試
みる(ステップS49)。
記録された金額情報が読み出せるか否かを判別する(ス
テップS50)。
記録された金額情報が読み出せないと判別した場合に、
後述するステップS54に処理を進め、書き込み不正を
示すエラーメッセージを図示せぬ操作状況表示部等に表
示する。一方、ブロックB1に記録された金額情報が読
み出せたと判別した場合、エンコード制御部23は、書
込クロック生成部24を制御し、第2ピッチ制御情報に
従った書込クロックを生成させる(ステップS51)。
1のブロックB2に記録された金額情報の読み出しを試
みる(ステップS52)。
記録された金額情報が読み出せるか否かを判別する(ス
テップS53)。
記録された金額情報が読み出せないと判別した場合、書
き込み不正を示すエラーメッセージを図示せぬ操作状況
表示部等に表示し、エンコード処理を終了する(ステッ
プS54)。
B2に記録された金額情報が読み出せたと判別した場
合、エンコード処理を正常に終了する。
カード10bの記録トラックT1のブロックB1及びブ
ロックB2に通常と異なる書込クロックで初期情報が書
き込まれ、記録トラックT2に通常の書込クロックで初
期情報が書き込まれる。これらの初期情報が記録された
プリペイドカード10bは、各店舗Sにおいて、利用者
に販売される。
bが使用された際の更新処理について、図15〜図17
を参照して説明する。図15〜図17は、読書装置11
において実行されるカード更新処理、カードチェック処
理、及び残額更新処理を説明するフローチャートであ
る。図15に示すカード更新処理は、読書装置11の所
定のカード挿入口にプリペイドカード10bがセットさ
れる度に起動される。
リペイドカード10bの真贋を検査するカードチェック
処理を開始する(ステップS61)。なお、カードチェ
ック処理の詳細については、後述する。
bがカードチェック処理により正常なカードであると検
査されたか否かを判別する(ステップS62)。
bが正常なカードであると判別されなかった場合に、図
示せぬ表示パネルに所定のエラー表示等を行った後、プ
リペイドカード10bを排出し又は取り込んで読書装置
11の動作を異常停止させる等の異常処理を実行する
(ステップS63)。
ードであると判別された場合に、更新処理部32は、プ
リペイドカード10bから読み出した金額情報中の残額
情報を確認し、残額があるか否かを判別する(ステップ
S64)。すなわち、更新処理部32は、ブロックB1
及びB2から読み出した2つの金額情報のうち、残額情
報の額が小さい方に残額があるか否かを判別する。
bから読み出した金額情報に残額がないと判別した場合
に、ステップS70に処理を進めて、プリペイドカード
10bを排出する。一方、金額情報に残額があると判別
した場合、更新処理部32は、図示せぬ操作パネルのカ
ード返却スイッチ等が利用者により押下されたか否かを
終了要求の有無から判別する(ステップS65)。
押下されたと判別した場合に、ステップS70に処理を
進めて、プリペイドカード10bを排出する。また、カ
ード返却スイッチが押下されていないと判別した場合、
更新処理部32は、遊技媒体の貸出を要求する貸出スイ
ッチ等が利用者により押下されたか否かを更新要求の有
無から判別する(ステップS66)。
れていないと判別した場合に、ステップS65に処理を
戻し、上述のステップS65及びS66の処理を繰り返
す。一方、貸出スイッチが押下されたと判別した場合、
更新処理部32は、残額更新処理を開始する(ステップ
S67)。なお、残額更新処理の詳細については、後述
する。
な残額情報の残額が“0”であるか否かを判別する(ス
テップS68)。
“0”でないと判別した場合に、ステップS65に処理
を戻し、上述のステップS65〜S68の処理を繰り返
す。一方、残額情報の残額が“0”であると判別した場
合、残額がなくなった旨のメッセージを図示せぬ操作パ
ネルに表示する(ステップS69)。
メッセージを表示した後、又は、ステップS65にてカ
ード返却スイッチが押下されたと判別した場合に、プリ
ペイドカード10bを排出し(ステップS70)、残額
更新処理を終了する。
ック処理について図16のフローチャートを参照して説
明する。カードチェック処理が開始されると、まず、更
新制御部32は、読書制御部34を介して読書クロック
生成部35を制御し、予め標準と定められた通常の読書
クロックを読書クロック生成部35に生成させる(ステ
ップS71)。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10b
の記録トラックT2に記録されている情報を読み出す
(ステップS72)。すなわち、データ読書部36は、
記録トラックT2に記録されているエンコード情報、第
1ピッチ制御情報、及び第2ピッチ制御情報を読み出
す。データ読書部36は、読み出したこれらの情報を読
書制御部34を介して更新処理部32に供給する。
び第2ピッチ制御情報を取得すると、更新処理部32
は、読書制御部34を介して読書クロック生成部35を
制御し、まず第1ピッチ制御情報に従った読書クロック
を生成させる(ステップS73)。
ロックB1に記録された金額情報の読み出しを試みる
(ステップS74)。すなわち、更新処理部32は、読
書制御部34等を制御し、第1ピッチ制御情報に従った
読書クロックでブロックB1に記録された金額情報を読
み出す。
れた金額情報を読み出すことができるか否かを判別する
(ステップS75)。すなわち、更新処理部32は、ト
ラックT1のブロックB1に異常があるか否かを判別
し、偽造及び変造等による不正なカードでないことを検
査する。
あると判別した場合に、後述するステップS80に処理
を進める。一方、ブロックB1に異常がないと判別した
場合に、更新処理部32は、読書制御部34を介して読
書クロック生成部35を制御し、第2ピッチ制御情報に
従った読書クロックを生成させる(ステップS76)。
ロックB2に記録された金額情報の読み出しを試みる
(ステップS77)。すなわち、更新処理部32は、読
書制御部34等を制御し、第2ピッチ制御情報に従った
読書クロックでブロックB2に記録された金額情報を読
み出す。
れた金額情報を読み出すことができるか否かを判別する
(ステップS78)。すなわち、更新処理部32は、ト
ラックT1のブロックB2に異常があるか否かを判別
し、偽造及び変造等による不正なカードでないことを検
査する。
あると判別した場合に、チェック結果が異常であるとし
てカードチェック処理を終了し、図15のステップS6
2に処理を戻す(ステップS80)。一方、ブロックB
2に異常がないと判別した場合に、更新処理部32は、
チェック結果が正常であるとしてカードチェック処理を
終了し、図15のステップS62に処理を戻す(ステッ
プS79)。
額更新処理について図17のフローチャートを参照して
説明する。まず、更新処理部32は、トラックT1のブ
ロックB1及びB2に記録された金額情報から、読み出
し対象のブロック、及び書き込み対象のブロックを設定
する(ステップS81)。すなわち、更新処理部32
は、ブロックB1及びB2に記録された金額情報のう
ち、残額情報の額が小さい方のブロックを読み出し対象
のブロックとし、残額情報の額が大きい方のブロックを
書き込み対象のブロックとして設定する。なお、記録装
置15によりエンコード処理され、初めて使用されたプ
リペイドカード10bは、ブロックB1及びB2に記録
された金額情報が同じで、残額情報の額に大小がない。
そのため、その場合、無条件に、ブロックB1を読み出
し対象のブロックとし、ブロックB2を書き込み対象の
ブロックとして設定する。
クとして設定された一方の残額情報から利用者の使用し
た消費額を減算し、消費後の残額情報を求める(ステッ
プS82)。例えば、ステップS81において、ブロッ
クB1が読み出し対象のブロックとして設定された場合
に、更新処理部32は、ブロックB1に記録された残額
情報から利用者の使用した消費額を減算し、消費後の残
額情報を求める。
て読書クロック生成部35を制御し、ランダムな自動生
成等により、通常と異なる読書クロックを読書クロック
生成部35に生成させる(ステップS83)。
てデータ読書部36を制御し、書き込み対象のブロック
として設定された一方の金額情報に消費後の残額情報を
含む金額情報を書き込む(ステップS84)。例えば、
ステップS81において、ブロックB2が書き込み対象
のブロックとして設定された場合に、更新処理部32
は、ブロックB2に更新後の残額情報を含む金額情報を
書き込む。
びB2のいずれか一方に対する金額情報の書き込みが終
了すると、更新処理部32は、読書制御部34を介して
読書クロック生成部35を制御し、予め標準と定められ
た通常の読書クロックを読書クロック生成部35に生成
させる(ステップS85)。
てデータ読書部36を制御し、プリペイドカード10b
の記録トラックT2に未更新及び変更後のそれぞれのピ
ッチ制御情報を書き込む(ステップS86)。例えば、
ステップS84において、ブロックB2に更新後の残額
情報を含む金額情報を書き込んだ場合に、更新制御部3
2は、記録トラックT2に、変更していない元のままの
第1ピッチ制御情報、及び、変更後の第2ピッチ制御情
報を記録する。
が終了すると、更新制御部32は、読書制御部34を介
してデータ読書部36を制御し、ステップS86にて書
き込んだ情報を記録トラックT2から読み出す(ステッ
プS87)。すなわち、更新制御部32は、記録トラッ
クT2に記録されたエンコード情報、第1ピッチ制御情
報、及び第2ピッチ制御情報を取得する。
2ピッチ制御情報等を取得すると、更新処理部32は、
読書制御部34を介して読書クロック生成部35を制御
し、まず、第1ピッチ制御情報に従った読書クロックを
生成させる(ステップS88)。
ロックB1に記録された金額情報の読み出しを試みる
(ステップS89)。すなわち、更新処理部32は、読
書制御部34を介してデータ読書部36を制御し、第1
ピッチ制御情報に従った読書クロックでブロックB1に
記録された金額情報を読み出す。
れた金額情報を読み出すことができるか否かを判別する
(ステップS90)。すなわち、更新処理部32は、ト
ラックT1のブロックB1に異常があるか否かを判別
し、プリペイドカード10bのすり替えがないことを検
査する。
あると判別した場合に、後述するステップS94に処理
を進める。一方、ブロックB1に異常がないと判別した
場合に、更新処理部32は、読書制御部34を介して読
書クロック生成部35を制御し、第2ピッチ制御情報に
従った読書クロックを生成させる(ステップS91)。
ロックB2に記録された金額情報の読み出しを試みる
(ステップS92)。すなわち、更新処理部32は、読
書制御部34を介してデータ読書部36を制御し、第2
ピッチ制御情報に従った読書クロックでブロックB2に
記録された金額情報を読み出す。
ロックB2に記録された金額情報を読み出すことができ
るか否かを判別する(ステップS93)。すなわち、更
新処理部32は、トラックT1のブロックB2に異常が
あるか否かを判別し、プリペイドカード10bのすり替
えがないことを検査する。
あると判別した場合に、書き込み不正を示すエラーメッ
セージを図示せぬ表示パネル等に表示した後、プリペイ
ドカード10bを排出し又は取り込んで読書装置11の
動作を異常停止させる等の異常処理を実行する(ステッ
プS94)。
が読み出せたと判別した場合、更新処理部32は、残額
更新処理を正常に終了し、図15のステップS68に処
理を戻す。
は、ブロックB1及びB2に分けて金額情報を記録する
ための記録トラックT1、及び、エンコード情報、第1
ピッチ制御情報、及び第2ピッチ制御情報を記録するた
めの記録トラックT2を有する。この場合、図18に示
すように記録トラックT1のブロックB1及びB2に
は、通常と異なる読書クロックにて金額情報等が書き込
まれている。一方、記録トラックT2には、ブロックB
1の記録時に使用されたクロックを規定する第1ピッチ
制御情報、及びブロックB2の記録時に使用されたクロ
ックを規定する第2ピッチ制御情報が書き込まれてい
る。
に、更新処理部32は、読書制御部34等を制御して通
常のクロックピッチにより、磁気トラックT2を読み取
り、第1ピッチ制御情報及び第2ピッチ制御情報を取得
する。更新処理部32は、取得した2つのピッチ制御情
報に従った通常と異なるクロックピッチにより、磁気ト
ラックT1のブロックB1及びブロックB2を読み取
る。一方、情報の書き込み時に、更新処理部32は、読
書制御部34等を制御して通常と異なるクロックピッチ
により、磁気トラックT1のブロックB1及びブロック
B2のいずれか一方を書き込み、金額情報等を更新す
る。更新処理部32は、いずれか一方のブロックの書き
込み時に使用したクロックピッチを規定するピッチ制御
情報、及び書き込みを行わなかったブロックの元のまま
のクロックピッチを規定するピッチ制御情報を通常のク
ロックピッチにより、磁気トラックT2に書き込む。そ
の際、2つのピッチ制御情報によりそれぞれブロックB
1及びB2に記録された金額情報が読み出せるか否かを
ベリファイチェックする。
T2の情報を読み取ることができても、磁気トラックT
1の情報は、容易に読み取ることができない。また、た
とえカードチェック処理後に、何らかの方法でプリペイ
ドカード10bがすり替えられたとしても、書き込みを
行わなかったブロックのピッチ制御情報と、すり替えら
れたカードのブロックのピッチ制御情報とが異なるた
め、そのブロックの金額情報を読み出すことができな
い。そのため、プリペイドカード10bの複製が困難で
あり、また、形式的に複製したとしても、実質的にプリ
ペイドカード10bの複製ができず、不正なカード使用
を効果的に排除することができる。
て、読書装置11及び記録装置15は、ピッチ制御情報
に従って読書クロック等を制御して、実質的にプリペイ
ドカード10、10bの搬送速度を制御したのと同等の
結果を得るようにしたが、実際にプリペイドカード1
0、10bと磁気ヘッドとの相対移動速度を制御するよ
うにしてもよい。
ド10、10bの磁気トラックT1に対する情報の書き
込み時に、通常と異なる相対移動速度により移動させ、
金額情報等を記録させる。一方、プリペイドカード1
0、10bの磁気トラックT2に対する情報の書き込み
時に、通常と異なる相対移動速度により移動させ、ピッ
チ制御情報等を記録させる。
て、プリペイドカード10及び10bは、2つの記録ト
ラックT1及びT2に、いずれも、カード発行後の使用
時に随時更新される可変情報を記録したが、カード発行
時に書き込まれた後において書き換えられることがない
固定情報を記録してもよい。例えば、固定情報を記録す
るエリアを設け、カード発行時に書き込まれて以後書き
換えられることを想定しないエンコード情報を記録す
る。
用のプリペイドカードシステムとして構成することな
く、通常のコンピュータシステムを用いて実現すること
ができる。例えば、コンピュータシステムに上述の動作
を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピ
ーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをイン
ストールすることにより、上述の処理を実行するシステ
ムを構築することができる。インストールによって、当
該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディ
スク等の媒体に格納されて、システムを構成し、実行に
供される。
るための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、
通信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且
つ流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を
含む広義の記憶媒体であってもよい。
ーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サー
バに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネ
ットワークを介して配信してもよく、通信ネットワーク
の電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に
該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配
信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
に限定されず、ICカードでもよい。この場合、ICカ
ードは、上記可変情報等をメモリに記憶するICチップ
の他に磁気領域を有し、上述の方法と同様にして、所定
のピッチ制御情報に基づいて該磁気領域に記録された任
意の情報を読み取り、読み取りが正しく行われたかをチ
ェックすることにより、不正カードを検出するようにし
てもよい。
金額情報を記憶しないノーバリューカードとしてもよ
い。この場合、例えば、各利用者についての金額情報を
センタ等で管理し、カード使用時には、カードに記憶さ
れている利用者を識別しうる情報(カードID等)をキ
ーとしてセンタ等にアクセスし、該当する利用者の金額
情報について所定金額を引き出す処理を行うようにして
もよい。
不正なカード使用を効果的に排除することができる。
ステムの構成の一例を示す模式図である。
ードの一例を示す模式図である。
装置の構成の一例を示す模式図である。
装置の構成の一例を示す模式図である。
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
ク処理を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
T1及びT2に対する情報の読み出し及び書き込み時
の、読書クロックを説明するための模式図である。
ロックピッチの制御特性を説明するための模式図であ
る。
明するための模式図である。
式図である。
カードの一例を示す模式図である。
処理を説明するためのフローチャートである。
処理を説明するためのフローチャートである。
ック処理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
ックT1及びT2に対する情報の読み出し及び書き込み
時の、読書クロックを説明するための模式図である。
報の読み書きを説明するための図で、(a)が固定長、
(b)磁気波形、(c)が信号波形、(d)がデータ波
形の模式図である。
式図である。
Claims (6)
- 【請求項1】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有するプリペイドカードに金額情報を含む情報を記
録する記録装置と、前記記録装置により金額情報を含む
情報が記録されたプリペイドカードを処理する読書装置
と、を備えるプリペイドカードシステムにおいて、 前記記録装置は、プリペイドカードの第1の記録トラッ
クに第1の書込速度で金額情報を書き込み、金額情報を
書き込む際に使用した第1の書込速度を示す速度情報を
第2の記録トラックに第2の書込速度で書き込み、 前記読書装置は、前記第2の記録トラックに記録された
速度情報を第2の読出速度で読み出し、読み出した速度
情報に従った第1の読出速度で前記第1の記録トラック
に記録された金額情報の読み出しを行って金額情報が読
み出せない場合に、プリペイドカードが不正なカードで
あることを検出し、前記第1の記録トラックに記録され
た金額情報の更新時に、第3の書込速度で更新後の金額
情報を前記第1の記録トラックに書き込んで前記第2の
記録トラックに第3の書込速度を示す速度情報を書き込
む、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。 - 【請求項2】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有するプリペイドカードに金額情報を含む情報を記
録する記録装置と、前記記録装置により金額情報を含む
情報が記録されたプリペイドカードを処理する読書装置
と、を備えるプリペイドカードシステムにおいて、 前記記録装置は、第1の記録トラックを構成する第1の
ブロックに第1の書込速度で金額情報の書き込みを行
い、第1の記録トラックを構成する第2のブロックに第
2の書込速度で金額情報の書き込みを行い、金額情報を
書き込む際に使用した第1の書込速度及び第2の書込速
度を示す速度情報を第2の記録トラックに第3の書込速
度で書き込み、 前記読書装置は、前記第2の記録トラックに記録された
第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速度情報を読
み出し、読み出した第1の書込速度を示す速度情報に従
った第1の読出速度で前記第1のブロックに記録された
金額情報が読み出せない場合、又は第2の書込速度を示
す速度情報に従った第2の読出速度で前記第2のブロッ
クに記録された金額情報が読み出せない場合に、プリペ
イドカードが不正なカードであることを検出し、前記第
1の記録トラックに記録された金額情報の更新時に、前
記第1の記録トラックを構成する第1のブロック及び第
2のブロックのいずれか一方に第4の書込速度で更新後
の金額情報を書き込み、前記第2の記録トラックに第3
の書込速度で第4の書込速度を示す速度情報を含む情報
を書き込む、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。 - 【請求項3】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有し、金額情報を含む情報が記録されたプリペイド
カードを処理する読書装置において、 前記読書装置は、プリペイドカードの第1の記録トラッ
ク及び第2の記録トラックに記録された情報を読み出す
情報読出手段と、前記情報読出手段の読出速度を設定す
る読出速度設定手段と、前記読出速度設定手段を制御し
て、第2の記録トラックに記録された速度情報を第2の
読出速度で読み出す速度情報読出手段と、前記速度情報
読出手段が読み出した速度情報に従った第1の読出速度
で第1の記録トラックに記録された金額情報の読み出し
が可能であるか否かを判別する読出判別手段と、プリペ
イドカードの第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クに情報を書き込む情報書込手段と、前記情報書込手段
の書込速度を設定する書込速度設定手段と、前記書込速
度設定手段を制御して、第1の記録トラックに第3の書
込速度で更新後の金額情報を書き込む金額情報書込手段
と、前記金額情報書込手段が金額情報の書き込みに使用
した第3の書込速度を示す速度情報を第2の記録トラッ
クに第2の書込速度で書き込む速度情報書込手段と、を
備える、 ことを特徴とする読書装置。 - 【請求項4】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有し、金額情報を含む情報が記録されたプリペイド
カードを処理する読書装置において、 前記読書装置は、プリペイドカードの第1の記録トラッ
ク及び第2の記録トラックに記録された情報を読み出す
情報読出手段と、前記情報読出手段の読出速度を設定す
る読出速度設定手段と、前記読出速度設定手段を制御し
て、第2の記録トラックに記録された第1の速度情報及
び第2の速度情報を第3の読出速度で読み出す速度情報
読出手段と、前記速度情報読出手段が読み出した第1の
速度情報に従った読出速度で第1の記録トラックの第1
のブロックに記録された金額情報の読み出しが可能であ
るか否かを判別する第1の読出判別手段と、前記速度情
報読出手段が読み出した第2の速度情報に従った読出速
度で第1の記録トラックの第2のブロックに記録された
金額情報の読み出しが可能であるか否かを判別する第2
の読出判別手段と、プリペイドカードの第1の記録トラ
ック及び第2の記録トラックに情報を書き込む情報書込
手段と、前記情報書込手段の書込速度を設定する書込速
度設定手段と、前記書込速度設定手段を制御して、第1
の記録トラックを構成する第1のブロック及び第2のブ
ロックのいずれか一方に第4の書込速度で更新後の金額
情報を書き込む金額情報書込手段と、前記金額情報書込
手段が金額情報の書き込みに使用した第4の書込速度を
示す速度情報を含む情報を第2の記録トラックに第3の
書込速度で書き込む速度情報書込手段と、を備える、 ことを特徴とする読書装置。 - 【請求項5】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有し、金額情報を含む情報が記録されたプリペイド
カードを処理するカード判別方法であって、 プリペイドカードの第1の記録トラックに第1の書込速
度で金額情報を書き込み、金額情報を書き込む際に使用
した第1の書込速度を示す速度情報を第2の記録トラッ
クに第2の書込速度で書き込む情報書込ステップと、 前記第2の記録トラックに記録された速度情報を第2の
読出速度で読み出し、読み出した速度情報に従った第1
の読出速度で前記第1の記録トラックに記録された金額
情報の読み出しを行って金額情報が読み出せない場合
に、プリペイドカードが不正なカードであることを検出
する検出ステップと、 前記第1の記録トラックに書き込まれた金額情報の更新
時に、第3の書込速度で更新後の金額情報を前記第1の
記録トラックに書き込んで前記第2の記録トラックに第
3の書込速度を示す速度情報を書き込む情報更新ステッ
プと、 を備えることを特徴とするカード判別方法。 - 【請求項6】第1の記録トラック及び第2の記録トラッ
クを有し、金額情報を含む情報が記録されたプリペイド
カードを処理するカード判別方法であって、 第1の記録トラックを構成する第1のブロックに第1の
書込速度で金額情報の書き込みを行い、第1の記録トラ
ックを構成する第2のブロックに第2の書込速度で金額
情報の書き込みを行い、金額情報を書き込む際に使用し
た第1の書込速度及び第2の書込速度を示す速度情報を
第2の記録トラックに第3の書込速度で書き込む情報書
込ステップと、 前記第2の記録トラックに記録された第1の書込速度及
び第2の書込速度を示す速度情報を読み出し、読み出し
た第1の書込速度を示す速度情報に従った第1の読出速
度で前記第1のブロックに記録された金額情報が読み出
せない場合、又は第2の書込速度を示す速度情報に従っ
た第2の読出速度で前記第2のブロックに記録された金
額情報が読み出せない場合に、プリペイドカードが不正
なカードであることを検出する検出ステップと、 前記第1の記録トラックに記録された金額情報の更新時
に、前記第1の記録トラックを構成する第1のブロック
及び第2のブロックのいずれか一方に第4の書込速度で
更新後の金額情報を書き込み、前記第2の記録トラック
に第3の書込速度で第4の書込速度を示す速度情報を含
む情報を書き込む情報更新ステップと、 を備えることを特徴とするカード判別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06577799A JP3467204B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | プリペイドカードシステム、読書装置及びカード判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06577799A JP3467204B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | プリペイドカードシステム、読書装置及びカード判別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000259792A JP2000259792A (ja) | 2000-09-22 |
JP3467204B2 true JP3467204B2 (ja) | 2003-11-17 |
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ID=13296817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06577799A Expired - Lifetime JP3467204B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | プリペイドカードシステム、読書装置及びカード判別方法 |
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-
1999
- 1999-03-12 JP JP06577799A patent/JP3467204B2/ja not_active Expired - Lifetime
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