JP3460109B2 - 監視制御システム及び監視制御方法 - Google Patents

監視制御システム及び監視制御方法

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JP3460109B2
JP3460109B2 JP02340097A JP2340097A JP3460109B2 JP 3460109 B2 JP3460109 B2 JP 3460109B2 JP 02340097 A JP02340097 A JP 02340097A JP 2340097 A JP2340097 A JP 2340097A JP 3460109 B2 JP3460109 B2 JP 3460109B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の伝送装置を
回線で接続した通信回線網に於いて、伝送装置及び回線
の状態監視や試験等を行う監視制御システム及び監視制
御方法に関する。各地に設置された伝送装置間を回線で
接続して高速伝送を行う通信回線網に於いては、各伝送
装置や回線の状態を監視し、又新規回線の運用開始時或
いは障害復旧時等に於ける試験を行う監視制御システム
が設けられている。このような監視制御システムによる
通信回線網の監視,制御を容易に且つ迅速化することが
要望されている。
【0002】
【従来の技術】一般的な通信回線網は、例えば、図29
に示すように、複数の伝送装置103間を回線104に
接続した構成を有し、監視部101と制御部102とに
よりこの通信回線網105の監視及び制御を行うことに
なる。即ち、伝送装置103に於ける状態情報を監視部
101により収集して通信回線網105を監視し、アラ
ーム情報を基に、運用者の指示等に従って制御部102
から伝送装置103を制御して試験を行わせることにな
る。
【0003】この回線104は、例えば、図30に示す
ように、4本の600Mbpsの回線600M−1〜6
00M−4により構成し、2.4Gbpsの伝送速度と
することができる。又各回線600M−1〜600M−
4は、それぞれ4本の150Mbpsの回線150M−
1〜150M−4により構成し、又各回線150M−1
〜150M−4は、それぞれ3本の50Mbpsの回線
50M−1〜50M−3により構成し、又各回線50M
−1〜50M−3は、それぞれ7本の6.3Mbpsの
回線6.3M−1〜6.3M−7により構成し、又各回
線6.3M−1〜6.3M−7は、それぞれ4本の1.
5Mbpsの回線1.5M−1〜1.5M−4により構
成した場合を示す。従って、1.5Mbpsの回線数は
1344本となり、各伝送速度の回線数の総計は174
8本となる。
【0004】通信回線網の監視項目に対して、局/ワー
ド/ビットにより体系づけた監視点を割り振り、監視点
対応の接点情報の変化により障害発生,復旧を管理する
手段が知られていた。しかし、監視を行う全項目に対す
る監視点の割り振りが必要となる為、監視対象の増加に
伴って監視点を管理する作業が急激に増加し、管理工数
が膨大となる問題があった。
【0005】そこで、接点情報の代わりに、監視項目を
コード化した監視情報を使用する手段に切替えられてい
る。この監視情報による監視を実施する場合に、回線名
称や回線の収容情報を登録することになる。この回線名
称は、例えば、回線の始端の伝送装置のエリア名と、終
端の伝送装置のエリア名とを用いることができる。図3
1に於いては、回線の始端が東京で、終端が名古屋,大
阪,広島,福岡の場合で、「東京〜名古屋」,「東京〜
大阪」,「東京〜広島」,「東京〜福岡」の回線名称が
登録されている。そこで、回線名称「東京〜福岡」を検
索キーとして検索すると、始端が東京で終端が福岡の回
線についての各種の登録情報を読出すことができる。
【0006】又通信回線網に於いて、例えば、150M
bpsの回線に障害が発生すると、その回線とそれより
下位の回線が総てアラーム発生状態となる。下位の回線
数が多くなると、アラーム発生表示の数が多くなって、
主原因が何れの回線であるかを判別できない状態とな
る。そこで、回線消し込みの処理を行うことになる。例
えば、図32にパターン1として示すように、総計6本
の回線LA〜LFが存在し、それぞれの伝送速度の上下
関係が、LA=LB=LD>LC=LE>LFの場合、
回線DB(回線データベース)と、伝送速度の上下関係
から、回線消し込みファイルを作成する。
【0007】即ち、回線LAの下位に回線LC,LF、
回線LBの下位に回線LC,LF、回線LDの下位に回
線LE,LF、回線LCの下位に回線LF、回線LEの
下位に回線LFが存在する回線消し込みファイルを作成
し、例えば、回線LAに障害が発生した場合、それより
下位の回線LC,LFも総てアラーム発生状態となるか
ら、回線消し込みファイルを参照して、回線LAより下
位の回線LC,LFの消し込みを行うことになる。それ
により、主原因は回線LAと判定する。
【0008】図33は、パターン2として示す10本の
回線回線LA〜LIが存在し、それぞれの伝送速度の上
下関係が、LA=LB=LD=LG>LC=LE=LH
>LF=LI>LJの場合を示し、この伝送速度の上下
関係と回線DBとを基に回線消し込みファイルを作成
し、アラーム発生状態に於いては、この回線消し込みフ
ァイルを用いて、前述のように、下位回線の消し込みを
行うことになる。
【0009】又図34に示すように、回線104により
接続された伝送装置103A,103B,103Cを設
置したエリアA,B,C対応に、監視部101A,10
1B,101Cと制御部102A,102B,102C
とを設け、各エリアA,B,Cの作業者は運用者と連絡
をとって各種の制御を行い、例えば、伝送装置103B
に故障が発生した場合、監視部101A,101B,1
01Cにより収集した情報を基に作業者は運用者と連絡
し、通信回線網の運用を行う運用者の判断により、各エ
リアA,B,Cの作業者にリカバリの為の指示を行う。
それによって、各作業者は制御部102A,102B,
102Cを介して伝送装置103A,103B,103
Cを制御し、障害復旧を行うことになる。
【0010】又新規の回線の運用開始時には、運用者が
回線導通試験等を行うことになる。例えば、図35に示
すように、伝送装置103A〜103Dが回線104に
より接続され、この回線104が図32や図33に示す
ように伝送速度の上下関係や終端位置が異なる場合、運
用者は収容管理表を基に伝送装置103A〜103D対
応の作業者に指示を出して、制御部から試験を行うこと
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】通信回線網に於ける監
視及び制御を行う為に、例えば、図31に示すように、
回線名称と共にその回線の収容情報等を登録したデータ
ベースを構築することになる。その場合、回線数が非常
に多い場合が一般的であるから、登録すべきデータ数が
多く、回線対応に多数の登録データの入力を行う必要が
あるから、登録作業に要する時間が長くなると共に煩雑
となり、且つ変更も容易でない問題があった。
【0012】又回線名称をキーとしてデータベースを検
索する場合、ユニークな回線名称を登録することになる
から、回線名称のデータ長が長くなる。その場合、回線
名称のデータ長に比例して検索時間も長くなる問題があ
る。即ち、迅速な検索が困難であった。
【0013】又回線消し込みファイルを作成する場合、
通信回線網の複雑さと回線数の増加とに従って急激にフ
ァイル容量が増加する。例えば、図32の6本の回線か
ら図33の10本の回線に増加した場合、回線消し込み
ファイルは、13件から29件に増加する。即ち、約
1.7倍の回線数の増加により約2.3倍の回線消し込
みファイルの増加となる。従って、回線数の増加等に伴
って回線消し込みファイルが膨大となるから、作成に要
する時間が長くなり、且つ検索に要する時間も長くなる
問題があった。
【0014】又通信回線網に於ける障害発生時には、各
エリアの作業者と通信回線網を運用する運用者との間で
連絡を取り、運用者は収容管理表等を参照して復旧作業
を行うことになり、復旧に要する時間が長くなる問題が
あった。又新規回線等の試験時に於いても、回線が複数
の伝送装置を経由して設定されている場合、各伝送装置
対応の作業者と連絡をとって試験を行うことになり、複
雑な通信回線網の試験作業も煩雑となる問題があった。
本発明は、前述の各問題点を解決することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の監視制御システ
ムは、図1を参照して説明すると、(1)分散配置され
た複数の伝送装置8間を回線9により接続した通信回線
網の監視制御システムに於いて、伝送装置8のインタフ
ェース盤の種別対応の伝送速度及び回線収容位置を含む
伝送速度の管理情報を格納した伝送速度管理テーブル3
と、回線9の伝送速度の上下関係を示す情報を格納した
伝送速度上下関係ファイル4と、伝送装置8に於ける実
装情報と回線の収容情報とを含む監視情報と、回線の回
線名称とを登録した回線名称データベース1と、伝送装
置8との間の情報の送受信を行う送受信部6と、各種の
情報の入力操作を行うキーボードやマウス等の入力操作
部7と、障害発生情報や入力情報等を表示する表示部2
と、入力操作部7からの実装情報と回線名称との入力に
より、伝送速度管理テーブル3を参照して回線名称デー
タベース1に、実装情報と収容情報とを含む監視情報
と、回線の回線名称とを登録し、且つ回線名称データベ
ース1及び伝送速度上下関係ファイル4を参照して、回
線の収容管理,回線消し込み,一括試験等の処理を行
い、処理経過や処理結果を表示部2に表示する制御処理
部5とを備えている。
【0016】又(2)前述の監視制御システムに於い
て、回線名称データベース1は、インタフェース盤の実
装位置を含む実装情報と、回線の伝送速度や収容位置を
含む収容情報とからなる監視情報と、回線名称と、この
回線名称の項目対応に検索キーを割当てた回線IDとを
登録した構成を備えている。この回線IDのデータ長を
短くすることにより、回線名称データベース1の検索所
要時間を短縮できる。
【0017】又(3)前述の監視制御システムは、監視
情報と、伝送装置8を制御する為の制御信号とを格納
し、回線名称データベース1から回線名称をキーとして
検索抽出した監視情報を用いて、制御信号に変換する変
換テーブルを備えている。
【0018】又本発明の監視制御方法は、(4)分散配
置された複数の伝送装置8間を回線9により接続した通
信回線網の監視制御方法に於いて、伝送装置8のインタ
フェース盤の種別対応の伝送速度及び回線収容位置を含
む伝送速度の管理情報を格納した伝送速度管理テーブル
3と、回線の伝送速度の上下関係を示す情報を格納した
伝送速度上下関係ファイル4と、通信回線網の監視,制
御に於いて検索する回線名称データベース1と、制御処
理部5とを少なくとも備え、伝送装置8に収容された最
上位の回線についての実装情報と、回線名称とを入力
し、制御処理部5により、実装情報に含まれるインタフ
ェース盤の種別を基に伝送速度管理テーブル3を参照
し、下位の回線を含めて監視情報と回線名称とを、回線
名称データベース1に登録する過程を含むものである。
従って、必要最小限度の入力操作により、回線名称デー
タベース1を構築することができる。
【0019】又(5)回線名称に、この回線名称のデー
タ長より短い回線IDを割当て、回線名称データベース
1に、監視情報と回線名称と共に、回線IDを登録する
過程を含むことができる。この回線IDは、監視情報と
回線名称とを登録する時、又は登録後に登録することが
できる。そして、回線名称のデータ長が長くなる場合で
も、回線IDのデータ長を短くすることができるから、
回線名称データベース1を回線IDにより検索すること
により、所要時間を短縮できる。
【0020】又(6)分散配置された複数の伝送装置8
間を回線9により接続した通信回線網の監視制御方法に
於いて、伝送装置8のインタフェース盤の種別対応の伝
送速度及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格
納した伝送速度管理テーブル3と、回線の伝送速度の上
下関係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイル
4と、監視情報と回線名称とを登録し、通信回線網の監
視,制御に於いて検索する回線名称データベース1と、
制御処理部5とを少なくとも備え、指定された回線名称
に従って制御処理部5により回線名称データベース1を
検索し、抽出した監視情報に含まれる伝送速度につい
て、伝送速度上下関係ファイル4を参照して伝送速度の
上下関係に従って配列し、回線対応のインタフェース盤
の実装位置,伝送速度,収容位置,回線名称を含む収容
管理内容を表示する過程を含むものである。即ち、容易
に収容管理表を作成することができる。
【0021】又(7)分散配置された複数の伝送装置8
間を回線9により接続した通信回線網の監視制御方法に
於いて、伝送装置8のインタフェース盤の種別対応の伝
送速度及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格
納した伝送速度管理テーブル3と、回線の伝送速度の上
下関係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイル
4と、監視情報と回線名称とを登録し、通信回線網の監
視,制御に於いて検索する回線名称データベース1と、
制御処理部5とを少なくとも備え、指定された回線名称
に従って制御処理部5により回線名称データベース1を
検索し、抽出した監視情報に含まれる伝送速度につい
て、伝送速度上下関係ファイル4を参照して伝送速度の
上下関係に従って配列し、回線対応のインタフェース盤
の実装位置,伝送速度,収容位置,回線名称を含む収容
管理内容を求め、回線のアラーム発生状態に於いて、前
記収容管理内容を参照してアラーム発生状態の下位の回
線の消し込みを行う過程を含むものである。従って、回
線消し込みファイルを作成することなく、回線消し込み
処理が可能となる。
【0022】又(8)分散配置された複数の伝送装置8
間を回線9により接続した通信回線網の監視制御方法に
於いて、伝送装置8のインタフェース盤の種別対応の伝
送速度及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格
納した伝送速度管理テーブル3と、回線の伝送速度の上
下関係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイル
4と、監視情報と回線名称とを登録し、通信回線網の監
視,制御に於いて検索する回線名称データベース1と、
この回線名称データベース1から抽出した監視情報と、
伝送装置8を制御する為の制御信号とを格納した変換テ
ーブルと、制御処理部5とを少なくとも備え、回線名称
をキーとして制御処理部5により回線名称データベース
1を検索して監視情報を求め、この監視情報をキーとし
て前記変換テーブルを検索して制御信号を求め、この制
御信号を、監視情報に含まれる伝送装置8のエリアの情
報に従って伝送装置8に転送し、同一の回線名称の回線
が経由する伝送装置8に対して一括制御する過程を含む
ものである。
【0023】又(9)分散配置された複数の伝送装置8
間を回線9により接続した通信回線網の監視制御方法に
於いて、伝送装置8のインタフェース盤の種別対応の伝
送速度及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格
納した伝送速度管理テーブル3と、回線の伝送速度の上
下関係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイル
4と、監視情報と回線名称とを登録し、通信回線網の監
視,制御に於いて検索する回線名称データベース1と、
表示部2と、各部を制御する制御処理部5とを少なくと
も備え、回線名称を入力し、この回線名称をキーとして
制御処理部5により回線名称データベース1を検索して
監視情報を求め、この監視情報に含まれるエリア情報と
回線を収容したインタフェース盤の実装情報とに対応し
た試験画面を前記表示部2に表示して試験設定を行い、
この試験設定内容を試験画面対応の伝送装置に転送し
て、同一の回線名称の回線が経由する伝送装置に対して
一括試験を行う過程を含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の説明
図であり、1は回線名称データベース、2は表示部、3
は伝送速度管理テーブル、4は伝送速度上下関係ファイ
ル、5は制御処理部、6は送受信部、7は入力操作部、
8は伝送装置、9は回線を示す。伝送装置8及び回線9
は更に多数設けられ、且つ分岐回線や迂回回線等を含み
通信回線網を構成するものである。
【0025】又伝送速度管理テーブル3は、伝送装置8
のインタフェース盤の種別対応に、伝送速度と回線収容
位置と回線数とを格納したものであり、又伝送速度上下
関係ファイル4は、回線の伝送速度の上下関係を格納し
たものである。又回線名称データベース1は、実装情報
と収容情報とからなる監視情報と、回線名称とを対応さ
せて格納したものであり、伝送速度管理テーブル3を参
照することにより、入力操作部7からの入力操作を簡単
化することができる。
【0026】図2及び図3は本発明の実施の形態の回線
名称登録説明図であり、図2に於いて、伝送装置11
(図1の伝送装置8に対応)は、架12とユニット(S
YS)13とインタフェース盤(IF)14とを含み、
複数のインタフェース盤14によりユニット13が構成
され、複数のユニット13により架12が構成されてい
る。又複数の架12を含むこともある。又インタフェー
ス盤14に回線15(図1の回線9に対応)が収容され
ている。
【0027】この伝送装置11について、東京,大阪等
のテリトリ(エリア)と局と架12とユニット(SY
S)13とインタフェース盤(IF)14の実装位置と
を含む実装情報と、回線15の伝送速度と各回線の収容
位置とを含む収容情報とを監視情報とし、伝送速度管理
テーブル3を参照して、回線名称と共に回線名称データ
ベース1に登録するものである。
【0028】その場合に、表示部2(図1参照)には、
入力操作部7からの入力に従って、図3の回線名称一括
登録画面として示す内容が表示される。即ち、実装情報
として、テリトリと局と架とユニット(SYS)とイン
タフェース盤(IF)の実装位置とインタフェース盤種
別(IF種別)、回線名称として、回線の始端と終端
と、伝送速度と、回線詳細との領域内容となる。なお、
回線名称としての回線の始端のエリア名と終端のエリア
名とを用いる場合が一般的であるが、番号等を割付ける
ことも可能である。この場合、何れのエリア間の回線で
あるかを示す番号との対応表を用意する必要がある。
【0029】又伝送速度管理テーブル3は、インタフェ
ース盤種別とそれに収容される回線構成とを対応させて
予め作成されるもので、図3に於いては、IF種別(イ
ンタフェース盤種別)として、αM,βM,γM,・・
・対応に、伝送速度VA,VB,VC,・・・と、回線
の収容位置(16進表示)と、回線数とが格納されてい
る場合を示す。
【0030】従って、回線名称一括登録画面に示すよう
に、実装情報と、回線名称としての回線の始端と終端と
を入力すると、一括登録処理のプログラムに従って、実
装情報の中のIF種別により伝送速度管理テーブル3か
ら、伝送速度と、回線の収容位置と回線数等の回線詳細
とが読出され、回線名称一括登録画面に表示されると共
に、回線名称データベース1に登録される。
【0031】図4〜図7は本発明の実施の形態の回線名
称データベース作成時の説明図であり、図4は図3に於
ける回線名称一括登録画面の具体例を示し、テリトリN
o.と、局No.と、架No.と、SYS(ユニット)
No.と、インタフェース盤の実装位置と、IF種別
(インタフェース盤種別)とが表示部2(図1参照)に
表示され、入力操作部7から、アンダーラインの位置
に、順次01、0200、0300、04、05、MB
を実装情報として入力し、又回線名称として、始端〜終
端の例えば「東京〜大阪」を入力すると、実装情報の中
のIF種別MBに対応して、伝送速度$SOKUDO$
と、伝送速度毎の通番#$NO$(0)とが表示され
る。
【0032】図5は図3に於ける伝送速度管理テーブル
3の具体例を示し、IF種別MA,MB,MC対応に、
伝送速度F1〜F4,E1〜E3,D1,D2と、回線
の収容位置(16進表示)と、回線数とが格納されてい
る場合を示す。例えば、IF種別MCの場合、伝送速度
D1の回線の収容位置は0001で回線数は1、伝送速
度D2の回線の収容位置は0001〜0004で回線数
は4であることを示している。
【0033】又図6は図4に於いて入力されたIF種別
MBに従って伝送速度管理テーブル3から抽出して抽出
用ファイル20に一時格納した状態を示し、このIF種
別MBのインタフェース盤に収容される回線の伝送速度
はE1〜E3の3種類であり、伝送速度E1の回線の収
容位置は0001(回線数1)、伝送速度E2の回線の
収容位置は0001〜0004(回線数4)、伝送速度
E3の回線の収容位置は0001〜0010(回線数1
6)となる。
【0034】従って、IF種別MBに対応した回線名称
データベース1の内容は、図7に示すものとなる。即
ち、図4に示す回線名称一括登録画面に於ける入力操作
によるIF種別MBをキーとして、図5に示す伝送速度
管理テーブル3を検索することにより、図6に示す抽出
用ファイル20に、IF種別MB対応の伝送速度と回線
収容位置と回線数とを格納し、この抽出用ファイル20
から回線名称データベース1に、収容位置と回線通番と
を対応させて格納する。
【0035】それによって、図7に示す回線名称データ
ベース1が構成される。即ち、テリトリNo,=01、
局No.=0200、架No.=0300、SYSN
o.=04、実装位置=05について同一で、伝送速度
E1の回線の収容位置は0001、伝送速度E2の回線
の収容位置は0001〜0004、伝送速度E3の回線
の収容位置は0001〜0010(16進数)の監視情
報となる。
【0036】又回線名称として入力した回線の始端と終
端との「東京〜大阪」に、伝送速度E1〜E3と、回線
通番#0001,#0001〜#0004,#0001
〜#0016(10進数)と、0系,1系を示す系とを
付加して回線名称とする。同様に、他の回線名称或いは
他のIF種別に従って、上位の回線についての実装情報
と回線名称とを入力することにより、伝送速度管理テー
ブル3を参照して、下位の回線を含めて回線名称データ
ベース1に登録することができる。
【0037】図8は本発明の実施の形態の回線名称デー
タベース作成のフローチャートを示し、IF盤(インタ
フェース盤)の実装情報とIF種別と回線名称の基本形
(回線の始端〜終端等)を入力する(A1)。即ち、図
4に示す回線名称一括登録画面を用いて入力する。この
入力IF種別をキーとして、例えば、図5に示す伝送速
度管理テーブル3を検索し(A2)、その検索結果を、
例えば、図6に示す抽出用ファイル20へ格納する(A
3)。
【0038】そして、回線通番に0を格納する(図7の
回線名称データベース1の回線通番参照)(A4)。次
に抽出用ファイル20から、IF種別、伝送速度、回線
の収容位置、回線数を読み込み(A5)、この抽出用フ
ァイル20の内容の読み込み終了か否かを判定する(A
6)。読み込み終了の場合は、入力したIF種別対応の
登録処理は終了となる。又読み込み終了でない場合は、
テリトリNo.,局No.,架No.,SYSNo.,
実装位置,伝送速度,回線の収容位置の順に並べて監視
情報とする(A7)(図7の回線名称データベースの左
側の監視情報参照)。
【0039】そして、回線通番に1を加え(A8)、最
上位回線の始端と終端とによる回線名称と、伝送速度
と、回線通番とによる回線名称を作成する(A9)(図
7の回線名称データベースの右側の回線名称参照)。こ
の回線名称と監視情報とを回線名称データベースに登録
する(A10)。そして、回線数分の登録処理を行った
か否かを判定し(A11)、行っていない場合はステッ
プ(A5)に移行し、又行った場合は、登録回線の回線
通番を0とし(A12)、ステップ(A5)に移行す
る。
【0040】前述のように、最上位の回線についての登
録入力操作により、インタフェース盤の種別対応の回線
構成に従って、インタフェース盤に収容される全回線に
ついて回線名称データベース1に順次自動的に登録処理
が行われる。その場合、同一の伝送速度の回線について
は、図7に示すように、回線通番が順次大きくなるよう
に設定される。
【0041】図9は本発明の実施の形態の回線IDによ
る検索説明図であり、回線名称データベース1の1レコ
ードとして、テリトリNo.と局No.と架No.とS
YSNo.と実装位置と伝送速度と収容位置と回線名称
と共に回線IDを登録する。この回線IDは、Xバイト
として示すように、任意数のバイト構成とすることがで
きるものであり、又〔回線IDの設定〕の画面に示すよ
うに、回線名称の始端,終端,伝送速度,回線通番等の
各項目A,B,C,D,Eに任意バイト数のキーを割当
てる。即ち、回線名称のデータ長が非常に長い場合で
も、回線IDのデータ長を短く設定できるようにするも
のである。
【0042】従って、回線IDを入力して回線名称デー
タベース1を検索することにより、回線名称を迅速に抽
出することができる。この場合、同一の回線IDに対し
て複数の回線名称が抽出される場合があるが、表示部2
(図1参照)に一覧表示して選択することにより、迅速
に所望の回線名称を選択し、監視情報を抽出することが
できる利点がある。
【0043】図10は本発明の実施の形態の回線IDの
設定説明図であり、〔回線IDのキー設定〕画面に於い
て、回線名称の項目1〜5として、始端の東京と、終端
の大阪と、伝送速度と、収容位置と、アラームとがある
場合、それぞれに対してキー1〜キー5を割当てること
により、回線IDは、東京→“1”、大阪→“3”、伝
送速度→“032”、収容位置→“001”、アラーム
→“01”として設定することができる。
【0044】従って、キー1〜キー5を用いて検索キー
とすると、所望の回線名称を抽出することができる。又
キー1を検索キーとすると、始端の東京を含む回線名称
を抽出することができる。同様に、キー2とキー3とを
検索キーとすると、終端の大阪と伝送速度とを含む回線
名称を抽出することができる。即ち、回線名称のデータ
長が長くなる場合でも、データ長の短い回線IDを用い
ることにより、回線名称データベース1の検索所要時間
を短縮することができる。
【0045】図11は本発明の実施の形態の回線IDの
設定,検索のフローチャートであり、回線IDのキーを
回線名称の項目に割当てる(B1)。即ち、図9又は図
10に示すように、回線名称の各項目に例えばキー1〜
キー5を割当てる。この回線IDを回線名称と共に回線
名称データベース1に格納しておく。
【0046】そして、回線名称の選択画面に於いて回線
名称の検索を行う時に、回線IDのキーを入力する(B
2)。この回線IDにより回線名称データベース1を検
索し(B3)、複数の回線名称が抽出された場合は、一
覧表示する(B4)。通信回線網が複雑となり、回線名
称データベース1が大容量化された場合でも、データ長
の短い回線IDにより検索するから、検索所要時間の短
縮を図ることができ、又一覧表示される回線名称の数は
少なくなるから、所望の回線名称を容易に選択すること
ができる。
【0047】図12,図13は本発明の実施の形態の収
容管理表作成説明図であり、画面操作として示すよう
に、回線名称を入力し、回線名称データベース1から収
容検索を行うデータとして、テリトリNo.と局No.
と架No.とSYSNo.と実装位置と伝送速度と収容
位置と回線名称とを抽出し、テーブル21に格納する。
このテーブル21から実装情報(テリトリNo.と局N
o.と架No.とSYSNo.と実装位置)が同一で、
伝送速度と収容位置とが異なるものを抽出し、伝送速度
上下関係ファイル4を参照して、収容管理処理プログラ
ムによって収容管理表22を作成する。
【0048】図14は回線パターンの説明図であり、伝
送速度α,β,γと、回線名称が「回線A」〜「回線
G」とを有し、パターン1は、伝送速度γの回線名称
「回線F」の回線のみが両端の伝送装置に於いて終端さ
れ、他の回線はそれぞれ対向する伝送装置により終端さ
れている。又パターン2は、回線名称が「回線A」〜
「回線E」,「回線G」の回線が、対向する伝送装置に
より終端されている。
【0049】図14のパターン1に於ける実装情報ア,
イ,ウ,エと、伝送速度α,β,γと、回線名称とは、
伝送速度上下関係ファイル4を参照することにより、図
15の左側のパターン1に示す内容の配列として、回線
名称データベース1に格納される。又図14のパターン
2に於ける実装情報カ,キ,ク,ケと、伝送速度α,
β,γと、回線名称とは、同様に、伝送速度上下関係フ
ァイル4を参照することにより、図15の右側のパター
ン2に示す内容の配列として、回線名称データベース1
に格納される。
【0050】図16は本発明の実施の形態の収容管理の
画面形成説明図であり、図15のパターン1の回線名称
データベース1の内容を基に、回線名称「回線A」につ
いての収容管理画面を見る時に、回線名称の「回線A」
を入力し、回線名称データベース1を検索する。この
検索により抽出した同一の回線名称「回線A」に対応す
る実装情報ア,イを抽出する−1,−2。抽出した
実装情報ア,イに等しい実装情報の回線を検索する−
1,−2。
【0051】検索した回線が、最初の検索に於ける回
線より上位の回線であるか否かを伝送速度上下関係ファ
イル4を参照し−1,−2、上位の回線の場合は、
検索−1,−2による抽出結果から除外する。そし
て、下位の回線を抽出する−1,−2、この下位の
回線の抽出に於いて同一の回線名称の回線が存在する場
合は、論理和処理により一つの回線名称を表示用ファイ
ル23に書込む。
【0052】又抽出−1,−2による実装情報ア,
イを有する回線が他に存在するか否かを判定し、存在
する場合は回線名称データベース1を検索する。又存
在しない場合、回線名称「回線A」,「回線B」と同
じ回線名称でない回線名称「回線C」を表示用ファイル
23に書込み、表示用ファイル23の内容を表示部2
(図1参照)に表示する。それにより、収容管理画面
は、回線名称「回線A」の下位回線として回線名称「回
線B」,「回線C」の順序で表示される。この場合も、
回線名称データベース1に回線IDを登録しておくこと
により、回線名称に対応する回線IDにより回線名称デ
ータベース1の検索所要時間を短縮することができる。
【0053】図17は本発明の実施の形態の収容管理の
画面形成のフローチャートであり、収容管理画面を見る
回線の回線名称を選択して入力する(C1)。この回線
名称と同一の回線名称の回線を検索し(C2)、検索し
た回線の実装情報を抽出する(C3)。この処理は、図
16に於ける回線名称データベース1の検索と、実装
情報の抽出−1,−2とに対応する。
【0054】次に抽出した実装情報が等しい回線の検索
を行い(C4)、抽出した回線に、前述の入力した回線
により上位の回線が存在するか否かを、伝送速度上下関
係ファイル4を参照して判定する(C5)。存在する場
合は上位の回線を除外し(C6)、存在しない場合、及
び上位の回線を除外した後、残った回線の回線名称を抽
出する(C7)。このステップ(C4)〜(C7)の処
理は、図16に於ける検索−1,−2と、参照−
1,−2と、抽出−1,−2とに対応する。
【0055】そして、同じ回線名称が存在するか否かを
判定し(C8)、存在する場合は、一つの回線名称とす
る為の論理和処理(OR)を行い(C9)、存在しない
場合及び論理和処理後、回線名称の表示用ファイル23
に登録する(C10)。次に、ステップ(C3)於いて
抽出した実装情報に等しい他の回線が存在するか否かを
判定し(C11)、存在する場合はステップ(C4)に
移行し、存在しない場合は、表示用ファイル23の内容
を表示部2に表示する(C12)。
【0056】前述の点線で囲んだステップ部分が、図1
6に於ける表示用ファイル23への書込に対応し、ス
テップ(C11)が、図16に於ける判定に対応し、
ステップ(C8)が、図16に於ける表示用ファイル2
3への書込に対応し、ステップ(C12)が、図16
に於ける表示に対応する。
【0057】図18は本発明の実施の形態の障害発生時
の処理説明図であり、架12とユニット(SYS)13
とインタフェース盤(IF)14とを含む伝送装置と、
インタフェース盤14に収容された回線15とを示し、
回線15は、伝送速度αの回線α−1と、伝送速度βの
回線β−1〜β−4と、伝送速度γの回線γ−1〜γ−
12とにより構成されている場合を示す。このような構
成に於いて、最上位の回線α−1に障害が発生すると、
この上位の回線α−1と、それより下位の4本の回線β
−1〜β−4と、最下位の12本の回線γ−1〜γ−1
2とがアラーム発生状態となる。
【0058】そこで、伝送速度上下関係ファイル3を参
照して回線消し込み処理を行う。即ち、アラーム発生回
線の監視情報を基に回線の収容管理状況(図13の収容
管理表及び図16の収容管理画面参照)を求め、下位の
回線については消し込むことにより、アラーム発生の上
位の回線を抽出することができる。この場合、回線α−
1の下位に回線β−1〜β−4、それぞれの下位に回線
γ−1〜γ−12が収容されていることが判るから、回
線α−1より下位の回線β−1〜β−4,γ−1〜γ−
12は消し込まれ、画面には回線α−1が表示される。
【0059】図19は本発明の実施の形態の複数障害発
生時の説明図であり、伝送速度αの回線A−α1,B−
α1が同一の伝送装置又は異なる伝送装置に収容され、
それぞれの下位の伝送速度βの回線A−β1〜A−β
4,B−β1〜B−β4と、それぞれの下位の伝送速度
γの回線A−γ1〜A−γ12,B−γ1〜B−γ12
とに於いて、×印で示すように複数のパターン1〜3の
障害が発生すると、回線A−α1,A−β1〜A−β
4,A−γ1〜A−γ12と、回線B−β1,B−γ1
〜B−γ3と、回線B−γ10とがアラーム発生状態と
なる。
【0060】図20は本発明の実施の形態の回線消し込
み処理の説明図であり、前述のように、複数のパターン
1〜3の障害発生による回線のアラームを(パターン
1)〜(パターン3)として示し、アラーム発生の回線
の監視情報を回線名称データベースから読出し、伝送速
度でソートして昇順に障害ファイル24に格納する。即
ち、A−α1,A−β1,A−β2,・・・・B−β
1,A−γ1,・・・A−γ12,B−γ1,B−γ
2,B−γ3,B−γ10として示すように、アラーム
発生回線対応の監視情報を、伝送速度の昇順に従って障
害ファイル24に格納する。
【0061】この障害ファイル24の先頭から読出した
監視情報、即ち、アラーム発生状態の上位の回線につい
ての監視情報を基に、前述の図16について説明した手
段等によって、回線の収容管理内容を求め、その収容管
理内容により下位の回線を求める。この場合、収容管理
内容により、回線A−α1については、下位の回線A−
β1〜A−β4,A−γ1〜A−γ12であることが判
るから、回線A−α1の下位の回線について消し込みを
行う。
【0062】次に障害ファイル24に残っている回線B
−β1について収容管理内容を求めると、その下位の回
線はB−γ1〜B−γ3であることが判るから、回線B
−β1の下位の回線について消し込みを行う。そして、
残っている回線B−γ10について収容管理内容を求め
ると、この回線B−γ10より下位の回線はないから残
存させる。次に障害ファイル24から読出す内容がなく
なると、消し込み終了として、回線A−α1,B−β
1,B−γ10を、パターン1〜3の障害発生の主原因
として画面に表示する。
【0063】図21は本発明の実施の形態の回線消し込
み処理のフローチャートであり、障害発生時に於いて、
アラーム送出回線の監視情報を回線名称データベースか
ら障害ファイル24に格納し(D1)、伝送速度により
ソートし(D2)、昇順に配列する。この障害ファイル
24から伝送速度の上位の回線の監視情報を読込み(D
3)、伝送速度上下関係ファイルを参照して収容管理内
容を求め、下位の回線を抽出して(D4)、障害ファイ
ル24に格納した回線と抽出回線との回線名称が等しい
か否かを判定し(D5)、等しい時は、抽出回線名称と
等しい回線を障害ファイル24から削除する(D6)。
即ち、回線消し込みを行う。
【0064】その後、又はアラーム送出回線と抽出回線
との回線名称が等しくない時は、障害ファイル24に格
納された回線を総て読込んだか否かを判定し(D7)、
総て読込みを済ませていない場合はステップ(D3)に
移行し、又読込みが済んでいる場合は、回線消し込みの
処理により、障害ファイル24に残存している回線につ
いての回線名称を表示部に表示する(D8)。従って、
通信回線網の複雑化に伴って膨大となる回線消し込みフ
ァイルを作成しなければならない従来例に比較し、この
ような回線消し込みファイルを作成する必要がなく、且
つ回線消し込み処理の迅速化を図ることができる利点が
ある。
【0065】図22は回線名称と監視情報との説明図で
あり、エリアA,B,Cに設置された伝送装置間を回線
で接続し、その回線の始端と終端とを用いた回線名称L
Nとした時、各伝送装置に於ける監視情報a,b,c,
dは、インタフェース盤の実装位置等が伝送装置によっ
て相違する場合が一般的であり、又伝送速度が異なる回
線も含まれるので、同一の回線名称LNに対して、複数
の監視情報a,b,c,dが存在することになる。
【0066】図23は本発明の実施の形態の回線名称一
括制御の説明図であり、1は回線名称データベース、1
1A,11B,11CはエリアA,B,C対応の伝送装
置、25は変換テーブル、31A,31B,31Cは監
視部、32A,32B,32Cは制御部を示し、監視部
及び制御部はそれぞれ端末を備えている。又回線名称は
同一のLNの場合を示す。
【0067】又変換テーブル25は、実装情報(テリト
リNo.,局No.,架No.,ユニット(SYS)N
o.,実装位置)a1,b1,c1,d1と、伝送速度
αと、制御信号CA,CB,CC,CDとが対応して格
納され、実装情報と伝送速度とをキーとして制御信号を
求めるものである。このような変換テーブル25は、回
線名称データベース1の登録処理後に、実装情報と伝送
速度等に対応した障害回復処理等の為の制御信号を設定
して構成することができる。
【0068】エリアBの伝送装置11Bに於ける回線障
害を監視部31Bが検出すると、主原因の障害回線を基
に回線名称データベース1を参照して回線名称LNを求
め、この回線名称LNを基に、回線名称データベース1
から監視情報a,b,c,dを求め、この監視情報a,
b,c,dを基に、変換テーブル25を参照して制御信
号CA,CB,CC,CDに変換し、制御信号CAはエ
リアAの制御部32Aに、制御信号CB,CCはエリア
Bの制御部32Bに、制御信号CDはエリアCの制御部
32Cにそれぞれ転送し、制御部32A,32B,32
Cから伝送装置11A,11B,11Cを制御して、障
害復旧の処理を行わせる。
【0069】図24は本発明の実施の形態の回線名称一
括制御の具体例の説明図であり、図23と同一符号は同
一部分を示し、エリアA,B,Cを東京,名古屋,大阪
とし、始端を東京、終端を大阪として名古屋経由の回線
の回線名称を〔東〜大〕とし、伝送装置11Aの実装情
報を東1、伝送装置11Bの実装情報を名1,名2、伝
送装置11Cの実装情報を大1として、変換テーブル2
5を構成した場合を示す。又回線名称データベース1
は、それぞれの監視情報a,b,c,dに対して同一の
回線名称〔東〜大〕が登録されている。
【0070】回線障害が名古屋に於いて発生し、監視部
31Bに於いて伝送装置11Bからの回線障害情報を受
信し(e1)、前述の回線消し込み処理により主原因の
障害回線を求め(e2)、この障害回線の回線名称〔東
〜大〕を回線名称データベース1を参照して求める(e
3)。この回線名称〔東〜大〕をキーとして回線名称デ
ータベース1を検索することにより、同一の回線名称
〔東〜大〕の監視情報a,b,c,dを求めることがで
きる(e4)。
【0071】この監視情報a,b,c,dの実装情報
(テリトリNo.,局No.,架No.,ユニット(S
YS)No.,実装位置)東1,名1,名2,大1と、
伝送速度αとをキーとして変換テーブル25を検索し、
制御信号CA,CB,CC,CDを求める(e5)。又
監視情報a,b,c,dの実装情報東1,名1,名2,
大1を基にエリア(東京,名古屋,大阪)を特定し、監
視情報a対応の制御信号CAを制御部32Aに(e
6)、監視情報b,c対応の制御信号CB,CCを制御
部32Bに(e7,e8)、監視情報d対応の制御信号
CDを制御部32Cに(e9)それぞれ転送し、制御部
32A,32B,32Cからそれぞれ伝送装置11A,
11B,11Cを制御して障害復旧処理を行わせる。
【0072】図25は本発明の実施の形態の回線名称一
括制御のフローチャートを示し、前述のように、回線名
称を用いて障害復旧処理を一括して行う場合を示す。先
ず、故障発生中の回線名称を選択する(E1)。即ち、
回線消し込み処理により主原因の回線を選択し、回線名
称データベース1を参照して主原因の回線の回線名称を
求める。
【0073】次に、回線名称をキーとして回線名称デー
タベース1を検索し、回線名称が等しい回線を抽出する
(E2)。次に、抽出回線の監視情報に含まれる実装情
報及び伝送速度を抽出し(E3)、この実装情報と伝送
速度とをキーとして変換テーブルを検索し、制御信号に
変換する(E4)。そして、全監視情報について制御信
号に変換したか否かを判定し(E5)、変換済みでない
時はステップ(E3)に移行し、変換済みの時は、監視
情報に含まれる実装情報により、回線が経由する伝送装
置のエリアを求め(E6)、このエリアの制御部に対し
て制御信号を送信する(E7)。そして、制御信号を受
信した各エリアの制御部は、伝送装置に対する制御を行
う(E8)。
【0074】図26は本発明の実施の形態の回線一括試
験方法の説明図であり、1は回線名称データベース、1
1A〜11Dは伝送装置、41は端末、42は表示部の
試験画面を示す。又伝送装置11A〜11D間の回線の
回線名称をLNとし、回線名称データベース1には、同
一の回線名称LNについて、監視情報a,b,c,d,
e,fが登録されている。又監視情報に含まれる実装情
報は(ア),(イ),(ウ),(エ)として示してい
る。
【0075】新規に運用を開始する回線についての導通
試験等の試験指示を、端末41からその回線の回線名称
LNを入力して行う。この回線名称LNをキーとして回
線名称データベース1を検索し、監視情報a,b,c,
d,e,fを読出し、これらの監視情報a,b,c,
d,e,fを試験画面42に表示し、監視情報からエリ
アを判定することができるから、導通試験等の試験内容
を指示することにより、判定したエリアの伝送装置11
A〜11Dに対して、図示を省略した制御部を介して試
験指示を行うことができる。
【0076】図27は本発明の実施の形態の回線一括試
験方法の具体例の説明図であり、エリアが東京の伝送装
置11Aを始端とし、エリアが広島の伝送装置11Bを
終端として、名古屋の伝送装置11Bと大阪の伝送装置
11Cとを経由した回線の回線名称を〔東京〜広島〕と
した場合を示し、又回線名称データベース1に、監視情
報と回線名称とが登録され、監視情報a,b,c,d,
e,fは、実装情報として、伝送装置11A〜11Dの
エリア(テリトリNo.)の東京,名古屋,大阪,広島
や、インタフェース盤の実装位置IFa,IFb,IF
c,IFd,IFe,IFf等を含むものである。
【0077】端末41(図26参照)からの試験回線選
択入力に従って、その端末の回線選択画面41Aに試験
を行う回線の回線名称〔東京〜広島〕を表示した場合を
示し、この回線名称〔東京〜広島〕をキーとして、回線
名称データベース1を検索して監視情報a,b,c,
d,e,fを求め、監視情報a,b,c,d,e,fの
中の実装情報(テリトリNo.,局No.,架No.,
ユニット(SYS)No.,実装位置)により、伝送装
置11A〜11Dのエリアと、インタフェース盤の実装
位置とを求め、それぞれについて試験画面42に表示す
る。
【0078】例えば、エリア名古屋の伝送装置11Bに
ついては、インタフェース盤の実装位置がIFb,IF
cであるから、それぞれの監視情報b,c対応の試験画
面を表示する。なお、回線選択画面41Aと試験画面4
2とは同一の表示部に形成することができる。
【0079】そして、監視情報対応にそれぞれ異なる或
いは同一の試験設定を入力することにより、試験画面4
2の対応領域に表示される。又予め試験項目を表示する
ように構成し、試験を行う項目をチェックすることによ
り、試験設定を行うことも可能である。試験設定を行っ
た後、試験実行指示を行うことにより、設定された試験
内容がそれぞれ伝送装置11A〜11Dに、図示を省略
した制御部を介して転送され、同一の回線名称の回線に
ついて一括して試験を行うことができる。
【0080】図28は本発明の実施の形態の回線一括試
験方法のフローチャートであり、試験する回線の回線名
称を選択入力し(F1)、その回線名称をキーとして回
線名称データベースを検索し、回線名称が等しい監視情
報を求め(F2)、その監視情報のテリトリNo.や局
No.等により伝送装置のエリアを識別し、且つインタ
フェース盤(IF盤)の実装位置を抽出する(F3)。
【0081】抽出したインタフェース盤の実装位置及び
エリア対応の試験画面を表示し(F4)、検索抽出した
監視情報に対応する試験画面を表示したか否かを判定し
(F5)、表示した場合、即ち、図27に示す試験画面
42のように、監視情報によるエリア及び実装位置対応
の試験画面を表示した場合、各試験画面対応に試験を行
う為の設定値を入力し(F6)、表示内容を確認して、
回線の一括試験を実施する(F7)。前述のように、回
線名称を指定することにより、複数の伝送装置を経由し
た回線に対しても、一括して試験を行うことができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回線名
称データベース1と、表示部2と、伝送速度管理テーブ
ル3と、伝送速度上下関係ファイル4と、制御処理部5
と、送受信部6と、入力操作部7とを含み、通信回線網
を監視、制御する時に参照する回線名称データベース1
については、上位の回線についての実装情報と回線名称
とを入力することにより、伝送速度管理テーブル3を参
照して下位の回線を含めて、監視情報と回線名称とを登
録することができる。従って、全回線についての監視情
報と回線名称を入力する必要のある従来例に比較して、
登録処理が簡単化され、且つ誤りが少なくなる利点があ
る。
【0083】又回線名称に対応する回線IDを共に登録
することにより、回線名称データベース1の検索時に、
比較的データ長の短い回線IDを用いることができるか
ら、検索所要時間の短縮を図ることができる。又一つの
回線IDにより複数の回線名称が検索抽出されても、そ
れらを一括表示して選択することにより、所望の回線の
監視情報を迅速に抽出することができる。
【0084】又回線名称データベース1と伝送速度上下
関係ファイル4とを用いて、収容された回線の上下関係
を示す収容管理表を作成することが可能であり、又アラ
ーム発生状態の回線について、回線名称データベース1
と伝送速度上下関係ファイル4とを用いて収容管理内容
を求めることにより、下位の回線の消し込みを行い、主
原因の回線を絞り込むことができ、膨大な回線消し込み
ファイルを作成する必要がないから、システム構成のコ
ストダウン並びに障害原因の探索時間を短縮できる利点
がある。
【0085】又回線名称を指定し、回線名称データベー
ス1を参照することにより、複数の伝送装置を経由した
回線についても、それぞれの伝送装置に対して制御信号
を転送して障害復旧処理を行わせることができる。同様
に、開通試験等の試験についても、回線名称を指定する
ことにより、同一の回線名称として登録された回線につ
いて、複数の伝送装置に対して試験信号を転送して試験
を実行することができる。即ち、回線が経由する伝送装
置を逐次識別する処理を行うことなく、回線名称の指定
により、一括した制御又は試験を行うことができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の回線名称登録説明図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の回線名称登録説明図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の回線名称データベース作
成時の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の回線名称データベース作
成時の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の回線名称データベース作
成時の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の回線名称データベース作
成時の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の回線名称データベース作
成時のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の回線IDによる検索説明
図である。
【図10】本発明の実施の形態の回線ID設定説明図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態の回線IDの設定,検索
のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の収容管理表作成説明図
である。
【図13】本発明の実施の形態の収容管理表作成説明図
である。
【図14】回線パターンの説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の収容管理の説明図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態の収容管理の画面形成説
明図である。
【図17】本発明の実施の形態の収容管理の画面形成の
フローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態の障害発生時の処理説明
図である。
【図19】本発明の実施の形態の複数障害発生時の説明
図である。
【図20】本発明の実施の形態の回線消し込み処理の説
明図である。
【図21】本発明の実施の形態の回線消し込み処理のフ
ローチャートである。
【図22】回線名称と監視情報との説明図である。
【図23】本発明の実施の形態の回線名称一括制御の説
明図である。
【図24】本発明の実施の形態の回線名称一括制御の具
体例の説明図である。
【図25】本発明の実施の形態の回線名称一括制御のフ
ローチャートである。
【図26】本発明の実施の形態の回線一括試験方法の説
明図である。
【図27】本発明の実施の形態の回線一括試験方法の具
体例の説明図である。
【図28】本発明の実施の形態の回線一括試験方法のフ
ローチャートである。
【図29】監視制御システム説明図である。
【図30】収容回線の説明図である。
【図31】回線名称の検索説明図である。
【図32】回線消し込みファイルの説明図である。
【図33】回線消し込みファイルの説明図である。
【図34】回線異常発生時の説明図である。
【図35】試験作業の説明図である。
【符号の説明】
1 回線名称データベース 2 表示部 3 伝送速度管理テーブル 4 伝送速度上下関係ファイル 5 制御処理部 6 送受信部 7 入力操作部 8 伝送装置 9 回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 誠 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大木 玲 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−55739(JP,A) 特開 平6−232968(JP,A) 特開 昭64−23632(JP,A) 特開 平5−260049(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散配置された複数の伝送装置間を回線
    により接続した通信回線網の監視制御システムに於い
    て、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、 前記回線の伝送速度の上下関係を示す情報を格納した伝
    送速度上下関係ファイルと、 前記伝送装置に於ける実装情報と回線の収容情報とを含
    む監視情報と、該回線の回線名称とを登録した回線名称
    データベースと、 前記伝送装置との間の情報の送受信を行う送受信部と、 各種の情報の入力操作を行う入力操作部と、 障害発生情報や入力情報等を表示する表示部と、 前記入力操作部からの前記実装情報と前記回線名称との
    入力により、前記伝送速度管理テーブルを参照して前記
    回線名称データベースに、前記実装情報と前記収容情報
    とを含む監視情報と、該回線の回線名称とを登録し、且
    つ該回線名称データベース及び前記伝送速度上下関係フ
    ァイルを参照して、回線の収容管理,回線消し込み,一
    括試験等の処理を行い、処理経過や処理結果を前記表示
    部に表示する制御処理部とを備えたことを特徴とする監
    視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記回線名称データベースは、インタフ
    ェース盤の実装位置を含む実装情報と、回線の伝送速度
    や収容位置を含む収容情報とからなる監視情報と、回線
    名称と、該回線名称の項目対応に検索キーを割当てた回
    線IDとを登録した構成を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の監視制御システム。
  3. 【請求項3】 前記監視情報と、前記伝送装置を制御す
    る為の制御信号とを格納し、前記回線名称データベース
    から回線名称をキーとして検索抽出した前記監視情報を
    用いて前記制御信号に変換する変換テーブルを備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の監視制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】分散配置された複数の伝送装置間を回線に
    より接続した通信回線網の監視制御方法に於いて、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、前記回線の伝送速度の上下関
    係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイルと、
    前記通信回線網の監視,制御に於いて検索する回線名称
    データベースと、制御処理部とを少なくとも備え、 前記伝送装置に収容された前記伝送速度の最上位の回線
    についての実装情報と、回線名称とを入力し、前記制御
    処理部により前記実装情報に含まれるインタフェース盤
    の種別を基に前記伝送速度管理テーブルを参照し、前記
    伝送速度の下位の回線を含めて監視情報と回線名称とを
    前記回線名称データベースに登録する過程を含むことを
    特徴とする監視制御方法。
  5. 【請求項5】 前記回線名称に、該回線名称のデータ長
    より短い回線IDを割当て、前記回線名称データベース
    に、前記監視情報と回線名称と共に前記回線IDを登録
    する過程を含むことを特徴とする請求項4記載の監視制
    御方法。
  6. 【請求項6】 分散配置された複数の伝送装置間を回線
    により接続した通信回線網の監視制御方法に於いて、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、前記回線の伝送速度の上下関
    係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイルと、
    監視情報と回線名称とを登録し、前記通信回線網の監
    視,制御に於いて検索する回線名称データベースと、制
    御処理部とを少なくとも備え、 指定された回線名称に従って前記制御処理部により前記
    回線名称データベースを検索し、抽出した監視情報に含
    まれる伝送速度について、前記伝送速度上下関係ファイ
    ルを参照して伝送速度の上下関係に従って配列し、回線
    対応のインタフェース盤の実装位置,伝送速度,収容位
    置,回線名称を含む収容管理内容を表示する過程を含む
    ことを特徴とする監視制御方法。
  7. 【請求項7】 分散配置された複数の伝送装置間を回線
    により接続した通信回線網の監視制御方法に於いて、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、前記回線の伝送速度の上下関
    係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイルと、
    監視情報と回線名称とを登録し、前記通信回線網の監
    視,制御に於いて検索する回線名称データベースと、制
    御処理部とを少なくとも備え、 指定された回線名称に従って前記制御処理部により前記
    回線名称データベースを検索し、抽出した監視情報に含
    まれる伝送速度について、前記伝送速度上下関係ファイ
    ルを参照して伝送速度の上下関係に従って配列し、回線
    対応のインタフェース盤の実装位置,伝送速度,収容位
    置,回線名称を含む収容管理内容を求め、回線のアラー
    ム発生状態に於いて、前記収容管理内容を参照してアラ
    ーム発生状態の下位の回線の消し込みを行う過程を含む
    ことを特徴とする監視制御方法。
  8. 【請求項8】 分散配置された複数の伝送装置間を回線
    により接続した通信回線網の監視制御方法に於いて、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、前記回線の伝送速度の上下関
    係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイルと、
    監視情報と回線名称とを登録し、前記通信回線網の監
    視,制御に於いて検索する回線名称データベースと、該
    回線名称データベースから抽出した前記監視情報と前記
    伝送装置を制御する為の制御信号とを格納した変換テー
    ブルと、制御処理部とを少なくとも備え、 回線名称をキーとして前記制御処理部により前記回線名
    称データベースを検索して監視情報を求め、該監視情報
    をキーとして前記変換テーブルを検索して制御信号を求
    め、該制御信号を、前記監視情報に含まれる前記伝送装
    置のエリアの情報に従って該伝送装置に転送し、同一の
    回線名称の回線が経由する伝送装置に対して一括制御す
    る過程を含むことを特徴とする監視制御方法。
  9. 【請求項9】 分散配置された複数の伝送装置間を回線
    により接続した通信回線網の監視制御方法に於いて、 前記伝送装置のインタフェース盤の種別対応の伝送速度
    及び回線収容位置を含む伝送速度の管理情報を格納した
    伝送速度管理テーブルと、前記回線の伝送速度の上下関
    係を示す情報を格納した伝送速度上下関係ファイルと、
    監視情報と回線名称とを登録し、前記通信回線網の監
    視,制御に於いて検索する回線名称データベースと、表
    示部と、各部を制御する制御処理部とを少なくとも備
    え、 回線名称を入力し、該回線名称をキーとして前記制御処
    理部により前記回線名称データベースを検索して前記監
    視情報を求め、該監視情報に含まれるエリア情報と回線
    を収容したインタフェース盤の実装情報とに対応した試
    験画面を前記表示部に表示して試験設定を行い、該試験
    設定内容を前記試験画面対応の前記伝送装置に転送し
    て、同一の回線名称の回線が経由する伝送装置に対して
    一括試験を行う過程を含むことを特徴とする監視制御方
    法。
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