JP3464996B2 - 回転ブラシ用スクレーパおよびブランケット胴洗浄装置 - Google Patents
回転ブラシ用スクレーパおよびブランケット胴洗浄装置Info
- Publication number
- JP3464996B2 JP3464996B2 JP2003506668A JP2003506668A JP3464996B2 JP 3464996 B2 JP3464996 B2 JP 3464996B2 JP 2003506668 A JP2003506668 A JP 2003506668A JP 2003506668 A JP2003506668 A JP 2003506668A JP 3464996 B2 JP3464996 B2 JP 3464996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- brush
- rotating brush
- blanket cylinder
- rotary brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 71
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 58
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B13/00—Brushes with driven brush bodies or carriers
- A46B13/001—Cylindrical or annular brush bodies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
- B41F35/06—Cleaning arrangements or devices for offset cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/30—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
- B08B1/32—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members
- B08B1/34—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members rotating about an axis parallel to the surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/50—Cleaning by methods involving the use of tools involving cleaning of the cleaning members
- B08B1/52—Cleaning by methods involving the use of tools involving cleaning of the cleaning members using fluids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/50—Cleaning by methods involving the use of tools involving cleaning of the cleaning members
- B08B1/54—Cleaning by methods involving the use of tools involving cleaning of the cleaning members using mechanical tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
- A46B2200/30—Brushes for cleaning or polishing
- A46B2200/3073—Brush for cleaning specific unusual places not otherwise covered, e.g. gutters, golf clubs, tops of tin cans, corners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2235/00—Cleaning
- B41P2235/10—Cleaning characterised by the methods or devices
- B41P2235/20—Wiping devices
- B41P2235/23—Brushes
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
物を掻き取る回転ブラシ用スクレーパ、およびブランケ
ット胴を洗浄するブランケット胴洗浄装置に関する。
るブランケット胴洗浄装置では、ブランケット胴の表面
に回転する回転ブラシを接触させ、回転ブラシに洗浄液
を与え、回転ブラシでブランケット胴を擦りながらブラ
ンケット胴に付着しているインクや紙粉などの付着物を
掻き取っている。
わたって板状のスクレーパを線または面で接触させ、こ
の板状のスクレーパで回転ブラシに付着したインクや紙
粉などの付着物を掻き取って除去している。
ブランケット胴洗浄装置では、板状のスクレーパが回転
ブラシの全長域にわたって線または面で接触するため、
回転ブラシの摩耗度が増す問題があり、しかも、回転ブ
ラシにかかる負荷が増加し、回転ブラシを回転させる駆
動機構の負荷も増加する問題がある。
を考慮し、回転ブラシの全長域に対して板状のスクレー
パが均等に接触するように調整する必要があるが、回転
ブラシは軸方向に長いものであるため、回転ブラシの全
長域に対して板状のスクレーパが均等に接触するように
調整するのが難しい問題がある。
ラシを回転駆動させる手段にかかる負荷を低減し、しか
も、回転ブラシの全長域に対する接触の調整も容易にで
きる回転ブラシ用スクレーパおよびブランケット胴洗浄
装置を提供することを目的とする。
シ用スクレーパは、スクレーパ本体と、このスクレーパ
本体の周囲に螺旋状に設けられ回転ブラシの付着物を掻
き取る掻取部とを具備し、掻取部は、スクレーパ本体を
ねじり加工して螺旋状に形成されているものである。
が回転ブラシに点接触して回転ブラシの付着物を掻き取
るため、線や面で接触する板状のスクレーパに比べ、回
転ブラシの摩耗やこの回転ブラシを回転駆動する手段に
かかる負荷を低減できるとともに、回転ブラシの全長域
に対して回転ブラシ用スクレーパを均等に接触させる厳
密さが緩和され、回転ブラシとの位置関係の調整を容易
にできる。スクレーパ本体をねじり加工して掻取部を形
成するため、螺旋状の掻取部を有する回転ブラシ用スク
レーパを容易に製造できる。
は、スクレーパ本体と、このスクレーパ本体の周囲に螺
旋状に設けられ回転ブラシの付着物を掻き取る掻取部と
を具備し、掻取部は、断面多角形のスクレーパ本体をね
じり加工して螺旋状に形成される多角形の各頂点に設け
られているものである。
が回転ブラシに点接触して回転ブラシの付着物を掻き取
るため、線や面で接触する板状のスクレーパに比べ、回
転ブラシの摩耗やこの回転ブラシを回転駆動する手段に
かかる負荷を低減できるとともに、回転ブラシの全長域
に対して回転ブラシ用スクレーパを均等に接触させる厳
密さが緩和され、回転ブラシとの位置関係の調整を容易
にできる。断面多角形のスクレーパ本体をねじり加工し
て螺旋状に形成される多角形の各頂点に掻取部を設けて
いるため、螺旋状の掻取部を有する回転ブラシ用スクレ
ーパを容易に製造できる。
は、ブランケット胴との接触によってブランケット胴の
付着物を掻き取る回転ブラシと、この回転ブラシを回転
駆動する回転ブラシ回転駆動手段と、請求項1または2
記載の回転ブラシ用スクレーパと、この回転ブラシ用ス
クレーパを回転駆動するスクレーパ回転駆動手段とを具
備しているものである。
2記載の回転ブラシ用スクレーパを用い、この回転ブラ
シ用スクレーパを回転駆動させながら回転ブラシの付着
物を掻き取って除去するため、線や面で接触する板状の
スクレーパに比べ、回転ブラシの摩耗やこの回転ブラシ
を回転駆動させる回転ブラシ回転駆動手段にかかる負荷
を低減できるとともに、回転ブラシの全長域に対して回
転ブラシ用スクレーパを均等に接触させる厳密さが緩和
され、回転ブラシとの位置関係の調整を容易にできる。
は、請求項3記載のブランケット胴洗浄装置において、
回転ブラシを軸方向に往復移動させる回転ブラシ軸方向
移動手段を備えているものである。
方向に往復移動させるため、回転ブラシでブランケット
胴の汚れを容易に取り除くことができるとともに、回転
ブラシ用スクレーパで回転ブラシの付着物を容易に掻き
取ることができ、洗浄効率を向上できる。
を参照して説明する。
す。
ランケット胴Bは、オフセット印刷機に用いられるもの
で、円筒状で軸方向に長尺に形成され、図1矢印a方向
に回転駆動される。
るブランケット胴洗浄装置11を示し、このブランケット
胴洗浄装置11は、装置本体12を有し、この装置本体12に
は、ブランケット胴Bの付着物を掻き取る回転ブラシ1
3、この回転ブラシ13の付着物を掻き取る回転ブラシ用
スクレーパ(以下、スクレーパという)14、および回転
ブラシ13に洗浄液を供給する洗浄液供給手段15などが配
設されている。
ラシ用スクレーパ14を回転自在に支持し、周囲がカバー
17によって覆われ、このカバー17には回転ブラシ13の一
部が突出する開口部18が形成されている。
ブラシ13は、ブランケット胴Bの軸方向長さと略同一長
さの円筒状に形成され、芯体19、およびこの芯体19の外
周面から突出する複数のブラシ毛20を有している。芯体
19は、例えば合成樹脂や金属などの剛性を有する材質に
よって、両端が開口する円筒状に形成されている。ブラ
シ毛20は、例えばナイロン(商品名)などの化学繊維な
ど、弾性および柔軟性を有する材質の糸状材によって構
成されている。そして、回転ブラシ13は、両端が装置本
体12に対して回転自在に支持され、装置本体12側に配設
される回転ブラシ回転駆動手段21により、ブランケット
胴Bの周面の回転方向aと同一方向bまたは逆方向cに
選択的に回転駆動される。
14は、例えばアルミニウムなどの金属製で、回転ブラシ
13の軸方向長さと略同一か長く形成されたスクレーパ本
体22である円筒状の軸体22aを有している。この軸体22a
の周面には、軸体22aから一体に突出する複数条の掻取
部23が螺旋状に形成されている。掻取部23は、例えば4
条を有し、軸体22aの周方向の等間隔な位置で、軸体22a
の周囲に複数回、例えば4周周回されている。さらに、
各掻取部23は、断面略四角形で、その角部は例えば半径
1mm以下の曲面状に面取り形成されている。軸体22a
の周面の掻取部23間には、溝部24が螺旋状に形成されて
いる。
aを製造するには、例えば、軸方向に平行な複数の掻取
部23を有する軸体22aを押出成形によって形成した後
に、この軸体22aの軸心を中心として円周方向にねじり
加工することにより、掻取部23を螺旋状に形成する方法
などがある。
れ、これら軸部25,26により装置本体12側に対して回転
自在に軸支される。これら軸部25,26のうちのいずれか
一方は、装置本体12側に配設されるスクレーパ回転駆動
手段27により回転駆動される。スクレーパ14の回転方向
は、回転ブラシ13の回転方向と逆方向とされる。装置本
体12内には、スクレーパ14の下方に、スクレーパ14で回
転ブラシ13から掻き取った付着物を回収する図示しない
ドレンが配設される。
15は、回転ブラシ13に対向して回転ブラシ13の軸方向に
沿って配列される複数のノズル28を有し、図示しない洗
浄液圧送手段から送られてくる洗浄液を各ノズル28から
回転ブラシ13に対して吹き付ける。
フレーム32を有し、このフレーム32の両側には側枠33,
34が配設され、これら側枠33,34が複数の連結部材35に
よって互いに連結されている。側枠33,34の相対向する
内面には同軸上に軸受36,37がそれぞれ配設され、これ
ら各軸受36,37には軸体38,39の外端側がそれぞれ同軸
上でかつ回転自在に軸支されている。これら軸体38,39
の相対向する内端側には回転ブラシ13の芯体19の内側に
両端から差し込み結合される結合部40,41が形成されて
いる。すなわち、回転ブラシ13と軸体38,39とが同軸上
に並んで一体に回転可能になっている。
部42を有する軸方向ガイド43が一体的に回転するように
取り付けられている。一端の側枠33にブラケット44が取
り付けられ、このブラケット44にローラ45が回転自在に
軸支され、このローラ45が軸方向ガイド43の溝部42に転
動可能に係合されている。軸方向ガイド43の溝部42は、
周方向には環状であるが軸方向には偏心して設けられて
おり、軸方向ガイド43の回転時に、溝部42が係合するロ
ーラ45に対して、軸方向ガイド43が軸方向に往復移動す
る。すなわち、溝部42を有する軸方向ガイド43やローラ
45などによって、回転ブラシ13を軸方向に往復移動させ
るオシュレーション機構である回転ブラシ軸方向移動手
段46が構成されている。
容するベアリング47を介在して支持部48が配設され、こ
の支持部48が連結部材49によってフレーム32側に支持さ
れている。したがって、支持部48は非回転状態に保たれ
る。
側枠34に固定された回転ブラシ回転駆動手段21のモータ
51の駆動軸52にプーリ53が固定され、これらプーリ50,
53にベルト54が張設されている。そして、モータ51の駆
動により、軸体39を通じて回転ブラシ13が回転する。
しない移動機構により、回転ブラシ13がブランケット胴
Bから離反する離反位置と、回転ブラシ13がブランケッ
ト胴Bに接触する洗浄位置との間で移動する。
ランケット胴Bの洗浄動作について説明する。
動作を開始する前の待機時において、回転ブラシ13がブ
ランケット胴Bから離反した離反位置に待機している。
aに回転させる。
回転方向aと同一方向bに回転させる。洗浄液供給手段
15のノズル28から洗浄液を回転ブラシ13に吹き付けて保
液させる。回転ブラシ13に十分な量の洗浄液を保液させ
たら、洗浄液供給手段15のノズル28からの洗浄液の吹き
付けを停止させる。
胴Bへ向けて接近移動させ、回転ブラシ13をブランケッ
ト胴Bの表面に接触させる。
浄液をブランケット胴Bに移して塗布する。このとき、
ブランケット胴Bと回転ブラシ13とが互いに同一方向に
回転するためと、回転ブラシ軸方向移動手段46によって
回転ブラシ13が軸方向に往復移動するためとにより、回
転ブラシ13に保液した洗浄液がブランケット胴Bに容易
に移りやすく、短時間で十分な量の洗浄液をブランケッ
ト胴Bに与えることができ、ブランケット胴Bのインク
や紙粉などの付着物に洗浄液を十分に馴染ませることが
できる。
せたら、ブランケット胴洗浄装置11をブランケット胴B
から離反するように移動させ、回転ブラシ13をブランケ
ット胴Bの表面から離反させ、回転ブラシ13の回転を停
止させる。これで洗浄液塗布工程を完了する。
に、洗浄工程を実行する。
回転方向aと逆方向cに回転させ、スクレーパ14を回転
ブラシ13の表面の回転方向と同一方向または逆方向に回
転させる。
胴Bへ向けて接近移動させ、回転ブラシ13をブランケッ
ト胴Bの表面に接触させる。
胴Bとが互いに反対方向にそれぞれ回転し、回転ブラシ
13とブランケット胴Bとが相対的に擦れる速度が速いた
め、回転ブラシ13でブランケット胴Bのインクや紙粉な
どの付着物を効率よく掻き取ることができる。このと
き、前工程の洗浄液塗布工程において、ブランケット胴
Bの付着物に洗浄液を十分に馴染ませているためと、回
転ブラシ軸方向移動手段46によって回転ブラシ13が軸方
向に往復移動するためとにより、回転ブラシ13でブラン
ケット胴Bの付着物を容易に掻き取ることができ、短時
間で確実に付着物を取り除くことができる。
洗浄液とともにスクレーパ14で掻き取る。スクレーパ14
は、軸体22aの周面に螺旋状に突設した複数の掻取部23
が回転ブラシ13と点接触するとともに、軸体22aの回転
に伴って各掻取部23の回転ブラシ13との点接触箇所が軸
方向に移動して行き、回転ブラシ13の軸方向の全長域に
おける付着物を掻き取ることができる。このとき、回転
ブラシ軸方向移動手段46によって回転ブラシ13が軸方向
に往復移動するため、回転ブラシ13の付着物を容易に掻
き取ることができる。各掻取部23で掻き取った付着物
は、溝部24に受け入れ、一部は溝部24に沿って移動して
端部側からドレンに回収し、一部は溝部24内から落下し
てドレンに回収する。
着物の掻き取りが完了したら、ブランケット胴洗浄装置
11をブランケット胴Bから離反するように移動させ、回
転ブラシ13をブランケット胴Bの表面から離反させ、回
転ブラシ13およびスクレーパ14の回転を停止させる。ま
た、ブランケット胴Bの回転を停止させる。これで洗浄
工程を完了する。
転ブラシ13の自己洗浄工程を実行する。
回転方向aと同一方向bまたは逆方向cに回転させ、ス
クレーパ14を回転ブラシ13の表面の回転方向と同一方向
または逆方向に回転させながら、洗浄液供給手段15のノ
ズル28から洗浄液を回転ブラシ13に吹き付ける。
の洗浄液の吹き付けを停止させるが、回転ブラシ13およ
びスクレーパ14の回転は継続させる。
を洗浄液で洗い流し、洗浄液とともに汚れをスクレーパ
14で掻き取り、回転ブラシ13を自動的に洗浄する。
よびスクレーパ14の回転を停止させる。これにより、一
連の洗浄動作を完了する。
レーパ14によれば、軸体22aの周面に螺旋状に突設した
掻取部23が回転ブラシ13と点接触して回転ブラシ13の付
着物を掻き取るため、線や面で接触する板状のスクレー
パに比べ、回転ブラシ13の摩耗やこの回転ブラシ13を
回転駆動させる回転ブラシ回転駆動手段21にかかる負荷
を低減できるとともに、回転ブラシ13の全長域に対して
スクレーパ14を均等に接触させる厳密さが緩和され、回
転ブラシ13との位置関係の調整を容易にできる。
したため、軸体22aからの掻取部23の突出量など、掻取
部23の設定を容易にできる。
に等間隔に突設するとともに、軸体22aの周囲に複数回
周回して設けるため、回転ブラシ13との接触が点接触で
も、掻き取り効果を高めることができる。
aの周面の4箇所に限らず、少なくとも1箇所にあれば
よく、また、軸体22aの周囲の周回回数も4周に限ら
ず、軸体22aの軸方向の長さに応じて適宜設定できる。
掻取部23の螺旋のリードは、大きい場合には回転ブラシ
13に対する点接触が線接触または面接触に近付き、小さ
い場合には回転ブラシ13からの掻き取り効果が低下する
ことから、これらを考慮して適宜設定する。
お、第1の実施の形態と同様の構成については同一符号
を用いてその説明を省略する。
パという)61は、断面四角形で長尺の角柱をスクレーパ
本体62として用い、このスクレーパ本体62の4つの各頂
点63,64,65,66を例えば半径1mm以下の曲面状に面
取り加工した後、スクレーパ本体62の軸心67を中心とし
て周面方向にねじり加工して形成されている。このねじ
り加工によって各頂点63,64,65,66は螺旋状に形成さ
れ、これら各頂点63,64,65,66が回転ブラシ13の付着
物を掻き取る掻取部68として形成されている。これら頂
点63,64,65,66間には溝部69が螺旋状に形成されてい
る。
対して回転自在に軸支される軸部70,71が一体または別
体に設けられている。
胴洗浄装置11に適用して、ブランケット胴Bの洗浄を実
行した場合にも、各頂点63,64,65,66の掻取部68が回
転ブラシ13と点接触して回転ブラシ13の付着物を掻き取
ることができ、第1の実施の形態と同様の作用効果が得
られる。特に、各頂点63,64,65,66の掻取部68と回転
ブラシ13のブラシ毛20との接触が滑らかになり、各頂点
63,64,65,66の掻取部68の接触箇所を回転ブラシ13の
軸方向にスムーズに送ることができる。
工して螺旋状に形成される多角形の各頂点63,64,65,
66に掻取部68を設けているため、螺旋状の掻取部68を有
するスクレーパ61を容易に製造できる。しかも、むく材
の1本のスクレーパ本体62をねじり加工して形成するた
め、強度を保ちつつ、小径化して重量を軽くできる。
限らず、断面三角形、断面五角形以上などの多角形でも
よく、いずれの場合にも各頂点を掻取部として構成する
ことにより、同様の作用効果が得られる。また、スクレ
ーパ本体62は、板状のものをねじり加工したものでもよ
く、板の両側縁を掻取部として構成することにより、同
様の作用効果が得られる。
シ回転駆動手段21とスクレーパ回転駆動手段27とは、別
の駆動機構を用いて個別に回転制御するようにしても、
または同一の駆動機構を用いて機構を簡素化するように
してもよい。そして、別の駆動機構を用いて個別に回転
制御する場合には、回転ブラシ13の回転方向とスクレー
パ14の回転方向とを逆方向または同方向に容易に設定す
ることができる。また、同一の駆動機構を用いる場合に
は、例えば、回転ブラシ13の軸とスクレーパ14の軸との
間にベルトを掛け回して駆動力を伝達するようにし、こ
のベルトを両軸間に平行に掛け回すか、あるいはひねっ
て掛け回すことによって、回転ブラシ13の回転方向とス
クレーパ14の回転方向とを逆方向または同方向に任意に
設定することができる。
に接触して付着物を掻き取る掻き取り位置と、回転ブラ
シ13から離反する退避位置とに移動させるようにしても
よい。この場合、洗浄工程において、回転ブラシ13の付
着物を掻き取るスクレーパ14,61を回転ブラシ13に接触
させ、洗浄液塗布工程においてスクレーパ14,61を回転
ブラシ13から離反させることにより、洗浄液塗布工程に
おいて、回転ブラシ13に供給した洗浄液をスクレーパ1
4,61で掻き取ることなく、ブランケット胴Bに与える
ことができる。
ブラシを用いてブランケット胴を洗浄するブランケット
胴洗浄装置に適用できる他、回転ブラシを用いて洗浄し
たり清掃する装置にも適用できる。
によれば、スクレーパ本体をねじり加工して掻取部を形
成するため、螺旋状の掻取部を有する回転ブラシ用スク
レーパを容易に製造できる。
よれば、断面多角形のスクレーパ本体をねじり加工して
螺旋状に形成される多角形の各頂点に掻取部を設けてい
るため、螺旋状の掻取部を有する回転ブラシ用スクレー
パを容易に製造できる。
よれば、請求項1または2記載の回転ブラシ用スクレー
パを用い、この回転ブラシ用スクレーパを回転駆動させ
ながら回転ブラシの付着物を掻き取って除去するため、
線や面で接触する板状のスクレーパに比べ、回転ブラシ
の摩耗やこの回転ブラシを回転駆動させる回転ブラシ回
転駆動手段にかかる負荷を低減できるとともに、回転ブ
ラシの全長域に対して回転ブラシ用スクレーパを均等に
接触させる厳密さが緩和され、回転ブラシとの位置関係
の調整を容易にできる。
よれば、請求項3記載のブランケット胴洗浄装置の効果
に加えて、回転ブラシを軸方向に往復移動させるため、
回転ブラシでブランケット胴の汚れを容易に取り除くこ
とができるとともに、回転ブラシ用スクレーパで回転ブ
ラシの付着物を容易に掻き取ることができ、洗浄効率を
向上できる。 [図面の簡単な説明]
胴洗浄装置の回転ブラシおよび回転ブラシ用スクレーパ
を示す一部を切り欠いた平面図である。
り、(b)は(a)のA−A拡大断面図である。
面図である。
ブラシ用スクレーパの正面図であり、(b)は回転ブラシ
用スクレーパの拡大断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 スクレーパ本体と、 このスクレーパ本体の周囲に螺旋状に設けられ回転ブラ
シの付着物を掻き取る掻取部とを具備し、 掻取部は、スクレーパ本体をねじり加工して螺旋状に形
成されている ことを特徴とする回転ブラシ用スクレーパ。 - 【請求項2】 スクレーパ本体と、 このスクレーパ本体の周囲に螺旋状に設けられ回転ブラ
シの付着物を掻き取る掻取部とを具備し、 掻取部は、断面多角形のスクレーパ本体をねじり加工し
て螺旋状に形成される多角形の各頂点に設けられている ことを特徴とする回転ブラシ用スクレーパ。 - 【請求項3】 ブランケット胴との接触によってブラン
ケット胴の付着物を掻き取る回転ブラシと、 この回転ブラシを回転駆動する回転ブラシ回転駆動手段
と、 請求項1または2記載の回転ブラシ用スクレーパと、 この回転ブラシ用スクレーパを回転駆動するスクレーパ
回転駆動手段と を具備していることを特徴とするブランケット胴洗浄装
置。 - 【請求項4】 回転ブラシを軸方向に往復移動させる回
転ブラシ軸方向移動手段を備えている ことを特徴とする請求項3記載のブランケット胴洗浄装
置。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176004 | 2001-06-11 | ||
JP2001176004 | 2001-06-11 | ||
JP2001-176004 | 2001-06-11 | ||
JP2001-388641 | 2001-12-21 | ||
JP2001388641 | 2001-12-21 | ||
JP2001388641 | 2001-12-21 | ||
PCT/JP2002/005598 WO2003000436A1 (fr) | 2001-06-11 | 2002-06-06 | Grattoir pour brosse rotative et dispositif de nettoyage de cylindre a blanchet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3464996B2 true JP3464996B2 (ja) | 2003-11-10 |
JPWO2003000436A1 JPWO2003000436A1 (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=26616718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003506668A Expired - Fee Related JP3464996B2 (ja) | 2001-06-11 | 2002-06-06 | 回転ブラシ用スクレーパおよびブランケット胴洗浄装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3464996B2 (ja) |
KR (1) | KR20030019914A (ja) |
WO (1) | WO2003000436A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007301960A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Koike Seisakusho:Kk | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
JP2011156624A (ja) | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ブローチ切屑除去装置及びブローチ切屑除去方法 |
CN103328063B (zh) * | 2010-10-22 | 2015-09-30 | 戈勒工业有限公司 | 过滤设备 |
TWI749910B (zh) * | 2020-11-27 | 2021-12-11 | 全利機械股份有限公司 | 複合式印刷滾輪表面清潔機構 |
TWI768632B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-06-21 | 永順利食品機械股份有限公司 | 豆腐機刮板結構及豆腐機清洗結構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123585A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-28 | Canon Inc | Cleaning device |
JP3165600B2 (ja) * | 1994-11-28 | 2001-05-14 | 三菱重工業株式会社 | 印刷機用洗浄装置 |
-
2002
- 2002-06-06 WO PCT/JP2002/005598 patent/WO2003000436A1/ja active Application Filing
- 2002-06-06 JP JP2003506668A patent/JP3464996B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-06-06 KR KR10-2003-7001872A patent/KR20030019914A/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2003000436A1 (fr) | 2003-01-03 |
KR20030019914A (ko) | 2003-03-07 |
JPWO2003000436A1 (ja) | 2004-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4015307A (en) | Apparatus for cleaning rotating cylindrical surfaces | |
JP4381407B2 (ja) | 吐出ノズルの洗浄装置 | |
JP4234881B2 (ja) | ブランケット胴洗浄方法およびその装置 | |
JP2006159880A (ja) | 印刷機のシリンダー洗浄装置 | |
JP3464996B2 (ja) | 回転ブラシ用スクレーパおよびブランケット胴洗浄装置 | |
JPH01304944A (ja) | 輪転印刷機における枚葉紙引渡し胴を洗浄する装置 | |
EP3213924A1 (en) | Printing apparatus | |
JP2006319279A (ja) | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 | |
JPH0425337Y2 (ja) | ||
JP2009269144A (ja) | ブラシロール及び洗浄装置 | |
JP2010000154A (ja) | ブラシロール及び洗浄装置 | |
CN110303766A (zh) | 一种印刷机橡皮布自动清洗装置 | |
CN213325934U (zh) | 片材展平装置 | |
JPH10337543A (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP3033021B2 (ja) | 塗工装置用清掃装置 | |
CN219126200U (zh) | 一种用于湿式清洁设备的地刷组件及湿式清洁设备 | |
JP3501869B2 (ja) | 円筒状体または円柱状体の洗浄方法および装置 | |
JPH07100229A (ja) | 球体洗浄装置 | |
CN214137902U (zh) | 圆网印花导带的水洗装置 | |
JPH06225951A (ja) | ゴルフクラブのグリップ洗浄装置 | |
JP2593050Y2 (ja) | 払拭装置 | |
CN108554960A (zh) | 一种牧场用快速清洗牛槽设备 | |
JPH03257456A (ja) | 電子写真用感光体の円筒基板洗浄方法 | |
JP2954021B2 (ja) | ベルト洗浄装置 | |
JP2010005504A (ja) | ブラシロール及び洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030730 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |