JP3464473B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルタ上
に形成された透明導電層のパターニング加工をレーザー
光によって行うものであり、カラー液晶ディスプレイの
分野に広く使われる。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶ディスプレイは、軽量、小
型、低消費電力の薄型ディスプレイとして、現在のCR
Tを用いたテレビジョン等の表示装置に取って変わろう
としている。現在、TN(ツイステッド ネマチック)
液晶、STN(スーパーツイステッドネマチック)液晶
に技術が発達し、ワードプロセッサー、投影機、液晶テ
レビの分野にわたって広く使われている。
【0003】しかしながら、これらのカラー液晶ディス
プレイに使うカラーフィルタは種々の原因により歩留り
が低く、たいへん高価なものとなっている。例えば、単
純マトリクス型液晶ディスプレイでは、カラーフィルタ
と対応して電極を細線に加工する必要があり、加工が困
難である。従って、歩留の高いカラーフィルタの作製法
が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラー液晶で使用され
る従来のカラーフィルタ基板は図3に示すとおり、ガラ
ス基板上(1)上に、赤色層(2−1)、緑色層(2−
2)、青色層(2−3)およびブラックマトリクス(2
−4)よりなるカラーフィルター層(2)を形成後、平
坦化層(3)、透明導電層(5)を積層した構造をして
いる。透明導電層(5)は、フォトリソグラフィーによ
りパターニング加工され、R(赤)G(緑)B(青)各
色にあたる電極を形成する。
【0005】上記方法により作製された基板は、塗布方
法、膜厚の関係から、平坦化層を均一に形成することは
難しい。そのため、この平坦化層(3)の上の透明導電
層(5)をフォトリソグラフィーにてパターニングする
場合、カラーフィルター上の凹凸でレジストに照射され
る紫外線の強度が均一にならずに、加工エッジ部がシャ
ープな直線にならないことが生じる。その程度がひどい
とディスプレイとしたときに横ショートが発生したり、
それを考慮して十分なエッチングを施すと、駆動電極部
が減少するため、配線抵抗の増加、開口率の低下、カラ
ーフィルターで期待していた画素部より電極面積の方が
小さくなるために起こる色抜け等が発生し、歩留りを低
下させる原因となっていた。
【0006】さらに平坦化層はポリイミド等の樹脂が使
用されることから、樹脂と透明導電層材料たとえばIT
O(酸化インジュームスズ)では応力差が大きく密着性
が悪いため、レジストを用いたパターニングの場合、現
像、エッチング、剥離の各工程で樹脂−電極間に溶液が
残りやすく、透明導電層がはがれやすかった。そのた
め、きれいなパターンは得られないなどの問題があっ
た。
【0007】カラーフィルタ基板の横ショート、開口
率、解像度等を満足させるには、被照射面の高さ方向の
凹凸の大きさよりも長い焦点深度をもつレーザーによる
加工が有効とされているが、平坦化層が透明導電層加工
時に、同時に加工されて深い溝を作ってしまう欠点があ
った。
【0008】これは、透明導電層より平坦化層の方がレ
ーザー光を吸収しやすく、かつ、融点、沸点も低いこと
に起因しており、その後工程で、これらの層の上に形成
される配向膜の厚さに大きなバラツキをもたらし、かつ
透明導電層の有無による段差が大きくなるため、ディス
クリネーション等の配向欠陥の原因となっていた。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明は上記問題発生の
メカニズムを究明した結果に基づくものであり、図1に
示すように、透光性基板(1)上に、RGB−BLのカ
ラーフィルタ層(2)、その層上にフィルター上面を平
坦化する樹脂よりなる平坦化層(3)、その平坦化層上
にレーザー光に対する保護層(4)、更にこの保護層上
に透明導電層(5)を設けたものである。
【0010】また本発明は、透光性基板(1)上に、R
GB−BLのカラーフィルタ層(2)を形成し、その層
上に、フィルターを平坦化する樹脂よりなる平坦化層
(3)を形成し、その平坦化層上にレーザー光に対する
保護層(4)を形成し、更にこの保護層上に透明導電層
(5)を設けたのち、レーザー光を照射して部分的に透
明導電層(5)を除去し、かつ保護層で不所望の溝の形
成を防止するものである。
【0011】100〜400nmの波長を有する紫外光
レーザー、例えばKrFエキシマレーザーを用いる透明
導電層の加工は、レーザー光を、加工される透明導電膜
に照射し、前記透明導電膜に吸収するエネルギーにより
該導電層を液化、気化させるという工程となる。これ
が、一瞬のうちに行われているため、加工される透明導
電層の下地となる層は、透明導電層より高い耐熱性を有
する物質であることが望まれる。
【0012】また、光を利用した加工であるために、単
に温度の問題だけではなく光の吸収性も問題となる。下
地となる層のレーザー光の波長の吸収率が大きいと、透
明導電層加工後にレーザー光によって、下地の層が加工
されてしまう。そのため、当該レーザー光の波長に対し
て、吸収率が小さく、反射率が大きい物質であることが
望まれる。
【0013】平坦化層の素材としては、ポリイミド、ナ
イロン、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂等、比較
的厚く塗れる樹脂が使用される。
【0014】保護層には、融点が1000℃以上である
SiO2 ,Al2 3 ,Ta2 5,WO2 等の無機酸
化膜か、紫外光レーザーを反射しやすく吸収しにくいM
gF 2 ,CaF2 等の膜を使用するが、透明導電層より
も高い耐熱性するものや使用するレーザー光を吸収しに
くいものであれば、ここに上げた材料に限らない。
【0015】また、有機膜(平坦化層)上に無機膜(保
護層)を形成するため、そのままでは相互の膜どうしの
高い密着性は得にくい。そこで密着性向上のため、平坦
化層に物理的処理を施し、膜特に表面を活性化状態に
し、その上に無機膜を形成すると、無機膜の密着性は向
上する。物理的処理すなわに活性化処理としてはプラズ
マ処理、紫外線処理、コロナ放電等がある。この他の手
法でも効果が同じであれば、ここに上げた方法に限らな
い。
【0016】透明導電層は、ITO,SnO2 ,ZnO
等の材料で構成されるが、最終的に透明導電層となるも
のであれば、任意に選択使用できる。
【0017】上記本発明によれば、レーザー照射をし、
透明導電層の加工を行う際に、保護層が、レーザー光に
よる平坦化層への不所望の溝の形成を防止し透明導電層
のみが加工される。
【0018】更に、レーザ加工による残渣が残り易
い、高融点、沸点の透明導電層に対しては、レーザー加
工を平坦化層に対して比較的選択性のある保護層付近に
とどめておき、酸処理にて、図2に示すように保護層
(4)と残を同時に取り除き、横ショートを防ぐこと
ができる。
【0019】〔実施例1〕図1に示す透光性基板(1)
上に、顔料をポリイミドに分散させた樹脂を用いたカラ
ーフィルタ赤色層(2−1)を形成後フォトリソグラフ
ィーでパターンを形成した。同様に、カラーフィルタ緑
色層(2−2)、青色層(2−3)を順次形成し、さら
にブラックマトリクス(2−4)を同様の方法で形成
し、カラーフィルタ層(2)を積層した。平坦化層
(3)としてポリイミドをスピンコート法で4μmの厚
さで塗布し、保護層(4)としてSiO2 膜をスパッタ
法で0.16μm積層し、透明導電層(5)としてIT
O膜をスパッタ法で0.20μm積層し、表1層構造1
に示す構成の基板を得た。
【表1】
【0020】また比較例として、保護層を設けない、表
1の層構造4に示す構成の基板を作製した。この2つの
基板を洗浄し、直線状のレーザースクライブ加工を行っ
た。レーザー加工は、波長248nm、パワー密度30
0mJ/cm2 のKrFエキシマレーザー光を用いて、
1つの直線につき1ショット照射した。
【0021】この際のレーザー光は光学系にて幅10μ
m、長さ300mm、焦点深度は0.2mmでありカラ
ーフィルターの凹凸である500nmより十分に大きい
形状に加工されている。1度のレーザ光照射で長さ30
0mmの加工をしている。
【0022】その結果を以下に示す。表2の層構造1が
保護層を設けた基板、表2の層構造4が保護層を設けな
かった基板の、レーザースクライブ加工断面の凹凸の様
子を、段差測定機、断面SEMで測定した結果である。
保護層を設けない基板は、図4に示すように、ポリイミ
ド層(3)に深く切れ込んで2μm以上となりブラック
のカラーフィルターにも達するほどであった。
【表2】
【0023】保護層を設けた基板は、図1に示すとお
り、ITO膜厚分の0.20μmの段差で溝が止まっ
た。また、絶縁抵抗値も1×1011Ω以上と、十分な値
となった。
【0024】この基板を用いてディスプレイを作製した
結果、保護層を設けない基板で作製したものは、ディス
クリネーション等の発生により不良となったが、保護層
を設けた基板で作製したものは、画素内に欠陥がなく良
好な特性を示した。又、保護層にAl2 3 、WO2
MgF2 、CaF2 を設けたものも同等の結果が得られ
た。
【0025】〔実施例2〕カラーフィルタ層を通常の方
法で作製し、平坦化層としてポリイミドをスピンコート
法で4μmの厚さで塗布した。保護層はRFスパッタ法
でタンタル膜を0.10μm積層後、陽極酸化法により
透明な酸化膜(Ta2 5 )にして用いた。透明導電層
はスパッタ法でITO膜を0.20μm積層し、表1の
層構造3に示す構成の基板を得た。
【0026】また比較例として、保護層にポリフッ化ビ
ニリデン(以下 p−VDF)をスピンコートによって
0.4μm設けた、表1の層構造5に示す構成の基板を
作製した。この2つの基板を洗浄し、直線状のレーザー
スクライブ加工を行った。レーザー加工は、波長193
nm、パワー密度150mJ/cm2 のArFエキシマ
レーザー光を用いて、1つの直線につき、2ショット照
射した。
【0027】この際のレーザー光は光学系にて、幅5μ
m、長さ300mm、焦点深度は0.2mmでありカラ
ーフィルターの凹凸である500nmより十分に大きい
形状に加工されている。1度のレーザ加工(2ショッ
ト)で長さ300mmの加工をしている。
【0028】その結果を以下に示す。表2の層構造3が
保護層にTa2 5 を設けた基板、表2の層構造5が保
護層にフッ化ビニリデンを設けた基板の、レーザースク
ライブ加工断面の凹凸の様子を、段差測定機、断面SE
Mで測定した結果である。
【0029】保護層にp−VDFを設けた基板は、図5
に示すとおり、ポリイミド層に深く切れ込んで1μm以
上となりブラックのカラーフィルターにも達するほどで
あった。保護層にTa2 5 を設けた基板は、図1に示
すように、ITO膜厚分の0.20μmの段差でぴたり
と溝が止まっている。また、絶縁抵抗値も1×1011Ω
以上と、十分な値となった。
【0030】この基板を用いてディスプレイを作製した
結果、保護層にフッ化ビニリデン(VDF)を設けた基
板で作製したものは、ディスクリネーション等の発生に
より不良となったが、保護層にTa2 5 を設けた基板
で作製したものは、画素内に欠陥がなく良好な特性を示
した。
【0031】〔実施例3〕カラーフィルタ層を通常の方
法で作製し、平坦化層としてポリイミドをスピンコート
法で4μmの厚さで塗布し、高圧水銀ランプ、20mW
/cm2 、2min、の紫外線(UV)照射処理により
平坦化層表面の活性化処理を行い、保護層としてSiO
2 膜をスピンコート法で0.10μm積層し、透明導電
層としてZnO膜をスパッタ法で0.17μm積層し、
表1の層構造2に示す構成の基板を得た。
【0032】また比較例として、平坦化層の活性化処理
を行わない、表1の層構造6に示す構成の基板を作製し
た。
【0033】この2つの基板を洗浄し、直線状のレーザ
ースクライブ加工を行った。レーザー加工は、波長24
8nm、パワー密度300mJ/cm2 のKrFエキシ
マレーザー光を用いて、1つの直線につき、1ショット
照射した。
【0034】この際のレーザー光は光学系にて幅10μ
m、長さ300mm、焦点深度は0.2mmでありカラ
ーフィルターの凹凸である500nmより十分に大きい
形状に加工されている。1度のレーザ光照射で長さ30
0mmの加工をしている。
【0035】表2の層構造2が平坦化層に紫外線による
活性化処理を行った基板、表2の層構造6が平坦化層に
活性化処理を行わなかった基板の、レーザースクライブ
加工断面の凹凸の様子を、段差測定機、断面SEMでみ
た結果である。断面形状は、図1に示したように、どち
らも保護層上で溝が止まっており、満足のいくものであ
るが、絶縁抵抗値において、1×108 Ωと十分な値が
得られていない。これは、溝中にZnOの残渣が残った
結果であった。
【0036】そこで、HFによる保護層の酸処理を行
い、残渣の除去を行った。HFは、水で10倍に希釈
し、10秒間基板を浸した。
【0037】表2の層構造21が平坦化層に紫外線によ
る活性化処理を行った基板、表2の層構造61が平坦化
層に活性化処理を行わなかった基板の、レーザースクラ
イブ加工、酸処理後の断面の凹凸の様子を、段差測定
機、断面SEMで測定した結果である。
【0038】平坦化層にUV処理を行った基板では、図
2に示すとおり、SiO2 が溝形状にそってきれいに除
去されたが、平坦化層にUV処理を行わなかった基板で
は、図6に示すとおり、溝幅が広がった。
【0039】この基板を用いてディスプレイを作製した
結果、平坦化層に活性化処理を行わなかった基板で作製
したものは、白抜け等の発生により不良となったが、平
坦化層に活性化処理を行った基板で作製したものは、画
素内に欠陥がなく良好な特性を示した。また平坦化層の
活性化処理として、紫外線照射処理の他に、プラズマ処
理、又は、コロナ放電を行なっても同等の効果が得られ
た。
【0040】尚、本発明で得られたカラーフィルターを
用いて作製した、ディスプレイの構成を示すと以下のと
おりである。 配向膜厚 50nm ラビング 240゜ セル厚 5.5μm 液晶 メルク社製ZLI−2293 カイラル材 S−811添加 デューティ比 1:240 コントラスト比 20 画素数 640×3×480=921600pixels フロント偏光板下に補償板を2枚入れて、白黒モードにした。 フルカラー16階調
【0041】
【発明の効果】本発明により、レーザーを照射するに際
し基板に予めレーザ保護層を形成することで、カラーフ
ィルタ基板のレーザ加工による作製を容易にし、高開口
率、高歩留りを実現できた。また、カラーディスプレイ
製造工程での不良発生の低減を促し、工業上有益な効果
を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で得られたカラーフィルタ基板の断面
概略図。
【図2】 本発明で得られたカラーフィルタ基板の断面
概略図。
【図3】 従来例に於けるカラーフィルタ基板の断面概
略図。
【図4】 比較例に於けるカラーフィルタ基板の断面概
略図。
【図5】 比較例に於けるカラーフィルタ基板の断面概
略図。
【図6】 比較例に於けるカラーフィルタ基板の断面概
略図。
【符号の説明】
1 透光性基板 2 カラーフィルタ層 3 平坦化層 4 レーザー保護層 5 透明導電層

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラーフィルタ基板を有する表示装置であ
    って、 前記カラーフィルタ基板は、基板の上方に、カラーフィ
    ルタ層、平坦化層、保護層、透明導電層を順次積層した
    後、該透明導電層をレーザー光を用いてパターニングす
    ることによって作製され、 前記保護層は、前記透明導電層よりレーザー光を吸収し
    にくく、かつ反射率が大きい材料からなることを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】カラーフィルタ基板を有する表示装置であ
    って、 前記カラーフィルタ基板は、基板の上方に、カラーフィ
    ルタ層、平坦化層、保護層、透明導電層を順次積層した
    後、該透明導電層をレーザー光を用いてパターニングす
    ることによって作製され、 前記保護層は、Ta 2 5 、WO 2 、MgF 2 、CaF 2
    いずれか一つを含むことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】カラーフィルタ基板を有する表示装置であ
    って、 前記カラーフィルタ基板は、基板の上方に、カラーフィ
    ルタ層、平坦化層、保護層、透明導電層を順次積層した
    後、該透明導電層をレーザー光を用いたパターニングに
    より、溝を介して複数に分割することによって作製さ
    れ、 前記保護層は、前記透明導電層よりレーザー光を吸収し
    にくく、かつ反射率が大きい材料からなり、 前記溝中には、前記透明導電層を構成する材料の残渣が
    存在していないことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】カラーフィルタ基板を有する表示装置であ
    って、 前記カラーフィルタ基板は、基板の上方に、カラーフィ
    ルタ層、平坦化層、保護層、透明導電層を順次積層した
    後、該透明導電層をレーザー光を用いたパターニングに
    より、溝を介して複数に分割することによって作製さ
    れ、 前記保護層は、前記透明導電層より耐熱性が高い材料か
    らなり、 前記溝中には、前記透明導電層を構成する材料の残渣が
    存在していないことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】カラーフィルタ基板を有する表示装置であ
    って、 前記カラーフィルタ基板は、基板の上方に、カラーフィ
    ルタ層、平坦化層、保護層、透明導電層を順次積層した
    後、該透明導電層をレーザー光を用いたパターニングに
    より、溝を介して複数に分割することによって作製さ
    れ、 前記保護層は、SiO 2 、Al 2 3 、Ta 2 5 、WO 2
    MgF 2 、CaF 2 のいずれか一つを含み、 前記溝中には、前記透明導電層を構成する材料の残渣が
    存在していないことを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一項において、
    前記平坦化層は、ポリイミド、ナイロン、ポリビニルア
    ルコール、又はアクリル樹脂のいずれか一つを含むこと
    を特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記平坦化層の表面は、活性化処理がなされていること
    を特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか一項において、
    前記平坦化層は、スピンコート法によって塗布形成され
    たことを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれか一項において、
    前記基板は、透光性基板であることを特徴とする表示装
    置。
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