JP3464857B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3464857B2
JP3464857B2 JP31053895A JP31053895A JP3464857B2 JP 3464857 B2 JP3464857 B2 JP 3464857B2 JP 31053895 A JP31053895 A JP 31053895A JP 31053895 A JP31053895 A JP 31053895A JP 3464857 B2 JP3464857 B2 JP 3464857B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置において、特に、OHPフィルムと合
い紙を交互に給送しながらこれら双方に同一原稿像を形
成する機能を備えた画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、複写機、プリンタ等の画像形
成装置によりOHPフィルムに画像を形成することが行
われているが、OHPフィルムが2枚、3枚と重ねて排
出されるとOHPフィルム同士が吸着し合って取り扱い
が難しくなるため、最近では、このようなOHPフィル
ムへの画像形成に際して、先ず、画像を形成しない通常
用紙(以下、合い紙という)をトレイ上に排出させた
後、画像を形成したOHPフィルムを排出させ、以後、
OHPフィルムと合い紙を交互に排出させることにより
OHPフィルムの取り扱い上の便宜を図るようにした画
像形成装置が提案されている。 【0003】また、この種の画像形成装置では、単にO
HPフィルムと合い紙を交互に排出するだけではなく、
OHPフィルムを用いて発表等を行う際の原稿(予備的
な資料)として合い紙を用いることができるように、O
HPフィルムとこれに対応する合い紙に同一原稿像を形
成するようにした装置も提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、OHPフィ
ルムと合い紙に同一原稿像を形成するようにした上記装
置では、OHPフィルムと合い紙に全く同じ条件で画像
が形成されるようになっており、単に原稿として用いる
に過ぎない合い紙への画像形成として無駄が多かった。 【0005】すなわち、合い紙に形成される画像は発表
等において支障がない程度の画像品質であれば良く、必
ずしもOHPフィルムと同レベルの画像品質が要求され
るものではない。ところが、従来装置では、OHPフィ
ルム及び合い紙にそれぞれ同一の条件で画像が形成され
るため、例えばトナーが原稿枚数の倍の量だけ消費さ
れ、また消費電力等も同様に消費されていた。特に、カ
ラー複写機を用いてカラー原稿を複写する場合には、O
HPフィルムと合い紙の双方に同一のカラー画像が形成
されるため、複写に多くの時間を要し、また多くのトナ
ーが消費されることになり無駄が多かった。 【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、合い紙への画像形成を合理的に行うこ
とができる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【0007】本発明に係る画像形成装置は、同一の原稿
に対して合い紙とOHPフィルムを交互に給送しなが
ら、OHPフィルムとこれに対応する合い紙に上記原稿
像を形成するように構成された画像形成装置において、
上記OHPフィルムへの画像形成を通常の画像形成条件
に基づいて行わせる一方、上記合い紙への画像形成を、
当該画像が上記OHPフィルムの画像濃度に比して低い
濃度の画像となる簡略画像形成条件に基づいて行わせる
画像形成制御手段を備えてなるものである。 【0008】この装置によれば、上記操作手段に基づい
てOHPフィルムと合い紙に原稿像が形成される場合に
は、OHPフィルムに対して通常の適正な画像が形成さ
れる一方で、合い紙に対しては原稿として支障のない程
に濃度を下げた画像が形成される。このように合い紙
に対して簡略化された画像が形成されることで、合い紙
への画像形成時に消費される電力やトナー等がOHPフ
ィルムへの画像形成時に比べて低減される。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置
の一例であるカラー複写機の内部構成を概略的に示して
いる。この図に示すカラー複写機1(以下、複写機1と
略す)は、カラー原稿を読み取るスキャナ部2と、この
スキャナ部2で読み取られた画像データに基づいて記録
紙にカラー画像を形成するプリンタ部3とから構成され
ており、スキャナ部2が複写機1の本体上部に、プリン
タ部3がその下部に配設されている。 【0014】上記スキャナ部2の上面には、原稿がセッ
トされるプラテンガラス4及び操作パネル5(図2に示
す)が設けられ、さらにこのプラテンガラス4の上部に
原稿押え6が開閉自在に設けられている。 【0015】上記プラテンガラス4の下方には、画像読
取部9がホームポジションから最大サイズの終端位置ま
で図中、A方向に往復動可能に装備されている。 【0016】画像読取部9には、プラテンガラス4上に
載置された原稿を照明する照明ランプ10と、反射傘1
1と、原稿像を読み取るためのCCDカラーラインセン
サ等からなる撮像素子12と、原稿からの反射光を上記
撮像素子12に結像させるセルフォックレンズ13と、
上記撮像素子12で読み取られたR(レッド),G(グ
リーン),B(ブルー)の各色成分の画像データをC
(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の各色成
分の画像データに変換する変換回路14とが備えられて
おり、画像読取部9がホームポジションから原稿サイズ
の終端位置まで往動される間に上記撮像素子12により
原稿画像がライン単位で読み取られ、この画像信号が
C,M,Yの各色成分の画像データに変換されてプリン
タ部3の露光部15に送出されるようになっている。 【0017】プリンタ部3には、露光部15以外に、記
録紙に原稿のカラー画像を形成する像形成部20と、こ
の像形成部20への記録紙の給送/排出を行う用紙搬送
部25と、排出された記録紙を収納する排出トレイ35
とが設けられている。 【0018】上記露光部15は、画像処理ユニット16
a及び露光ユニット16bから構成されている。 【0019】上記画像処理ユニット16aは、C,M,
Yの各色成分の画像データからBK(ブラック)の画像
データを生成し、このBKの画像データに基づいてC,
M,Yの各画像データを補正して露光ユニット16bに
送出するとともに、後述するOHP+合い紙コピーモー
ドが設定された場合には、C,M,Yの各色成分の画像
データに基づいてBKの単色画像を形成するための画像
データを生成して露光ユニット16bに送出するように
なっている。一方、上記露光ユニット16bは、画像処
理ユニット16aからの送出データに基づいて原稿像の
静電潜像を形成すべく後記感光体ドラム21を露光する
もので、レーザ光を発光するレーザ発光器17と、レー
ザ光を感光体ドラム21の表面上で軸方向に走査させる
ポリゴンミラー18と、レーザ光を感光体ドラム21に
導くミラー19とを備えている。 【0020】上記像形成部20には、原稿の静電潜像及
びカラー顕像を生成する感光体ドラム21が備えられ、
この周囲に、感光体ドラム21を所定電圧に帯電させる
帯電装置22と、感光体ドラム21に形成された静電潜
像を顕像化させる現像装置23と、感光体ドラム21に
残留した不要なトナーを除去するクリーニング装置24
とが配置されている。 【0021】上記現像装置23は、縦方向に多段配置さ
れ、かつ一体に昇降可能な4個の現像器23a〜23d
から構成されており、各現像器には上からC、M、Y及
びBKのカラートナーがそれぞれ収納されている。これ
らの現像器23a〜23dは、所定の現像高さ位置で感
光体ドラム21の周面に対向可能となっていて、各現像
器23a〜23dが順次、この高さ位置に昇降させられ
てC,M,Y及びBKの順にトナーが感光体ドラム21
上に供給されることにより、感光体ドラム21の静電潜
像が顕像化されるようになっている。 【0022】上記用紙搬送部25は、プリンタ部3の下
部において記録紙を収納する2つの給紙カセット26
a,26bと、この給紙カセット26a,26bから搬
送された記録紙を案内するガイド機構27と、記録紙を
静電吸着して感光体ドラム21の周面に接触させて給送
する転写ドラム28と、この転写ドラム28の表面に吸
着された記録紙を分離する分離爪31と、分離された記
録紙を排出トレイ35に向かって搬送する搬送機構32
と、排出トレイ35の直上流に設けられて記録紙に形成
されたトナー像を定着させる定着装置33とから構成さ
れている。 【0023】上記転写ドラム28には、その内部に感光
体ドラム21に形成されたトナー像をコロナ放電により
記録紙に転写させる転写器29が設けられるとともに、
転写ドラム28の回転方向に沿う転写器29よりも下流
側であって転写ドラム28の内外には、コロナ放電によ
り記録紙を転写ドラム28から分離させるための一対の
分離器30が対向配置され、この分離器30の下流側に
上記分離爪31が配設されている。また、転写ドラム2
8の周囲であって分離器30の下流側には、転写ドラム
28の表面をクリーニングするクリーニング装置34が
設けられている。そして、複写機1の作動時には、上記
帯電装置22が矢印B方向に回転駆動される一方で、転
写ドラム28が感光体ドラム21の回転駆動に同期し
て、感光体ドラム21の周速度と同一の周速度で矢印C
方向に回転駆動されるようになっている。 【0024】なお、本願実施形態においては、上記給紙
カセット26aに記録紙としてOHPフィルムが収納さ
れる一方、給紙カセット26bにはOHPフィルムの合
い紙となる、OHPフィルムと同一サイズの白色用紙が
収納されている(この白色用紙を以下合い紙という)。 【0025】上記の構成において、スキャナ部2で取り
込まれた原稿のR,G,Bの各色成分の画像データは
C,M,Yの各色成分の画像データに変換された後、画
像処理部15に出力され、画像処理ユニット16aでB
Kの画像データが生成されるととも、当該BKの画像デ
ータに基づいてC,M,Yの各画像データの補正が行わ
れ、これらのC,M,Y及びBKの画像データが順次露
光ユニット16bに送出される。 【0026】そして、このC,M,Y及びBKの各画像
データに基づいて4種類のトナー像が記録紙に重ねて転
写されることにより記録紙にカラー画像が形成される。 【0027】すなわち、先ず、感光体ドラム21が回転
させられつつCの色成分の画像データに基づくレーザ光
が露光ユニット16bから感光体ドラム21に照射さ
れ、これにより所定電圧に帯電された感光体ドラム21
表面に原稿像のCの色成分の静電潜像が形成されるとと
もに、この静電潜像に現像装置23の現像器23aによ
りCのトナーが静電吸着させられてトナー顕像が形成さ
れる。このとき、現像装置23の昇降動作に応じて現像
器23aが感光体ドラム21に対する上記所定の現像高
さ位置にセットされる。 【0028】また、これとほぼ同じくして、上記給紙カ
セット26a,26から記録紙が転写ドラム28に給送
されて転写ドラム28の表面に静電吸着された状態で感
光体ドラム21と同期回転されており、感光体ドラム2
1及び転写ドラム28の回転に伴い感光体ドラム21に
形成されたトナー顕像が転写ドラム28表面に吸着され
た記録紙に転写される。 【0029】転写後の感光体ドラム21はクリーニング
装置24によりその表面がクリーニングされ、再度、帯
電装置22より所定電圧に帯電される。そして、上記同
様にして原稿像のM成分の静電潜像とMのトナーによる
トナー顕像の形成が行われ、このトナー顕像が記録紙に
形成された原稿像のC成分の像に重ねて転写される。 【0030】以後、同様にして原稿像のY成分及びBK
成分のトナー顕像が順次感光体ドラム21表面に形成さ
れて記録紙に転写されることにより、カラー画像が記録
紙に形成される。そして、記録紙への画像形成が終了す
ると、分離爪31により記録紙が転写ドラム28から剥
離されて、搬送機構32より定着装置33に搬出され、
ここで記録紙上に形成されたトナー像の定着処理が行わ
れて、当該記録紙が排出トレイ35上に排出される。 【0031】次に、上記複写機1の制御系について図2
のブロック図を用いて説明する。この図に示す制御系
は、上記複写機1の制御系のうち主にOHPフィルムへ
の複写動作において、OHPフィルムを排出トレイ35
上に排出する毎に合い紙を重ねて排出させる動作を制御
する制御系を示している。 【0032】上記複写機1には、同図に示すようなマイ
クロコンピュータを構成要素とする主制御部40が設け
られており、スキャナ部2の上記画像読取部9、プリン
タ部3の上記露光部15、像形成部20及び用紙搬送部
25の各駆動系41〜44は全てこの主制御部40に電
気的に接続され、この主制御部40によって統括制御さ
れるようになっている。 【0033】また、上記主制御部40には、上記操作パ
ネル5が接続され、この操作パネル5を介して各種動作
命令が入力されることにより、動作時には、この操作パ
ネル5の各キー操作に応じた複写動作を行わせるべく上
記スキャナ部2及びプリンタ部3の各駆動系41〜44
が主制御部40によって制御されるようになっている。 【0034】上記操作パネル5には、複写動作を開始さ
せるためのプリントキー5a、複写枚数を設定するテン
キー5b、記録紙としてOHPフィルムを用いる場合に
選定されるOHP+合い紙モードキー5c、OHP+合
い紙コピーモードキー5d及び複写機1の動作状態や選
択モードをオペレータに報知するための表示画面5e等
が設けられている。 【0035】ここで、上記OHP+合い紙モードキー5
cは、OHPフィルムへの画像形成において合い紙を排
出させるモード(以下、「OHP+合い紙モード」とい
う)を選択するキーで、このキー操作によりOHP+合
い紙モードが選択されてプリントキー5aが操作される
と、上記給紙カセット26a,26aから合い紙とOH
Pフィルムを交互に給送しながら、給紙カセット26a
から給送されるOHPフィルムにのみ画像を形成すべく
上記主制御部40により上記スキャナ部2及びプリンタ
部3の各駆動系41〜44が制御されるようになってい
る。 【0036】一方、OHP+合い紙コピーモードキー5
cは、上記OHP+合い紙モードに加え、OHPフィル
ムとこれに対応する合い紙の双方に同一原稿像を形成し
て排出させるモード(以下、「OHP+合い紙コピーモ
ード」という)を選択するキーで、このキー操作により
OHP+合い紙モードが選択されてプリントキー5aが
操作されると、上記給紙カセット26a,26aから合
い紙とOHPフィルムを交互に給送しながら、合い紙と
OHPフィルムの双方に画像を形成すべく上記主制御部
40によりスキャナ部2及びプリンタ部3の各駆動系4
1〜44が制御される。 【0037】しかも、このモードでは、OHPフィルム
に対して通常のカラー画像を形成する一方で、合い紙に
対しては単色画像、本願実施形態ではBKの画像を形成
して排出するようにプリンタ部3が制御されるようにな
っている。 【0038】すなわち、合い紙への画像形成時には、上
記画像処理ユニット16aにおいて、画像読取部9から
C,M,Yの各色成分に変換されて入力された画像デー
タに基づいてBKの単色画像を形成するための画像デー
タを生成して露光ユニット16bに送出し、この画像デ
ータに基づくレーザ光を露光ユニット16bから感光体
ドラム21に照射する。そして、これにより形成された
静電潜像をBKの現像器23dにより顕像化して、感光
体ドラム21及び転写ドラム28の回転に応じて合い紙
に転写し、その後、直ちに合い紙を分離爪31により転
写ドラム28から剥離させて排出するようにプリンタ部
3が制御されるようになっている。 【0039】次に、上記OHP+合い紙コピーモードに
おける複写動作について図3のフローチャートを用いて
説明する。 【0040】先ず、複写機1の稼働状態で上記OHP+
合い紙コピーモードキー5dがオンされると、これによ
り複写機1がOHP+合い紙コピーモードに設定され、
待機状態となる(ステップS1)。 【0041】そして、原稿がプラテンガラス4上に載置
されるとともに、テンキー5bの操作により複写枚数が
設定されてプリントキー5aがオンされると、複写機1
のOHP+合い紙コピーモードによる複写動作が開始さ
れ、先ず、上記給紙カセット26bに収納された合い紙
が給送されてこの合い紙にBKの単色画像が形成されて
排出トレイ35上に排出される(ステップS3)。 【0042】次いで、給紙カセット26aに収納された
OHPフィルムが給送されて、OHPフィルムにC,
M,Y及びBKからなるカラー原稿像が形成されて排出
トレイ35上に排出される(ステップS4,S5)。 【0043】そして、ステップS6において設定枚数の
複写が終了したか否かが判断され、終了していない場合
には、ステップS3に移行されて、ステップS3〜ステ
ップS5の処理が繰り返し行われる。 【0044】一方、設定枚数の複写が終了した場合に
は、ステップS7に移行されてOHP+合い紙コピーモ
ードが解除されたか否か、すなわち、操作パネル5上に
設けられる図外のクリアーキー等によりOHP+合い紙
コピーモードを解除する操作が行われたか否かが判断さ
れ、当該モードが解除された場合には本フローチャート
が終了する。一方、ステップS7に移行されOHP+合
い紙コピーモードが解除されていない場合には、ステッ
プS2に移行され、複写機1が待機状態となる。 【0045】以上説明したように、上記複写機1では、
OHP+合い紙コピーモードにおいて、合い紙とOHP
フィルムの双方に同一原稿像を形成しながらも、双方の
画像を異なる画像形成条件で形成する、具体的には上述
のように合い紙の画像をBKからなる単色で形成し、O
HPフィルムの画像をC,M,Y及びBKからなるカラ
ーで形成するようにしているので、OHP+合い紙コピ
ーモードにおいてBK以外のトナー、すなわちC,M,
Yの各トナーの消費を効果的に抑えることができる。 【0046】また、カラー画像を形成する場合には、
C,M,Y及びBKの4種類のトナー像を形成すべく像
形成部20における転写動作が4回必要であるが、上記
複写機1では、合い紙の画像が単色画像であるため、合
い紙への画像形成においては転写動作が1回ですみ、そ
のため、合い紙への画像形成時間が大幅に短縮され、ま
た消費電力が大幅に低減される。 【0047】そのため、OHP+合い紙コピーモードに
おいてOHPフィルムへの画像形成と合い紙への画像形
成を同一の画像形成条件で行っていた従来のこの種のカ
ラー複写機と比較すると、無駄が少なく、合い紙への画
像形成を合理的に行うことができる。 【0048】なお、上記複写機1は、本発明に係る画像
形成装置の一例であって、その具体的な構成は本発明の
要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 【0049】例えば、上記複写機1では、簡略画像形成
条件として合い紙への画像形成を単色(BK)で形成す
るようにしているが、勿論この色はBKである必要は必
ずしもなくC,M,Yのいずれかであっても構わない。
また、簡略画像形成条件としては、このように合い紙へ
の画像形成を単色で行う方法以外に、例えば、合い紙へ
の画像形成時の現像バイアス電圧を高く設定して合い紙
の画像濃度を低下させ、これによってトナー消費量を抑
えるようにしたり、あるいは定着装置33のヒータを一
時的にオフすることにより消費電力を低減するようにし
てもよい。特に、画像形成装置が単色(モノカラー)の
複写機の場合には、簡略画像形成条件としてこのように
画像濃度を低下させたり、定着装置のヒータを一時的に
オフする方法が有効となる。 【0050】また、上記複写機1の説明では特に説明し
ていないが、OHPフィルム及び合い紙の給送は、予め
OHPフィルム及び合い紙を収納する給紙カセットを予
め定めて行うようにしてもよいが、多数の給紙カセット
を搭載し得るような複写機等の場合には、センサ等によ
りOHPフィルムの収納された給紙カセットとOHPフ
ィルムと同サイズの記録紙が収納された給紙カセットを
それぞれ検知し得るようにし、上記OHP+合い紙コピ
ーモードキーの操作により、自動的にOHPフィルムが
収納された給紙カセットと合い紙が収納されたカセット
を検知して、合い紙とOHPフィルムを交互に給送する
ように構成してもよい。さらに、給紙カセットから像形
成部への給紙通路にOHPフィルムと合い紙を選別可能
とするセンサを設けるようにしても構わない。この構成
によれば、一つの給紙カセットにOHPフィルムと合い
紙を交互に重ねて収納した状態で給送することができ
る。 【0051】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、合い紙
とOHPフィルムを交互に給送しながら、OHPフィル
ムとこれに対応する合い紙に同一原稿像を形成するよう
にした画像形成装置において、OHPフィルムへの画像
形成を通常の画像形成条件に基づいて行わせる一方、合
い紙への画像形成を、当該画像が上記OHPフィルムの
画像濃度に比して低い濃度の画像となる簡略画像形成条
件に基づいて行わせるように構成したので、合い紙への
画像形成時に消費される電力やトナー等を効果的に低減
することができる。そのため、OHPフィルムへの画像
形成と合い紙への画像形成を同一の条件で行っていた従
来のこの種の画像形成装置に比べ、合い紙への画像形成
を合理的に行うことができる。 【0052】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る画像形成装置の一例であるカラー
複写機の内部構成を示す概略図である。 【図2】上記カラー複写機の制御系を示すブロック図で
ある。 【図3】上記カラー複写機のOHP+合い紙コピーモー
ドにおける複写動作を説明するフローチャートである。 【符号の説明】 1 カラー複写機 2 スキャナ部 3 プリンタ部 5 操作パネル 5a プリントキー 5b テンキー 5c OHP+合い紙モードキー 5d OHP+合い紙コピーモードキー 5e 表示画面 9 画像読取部 15 露光部 16a 画像処理ユニット 16b 露光ユニット 20 像形成部 25 用紙搬送部 26a、26b 給紙カセット 35 排出トレイ 40 主制御部 41 画像読取部駆動系 42 露光部駆動系 43 像形成部駆動系 44 用紙搬送部駆動系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/00 510 G03G 21/00 370 - 512

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 同一の原稿に対して合い紙とOHPフィ
    ルムを交互に給送しながら、OHPフィルムとこれに対
    応する合い紙に上記原稿像を形成するように構成された
    画像形成装置において、上記OHPフィルムへの画像形
    成を通常の画像形成条件に基づいて行わせる一方、上記
    合い紙への画像形成を、当該画像が上記OHPフィルム
    の画像濃度に比して低い濃度の画像となる簡略画像形成
    条件に基づいて行わせる画像形成制御手段を備えてなる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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