JP3462063B2 - フレ止め装置付金属製角型柱 - Google Patents

フレ止め装置付金属製角型柱

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JP3462063B2
JP3462063B2 JP00016298A JP16298A JP3462063B2 JP 3462063 B2 JP3462063 B2 JP 3462063B2 JP 00016298 A JP00016298 A JP 00016298A JP 16298 A JP16298 A JP 16298A JP 3462063 B2 JP3462063 B2 JP 3462063B2
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    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/76Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge with framework or posts of metal
    • E04B2/762Cross connections
    • E04B2/763Cross connections with one continuous profile, the perpendicular one passing continuously through the first one

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、建築物の内装工事に
おいて金属製下地材として使用されるフレ止め装置付金
属製角型柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装工事に使用される金属製下
地材として一般的に普及しているものは、日本工業規格
JISA6517建築用鋼製下地材(壁、天井)に規定
されており、壁材として規定されているスタッドとして
は、断面コの字状を呈しているものが知られている。こ
の壁材用スタッドは、三面は金属に囲まれているが、残
る一面は開放部分となっているため、開放部分の対面す
る面に単独または複数個のフレ止め通し穴を設け、フレ
止め用のチャンネルをこれに通して下地材の補強をしな
くては使用できないという不具合があった。
【0003】この開放部分は、別の部材であるスペーサ
を嵌め込んではずれないようにするため、コの字形状の
端部が互いに内側に向くようにオーバーベンド形状にし
ている。
【0004】このオーバーベンド形状にされた面は、両
面とも当然ボード貼り面となるので、そのために開放部
分にオーバーベンドを矯正するスペーサが嵌め込まれる
が、スペーサが嵌め込まれる部分は点であり、それ以外
の部分ではオーバーベンドの状態のままになっている。
この場合、オーバーベンド状態のままとなっている部分
にボードとボードとの継ぎ目がくると、継ぎ目に段差が
できる目違いが生ずるという不具合もある。
【0005】そこで、近年図6に示すように、四角筒状
に形成された金属板の端部を四面のうちの一面における
ほぼ中央で互いに接続してなる平面型接続部2′を有す
る鋼製角型柱1′が使用されるようになってきている。
【0006】この従来型の鋼製角型柱1′を用いた場
合、図7に示すように、天井スラブおよび床面にランナ
ー21′,21′を配設し、これらのランナー21′,
21′に対して複数の鋼製角型柱1′,1′・・を嵌め
込んで工事が完了するため、施工速度が速く、前述した
ように四角筒状を呈しているため、ボードとボードとの
継ぎ目部分に目違いが生ずることもない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
おいて明らかなように、鋼製角型柱1′,1′・・を上
下のランナー21′,21′に嵌め込んだだけであり、
壁面の高さ方向中間部分に鋼製角型柱相互を連結するた
めの部材がないため、横ユレに特に弱く、フレ止めがな
いことが下記のような不具合の発生につながっている。
【0008】即ち、横ユレに対する対策がないことによ
り、壁面の高さが制限される(例えば、2.7mが上限
とされる)ところから、使用範囲が限定され、現在の多
様化された建築物には対応できないという不具合があ
る。
【0009】また、壁面高さ方向中間部分に連結性がな
いため、壁面の堅牢性に欠け、不安定になり易いという
不具合もあり、高層建築がますます増大している現代に
おいて特に要求される壁面の堅牢性を十分満たすことが
できない。
【0010】さらに、壁面のボード貼り作業を行う場
合、ドライウォールスクリュー(即ち、小ビス)で貼り
付けを行うが、ビスの打ち込み時に、壁面のユレが大き
いため、作業性が悪くなり、工事の仕上がりの質に大き
く影響するという欠点もある。
【0011】そこで、本出願人は、特願平7−2292
3号(特開平8−218520号)として、中空な金属
製四角柱の相対向する二面に、フレ止め用のチャンネル
を嵌合するためのチャンネル嵌合溝を下端に有する正面
側切欠開口と、該正面側切欠開口と相対向する裏面側切
欠開口とをそれぞれ形成するとともに、該裏面側切欠開
口の片側口縁に、該片側口縁を折曲部として開閉自在と
され且つ閉止時に前記チャンネルの上面に圧接される圧
接舌部を有する圧接固定片を一体に突設した構成のフレ
止め装置付金属製角型柱について出願している。
【0012】しかしながら、上記先願例の場合、圧接固
定片の閉止時に圧接舌部とチャンネル上面との圧接によ
り大きな上向きの力が圧接固定片に作用する場合があ
り、圧接固定片が上向きに変形してしまって、チャンネ
ルを確実に圧接固定できない場合が生ずるおそれがあ
る。
【0013】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、フレ止めを行うための特別な部品を用いることな
く極めて簡易な手段により、金属製四角柱のフレ止めを
作業性よく且つ確実に行い得るようにすることを目的と
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の基本構
成では、上記課題を解決するための手段として、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6に、フレ止め用
のチャンネル11を嵌合するためのチャンネル嵌合溝1
2を下端に有する正面側切欠開口9と、該正面側切欠開
口9と相対向する裏面側切欠開口10とをそれぞれ形成
するとともに、前記チャンネル嵌合溝12の両側口縁1
2a,12aに、前記チャンネル11の嵌合時に該チャ
ンネル11の両側面に圧接される舌片15,15を一体
に形成する一方、前記正面側切欠開口9の片側口縁9a
に、該片側口縁9aを折曲部13として開閉自在とされ
且つ閉止時において前記チャンネル11の上面との間に
該チャンネル11が前記舌片15,15による規制力が
作用しないようになるまで上方へ移動することができな
い程度の大きさの隙間Sを介在させた状態で近接される
固定片14を一体に突設している。
【0015】上記のように構成したことにより、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6の一方側に形成
された裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9の固定
片14を押し開きながらチャンネル11を挿通させ、あ
るいは固定片14を手指で押し開いた状態でチャンネル
11を挿通させた後、該チャンネル11を正面側切欠開
口9の下端のチャンネル嵌合溝12における舌片15,
15に対して嵌合位置決めし、その後前記固定片14を
閉じてその下端をチャンネル11の上方に近接させる
と、チャンネル11のチャンネル嵌合溝12からの離脱
が規制されることとなり、金属製四角柱1へのチャンネ
ル11の組付が確実且つ強固となる。
【0016】しかも、固定片14は、閉止時において前
記チャンネル11の上面との間に該チャンネル11が前
記舌片15,15による規制力が作用しないようになる
まで上方へ移動することができない程度の大きさの隙間
Sを介在させた状態で近接されることとなっているた
め、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得ると
ともに、固定片14の操作性を良好ならしめることがで
きる。
【0017】本願発明の第2の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、中空な金属製四角柱1の
相対向する二面5,6に、フレ止め用のチャンネル11
を嵌合するためのチャンネル嵌合溝12を下端に有する
正面側切欠開口9と、該正面側切欠開口9と相対向する
裏面側切欠開口10とをそれぞれ形成するとともに、前
記チャンネル嵌合溝12の両側口縁12a,12aに、
前記チャンネル11の嵌合時に該チャンネル11の両側
面に圧接される舌片15,15を一体に形成する一方、
前記正面側切欠開口9の両側口縁9a,9aに、該両側
口縁9a,9aを折曲部13,13として開閉自在とさ
れ且つ閉止時において前記チャンネル11の上面との間
に該チャンネル11が前記舌片15,15による規制力
が作用しないようになるまで上方へ移動することができ
ない程度の大きさの隙間Sを介在させた状態で近接され
る一対の固定片14,14をそれぞれ一体に突設してい
る。
【0018】上記のように構成したことにより、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6の一方側に形成
された裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9の固定
片14,14を押し開きながらチャンネル11を挿通さ
せ、あるいは固定片14,14を手指で押し開いた状態
でチャンネル11を挿通させた後、該チャンネル11を
正面側切欠開口9の下端のチャンネル嵌合溝12におけ
る舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前記
固定片14,14を閉じてその下端をチャンネル11の
上方に近接させると、チャンネル11のチャンネル嵌合
溝12からの離脱が規制されることとなり、金属製四角
柱1へのチャンネル11の組付が確実且つ強固となる。
【0019】しかも、固定片14,14は、閉止時にお
いて前記チャンネル11の上面との間に該チャンネル1
1が前記舌片15,15による規制力が作用しないよう
になるまで上方へ移動することができない程度の大きさ
の隙間Sを介在させた状態で近接されることとなってい
るため、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得
るとともに、固定片14,14の操作性を良好ならしめ
ることができる。
【0020】本願発明の第3の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、中空な金属製四角柱1の
相対向する二面5,6に、フレ止め用のチャンネル11
を嵌合するためのチャンネル嵌合溝12,12をそれぞ
れの下端に有する正面側切欠開口9および裏面側切欠開
口10をそれぞれ形成するとともに、前記チャンネル嵌
合溝12,12の各両側口縁12a,12aに、前記チ
ャンネル11の嵌合時に該チャンネル11の両側面に圧
接される舌片15,15をそれぞれ一体に形成する一
方、該正面側切欠開口9における片側口縁9aと前記裏
面側切欠開口10における前記片側口縁9aの反対側に
位置する片側口縁10aに、該片側口縁9a,10aを
折曲部13,13として開閉自在とされ且つ閉止時にお
いて前記チャンネル11の上面との間に該チャンネル1
1が前記舌片15,15による規制力が作用しないよう
になるまで上方へ移動することができない程度の大きさ
の隙間Sを介在させた状態で近接される固定片14,1
4をそれぞれ一体に突設している。
【0021】上記のように構成したことにより、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6に形成された正
面側切欠開口9および裏面側切欠開口10固定片14,
14を手指で押し開いた状態でチャンネル11を挿通さ
せた後、該チャンネル11を正面側および裏面側切欠開
口9,10下端のチャンネル嵌合溝12,12における
舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前記固
定片14,14を閉じてその下端をチャンネル11の上
方に近接させると、チャンネル11のチャンネル嵌合溝
12,12からの離脱が規制されることとなり、金属製
四角柱1へのチャンネル11の組付が確実且つ強固とな
る。
【0022】しかも、固定片14,14は、閉止時にお
いて前記チャンネル11の上面との間に該チャンネル1
1が前記舌片15,15による規制力が作用しないよう
になるまで上方へ移動することができない程度の大きさ
の隙間Sを介在させた状態で近接されることとなってい
るため、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得
るとともに、固定片14,14の操作性を良好ならしめ
ることができる。
【0023】本願発明の第1ないし第3の基本構成にお
いて、前記固定片14における折曲部13に、該固定片
14が指力で開閉できるように折曲補助手段17,18
を施した場合、固定片14の開閉を容易ならしめること
ができる。
【0024】また、前記金属製四角柱1を、所定の幅に
切断された金属板をその両端がコーナの一点において接
するように四角筒状に折曲して構成し、前記金属板の一
方の端部に、内側に折曲され、さらにその先端部が外側
に向かって折曲されてなる逆J字状折曲部3を設け、前
記金属板の他方の端部に、内側に逆U字状に折曲されて
なる逆U字状折曲部4を設けて、両者を連続して嵌合圧
着せしめて上下方向に連続するコーナ型接続部2として
成形した場合、金属製四角柱1の使用自由度を拡大する
ことができる。その場合において、前記金属製四角柱1
に、前記コーナ型接続部2における逆U字状折曲部4の
基端から内側に向かってコの字状に突出するリブ19を
上下方向に連続して形成すれば、コーナ型接続部2の外
れ防止および金属製四角柱1の剛性強化を図ることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本願
発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0026】第1の実施の形態 図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にか
かるフレ止め装置付金属製角型柱が示されている。
【0027】このフレ止め装置付金属製角型柱は、図1
に示すように、所定の幅に切断された金属板をその両端
がコーナの一点において接するように四角筒状に折曲し
て構成された中空な金属製四角柱1によって構成されて
いる。
【0028】そして、前記金属板の一方の端部には、前
記金属製四角柱1の内側に折曲され、さらにその先端部
が外側に向かって折曲されてなる逆J字状折曲部3が設
けられ、前記金属板の他方の端部には、内側に逆U字状
に折曲されてなる逆U字状折曲部4が設けられており、
両者を連続して嵌合圧着せしめて上下方向に連続するコ
ーナ型接続部2として成形されている。そして、該コー
ナ型接続部2における逆U字状折曲部4の基端から内側
に向かってコの字状に突出するリブ19が上下方向に連
続して形成されている。このように構成したことによ
り、従来タイプの鋼製角型柱1′(図6参照)の場合に
おけるように鋼製四角柱1′の一面中央に平面型接続部
2′が位置しないこととなり、金属製四角柱1のいずれ
の四面5〜8を、後述する切欠開口形成部およびボード
貼付面として選択することが可能となる、また、コーナ
型接続部2の外れを前記リブ19により防止できるとと
もに金属製四角柱1の剛性強化も図れる。
【0029】前記金属製四角柱1の四面5〜8のうち一
方の相対向する二面5,6は正面および裏面とされ、該
正面5と裏面6の横方向ほぼ中央部には、フレ止め用の
断面コの字状のチャンネル11を開放側を下向きあるい
は上向きとして嵌合するためのチャンネル嵌合溝12を
底部に有する正面側切欠開口9と、該正面側切欠開口9
と相対向する裏面側切欠開口10とがそれぞれ形成され
ている。
【0030】前記正面側切欠開口9の一方の片側口縁9
a(換言すれば、チャンネル嵌合溝12の上方に位置す
る一方の片側口縁9a)には、該片側口縁9aを折曲部
13として開閉自在とされ且つ閉止時に前記チャンネル
11の上方に近接される固定片14が一体に突設されて
いる。該固定片14の自由端と正面側切欠開口9の他方
の片側口縁9aとの間には隙間が形成される。本実施の
形態においては、前記固定片14の開閉中心となる折曲
部13の上下には、該固定片14の開閉動作を容易なら
しめるための折曲補助手段として作用する円弧状のヌス
ミ部17および長穴18が形成されている。該ヌスミ部
17および長穴18は折曲部13の剛性を低減させて固
定片14の開閉を容易ならしめるためのものである。な
お、長穴18の形成個数は任意である。また、前記金属
製四角柱1の四面5〜8のうち他の相対向する二面7,
8はボード貼付面とされる。
【0031】前記チャンネル嵌合溝12は、チャンネル
11の横幅よりやや幅広とされており、その両側口縁1
2a,12aには、前記チャンネル11の嵌合時に該チ
ャンネル11の両側面に圧接される舌片15,15が一
体に形成されている。つまり、チャンネル嵌合溝12に
チャンネル11が嵌合された状態においては、チャンネ
ル11は、舌片15,15の圧接力により横方向移動が
許容されない状態とされているのである。なお、前記裏
面側切欠開口10の底部にも、前記正面側切欠開口9に
おけるチャンネル嵌合溝12と対向し且つチャンネル1
1の横幅とほぼ同一の幅(即ち、嵌合されたチャンネル
11の横方向移動が許容されない幅)を有するチャンネ
ル嵌合溝16が形成されている。
【0032】前記固定片14は、図2に示すように、チ
ャンネル11の挿通時にチャンネル11の先端により横
向きに押し開かれるか、チャンネル11の挿通前に手指
により予め横向きに押し開かれ、チャンネル11がチャ
ンネル嵌合溝12に位置決めされた状態において指力に
より横向きに閉じられることとなっている。そして、閉
じられた状態において、固定片14下端がチャンネル1
1の上方に近接されてチャンネル11の上方移動が規制
されるようになっている。なお、閉じられた状態におい
て、固定片14の下端とチャンネル11との間に若干の
隙間Sが介在される方が、固定片14の操作性を良好な
らしめるためには好ましい。該隙間Sは、チャンネル1
1が舌片15,15による規制力が作用しないようにな
るまで上方へ移動することができない程度の大きさとさ
れる。
【0033】また、前記固定片14の上方は、該固定片
14の開閉操作時において指等の出入りを許容する余剰
開口20とされている。
【0034】次に、上記構成の金属製角型柱を壁面下地
材として使用する場合について具体的に説明する。
【0035】まず、図3に示すように、例えば天井スラ
ブ面と床面とにコの字状のランナー21,21をそれら
の開放側が対向するようにして配設する。
【0036】次に、上記構成の複数の金属製四角柱1,
1・・の上下端を上下のランナー21,21に嵌め込ん
でいき、金属製四角柱1,1・・をランナー21,21
の流れ方向(即ち、図3の矢印A,B方向)に所定間隔
で建て込む。この時、金属製四角柱1,1・・のそれぞ
れの正面5および裏面6は同方向に向けられる。このよ
うにすると、ランナー21,21のスパン方向に平行し
て各金属製四角柱1におけるボード貼付面7,8が並ぶ
こととなる。
【0037】しかる後、チャンネル11を縦向き(即
ち、開放側が横向きとなる向き)として各金属製四角柱
1の裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9に次々に
挿入する。すると、チャンネル11の先端により固定片
14が横向き(即ち、矢印M方向)に押し開けられる。
その後チャンネル11を符号11′で示すように正規の
姿勢(即ち、開放側を下向きとした姿勢)に姿勢変更さ
せ、その後下方へ押し下げて正面側および裏面側切欠開
口9,10のチャンネル嵌合溝12,16に嵌合位置決
めする。この状態においては、チャンネル11はチャン
ネル嵌合溝12における舌片15,15の圧接規制力に
より横方向の移動が規制されることとなる。
【0038】次に、チャンネル11の挿通時に押し開か
れた固定片14を指力を用いて、矢印N方向に押し戻す
と、固定片14下端がチャンネル11の上方に近接され
る。この状態においては、チャンネル11は上方への移
動が固定片14により規制されることとなる。
【0039】なお、金属製四角柱1に複数対の正面側お
よび裏面側切欠開口9,10が形成されている場合に
は、上記作業を複数回繰り返す。
【0040】上記したようにチャンネル11を組み付け
ると、チャンネル11は、チャンネル嵌合溝12におけ
る舌片15,15によって横方向の移動が規制されると
ともに、固定片14によって上方への移動が規制される
こととなり、金属製四角柱1,1・・相互間がチャンネ
ル11により強固に連結されることとなる。この状態に
おいては、金属製四角柱1,1・・のランナースパン方
向へのユレが完全に防止されることとなり、堅牢な壁面
下地構造が仕上がる。
【0041】その後、ボード貼付面7,8のいずれかに
対してドライウォールスクリュー(小ビス)を用いて上
貼り用のボード22が張設されるが、金属製四角柱1,
1・・がチャンネル11による連結性確保によってユレ
防止された堅牢な壁面下地構造が得られているところか
ら、ボード貼付作業が極めて迅速且つ確実に行えるので
ある。
【0042】上記説明では、固定片14をチャンネル1
1の挿通により押し開くようにしているが、予め固定片
14を押し開いた状態でチャンネル11を挿通するよう
にしてもよい。その場合、金属製四角柱1,1・・の上
下端を上下のランナー21,21に嵌め込んでいくとき
に、金属製四角柱1,1・・のそれぞれの正面5および
裏面6を同方向に向ける必要はなく、側面7,8がボー
ド貼付面となるように並べば逆向きとなってもよい。
【0043】また、上記説明では、開放側が下向きとな
るようにしてチャンネル嵌合溝12,16にチャンネル
11を嵌合するようにしているが、開放側を上向きとな
るようにしてチャンネル11をチャンネル嵌合溝12,
16に嵌合するようにしてもよい。
【0044】第2の実施の形態 図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかるフレ止
め装置付金属製角型柱が示されている。
【0045】この場合、正面側切欠開口9の両側口縁9
a,9aには、該両側口縁9a,9aを折曲部13,1
3として開閉自在とされ且つ閉止時に前記チャンネル1
1の上方に近接される一対の固定片14,14がそれぞ
れ一体に突設されている。つまり、固定片14,14
は、観音開き状態で開閉されることとなっているのであ
る。そして、前記固定片14,14の閉止時において
は、該固定片14,14の自由端14a,14a間に
は、所定の間隔が形成されることとなっている。該間隔
の大きさは、チャンネル11が開放側を横向きとした状
態で挿通できる程度とするのが望ましい。その他の構成
は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
【0046】上記のように構成したことにより、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6の一方側に形成
された裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9の固定
片14,14を押し開きながらチャンネル11を挿通さ
せ、あるいは固定片14,14を手指で押し開いた状態
でチャンネル11を挿通させた後、該チャンネル11を
正面側切欠開口9の下端のチャンネル嵌合溝12におけ
る舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前記
固定片14,14を閉じてその下端をチャンネル11の
上方に近接させると、チャンネル11のチャンネル嵌合
溝12からの離脱が規制されることとなり、金属製四角
柱1へのチャンネル11の組付が確実且つ強固となる。
その他の作用効果は第1の実施の形態におけると同様な
ので説明を省略する。
【0047】第3の実施の形態 図5には、本願発明の第3の実施の形態にかかるフレ止
め装置付金属製角型柱が示されている。
【0048】この場合、正面側切欠開口9と裏面側切欠
開口10とは同形状とされており、正面側切欠開口9お
よび裏面側切欠開口10の両方に、フレ止め用のチャン
ネル11を嵌合するためのチャンネル嵌合溝12,12
がそれぞれ形成されている。そして、前記チャンネル嵌
合溝12,12の各両側口縁12a,12aには、前記
チャンネル11の嵌合時に該チャンネル11の両側面に
圧接される舌片15,15をそれぞれ一体に形成される
とともに、前記正面側切欠開口9における片側口縁9a
と前記裏面側切欠開口10における前記片側口縁9aの
反対側に位置する片側口縁10aには、該片側口縁9
a,10aを折曲部13,13として開閉自在とされ且
つ閉止時に前記チャンネル11の上方に近接される固定
片14,14をそれぞれ一体に突設されている。該固定
片14,14は、前記チャンネル11の長手方向一端部
の上方に近接されればよく、幅寸法は短くてもよい(例
えば、開口9,10の幅の半分程度でもよい)。
【0049】上記のように構成したことにより、中空な
金属製四角柱1の相対向する二面5,6に形成された正
面側切欠開口9および裏面側切欠開口10固定片14,
14を手指で押し開いた状態でチャンネル11を挿通さ
せた後、該チャンネル11を正面側および裏面側切欠開
口9,10下端のチャンネル嵌合溝12,12における
舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前記固
定片14,14を閉じてその下端をチャンネル11の上
方に近接させると、チャンネル11のチャンネル嵌合溝
12,12からの離脱が規制されることとなり、金属製
四角柱1へのチャンネル11の組付が確実且つ強固とな
る。なお、本実施の形態の場合、正面側および裏面側開
口9,10において固定片14,14によりチャンネル
11の反対側位置の離脱規制を行うようにしているの
で、金属製四角柱1へのチャンネル11の組付がより一
層確実且つ強固となる。その他の作用効果は第1の実施
の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】本願発明の第1の基本構成によれば、中
空な金属製四角柱1の相対向する二面5,6の一方側に
形成された裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9の
固定片14を押し開きながらチャンネル11を挿通さ
せ、あるいは固定片14を手指で押し開いた状態でチャ
ンネル11を挿通させた後、該チャンネル11を正面側
切欠開口9下端のチャンネル嵌合溝12における舌片1
5,15に対して嵌合位置決めし、その後前記固定片1
4を指力によって元の位置に復帰させて、該固定片14
下端をチャンネル11の上面に近接させて、前記舌片1
5,15による横方向への移動規制と、前記固定片14
による上方への移動規制とによってチャンネル11を確
実且つ強固に固定し得るようにしたので、特別な部材を
使用することなく、極めて簡易な手段(即ち、固定片1
4の形成)により金属製四角柱1のフレ止めが確実に確
保できるという優れた効果がある。
【0051】しかも、固定片14は、閉止時において前
記チャンネル11の上面との間に該チャンネル11が前
記舌片15,15による規制力が作用しないようになる
まで上方へ移動することができない程度の大きさの隙間
Sを介在させた状態で近接されることとなっているの
で、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得ると
ともに、固定片14の操作性を良好ならしめることがで
きるという効果もある。
【0052】また、この場合、固定片14は、正面側切
欠開口9の片側口縁9aを折曲部13として開閉される
こととなっているので、固定片14の開閉度にかかわら
ず、チャンネル11の上方への固定片14の近接が得ら
れ、フレ止め作用が確実に得られる。
【0053】このような構成の金属製四角柱1を壁面下
地材として用いた場合、確実に固定されたチャンネル1
1による連結性の強化により堅牢強固な壁面構成が得ら
れ、従来タイプのもののような高さ制限がなくなる。し
かも、金属製四角柱1の上下方向に適当間隔をおいて正
面側切欠開口9および裏面側切欠開口10を一対として
複数個形成し、それぞれの正面側切欠開口9のチャンネ
ル嵌合溝12ににおける舌片15,15に対してチャン
ネル11を嵌合位置決めし且つ固定片14によりチャン
ネル11の上方への移動規制を行うようにすれば、相当
な高さの壁面を構成する場合にも対応できる。
【0054】また、上記した壁面の連結性強化(換言す
れば、フレ止め強化)により壁面の堅牢性が向上すると
ころから、ボード貼り付け作業時の作業性が著しく向上
するという効果も得られる。
【0055】本願発明の第2の基本構成によれば、中空
な金属製四角柱1の相対向する二面5,6の一方側に形
成された裏面側切欠開口10から正面側切欠開口9の固
定片14,14を押し開きながらチャンネル11を挿通
させ、あるいは固定片14,14を手指で押し開いた状
態でチャンネル11を挿通させた後、該チャンネル11
を正面側切欠開口9下端のチャンネル嵌合溝12におけ
る舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前記
固定片14,14を指力によって元の位置に復帰させ
て、該固定片14,14下端をチャンネル11の上面に
近接させて、前記舌片15,15による横方向への移動
規制と、前記固定片14,14による上方への移動規制
とによってチャンネル11を確実且つ強固に固定し得る
ようにしたので、特別な部材を使用することなく、極め
て簡易な手段(即ち、固定片14,14の形成)により
金属製四角柱1のフレ止めが確実に確保できるという優
れた効果がある。
【0056】しかも、固定片14,14は、閉止時にお
いて前記チャンネル11の上面との間に該チャンネル1
1が前記舌片15,15による規制力が作用しないよう
になるまで上方へ移動することができない程度の大きさ
の隙間Sを介在させた状態で近接されることとなってい
るので、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得
るとともに、固定片14,14の操作性を良好ならしめ
ることができるという効果もある。
【0057】また、この場合、固定片14,14は、正
面側切欠開口9の両側口縁9a,9aを折曲部13,1
3として開閉されることとなっているので、固定片1
4,14の開閉度にかかわらず、チャンネル11の上方
への固定片14,14の近接が得られ、フレ止め作用が
確実に得られる。
【0058】このような構成の金属製四角柱1を壁面下
地材として用いた場合、確実に固定されたチャンネル1
1による連結性の強化により堅牢強固な壁面構成が得ら
れ、従来タイプのもののような高さ制限がなくなる。し
かも、金属製四角柱1の上下方向に適当間隔をおいて正
面側切欠開口9および裏面側切欠開口10を一対として
複数個形成し、それぞれの正面側切欠開口9のチャンネ
ル嵌合溝12ににおける舌片15,15に対してチャン
ネル11を嵌合位置決めし且つ固定片14,14により
チャンネル11の上方への移動規制を行うようにすれ
ば、相当な高さの壁面を構成する場合にも対応できる。
【0059】また、上記した壁面の連結性強化(換言す
れば、フレ止め強化)により壁面の堅牢性が向上すると
ころから、ボード貼り付け作業時の作業性が著しく向上
するという効果も得られる。
【0060】本願発明の第3の基本構成によれば、中空
な金属製四角柱1の相対向する二面5,6に形成された
正面側切欠開口9および裏面側切欠開口10固定片1
4,14を手指で押し開いた状態でチャンネル11を挿
通させた後、該チャンネル11を正面側および裏面側切
欠開口9,10下端のチャンネル嵌合溝12,12にお
ける舌片15,15に対して嵌合位置決めし、その後前
記固定片14,14を閉じてその下端をチャンネル11
の上方に近接させて、前記舌片15,15による横方向
への移動規制と、前記固定片14,14による上方への
移動規制とによってチャンネル11を確実且つ強固に固
定し得るようにしたので、特別な部材を使用することな
く、極めて簡易な手段(即ち、固定片14,14の形
成)により金属製四角柱1のフレ止めが確実に確保でき
るという優れた効果がある。なお、本実施の形態の場
合、正面側および裏面側開口9,10において固定片1
4,14によりチャンネル11の反対側位置の離脱規制
を行うようにしているので、金属製四角柱1へのチャン
ネル11の組付がより一層確実且つ強固となる。
【0061】しかも、固定片14,14は、閉止時にお
いて前記チャンネル11の上面との間に該チャンネル1
1が前記舌片15,15による規制力が作用しないよう
になるまで上方へ移動することができない程度の大きさ
の隙間Sを介在させた状態で近接されることとなってい
るので、チャンネル11の上方移動規制を確実に行い得
るとともに、固定片14,14の操作性を良好ならしめ
ることができるという効果もある。
【0062】また、この場合、固定片14,14は、正
面側切欠開口9の両側口縁9a,9aを折曲部13,1
3として開閉されることとなっているので、固定片1
4,14の開閉度にかかわらず、チャンネル11の上方
への固定片14,14の近接が得られ、フレ止め作用が
確実に得られる。
【0063】このような構成の金属製四角柱1を壁面下
地材として用いた場合、確実に固定されたチャンネル1
1による連結性の強化により堅牢強固な壁面構成が得ら
れ、従来タイプのもののような高さ制限がなくなる。し
かも、金属製四角柱1の上下方向に適当間隔をおいて正
面側切欠開口9および裏面側切欠開口10を一対として
複数個形成し、それぞれの正面側切欠開口9のチャンネ
ル嵌合溝12ににおける舌片15,15に対してチャン
ネル11を嵌合位置決めし且つ固定片14,14により
チャンネル11の上方への移動規制を行うようにすれ
ば、相当な高さの壁面を構成する場合にも対応できる。
【0064】また、上記した壁面の連結性強化(換言す
れば、フレ止め強化)により壁面の堅牢性が向上すると
ころから、ボード貼り付け作業時の作業性が著しく向上
するという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかるフレ止め
装置付金属製角型柱のチャンネルを組み付けた状態にお
ける部分斜視図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかるフレ止め
装置付金属製角型柱の正面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかるフレ止め
装置付金属製角型柱を用いた壁面下地構造を示す部分斜
視図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかるフレ止め
装置付金属製角型柱のチャンネルを組み付けた状態にお
ける部分斜視図である。
【図5】本願発明の第3の実施の形態にかかるフレ止め
装置付金属製角型柱のチャンネルを組み付けた状態にお
ける部分斜視図である。
【図6】従来の金属製角型柱の部分斜視図である。
【図7】従来の金属製角型柱の組み立てた状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1は金属製四角柱、2はコーナ型接続部、3は逆J字状
折曲部、4は逆U字状折曲部、5は正面、6は裏面、9
は正面側切欠開口、9aは片側口縁、10は裏面側切欠
開口、11はチャンネル、12はチャンネル嵌合溝、1
2aは口縁、13は折曲部、14は固定片、15は舌
片、17は折曲補助手段(ヌスミ部)、18は折曲補助
手段(長穴)、19はリブ、Sは隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−218520(JP,A) 特開 平8−246602(JP,A) 実開 昭56−5712(JP,U) 実開 昭54−5906(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空な金属製四角柱(1)の相対向する
    二面(5),(6)には、フレ止め用のチャンネル(1
    1)を嵌合するためのチャンネル嵌合溝(12)を下端
    に有する正面側切欠開口(9)と、該正面側切欠開口
    (9)と相対向する裏面側切欠開口(10)とがそれぞ
    れ形成されており、前記チャンネル嵌合溝(12)の両
    側口縁(12a),(12a)には、前記チャンネル
    (11)の嵌合時に該チャンネル(11)の両側面に圧
    接される舌片(15),(15)が一体に形成される一
    方、該正面側切欠開口(9)の片側口縁(9a)には、
    該片側口縁(9a)を折曲部(13)として開閉自在と
    され且つ閉止時において前記チャンネル(11)の上
    との間に該チャンネル(11)が前記舌片(15),
    (15)による規制力が作用しないようになるまで上方
    へ移動することができない程度の大きさの隙間(S)を
    介在させた状態で近接される固定片(14)が一体に突
    設されていることを特徴とするフレ止め装置付金属製角
    型柱。
  2. 【請求項2】 中空な金属製四角柱(1)の相対向する
    二面(5),(6)には、フレ止め用のチャンネル(1
    1)を嵌合するためのチャンネル嵌合溝(12)を下端
    に有する正面側切欠開口(9)と、該正面側切欠開口
    (9)と相対向する裏面側切欠開口(10)とがそれぞ
    れ形成されており、前記チャンネル嵌合溝(12)の両
    側口縁(12a),(12a)には、前記チャンネル
    (11)の嵌合時に該チャンネル(11)の両側面に圧
    接される舌片(15),(15)が一体に形成される一
    方、該正面側切欠開口(9)の両側口縁(9a)(9
    a)には、該両側口縁(9a),(9a)を折曲部(1
    3),(13)として開閉自在とされ且つ閉止時におい
    前記チャンネル(11)の上面との間に該チャンネル
    (11)が前記舌片(15),(15)による規制力が
    作用しないようになるまで上方へ移動することができな
    い程度の大きさの隙間(S)を介在させた状態で近接さ
    れる一対の固定片(14),(14)がそれぞれ一体に
    突設されていることを特徴とするフレ止め装置付金属製
    角型柱。
  3. 【請求項3】 中空な金属製四角柱(1)の相対向する
    二面(5),(6)には、フレ止め用のチャンネル(1
    1)を嵌合するためのチャンネル嵌合溝(12),(1
    2)をそれぞれの下端に有する正面側切欠開口(9)お
    よび裏面側切欠開口(10)がそれぞれ形成されてお
    り、前記チャンネル嵌合溝(12),(12)の各両側
    口縁(12a),(12a)には、前記チャンネル(1
    1)の嵌合時に該チャンネル(11)の両側面に圧接さ
    れる舌片(15),(15)がそれぞれ一体に形成され
    る一方、該正面側切欠開口(9)における片側口縁(9
    a)と前記裏面側切欠開口(10)における前記片側口
    縁(9a)の反対側に位置する片側口縁(10a)に
    は、該片側口縁(9a),(10a)を折曲部(1
    3),(13)として開閉自在とされ且つ閉止時におい
    前記チャンネル(11)の上面との間に該チャンネル
    (11)が前記舌片(15),(15)による規制力が
    作用しないようになるまで上方へ移動することができな
    い程度の大きさの隙間(S)を介在させた状態で近接さ
    れる固定片(14),(14)がそれぞれ一体に突設さ
    れていることを特徴とするフレ止め装置付金属製角型
    柱。
  4. 【請求項4】 前記固定片(14)における折曲部(1
    3)には、該固定片(14)が指力で開閉できるように
    折曲補助手段(17),(18)が施されていることを
    特徴とする前記請求項1ないし請求項3のいずれか一項
    記載のフレ止め装置付金属製角型柱。
  5. 【請求項5】 前記金属製四角柱(1)は、所定の幅に
    切断された金属板をその両端がコーナの一点において接
    するように四角筒状に折曲して構成されており、前記金
    属板の一方の端部には、内側に折曲され、さらにその先
    端部が外側に向かって折曲されてなる逆J字状折曲部
    (3)が設けられ、前記金属板の他方の端部には、内側
    に逆U字状に折曲されてなる逆U字状折曲部(4)が設
    けられ、両者を連続して嵌合圧着せしめて上下方向に連
    続するコーナ型接続部(2)として成形されていること
    を特徴とする前記請求項1ないし請求項4のいずれか一
    項記載のフレ止め装置付金属製角型柱。
  6. 【請求項6】 前記金属製四角柱(1)には、前記コー
    ナ型接続部(2)における逆U字状折曲部(4)の基端
    から内側に向かってコの字状に突出するリブ(19)が
    上下方向に連続して形成されていることを特徴とする前
    記請求項5記載のフレ止め装置付金属製角型柱。
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