JP3459418B2 - 牽引埋設係留マリンアンカー - Google Patents

牽引埋設係留マリンアンカー

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JP3459418B2 JP50994993A JP50994993A JP3459418B2 JP 3459418 B2 JP3459418 B2 JP 3459418B2 JP 50994993 A JP50994993 A JP 50994993A JP 50994993 A JP50994993 A JP 50994993A JP 3459418 B2 JP3459418 B2 JP 3459418B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、牽引埋設係留マリンアンカー(水中錨)に
関するものである。
シャンクに取り付けたフルークを有する牽引埋設係留
アンカーの必要条件は、係留着床地面内に深く貫入する
能力である。保持能力は係留着床地面の表面の下方の埋
設深さに直接関係する。係留着床地面内への貫入する能
力は、アンカーが係留着床地面に存在する特定の地質に
対して適正なフルーク角度を有するか否かに依存する。
このフルーク角度は、フルークの前方方向と、シャンク
のアンカーケーブル取付ポイントからアンカーの前後方
向に延びる対称面で測ってフルークの後端縁のポイント
を結ぶラインとのなす角度と定義されるのが一般的であ
る。実際上、泥土に対してはこの角度は50゜であり、砂
地に対しては30゜である。ケーブル取付ポイント及びフ
ルークの質量中心を含む直線ラインがフルークの前方方
向となす角度は、従って、泥土に関しては60゜〜70゜で
あり、砂地に関しては45゜となり、このときフルークは
三角形又は矩形形状にし、長さ対幅比を1と2の間の範
囲とするのが一般的である。この後者の角度を質量中心
フルーク角度と称する。
水中の地面と平滑なスチール製のアンカーフルークと
の間の摩擦角度φは、砂地に関しては22゜〜30゜の範囲
であり、泥土に関しては6゜〜14゜である。従って、質
量中心フルーク角度は、常に(90−φ)゜以下となり、
アンカーケーブル取付ポイントに加わる引張力によっ
て、フルークの前方方向に地面上を摺動させることによ
りアンカーを貫入させ、水平に引っ張るとき係留着床地
面の表面の下方に徐々に深く埋設される。
深く埋設された牽引埋設係留マリンアンカーは、アン
カーシャンクの前方端部に取り付けたアンカーケーブル
を垂直上方に引き上げることにより、又はフルークの後
端縁でアンカーに取り付けた吊り下げケーブル又はペン
ダント(pendant)ケーブルを垂直上方に引き上げるこ
とより、回収するのが一般的である。この垂直方向の引
き上げにより、アンカーを地中で回転させ、最終的にフ
ルークの質量中心が、シャンクのケーブル取付ポイント
(「ブレークアウト」位置と称する)又はフルークの後
端縁における吊り下げケーブル取付ポイントの垂直下方
の位置をとるようにする。この回転の後にアンカーケー
ブルによって引き上げると、アンカーはフルークの前方
方向に「掘り」続けるが、水平に対して斜行するより
も、垂直に対して斜行し、最終的に係留着床地面の表面
から浮かび上がる。回転後に吊り下げケーブルを引き上
げると、垂直ケーブルがフルークの回転方向にあるた
め、アンカーは地中において垂直方向に上昇する。
ブレーキングアウト力は、吊り下げケーブルによって
引き上げるとき最少になり、アンカーケーブルによって
引き上げるとき最大になる。ピークのブレーキングアウ
ト力は、アンカーの回転直後ではあるが、垂直に対して
傾斜した移動を生ずる前にケーブルに生ずる。アンカー
ケーブルにおけるこのピークブレーキングアウト力は、
砂地でのピーク水平埋設力の約20〜30パーセント、泥土
での100パーセントのオーダーの大きさである。一般的
に、アンカーブレーキングアウト力の最少化は、特に、
牽引埋設アンカーの設計の目標である。
これに対して、本発明の目的は、ブレークアウト位置
におけるブレーキングアウト力を最大にする牽引埋設係
留マリンアンカー及び方法を得るにある。本発明の他の
目的は、係留着床地面の地面における埋設の所定の深さ
において保持能力を増加する牽引埋設係留マリンアンカ
ーを得るにある。
更に、本発明の他の目的は、牽引埋設中にマリンアン
カーに加わる負荷を制限し、所望の位置で保持能力を増
加する前に、所要位置に一定の負荷で牽引することがで
きる方法を得るにある。
これらの目的は、アンカーケーブル取付ポイントにお
いて比較的小さいフルーク質量中心角度で引っ張るとき
係留着床地面の地面を埋設し、次に大きいフルーク質量
中心角度でケーブル取付ポイントを引っ張ることがで
き、これにより摩擦に抗してフルークの方向にアンカー
を移動することをほぼ防止するアンカーを設けることに
よって達成される。
この目的を達成するため、本発明は、水中の地面に牽
引して埋設係留するアンカーであり、フルークと、この
フルークに取り付け、アンカーケーブルを取り付けるた
めの少なくとも1個の取付ポイントを設けたたシャンク
手段とを備えるマリンアンカーにおいて、前記シャンク
手段は、アンカーにフルークの質量中心から前記取付ポ
イントに至る2個の方向を与え、アンカーの前後方向に
延びる対称面で測ってフルークの前方方向に関して、第
1方向が前記前方方向に対して第1前方開き角度をな
し、前記第2方向が前記前方方向に対して前記第1前方
開き角度よりも大きい第2前方開き角度をなす構成に
し、前記第1方向に位置する取付ポイントでアンカーを
引っ張って水中地面でアンカーをほぼ前方方向に移動さ
せることにより牽引埋設を可能とするとともに、前記第
2方向に配置した取付ポイントで前記埋設されるアンカ
ーを引っ張ることにより、このような前進運動を阻止
し、前方方向に交差する方向のアンカーの移動に抵抗す
るよう作用する引張力の方向に投影したフルーク面積を
増加する構成としたことを特徴とする。
好適には、第1前方開き角度及び第2前方開き角度
を、フルーク表面とアンカーを埋設すべき水中地面との
間の摩擦角度φに対して選択し、第1前方開き角度を
(90−φ)゜以下にし、第2前方開き角度を(90±φ)
゜の範囲にし、ケーブルによってアンカーを水平に引っ
張るとき埋設を生じ、フルークが最終的に水平になり、
ケーブルによってアンカーを垂直方向に引っ張るとき水
平方向への摺動を防止するようにすると好適である。
地面がアンカーの後方が乱れており、アンカーの前方
は乱されていないため、好適には、第2前方開き角度は
(90±φ)゜の範囲とし、特に、泥土での作業には84゜
〜90゜の範囲、砂地での作業には68゜〜90゜の範囲とす
る。
本発明の好適な第1の実施例において、前記シャンク
に、ケーブルアンカーのための第1及び第2の取付ポイ
ントを設け、ケーブル取付移動手段を設け、アンカーケ
ーブル取付手段を第1取付ポイントから前記第2取付ポ
イントに移動してアンカーの牽引埋設を行う。
この第1の実施例において、好適には、溝孔付き案内
手段を前記2個の取付ポイント間に設け、アンカーケー
ブル取付ポイントを前記第2取付ポイントに摺動できる
構成とし、前記シャンクを、側面で見てほぼ三角形形状
にし、この三角形の1個の頂点の近傍で前記フルークに
取り付け、また残りの頂点の近傍にアンカーケーブルを
取り付けるためのシャックルピンを収容する取付孔を設
け、第1方向上に存在する孔の中心と、第2方向上の孔
に対してはフルーク寄りにオフセットした位置とを接続
する前記孔間の溝孔を設け、アンカーの牽引埋設後にア
ンカーケーブルに上向きかつ後方に引っ張ることによ
り、シャックルピンを前記第1方向孔から摺動させ、前
記第2方向孔に配置する構成とする。
本発明によるマリンアンカーの第2の好適な実施例に
おいては、シャンクのフルークから遠い方の端部でアン
カーケーブル取付ポイントを設け、前記シャンクの少な
くとも取付ポイントを含む部分を、対称面に交差する軸
線の周りに回動自在にし、更に、アンカーには、アンカ
ーの牽引埋設中にはアンカーケーブル取付ポイントが第
1方向上の位置をとるようシャンクを保持する第1制限
手段と、第1制限釈放手段とを設け、前記アンカーの埋
設が完了した後にアンカーケーブルを引っ張ることによ
り、前記制限手段を釈放して前記シャンクを回動し、ア
ンカーケーブル取付ポイントの第2方向への移動を可能
にする構成とする。
第2の実施例のマリンアンカーにおいて、好適には、
前記ケーブル取付ポイントが前記第2方向の位置をとる
とき前記シャンクの回動を阻止する第2制限手段を設け
る。
好適には、前記第2制限手段に、シャンク及び前記フ
ルークの少なくとも一方に固着した止め部を設ける。
好適には、前記止め部は、前記シャンクを前記フルー
クにロックするロック止め部とする。
好適には、前記第1制限手段は、シャンクをフルーク
にリンク連結する破断可能な部材を有する構成とし、前
記アンカーの牽引埋設後に引っ張ることによって前記シ
ャンクに加わる所定の垂直負荷を越えるとき、前記破断
可能な部材が破断する構成とする。
好適には、前記破断可能な部材を、前記枢着部に隣接
して前記シャンクを前記フルークにリンク連結する分断
可能なピンとする。
好適には、枢着軸線を前記フルークの質量中心に隣接
配置し、前記破断可能な部材を枢着軸線に隣接配置し、
枢着軸線から僅かに離れた第1方向におけるアンカーケ
ーブルのユニット力が、その後に枢着軸線からより遠く
離れた垂直方向に引っ張るときアンカーケーブルのユニ
ット力よりもアンカーの牽引埋設中に前記破断部材によ
り小さい力を発生し、牽引埋設力よりも相当小さい垂直
力により破断部材を破断させ、シャンクを第2方向に回
転させる構成とする。
好適には、前記第1制限釈放手段を、係留着床地面の
表面の上方に離れた位置で遠隔操作できる構成とする。
好適には、前記第1制限釈放手段を、取付ポイントで
前記第1制限釈放手段に取り付けた制御吊り下げケーブ
ルによって遠隔操作可能の構成とし、制御吊り下げケー
ブルに加わる垂直引張力により前記第1制限釈放手段を
動作させる構成とする。
好適には、前記第1制限手段を、前記枢着軸線の後方
で前記シャンクと前記フルークとの間に配置し、また前
記制御吊り下げケーブルに取り付けた釈放自在の楔状止
め部とし、アンカーの牽引埋設後に前記制御ケーブルに
垂直引張力を加えることにより、前記楔状止め部を前記
アンカーから外して抑止力を釈放する構成とする。
好適には、前記制御吊り下げケーブルを細長レバー部
材の一方の端部に取り付け、前記細長レバー部材の他方
の端部で楔状止め部に回動自在に取り付け、前記他方の
端部には、フルーク又は関連の部分に圧着して支点とし
て作用する突出トーを設け、制御吊り下げケーブルに対
する垂直引張力により生ずる支点の周りのレバー部材の
回転によって、前記楔状止め部を前記シャンクと前記フ
ルークとの間から自由にてこ動作できるようにする。
好適には、前記レバー部材を、前記制御吊り下げケー
ブル取付端部で、制御吊り下げケーブルによって動作す
る釈放自在取付手段を介して前記シャンクに取り付け
る。
好適には、前記釈放自在の取付手段を、制御吊り下げ
ケーブルに所定値よりも大きい引張力を加えることによ
り動作させる構成とする。
好適には、前記釈放自在取付手段は、前記取付手段を
釈放するよう制御吊り下げケーブルに加える所定値の引
張力で破断する破断可能部材とする。
更に、本発明は、シャンク及びフルークを有するマリ
ンアンカーを、係留着床地面においてマリンアンカーに
取り付けたアンカーケーブルを引っ張ることにより牽引
埋設する間にマリンアンカーによって展開される負荷を
制御する制御方法において、 (a)アンカーシャンクの一部又は前記シャンクに取り
付けたアンカーケーブルの後方部分に制御吊り下げケー
ブルを取り付けて前記フルークの水平に対する傾斜角度
を減少するようアンカーを回転させることを可能にする
吊り下げケーブル取付ステップと、 (b)係留着床地面にアンカーを配置し、前記アンカー
ケーブルを水平に引っ張って前記アンカーを係留着床地
面に埋設させる埋設ステップと、 (c)埋設作業の進行中に前記アンカーケーブルに展開
される負荷を測定するステップと、 (d)アンカーケーブルの負荷が所定の大きさになると
き前記制御吊り下げケーブルを上方に引っ張り、前記制
御吊り下げケーブルにおける力を、前記移動するアンカ
ーを回転してアンカーフルークの水平に対する傾斜角度
を減少し、アンカーの保持能力を減少するに十分な大き
さに維持するステップと、 (e)前記アンカーケーブルにおける測定した負荷に対
する制御吊り下げ力の作用結果を認知するステップと、 (f)前記認知した結果に従って、前記制御吊り下げケ
ーブルにおける力を変化させ、アンカーを所定設定位置
まで牽引するとき、アンカーケーブル負荷を一定の所定
値に制御する制御ステップと よりなることを特徴とする。
好適には、前記制御吊り下げケーブルを遠隔操作で釈
放できる取付手段によって取り付け、アンカーの設置後
に前記制御吊り下げケーブルを釈放し、回収する。
好適には、上述の方法を使用するマリンアンカーを本
発明により構成する。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
図1は、本発明による第1実施例のマリンアンカーの
側面図である。
図2は、図1のアンカーの平面図である。
図3は、図1のアンカーの前面からみた正面図であ
る。
図4は、図1のアンカーの釈放自在の連結部分P−P
の断面図である。
図5は図4の連結を釈放した状態の断面図である。
図1A〜図3Aは、それぞれ図1〜図3のアンカーに類似
の変更例の側面図、平面図、及び正面図である。
図6〜図8は、それぞれ図1〜図3のアンカーに類似
の本発明による第2の実施例の側面図、平面図、及び正
面図である。
図9〜図11は、それぞれ図1〜図3のアンカーに類似
の回動アンカーシャンクを有する本発明による第3の実
施例の側面図、平面図、及び正面図である。
図12は、図9〜図11のシャンク回動釈放機構を動作さ
せるアンカーの一部の作動位置の状態を示す説明図であ
る。
図13は、図9〜図11のアンカーの他の回動止め機構の
説明図である。
図14は、本発明による投錨係留作業を示す説明図であ
る。
図1〜図5に、前後方向に延びるフォアアンドアフト
(fore−and−aft)平面M−Mの周りに対称形状のマリ
ンアンカー(水中錨)1を示し、このマリンアンカー1
は、フルーク(錨かぎ)2と、フルークの質量中心(ce
ntroid)7に隣接させてフルーク2に取り付けたシャン
ク3を有し、このシャンク3にはフルーク2から最も遠
いシャンク端部Aに形成した孔を有する第1アンカーケ
ーブル取付ポイント4Aと、シャンクのシャンク端部Aと
フルーク2との間の後方位置Bにおける溝孔付き孔の外
端の第2アンカーケーブル取付ポイント4Bとを設ける。
孔4A、4Bは、アンカーケーブルの取付のためのシャック
ルのピンを収容する。フルーク2は、2個のフルークハ
ーフ8を有し、各フルークハーフの各々は、平面図で見
て五角形の形状をしており、最も前方のポイント9は対
称面M−Mから離れる。前方から見ると、各フルークハ
ーフの平面状の上面は、対称面M−Mに対して60゜〜90
゜の範囲の角度θをなす。平面図で見たフルークの長さ
−幅比は、好適には、1〜2とする。
フルーク2の前方方向は、対称面M−Mに対する平面
状の平面10のライン交差によって決定され、図1で質量
中心7からポイント9に向かう方向を意味するものとす
る。質量中心のフルーク角度α(第1質量中心フルーク
角度)は、フルーク2の前方方向Fと、質量中心7及び
ケーブル取付ポイント4Aとを結ぶ直線ライン5とのなす
角度であり、(90−φ)゜以下の角度である。ただし、
φは、アンカーとこのアンカーが着床する地面とのなす
摩擦角度である。αを決定するためのφの大きさは、砂
地に対しては30゜とし、泥土に対しては15゜とする。角
度αは、図1の実施例では、(泥土用に)約70゜、即
ち、75゜以下とする。フルークポイント角度δは、フル
ーク2の前方方向Fと、第1ケーブル取付ポイント4A及
び対称面M−Mのフルークポイント9の突出部を含む直
線ラインとの角度であり、柔らかい泥土に対しては110
゜であり、砂地に対しては50゜〜70゜である。図1は泥
土用に100゜の実施例を示してある。
フルークの質量中心7と第2ケーブル取付ポイント4B
とを結ぶ直線ライン6は、フルークの前方方向Fに対し
て角度β(第2質量中心フルーク角度)をなし、(90±
φ)゜の範囲である。角度βは、図1の実施例において
泥土及び砂地の双方に対して90゜として示す。取付ポイ
ント4Bは、フルークの上方にフルーク長さの25〜100パ
ーセントの距離に配置し、フルークに対する地面圧力の
分布変動によってポイント4Bの周りのフルーク2の回転
が不安定になるのを回避する。
シャンク3は、フルーク幅の5パーセント以下の厚さ
のプレート構造にし、前方端縁に傾斜を付け、シャンク
が係留着床地面に貫入する抵抗を減少するようにする。
側面から見ると、シャンク3は、方向Fに対してほぼ角
度αをなす長い上方リム3A、及び方向Fに対してβの角
度をなす短い上方リム3B、及びフルーク質量中心7に隣
接してフルーク2に取り付けた短い下方リム3Cを有する
Y字形状である。前方から見ると、フルーク2は、対称
面M−Mにおける最大深さ断面部と、M−Mの末端にお
ける最小深さの断面部とを有し、M−Mの各側方ではほ
ぼ楔形状となり、前方の最小断面積部分を中空のダブル
スキンプレート構造にし、方向Fへの着床地面に対する
貫入抵抗を減少する。全体的に見て、アンカーの平面図
における面積対F方向のアンカーの投影面積は、適正な
構造上の強度を確保しつつ最大にし、これにより、前方
方向Fへの移動抵抗ができるだけ小さくなるとともに、
前方方向Fに直交する方向への移動抵抗ができるだけ大
きくなるようにする。
シャンクリム3Aは、端部Aとは反対側のリム3Aの端部
に取り付けた1対のラグ43によってシャンクリム3Bに着
脱自在に取り付ける。ラグ43は、リム3Bの各側方にそれ
ぞれ1個離して設け、リム3Bの孔45に軸線方向に整列す
る同軸状の孔44を有するクレビス(Uリンク)を形成
し、2個の円筒形ピン46によってリム3Bにピン連結する
(図4及び図5参照)。ピン46を、オイルシール48に装
着した2個のピストン47に衝合させ、孔45の中心で対称
面M−Mにおいて互いに背中合わせに衝合させる。ピス
トン47は、オイル供給パイプ51に接続したドリル穿孔オ
イル路50からオイルを供給する環状のオイル室を形成す
る互いに対向する傾斜面49を有する。ピン行程止め52を
ラグ43にボルト連結し、ピン46とピストン47との間の衝
合面53がリム3Bの外面に整列するとき、孔45内のオイル
圧力によってピン46の突出を止める。衝合面53は、エポ
キシ樹脂のような剪断強度が低い接着剤によって互いに
接着保持し、この接着剤は、衝合面53がリム3Bの外面に
整列するときに第1アンカーケーブル取付ポイント4Aに
僅かな引張負荷を加えるときに分断できるものとする。
シャンクリム3Bは、アンカーケーブルを取り付けるた
めのシャックル57のピン56を収容する孔55を有する摺動
自在のスリーブ54に嵌合させる。孔55は、溝孔付き孔4B
に掛合するよう位置決めし、孔55及び溝孔付き孔4Bを通
過するピン56が、スリーブ54を担持したまま溝孔付き孔
4Bによって限定される範囲で摺動できるようにする。同
軸状の孔58をスリーブ54及びリム3Bに配置し、分断可能
なピン59を収容し、このピン59は、ピン56をフルーク2
に最も近い溝孔付き孔4Bの端部に配置てある位置にスリ
ーブ54をロックする。方向Fに直交する方向に分断可能
なピン59に対して剪断負荷以上の引張力を加えることに
より、ピン59を分断し、ピン56をフルーク2から離れる
方向に溝孔付き孔4Bによって可能となる行程だけ移動す
る。ラグ60をスリーブ54の後面に取り付け、同様のラグ
61をリム3Bの後面に取り付ける。オイルを充填した液圧
シリンダ62をラグ60に連結し、ピストンロッドをラグ61
に連結する。シリンダ62は、オイル供給パイプ51によっ
て、リム3B内のドリル穿孔したオイル路50に接続し、ピ
ン59の分断後に生ずるピン56の溝孔付き孔4Bに沿う移動
により、シリンダ62を動作させ、ピストン47間の孔45に
オイルをポンプ送給する。このことにより、衝合面53間
の接着が分断する際に、ピン46を孔45から突出させ、リ
ム3Aをリム3Bから引き出することができ、リム3A及びこ
のリム3Aに取り付けるアンカーケーブルの回収を行うこ
とができる。代案として、ピン突出機構を取付ポイント
4B、及びこのポイントに取り付けるアンカーシャックル
内に配置することもできる。
この場合、リム3Aは、アンカーケーブルとともには回
収されず、シャンク3の一体部分として構造が簡単とな
る。
更に、取付4Aに取り付けるアンカーケーブルを釈放す
るための釈放機構全体をなくし、ポイント4A及び4Bは、
シャックルピンを収容するために単に丸い孔とすること
もできる(図1A〜図3A参照)。この構成の場合、リム3A
及び3Bはシャンク3の一体部分とし、ポイント4Aにおけ
る分断可能なシャックルピンにより第1アンカーケーブ
ルを回収できる。
図6〜図8の実施例においては、第2アンカーケーブ
ル取付ポイント4Bをほぼフルークの長さだけフルークか
ら離し、シャンク3の溝孔11によって第1アンカーケー
ブル取付ポイント4Aに接続し、この溝孔11内のシャック
ルピンの摺動により、アンカーケーブルをポイント4Aか
らポイント4Bに移動できるようにする。溝孔11の軸線を
ポイント4Aにおけるシャックルピン孔の中心に交差させ
るが、ポイント4Bではフルーク2に向けてオフセットさ
れてシャックルピン孔に交差させ、シャックルピンがポ
イント4Bでは孔内に少ない負荷が加わるようにする。全
体的に、アンカーは図1〜図3に示すアンカーに対応
し、同一部分には同一符号を付して説明する。シャンク
3は、側面で見ると三角形形状であり、重量を減らすた
めに内部に三角形の開孔12を設ける。孔14を有するラグ
13を、シャンク3のアンカーケーブル取付ポイント4Bに
隣接する部分に取り付け、このラグ13にアンカー吊り下
げ(アンカーペンダント:ahchor pendant)ケーブルを
取り付けるためのシャックルピンを収容する。図6〜図
8のアンカーは、例えば、ヨット及び小さいボート等の
軽量負荷用途に好適である。
図9〜図13の実施例では、第1アンカーケーブル取付
ポイント4Aは、シャンク3がフルーク2の枢着部15の周
りに回転自在であり、ポイント4Aがライン5からライン
6に移動し、図9のポイント4Bに対応する4Bの位置をと
ることができるため、物理的に移動可能である。図1〜
図3に示すアンカーに対応するアンカー及び同様の部分
には同一の参照符号を付して示す。枢着部15は、対称面
M−Mに直交する枢着軸線16を有し、平面状表面10の下
方のフルーク質量中心7の後方でフルーク2に配置す
る。枢着ピン17は、シャンク3の端部Aとは反対側の端
部を構成するラグ18を、フルークの下面に取り付けた2
個のラグ19間に配置する作用を行う。シャンク3は、フ
ルーク2の開孔20に貫通し、開孔20の前端縁21がシャン
ク3の前端縁22に衝合し、前端縁21は、シャンク3の回
転を止める止め部として作用し、図1〜図3の実施例に
おけるフルーク質量中心角度αを形成するようにする。
開孔20の後端縁23及びフルーク2に取り付けた止め部
24は、シャンク3の後端縁25に衝合し、図1〜図3の実
施例における角度βよりもシャンク3が回転するのを防
止することができる。ピンクレビス27及びピン28を担持
する楔状の止め部26をシャンク3の後端縁25と止め部24
との間に着脱自在に介挿し、ポイント4Aがライン5に整
列する状態にシャンク3を一時的にロックする。止め釈
放レバー29の一方の端部をピン28によって楔状止め部26
のクレビス27に回動自在に取り付け、シャンク3の後端
縁25に沿って長さ方向に配置する。トー30をピン28に隣
接させてレバー29に形成し、このトー30は、レバー29の
シャンクの後端縁25から離れる方向への回転後に止め部
24に圧着し、次いでレバー29が更に回転して止め部24と
端縁25との間の位置から楔状止め部26を強制的にこじ上
げるための支点として作用し、シャンク3を止め部24に
衝合する位置に回転し、ポイント4Aをライン5からライ
ン6に移動する。フルークの下側に設けたばね負荷楔状
止め部(図示せず)は、このとき端縁21と端縁22との間
で自由に上昇し、ポイント4Aをライン6の4Bの位置に配
置した状態でシャンク3をロックする。代案としてのシ
ャンク3のための止め及びロック装置を図13に示す。こ
の場合、止め部24の下側でフルークプレート32に圧着
し、端縁21に圧着する端縁22の代わりにシャンク3の前
方回転を制限するクランクアーム31を設ける。孔33をア
ーム31の端部に設け、この孔33は、シャンク3が回転し
て端縁25を止め部24に衝合させるとき、ラグ19の対応の
孔34に整列する。ばね負荷ボルト35をラグ19のうちの一
方の孔34に取り付け、孔33が孔34に整列したとき、この
ボルト35が孔33に挿通し、アンカーケーブル取付ポイン
ト4Aが4Bの位置(図12及び図13参照)をとり、ライン6
上にある状態でシャンク3をロックする。アーム31にア
ンカー孔36を設け、このアンカー孔36は、最初はラグ19
の対応の同軸状孔に整列する。分断可能なピン37を孔36
に装着し、ポイント4Aが初期的にライン5上の位置をと
るとき、シャンク3をラグ19にロックし、枢軸16の周り
に所定の力のモーメントを越えるとき、ピン37を分断
し、シャンク3が後方に回転できるようにする。
シャンク3は、同軸状の孔39を有するクレビス(Uリ
ンク)ラグ38を有し、このラグ38は、ポイント4Aからシ
ャンクの長さの約20パーセント離して後端縁25に配置す
る。レバー29(図12及び図13参照)は、シャンク3の長
さの0.8倍の長さにし、トー30から遠い方の端部にラグ
孔41を設け、アンカー吊り下げケーブルに連結するため
のシャックルピンを収容する。レバー29には、孔39を有
するラグ38間に同軸状に整合する孔40を設ける。孔39、
40に分断可能なピン42を装着し、アンカー吊り下げケー
ブルを引っ張ることによって孔41に加わる所定の力で破
断できるようにする。アンカー吊り下げケーブルを更に
引っ張ることにより、レシー29及び楔状止め部26を一体
に着床したアンカー1から移動する。このことにより、
フルーク質量中心7に有効に作用するフルーク2の表面
10にわたり分散した地面の力の枢軸16の周りに回転モー
メントの下にフルーク質量中心角度をαからβに増加さ
せる。
図14及び図1〜図12につき説明すると、使用にあた
り、本発明によるアンカーは、水中の係留着床地面63に
2個のケーブル64、65により着床させ、ケーブル64はポ
イント4Aに取り付け、ケーブル65は孔4Bに、図1〜図3
の実施例ではシャックル57によって、又は図6〜図8の
実施例では孔14に、又は図9〜図11の実施例では孔41に
取り付ける。
アンカーは、第1アンカーハンドリング船(AHV)66
のデッキから投錨し、この船66はウインチドラムからケ
ーブル64を繰り出す。ケーブル65は第2AHV67に通し、こ
のケーブル65によりAHV66のデッキ上のアンカーを引っ
張って投錨し、水中の係留地面の上方に水没させる。ア
ンカー1は、2個のケーブル64、65の繰り出しを制御し
て係留着床地面63の表面に接触するよう降下させ、アン
カー1のフルークを先ず方向Fが係留着床地面の所望の
ドラッグ経路に整列するよう係留着床地面63に接触させ
る。この接触ポイントは、所望の設置位置Xから十分な
距離をとるよう選択し、ケーブル64によってアンカー1
を位置Xまで引きずる際に、ケーブル64の所望の張力が
得られるか、又は所望の張力以上になるようにする。AH
V66の水平移動とともにケーブル64を更に繰り出すこと
によって、アンカー1を回転させてシャンク端部Aを係
留着床地面に接触させ、ケーブル64を所望の引張方向に
係留着床地面63上に水平に敷設する。このとき、AHV67
もケーブル65を繰り出してたるませつつ、AHV66が水平
に移動してアンカー1を引っ張り、係留着床地面中にも
ぐり込ませ、埋没軌跡68に沿って移動させ、これによ
り、アンカー1が所望の設置位置Xに接近するにつれ
て、ケーブル64の張力が増加する。
AHV66によって測定されるケーブル64の張力が増加
し、アンカー1が位置Xに達する前に所望張力を越える
ことを示す場合、AHV66はAHV67に対して、ケーブル65を
引っ張ってアンカー1を係留着床地中において回転さ
せ、フルーク2の水平に対する傾斜度を減少させ、位置
Xに向かって牽引するときの掘り込み能力、従って、ア
ンカー1の保持能力を減少するよう指示する。AHV66とA
HV67のこの連携作業により、アンカー1は、ケーブル64
の張力を一定に制御された状態で、位置Xに達するまで
係留着床地中で水平軌跡69に沿って牽引される。
図1〜図3の実施例に関しては、位置Xにおけるその
後の係留作業は、AHV66がケーブル64をゆるめるととも
に、AHV67がケーブル65を強制的に引っ張り、分断ピン5
9を破断させ、上述の液圧釈放機構を動作させ、シャン
クリム3Aを取付ケーブル64とともにアンカー1から釈放
する。AHV66は、このとき、ケーブル64を引っ張って、
次の再利用のためにシャンクリム3Aとともに回収し、現
場から離れる。AHV67は、このとき、アンカー1のポイ
ント4Bに対してより一層垂直方向の引張力を加え、前方
方向Fが水平になり、高い持上抵抗が好ましい場合には
AHV66によって加わる水平負荷よりも相当高い垂直持上
抵抗負荷が得られるまで、フルーク2を回転させる。代
案として、AHV67によりケーブル65を繰り出し、AHV66が
元いた位置まで移動し、ケーブル65に高い水平引張力を
加え、アンカー1を回転させ、フルークの前方方向Fを
ケーブル65の軸線に対して直交させ、高い水平抑止力が
望ましい場合にAHV66により加わる水平負荷よりも相当
高い水平抵抗負荷がケーブル65に得られるようにする。
図6〜図8の孔14に装着した分断可能シャックルピン
を有する実施例に関しては、位置Xにおけるアンカー1
のその後の係留作業は、AHV67がケーブル65を強制的に
引っ張り、分断可能なシャックルピンを破断させ、船上
に回収するためにケーブル65を釈放する。AHV66は、ケ
ーブル64を引っ張ってアンカー1の後尾に移動し、強制
的に上向き後方に引っ張り、ポイント4Aのシャックルに
取り付けたケーブル64を溝孔11に沿って摺動させ、シャ
ックルピンをポイント4Bにおけるオフセットした孔内に
配置する。ケーブル64における高い垂直抑止負荷が得ら
れるようにするため、AHV66をアンカー1の垂直上方に
移動し、ケーブル64を強制的に引っ張り、ポイント4Bに
加わる負荷によってアンカーを回転させ、フルークの前
方方向Fを水平にする。代案として、ケーブル64に高い
水平抑止負荷を得るようにするため、AHV66によりケー
ブル64を繰り出し、アンカー1が最初に位置Xに達した
ときにとっていた位置に再びアンカー1を戻す。次にAH
V66によりケーブル64を水平に強制的に引っ張り、ポイ
ント4Bに負荷を加えることによってアンカー1を回転さ
せ、フルークの前方方向Fをポイント4Bに隣接するケー
ブル64の方向に直交させるようにする。
図9〜図13の実施例に関して、位置Xにおけるアンカ
ー1のその後の係留作業は、AHV67がケーブル65を強制
的に引っ張り、分断ピン42を破断させ、レバー29を回転
させ、楔状止め部26及び止め部24及びシャンク3からて
こ作用で動かし、レバー29を全体的にアンカー1から外
し、ケーブル65及びレバー29を船上に回収する。ケーブ
ル64の高い垂直抑止力を得るため、AHV66をアンカー1
の垂直上方に移動し、ケーブル64を強制的に引っ張り、
シャンク3を回転させて止め部24に衝合させ、次にアン
カー1を回転させ、フルーク前方方向Fを水平に指向さ
せる。代案として、ケーブル64の高い水平抑止負荷を得
るためには、楔状止め部26が外れた後に、AHV66により
単にケーブル64を強制的に引っ張り、地面がフルーク2
の質量中心7に作用する力のオフセットモーメントによ
ってフルーク2を軸線16の周りに回転させ、止め部24を
シャンク3に衝合させる。このとき、フルークの前方方
向FはシャンクAに隣接するケーブル64の方向に直交す
る。
極めて柔らかい泥土を満たしたタンク内で、本発明に
より構成した縮尺モデルのアンカーを使用して上述のよ
うに展開したテストから以下のことが分かった。即ち、
フルークポイント9が泥土表面の下方にフルーク2の長
さの約5倍の位置に達するまで、ケーブル65に得られる
ピーク負荷がアンカーを着床させるに必要なケーブル64
に加わるピーク水平力よりも約5倍も大きくすることが
できることが分かった。砂地でも同様のテストを行い、
フルークポイント9が泥土表面の下方にフルーク2の長
さの約2.5倍の位置に達するまで、ケーブル65に得られ
るピーク負荷がアンカーを着床させるに必要なケーブル
64に加わるピーク水平力よりも約2.5倍も大きくするこ
とができることが分かった。
このような有益な結果は従来の牽引埋設係留アンカー
によっては得られなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 21/44

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中の地面に牽引して埋設係留するための
    アンカーであり、フルーク(8と、このフルークに取り
    付け、アンカーケーブル(64)を取り付けるための取付
    ポイント(4A/4B)を設けたシャンク手段(3)とを具
    え、前記取付ポイント(4A/4B)はそれぞれ第1アンカ
    ーケーブル及び第2アンカーケーブルを前記アンカーに
    取り付けて、各アンカーケーブルがフルークの質量中心
    (7)からそれぞれ第1方向(5)及び第2方向(6)
    に延在するようにし、アンカーの前後方向に延びる対称
    面(M−M)で測ってフルーク(8)の前方方向(F)
    に関して、前記第1方向(5)が前記前方方向(F)に
    対して見込む第1前方開き角度(α)をなし、前記第2
    方向(6)が前記前方方向(F)に対して見込む前記第
    1前方開き角度(α)よりも大きい第2前方開き角度
    (β)をなして前記フルーク(8)の前記第2方向
    (6)に直交する仮想投影面への投影面積が、前記フル
    ーク(8)の前記第1方向(5)に直交する仮想投影面
    への投影面積よりも大きくなる構成とし、前記第1アン
    カーケーブルを介して前記第1方向(5)に位置する前
    記取付ポイント(4A)で前記アンカーを牽引して水中地
    面でほぼアンカーを前記前方方向(F)に前進移動させ
    る一次牽引作用により前記アンカーの牽引埋設を可能と
    するとともに、その後に前記第2アンカーケーブルを介
    して前記第2方向(6)に位置する取付ポイント(4B)
    で前記埋設したアンカーを前記第2方向(6)に上向き
    に牽引する二次牽引により、前記前進移動を阻止し、前
    記シャンク手段(3)の少なくとも前記第1アンカーケ
    ーブルを取り付けた部分をアンカーから釈放可能にし、
    また前記アンカーの牽引埋設後に前記シャンクの部分を
    釈放する遠隔操作釈放手段(46,48)を設けたことを特
    徴とするマリンアンカー。
  2. 【請求項2】水中の地面に牽引して埋設係留するための
    アンカーであり、フルーク(8と、このフルークに取り
    付け、アンカーケーブル(64)を取り付けるための取付
    ポイント(4A/4B)を設けたシャンク手段(3)とを具
    えたマリンアンカーにおいて、前記シャンク手段(3)
    の少なくとも一部を、アンカーの前後方向に延びる対称
    面(M−M)を横切ってアンカーに配置した回動軸線
    (16)の周りに回動自在にし、前記アンカーケーブルの
    ための取付ポイントを前記フルーク(8)の質量中心
    (7)から延びる第1方向(5)と第2方向(6)との
    間で移動自在にし、前記第1方向(5)及び前記第2方
    向(6)をフルーク(8)の開口の端縁により規定し、
    アンカーの前後方向に延びる対称面(M−M)で測って
    フルーク(8)の前方方向(F)に関して、前記第1方
    向(5)が前記前方方向(F)に対して見込む第1前方
    開き角度(α)をなし、前記第2方向(6)が前記前方
    方向(F)に対して見込む前記第1前方開き角度(α)
    よりも大きい第2前方開き角度(β)をなして前記フル
    ーク(8)の前記第2方向(6)への投影面積が、前記
    フルーク(8)の前記第1方向(5)への投影面積より
    も大きくなる構成とし、前記アンカーケーブル(64)を
    介して前記第1方向(5)に位置する前記取付ポイント
    (4A)で前記アンカーを牽引して水中地面でほぼアンカ
    ーを前記前方方向(F)に前進移動させる一次牽引作用
    により前記アンカーの牽引埋設を可能とするとともに、
    その後に前記アンカーケーブル(64)を介して前記第2
    方向(6)に位置する取付ポイント(4B)で前記埋設し
    たアンカーを前記第2方向(6)に上向きに牽引する二
    次牽引により、前記前進移動を阻止し、前記アンカーケ
    ーブル(64)が制限手段(26)により制限される前記第
    1方向(5)から前記制限手段(26)の制限を釈放して
    前記第2方向(6)への移動を可能にする遠隔操作手段
    (29)を設け、前記回動軸線(16)を、前記第1方向
    (5)上に存在する前記フルークの質量中心(7)及び
    アンカーケーブルの前記取付ポイント(4A)を含む直線
    (5)の近傍又は後方に配置したことを特徴とするマリ
    ンアンカー。
  3. 【請求項3】シャンク(3)をフルーク(8)に対して
    回動自在に連結する部分をフルーク(8)から遠い方の
    端部でアンカーケーブルの取付ポイント(4A)に設け、
    前記アンカーには、前記アンカーの牽引埋設作業中に前
    記取付ポイントが前記第1方向(5)上に位置するよう
    前記開口における前記シャンク(3)の移動を阻止して
    前記シャンク(3)を保持する制限手段(26)と、制限
    釈放手段(29)とを設け、前記制限釈放手段(29)は、
    前記アンカーの埋設が完了した後にアンカーケーブル
    (64)を牽引することにより、前記制限手段(26)が釈
    放して前記シャンク(3)を前記開口において自由に回
    動させ、アンカーケーブルの取付ポイント(4A)を前記
    第2方向(6)に移動させることができるものとした請
    求項2記載のマリンアンカー。
  4. 【請求項4】前記回動軸線(16)を、前記アンカーケー
    ブルの取付ポイント(4A)びフルークの質量中心(7)
    を含む直線(5)の後方に離して配置し、前記ケーブル
    (64)を前記回動軸線の周りに強制的に移動することに
    より、前記制限釈放手段(29)の動作に続いて前記シャ
    ンク手段(3)を前記フルーク(8)に対して回動させ
    るようにした請求項3記載のマリンアンカー。
  5. 【請求項5】水中の地面に牽引して埋設係留するための
    アンカーであり、フルーク(8)と、このフルークに取
    り付け、アンカーケーブル(64)を取り付けるための取
    付ポイント(4A/4B)を設けたシャンク手段(3)とを
    具えたマリンアンカーにおいて、前記シャンク手段
    (3)の少なくとも一部を、アンカーの前後方向に延び
    る対称面(M−M)を横切ってアンカーに配置した回動
    軸線(16)の周りに回動自在にし、前記アンカーケーブ
    ルのための取付ポイントを前記フルーク(8)の質量中
    心(7)から延びる第1方向(5)と第2方向(6)と
    の間で移動自在にし、前記第1方向(5)及び第2方向
    (6)をフルーク(8)の開口の端縁により限定し、ア
    ンカーの前後方向に延びる対称面(M−M)で測ってフ
    ルーク(8)の前方方向(F)に関して、前記第1方向
    (5)が前記前方方向(F)に対して見込む第1前方開
    き角度(α)をなし、前記第2方向(6)が前記前方方
    向(F)に対して見込む前記第1前方開き角度(α)よ
    りも大きい第2前方開き角度(β)をなして前記フルー
    ク(8)の前方第2方向(6)への投影面積が、前記フ
    ルーク(8)の前記第1方向(5)への投影面積よりも
    大きくなる構成とし、前記アンカーケーブル(64)を介
    して前記第1方向(5)に位置する前記取付ポイント
    (4A)で前記アンカーを牽引して水中地面でほぼアンカ
    ーを前記前方方向(F)に前進移動させる一次牽引作用
    により前記アンカーの牽引埋設を可能とするとともに、
    その後に前記アンカーケーブル(64)を介して前記第2
    方向(6)に位置する取付ポイント(4B)で前記埋設し
    たアンカーを前記第2方向(6)に上向きに牽引する二
    次牽引により、前記前進移動を阻止し、前記アンカーケ
    ーブル(64)を第1制限手段(26)により制限される前
    記第1方向(5)から前記制限手段(26)の制限を釈放
    して前記第2方向(6)への移動を可能にする遠隔操作
    手段(29)を設け、前記アンカーの牽引埋設作業中には
    前記アンカーケーブルの取付ポイントを前記第1方向
    (5)上に位置させるよう前記開口における前記シャン
    ク手段(3)の移動を阻止して前記シャンク手段(3)
    を保持する第1制限手段(26)と、及び第1制限釈放手
    段(29)とを設け、この第1制限釈放手段(29)は前記
    アンカーの埋設が完了した後にアンカーケーブル(64)
    を牽引することにより、前記第1制限手段(26)を釈放
    して前記シャンク(3)を前記開口において自由に回動
    させ、アンカーケーブルの取付ポイント(4A)を前記第
    2方向(6)に移動させることができるものとし、また
    前記第1制限手段(26)及び回動軸線(16)の双方は、
    前記第1方向(5)上のフルークの質量中心(7)とア
    ンカーケーブルの取付ポイント(4A)とを結ぶライン
    (5)に関して同一側に位置するようにしたことを特徴
    とするマリンアンカー。
  6. 【請求項6】前記アンカーケーブルの取付ポイント(4
    A)が前記第2方向(6)上に在するとき前記シャンク
    手段(3)の回動を阻止する第2制限手段(24)を設け
    た請求項3乃至5のうちのいずれか一項に記載のマリン
    アンカー。
  7. 【請求項7】前記第1制限釈放手段(29)を係留着床地
    面の表面の上方に離れた位置から遠隔操作できる構成と
    した請求項3乃至6のうちのいずれか一項に記載のマリ
    ンアンカー。
  8. 【請求項8】水中の地面に牽引して埋設係留するための
    アンカーであり、フルーク(8と、このフルークにシャ
    ンク手段の端部を取り付け、アンカーケーブル(64)を
    取り付けるための取付ポイント(4A/4B)を設けたシャ
    ンク手段(3)とを具えたマリンアンカーにおいて、前
    記取付ポイント(4A/4B)はそれぞれ第1アンカーケー
    ブル及び第2アンカーケーブルを前記アンカーに取り付
    けて、各アンカーケーブルがフルークの質量中心(7)
    からそれぞれ第1方向(5)及び第2方向(6)に延在
    するようにし、アンカーの前後方向に延びる対称面(M
    −M)で測ってフルーク(8)の前方方向(F)に関し
    て、前記第1方向(5)が前記前方方向(F)に対して
    見込む第1前方開き角度(α)をなし、前記第2方向
    (6)が前記前方方向(F)に対して見込む前記第1前
    方開き角度(α)よりも大きい第2前方開き角度(β)
    をなして前記フルーク(8)の前記第2方向(6)に直
    交する仮想投影面への投影面積が、前記フルーク(8)
    の前記第1方向(5)に直交する仮想投影面への投影面
    積よりも大きくなる構成とし、前記第1アンカーケーブ
    ルを介して前記第1方向(5)に位置する前記取付ポイ
    ント(4A)で前記アンカーを牽引して水中地面でほぼア
    ンカーを前記前方方向(F)に前進移動させる一次牽引
    作用により前記アンカーの牽引埋設を可能とするととも
    に、その後に前記第2アンカーケーブルを介して前記第
    2方向(6)に位置する取付ポイント(4B)で前記埋設
    したアンカーを前記第2方向(6)に上向きに牽引する
    二次牽引により、前記前進移動を阻止し、前記一次牽引
    及び二次牽引作用の双方に関して、前記シャンク手段
    (3)の前記前方方向(F)を含む直線ライン上に垂直
    に投影したシャンク投影像が前記フルーク(8)の最前
    端部(9)の後方にくるようにしたことを特徴とするマ
    リンアンカー。
  9. 【請求項9】前記第2前方開き角度(β)を、砂地に対
    しては68゜〜112゜の範囲した請求項1乃至8のうちの
    いずれか一項に記載のマリンアンカー。
  10. 【請求項10】前記第2前方開き角度(β)を、泥土に
    対しては84゜〜96゜の範囲とた請求項1乃至8のうちの
    いずれか一項に記載のマリンアンカー。
  11. 【請求項11】前記シャンク手段(3)は、前記フルー
    ク(8)から起立する少なくとも個の細長部材部材によ
    り構成し、前記細長部材の幅のがフルークの幅の5パー
    セント以下の寸法とした請求項1乃至10のうちのいずれ
    か一項に記載のマリンアンカー。
  12. 【請求項12】水中の地面に牽引して埋設係留するため
    のアンカーであり、フルーク(8)と、このフルーク
    (8)にシャンク手段の端部を取り付け、アンカーケー
    ブル(64)を取り付けるための取付ポイント(4A/4B)
    を設けたシャンク手段(3)とを具えたマリンアンカー
    において、前記アンカー手段には、前記アンカーケーブ
    ルのための取付ポイントを前記フルーク(8)の質量中
    心(7)から延びる第1方向(5)と第2方向(6)を
    設け、アンカーの前後方向に延びる対称面(M−M)で
    測ってフルーク(8)の前方方向(F)に関して、前記
    第1方向(5)が前記前方方向(F)に対して見込む第
    1前方開き角度(α)をなし、前記第2方向(6)が前
    記前方方向(F)に対して見込む前記第1前方開き角度
    (α)よりも大きい第2前方開き角度(β)をなして前
    記フルーク(8)の前記第2方向(6)に直交する仮想
    投影面への投影面積が、前記フルーク(8)の前記第1
    方向(5)に直交する仮想投影面への投影面積よりも大
    きくなる構成とし、前記第1方向(5)に位置する前記
    取付ポイント(4A)で前記アンカーを牽引して水中地面
    でほぼアンカーを前記前方方向(F)に前進移動させる
    一次牽引作用により前記アンカーの牽引埋設を可能とす
    るとともに、その後に前記第2方向(6)における取付
    ポイント(4B)で前記埋設したアンカーを前記第2方向
    (6)に上向きに牽引する二次牽引により、前記前進移
    動を阻止したことを特徴とするマリンアンカー。
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