JP3465970B2 - 地中穿孔システム - Google Patents

地中穿孔システム

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JP3465970B2 JP28967994A JP28967994A JP3465970B2 JP 3465970 B2 JP3465970 B2 JP 3465970B2 JP 28967994 A JP28967994 A JP 28967994A JP 28967994 A JP28967994 A JP 28967994A JP 3465970 B2 JP3465970 B2 JP 3465970B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、地中に小径の直線孔
や曲線孔を掘り進める地中穿孔システムに関する。 【0002】 【従来の技術】地下に小径の孔を掘り進めるためには、
例えば図9に示す地中穿孔用ドリルを用いる。この地中
穿孔用ドリルは、加圧した流体を噴出させて、地中に直
線孔や曲線孔のトンネルを掘り進む。 【0003】この地中穿孔用ドリルは、長手形状の本体
部110と、本体部110の先端に設けられたヘッド部
120とを備える。本体部110の内部には、加圧した
流体の流路が形成され、ヘッド部120の内部には、流
路121が形成されている。本体部110の長手方向の
中心軸111が、流路121の長手方向の中心軸122
と角度αで交差するように、ヘッド部120は、本体部
110に設けられている。加圧した流体は、ヘッド部1
20の放出口123から外部に噴出する。 【0004】この地中穿孔用ドリルを用いて、地中に直
線孔を掘る場合、本体部110を回転させながら、ドリ
ルを前進させる。また、曲線孔を掘る場合、本体部11
0の回転を停止して、ドリルを前進させる。 【0005】このような技術は、特開昭61−2575
01号公報に示されている。また、このドリルを用い
て、地中に直線孔や曲線孔を掘り進めるシステムが特開
昭63−165686号公報に示されている。 【0006】このシステムは、図10に示すように、地
中ボーリング装置210を目標点に案内する。地中ボー
リング装置210には、例えば図9に示す地中穿孔用ド
リルがドリルヘッドとして用いられる。地中ボーリング
装置210は、制御ステーション220と接続されてい
る。制御ステーション220は、地中ボーリング装置2
10を駆動して、地中に直線孔や曲線孔を掘り進める。 【0007】地中ボーリング装置210は、地中を掘り
進むときに、誘導信号を送信する。目標点に置かれた受
信組立体230は、誘導信号をアンテナ231で受信し
て、地中ボーリング装置210が目標点に至るコースに
沿って移動しているかどうかを検出する。コースから外
れている場合、受信組立体230は、アンテナ232を
用いて、指示信号を制御ステーション220に送信す
る。制御ステーション220は、アンテナ221で指示
を受信すると、この指示に基づいて、地中ボーリング装
置210を制御する。 【0008】このようなシステムにより、直線孔や曲線
孔のトンネルを地中に掘り進める。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、先に述べた
システムを用いて、例えばループ状のトンネルを形成す
る場合がある。この場合には、作業者が、システムの受
信組立体230を、ループ状のトンネルのコースに沿っ
て何回も移動する必要がある。 【0010】また、このために、作業者が地中ボーリン
グ装置210の掘り進み状況を監視する必要があり、ト
ンネルを掘り進めるための作業性は低下する。 【0011】この発明の目的は、このような欠点を除
き、トンネルを掘り進めるためのコースをセットした後
は、任意形状のトンネルを自動的に掘り進めることがで
きる地中穿孔システムを提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、地中での掘進み方向を検出し、検出した
掘進み方向に応じて断続する磁界を放射するドリルヘッ
ドと、ドリルヘッドを回転状態で押し進めて地中に直線
孔を掘り、ドリルヘッドを回転停止状態で押し進めて曲
線孔を掘る推進装置と、地面に設けられた、直線孔およ
び曲線孔の掘進み計画線を検出して、この掘進み計画線
に沿って移動し、ドリルヘッドからの磁界を受信する
と、この磁界の断続状態からドリルヘッドの掘進み方向
を検出し、受信した磁界の減衰状態からドリルヘッドの
深さを検出し、検出した掘進み方向に対する掘進み計画
線の変位量、および、あらかじめ記憶している深さに対
する検出した深さの変位量を調べて推進装置に送る誘導
台車とを有し、推進装置は、誘導台車からの変位量を受
け取ると、この変位量に基づいてドリルヘッドの掘進み
方向を変える。 【0013】 【作用】この発明では、これから掘り進めるトンネルの
計画線を地面に設ける。さらに、これから掘り進めるト
ンネルの計画線上での深さを、誘導台車に記憶させる。 【0014】この状態のときに、誘導台車が地面に設け
られた計画線を検出し、この計画線に沿って移動する。
同時に、この誘導台車は、ドリルヘッドからの磁界を受
信する。誘導台車は、受信した磁界から、ドリルヘッド
の計画線に対する変位量と、深さに対する変位量とを検
出する。そして、誘導台車は、各変位量を推進装置に送
る。推進装置は、受け取った変位量に基づいて、ドリル
ヘッドの掘進み方向を変える。 【0015】これにより、これから掘り進めるトンネル
の計画線を地面に設け、このトンネルの計画線上での深
さを誘導台車30に記憶させるだけで、自動的にトンネ
ルを掘り進めることができる。 【0016】 【実施例】次に、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。 【0017】図1,2は、この発明の一実施例を示す説
明図である。この地中穿孔システムは、例えばマンホー
ル用の穴となる縦穴1と縦穴2とを連結する小径の孔
(以下、トンネルと記す)を掘る。この地中穿孔システ
ムは、ドリルヘッド10と、推進装置20と、誘導台車
30とを備える。 【0018】この地中穿孔システムのために、縦穴1と
縦穴2とを結ぶトンネルの位置を示す計画線(掘進み計
画線)3が地面に引かれている。計画線3は光を反射
し、例えば金属箔テープが計画線3として用いられる。
また、図3に示すように、これから掘るトンネル4の深
さRn(n=1〜8)が計画線3の各地点Sn(n=1〜
8)にあらかじめ設定されている。 【0019】ドリルヘッド10は、地中に曲線孔や直線
孔を掘り進めるものであり、例えば先に説明した図9の
地中穿孔用ドリルである。ドリルヘッド10は、地中で
の掘進み方向を検出し、検出した掘進み方向に応じて断
続する磁界を送信する。このために、ドリルヘッド10
は、例えば図4に示す送信装置を備える。 【0020】この送信装置の電源回路19Bは、蓄電池
19Aからの電源により、直流電圧を発生して、各回路
に供給する。これにより、送信装置が動作状態になる。
水晶発振器11は、1MHzの周波数の信号を継続的に
発振する。分周器12は、1MHzの信号を受け取る
と、この信号を1/20に分周して、50kHzの送信
用の信号aを発生する。また、分周器12は、1/25
0000に分周して、4Hzのトリガ信号bを発生す
る。 【0021】送信装置の傾斜角センサ17は、ドリルヘ
ッド10の角度を検出する。傾斜角センサ17は、コン
デンサを備え、例えば、地面に向かって真上方向に対し
て角度が0(ゼロ)度であるとき容量1000pF、角
度10度に対して容量1010pF、…、角度350度
に対して1350pFのように、容量を変える。単安定
発振器18は、トリガ信号bでトリガされて、駆動信号
cを発生する。この場合、単安定発振器18は、傾斜角
センサ17のコンデンサに基づいてパルス幅tを決め
る。このパルス幅tが送信信号の継続時間になる。さら
に、パルス幅tが、 100m秒≦t≦136m秒 となるように設定されている。これにより、単安定発振
器18は、傾斜角センサ17の角度10度に対して1m
秒のパルス幅tを持つ駆動信号cを、スイッチ回路13
に出力する。 【0022】送信装置のスイッチ回路13は、駆動信号
cのパルス幅tの間だけ、分周器12からの、50kH
zの送信用の信号aを通して、送信信号dを発生する。
送信信号dは、増幅器14、コンデンサ15を経由し
て、コイル16から磁界として送信される。 【0023】このようにして、ドリルヘッド10は、掘
進み方向に応じて断続する磁界を送信する。 【0024】誘導台車30は、図5に示すように、移動
部31と、認識部32と、受信部33と、制御部34
と、送信部35と、記録部36とを備える。 【0025】誘導台車30の記録部36は、計画線3の
各地点Snのトンネル4の深さRn(図3)を記憶してい
る。 【0026】誘導台車30の受信部33は、ドリルヘッ
ド10からの磁界を受信すると、磁界の断続時間を調べ
て、ドリルヘッド10のロール角θを検出する。受信部
33は、検出結果であるロール角θを制御部34に送
る。 【0027】受信部33は、受信した磁界の強度から、
ドリルヘッド10の深さを演算する。磁界強度は、ドリ
ルヘッド10から誘導台車30までの距離の3乗に逆比
例する。つまり、距離と磁界強度との関連があらかじめ
判明していれば、受信した磁界強度からドリルヘッド1
0の深さを演算することができる。受信部33は、演算
結果である深さを制御部34に送る。 【0028】誘導台車30の移動部31は、誘導台車3
0を計画線3に沿って移動させる。このとき、移動部3
1は、制御部34の制御により、誘導台車30を前後左
右に微小に移動させる。 【0029】移動部31は、車輪(図示を省略)にロー
タリーエンコーダ(図示を省略)を備え、このロータリ
ーエンコーダで検出した移動距離Lを制御部34に出力
する。 【0030】誘導台車30の認識部32は、例えば図6
に示すような構成である。変調回路41は、誘導台車3
0の位置検出に係る送信信号を変調する。増幅回路42
は、変調回路41からの送信信号を増幅し、マルチプレ
クサ43に送る。信号発生回路45は、発光器44を走
査するためのラインスキャン信号を発生する。マルチプ
レクサ43は、ラインスキャン信号で送信信号を走査さ
せる。 【0031】認識部32の発光器44および受光器46
は、計画線3を検出するためのラインセンサである。図
7に示すように、ラインセンサ50の発光器44は、計
画線3に対して、直角方向に配置された発光素子441
〜448を備え、受光器46は、受光素子461〜468
を備える。発光素子441〜448からの光Aは、受光素
子461〜468でそれぞれ受光される。 【0032】ラインセンサ50の中央の発光素子4
4,445の付近には、ドリルヘッド10からの磁界を
受信するための、受信部33の受信アンテナ33Aが配
置されている。 【0033】認識部32のマルチプレクサ43により、
変調された送信信号は、発光素子441から発光素子4
8に、順に加えられる。例えば、計画線3が発光素子
444の下方に位置するとき、発光素子444が射出する
光Aは、計画線3上で反射して受光素子464に入射す
る。このとき、送信信号は、変調回路41で変調されて
いるので、光Aは、太陽光などの外光の影響を受けな
い。 【0034】認識部32のマルチプレクサ47は、信号
発生回路45からのラインスキャン信号により、受光素
子441〜448からの受信信号を増幅回路48に送る。
復調回路49は、増幅回路48で増幅された受信信号を
復調して、ドリルヘッド10の位置信号として制御部3
4に送る。 【0035】誘導台車30の制御部34は、認識部32
が検出した位置信号により、ドリルヘッド10の計画線
3からの変位量であるズレQn(n=1〜8)を、計画
線3の各地点Snで検出する。つまり、誘導台車30が
左右に微小に移動するので、受信部33の受信アンテナ
33Aが受信した磁界の強度が最大になる位置ときに、
光素子461〜468からの受光信号は、ドリルヘッド1
0の計画線3からの位置ズレを示す。ラインセンサ50
の中央に位置する受光素子464,465から受信信号が
出力されたときに、ドリルヘッド10が誘導台車30の
真下にあることが示される。制御部34は、検出した位
置のズレQnを送信部35に送る。 【0036】制御部34は、受信部33からのロール角
θと、移動部31からの移動距離Lとを受け取ると、こ
れらを送信部35に送る。 【0037】制御部34は、受信部33から深さを示す
演算結果を受け取ると、記録部36が記憶している、ト
ンネル4の深さRnと演算結果とを比較して、深さの変
位量であるズレPn(n=1〜8)を算出する。そし
て、算出した深さのズレPnを送信部35に送る。 【0038】誘導台車30の送信部35は、制御部34
からの移動距離L、深さのズレPn、位置のズレQn、ロ
ール角θを受け取ると、これらを制御情報として、アン
テナ35Aから電波で推進装置20に送信する。 【0039】推進装置20は、図8に示すように、受信
部61と、制御部62と、動力部63と、前進駆動部6
4と、回転駆動部65と、導管索66とを備える。 【0040】推進装置20の受信部61は、誘導台車3
0からの制御情報をアンテナ61Aで受信すると、制御
情報を制御部62に送る。 【0041】推進装置20の制御部62は、制御情報に
基づてい、前進駆動部64に移動指示を与え、回転駆動
部65に回転指示を与える。つまり、制御部62は、制
御情報の深さのズレPnと位置のズレQnとを調べる。こ
れらのズレがゼロではないとき、制御部62は、これら
のズレから、次に掘り進めるときのロール角θを算出す
る。つまり、制御部62は、制御情報から現在のロール
角θを調べ、このロール角θを基準にして、次に掘り進
めるためのロール角θの修正値を算出する。そして、こ
の修正値を回転指示として回転駆動部65に送る。 【0042】深さのズレPnと位置のズレQnがゼロであ
り、トンネルの掘り進み状況が計画通りであるとき、制
御部62は、回転駆動部65に回転指示を送り、現在の
ドリルヘッド10の掘進み方向を維持させる。 【0043】制御部62は、制御情報から移動距離Lを
調べる。ドリルヘッド10が縦穴2に到達していなけれ
ば、ドリルヘッド10を一定の短い距離だけ前進させる
ための移動指示を前進駆動部64に送る。 【0044】推進装置20の動力部63は、前進駆動部
64と回転駆動部65とに、導管索66を駆動するため
の駆動力を供給する。導管索66は、先端にドリルヘッ
ド10を備え、前進駆動部64により伸縮し、回転駆動
部65により回転する。 【0045】推進装置20の前進駆動部64は、制御部
62からの、移動指示を受け取ると、この値に基づい
て、一定の短い距離だけ導管索66を押し出す。回転駆
動部65は、制御部62からの修正値を受け取ると、こ
の値に基づいて、導管索66を回転させる。 【0046】次に、この実施例の動作について説明す
る。 【0047】縦穴1から縦穴2に向かって、トンネルを
掘る場合、作業者は、このトンネルの計画線3を地面に
設ける。また、計画線3の各地点Snでのトンネルの深
さRnを誘導台車30に設定する。この状態で、作業者
は、計画線3の縦穴1側の端部に誘導台車30を置き、
トンネルの掘り進み作業を開始する。 【0048】推進装置20は、一定の短い距離だけ導管
索66を押し出す。トンネルが直線である場合には、導
管索66の回転によりドリルヘッド10を回転させる。
また、トンネルが曲線孔である場合には、導管索66の
回転を止め、ロール角θを曲がる方向に保って、導管索
66を押し出す。 【0049】ドリルヘッド10は、トンネルを掘り進む
際にロール角θを検出する。導管索66が長距離になっ
た場合、ねじれが発生して、ドリルヘッド10の固定の
位置が決定されない。このために、ロール角θの検出が
必要になる。また、導管索66を接続した場合、導管索
66をねじ込むので、同様にロール角θの検出が必要に
なる。 【0050】誘導台車30は、前後左右に微小に移動す
る。誘導台車30は、この移動により、計画線3の最初
の地点S1での、ドリルヘッド10の深さのズレP1、位
置のズレQ1およびロール角θと、誘導台車30の移動
距離Lと検出する。そして、誘導台車30は、これらを
制御情報として、アンテナ35Aから電波で推進装置2
0に送信する。 【0051】推進装置20は、誘導台車30からの制御
情報を受信すると、深さのズレP1、位置のズレQ1およ
びロール角θから、ドリルヘッド10が計画通りに掘り
進めているかどうかを調べる。そして、ズレが発生して
る場合には、推進装置20は、深さのズレP1、位置の
ズレQ1およびロール角θから、導管索66の回転や押
し出しの制御をする。これにより、ドリルヘッド10
の、最初の地点S1でのズレを修正する。 【0052】例えば、ロール角θが、地上に向かって真
上方向を0度とし、右回り方向に45度、90度、13
5度、180度、225度、270度、315度とす
る。これにより、ドリルヘッド10が掘り進む方向は、
順に上(深さが浅くなる方向)、右上、右、右下、下
(深さが深くなる方向)、左下、左、左上となる。ま
た、例えばロール角θを90度として、右に方向を修正
したが、方向が修正されない場合がある。この場合に
は、推進装置20は、ドリルヘッド10が岩などのよう
な障害物に突き当たった状態と判断する。そして、推進
装置20は、警報を出して、作業者に知らせる。 【0053】誘導台車30からの制御情報の移動距離L
が縦穴1から縦穴2までを示すまで、推進装置20と誘
導台車30とは、計画線3の各地点Sn(n=2〜8)
でこれらの動作を繰り返す。 【0054】このようにして、この実施例により、トン
ネルを掘り進めるための計画線3の設置と、トンネルの
深さの設定とを行った後は、人手を不要にして、任意形
状のトンネルを自動的に掘り進めることができる。 【0055】 【発明の効果】以上、説明したように、この発明では、
これから掘り進めるトンネルの計画線を地面に設け、さ
らに、これから掘り進めるトンネルの計画線上での深さ
を誘導台車に記憶させる。これにより、任意形状のトン
ネルを自動的に掘り進めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す説明図である。 【図2】この発明の一実施例を示す説明図である。 【図3】この発明の一実施例を示す説明図である。 【図4】ドリルヘッドの送信装置の一例を示すブロック
図である。 【図5】誘導台車の一例を示すブロック図である。 【図6】認識部の一例を示すブロック図である。 【図7】ラインセンサの一例を示す概略図である。 【図8】推進装置の一例を示すブロック図である。 【図9】地中穿孔用ドリルの一例を示す図である。 【図10】従来の地中穿孔システムを示す概略図であ
る。 【符号の説明】 10 ドリルヘッド 20 推進装置 30 誘導台車

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 地中での掘進み方向を検出し、検出した
    掘進み方向に応じて断続する磁界を放射するドリルヘッ
    ドと、 ドリルヘッドを回転状態で押し進めて地中に直線孔を掘
    り、ドリルヘッドを回転停止状態で押し進めて曲線孔を
    掘る推進装置と、 地面に設けられた、直線孔および曲線孔の掘進み計画線
    を検出して、この掘進み計画線に沿って移動し、ドリル
    ヘッドからの磁界を受信すると、この磁界の断続状態か
    らドリルヘッドの掘進み方向を検出し、受信した磁界の
    減衰状態からドリルヘッドの深さを検出し、検出した掘
    進み方向に対する掘進み計画線の変位量、および、あら
    かじめ記憶している深さに対する検出した深さの変位量
    を調べて推進装置に送る誘導台車とを有し、 推進装置は、誘導台車からの変位量を受け取ると、この
    変位量に基づいてドリルヘッドの掘進み方向を変える地
    中穿孔システム。
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