JP3457445B2 - 車両の分岐装置 - Google Patents

車両の分岐装置

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▲昇▼ 岩本
慎一 川越
実 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気浮上車両等の
分岐装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の装置は、特開平05−31160
4号公報に記載のように、分岐軌道の外側固定ガイドレ
ールと、各分岐軌道交差部に配置され、先端が接合配置
された交差部固定ガイドレールと、非分岐軌道に接続可
能な2本の可動ガイドレールと、交差部固定ガイドレー
ルの接合部にその回転中心を配置し、非分岐側へ伸ばし
た分岐側の可動ガイドレールと、非分岐側の可動ガイド
レールと分岐側の可動ガイドレールを接続可能とした固
定ガイドレールと、から構成されており、リンクおよび
転換ロッドを介して前記可動ガイドレールに連結された
電動転換機によりガイドレールを転換していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、転換
終了後、ガイドレールを固定する装置がないため、車両
通過時による衝撃でガイドレールが転倒する恐れがあ
る。 【0004】本発明の目的とするところは、分岐部を車
両が通過する際、ガイドレールの転倒を防ぐことができ
るようにすることにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的は、分岐装置の
レールの下面に設置され、該レールの長手方向に対して
直交する回転軸と、該回転軸よりも上方であって前記レ
ールの下部に設置したロック装置と、前記回転軸に設置
されており、レールの位置する2点にに設置されてお
り、前記ロック装置に係合する2つのカムと、から車両
の分岐装置を構成することによって、達成できる。 【0006】 【作用】分岐のためにレールを移動させる場合は回転軸
を回転させてロック装置からカムを離し、そしてレール
を移動させる。移動後、回転軸を回転させて一方のカム
をロック装置に係合させる。これによって、車両の走行
によって発生した力によるレールの転倒を防止できる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気浮上車両の分
岐装置に適用した場合の一実施例を図1から図6によっ
て説明する。11は分岐していない方の軌道すなわち非
分岐軌道の固定ガイドレールであり、12a及び12b
は分岐している方の軌道すなわち分岐軌道の外側の固定
ガイドレールであり、13は各軌道の交差部に配置さ
れ、先端部が接合された交差部の固定ガイドレール、す
なわち内側の固定ガイドレールであり、14a,14b
は分岐軌道の外側の固定ガイドレール12a,12bに
対応した内側の固定ガイドレールである。固定ガイドレ
ール11と外側固定ガイドレール12a、12bおよび
内側固定ガイドレール14a,14bとの間に分岐装置
30を設置している。内側固定ガイドレール14a,1
4bと交差部固定ガイドレール13との間に分岐装置5
0を配置している。 【0008】分岐装置30は2本の固定ガイドレール1
1,11を中心として回動する2本のガイドレール21
a,21bを駆動する装置である。分岐装置50は交差
部固定ガイドレール13の先端を中心として回動する1
本のガイドレール42を駆動する装置である。分岐装置
30,50の回動手段及びガイドレールの転倒を防止す
る手段は実質的に同一である。可動ガイドレール21
a,21bは公知のように複数の関節を有する。 【0009】以下、分岐装置30について詳細に説明す
る。可動ガイドレール21a,21bは公知のように水
平な架台(図示せず)の上に載っており、駆動装置49
によって水平方向に移動する。このようにガイドレール
21a,21bは単に架台に載っているので、従来のも
のでは転倒する恐れが有る。 【0010】以下、ガイドレール21a,21bの転倒
防止装置について説明する。転倒防止装置は、ガイドレ
ール21a,21bの下方にガイドレール21a,21
bの長手方向に直行するように設置した回転軸31と、
回転軸31を支持する複数の軸受32と、回転軸31を
ほぼ90度回転させるためのアクチュエータ(電動シリ
ンダ装置)33と、アクチュエータ33の先端と回転軸
31の端部とを接続するものであって、回転軸31を回
転させるリンク装置34と、回転軸33に設置した2組
のカム35a,35bと、ガイドレール21a,21b
の下面に設置され、カム35a,35bに係合するロッ
ク装置36と、からなる。リンク装置34は隣接する回
転軸31,31同士を連結している。 【0011】カム35a,35bはガイドレール21
a,21bのそれぞれの下面の近傍に設置している。1
組のカム35a,35bはほぼ90度の間隔で設置して
いる。カム35a,35bは内側に設けた凹部35cが
ロック装置36のピン36aに入ることができる。ピン
36aは軸31に平行に設置されている。ピン36aの
両端はL状の受け座36b、ボルト36cによってガイ
ドレール21a,21bの下面に設置している。2つの
L状の受け座36b,36bの間隔はカム35a,35
bの厚さよりも若干大きい程度である。ガイドレール2
1a,21bは回転軸31に沿って移動する。軸方向に
沿ったカム35aとカム35bの間隔はガイドレール2
1a,21bの移動量と等しい。カム35a,35bは
受け座36a,36bの間に入り、ピン36aが凹部3
5cに入る。回転軸31は1つのガイドレールに対して
複数ある。 【0012】かかる構成において、ガイドレール21
a,21bを移動させるに当たって図5に示すようにカ
ム35a,35bを中立の状態、すなわちロック装置3
6からカム35a,35bを外す。この状態で駆動装置
49によってガイドレール21a,21bを移動させ
る。その後、ガイドレール21a,21bの位置に対応
してアクチュエータ33を動作させる。これによって、
図4または図6に示すようにカム35aまたは35bが
ロック装置36に係合する。 【0013】この状態においてはピン36aがカムの凹
部35cに入っているので、車両の走行によって発生し
た力によってガイドレール21a,21bが浮き上がる
ことはない。また、受け座36b,36bの間隔とカム
35a,35bの厚さがほぼ等しいので転倒することも
ない。上記2つの点からガイドレール21a,21bの
転倒をより防止している。なお、上記2つの点のうち一
方のみしか備えないものであっても、それなりの転倒防
止機能があることは言うまでもない。 【0014】転倒防止装置50のカムは1組である。 【0015】 【発明の効果】本発明によれば、回転軸とレールの下面
とを係合させているので、レールの転倒を防ぎ、車両を
安全に通過させることができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の分岐装置の要部の平面図で
ある。 【図2】本発明の一実施例の分岐装置の全体の平面図で
ある。 【図3】図2の3−3視図である。 【図4】図2においてガイドレール21a,21bが実
線の位置にある時のロック装置とカムとの関係を示す図
である。 【図5】図2においてガイドレール21a,21bを移
動作業中の時のロック装置とカムとの関係を示す図であ
る。 【図6】図2においてガイドレール21a,21bが点
線の位置にある時のロック装置とカムとの関係を示す図
である。 【符号の説明】 11…固定ガイドレール、12a,12b…外側固定ガ
イドレール、13…交差部固定ガイドレール、21a,
21b…前端部可動ガイドレール、22…後端部固定ガ
イドレール、31…回転軸、32…軸受、33…アクチ
ュエータ、34…リンク装置、33a,35b…カム、
35c…凹部、36…ロック装置、36a…ピン、36
b…受け座、49…ガイドレールの駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川越 慎一 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4 号 東海旅客鉄道 株式会社内 (72)発明者 藤井 実 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4 号 東海旅客鉄道 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−311604(JP,A) 実開 昭57−147304(JP,U) 実開 平5−61201(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01B 25/28 E01B 7/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】分岐装置のレールの下面に設置され、該レ
    ールの長手方向に対して直交する回転軸と、 該回転軸よりも上方であって前記レールの下部に設置し
    たロック装置と、 前記回転軸に設置されており、レールの位置する2点に
    に設置されており、前記ロック装置に係合する2つのカ
    ムと、 からなる車両の分岐装置。
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