JP3458491B2 - 情報記録担体再生装置 - Google Patents

情報記録担体再生装置

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JP3458491B2
JP3458491B2 JP28960794A JP28960794A JP3458491B2 JP 3458491 B2 JP3458491 B2 JP 3458491B2 JP 28960794 A JP28960794 A JP 28960794A JP 28960794 A JP28960794 A JP 28960794A JP 3458491 B2 JP3458491 B2 JP 3458491B2
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哲也 井谷
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伸幸 小川
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竜彦 沼本
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザーディス
クやビデオCDのような映像情報及び音声情報が記録さ
れている複数の情報記録担体を検索し、再生する情報記
録担体再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、業務用を中心とする情報記録担体
再生装置において、複数の情報記録担体の収納が可能な
オートチェンジャーがある。このオートチェンジャー
は、チェンジャー内の複数の情報記録担体に対して各情
報記録担体及び各トラックに固有の識別コードを割り振
り、その識別コードをユーザが入力することにより、所
望の情報記録担体及びトラックを検索するという機能を
搭載するものが一般的であった。以下、従来の情報記録
担体再生装置の構成をレーザーディスクオートチェンジ
ャープレーヤを例に説明する。従って、この従来例にお
ける情報記録担体はレーザーディスクである。また、ビ
デオCDやCDでいうところのトラックのことをレーザ
ーディスクではチャプターというが、以後トラックと統
一して述べることとする。
【0003】図5は、従来の情報記録担体再生装置の構
成を示すブロック図である。図5において、501はキ
ー入力受入部を示し、ユーザが操作の入力をする。50
2は制御部で、キー入力受入部501の出力信号を入力
とし、システム全体の制御を行う。503はメモリであ
って、前述した識別コードと各レーザーディスクの収納
場所及びトラックナンバーとを対応させて格納してお
り、その記憶内容を制御部502とアクセスする。50
4は識別コード表示部で、キー入力受入部501に入力
された識別コードを表示する。505は制御部502か
ら出力されるレーザーディスクの収納場所及びトラック
ナンバーを入力して再生する情報記録担体再生装置の一
例であるチェンジャープレーヤ、506はテレビモニタ
で、チェンジャープレーヤ505から出力される映像信
号及び音声信号を入力し、映像、音声として出力する。
【0004】以上のように構成された従来の情報記録担
体再生装置について、その動作を説明する。
【0005】先ずユーザは、あらかじめ用意された識別
コード表を見ながら自分が所望するレーザーディスクの
所望の曲に該当する識別コードをキー入力受入部501
に入力する。この入力は識別コード表示部504及び制
御部502へ出力される。識別コード表示部504はキ
ー入力受入部501に入力された識別コードを表示し、
ユーザはそこで自分の入力した識別コードを確認するこ
とができる。また、制御部502はメモリ503にアク
セスし、入力された識別コードのレーザーディスクの収
納場所及びトラックナンバーを読み出す。そして、読み
出したレーザーディスクの収納場所、及びトラックナン
バーをチェンジャープレーヤ505へ出力する。チェン
ジャープレーヤ505は制御部502の出力したレーザ
ーディスクの収納場所及びトラックナンバーに従いレー
ザーディスクのトラックを再生し、その映像及び音声は
テレビモニタ506に出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ユーザが自分が所望するレーザーディス
ク及びトラックの識別コードを覚えていなければ、即座
に所望のディスクの所望のトラックを検索することがで
きない。手元にあらかじめ識別コード表のようなものを
用意しておかなければ、所望のレーザーディスク及びト
ラックの検索に時間がかかってしまうという問題点があ
る。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、各レーザーディスク及びトラックをその再生静止映
像で表示することにより、手元に何も用意しなくても、
ユーザが所望のレーザーディスク及びトラックを視覚的
に検索することができる情報記録担体再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の情報記録担体再生装置は、少なくとも一つ
情報記録担体の中から任意の情報記録担体の任意のトラ
ックの再生データを再生することができる情報記録担体
再生装置であって、情報記録担体の任意のトラックの再
生データの音声開始部を検出して制御信号を出力する音
声検出手段と、制御信号に基づいて再生映像データを
択する映像選択部と、映像選択部で選択された再生映像
データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された再生映
像データを所定の形態で映像に変換する映像制御部とを
備えていることを特徴としている。
【0009】または、少なくとも一つの情報記録担体の
中から任意の情報記録担体の任意のトラックの再生デー
タを再生することができる情報記録担体再生装置であっ
て、情報記録担体の任意のトラックの再生データのヴォ
ーカル開始部を検出して制御信号を出力するヴォーカル
検出手段と、制御信号に基づいて再生映像データを選択
する映像選択部と、映像選択部で選択された再生映像デ
ータを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された再生映像
データを所定の形態で映像に変換する映像制御部とを
えていることを特徴としている。
【0010】
【作用】この構成により、少なくとも一つの情報記録担
体の中から所望の再生データの検索が実際の再生映像情
報を見ながら行うことができ、簡単で、かつ敏速な再生
データの検索が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】なお本実施例でも従来例と同じく、情報記
録担体をレーザーディスクとした場合について説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例における情報記録
担体再生装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、100は情報記録担体再生装置の一例であるレー
ザーディスクオートチェンジャープレーヤを示し、これ
はチェンジャープレーヤ101とチェンジャープレーヤ
制御手段102から成っている。チェンジャープレーヤ
101内には複数のレーザーディスクを収納しており、
チェンジャープレーヤ制御手段102が出力する制御信
号により任意のレーザーディスクの任意のトラックを再
生することが可能となっている。110はチェンジャー
プレーヤ101の出力する再生信号を入力とし、その再
生信号の1部分を選択する映像選択部であり、音声検出
手段111及びデータ合成手段112から成っている。
音声検出手段111はチェンジャープレーヤ101の出
力する音声信号を入力とし、音声レベルが設定値より大
きくなったときにデータ合成手段112へ制御信号を出
力する。データ合成手段112は、音声検出手段111
の出力する制御信号とチェンジャープレーヤ101の出
力する映像信号を入力とし、音声検出手段111の出力
する制御信号を受け取ると、そのとき入力している映像
信号の垂直帰線期間を検出し、そこから1フィールド
分、つまり、その垂直帰線期間から次の垂直帰線期間ま
での映像信号を出力する。この出力を以後1フィールド
データと呼ぶ。この1フィールドデータについては後に
詳述する。120は決定部であり、検索開始/終了キー
入力手段121、次候補/前候補キー入力手段122及
び決定キー入力手段123から成っている。検索開始/
終了キー入力手段121は検索開始/終了キー入力があ
ると、読み出し指令を出力する。次候補/前候補キー入
力手段122は次候補/前候補キー入力があると、次候
補/前候補読み出し指令を出力する。決定キー入力手段
123は決定キー入力があると決定指令を出力する。1
30は記憶部であり、書き込み手段131、記憶手段1
32及び読み出し手段133から成っている。書き込み
手段131はデータ合成手段112の出力する1フィー
ルドデータと、チェンジャープレーヤ制御手段102の
出力する、今再生中のレーザーディスクの収納場所とト
ラックナンバーを入力とし、記憶手段132に書き込
む。以後このチェンジャープレーヤ制御手段102の出
力する、今再生中のレーザーディスクの収納場所とトラ
ックナンバーのことを場所情報と呼ぶ。読み出し手段1
33は決定部120内の検索開始/終了キー入力手段1
21が出力する読み出し指令、または次候補/前候補キ
ー入力手段122が出力する次候補/前候補読み出し指
令を入力すると、記憶手段132から1フィールドデー
タを読み出し、出力する。決定部120内の決定キー入
力手段123が出力する決定指令を入力すると、記憶手
段から場所情報を読み出し、出力する。140は映像制
御部であり、映像制御手段141と重畳手段142から
成っている。映像制御手段141は読み出し部133が
出力する1フィールドデータを1画面の静止画信号に変
換し、出力する。重畳手段142はチェンジャープレー
ヤ101が出力する映像信号に、映像制御手段141の
出力を重畳し、テレビモニタ150に出力する。テレビ
モニタ150は、この重畳手段142の出力と、チェン
ジャープレーヤ101が出力する音声信号を入力とし、
映像及び音声を出力する。
【0014】以上のように構成された本実施例の情報記
録担体再生装置について、以下その動作について説明す
る。
【0015】まず、レーザーディスクオートチェンジャ
ープレーヤ100に収納されているレーザーディスクの
検索時に使用する検索用データが記憶部に記憶される動
作を図1に従って説明する。
【0016】はじめに、チェンジャープレーヤ101に
レーザーディスクの出し入れがあると記憶動作が開始さ
れる。チェンジャープレーヤ101にレーザーディスク
の出し入れがあると、チェンジャープレーヤ制御手段1
02はチェンジャープレーヤ101に新たに収納された
レーザーディスクを第1トラックから順に各トラックを
再生するよう指示する制御信号をチェンジャープレーヤ
101に出力する。チェンジャープレーヤ101から出
力される再生信号は映像選択部110に入力され、この
再生信号のうち、再生音声信号は音声検出手段111
へ、再生映像信号はデータ合成手段112へ入力され
る。
【0017】ここで、音声検出手段111の構成と、そ
の動作の詳細について図2により説明する。
【0018】図2において、201はチェンジャープレ
ーヤであり、図1におけるチェンジャープレーヤ101
に対応している。210はチェンジャープレーヤ201
の出力する再生音声信号を入力とし、制御信号を出力す
る音声検出手段であり、図1における音声検出手段11
1に対応している。音声検出手段210は以下の構成要
素で構成されている。211はLch入力端子、212
はRch入力端子、213はLch再生音声信号とRc
h再生音声信号とを加算する加算回路、214は加算回
路213の出力を全波整流する整流回路、215は積分
を行う積分回路、216は積分回路215の出力電圧を
無音状態に相当する電圧と比較する比較回路、そして2
17は出力端子である。
【0019】次に各構成要素の動作について説明する。
音声検出手段210は、チェンジャープレーヤ201の
出力する再生音声信号をLch再生音声入力端子211
及びRch再生音声入力端子212より入力する。加算
回路213はその再生音声信号のLchとRchとを加
算して出力し、整流回路214はその加算回路213の
出力を全波整流する。積分回路215は整流回路214
の出力を積分して出力し、比較回路216はコンパレー
タを用いて積分回路215の出力する信号電圧値を無音
状態に相当する電圧値と比較する。比較回路216に入
力されている信号電圧が無音状態に相当する電圧値より
12〜20dB大きくなったときに、比較回路216は
前述の1フィールドデータを作成するよう指示する制御
信号を出力する。この制御信号は、出力端子217より
音声検出手段210外へ出力される。ところで、前述の
無音状態に相当する電圧値は、トラック先頭時における
信号電圧値を記憶しておく記憶回路を設ければ、トラッ
ク先頭時における信号電圧値としてもよい。
【0020】また、本実施例で説明した音声検出手段1
11の代わりにヴォーカル検出手段であってもよい。そ
のヴォーカル検出手段とは、前述の音声検出手段同様、
チェンジャープレーヤ101の出力する再生音声信号を
入力し、その再生音声信号からヴォーカル音声信号を取
り出し、そのヴォーカル音声信号電圧がヴォーカルのな
い状態に相当する電圧値より12〜20dB大きくなっ
たときに制御信号を出力するというものである。
【0021】その場合のヴォーカル検出手段の構成例に
ついて図3により説明する。図3において、301はチ
ェンジャープレーヤであり、図1におけるチェンジャー
プレーヤ101に対応している。310はチェンジャー
プレーヤ301の出力する再生音声信号を入力とし、制
御信号を出力するヴォーカル検出手段であり、図1にお
ける音声検出手段111に対応している。ヴォーカル検
出手段310は以下の構成要素で構成されている。31
1はLch入力端子、312はRch入力端子、313
はRch再生音声信号からLch再生音声信号を減算す
る減算回路、314は減算回路313の出力を全波整流
する整流回路、315は積分を行う積分回路、316は
積分回路315の出力電圧をヴォーカルのない状態に相
当する電圧と比較する比較回路、そして317は出力端
子である。
【0022】次に各構成要素の動作について説明する。
ヴォーカル検出手段310は、チェンジャープレーヤ3
01の出力する再生音声信号をLch入力端子311及
びRch入力端子312より入力する。現在再生中のデ
ィスクが音多ディスクであった場合には、音多ディスク
の音声というのはFM復調音声信号Lchには伴奏の
み、FM復調音声信号Rchには伴奏及び模範歌唱が記
録されているので、FM復調音声信号Rchの再生音声
信号にFM復調音声信号Lchの再生音声信号の位相を
反転させたものを加えることによりヴォーカルレベル信
号が作成できる。従って、減算回路313は入力した再
生音声信号Rchから再生音声信号Lchを減算して、
つまりRch−Lchを行って出力する。整流回路31
4は減算回路313の出力を全波整流して出力する。積
分回路315は整流回路314の出力を積分して出力
し、比較回路316はコンパレータを用いて積分回路3
15の出力する信号電圧値をヴォーカルのない状態に相
当する電圧値と比較する。比較回路316に入力されて
いる信号電圧値がヴォーカルのない状態に相当する電圧
値より12〜20dB大きくなったときに、比較回路3
16は前述の1フィールドデータを作成するよう指示す
る制御信号を出力する。この制御信号は出力端子317
より出力される。
【0023】なお、現在再生中のディスクが音多ディス
クでない場合、多くの音楽用レーザーディスクというも
のはFM復調音声データLchとFM復調音声データR
chにステレオの伴奏と、FM復調音声データLchと
FM復調音声データRchにセンター定位の模範歌唱が
記録されているので、上述のヴォーカル検出回路の構成
ではヴォーカル検出ができない。この場合は、FM復調
音声データLchとFM復調音声データRchとを加算
することによりヴォーカルレベル信号が作成できるの
で、チェンジャープレーヤ301の出力する再生音声信
号のLchとRchとを加算する加算回路を設け、音多
ディスクであるか、そうでないかにより、減算回路に信
号を通すか、加算回路に信号を通すかを選択するような
構成にしてもよい。つまり、例えば音多ディスク以外の
ディスクでもヴォーカル検出手段が有効となるように、
既存のほとんどの音多ディスクに記録されている24ビ
ットコードをチェンジャープレーヤ301より入力し、
24ビットコードを検出する手段を設けて、24ビット
コードを検出した場合にはチェンジャープレーヤ301
より入力する再生音声信号を減算回路へ通し、24ビッ
トコードを検出しなかった場合にはチェンジャープレー
ヤ301より入力する再生音声信号を加算回路へ通す、
という切り換えスイッチを設ければよい。
【0024】なお、音声検出手段111の代わりに、ユ
ーザが適当な場面で1フィールドデータを作成するよう
指示できるキー入力手段を設け、そのキー入力によって
データ合成手段112に信号を与える、というような構
成にしてもよい。そのような構成にすれば、希望の再生
映像の選択をより細かく行うことが可能になるという利
点が得られる。
【0025】更に、以上詳述した音声検出手段111の
出力する制御信号はデータ合成手段112に入力され
る。データ合成手段112は音声検出手段111の出力
する制御信号を受け取ると、1フィールドデータを作成
して、記憶部130内の書き込み手段131へ出力す
る。
【0026】ここで、データ合成手段112において作
成される1フィールドデータについて図1及び図4によ
り説明する。データ合成手段112はチェンジャープレ
ーヤ101の出力する再生映像信号を入力としており、
112から時刻t0にて制御信号を受け取ると、そのとき
入力している映像信号の垂直帰線期間を時刻t1にて検出
し、そこから1フィールド分、つまりその垂直帰線期間
から次の垂直帰線期間(時刻t2)までの映像信号を出力
する。この時刻t1から時刻t2までの出力が1フィールド
データである。もちろん、メモリの容量に余裕があれば
1フィールドではなく、もっと画質のよい映像データを
作るために1フレーム分の映像信号を出力してもよい。
その場合は以下のような動作で1フレームデータの作成
を行う。112から時刻t0にて制御信号を受け取ると、
そのとき入力している映像信号の垂直帰線期間を時刻t1
にて検出し、そこから1フレーム分、つまりその垂直帰
線期間から次の垂直帰線期間(時刻t2)のまた次の垂直
帰線期間(時刻t3)までの映像信号を出力する。この時
刻t1から時刻t3までの出力が1フレームデータである。
【0027】従って、音声検出手段を用いたときには音
声の先頭の映像が選択され、ヴォーカル検出手段を用い
たときにはヴォーカルの先頭の映像が選択される。音声
の先頭の映像は、カラオケ等のレーザーディスクでは、
大抵タイトルが表示されている場面であり、ヴォーカル
の先頭の映像は曲の歌い出しが表示されている場面であ
る。従って非常にわかりやすい映像が選択されることに
なる。
【0028】記憶の動作の説明に戻ると、図1において
書き込み手段131はこの1フィールドデータと、チェ
ンジャープレーヤ制御手段102の出力する、今再生中
のレーザーディスクの収納場所とトラックナンバーを入
力し、記憶手段132に書き込む。この記憶手段132
へ書き込む際の書き込み方であるが、場所情報と1フィ
ールドデータとを繋げて書き込んでもよいし、1フィー
ルドデータは1フィールドデータでまとめて、場所情報
は場所情報でまとめて書き込んでそれぞれ対応をとる、
という書き込み方でもよい。
【0029】以上詳述してきた動作が1枚のディスクの
各トラックに対して行われる。なお、本実施例では図1
においてチェンジャープレーヤ101にレーザーディス
クの出し入れがあると記憶動作が開始されるとして説明
したが、その代わりに記憶開始入力を受け付けるキー入
力手段を設け、記憶開始入力をチェンジャープレーヤ制
御部102へ出力するよう構成すれば、随時に、ユーザ
の希望する順番で記憶がなされていく、という利点が得
られる。
【0030】以上がレーザーディスクの検索に使用する
検索用データが記憶部に記憶されるまでの動作である。
【0031】次に、ユーザが検索を行う場合の動作を図
1により説明する。ユーザが検索を行うときは、決定部
120内の検索開始/終了キー入力手段121にキー入
力を行うことにより、開始される。検索開始/終了キー
入力手段121は、検索開始/終了キー入力があると記
憶部130内の読み出し手段133に読み出し指令を出
力する。読み出し手段133は読み出し指令が入力され
ると、記憶手段132に格納されている1フィールドデ
ータを読み出し、映像制御部140内の映像制御手段1
41に出力する。映像制御手段141はこの1フィール
ドデータを映像信号へ変換し、重畳手段142へ出力す
る。重畳手段142はこの映像制御手段の出力のほか
に、レーザーディスクオートチェンジャープレーヤ10
0内のチェンジャープレーヤ101の出力する映像信号
も入力としており、後者の映像信号に前者の映像信号を
重畳させ、出力する。テレビモニタ150はこの出力
と、レーザーディスクオートチェンジャープレーヤ10
0内のチェンジャープレーヤ101の出力する音声信号
とを入力とし、映像、音声をテレビ出力として出力す
る。この時、テレビモニタが出力する映像を見て、所望
のレーザーディスクの所望の場面でなかった場合は、決
定部120内の次候補/前候補キー入力手段122にキ
ー入力を行う。次候補/前候補キー入力手段122は、
次候補/前候補キー入力があると、記憶部130内の読
み出し部133に、次候補/前候補読み出し指令を出力
する。読み出し手段133は、次候補/前候補読み出し
指令が入力されると、前回読み出した1フィールドデー
タの一つ次/一つ前の1フィールドデータを記憶手段1
32から読み出し、映像制御部140内の映像制御部1
41に出力する。以下は前述と同じ動作を経て、テレビ
モニタに映像が出力される。
【0032】以上のような動作で、所望のレーザーディ
スクの所望の場面の映像がテレビモニタに出力されるま
で次候補/前候補キー入力を何回も行うことにより、検
索を行う。そしてテレビモニタに出力される映像が所望
のレーザーディスクの所望の場面となったら、決定部1
20内の決定キー入力手段123にキー入力を行う。決
定キー入力手段123は決定キー入力があると、記憶部
130内の読み出し部133に決定指令を出力する。読
み出し手段133は決定指令が入力されると、前回読み
出した1フィールドデータに対応する場所情報を記憶手
段132から読み出し、レーザーディスクオートチェン
ジャープレーヤ100内のチェンジャープレーヤ制御部
102へ出力する。チェンジャープレーヤ制御部102
は、入力された場所情報に従いレーザーディスクの場面
を再生するよう指示する再生指令をチェンジャープレー
ヤ101へ出力し、再生が行われる。以上が検索時の各
部の動作である。
【0033】この例では、所望のレーザーディスクの所
望の場面の映像がテレビモニタに出力されるまで、何回
も次候補/前候補キー入力を行い続けることになってし
まうので、例えば先ず初めに所望のレーザーディスクを
検索し、一旦決定した後に次に所望の場面を検索する、
といった検索法にしてもよい。例えば先ず初めに所望の
レーザーディスクの検索を行う。次候補/前候補キー入
力を行うと各レーザーディスクの第一トラックの映像が
次々とテレビモニタに出力され、所望のレーザーディス
クの第一トラックの映像が出力されたところで、決定部
120内の決定キー入力手段123に決定キー入力を行
う。すると、次は所望の場面の検索を行い、その決定さ
れたレーザーディスクの各場面の映像が次候補/前候補
キー入力を行う度に次々とテレビモニタに出力され、所
望の場面の映像が表示されたところで、再び決定キー入
力手段123に決定キー入力を行うことで検索を終了す
る、というような動作となる。
【0034】また、以上に説明してきた構成では、検索
時には検索に使用する映像しか見ることができないの
で、重畳手段142を用いなくても、切り換えスイッチ
などにしてもよい。或いは映像制御部140内の映像制
御手段141の手前に読み出し手段133から出力され
る1フィールドデータをサイズ縮小するなどして画面サ
イズに最適化する最適化手段を設けてもよい。
【0035】以上詳述してきたように、本発明による情
報記録担体再生装置は、情報記録担体再生装置内に収納
されている情報記録担体の検索において、その収納され
ている情報記録担体の音声の開始部分など、特徴のある
再生映像データを検索に使用する。従って、例えば曲の
タイトル部や、歌い出しの歌詞等の表示されている場面
を検索画面に使用することで、所望のトラックの検索を
敏速に行うことができ、従来のわずらわしい検索作業を
手軽に行えるという、実用上優れた効果を有するもので
ある。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から本発明による情報記録担
体再生装置は、少なくとも一つの情報記録担体の中から
任意の情報記録担体の任意のトラックの再生データを再
生することができる情報記録担体再生装置であって、情
報記録担体の任意のトラックの再生データの音声開始部
を検出して制御信号を出力する音声検出手段と、制御信
号に基づいて再生映像データを選択する映像選択部と、
映像選択部で選択された再生映像データを記憶する記憶
部と、記憶部に記憶された再生映像データを所定の形態
で映像に変換する映像制御部とを備えることにより、あ
るいは、情報記録担体の任意のトラックの再生データの
ヴォーカル開始部を検出して制御信号を出力するヴォー
カル検出手段と、制御信号に基づいて再生映像データを
選択する映像選択部と、映像選択部で選択された再生映
像データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された再生
映像データを所定の形態で映像に変換する映像制御部
備えることにより、情報記録担体再生装置内に収納さ
れている情報記録担体の検索時に、その収納されている
情報記録担体の音声の開始部分など特徴のある再生映像
データを検索に使用することで、視覚的に検索すること
を可能にし、従来のわずらわしい検索作業を手軽に行え
るという、実用上優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における情報記録担体再生装置
の構成を示すブロック図
【図2】同、音声検出手段の構成を示すブロック図
【図3】同、ヴォーカル検出手段の構成を示すブロック
【図4】同、1フィールドデータ作成時のタイミングチ
ャート
【図5】従来の情報記録担体再生装置の構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
100 レーザーディスクオートチェンジャープレーヤ 101 チェンジャープレーヤ 102 チェンジャープレーヤ制御部 110 映像選択部 111 音声検出手段 112 データ合成手段 120 決定部 121 検索開始/終了キー入力手段 122 次候補/前候補キー入力手段 123 決定キー入力手段 130 記憶部 131 書き込み手段 132 記憶手段 133 読み出し手段 140 映像制御部 141 映像制御手段 142 重畳手段 150 テレビモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 伸幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木村 友信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 沼本 竜彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 苅田 吉博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−313382(JP,A) 特開 昭63−133387(JP,A) 特開 昭63−131389(JP,A) 特開 昭62−162292(JP,A) 特開 昭61−77184(JP,A) 特開 平7−201159(JP,A) 特開 平6−309851(JP,A) 特開 平6−217254(JP,A) 特開 平6−89549(JP,A) 特開 平5−56385(JP,A) 特開 平4−78088(JP,A) 特開 平3−134883(JP,A) 特開 平3−105781(JP,A) 特開 平1−52277(JP,A) 実開 平4−86279(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 G11B 27/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの情報記録担体の中から
    任意の情報記録担体の任意のトラックの再生データを再
    生することができる情報記録担体再生装置であって、前記情報記録担体の任意のトラックの再生データの音声
    開始部を検出して制御信号を出力する音声検出手段と、 前記制御信号に基づいて 再生映像データを選択する映像
    選択部と、 前記映像選択部で選択された再生映像データを記憶する
    記憶部と、 前記記憶部に記憶された再生映像データを所定の形態で
    映像に変換する映像制御部とを備えていることを特徴と
    する情報記録担体再生装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの情報記録担体の中から
    任意の情報記録担体の任意のトラックの再生データを再
    生することができる情報記録担体再生装置であって、 前記 情報記録担体の任意のトラックの再生データのヴォ
    ーカル開始部を検出して制御信号を出力するヴォーカル
    検出手段と、 前記制御信号に基づいて再生映像データを選択する映像
    選択部と、 前記映像選択部で選択された再生映像データを記憶する
    記憶部と、 前記記憶部に記憶された再生映像データを所定の形態で
    映像に変換する映像制御部とを備えている ことを特徴と
    る情報記録担体再生装置。
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