JP3460644B2 - 発振器および無線装置 - Google Patents

発振器および無線装置

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JP3460644B2 JP28665399A JP28665399A JP3460644B2 JP 3460644 B2 JP3460644 B2 JP 3460644B2 JP 28665399 A JP28665399 A JP 28665399A JP 28665399 A JP28665399 A JP 28665399A JP 3460644 B2 JP3460644 B2 JP 3460644B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B9/00Generation of oscillations using transit-time effects
    • H03B9/12Generation of oscillations using transit-time effects using solid state devices, e.g. Gunn-effect devices
    • H03B9/14Generation of oscillations using transit-time effects using solid state devices, e.g. Gunn-effect devices and elements comprising distributed inductance and capacitance
    • H03B9/147Generation of oscillations using transit-time effects using solid state devices, e.g. Gunn-effect devices and elements comprising distributed inductance and capacitance the frequency being determined by a stripline resonator

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  • Waveguides (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガンダイオード
などを用いた発振回路と、発振信号を出力する出力用伝
送線路とを設けたマイクロ波帯またはミリ波帯の発振
器、およびその発振器を用いた無線装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ガンダイオードなどの負性抵抗素
子を用いたマイクロ波帯やミリ波帯の発振器において、
注入同期型の発振器が特開平10−145143号に示
されている。
【0003】このような、逓倍発振させるようにした発
振回路を用いれば、ガンダイオードなどで直接発振でき
ないような、例えば60GHz帯を超えるミリ波帯の発
振器でも構成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
示されている従来の発振器においては、基本波を抑制す
るための出力回路にバンドパスフィルタ(BPF)やハ
イパスフィルタ(HPF)が必要となり、回路構成が複
雑になる。また、そのような基本波を抑制するための回
路によって、出力すべき周波数成分の損失も増大する、
という問題が生じる。
【0005】この発明の目的は、上述の問題を解消し
て、簡単な構成で部品点数も少なくして、量産性に適し
た低コスト化の可能な発振器およびそれを用いた無線装
置を提供することにある。
【0006】また、この発明の他の目的は、基本波を十
分に抑圧し、且つ低損失化を図った発振器およびそれを
用いた無線装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の発振器は、誘
電体基板上に構成した発振回路と、該発振回路の発振出
力信号を伝送する出力用伝送線路とを備え、出力用伝送
線路を、略平行な2つの導体面の間に誘電体材部分を含
む、遮断特性を有する伝送線路とし、該伝送線路の遮断
周波数を前記発振回路による発振信号の基本波成分また
は基本波成分と低次の高調波成分を遮断し、それより高
次の高調波成分を伝搬させるように定める。そして、発
振回路を、線路に負性抵抗素子を実装して構成し、該負
性抵抗に対するバイアス電圧を供給するバイアス線路に
前記基本波の周波数信号を注入する手段を設ける。
【0008】この発明の発振器は、前記出力用伝送線路
を、略平行な二つの導体板の間に誘電体ストリップを配
置して成る誘電体線路とする。
【0009】この発明の発振器は、誘電体基板上に形成
した導体パターンによる線路に前記負性抵抗素子を接続
し、前記線路に前記出力用伝送線路を結合させたものと
し、前記線路上の波長をλgとして、前記線路の、前記
負性抵抗素子の接続位置から、近傍の端部までの長さ
を、λg/4+N1 ×λg/2(N1 は0以上の整
数)、前記負性抵抗素子の接続位置から、前記出力用伝
送線路の結合位置までの長さをλg/4+N2 ×λg/
2(N2 は0以上の整数)とする。
【0010】この発明の発振器は、前記出力用線路を、
略平行な2つの導体板の間に誘電体ストリップを配置し
て成る誘電体線路とし、一方の導体板にスロットを形成
し、該導体板の外側に前記誘電体基板を配置して、前記
発振回路の線路と誘電体線路とを結合させる。
【0011】この発明の発振器は、前記誘電体基板をケ
ース内に収納するとともに、前記バイアス線路に、線路
幅の広い部分と狭い部分とを設け、線路幅の狭い部分の
近傍に前記誘電体板を前記ケースの内面に固定するバネ
を設ける。
【0012】この発明の無線装置は、上記のいずれかの
発振器を用いて構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の実施形態に係る発振器の構
成を図1および図2を参照して説明する。図1の(A)
は、上下の導体板を有する発振器の上部導体板を取り除
いた状態での平面図、(B),(C)はそれぞれ上部導
体板を設けた状態での(A)におけるB−B部分,C−
C部分の断面図である。図1において、1は下部導体
板、2は上部導体板であり、この上下の導体板で挟まれ
る空間内に発振器を構成している。図中の3は誘電体基
板である。誘電体基板3の上面には発振回路用の線路7
を設けていて、その所定位置にガンダイオード6を接続
している。このガンダイオード6は、ピルパッケージ型
であり、下部導体板1にマウントし、その突出する電極
を誘電体基板3に形成した孔に挿通させて、ガンダイオ
ードの電極を線路7に半田付けなどにより電気的に接続
している。
【0014】誘電体基板3の上面には上記ガンダイオー
ド6に対するDCバイアス電圧を供給するバイアス線路
8を形成していて、その所定位置にスタブ8′を設けて
いる。
【0015】また、図1において、5は誘電体ストリッ
プであり、上下の導体板1,2の所定位置に誘電体スト
リップ5の幅を有する溝を形成して、その溝に沿って誘
電体ストリップ5を配置している。この誘電体ストリッ
プ5と上下の導体板1,2とによって非放射性誘電体線
路(以下「NRDガイド」という。)を構成する。特
に、この例では誘電体ストリップ5部分の上下の導体板
間の間隔より、その両側の空間部における上下導体板間
の間隔を狭くして、LSE01モードの伝搬を阻止し、
LSM01モードの単一モードを伝搬するようにした非
放射性誘電体線路として作用する。
【0016】誘電体基板3は、その上面に設けた線路7
が誘電体ストリップ5の軸方向に垂直で且つ上下の導体
板に平行な方向を向き、線路7の端部が誘電体ストリッ
プ5の幅方向の中央に位置するように配置している。こ
のことにより、線路7と上下の導体板によるサスペンデ
ッドラインのモードと上記誘電体線路のLSM01モー
ドとが磁界結合する。
【0017】また、図1において、41は基本波周波数
の信号を発振するオシレータ、42はアイソレータ、4
0は基本波周波数のトラップ用スタブである。この構成
により、アイソレータ42およびバイアス線路8を介し
て、ガンダイオード6に基本波周波数の信号を注入す
る。このとき、スタブ40により基本波周波数成分がト
ラップされるので、オシレータ41の発振信号がDCバ
イアス回路へ漏れることはない。
【0018】このように、ガンダイオード6に基本波周
波数の信号を注入することにより、基本波周波数および
その高調波周波数で発振する。
【0019】なお、図1に示したスタブ8′はガンダイ
オード6の接続位置すなわち等価的に略短絡点の位置か
ら、バイアス線路上の高調波波長で略1/4波長の間隔
で設けている。したがって、ガンダイオード6側からバ
イアス電源側をみたインピーダンスZは、高インピーダ
ンスとなり、スタブ8′はトラップとして作用する。こ
れにより発振信号がバイアス線路を介してDCバイアス
回路側へ漏れることがなく、発振効率が向上する。
【0020】上記NRDガイドは周波数カットオフ特性
を備え、その遮断周波数を、ガンダイオード6による基
本波発振周波数より高く、且つ2次高調波(2倍波)の
周波数より低くなるように、誘電体ストリップ5の比誘
電率、寸法および上下の導体板間の空間の寸法を定めて
いる。したがって、NRDガイドには発振信号の高調波
成分のみが伝送されることになる。例えばガンダイオー
ド6の基本発振周波数を38GHzとしたとき、その2
次高調波である76GHzがNRDガイドに伝送される
ことになる。
【0021】なお、3次高調波以上の高次の高調波も伝
送されるが、通常は高次になる程、その出力電力は小さ
くなるため、基本波に比べて、その影響は無視できる程
度である。
【0022】図2は、図1に示した発振回路部分の構成
を示す回路図である。線路7の両端は開放させている。
線路7上の1波長をλgで表すとき、この例では、ガン
ダイオード6のインピーダンスは数Ω程度と低いので、
線路7の一方の開放端からλg/4+N1 ×λg/2の
位置で且つ、他方の開放端からλg/4+N2 ×λg/
2の位置、すなわち等価的に略短絡点の位置にガンダイ
オード6を接続して、インピーダンス整合をとってい
る。
【0023】以上の構成により、基本波周波数に同期し
た信号の2次高調波の成分が出力信号としてNRDガイ
ドを介して伝送される。
【0024】次に、第2の実施形態に係る発振器の構成
を図3を参照して説明する。第1の実施形態では、上下
の導体板で挟まれる空間内に誘電体基板3を設けたが、
この第2の実施形態では、上下の導体板の外側に誘電体
基板3を配置する。すなわち上部導体板2に、誘電体ス
トリップ5の長手方向に沿ってスロット22を形成し、
このスロット22に対して発振回路の線路7が直交する
ように誘電体基板3を配置する。この誘電体基板3の構
成は図1に示したものと基本的に同様である。ただし、
発振回路の線路7を伝搬するマイクロストリップライン
のモード(略TEMモード)と誘電体線路のLSMモー
ドとは、スロット22を介して磁界結合する。このと
き、TEMモードの磁界はスロット22を介して広がる
のに対し、LSMモードの磁界はスロット22から誘電
体基板3側へほとんど漏れない。そのため、線路7から
NRDガイドへ一方向性結合することになる。このよう
な構成によれば、NRDガイドの不連続部での反射波が
ガンダイオード側へ戻ったとしても、その信号レベルが
抑えられる。しかもNRDガイドが基本波成分を伝搬し
ないことから、ガンダイオード6側へ戻る信号には基本
波成分が含まれていない。そのため、発振特性に与える
影響は極めて小さくなる。
【0025】次に、第3の実施形態に係る発振器の構成
を図4を参照して説明する。図4の(A)は上部導体板
を取り除いた状態での発振回路部分の平面図、(B)は
上部導体板を設けた状態での、バイアス線路に垂直な面
での断面図である。この例では、バイアス線路8に線路
幅の広い部分wと線路幅の狭い部分nの繰り返しパター
ンを形成して、これにより発振信号成分を遮断するロー
パスフィルタ特性を持たせている。そして、nで示す狭
路部分に凹状バネ23を設けている。この凹状バネ23
は、上下の導体板1,2の間に構成される空間内に誘電
体基板3が配置された状態で、誘電体基板3と上部導体
板2との間の空間部分に、誘電体基板3を下部導体板1
側へ押しつける。したがって、仮に誘電体基板3に多少
の反りがあっても、誘電体基板3が上下の導体板により
生じる空間内に確実に固定され、安定した周波数特性が
得られる。
【0026】なお、凹状バネをバイアス線路の狭路部に
設けたことにより、凹状バネがバイアス線路に導通する
ことがなく、しかもこの部分はバイアス線路が等価的に
インダクタとして作用する部分であるので、バイアス線
路に対して殆ど影響を与えることがない。
【0027】次に、無線装置の実施形態として、ミリ波
レーダの構成例を図5を参照して説明する。図5におい
て、VCOは第1の実施形態で示した発振器において、
オシレータ41を電圧制御発振器とすることによって、
その周波数信号に同期発振するガンダイオードの発振周
波数を可変としたものである。このVCOは信号処理回
路から与えられる例えば三角波信号で周波数変調して、
発振信号を出力する。この発振出力信号は、アイソレー
タ→カプラ→サーキュレータを経由して、1次放射器に
伝送される。これにより1次放射器は、誘電体レンズな
どを介して所定ビーム幅でミリ波信号を送信する。カプ
ラは送信信号の一部をローカル信号としてミキサへ与え
る。物体からの反射波が1次放射器に入射すると、受信
信号がサーキュレータを経てミキサに与えられる。ミキ
サは、サーキュレータからの受信信号と上記ローカル信
号とを混合して中間周波信号を生成する。IFアンプ
は、この中間周波信号を増幅して信号処理回路へ与え
る。信号処理回路はVCOに与えた変調信号とIF信号
とから、物体までの距離および物体の相対速度を検出す
る。
【0028】なお、実施形態ではピル型のガンダイオー
ドを用いたが、表面実装型のガンダイオードを誘電体基
板上に実装するようにしてもよい。また、負性抵抗素子
としてガンダイオード以外にFETなどの3端子型の素
子を用いてもよい。例えばMOS−FETを用いる場
合、そのドレインにNRDガイドとの結合用の線路を接
続し、ソースに共振線路を接続し、ゲートにバイアス線
路を接続する。
【0029】また、実施形態では、基本波が38GHz
帯のガンダイオードを用いて、その2次高調波である7
6GHz帯の発振信号を得るようにしたが、目的によっ
て3次高調波以上の高次の高調波成分を出力用伝送線路
に伝送させるように、その遮断周波数を2次高調波と3
次高調波との間に定めるようにしてもよい。
【0030】さらに、実施形態では誘電体基板3に設け
た発振回路の線路7を誘電体ストリップ5の端部に近接
させることによって、線路間の結合をとるようにした
が、誘電体ストリップを上下の導体板に平行な面で上下
に分割し、その上下の誘電体ストリップの間に誘電体基
板を配置して、発振回路の線路とNRDガイドとを結合
させるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、直接発
振が困難な高周波の信号を容易に得ることができ、しか
もバイアス電圧を供給するための線路を、同期発振のた
めの基本波信号の注入にも用いるので、全体の構造が単
純化され部品点数も少なくなり、量産性に適し、低コス
ト化を図ることができる。また、基本波成分または低次
の高調波が出力用伝送線路で確実に遮断され、用いるべ
き高調波成分のみが伝送されるため、利用しようとする
高調波の信号が減衰することもない。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、誘電体基
板上に形成した線路と出力用伝送線路との結合構造が単
純化されるため、全体に小型化を図ることができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、ガンダイ
オードなどの低インピーダンスの負性抵抗素子と線路と
のインピーダンス整合を容易にとることができ、出力電
力を高めることができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、誘電体線
路から発振回路への戻り信号が抑えられ、しかも基本波
周波数信号は戻らないため、安定した発振特性が得られ
る。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、誘電体基
板の変形による特性のばらつきが抑えられ、安定した特
性が得られる。
【0036】請求項6に記載の発明によれば、全体に小
型で低損失・高利得のミリ波レーダなどが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る発振器の構成を示す図
【図2】同発振器における発振回路の線路と、ガンダイ
オードなどの接続位置の関係を示す図
【図3】第2の実施形態に係る発振器の構成を示す斜視
【図4】第3の実施形態に係る発振器の構成を示す図
【図5】第4の実施形態に係るミリ波レーダの構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1−下部導体板 2−上部導体板 3−誘電体基板 5−誘電体ストリップ 6−ガンダイオード 7−線路 8−バイアス線路 8′ースタブ 22−スロット 23−凹状バネ 40−スタブ 41−オシレータ 42−アイソレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 孝一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭53−4452(JP,A) 特開 昭59−133713(JP,A) 鈴木義規、黒木太司、米山 務,60G Hz帯HRDガイドガン発振器の周波数 安定化,電子情報通信学会論文誌C− I,1994年 8月25日,VOL.J77− C−I NO.8,p.461−467 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 9/14 H03B 19/18 H03L 7/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板上に構成した発振回路と、該
    発振回路の発振出力信号を伝送する出力用伝送線路とを
    備えた発振器において、 前記出力用伝送線路を、略平行な2つの導体面の間に誘
    電体材部分を含む、遮断特性を有する伝送線路とし、該
    伝送線路の遮断周波数を前記発振回路による発振信号の
    基本波成分または基本波成分と低次の高調波成分を遮断
    し、それより高次の高調波成分を伝搬させるように定
    め、 前記発振回路を、負性抵抗素子を含む回路とし、該負性
    抵抗素子に対するバイアス電圧を供給するバイアス線路
    に前記基本波の周波数信号を注入する手段を設けた発振
    器。
  2. 【請求項2】 前記出力用伝送線路を、略平行な2つの
    導体板の間に誘電体ストリップを配置して成る誘電体線
    路とした請求項1に記載の発振器。
  3. 【請求項3】 前記発振回路を、誘電体基板上に形成し
    た導体パターンによる線路に前記負性抵抗素子を接続
    し、前記線路に前記出力用伝送線路を結合させたものと
    し、前記線路上の波長をλgとして、前記線路の、前記
    負性抵抗素子の接続位置から、近傍の端部までの長さ
    を、λg/4+N1 ×λg/2(N1 は0以上の整
    数)、前記負性抵抗素子の接続位置から、前記出力用伝
    送線路の結合位置までの長さをλg/4+N2 ×λg/
    2(N2 は0以上の整数)としたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の発振器。
  4. 【請求項4】 前記略平行な2つの導体板のうち一方の
    導体板にスロットを形成し、該導体板の外側に前記誘電
    体基板を配置して、前記発振回路の線路と前記誘電体線
    路とを結合させたことを特徴とする請求項2または3の
    いずれかに記載の発振器。
  5. 【請求項5】 前記誘電体基板をケース内に収納すると
    ともに、前記バイアス線路に、線路幅の広い部分と狭い
    部分とを設け、前記線路幅の狭い部分の近傍に前記誘電
    体基板を前記ケースの内面に固定するバネを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに記載の発振
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれかに記載の発
    振器を用いた無線装置。
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