JP3459526B2 - 水素吸蔵合金電極及び水素吸蔵合金電極に用いる水素吸蔵合金の製造方法 - Google Patents

水素吸蔵合金電極及び水素吸蔵合金電極に用いる水素吸蔵合金の製造方法

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JP3459526B2 JP31842396A JP31842396A JP3459526B2 JP 3459526 B2 JP3459526 B2 JP 3459526B2 JP 31842396 A JP31842396 A JP 31842396A JP 31842396 A JP31842396 A JP 31842396A JP 3459526 B2 JP3459526 B2 JP 3459526B2
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信幸 東山
衛 木本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニッケル−水素
二次電池等のアルカリ二次電池において、その負極に使
用される水素吸蔵合金電極及び水素吸蔵合金電極に用い
る水素吸蔵合金の製造方法に関するものであり、この水
素吸蔵合金電極に使用する水素吸蔵合金を改質し、初期
における水素吸蔵合金電極の活性度や低温特性を向上さ
せた点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルカリ二次電池の1つとし
て、ニッケル−水素二次電池が知られており、このニッ
ケル−水素二次電池においては、一般にその負極に水素
吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極が使用されていた。
【0003】ここで、この負極に使用する水素吸蔵合金
としては、希土類元素の混合物であるミッシュメタル
(Mm)を用いたMm系の水素吸蔵合金や、ラーベス
(Laves)系の水素吸蔵合金が使用されていた。
【0004】しかし、これらの水素吸蔵合金は、一般に
自然酸化等によってその表面に酸化物等の被膜が形成さ
れており、このような水素吸蔵合金を用いて水素吸蔵合
金電極を作製し、この水素吸蔵合金電極をニッケル−水
素二次電池における負極に使用した場合には、その初期
における水素吸蔵合金の活性度が低くて、水素ガスの吸
収が十分に行なわれず、初期における電池容量が低くな
ったり、電池内における圧力が増加する等の問題があっ
た。
【0005】このため、近年においては、特開平5−2
25975号公報等に示されるように、水素吸蔵合金を
塩酸等の酸性溶液中に浸漬させて、水素吸蔵合金の表面
における酸化被膜を除去するようにしたものが提案され
た。
【0006】ここで、このように水素吸蔵合金を酸性溶
液中に浸漬させて、この水素吸蔵合金の表面における酸
化被膜等を除去した場合、水素吸蔵合金の表面に活性な
部位がある程度出現するが、この表面における活性な部
位が再度酸化されたりして、水素吸蔵合金における初期
の活性度が十分に向上されず、依然として初期において
水素ガスの吸収が十分に行なわれず、電池容量が低くな
ったり、電池内における圧力が高くなる等の問題が存在
した。
【0007】さらに、従来の水素吸蔵合金電極において
は、低温下における電子伝導性が十分ではなく、低温下
で使用した場合における放電特性が悪いという問題も存
在した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ニッケル
−水素二次電池等のアルカリ二次電池の負極に使用する
水素吸蔵合金電極における上記のような様々な問題を解
決することを課題とするものであり、少なくともニッケ
ル、コバルト、アルミニウムを含有する水素吸蔵合金を
含む水素吸蔵合金電極において、電池に使用した初期よ
り活性度が十分に向上されて、水素ガスが十分に吸収さ
れるようになり、初期より十分な電池容量が得られると
共に、その内圧が上昇するということも少なく、さらに
低温下で使用した場合においても、十分な放電特性が得
られるようにすることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にお
ける水素吸蔵合金電極においては、上記のような課題を
解決するために、少なくともニッケル、コバルト、アル
ミニウムを含有する水素吸蔵合金を含む水素吸蔵合金電
極において、上記の水素吸蔵合金の表面にCoAl 2
4 からなる保護膜が生成され、この表面から30Åの深
さまでの部分におけるコバルト原子とアルミニウム原子
の存在比率の和をa、水素吸蔵合金の内部のバルク領域
におけるコバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の
和をbとした場合に、a/b≧1.30の条件を満たす
ようにしたのである。
【0010】また、この発明の請求項2における水素吸
蔵合金電極に用いる水素吸蔵合金の製造方法において
は、少なくともニッケル、コバルト、アルミニウムを含
有する水素吸蔵合金の重量に対して、塩化アルミニウム
又は水酸化アルミニウムを1〜5重量%、塩化コバルト
を1〜5重量%の割合で添加させた酸性溶液中におい
て、上記の水素吸蔵合金の表面処理を行ない、水素吸蔵
合金の表面から30Åの深さまでの部分におけるコバル
ト原子とアルミニウム原子の存在比率の和をa、水素吸
蔵合金の内部のバルク領域におけるコバルト原子とアル
ミニウム原子の存在比率の和をbとした場合に、a/b
≧1.30の条件を満たすようにしたのである。
【0011】ここで、酸性溶液中に加える塩化アルミニ
ウム又は水酸化アルミニウムの量や 塩化コバルトの量を
水素吸蔵合金の重量に対してそれぞれ1〜5重量%にし
たのは、これらの量が少ないと、水素吸蔵合金の表面か
ら30Åの深さまでの部分におけるコバルト原子とアル
ミニウム原子の量が少なくなり、またこれらの量が多く
なり過ぎても、コバルトやアルミニウムがうまく水素吸
蔵合金の表面に残留されなくなり、何れの場合において
も、水素吸蔵合金の表面から30Åの深さまでの部分に
おけるコバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の和
aが小さくなって、a/b≧1.30の条件を満たさな
くなるためである。
【0012】そして、このように酸性溶液中に塩化アル
ミニウム又は水酸化アルミニウムと塩化コバルトとを添
加させて水素吸蔵合金の表面処理を行なうと、CoAl
2 4 からなる保護膜が生成されて、水素吸蔵合金の表
面における活性な部分が保護されるようになる。
【0013】また、上記の請求項1における水素吸蔵合
金電極のように、水素吸蔵合金の表面から30Åの深さ
までの部分におけるコバルト原子とアルミニウム原子の
存在比率の和aと、水素吸蔵合金内部のバルク領域にお
けるコバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の和b
との関係がa/b≧1.3の条件を満たすと、コバルト
原子やアルミニウム原子が水素吸蔵合金内部におけるバ
ルク領域よりも表面において多く存在し、これらの原子
の触媒的作用により、この水素吸蔵合金を用いた水素吸
蔵合金電極における活性度が初期より向上されると共
に、低温下における電子伝導性が向上される。
【0014】そして、この水素吸蔵合金電極をニッケル
−水素二次電池等に使用した場合には、初期におけるガ
スの発生が抑制されて、初期における電池容量が増大す
ると共に、電池内における圧力の上昇も抑制され、さら
に低温下において使用した場合にも、その放電特性が向
上される。
【0015】また、上記の請求項2における水素吸蔵合
金電極に用いる水素吸蔵合金の製造方法において、上記
のように水素吸蔵合金を塩化アルミニウム又は水酸化ア
ルミニウムと塩化コバルトとを添加させた酸性溶液中で
処理するにあたり、この酸性溶液のpHが高すぎると、
水素吸蔵合金の表面における酸化物等の被膜を十分に除
去できなくなる一方、この酸性溶液のpHが低すぎる
と、水素吸蔵合金における活性な金属も溶解されて、水
素吸蔵合金の表面における活性な部分も低下するため、
好ましくは、初期のpHが0.7〜2.0の酸性溶液を
用いて水素吸蔵合金の表面処理を行なうようにする。
【0016】 また、上記の酸性溶液の温度が高すぎる
と、水素吸蔵合金における活性な金属も溶解されて、水
素吸蔵合金の表面における活性な部分も低下する一方、
酸性溶液の温度が低すぎると、水素吸蔵合金の表面にお
ける酸化物等の被膜を十分に除去できなくなるため、こ
の酸性溶液の温度を20℃〜70℃の範囲にして水素吸
蔵合金の処理を行なうことが好ましい。
【0017】 さらに、上記のように水素吸蔵合金を塩化
アルミニウム又は水酸化アルミニウムと塩化コバルト
を添加させた酸性溶液中で処理するにあたり、この酸性
溶液中にアントラヒドロキノン等のキノン類を適当量添
加させると、酸性溶液中における溶存酸素が除去される
等により、水素吸蔵合金の表面に再度酸化物の被膜が形
成されるのが抑制され、水素吸蔵合金における初期の活
性度がより向上されるようになり、好ましくは、酸性溶
液中にキノン類を5ppm〜100ppm添加させるよ
うにする。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る水素吸蔵合金
電極及び水素吸蔵合金電極に用いる水素吸蔵合金の製造
方法について具体的に説明すると共に、比較例を挙げ、
この発明の実施例の水素吸蔵合金電極を電池に使用した
場合に、初期における電池の内圧の上昇が抑制されると
共に、低温下での放電特性が向上されることを明らかに
する。なお、この発明における水素吸蔵合金電極及びそ
の製造方法は、特に、下記の実施例に示したものに限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲におい
て適宜変更して実施できるものである。
【0019】 (実施例1〜3及び比較例1,2) これらの実施例及び比較例においては、希土類元素の混
合物であるミッシュメタル(Mm)とNiとCoとAl
とMnとを、MmNi3.1 Co0.8 Al0.4 Mn0.7
組成比になるように秤量して混合し、これを溶融させて
合金化した後、これを機械的に粉砕して水素吸蔵合金粉
末を得た。
【0020】 次に、このようにして得た水素吸蔵合金粉
末の表面を塩酸を用いた酸性溶液中で処理するようにし
た。
【0021】 ここで、このように水素吸蔵合金粉末の表
面を酸性溶液中で処理するにあたっては、下記の表1に
示すように、酸性溶液の初期pHを1、液温を25℃に
すると共に、実施例1〜3及び比較例1においては、上
記の酸性溶液中に、アルミニウム化合物として塩化アル
ミニウムAlCl3 を、コバルト化合物として塩化コバ
ルトCoCl2 をそれぞれ同表に示す割合で添加すると
共に、アントラキノンを50ppm加えるようにし、比
較例2においては、アントラキノンだけを50ppm加
えるようにした
【0022】 そして、上記のように調整した各酸性溶液
中にそれぞれ水素吸蔵合金をpHが7程度になるまで浸
漬させて、各水素吸蔵合金の表面を処理した。
【0023】 次に、上記のようにして表面処理された各
水素吸蔵合金の表面から30Åの深さまでの各原子の存
在比率を測定した。各原子の存在比率の測定は、走査型
透過型電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析計を用い
て測定した。ここで、各原子の存在比率とは、測定した
部分において、走査型透過型電子顕微鏡とエネルギー分
散型X線分析計により検出された全金属原子の総数に対
する各原子の存在数の比を求めたものである。そして、
この方法により、各水素吸蔵合金の表面から30Åの深
さまでの部分におけるCo原子とAl原子の存在比率の
和aを求めると共に、同様にして各水素吸蔵合金の内部
のバルク領域におけるCo原子とAl原子の存在比率の
和bを求めて、a/bを算出し、その結果を表1に合わ
せて示した。
【0024】
【表1】
【0025】この結果、上記実施例1〜3の水素吸蔵合
金は、a/bの値が1.30以上になっており、この発
明の条件を満たしていたが、酸性溶液中にAlCl3
CoCl2 を5重量%より多い7重量%加えた酸性溶液
を用いて処理した比較例1の水素吸蔵合金や、AlCl
3 やCoCl2 を加えていない酸性溶液を用いて処理し
た比較例2の各水素吸蔵合金においては、そのa/bの
値が1.30より低くなっていた。
【0026】 次に、上記の実施例1〜3及び比較例1,
2に示すようにして表面処理された各水素吸蔵合金10
0重量部に対して、それぞれ結着剤であるポリエチレン
オキサイドの5重量%水溶液を20重量部加えて混合さ
せ、各ペーストを調整し、このペーストをそれぞれニッ
ケルメッキしたパンチングメタルからなる芯体の両面に
塗着させて室温で乾燥させた後、所定の寸法に切断し
て、実施例1〜3及び比較例1,2の各水素吸蔵合金電
極を作製した。
【0027】 そして、このように作製した各水素吸蔵合
金電極を負極に使用する一方、正極としては、従来より
一般に使用されている焼結式ニッケル極を使用し、また
セパレータとしては耐アルカリ性の不織布を用い、図1
に示すように、上記の正極1と各負極2との間にそれぞ
れセパレータ3を介在させ、これらをスパイラル状に巻
いて電池缶4内に収容させた後、この電池缶4内にアル
カリ電解液として30重量%の水酸化カリウム水溶液を
注液して封口し、正極1を正極リード5を介して正極蓋
6に接続させると共に、負極2を負極リード7を介して
電池缶4に接続させ、電池缶4と正極蓋6とを絶縁パッ
キン8により電気的に分離させるようにした。
【0028】 また、正極蓋6と正極外部端子9との間に
コイルスプリング10を設け、電池の内圧が異常に上昇
した場合には、このコイルスプリング10が圧縮されて
電池内部のガスが大気中に放出されるようにした。
【0029】 そして、上記のようにして作製した各ニッ
ケル−水素二次電池に対し、室温(常温)下において、
それぞれ充電電流0.2Cで6時間充電した後、0℃の
低温下において放電電流0.2Cで放電を行ない、これ
らの各ニッケル−水素二次電池における初期放電容量を
求め、その結果を下記の表2に示した。
【0030】
【表2】
【0031】この結果から明らかなように、上記のa/
bの値が1.30以上になった水素吸蔵合金を用いた実
施例1〜3の水素吸蔵合金電極を負極に使用したニッケ
ル−水素二次電池は、上記のa/bの値が1.30より
低い水素吸蔵合金を用いた比較例1,2の水素吸蔵合金
電極を負極に使用したニッケル−水素二次電池に比べ
て、0℃の低温下で使用した場合における初期放電容量
が高くなっており、低温下での放電特性が向上してい
た。
【0032】 (実施例4〜6及び比較例3,4) これらの実施例4〜6及び比較例3,4においては、上
記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合と同様に粉砕
して得られた水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処
理するにあたり、酸性溶液の液温を25℃にすると共
に、この酸性溶液中に添加するAlCl3 やCoCl2
やアントラキノンの量を、下記の表3に示すように、実
施例4では実施例1と、実施例5では実施例2と、実施
例6では実施例3と、比較例では比較例1と、比較例
では比較例2と同じにする一方、上記の酸性溶液にお
ける初期のpH値を同表に示すように変化させて、それ
ぞれ水素吸蔵合金の表面処理を行なった。
【0033】 ここで、上記のように酸性溶液における初
期のpH値を変更させた場合においても、前記のa/b
の値は殆ど変化せず、実施例4のものは実施例1のもの
と、実施例5のものは実施例2のものと、実施例6のも
のは実施例3のものと、比較例のものは比較例1のも
のと、比較例のものは比較例2のものとほぼ同じa/
bの値を示した。
【0034】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、上記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製した。
【0035】 そして、このようにして作製した各ニッケ
ル−水素二次電池に対し、それぞれ電池の内圧を測定し
ながら常温下において1000mA(1C)で充電を行
ない、電池の内圧が10kgf/cm2 に達するまでの
充電時間を測定し、これを各ニッケル−水素二次電池に
おける初期の内圧特性として下記の表3に示した。な
お、この内圧特性を定めるにあたっては、それぞれ4個
のニッケル−水素二次電池について試験を行ない、その
平均値を示した。
【0036】
【表3】
【0037】この結果から明らかなように、酸性溶液の
初期pHを変化させた場合においても、前記の実施例1
〜3と同様にa/bの値が1.30以上になった実施例
4〜6のものは、比較例1,2と同様にa/bの値が
1.30より低くなった比較例3,4のものに比べて、
電池の内圧特性を示す充電時間が長くなっており、初期
におけるガスの発生が抑制され、初期より十分な放電容
量が得られた。
【0038】 また、上記のように水素吸蔵合金を酸性溶
液中において表面処理するにあたって、初期のpHが
0.7〜2.0の範囲になった酸性溶液で処理した場合
に、さらにニッケル−水素二次電池における内圧特性が
向上された。
【0039】 (実施例7〜9及び比較例5,6) これらの実施例7〜9及び比較例5,6においては、上
記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合と同様に粉砕
して得られた水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処
理するにあたり、酸性溶液の初期pHを1にすると共
に、この酸性溶液中に添加するAlCl3 やCoCl2
やアントラキノンの量を、下記の表4に示すように、実
施例7では実施例1と、実施例8では実施例2と、実施
例9では実施例3と、比較例では比較例1と、比較例
では比較例2と同じにする一方、上記の酸性溶液にお
ける液温を同表に示すように変化させて、それぞれ水素
吸蔵合金の表面処理を行なった。
【0040】 ここで、上記のように酸性溶液における液
温を変更させた場合においても、前記のa/bの値は殆
ど変化せず、実施例7のもの実施例1のものと、実施例
8のものは実施例2のものと、実施例9のものは実施例
3のものと、比較例のものは比較例1のものと、比較
のものは比較例2のものとほぼ同じa/bの値を示
した。
【0041】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、上記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製し、各ニッケル−水素二次電池にお
ける初期の内圧特性を上記の場合と同様にして測定し、
その結果を下記の表4に示した。
【0042】
【表4】
【0043】この結果から明らかなように、酸性溶液の
液温を25.0℃〜70.0℃の範囲にした場合、前記
のようにa/bの値が1.30以上になった実施例7〜
9のものは、a/bの値が1.30より低い比較例7〜
9のものに比べて、電池の内圧特性を示す充電時間が長
くなっており、初期におけるガスの発生が抑制され、初
期より十分な放電容量が得られた。
【0044】 (実施例10〜12及び比較例7,8) これらの実施例10〜12及び比較例7,8において
は、上記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合と同様
に粉砕して得られた水素吸蔵合金を酸性溶液中において
表面処理するにあたり、酸性溶液の初期pHを1、酸性
溶液の液温を25℃にすると共に、この酸性溶液中に添
加するAlCl3 やCoCl2 の量を、下記の表5に示
すように、実施例10では実施例1と、実施例11では
実施例2と、実施例12では実施例3と、比較例では
比較例1と、比較例では比較例2と同じにする一方、
上記の酸性溶液に添加させるアントラキノンの量を同表
に示すように変化させて、それぞれ水素吸蔵合金の表面
処理を行なった。
【0045】 ここで、上記のように酸性溶液に添加させ
るアントラキノンの量を変更させた場合においても、前
記のa/bの値は殆ど変化せず、実施例10のものは実
施例1のものと、実施例11のものは実施例2のもの
と、実施例12のものは実施例3のものと、比較例
ものは比較例1のものと、比較例のものは比較例2の
ものとほぼ同じa/bの値を示した。
【0046】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、上記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製し、各ニッケル−水素二次電池にお
ける初期の内圧特性を上記の場合と同様にして測定し
て、その結果を下記の表5に示した。
【0047】
【表5】
【0048】この結果から明らかなように、酸性溶液中
にアントラキノンを5.0ppm〜100.0ppmの
範囲で添加した場合、前記のようにa/bの値が1.3
0以上になった実施例10〜12のものは、a/bの値
が1.30より低い比較例7,8のものに比べて、電池
の内圧特性を示す充電時間が長くなっており、初期にお
けるガスの発生が抑制され、初期より十分な放電容量が
得られた。
【0049】 (実施例13〜15及び比較例) これらの実施例13〜15及び比較例においては、上
記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合と同様に粉砕
して得られた水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処
理するにあたり、上記の実施例1〜3及び比較例1,2
の場合と同様に、酸性溶液の初期pHを1、液温を25
℃にすると共にアントラキノンを50ppm加える一
方、下記の表6に示すように、上記の酸性溶液中に、ア
ルミニウム化合物として水酸化アルミニウムAl(O
H)3 を、コバルト化合物として塩化コバルトCoCl
2 をそれぞれ同表に示すだけ加えるようにした。
【0050】 次に、上記のようにして表面処理された各
水素吸蔵合金の表面から30Åの深さまでの各原子の存
在比率を測定した。各原子の存在比率の測定は、走査型
透過型電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析計を用い
て測定した。ここで、各原子の存在比率とは、測定した
部分において、走査型透過型電子顕微鏡とエネルギー分
散型X線分析計により検出された全金属原子の総数に対
する各原子の存在数の比を求めたものである。そして、
この方法により、各水素吸蔵合金の表面から30Åの深
さまでの部分におけるCo原子とAl原子の存在比率の
和aを求めると共に、同様にして各水素吸蔵合金の内部
のバルク領域におけるCo原子とAl原子の存在比率の
和bを求めて、a/bを算出し、その結果を表6に合わ
せて示した。
【0051】
【表6】
【0052】この結果、実施例13〜15の水素吸蔵合
金は、a/bの値が1.30以上になっており、この発
明の条件を満たしていたが、酸性溶液中にAl(OH)
3 やCoCl2 を5重量%より多い7重量%加えた酸性
溶液を用いて表面処理した比較例の水素吸蔵合金にお
いては、そのa/bの値が1.30より低くなってい
た。
【0053】 (実施例16〜18及び比較例10) これらの実施例16〜18及び比較例10においては、
前記の水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処理する
にあたり、上記の実施例13〜15及び比較例12の場
合と同様に、酸性溶液の液温を25℃にし、アントラキ
ノンを50ppm加えると共に、下記の表7に示すよう
に、上記の酸性溶液中に添加させるAl(OH)3 やC
oCl2 の量を、実施例16では実施例13と、実施例
17では実施例14と、実施例18では実施例15と、
比較例10では比較例と同じにする一方、上記の酸性
溶液における初期のpH値を同表に示すように変化させ
て、それぞれ水素吸蔵合金の表面処理を行なった。
【0054】 ここで、上記のように酸性溶液における初
期のpH値を変更させた場合においても、前記のa/b
の値は殆ど変化せず、実施例16のものは実施例13の
ものと、実施例17のものは実施例14のものと、実施
例18のものは実施例15のものと、比較例10のもの
は比較例のものとほぼ同じa/bの値を示した。
【0055】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、前記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製し、このように作製した各ニッケル
−水素二次電池における初期の内圧特性を上記の各場合
と同様にして測定し、その結果を表7に合わせて示し
た。
【0056】
【表7】
【0057】この結果から明らかなように、酸性溶液の
初期pHを変化させた場合においても、a/bの値が
1.30以上になった実施例16〜18のものは、a/
bの値が1.30より低くなった比較例10のものに比
べて、電池の内圧特性を示す充電時間が長くなってお
り、初期におけるガスの発生が抑制され、初期より十分
な放電容量が得られた。
【0058】 また、上記のように水素吸蔵合金を酸性溶
液中において表面処理するにあたって、初期のpHが
0.7〜2.0の範囲になった酸性溶液で処理した場合
には、さらにニッケル−水素二次電池における内圧特性
が向上された。
【0059】 (実施例19〜21及び比較例11) これらの実施例19〜21及び比較例11においては、
前記の水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処理する
にあたり、上記の実施例13〜15及び比較例の場合
と同様に、酸性溶液の初期pHを1にし、酸性溶液にア
ントラキノンを50ppm加えると共に、下記の表8に
示すように、上記の酸性溶液中に添加するAl(OH)
3 やCoCl2 の量を、実施例19では実施例13と、
実施例20では実施例14と、実施例21では実施例1
5と、比較例11では比較例と同じにする一方、上記
の酸性溶液の液温を同表に示すように変化させて、それ
ぞれ水素吸蔵合金の表面処理を行なった。
【0060】 ここで、上記のように酸性溶液における液
温を変更させた場合においても、前記のa/bの値は殆
ど変化せず、実施例19のもの実施例13のものと、実
施例20のものは実施例14のものと、実施例21のも
のは実施例15のものと、比較例11のものは比較例
のものとほぼ同じa/bの値を示した。
【0061】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、前記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製し、このように作製した各ニッケル
−水素二次電池における初期の内圧特性を上記の各場合
と同様にして測定し、その結果を表8に合わせて示し
た。
【0062】
【表8】
【0063】この結果から明らかなように、酸性溶液の
液温を25.0℃〜70.0℃の範囲にした場合、前記
のようにa/bの値が1.30以上になった実施例19
〜21のものは、a/bの値が1.30より低い比較例
11のものに比べて、電池の内圧特性を示す充電時間が
長くなっており、初期におけるガスの発生が抑制され、
初期より十分な放電容量が得られた。
【0064】 (実施例22〜24及び比較例12) これらの実施例22〜24及び比較例12においては、
前記の水素吸蔵合金を酸性溶液中において表面処理する
にあたり、上記の実施例13〜15及び比較例の場合
と同様に、酸性溶液の初期pHを1、その液温を25℃
にすると共に、下記の表9に示すように、上記の酸性溶
液中に添加するAl(OH)3 やCoCl2 の量を、実
施例22では実施例13と、実施例23では実施例14
と、実施例24では実施例15と、比較例12では比較
と同じにする一方、上記の酸性溶液に添加させるア
ントラキノンの量を同表に示すように変化させて、それ
ぞれ水素吸蔵合金の表面処理を行なった。
【0065】 ここで、上記のように酸性溶液に添加させ
るアントラキノンの量を変更させた場合においても、前
記のa/bの値は殆ど変化せず、実施例22のものは実
施例13のものと、実施例23のものは実施例14のも
のと、実施例24のものは実施例15のものと、比較例
12のものは比較例のものとほぼ同じa/bの値を示
した。
【0066】 次に、上記のようにして得た各水素吸蔵合
金を用い、前記の実施例1〜3及び比較例1,2の場合
と同様にして、各水素吸蔵合金電極を作製すると共に、
この各水素吸蔵合金電極を負極に使用して各ニッケル−
水素二次電池を作製し、このように作製した各ニッケル
−水素二次電池における初期の内圧特性を上記の各場合
と同様にして測定し、その結果を表9に合わせて示し
た。
【0067】
【表9】
【0068】この結果から明らかなように、酸性溶液中
にアントラキノンを5.0ppm〜100.0ppmの
範囲で添加した場合、前記のようにa/bの値が1.3
0以上になった実施例12〜24のものは、a/bの値
が1.30より低い比較例12のものに比べて、電池の
内圧特性を示す充電時間が長くなっており、初期におけ
るガスの発生が抑制され、初期より十分な放電容量が得
られた。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の請求項
1に記載した水素吸蔵合金電極のように、少なくともニ
ッケル、コバルト、アルミニウムを含有する水素吸蔵合
金を用い、この水素吸蔵合金の表面にCoAl 2 4
らなる保護膜を生成し、この表面から30Åの深さまで
の部分におけるコバルト原子とアルミニウム原子の存在
比率の和をa、水素吸蔵合金の内部のバルク領域におけ
るコバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の和をb
とした場合に、a/b≧1.30の条件を満たすように
すると、この水素吸蔵合金の表面におけるコバルト原子
とアルミニウム原子の割合が多くなり、これらの原子の
触媒的作用により、この水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵
合金電極における活性度が初期より向上されると共に、
低温下における電子伝導性が向上された。
【0070】 この結果、この発明の請求項1に記載した
水素吸蔵合金電極をニッケル−水素二次電池等に使用し
た場合には、初期におけるガスの発生が抑制されて、初
期における電池容量が増大すると共に、電池内における
圧力の上昇も抑制され、さらに低温下において使用した
場合にもその放電特性が向上された。
【0071】また、この発明の請求項2における水素吸
蔵合金電極に用いる水素吸蔵合金の製造方法により水素
吸蔵合金電極を製造すると、上記の請求項1に記載した
水素吸蔵合金電極が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例及び比較例において作製した
ニッケル−水素二次電池の概略断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極(水素吸蔵合金電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東山 信幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 木本 衛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 藤谷 伸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 西尾 晃治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−296846(JP,A) 国際公開95/023435(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/24,4/38 B22F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともニッケル、コバルト、アルミ
    ニウムを含有する水素吸蔵合金を含む水素吸蔵合金電極
    において、上記の水素吸蔵合金の表面にCoAl24
    からなる保護膜が生成され、この表面から30Åの深さ
    までの部分におけるコバルト原子とアルミニウム原子の
    存在比率の和をa、水素吸蔵合金の内部のバルク領域に
    おけるコバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の和
    をbとした場合に、a/b≧1.30の条件を満たすこ
    とを特徴とする水素吸蔵合金電極。
  2. 【請求項2】 少なくともニッケル、コバルト、アルミ
    ニウムを含有する水素吸蔵合金電極に用いる水素吸蔵合
    金の製造方法において、上記の水素吸蔵合金の重量に対
    して塩化アルミニウム又は水酸化アルミニウムを1〜5
    重量%、塩化コバルトを1〜5重量%の割合で添加させ
    た酸性溶液中において、上記の水素吸蔵合金の表面処理
    を行ない、水素吸蔵合金の表面から30Åの深さまでの
    部分におけるコバルト原子とアルミニウム原子の存在比
    率の和をa、水素吸蔵合金の内部のバルク領域における
    コバルト原子とアルミニウム原子の存在比率の和をbと
    した場合に、a/b≧1.30の条件を満たすようにし
    たことを特徴とする水素吸蔵合金電極に用いる水素吸蔵
    合金の製造方法
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