JP3465147B2 - 介護用床ズレ防止健康寝具マット - Google Patents
介護用床ズレ防止健康寝具マットInfo
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- JP3465147B2 JP3465147B2 JP2001401727A JP2001401727A JP3465147B2 JP 3465147 B2 JP3465147 B2 JP 3465147B2 JP 2001401727 A JP2001401727 A JP 2001401727A JP 2001401727 A JP2001401727 A JP 2001401727A JP 3465147 B2 JP3465147 B2 JP 3465147B2
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- nursing care
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用床ズレ防止
健康寝具マットに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】ゼオライト、竹炭の持つ調湿効果、消臭
効果等を生かしてこれらの粉粒体を寝具類の詰め物とし
て活用し、安眠と健康増進に役立てようとすることは公
知である（例えば、特開平９−１５４６７１，特開２０
００−２３６９９３，特開２０００−３１６６７４参
照） 【０００３】また、竹酢の消臭機能、殺菌機能について
は従来から知られており、これを活性成分とする消臭
剤、防黴剤をシート、マットに含浸させることも公知で
ある（例えば、特開２００１−９０１８参照）。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし従来のゼオライ
ト、竹炭等の詰め物は、主として粉粒体の状態であるた
め、分封されて使用するとしても包装材が破損した際に
四散し取扱い上面倒である。また、粉粒体の詰め物では
床ずれの主原因である長時間の局部圧迫による血行障害
から皮膚を守るには不十分である。 【０００５】さらに、粉粒体を詰める袋状部材は、通気
性を備える一方粉塵非通過性をも兼ね備えた特性の材料
であることを要求される。 【０００６】そこで、この発明の課題は、いわゆる寝た
きり状態の患者にたいし、寝具から指圧様の刺激を与え
て床ずれの原因である長時間の局部圧迫による血行障害
から皮膚を守る隆起物を寝具内につめるに当たり、この
突起物を血流促進効果、調湿効果、消臭効果に優れ、取
扱い容易であり、しかもその収容袋資材に所定の特性を
要しない成形材で構成することにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、この発明においては、調湿性に富む焼石膏、
遠赤外線放射性ゼオライト、および調湿性、消臭性に優
れた竹炭を竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形して
ネット状の袋の中に配列、固定した充填パットをマット
カバーで覆って床ズレ防止健康寝具ズレ防止健康寝具マ
ットとしたものである。 【０００８】また、この発明では、焼石膏、ゼオライ
ト、竹炭に酵素塩を更に加えた混合物を竹酢液で練り合
わせ、これを粒状に成形してネット状の袋の中に配列、
固定した充填パッドをマッットカバーで覆って床ズレ防
止健康寝具マットとしたものである。 【０００９】さらに、この発明は、ポリエチレン不織布
のシーツを交換可能に敷くことにより、充填パッド内の
成分が有効である限り、該シーツのみを交換して長時間
使用を可能にしている。 【００１０】 【発明の実施の形態】この発明の介護用床ズレ防止健康
寝具マット１はその内部に、横幅８５センチメートル前
後、縦１９５センチメートル前後、厚み８センチメート
ル前後の寝具用マットの上層部に１ミリ四方角の網目を
持つネット袋体３を、下層部に表面に凹凸加工した硬質
ポリウレタン５を配置してある。 【００１１】ネット袋体３の中には、焼石膏、ゼオライ
ト、竹炭の粉粒混合物に酵素塩を混入して、竹酢液で練
り合わせ、これを成形した直径約８ミリ前後の円形粒状
物体２がマット一面を覆う様に多数充填配列され、所定
配列位置からずれないように縫製等で固定されている。 【００１２】マットの成形粒状物２を介して人体に触れ
る側は硬質ウレタンを用いて粒状物２の凹凸感を和ら
げ、下層側の凹凸硬質ウレタンは患者の体重を支持して
適度の刺激を皮膚に与え、床ズレの危険を軽減する。な
お、このマットの全重量は約８キログラムである。 【００１３】焼石膏、ゼオライト、竹炭、酵素塩及び竹
酢液の混合割合の一例は以下の通りである。 焼石膏 ４５％ 竹炭 ３０％ ゼオライト １５％ 酵素塩 ０，２％ 竹酢液 ０，８％ 【００１４】この介護用床ズレ防止健康寝具マット１の
上に、単品としてのポリエチレン不織布シーツを交換可
能に敷くことにより汚した際に此のカバーだけを交換可
能とする事も出来る。 【００１５】また、この介護用床ズレ防止健康寝具マッ
ト１を図７および８に示すように、三つ折り構造とし、
収納に便とすることもできる。 【００１６】 【発明の効果】この発明に係る介護用床ズレ防止健康寝
具マットは、焼石膏、ゼオライト、竹炭および酵素塩を
竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形した物をマット
内に敷き詰めてある事によってね人体に由来する汗、ア
ンモニア性の悪臭を除去し、除湿する度合が高く、特
に、竹酢液はフェノール、ポリフェノールが多く含まれ
ているので、細菌や徴の消毒効果に優れアトピー性皮膚
炎、カユミを抑える効果がある。 【００１７】竹酢液、ゼオライト、酵素塩の有効成分は
血液、リンパ液の活性化に優れ、人体のシビレ回復に有
効である。 【００１８】焼石膏、ゼオライト、竹炭および酵素塩を
竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形してあることに
より、万一漏逸しても粉塵を生ぜず取り扱い容易であ
り、収納するための袋体は、通気性かつ粉塵非通過性と
いった特定の条件をなんら必要としない。 【００１９】ポリエチレン不織布のシーを交換可能に敷
くことにより、充填パット内の成分が有効である限り、
該シーツのみを交換して長期間使用を可能にしている。
健康寝具マットに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】ゼオライト、竹炭の持つ調湿効果、消臭
効果等を生かしてこれらの粉粒体を寝具類の詰め物とし
て活用し、安眠と健康増進に役立てようとすることは公
知である（例えば、特開平９−１５４６７１，特開２０
００−２３６９９３，特開２０００−３１６６７４参
照） 【０００３】また、竹酢の消臭機能、殺菌機能について
は従来から知られており、これを活性成分とする消臭
剤、防黴剤をシート、マットに含浸させることも公知で
ある（例えば、特開２００１−９０１８参照）。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし従来のゼオライ
ト、竹炭等の詰め物は、主として粉粒体の状態であるた
め、分封されて使用するとしても包装材が破損した際に
四散し取扱い上面倒である。また、粉粒体の詰め物では
床ずれの主原因である長時間の局部圧迫による血行障害
から皮膚を守るには不十分である。 【０００５】さらに、粉粒体を詰める袋状部材は、通気
性を備える一方粉塵非通過性をも兼ね備えた特性の材料
であることを要求される。 【０００６】そこで、この発明の課題は、いわゆる寝た
きり状態の患者にたいし、寝具から指圧様の刺激を与え
て床ずれの原因である長時間の局部圧迫による血行障害
から皮膚を守る隆起物を寝具内につめるに当たり、この
突起物を血流促進効果、調湿効果、消臭効果に優れ、取
扱い容易であり、しかもその収容袋資材に所定の特性を
要しない成形材で構成することにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、この発明においては、調湿性に富む焼石膏、
遠赤外線放射性ゼオライト、および調湿性、消臭性に優
れた竹炭を竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形して
ネット状の袋の中に配列、固定した充填パットをマット
カバーで覆って床ズレ防止健康寝具ズレ防止健康寝具マ
ットとしたものである。 【０００８】また、この発明では、焼石膏、ゼオライ
ト、竹炭に酵素塩を更に加えた混合物を竹酢液で練り合
わせ、これを粒状に成形してネット状の袋の中に配列、
固定した充填パッドをマッットカバーで覆って床ズレ防
止健康寝具マットとしたものである。 【０００９】さらに、この発明は、ポリエチレン不織布
のシーツを交換可能に敷くことにより、充填パッド内の
成分が有効である限り、該シーツのみを交換して長時間
使用を可能にしている。 【００１０】 【発明の実施の形態】この発明の介護用床ズレ防止健康
寝具マット１はその内部に、横幅８５センチメートル前
後、縦１９５センチメートル前後、厚み８センチメート
ル前後の寝具用マットの上層部に１ミリ四方角の網目を
持つネット袋体３を、下層部に表面に凹凸加工した硬質
ポリウレタン５を配置してある。 【００１１】ネット袋体３の中には、焼石膏、ゼオライ
ト、竹炭の粉粒混合物に酵素塩を混入して、竹酢液で練
り合わせ、これを成形した直径約８ミリ前後の円形粒状
物体２がマット一面を覆う様に多数充填配列され、所定
配列位置からずれないように縫製等で固定されている。 【００１２】マットの成形粒状物２を介して人体に触れ
る側は硬質ウレタンを用いて粒状物２の凹凸感を和ら
げ、下層側の凹凸硬質ウレタンは患者の体重を支持して
適度の刺激を皮膚に与え、床ズレの危険を軽減する。な
お、このマットの全重量は約８キログラムである。 【００１３】焼石膏、ゼオライト、竹炭、酵素塩及び竹
酢液の混合割合の一例は以下の通りである。 焼石膏 ４５％ 竹炭 ３０％ ゼオライト １５％ 酵素塩 ０，２％ 竹酢液 ０，８％ 【００１４】この介護用床ズレ防止健康寝具マット１の
上に、単品としてのポリエチレン不織布シーツを交換可
能に敷くことにより汚した際に此のカバーだけを交換可
能とする事も出来る。 【００１５】また、この介護用床ズレ防止健康寝具マッ
ト１を図７および８に示すように、三つ折り構造とし、
収納に便とすることもできる。 【００１６】 【発明の効果】この発明に係る介護用床ズレ防止健康寝
具マットは、焼石膏、ゼオライト、竹炭および酵素塩を
竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形した物をマット
内に敷き詰めてある事によってね人体に由来する汗、ア
ンモニア性の悪臭を除去し、除湿する度合が高く、特
に、竹酢液はフェノール、ポリフェノールが多く含まれ
ているので、細菌や徴の消毒効果に優れアトピー性皮膚
炎、カユミを抑える効果がある。 【００１７】竹酢液、ゼオライト、酵素塩の有効成分は
血液、リンパ液の活性化に優れ、人体のシビレ回復に有
効である。 【００１８】焼石膏、ゼオライト、竹炭および酵素塩を
竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形してあることに
より、万一漏逸しても粉塵を生ぜず取り扱い容易であ
り、収納するための袋体は、通気性かつ粉塵非通過性と
いった特定の条件をなんら必要としない。 【００１９】ポリエチレン不織布のシーを交換可能に敷
くことにより、充填パット内の成分が有効である限り、
該シーツのみを交換して長期間使用を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の介護用床ズレ防止健康寝具マットの一
例を示す平面図。 【図２】介護用床ズレ防止健康寝具マットの図１矢印Ａ
−Ａ面での断面図。 【図３】粒状成形物を敷き詰めた介護用床ズレ防止健康
寝具マット上層部の拡大断面図。 【図４】介護用床ズレ防止健康寝具マットの凹凸硬質ウ
レタン下層部の断面図。 【図５】粒状成形物を敷き詰めた上層部と硬質ウレタン
下層部とを重ね合わせて不織布で縫製した介護用床ズレ
防止健康寝具マットの断面図。 【図６】介護用床ズレ防止健康寝具マット上に重ねて用
いるポリエチレン不織布製シーツの平面図。 【図７】三つ折りに構成した介護用床ズレ防止健康寝具
マットの展開状態での平面図。 【図８】図７の介護用床ズレ防止健康寝具マットの折り
畳んだ状態での断面図。 【符号の説明】 １ 介護用床ズレ防止健康寝具マット ２ 粒状成形体 ３ ネット ４ 硬質ウレタン下層部 ５ ポリエチレン不織布シーツ
例を示す平面図。 【図２】介護用床ズレ防止健康寝具マットの図１矢印Ａ
−Ａ面での断面図。 【図３】粒状成形物を敷き詰めた介護用床ズレ防止健康
寝具マット上層部の拡大断面図。 【図４】介護用床ズレ防止健康寝具マットの凹凸硬質ウ
レタン下層部の断面図。 【図５】粒状成形物を敷き詰めた上層部と硬質ウレタン
下層部とを重ね合わせて不織布で縫製した介護用床ズレ
防止健康寝具マットの断面図。 【図６】介護用床ズレ防止健康寝具マット上に重ねて用
いるポリエチレン不織布製シーツの平面図。 【図７】三つ折りに構成した介護用床ズレ防止健康寝具
マットの展開状態での平面図。 【図８】図７の介護用床ズレ防止健康寝具マットの折り
畳んだ状態での断面図。 【符号の説明】 １ 介護用床ズレ防止健康寝具マット ２ 粒状成形体 ３ ネット ４ 硬質ウレタン下層部 ５ ポリエチレン不織布シーツ
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(56)参考文献 特開 平10−33343（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−147802（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−154671（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−266969（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−299195（ＪＰ，Ａ)
特開2000−296045（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−194732（ＪＰ，Ａ)
実開 平７−37147（ＪＰ，Ｕ)
登録実用新案3023676（ＪＰ，Ｕ)
登録実用新案3016797（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A47C 27/00
A61G 7/05
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 焼石膏、ゼオライト、竹炭および酵素塩
を竹酢液で練り合わせ、これを粒状に成形してネット状
の袋の中に配列、固定した充填パッドをマットカバーで
覆った介護用床ズレ防止健康寝具マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001401727A JP3465147B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 介護用床ズレ防止健康寝具マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001401727A JP3465147B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 介護用床ズレ防止健康寝具マット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003159290A JP2003159290A (ja) | 2003-06-03 |
| JP3465147B2 true JP3465147B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=19189825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001401727A Expired - Fee Related JP3465147B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 介護用床ズレ防止健康寝具マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3465147B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104382708A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-04 | 曲英 | 一种烧伤护理床 |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001401727A patent/JP3465147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003159290A (ja) | 2003-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |