JP3465774B2 - アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法 - Google Patents
アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法Info
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F05C2201/021—Aluminium
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Description
の素材として利用される強度と耐摩耗性が共に優れたア
ルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法に関する
ものである。
ニウム合金を適用することが多く検討され、なかでも、
摺動部に対しては、耐摩耗性,耐焼付性に優れた過共晶
Al−Si系アルミニウム合金が注目されている。
は、初晶Siが存在する組織を有し、その硬質な初晶S
iによって優れた耐摩耗性を確保している。
耗性を得るためには、初晶Siの粒径をある程度大きく
する必要がある。しかし、シフトフォークのように強度
を必要とする摺動部材については、初晶Siの粒径が必
要以上に大きいと、特に、衝撃強度・疲労強度が低下す
るという問題があった。また、初晶Siの量が多すぎて
も、衝撃強度・疲労強度が低下するという問題があっ
た。その一方で、初晶Siが細かい場合、あるいは、少
ない場合は、衝撃強度・疲労強度は十分良好なものにな
るが、耐摩耗性が不足するという問題があった。
を部品において両立させるためには、形状を変えて応力
を小さくするとか、摺動面の面積を大きくとって耐摩耗
性を確保するとか等の手法を取り入れることが必要な場
合があった。
ためになされたものであって、適度な大きさの初晶Si
を均一に分散させること、初晶Siの微細化により耐摩
耗性が低下する場合は、特に耐摩耗性に劣るα相を微細
にすることにより耐摩耗性の低下を補い、優れた強度と
耐摩耗性を両立させることが可能である耐摩耗性に優れ
たアルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法を提
供することを目的としている。
ウム合金製摺動部材は、請求項1に記載しているよう
に、Al−Si系アルミニウム鋳造合金からなり、摺動
面の初晶Siの平均粒径が4〜12μmであり、かつ、
摺動面の初晶Siの粒径が35μm以下であり、上記A
l−Si系アルミニウム鋳造合金は、重量%で、Si:
14.0〜17.5%、Cu:2.0〜5.0%、M
g:0.1〜1.0%、Mn:0.3〜0.8%、C
r:0.05〜0.30%、Ti:0.05〜0.20
%、P:0.003〜0.050%、Fe:1.5%以
下を含有すると共に、Ca:0.005%未満に規制
し、残部実質的にAlの組成から成り、少なくとも摺動
面の表面粗さが算術平均粗さ(Ra)で1.6μm以下
であるものとしたことを特徴としている。
製摺動部材は、請求項2に記載しているように、Al−
Si系アルミニウム鋳造合金からなり、摺動面の初晶S
iの平均粒径が4〜12μmであり、かつ、共晶を除い
たα相の平均粒径が10μm以下であり、摺動面の初晶
Siの粒径が35μm以下であり、Al−Si系アルミ
ニウム鋳造合金は、重量%で、Si:14.0〜17.
5%、Cu:2.0〜5.0%、Mg:0.1〜1.0
%、Mn:0.3〜0.8%、Cr:0.05〜0.3
0%、Ti:0.05〜0.20%、P:0.003〜
0.050%、Fe:1.5%以下を含有すると共に、
Ca:0.005%未満に規制し、残部実質的にAlの
組成から成り、少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均
粗さ(Ra)で1.6μm以下であるものとしたことを
特徴としている。
材の製造方法においては、適度な大きさの初晶Siを均
一に分散させたものとするために、請求項3に記載して
いるように、溶解温度が710℃以上、鋳造温度が68
0℃以上であるようになすことができる。
アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法の作用
についてさらに詳細に説明する。
理由について説明する。
4μm以上12μm以下 初晶SiはAl−Si系アルミニウム合金の耐摩耗性を
向上させるために必須のものであるが、この初晶Siの
平均粒径が4μm未満であると十分な耐摩耗性を得るこ
とができないこともありうるので、より望ましくは4μ
m以上とするのがよい。一方、12μmを超えると衝撃
強度、疲労強度が低下するので好ましくない。
また、初晶Siの割れや脱落が発生しやすくなり、この
部分を起点とした破壊も発生しやすくなる。これらによ
り衝撃強度、疲労強度が低下するので好ましくない。
下 共晶を除いたα相の平均粒径:10μm以下 初晶Siの平均粒径が12μmを超えると衝撃強度、疲
労強度が低下するので好ましくない。また、α相の平均
粒径が10μmを超えると耐摩耗性が低下するので好ま
しくない。
いて説明する。
させるうえで重要な元素である。しかし、Si含有量が
17.5%を超えると、合金の液相線が上昇して、溶解
性,鋳造性が悪くなると共に、初晶Siの分散が不均一
になりやすく、粗大化も起こりやすくなるため、衝撃
値,疲労強度が低下する。他方、14.0%未満のSi
含有量では、耐摩耗性が不足する。
有し、これによって強度および耐摩耗性を向上させる。
そして、このような作用を得るためには、2.0%以上
のCuを含有させることが必要である。しかし、Cu含
有量が5.0%を超えると引け巣の発生が多くなるので
好ましくない。
等を向上させるのに有効な元素であり、0.1%以上の
Mgでこれらの作用を得ることができる。しかし、1.
0%を超えてMgを含有させると、靭性を低下させる傾
向が見られる。
微細かつ均一に分散させ、耐摩耗性を向上させると共
に、アルミニウム合金のマトリクスを強化し、機械的性
質を改善する合金元素である。そして、Mn含有量が
0.3%未満になると耐摩耗性が低下する傾向が見られ
る。他方、0.8%を超えると機械的性質の劣化を招
く。
一に分散させるうえで重要な合金元素であり、硬度,機
械的性質の向上にも有効に作用する。また、Al−Si
−Fe−Mn−Cr系金属間化合物を微細な晶出物とし
て均一に分散させ、耐摩耗性を向上させるうえでも重要
な合金元素である。そして、このような作用は0.05
%以上の含有量で顕著となる。しかし、Cr含有量が
0.30%を超えると鋳造性および機械的性質が低下す
る。
を有し、組織を均一化することにも有効な元素である。
そして、これらの作用を得るためには、0.05%以上
のTiを含有させることが必要である。しかし、0.2
0%を超えるTi含有量では逆に機械的性質の低下を招
く。
用を有する。そして、この初晶Siに与える作用は、
0.003%以上の含有量で確保される。しかし、P含
有量が0.050%を超えると湯流れ等の鋳造性が悪化
する。
i−Fe−Mn−Cr系金属間化合物を微細な晶出物と
して、耐摩耗性を向上させるが、アルミニウム合金中に
多量のFeが混入すると、特に、徐冷部やホットスポッ
ト部にAl−Fe系の粗大な化合物が生成し、ミクロポ
ロシティの発生原因となる。その結果、得られたアルミ
ニウム合金の靭性および強度を低下させることとなるの
で、本発明においてはFe含有量を1.5%以下に規制
した。
引けが大きくなり、鋳造性の低下を招く。また、Pによ
る初晶Siの微細化作用を阻害する。
する。
さ(Ra)で1.6μm以下 少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均粗さ(Ra)で
1.6μmを超えると、摺動初期に十分な油膜厚さが得
られない部分が存在することになるとともに真実接触面
積が小さくなり、接触面での面圧が高くなるため、摩耗
量が多くなる。
する。
満であると、粗大な初晶Si粒が偏在することとなるの
で好ましくない。
材は、請求項1に記載しているように、l−Si系アル
ミニウム鋳造合金からなり、摺動面の初晶Siの平均粒
径が4〜12μmであり、かつ、摺動面の初晶Siの粒
径が35μm以下であり、上記Al−Si系アルミニウ
ム鋳造合金は、重量%で、Si:14.0〜17.5
%、Cu:2.0〜5.0%、Mg:0.1〜1.0
%、Mn:0.3〜0.8%、Cr:0.05〜0.3
0%、Ti:0.05〜0.20%、P:0.003〜
0.050%、Fe:1.5%以下を含有すると共に、
Ca:0.005%未満に規制し、残部実質的にAlの
組成から成り、少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均
粗さ(Ra)で1.6μm以下であるものとしたから、
優れた強度と優れた耐摩耗性とを両立させた軽量なアル
ミニウム合金製摺動部材を提供することが可能であると
いう著大なる効果がもたらされる。
摺動部材は、請求項2に記載しているように、Al−S
i系アルミニウム鋳造合金からなり、摺動面の初晶Si
の平均粒径が4〜12μmであり、かつ、共晶を除いた
α相の平均粒径が10μm以下であり、摺動面の初晶S
iの粒径が35μm以下であり、Al−Si系アルミニ
ウム鋳造合金は、重量%で、Si:14.0〜17.5
%、Cu:2.0〜5.0%、Mg:0.1〜1.0
%、Mn:0.3〜0.8%、Cr:0.05〜0.3
0%、Ti:0.05〜0.20%、P:0.003〜
0.050%、Fe:1.5%以下を含有すると共に、
Ca:0.005%未満に規制し、残部実質的にAlの
組成から成り、少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均
粗さ(Ra)で1.6μm以下であるものとしたから、
優れた強度と優れた耐摩耗性とを両立させた軽量なアル
ミニウム合金製摺動部材を提供することが可能であると
いう著大なる効果がもたらされる。
造に際して、溶解温度が710℃以上、鋳造温度が68
0℃以上であるようになすことによって、粗大な初晶S
i粒が偏在するのを防止することが可能となって、強度
および耐摩耗性が共に優れた軽量なアルミニウム合金製
摺動部材を製造することが可能であるという著大なる効
果がもたらされる。
的に説明する。
に示す化学成分組成をもつ4種類のAl−Si系アルミ
ニウム合金を使用した。
例1〜6においては、表1に示す合金のインゴットを表
2に示す溶解温度,鋳造温度,鋳造圧力で能力350ト
ンのダイカストマシンを用いてダイカストすることによ
り厚さ15mmの板材(ダイカスト材)を得た。
金のインゴットを表2に示す溶解温度,鋳造温度および
金型温度280〜300℃の条件で金型鋳造し、厚さ2
6mmの板材(金型鋳造材)を得た。
径、共晶を除くαの平均粒径)同じく表2には、各ダイ
カスト材、金型鋳造材の表2の切り出し位置の項に示し
た面の初晶Siの平均粒径と最大粒径、共晶を除くαの
平均粒径を示した。ここで、粒径の測定は倍率1000
倍で観察した光学顕微鏡写真を用いて画像解析装置によ
り実施した。
2および比較例1〜6のダイカスト材、ならびに比較例
7の金型鋳造材について、リングオンプレート型の摩擦
摩耗試験機を用いて摩耗試験を行った。
クロム鋼からなるリング1を用いた。すなわち、このリ
ング1は、表3に示すような外形DO,内径DI,長さ
Lの寸法を有するとともに、幅WLで深さCLのやや大
きい切欠1aと、幅WSで深さCSのやや小さい切欠1
bを形成したものである。
ト材および金型鋳造材から切り出した図2に示す形状か
らなるプレート2を用いた。すなわち、このプレート2
は、表4に示すような一辺の長さLA、他辺の長さLB
の矩形をなすとともに、厚さTを有し、中央部に直径D
の丸穴2aを形成したものである。
中の切り出し位置の項に示した位置となるように切り出
し、表2の表面粗さの項に示した表面粗さとなるように
加工した。また、摩耗試験条件は、面圧10MPa、す
べり速度0.25m/s、油温は80℃とした。そし
て、試験時間は最大10時間とし、摩耗量が50μmを
超えた時点で中止とした。
摺動面の粗さ測定を行い、摩耗深さを測定した。
2および比較例1〜6のダイカスト材、ならびに比較例
7の金型鋳造材から図3に示す形状の疲労試験片を切り
出した。この図3に示す疲労試験片3は、表5に示す寸
法を有するものであって、各試験片は図3のC面が表2
中の切り出し位置の項に示した位置となるように切り出
し、表2の表面粗さの項に示した表面粗さとなるように
加工した。そして、この試験片を用い、シェンク式曲げ
疲労試験機により、常温での107疲労強度を測定し
た。
深さ(摩耗量)を示す。このうち、実施例2は表2より
明らかであるように1000倍の光学顕微鏡写真では初
晶Siが認められなかったものの、α相が細かいことに
より十分な耐摩耗性が得られている。
であるようにSi含有量が少ないため実施例のものより
も摩耗量が多い結果となった。さらに、比較例4は表面
粗さが大きいため、初晶なじみが得られず、実施例のも
のよりも摩耗量が多い結果となった。
が低過ぎるため、大きな初晶Siが偏在し、実施例のも
のよりも摩耗量が多い結果となった。さらにまた、比較
例6については溶解温度が低過ぎるため、大きな初晶S
iが偏在し、実施例のものよりも摩耗量が多い結果とな
った。
結果をを示す。この表6より明らかであるように、実施
例1,2は組織が微細なため高い疲労強度を有している
ことが認められた。これに対し、比較例1は初晶Siの
平均粒径が大きくかつ多いため、実施例のものよりも低
い疲労強度を示した。また、比較例3は、初晶Siの平
均粒径、共晶を除くαの平均粒径が共に大きく、表面に
粗大な初晶Siが偏在しているため、実施例のものより
も低い疲労強度を示した。さらにまた、比較例5,6
は、初晶Siが平均粒径が大きくかつ粗大な初晶Siが
偏在しているため、実施例のものよりも低い疲労強度を
示した。さらにまた、比較例7は、初晶Siの平均粒
径、共晶を除くαの平均粒径が共に大きいため、実施例
のものよりも低い疲労強度を示した。
形状試験片の断面説明図(図1の(A))および側面説
明図(図1の(B))である。
ト形状試験片の正面説明図(図2の(A))および断面
説明図(図2の(B))である。
験片の側面説明図(図3の(A))および平面説明図
(図3の(B))である。
Claims (3)
- 【請求項1】 Al−Si系アルミニウム鋳造合金から
なり、摺動面の初晶Siの平均粒径が4〜12μmであ
り、かつ、摺動面の初晶Siの粒径が35μm以下であ
り、 上記Al−Si系アルミニウム鋳造合金は、重量%で、
Si:14.0〜17.5%、Cu:2.0〜5.0
%、Mg:0.1〜1.0%、Mn:0.3〜0.8
%、Cr:0.05〜0.30%、Ti:0.05〜
0.20%、P:0.003〜0.050%、Fe:
1.5%以下を含有すると共に、Ca:0.005%未
満に規制し、残部実質的にAlの組成から成り、 少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均粗さ(Ra)で
1.6μm以下であることを特徴とする耐摩耗性に優れ
たアルミニウム合金製摺動部材。 - 【請求項2】 Al−Si系アルミニウム鋳造合金から
なり、摺動面の初晶Siの平均粒径が4〜12μmであ
り、かつ、共晶を除いたα相の平均粒径が10μm以下
であり、摺動面の初晶Siの粒径が35μm以下であ
り、 Al−Si系アルミニウム鋳造合金は、重量%で、S
i:14.0〜17.5%、Cu:2.0〜5.0%、
Mg:0.1〜1.0%、Mn:0.3〜0.8%、C
r:0.05〜0.30%、Ti:0.05〜0.20
%、P:0.003〜0.050%、Fe:1.5%以
下を含有すると共に、Ca:0.005%未満に規制
し、残部実質的にAlの組成から成り、 少なくとも摺動面の表面粗さが算術平均粗さ(Ra)で
1.6μm以下であることを特徴とする耐摩耗性に優れ
たアルミニウム合金製摺動部材。 - 【請求項3】 溶解温度が710℃以上、鋳造温度が6
80℃以上であることを特徴とする請求項1又は2いず
れかに記載の耐摩耗性に優れたアルミニウム合金製摺動
部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10635497A JP3465774B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10635497A JP3465774B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10298690A JPH10298690A (ja) | 1998-11-10 |
JP3465774B2 true JP3465774B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=14431444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10635497A Expired - Lifetime JP3465774B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | アルミニウム合金製摺動部材およびその製造方法 |
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JP (1) | JP3465774B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP4341438B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2009-10-07 | 日本軽金属株式会社 | 耐摩耗性に優れたアルミニウム合金及び同合金を用いた摺動部材 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10635497A patent/JP3465774B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH10298690A (ja) | 1998-11-10 |
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