JP3459308B2 - Esd入力保護装置 - Google Patents

Esd入力保護装置

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JP3459308B2
JP3459308B2 JP04628395A JP4628395A JP3459308B2 JP 3459308 B2 JP3459308 B2 JP 3459308B2 JP 04628395 A JP04628395 A JP 04628395A JP 4628395 A JP4628395 A JP 4628395A JP 3459308 B2 JP3459308 B2 JP 3459308B2
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
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    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電放電(ESD)事象
から集積回路の入力を保護するためのESD入力保護装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路は、伝統的に、ダイオードによ
ってESD事象から保護されており、これらのダイオー
ドが集積回路の、基板上に設けられている繊細な回路要
素からエネルギをそらせるようになっている。
【0003】しかしながら、このような事象に伴う問題
は、それらが極めて急速であり、応答性が十分に速く
て、十分に低い抵抗状態に切り替わってESDストレス
の下での回路の損傷を防ぐことができる保護ダイオード
を見付け出すのが難しいということである。
【0004】多くの異なった保護システムが現在使用さ
れているが、これら公知技術のうちの1つでは厚フィ
ールド・トランジスタ、抵抗器、ダイオードのネットワ
ークを用いており、これはEOS/ESD Symposium Processi
ng, 1987の第220頁でH arrisが説明している。
【0005】Harris装置では、pウェルを持つn基板の
場合、たとえば、Vddに関しての入力ピンでの正のE
SD事象の場合、厚フィールド・トランジスタのpウ
ェルは順方向にバイアスされ、したがって、基板に対し
て低い抵抗を持つ。このことはESDエネルギがVdd
に安全に消散されたことを意味する。
【0006】負の事象の場合、電圧は横形コレクタにア
バランシェ破壊が生じるまで上昇する。この時点で、小
電流がコレクタからエミッタの下のベースまで流れ、そ
れによって、エミッタを順方向にバイアスし、p-ウェ
ル、コレクタおよびエミッタで形成される横形バイポー
ラトランジスタにスナップオンする。ひとたびオンとな
ると、トランジスタはエネルギをVddへ安全に消散さ
せる。このような装置はスナップバック装置として知ら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】こうして、厚フィー
ルド・トランジスタが極めて頑丈なのにもかかわらず
(つまり、破壊耐量が大きいにもかかわらず)、ESD
インパルスによってオンにされることになる際に有限の
遅延がある。その結果、ESD過渡電流の非常に急速な
立ち上がりに応答することができず、これは集積回路の
構成要素への損傷の可能性に通じる。
【0008】興味のある入力保護回路が米国特許第5,23
7,395号に開示されている。この特許(pタイプ基板に
関連して説明されている)は、通常の回路動作中に保護
装置がオンとなるのを防ぐ必要から高いアバランシェ降
伏電圧を有することによって、保護装置のオン時に遅延
が生じる問題に部分的に取り組んでいる。
【0009】この特許は、電界効果モードで用いてES
D電流を放電させるのに用いる薄電界効果トランジス
タを開示している。
【0010】しかしながら、この装置は電界効果の意味
でゲートによってオンとしなければならなず、その結
果、電源の急速ランプアップの存在を検知するのに余計
な回路(第3段)が必要となる。この余分な回路は、集
積回路上のスペースが重んじられるときには、装置をよ
り複雑にする。さらに、検知回路および電界効果トラン
ジスタは、厚膜スナップバック装置に組み合わせて急速
応答時間を得ることはできない。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
る本発明のESD入力保護装置は、静電放電(ESD)
事象から第1導電型の基板を持つモノシリック集積回路
を保護する入力保護装置であって、ESDストレスの下
でブレークダウンして接点パッド(1)に現れるESD
エネルギを消散させるようになっているスナップバック
フィールド・バイポーラトランジスタ装置(3)
と、ESDストレスの下にブレークダウンするようにな
っているスナップバック薄フィールド・バイポーラト
ランジスタ装置(4)と、前記接点パッド(1)に前記
フィールド・バイポーラトランジスタ装置(4)を
接続する減衰器抵抗器(6)とからなり、前記薄フィ
ールド・バイポーラトランジスタ装置(4)が前記厚
フィールド・バイポーラトランジスタ装置(3)よりも
低いブレークダウン電圧を有し、所与の極性のESD事
象の場合に、前記薄フィールド・バイポーラトランジ
スタ装置(4)が前記厚フィールド・バイポーラトラ
ンジスタ装置(3)の前にブレークダウンし、前記
フィールド・バイポーラトランジスタ装置()の動作
スピードが遅すぎるために応答できないESD過渡現象
の急速なエッジを分路することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、静電放電事象から第1導電タ
イプの基板を持つモノシリック集積回路を保護する入力
回路であって、ESDストレスの下にブレークダウンし
て接点パッドに現れるESDエネルギを消散させるよう
になっているスナップバック厚フィールド・バイポー
ラトランジスタ装置と、ESDストレスの下にブレーク
ダウンするようになっているスナップバック薄フィー
ルド・バイポーラトランジスタ装置と、前記接点パッド
に前記薄フィールド・バイポーラトランジスタ装置
接続する減衰器抵抗器とからなり、前記薄フィールド
バイポーラトランジスタ装置が前記厚フィールド・
バイポーラトランジスタ装置よりも低いブレークダウン
電圧を有し、所定の極性のESD事象の場合に、前記薄
フィールド・バイポーラトランジスタ装置が前記厚
フィールド・バイポーラトランジスタ装置の前にブレー
クダウンし、前記フィールド・バイポーラトランジ
スタ装置の応答が遅すぎるESD過渡現象の急速な立ち
上がり(立ち下がり)を分路(シャント)することを特
徴とするESD入力保護装置を得ることができる。
【0013】薄フィールド・バイポーラトランジスタ
装置は薄いゲート酸化物の存在により厚型フィールド・
バイポーラトランジスタ装置よりも低い電圧でブレーク
ダウンする。薄膜酸化物トランジスタ(薄型フィールド
・バイポーラトランジスタ装置)はESD事象の急速な
エッジ部分にスナップオンし、分路(シャント)する。
【0014】次に、薄フィールド・バイポーラトラン
ジスタ装置は減衰器抵抗器を通して電流を引き、入力パ
ッドで電圧を上昇させ、そのとき、厚フィールド・
イポーラトランジスタ装置がスナップオンする。ESD
エネルギの主要部分は厚膜酸化物トランジスタ(厚型フ
ィールド・バイポーラトランジスタ装置)によって分路
される。このトランジスタはよりゆっくりとオンとなる
が、より頑丈(大きな破壊耐量を有するということ)と
なる。
【0015】本発明は、pタイプ、nタイプ両方に応用
できる。その場合、当業者には公知の方法で種々のタイ
プおよび極性が決定される。
【0016】厚型フィールド・バイポーラトランジスタ
装置および型フィールド・バイポーラトランジスタ装
は、通常、基板と反対の導電タイプの別個のウェル内
に形成される。
【0017】特に望ましい実施例では、トランジスタ
は、スクライブ・リングと組み合ったラテラルコレクタ
を有し、これらがベース・ウエルに重なる。この構成は
個別のラテラルコレクタの必要性をなくす。
【0018】
【実施例】以下、本発明を添付図面を参照しながら実施
例によってより詳しく説明する。
【0019】まず図3を参照して、nタイプ基板を有す
る集積回路は、その活動回路要素(不図示)の入力部2
に接続した入力結合接点パッド(インプットボンディン
グコンタクトパッド)1を有する。
【0020】このパッド(入力パッドあるいはVSS
ッドであり得る)は厚型フィールド・バイポーラトラン
ジスタ装置(フィールド装置3および薄型フィー
ルド ・バイポーラトランジスタ装置(フィールド装
4と組み合っており、これらは共にスクライブ・リ
ング14に隣接してダイシングマージン部分に配置さ
れ、それぞれ個別のp−ウェル10、100内に形成さ
れる。この配置は貴重なダイシング領域を有効利用する
という点で有利である。
【0021】薄フィールド装置4は入力回路2に直結
してあり、パッド1はポリシリコン減衰器抵抗器6を介
して接続してある。両装置3、4は共にスナップバック
装置であり、逆バイアスされたときにブレークダウン
し、バイポーラトランジスタ動作を実行する。
【0022】次に図1を参照して説明する。ここに示す
装置は図3に示す装置とはやや異なった構造のものであ
るが、全体的に同じレイアウトとなっている。
【0023】厚フィールド装置3は、nチャンネル上
の厚膜酸化物16aと、入力パッドまたは接点パッド1
に結合したゲート15aとを有するnチャンネル電界効
果トランジスタ構造を採用している。
【0024】しかしながら、ゲート15aを入力部に結
合してあるため、この電界効果トランジスタ構造は、電
界効果により電気的導通が形成されるという意味におい
て分離されている。
【0025】このデバイスは、n型基板9内に形成され
たpウエルベース10を有する。pウエルベース10内
で、p拡散ベースコンタクト11,n拡散エミッタ
12,n拡散ラテラルトランジスタコレクタ13が形成
されている。
【0026】n拡散層14はVdd(電源電位)に接
続されたスクライブリングを形成し、このスクライブリ
ング14は、n層12をエミッタとし、pウエル10
をベースとする縦型バイポーラトランジスタのコレクタ
として機能する。
【0027】厚膜酸化物層16上に積層された金属入力
層15はベース接点11とエミッタ12の両方に接続し
てあり、それによって、べース・エミッタ接合部を短絡
する。
【0028】同じ層15がポリシリコン拡散で形成され
た減衰器抵抗器6(図3)にも直結してある。好ましい
実施例では、この抵抗器6はボンディングパッドと組み
合わされてこの抵抗器への別の接点の必要性を除いてい
る。コレクタ13は金属コンタクト層18を経由してV
ddに接続してある。
【0029】入力パッド1上での正のESD事象の場
合、pウェル10は、コレクタ13に対して順方向にバ
イアスされ、ESDエネルギがラテラルコレクタ13を
介してVddに安全に消散させられる。
【0030】しかしながら、負の事象の場合には、pウ
ェル10は逆バイアスされて、エネルギが直ちに消散さ
れ得ない。その結果、逆電圧が逆バイアスされたコレク
タ・ベース接合部のブレークダウン電圧を超え、アバラ
ンシェ降伏がラテラルコレクタ13のエッジ13aで生
じる。
【0031】次に、ホール電流A1がエミッタ12の下
を通ってベース11へ流れ、エミッタ12を順方向にバ
イアスする。その結果、バイポーラトランジスタ作用が
エミッタ12、ラテラルコレクタならびにバーティカル
コレクタ13、14それぞれとの間に生じる。
【0032】こうして生じた電子流A2はESDエネル
ギを急速に放出する。しかしながら、本来の厚膜スナッ
プバック装置であれば、ESD過渡電流の急速立ち上が
りを放電するに十分に急速にアバランシェ降伏が生じる
ことはなく、このような過渡電流が集積回路の繊細な回
路要素を損傷することになる。
【0033】本発明によれば、入力パッド1は、図2に
示すように、減衰器抵抗器6および金属層118を介し
て、別体の薄フィールド装置4にも接続してあり、こ
の薄フィールド装置はそれ自体のpウェル100、
拡散ベースコンタクト111、拡散エミッタ112、ラ
テラルコレクタ113および酸化物層116を有する。
【0034】ゲート領域において、この装置は薄膜酸化
物層(薄い酸化膜層)120を有し、これにポリシリコ
ン層121が重なって、n型基板9中のpウェル100
に薄フィールド装置4を形成している。
【0035】nのVddスクライブ・リング14は、
この装置と組み合った縦形トランジスタのためのコレク
タを形成する。
【0036】ポリシリコン層121は金属層118と接
触している。この点において、図1に示す、厚膜フィー
ルド酸化物層16aを含む厚フィールド装置と著し
く相違している。
【0037】薄型フィールド装置は図1に示す装置と
類似した要領で作動する。入力パッド1のところに負の
ESD事象が生じたとき、pウェル100とラテラルコ
レクタ113によって形成されるベース・コレクタ接合
部は逆バイアスされるが、電圧は薄フィールド・トラ
ンジスタ・コレクタ113のブレークダウン電圧(降伏
電圧)まで急速に上昇する。この降伏電圧は、薄フィ
ールド・ゲートによって生じたより高い電界に起因し
て、厚フィールド装置におけるコレクタ13の降伏
電圧よりもかなり低い。
【0038】こうして生じたホール電流A3は、エミッ
タ拡散部112の直下のpウェル・ベース100を通っ
て流れ、ベースコンタクト111を経て金属層118に
流れ、エミッタ112を順バイアスする。
【0039】これによって、ラテラルコレクタ113お
よびスクライブ・リング14(縦形トランジスタのコレ
クタとして作用する)によって構成される横形(ラテラ
ル)ならびに縦形(バーティカル)のトランジスタがオ
ンする。
【0040】これによって、縦形、横形の両トランジス
タは低抵抗状態にスナップし、減衰器抵抗器6を通して
電流を引き込み、それによって、厚フィールド装置3
の応答が遅すぎるESD過渡電流の急速立ち上がり(立
ち下がり)を除去するという効果を有する。こうして生
じた電子流が図2に矢印A4で示してある。
【0041】一方、厚フィールド装置3は、よりゆっ
くりとではあるが同様の要領で作用してオンとなり、エ
ネルギの主要部分を基板に導くことができるようにな
る。
【0042】特に有用な実施例は、pウェル・ベースに
スクライブ・リングを重ね、別体の横型コレクタの
必要性を除くことによって両装置の長さを短くするよう
になっている。(この実施例は図3に示してある)。ま
た、図10ならびに図11にそのような構造の要部の断
面図が示されている。
【0043】本発明では、上述の実施例に限定されるこ
となく、例えば、図4〜図11に示すように種々に変形
が可能である。
【0044】例えば、図4から図11に示す変形例で
は、厚型フィールド装置および型フィールド装置の
装置のためのエミッタ・ベースを短絡したバイポーラト
ランジスタの作用に依存する基本的なターンオン機構か
ら逸脱することなく、厚型フィールド・ダイオードおよ
フィールド・ダイオードの性能を改善することが
できる。
【0045】いずれの装置の安定性およびオン抵抗は、
電流方向におけるエミッタの長さを変化させることによ
って改善することができる。このような実施例のいくつ
かが図4から図11に示してある。
【0046】たとえば、図4において、pタイプ基板2
09は、n型ウェル210と、pエミッタ212と、
ベースコンタクト211とを有する。
【0047】図4に示す実施例は、pタイプ基板を持っ
ているので、VSS配線がpスクライブ・リング21
4に接続される。
【0048】この装置は、図1に示す装置と同様の要領
で作動するが、ただし、電子およびホールの流れは反対
の導電タイプの半導体を使用していることによって逆に
なる。
【0049】図5に示す装置は図2に示す装置と同様で
あるが、反対の導電タイプである。この装置は、pタイ
プ基板209と、n型ウェル200と、nベースコン
タクト311と、拡散エミッタ312と、薄膜酸化物層
320と、ポリシリコン層321と、pラテラルコレ
クタ313と、VSS配線305と、pスクライブ・
リング314とを有する。
【0050】この装置は図2に示す装置と同様の要領で
作動するが、電子およびホールの流れは逆である。
【0051】図6は、pウェルのないn型基板9のため
の厚フィールド装置を示している。nのVSSスク
ライブ・リング414は、pエミッタ412に隣接し
て位置し、nベースのコンタクトとしても機能する。
【0052】この装置は厚膜酸化物層416と、金属コ
ンタクト層(金属層)415と、pラテラルコレクタ
413とを有する。この装置は図1に示す装置と同様の
要領で作動するが、nタイプ基板はウェルとして作用す
る。
【0053】正のESD事象の場合、ラテラルコレクタ
413は順方向バイアスされ、ESDエネルギは安全に
消散させられ得る。
【0054】負の事象の場合には、ラテラルコレクタ4
13のエッジ413aのところにアバランシェ降伏が生
じ、スクライブ・リング514へのホール電流を生じさ
せ、これがエミッタ412およびラテラルコレクタ41
3によって形成された横形バイポーラトランジスタをオ
ンにする。
【0055】図7はpウェルのないn型基板9のための
フィールド装置を示している。
【0056】この装置は図2を参照しながら説明した装
置と同様であるが、図5の実施例の場合と同様に、pウ
ェルがないことにより、エミッタおよびラテラルコレク
タの導電タイプは必然的に逆となっている。
【0057】図8、9は図6、7と同様であるが、pタ
イプ基板用である。
【0058】図10はpウェル10および、スクライブ
・リング14と一体化されたラテラルコレクタ13とを
有するnタイプ基板用の厚フィールド装置を示してい
る。
【0059】図10に示す装置では、アバランシェブレ
ークダウン(降伏)がコレクタ13aに生じた後にスナ
ップバック作用が生じる。ホール電流A1はエミッタ1
2の下に流れ、それを順バイアスし、その結果、それぞ
れエミッタ12、ラテラルコレクタ13、スクライブ・
リング14間に形成された横形、縦形バイポーラトラン
ジスタをオンにする。
【0060】図11は図10と同様の、一体化されたラ
テラルコレクタ113を持つ薄フィールド装置を示し
ている。
【0061】図12、13は図10、11と同様の装置
を示しているが、これはpタイプ基板におけるnウェル
用である。動作モードは同様であるが、導電性、電子流
およびホール流は逆である。
【0062】この一体化されたコレクタ構造は、別体の
ラテラルコレクタの必要がないので、特に有利な構造で
ある。
【0063】厚型フィールド装置およびフィールド
装置は当業者に公知の標準の技術に従って作ることがで
きる。しかしながら、薄フィールド装置の絶縁層とし
ては、ゲート絶縁膜を用いると都合が良い。
【0064】厚フィールド、薄フィールドなる用語
は、半導体分野では当業者にとって意味が明瞭な周知の
用語である。
【0065】代表的には、薄膜層の厚みは300オング
ストロームのオーダーであり、厚膜層は1ミクロンのオ
ーダーである。
【0066】上記の特徴は、0.8μmのVLSI回路
で動作させることを意図し、実験したものであるが、他
の回路寸法も使用できる。
【0067】本発明による入力構造は十分に小さく、し
たがって、ボンディングパッドとダイシングのエッジ部
分との間において、ボンディングパッドの背後のスクラ
イブマージンの領域に十分に形成することができる。し
たがって、貴重なダイシング領域を有効に利用できる。
また、本発明におけるアクティブな拡散層は、本来の集
積回路(内部回路)から遠く隔たっているため、ラッチ
アップが生じる危険性が低減される。
【0068】以上、本発明の内容を説明した。以下、理
解の容易のために、その特徴的な技術を図14,図15
に例示される補足説明のための図を用いて再度、説明す
ることにする。
【0069】図14は図1の厚フィールド装置におけ
るデバイス動作を回路的に補足説明するための図であ
る。
【0070】pウエル10内には、ダイオードD1,p
ウエルの内部抵抗(ベース抵抗)Rと、ベース・エミッ
タショートのトランジスタ(ダイオード)Qとが構成さ
れている。
【0071】トランジスタQは、より具体的には、コレ
クタ13を構成要素とするラテラルNPNトランジスタ
Q1と、コレクタ14を構成要素とするバーティカルN
PNトランジスタQ2とで構成されている。
【0072】図1において、負のサージパルス(静電パ
ルス)がボンディングパッド1に入力されると、ゲート
部分の電極15aの直下の酸化膜を介して電界が強ま
り、N拡散層(ラテラルコレクタ)13の空乏層は、
基板の表面部分で湾曲して部分的に空乏層の幅が狭くな
る。
【0073】したがって、この部分の電界は強まり急速
に高いブレークダウン電圧となる。したがって、この部
分でツェナーブレークダウンが生じ、この結果、逆電流
(小電流)が流れる。この逆電流とpウエルのデバイス
抵抗によって生じる電圧降下によってトランジスタQの
ベース・エミッタ間が順バイアスされ、トランジスタQ
がトランジスタ動作を行い、増幅された電流が負のサー
ジパルスを急速に補償(吸収)する。
【0074】上述の動作は、厚フィールド装置(厚膜
保護デバイス)3ならびに、薄フィールド装置(薄膜
保護デバイス)4に共通しているが、図2に示されるよ
うに、薄フィールド装置4の場合は、図1の厚フィ
ールド装置に比べて薄いゲート酸化膜120を使用し
ていることから電界がより強く、したがって、表面部に
おける空乏層の湾曲効果が大きく、したがって、厚
ィールド装置よりも、より速くブレークダウン電圧に達
して、ダイオードの降伏がより迅速に行われるようにな
っている。したがって、サージパルスの鋭い立ち上がり
(立ち下がり)部分に対しては、この薄フィールド
が的確に迅速に対応して素子の破壊を防止する。
【0075】そのような薄フィールド装置の動作と並
行して、高い電流補償能力をもつ厚フィールド装置
が動作し、サージの大部分を補償(吸収)する。
【0076】つまり、厚膜保護デバイス3ならびに薄膜
保護デバイス4が協同して、静電入力を効果的に消散す
るということである。
【0077】図15は、図1,図2ならびに図3に示さ
れる本発明の装置における、主要な回路構成ならびに回
路動作を説明するための図である。
【0078】図15中で、IREVはダイオードD1の
ブレークダウンによって生じる小電流(逆電流)であ
り、IはトランジスタQ(Q1,Q2)のエミッタ電
流である。また、M1は、上述したダイオードD1のブ
レークダウンを速めるために等価的に存在するMOSト
ランジスタである。
【0079】図15中で、参照番号6はポリシリコンか
らなる減衰抵抗であり、サージの波形を鈍らせ、薄
ィールド装置4における薄い酸化膜120を破壊から保
護する働きをする。
【0080】図3のレイアウトにおいて、ボンディング
パッド1の直下には下地のフィールド酸化膜(不図示)
を破壊から保護するために緩衝材としてポリシリコンが
敷かれており、このポリシリコンを引き出して減衰抵抗
6とすることにより、ボンディングパッドと減衰抵抗6
とのコンタクト形成が不要となる。
【0081】また、本発明の入力保護装置は、スクライ
ブエリアに形成されているため、デッドスペースの有効
利用が図れる共に、チップ面積の増大を招かず、したが
って超高集積のICに有効に適用できる。さらに、入力
保護回路が正規の内部回路から離れているために寄生サ
イリスタが構成されず、したがって、ラッチアップが生
じる危険性が低減される。
【0082】また、図3のレイアウトでは、図10,図
11に示されるような、スクライブリングをpウエルに
重ね、スクライブリングとラテラルコレクタとを一体化
した構成を採用しているため、さらなる省スペース化が
可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モノシリック集積回路の入力部をESD(静電放電)事
象から保護する簡単な構造の入力回路を提供できる。
【0084】ESD事象からモノシリック集積回路を保
護する装置は、ESDストレスの下で降伏してESDエ
ネルギを消散させるようになっている主厚フィールド
・バイポーラトランジスタと、ESDストレスの下で降
伏するようになっている主薄フィールド・バイポーラ
トランジスタと、減衰器抵抗器とを包含する。薄フィ
ールド・バイポーラトランジスタは厚フィールド・
イポーラトランジスタよりも低い降伏電圧を有し、それ
によって、所与の極性のESD事象のときに、薄フィ
ールド・バイポーラトランジスタが厚フィールド・
イポーラトランジスタの前に降伏する。ESD事象電流
の間、薄フィールド装置はESD過渡電流の急速なエ
ッジ(立ち上がり,立ち下がり)に急速に応答して厚
フィールド装置の応答が遅すぎる電流を分路(シャン
ト)する。これにより、微細な集積回路を、静電破壊か
ら効果的に保護することができる。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】 別体のラテラルコレクタを有するn基板のた
めの厚フィールド保護ダイオードを通る断面図であ
る。
【図2】 別体のラテラルコレクタを有するn基板のた
めの薄フィールド保護ダイオードを通る断面図であ
る。
【図3】 本発明による保護装置の好ましいレイアウト
を示す、集積回路の入力部の平面図である。
【図4】 nウェルを備えたp基板のための厚フィー
ルド装置の断面図である。
【図5】 nウェルを備えたn基板のための薄フィー
ルド装置の断面図である。
【図6】 pウェルのないn基板用の厚フィールド装
置の断面図である。
【図7】 pウェルのないn基板のための薄フィール
ド装置の断面図である。
【図8】 nウェルのないp基板用の厚フィールド装
置の断面図である。
【図9】 nウェルのないp基板用の薄フィールド装
置の断面図である。
【図10】 pウェルならびに一体化されたラテラルコ
レクタを備えたn基板用の厚フィールド装置の断面図
である。
【図11】 pウェルならびに一体化されたラテラルコ
レクタを備えたn基板用の薄型フィールド装置の断面図
である。
【図12】 nウェルならびに一体化されたラテラルコ
レクタを備えたp基板用の厚フィールド装置の断面図
である。
【図13】 nウェルならびに一体化されたラテラルコ
レクタを備えたp基板用の薄型フィールド装置である。
【図14】 図1のデバイスの動作をより具体的に、補
足説明するための断面図である。
【図15】 図1,図2,図3に示される本発明の装置
における、要部の回路構成ならびに回路動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 ボンディングパッド 2 入力部 3 厚フィールド・バイポーラトランジスタ装置(厚
膜保護デバイス) 4 薄フィールド・バイポーラトランジスタ装置(薄
膜保護デバイス) 5 Vdd電源配線 6 減衰器抵抗器 9 nサブストレート 10 pウェル(ベース) 11 ベースコンタクト 12 エミッタ 13 ラテラルコレクタ 13a アバランシェ領域 14 スクライブ・リング 15 金属入力層 15a ゲート領域における金属層 16 酸化膜 16a 厚フィールド・バイポーラトランジスタ装置
における、ゲート領域の厚い酸化膜 18 Vdd電源配線(電気的には参照番号5と同じ配
線である) 100 pウェル(10と別個に設けられているpウエ
ル) 110 pウェル(図1の実施例における参照番号10
に対応するpウエル) 111 ベースコンタクト 112 エミッタ 113 ラテラルコレクタ 116 酸化物層 118 金属層 120 薄い酸化膜(ゲート絶縁膜) 121 ポリシリコン層(ゲートポリシリコン) 211 ベースコンタクト(図1の実施例における参照
番号11と区別するために200番台の参照番号として
いる。300番台,400番台の参照番号も同様に、実
施例間の区別を行うためのものであり、内容的には同等
物である。他の番号についても、同様の関係が成立す
る) A1 ホール電流 A2 電子電流

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電放電(ESD)事象から第1導電型
    の基板を持つモノシリック集積回路を保護する入力保護
    装置であって、ESDストレスの下でブレークダウンし
    て接点パッド(1)に現れるESDエネルギを消散させ
    るようになっているスナップバック厚フィールド・バ
    イポーラトランジスタ装置(3)と、ESDストレスの
    下にブレークダウンするようになっているスナップバッ
    ク薄フィールド・バイポーラトランジスタ装置(4)
    と、前記接点パッド(1)に前記薄フィールド・バイ
    ポーラトランジスタ装置(4)を接続する減衰器抵抗器
    (6)とからなり、前記薄フィールド・バイポーラ
    ランジスタ装置(4)が前記厚フィールド・バイポー
    トランジスタ装置(3)よりも低いブレークダウン電
    圧を有し、所与の極性のESD事象の場合に、前記薄
    フィールド・バイポーラトランジスタ装置(4)が前記
    フィールド・バイポーラトランジスタ装置(3)の
    前にブレークダウンし、前記フィールド・バイポー
    トランジスタ装置()の動作が遅すぎるために応答
    できないESD過渡現象の急速なエッジを分路すること
    を特徴とするESD入力保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記減衰器抵抗器(6)が前記接点パッド(1)と一体
    であり、それによって、前記接点パッド(1)への別個
    の接点の必要性をなくしたことを特徴とするESD入力
    保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記減衰器抵抗器(6)がポリシリコンを包含すること
    を特徴とするESD入力保護装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記厚型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (3)および前記型フィールド・バイポーラトランジ
    スタ装置(4)の各々が縦形、横形トランジスタを包含
    し、前記型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (3)および前記型フィ ールド・バイポーラトランジ
    スタ装置(4)が横形トランジスタのブレークダウン後
    の小電流によってオンとされることを特徴とするESD
    入力保護装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記縦形、横形トランジスタのためのコレクタと組み合
    わされる拡張スクライブ・リング(14)を包含するこ
    とを特徴とするESD入力保護装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記厚型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (3)および前記型フィールド・バイポーラトランジ
    スタ装置(4)が前記集積回路のスクライブエリアに設
    置してあってスペースを節約し、ラッチアップを減らす
    ようになっていることを特徴とするESD入力保護装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記集積回路が第1導電タイプの基板を有し、前記厚
    フィールド・バイポーラトランジスタ装置(3)および
    前記型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (4)が第2導電タイプの別個のウェル内に形成してあ
    ることを特徴とするESD入力保護装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記厚型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (3)および前記型フィールド・バイポーラトランジ
    スタ装置(4)の活性領域が基板内に直接形成してある
    ことを特徴とするESD入力保護装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記型フィールド・バイポーラトランジスタ装置
    (4)が酸化物の薄膜に重なるポリシリコン層からなる
    ゲート領域を包含し、前記ポリシリコン層が前記減衰器
    抵抗器(6)に接続した金属層と接続していることを特
    徴とするESD入力保護装置。
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