JP3456830B2 - 赤外線イメージセンサおよびその製法 - Google Patents
赤外線イメージセンサおよびその製法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線イメージセン
サおよびその製法に関する。さらに詳しくは、赤外イメ
ージセンサおよびその素子分離領域を容易に製造しうる
製法に関する。
サおよびその製法に関する。さらに詳しくは、赤外イメ
ージセンサおよびその素子分離領域を容易に製造しうる
製法に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外検出器としてPtSiショットキー
バリアダイオードを用いた赤外イメージセンサを例にし
て説明する。
バリアダイオードを用いた赤外イメージセンサを例にし
て説明する。
【0003】図13は画素の拡大図である。1つの画素
は1つの光検出器と垂直方向の電荷転送路の一段分で構
成されている。図13において、1は光検出部であり、
2はトランスファーゲートであり、3は垂直転送路であ
り、4はゲート電極である。入射した赤外光は光検出器
1で光電変換されて信号電荷を生じ、ショットキ接合
(図示せず)に蓄積される。一定時間蓄積された信号電
荷は、トランスファーゲート2が開き、垂直方向の電荷
転送路である垂直転送路3に読みだされる。
は1つの光検出器と垂直方向の電荷転送路の一段分で構
成されている。図13において、1は光検出部であり、
2はトランスファーゲートであり、3は垂直転送路であ
り、4はゲート電極である。入射した赤外光は光検出器
1で光電変換されて信号電荷を生じ、ショットキ接合
(図示せず)に蓄積される。一定時間蓄積された信号電
荷は、トランスファーゲート2が開き、垂直方向の電荷
転送路である垂直転送路3に読みだされる。
【0004】図14(a)は、図7のA−A線断面にお
ける読み出し状態でのポテンシャル図であり、図14
(b)は図7のA−A線断面における蓄積状態でのポテ
ンシャル図である。図14において、Iの領域は光検出
器に対応し、IIの領域はトランスファーゲートに対応
し、IIIの領域は垂直転送路に対応する。図14
(a)に示される信号の読み出し状態のときはトランス
ファーゲートに印加されたクロックφTがHレベルとな
り、光検出器1に蓄えられていた信号電荷Qsは垂直転
送路3のポテンシャル井戸内に読み出される。信号電荷
が読み出されると同時に光検出器1はトランスファーゲ
ートのチャネルポテンシャルのレベルにリセットされ、
このレベルが信号蓄積の開始レベルとなる。信号蓄積時
には、トランスファーゲートに印加されたクロックφT
がLレベルとなり、光検出器1と垂直転送路3は分離さ
れた状態になる。信号読みだし時のリセットレベルから
つぎの信号読み出し直前のバイアスレベルの差に相当す
る蓄積電荷量が信号電荷Qsである。
ける読み出し状態でのポテンシャル図であり、図14
(b)は図7のA−A線断面における蓄積状態でのポテ
ンシャル図である。図14において、Iの領域は光検出
器に対応し、IIの領域はトランスファーゲートに対応
し、IIIの領域は垂直転送路に対応する。図14
(a)に示される信号の読み出し状態のときはトランス
ファーゲートに印加されたクロックφTがHレベルとな
り、光検出器1に蓄えられていた信号電荷Qsは垂直転
送路3のポテンシャル井戸内に読み出される。信号電荷
が読み出されると同時に光検出器1はトランスファーゲ
ートのチャネルポテンシャルのレベルにリセットされ、
このレベルが信号蓄積の開始レベルとなる。信号蓄積時
には、トランスファーゲートに印加されたクロックφT
がLレベルとなり、光検出器1と垂直転送路3は分離さ
れた状態になる。信号読みだし時のリセットレベルから
つぎの信号読み出し直前のバイアスレベルの差に相当す
る蓄積電荷量が信号電荷Qsである。
【0005】つぎに、かかる従来の赤外イメージセンサ
(固体撮像素子)の製造工程のうち、ウエハプロセスで
は最も重要な、いわゆる素子分離領域を形成する工程に
ついて、そのプロセスフローを図15および図16に示
す。ここで、素子分離領域とは、画素領域および周辺回
路領域(図15および図16のばあいはどちらもNMO
S領域)のフィールド酸化膜形成領域である。素子分離
領域に対して、画素領域と周辺領域のフィールド酸化膜
形成領域以外の領域を活性化領域という。
(固体撮像素子)の製造工程のうち、ウエハプロセスで
は最も重要な、いわゆる素子分離領域を形成する工程に
ついて、そのプロセスフローを図15および図16に示
す。ここで、素子分離領域とは、画素領域および周辺回
路領域(図15および図16のばあいはどちらもNMO
S領域)のフィールド酸化膜形成領域である。素子分離
領域に対して、画素領域と周辺領域のフィールド酸化膜
形成領域以外の領域を活性化領域という。
【0006】図15および図16において、18はP型
シリコンからなる基板であり、19は下敷酸化物であ
り、20は窒化膜であり、22は画素領域のチャネルカ
ット領域である高濃度P+領域であり、25は周辺領
域、つまりNMOS領域のチャネルカット領域であるP
+領域であり、27は第1のレジストであり、29は第
2のレジストである。ここではLOCOS(local oxid
ation of silicon)プロセス(香山晋編、「超高速MO
Sデバイス」、培風館 参照)が用いられており、詳細
は特開平5−114720号公報に示されている。
シリコンからなる基板であり、19は下敷酸化物であ
り、20は窒化膜であり、22は画素領域のチャネルカ
ット領域である高濃度P+領域であり、25は周辺領
域、つまりNMOS領域のチャネルカット領域であるP
+領域であり、27は第1のレジストであり、29は第
2のレジストである。ここではLOCOS(local oxid
ation of silicon)プロセス(香山晋編、「超高速MO
Sデバイス」、培風館 参照)が用いられており、詳細
は特開平5−114720号公報に示されている。
【0007】図15および図16において、基板18は
のちに画素が形成される画素領域と周辺回路領域とに区
分されている。まず、P+領域25に不純物注入をした
のちに、前記高濃度P+領域22のみに追加の不純物注
入を行い、光検出器1(図13参照)の飽和電荷量の増
大を図っている。ここで、飽和電荷量とは、光検出器の
最大蓄積電荷量である。具体的には素子分離領域形成時
に、まず、第1のレジスト27を用いてP+領域25に
不純物注入を行い、つぎに周辺領域を第2のレジスト2
9で覆い、レジストのダブルコートを行って、画素領域
のみに不純物の追加注入を行っている。高濃度P+領域
22の不純物濃度を濃くすることにより、光検出器の飽
和電荷量が増大し、これは図14に示した蓄積電荷量が
増大することに等しい。
のちに画素が形成される画素領域と周辺回路領域とに区
分されている。まず、P+領域25に不純物注入をした
のちに、前記高濃度P+領域22のみに追加の不純物注
入を行い、光検出器1(図13参照)の飽和電荷量の増
大を図っている。ここで、飽和電荷量とは、光検出器の
最大蓄積電荷量である。具体的には素子分離領域形成時
に、まず、第1のレジスト27を用いてP+領域25に
不純物注入を行い、つぎに周辺領域を第2のレジスト2
9で覆い、レジストのダブルコートを行って、画素領域
のみに不純物の追加注入を行っている。高濃度P+領域
22の不純物濃度を濃くすることにより、光検出器の飽
和電荷量が増大し、これは図14に示した蓄積電荷量が
増大することに等しい。
【0008】飽和電荷量Qは次式Q=CV(Cは容量、
Vは電圧の振幅)で表される。電圧の振幅Vは検出器の
リセットレベルの電圧であり、駆動条件で決まるため、
飽和電荷量Qは容量Cに依存することがわかる。容量C
は、検出器付近のチャネルカット領域のP型不純物濃度
とガードリング領域のN型不純物濃度に比例する。光検
出器周辺にあるガードリング領域のN型不純物濃度はイ
メージセンサの読み出し回路の特性に関与するため、飽
和電荷量Qを大きくするためには、光検出器周辺部のチ
ャネルカット領域のP型不純物濃度を濃くすればよいこ
とがわかる。
Vは電圧の振幅)で表される。電圧の振幅Vは検出器の
リセットレベルの電圧であり、駆動条件で決まるため、
飽和電荷量Qは容量Cに依存することがわかる。容量C
は、検出器付近のチャネルカット領域のP型不純物濃度
とガードリング領域のN型不純物濃度に比例する。光検
出器周辺にあるガードリング領域のN型不純物濃度はイ
メージセンサの読み出し回路の特性に関与するため、飽
和電荷量Qを大きくするためには、光検出器周辺部のチ
ャネルカット領域のP型不純物濃度を濃くすればよいこ
とがわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の赤外イメージセ
ンサ素子の駆動回路はNMOSトランジスタのみで構成
されていたが、素子の消費電力の低減化のため周辺回路
領域に消費電力の小さいCMOS回路を用いてさらに検
出器の飽和電荷量を増大することが考えられる。従来の
NMOSトランジスタのみの赤外イメージセンサ素子の
製法によるCMOS回路を用いた赤外イメージセンサ素
子製造工程を図17および18に示す。図17および1
8において、27は第1のレジストであり、28は第2
のレジストであり、29は第3のレジストであり、図1
5と同一の部分には同一の符号を付している。
ンサ素子の駆動回路はNMOSトランジスタのみで構成
されていたが、素子の消費電力の低減化のため周辺回路
領域に消費電力の小さいCMOS回路を用いてさらに検
出器の飽和電荷量を増大することが考えられる。従来の
NMOSトランジスタのみの赤外イメージセンサ素子の
製法によるCMOS回路を用いた赤外イメージセンサ素
子製造工程を図17および18に示す。図17および1
8において、27は第1のレジストであり、28は第2
のレジストであり、29は第3のレジストであり、図1
5と同一の部分には同一の符号を付している。
【0010】まず、図17(a)に示すように、P型シ
リコン基板18を薄く熱酸化して、下敷酸化膜19を形
成したのち、全面に窒化膜20をCVD法により形成す
る。
リコン基板18を薄く熱酸化して、下敷酸化膜19を形
成したのち、全面に窒化膜20をCVD法により形成す
る。
【0011】つぎに、図17(b)に示すように、窒化
膜20のうち、活性化領域となる領域のみに第1のレジ
スト27を塗布し、図17(c)に示すように窒化膜2
0の露出している部分を異方性エッチングにより除去す
る。
膜20のうち、活性化領域となる領域のみに第1のレジ
スト27を塗布し、図17(c)に示すように窒化膜2
0の露出している部分を異方性エッチングにより除去す
る。
【0012】つぎに、図17(d)に示すように、第2
のレジスト28でPMOS領域のみを覆って、画素領域
およびNMOS領域の素子分離領域に不純物注入を行う
ことによって、図18(a)に示すように画素領域およ
びNMOS領域のチャネルカット領域であるP+領域が
形成される。
のレジスト28でPMOS領域のみを覆って、画素領域
およびNMOS領域の素子分離領域に不純物注入を行う
ことによって、図18(a)に示すように画素領域およ
びNMOS領域のチャネルカット領域であるP+領域が
形成される。
【0013】さらに、図18(b)に示すように、第3
のレジスト29でPMOS領域およびNMOS領域を覆
って、画素領域のチャネルカット領域のみ不純物の追加
注入を行う。
のレジスト29でPMOS領域およびNMOS領域を覆
って、画素領域のチャネルカット領域のみ不純物の追加
注入を行う。
【0014】最後に第2のレジスト28および第3のレ
ジスト29を除去し(図18(c)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化したのち、窒化膜20を除去す
ることで、素子分離領域の形成は終了する(図18
(d)参照)。
ジスト29を除去し(図18(c)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化したのち、窒化膜20を除去す
ることで、素子分離領域の形成は終了する(図18
(d)参照)。
【0015】このようにCMOS回路を搭載した赤外イ
メージセンサ素子の光検出器の飽和電荷量の増大を図ろ
うとすると、レジストを、第1のレジスト27、第2の
レジスト28、および第3のレジスト29の3重に塗布
するトリプルコートが必要である。しかしながらレジス
トをトリプルコートすると、高い段差のためレジストの
塗布ムラが発生するため、従来の写真製版によるパター
ニングが非常に困難である。
メージセンサ素子の光検出器の飽和電荷量の増大を図ろ
うとすると、レジストを、第1のレジスト27、第2の
レジスト28、および第3のレジスト29の3重に塗布
するトリプルコートが必要である。しかしながらレジス
トをトリプルコートすると、高い段差のためレジストの
塗布ムラが発生するため、従来の写真製版によるパター
ニングが非常に困難である。
【0016】本発明は前述のような問題を解決し、2個
のNMOS領域と1個のPMOS領域とを有する赤外線
イメージセンサとして、たとえば駆動回路にCMOS回
路を用いていても、光検出器の飽和電荷量を増大しうる
赤外線イメージセンサおよび容易に製造しうるその製法
を提供することを目的とする。
のNMOS領域と1個のPMOS領域とを有する赤外線
イメージセンサとして、たとえば駆動回路にCMOS回
路を用いていても、光検出器の飽和電荷量を増大しうる
赤外線イメージセンサおよび容易に製造しうるその製法
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
【0018】
【0019】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
画素領域が第1のNMOS領域であり、該第1のNMO
S領域および、第2のNMOS領域と1個のPMOS領
域とからなるCMOS回路を備えた赤外線イメージセン
サの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記第1のNMOS領域の素子分離領
域以外の領域に塗布し、前記第1のNMOS領域の前記
窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域の素子分離領域に不純物
注入を行いチャネルカット領域を形成し、前記レジスト
を除去する工程、 (d)前記第2のNMOS領域およびPMOS領域の活
性化領域上および前記第1のNMOS領域に第1のレジ
ストを形成し、エッチングを行なって前記第2のNMO
S領域および前記PMOS領域の素子分離領域の窒化膜
を除去する工程、 (e)前記第2のNMOS領域の素子分離領域以外の領
域を第2のレジストで覆う工程、 (f)露出している前記第2のNMOS領域の素子分離
領域に前記第1のNMOS領域の不純物注入濃度より低
い濃度で不純物注入を行い、チャネルカット領域を形成
する工程、 (g)前記第1および第2のレジストを除去する工程、
および (h)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
第1のNMOS領域と、該第1のNMOS領域以外の領
域とに分割して素子分離領域を形成することにより、前
記3つの独立した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素
子分離領域を形成することを特徴とする。
画素領域が第1のNMOS領域であり、該第1のNMO
S領域および、第2のNMOS領域と1個のPMOS領
域とからなるCMOS回路を備えた赤外線イメージセン
サの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記第1のNMOS領域の素子分離領
域以外の領域に塗布し、前記第1のNMOS領域の前記
窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域の素子分離領域に不純物
注入を行いチャネルカット領域を形成し、前記レジスト
を除去する工程、 (d)前記第2のNMOS領域およびPMOS領域の活
性化領域上および前記第1のNMOS領域に第1のレジ
ストを形成し、エッチングを行なって前記第2のNMO
S領域および前記PMOS領域の素子分離領域の窒化膜
を除去する工程、 (e)前記第2のNMOS領域の素子分離領域以外の領
域を第2のレジストで覆う工程、 (f)露出している前記第2のNMOS領域の素子分離
領域に前記第1のNMOS領域の不純物注入濃度より低
い濃度で不純物注入を行い、チャネルカット領域を形成
する工程、 (g)前記第1および第2のレジストを除去する工程、
および (h)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
第1のNMOS領域と、該第1のNMOS領域以外の領
域とに分割して素子分離領域を形成することにより、前
記3つの独立した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素
子分離領域を形成することを特徴とする。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
画素領域が第1のNMOS領域であり、該第1のNMO
S領域および、第2のNMOS領域と1個のPMOS領
域とからなるCMOS回路を備えた赤外線イメージセン
サの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記PMOS領域および第1および第
2のNMOS領域の活性化領域上に塗布し、前記第1の
NMOS領域および前記第2のNMOS領域の素子分離
領域の前記窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域および前記第2のNMO
S領域の素子分離領域に不純物注入を行いチャネルカッ
ト領域を形成する工程、 (d)前記PMOS領域および前記第2のNMOS領域
に第1のレジストを塗布し、前記第1のNMOS領域の
チャネルカット領域に不純物注入を行うことにより、前
記第1のNMOS領域の方が前記第2のNMOS領域よ
りも高い不純物濃度となるようにチャネルカット領域を
形成する工程、 (e)前記PMOS領域の素子分離領域以外を第2のレ
ジストで覆い、前記PMOS領域の素子分離領域の前記
窒化膜を除去する工程、および (f)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
PMOS領域と、該PMOS領域以外の領域とに分割し
て素子分離領域を形成することにより、前記3つの独立
した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素子分離領域を
形成することを特徴とする。
画素領域が第1のNMOS領域であり、該第1のNMO
S領域および、第2のNMOS領域と1個のPMOS領
域とからなるCMOS回路を備えた赤外線イメージセン
サの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記PMOS領域および第1および第
2のNMOS領域の活性化領域上に塗布し、前記第1の
NMOS領域および前記第2のNMOS領域の素子分離
領域の前記窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域および前記第2のNMO
S領域の素子分離領域に不純物注入を行いチャネルカッ
ト領域を形成する工程、 (d)前記PMOS領域および前記第2のNMOS領域
に第1のレジストを塗布し、前記第1のNMOS領域の
チャネルカット領域に不純物注入を行うことにより、前
記第1のNMOS領域の方が前記第2のNMOS領域よ
りも高い不純物濃度となるようにチャネルカット領域を
形成する工程、 (e)前記PMOS領域の素子分離領域以外を第2のレ
ジストで覆い、前記PMOS領域の素子分離領域の前記
窒化膜を除去する工程、および (f)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
PMOS領域と、該PMOS領域以外の領域とに分割し
て素子分離領域を形成することにより、前記3つの独立
した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素子分離領域を
形成することを特徴とする。
【0024】本発明の赤外線イメージセンサは、前記製
法で形成され、画素領域である第1のNMOS領域の不
純物注入濃度が第2のNMOS領域の不純物注入濃度よ
り大きく形成されることにより、画素領域の接合容量が
大きく形成され、検出器の飽和電荷量を増大した赤外線
イメージセンサである。
法で形成され、画素領域である第1のNMOS領域の不
純物注入濃度が第2のNMOS領域の不純物注入濃度よ
り大きく形成されることにより、画素領域の接合容量が
大きく形成され、検出器の飽和電荷量を増大した赤外線
イメージセンサである。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】周辺回路にCMOS回路を搭載し
た赤外線イメージセンサの素子分離領域形成工程の製法
について添付図を参照しつつ本発明の実施の形態に基づ
いて以下に説明する。
た赤外線イメージセンサの素子分離領域形成工程の製法
について添付図を参照しつつ本発明の実施の形態に基づ
いて以下に説明する。
【0029】実施の形態1
図1および2に素子分離領域の形成を、画素領域である
第1のNMOS領域と周辺回路領域(PMOS領域およ
び(第2の)NMOS領域)で分割して行う方法を示
す。
第1のNMOS領域と周辺回路領域(PMOS領域およ
び(第2の)NMOS領域)で分割して行う方法を示
す。
【0030】本発明にかかわる実施の形態においては、
かかるCMOS回路を、たとえば赤外カメラシステムな
どに用いられる赤外イメージセンサの信号の読み出しお
よび転送、蓄積に関する周辺回路に用いる。
かかるCMOS回路を、たとえば赤外カメラシステムな
どに用いられる赤外イメージセンサの信号の読み出しお
よび転送、蓄積に関する周辺回路に用いる。
【0031】本発明にかかわる半導体素子においては、
光検出器、トランスファーゲートトランジスタ、信号電
荷転送路で構成される画素領域とそれを駆動させる周辺
回路領域からなる。画素領域はトランジスタとしてはN
MOSFETのみが用いられており、1つのNMOS領
域(第1のNMOS領域)と呼ぶことができる。周辺回
路領域には、前述のとおりCMOS回路を用いており、
画素領域に対してもう1つのNMOS領域(第2のNM
OS領域)とPMOS領域から構成される。
光検出器、トランスファーゲートトランジスタ、信号電
荷転送路で構成される画素領域とそれを駆動させる周辺
回路領域からなる。画素領域はトランジスタとしてはN
MOSFETのみが用いられており、1つのNMOS領
域(第1のNMOS領域)と呼ぶことができる。周辺回
路領域には、前述のとおりCMOS回路を用いており、
画素領域に対してもう1つのNMOS領域(第2のNM
OS領域)とPMOS領域から構成される。
【0032】以下にこのようなPMOS領域、NMOS
領域の素子分離領域形成工程の製法について説明する。
領域の素子分離領域形成工程の製法について説明する。
【0033】図1および2において、18はP型シリコ
ンからなる基板であり、19は下敷酸化物であり、20
は窒化膜であり、22は高濃度P+領域であり、21は
レジストであり、23は第1のレジストであり、24は
第2のレジストであり、25はP+領域である。
ンからなる基板であり、19は下敷酸化物であり、20
は窒化膜であり、22は高濃度P+領域であり、21は
レジストであり、23は第1のレジストであり、24は
第2のレジストであり、25はP+領域である。
【0034】まず図1(a)に示すように、P型シリコ
ンからなる基板18を熱酸化して厚さ0.01〜0.1
0μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜1
9の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20を厚さ
0.05〜0.4μm程度形成する。
ンからなる基板18を熱酸化して厚さ0.01〜0.1
0μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜1
9の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20を厚さ
0.05〜0.4μm程度形成する。
【0035】つぎに、図1(b)に示すように、画素領
域の素子分離領域以外の部分はレジスト21で覆ってエ
ッチングを行うことにより、窒化膜20のうち画素領域
の素子分離領域の窒化膜20のみが除去され、所望のパ
ターンをうる。
域の素子分離領域以外の部分はレジスト21で覆ってエ
ッチングを行うことにより、窒化膜20のうち画素領域
の素子分離領域の窒化膜20のみが除去され、所望のパ
ターンをうる。
【0036】そののち、P型不純物(たとえばボロン)
を基板18に注入したのち、レジスト21を除去する
と、図1(c)に示すように、画素領域の素子分離領域
にのみ不純物が注入されてチャネルカット領域である高
濃度P+領域22が形成される。
を基板18に注入したのち、レジスト21を除去する
と、図1(c)に示すように、画素領域の素子分離領域
にのみ不純物が注入されてチャネルカット領域である高
濃度P+領域22が形成される。
【0037】つぎに、図1(d)に示すように、PMO
S領域およびNMOS領域の活性化領域上および画素領
域を第1のレジスト23で覆って窒化膜20をエッチン
グすることにより、PMOS領域とNMOS領域の素子
分離領域の窒化膜20が除去され所望のパターンをう
る。
S領域およびNMOS領域の活性化領域上および画素領
域を第1のレジスト23で覆って窒化膜20をエッチン
グすることにより、PMOS領域とNMOS領域の素子
分離領域の窒化膜20が除去され所望のパターンをう
る。
【0038】さらに、図2(a)に示すように、画素領
域およびPMOS領域を第2のレジスト24で覆うこと
により第1のレジスト23および第2のレジスト24で
レジストのダブルコートを行って、NMOS領域の素子
分離領域のみにP型不純物(たとえばボロン)を注入す
ると、チャネルカット領域であるP+領域25が形成さ
れる。
域およびPMOS領域を第2のレジスト24で覆うこと
により第1のレジスト23および第2のレジスト24で
レジストのダブルコートを行って、NMOS領域の素子
分離領域のみにP型不純物(たとえばボロン)を注入す
ると、チャネルカット領域であるP+領域25が形成さ
れる。
【0039】最後に第1のレジスト23および第2のレ
ジスト24を除去し(図2(b)参照)、素子分離領域
のみを選択的に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜2
0を除去することで、素子分離領域の形成は終了する
(図2(c)参照)。このとき、シリコン窒化膜などか
らなる窒化膜20は耐酸化性が強いため、活性化領域は
ほとんど酸化されず、素子分離領域のみが酸化される。
ジスト24を除去し(図2(b)参照)、素子分離領域
のみを選択的に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜2
0を除去することで、素子分離領域の形成は終了する
(図2(c)参照)。このとき、シリコン窒化膜などか
らなる窒化膜20は耐酸化性が強いため、活性化領域は
ほとんど酸化されず、素子分離領域のみが酸化される。
【0040】本実施の形態において、チャネルカット領
域の不純物注入は高濃度P+領域22のほうがP+領域
25よりも濃くなるように注入を行うものとする。
域の不純物注入は高濃度P+領域22のほうがP+領域
25よりも濃くなるように注入を行うものとする。
【0041】この方法により、レジストのシングルコー
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域で
あるNMOS領域およびCMOS領域を有していても、
画素領域におけるチャネルカット領域(P+)とガード
リング領域(N+)とで形成されるPN接合容量によっ
て、飽和電荷量を増大できるようになった。
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域で
あるNMOS領域およびCMOS領域を有していても、
画素領域におけるチャネルカット領域(P+)とガード
リング領域(N+)とで形成されるPN接合容量によっ
て、飽和電荷量を増大できるようになった。
【0042】実施の形態2
本発明の第2の実施の形態として、素子分離領域形成
を、PMOS領域とそれ以外の部分で分割して行う方法
を図3および4に示す。図3および4において、図1お
よび2と同一の部分には同一の符号を付している。
を、PMOS領域とそれ以外の部分で分割して行う方法
を図3および4に示す。図3および4において、図1お
よび2と同一の部分には同一の符号を付している。
【0043】まず、図3(a)に示すように、P型シリ
コンからなる基板18を熱酸化して厚さ0.01〜0.
10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜
19の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20を厚さ
0.05〜0.4μm程度形成する。
コンからなる基板18を熱酸化して厚さ0.01〜0.
10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜
19の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20を厚さ
0.05〜0.4μm程度形成する。
【0044】つぎに、図3(b)に示すように、PMO
S領域および画素領域およびNMOS領域の活性化領域
上をレジスト21で覆い窒化膜20をエッチングするこ
とにより、画素領域およびNMOS領域の素子分離領域
の窒化膜20を除去し所望のパターンをうる。そのの
ち、P型不純物(たとえばボロン)を注入すると、図3
(c)に示すように、画素領域およびNMOS領域の素
子分離領域に不純物が注入されて、画素領域およびNM
OS領域のチャネルカット領域であるP+領域25が形
成される。
S領域および画素領域およびNMOS領域の活性化領域
上をレジスト21で覆い窒化膜20をエッチングするこ
とにより、画素領域およびNMOS領域の素子分離領域
の窒化膜20を除去し所望のパターンをうる。そのの
ち、P型不純物(たとえばボロン)を注入すると、図3
(c)に示すように、画素領域およびNMOS領域の素
子分離領域に不純物が注入されて、画素領域およびNM
OS領域のチャネルカット領域であるP+領域25が形
成される。
【0045】つぎに、画素領域の素子分離領域以外の領
域を第1のレジスト23で覆い、画素領域のチャネルカ
ット領域のみに不純物の追加注入を行う(図3(d)参
照)ことによって、高濃度P+領域22(図4(a)参
照)が形成される。レジスト21および第1のレジスト
23を除去し(図4(a)参照)、新たに第2のレジス
ト24をPMOS領域の素子分離領域上のみに塗布し、
窒化膜20を異方性エッチングすることによってPMO
S領域の素子分離領域の窒化膜20を除去し所望のパタ
ーンをうる(図4(b)参照)。
域を第1のレジスト23で覆い、画素領域のチャネルカ
ット領域のみに不純物の追加注入を行う(図3(d)参
照)ことによって、高濃度P+領域22(図4(a)参
照)が形成される。レジスト21および第1のレジスト
23を除去し(図4(a)参照)、新たに第2のレジス
ト24をPMOS領域の素子分離領域上のみに塗布し、
窒化膜20を異方性エッチングすることによってPMO
S領域の素子分離領域の窒化膜20を除去し所望のパタ
ーンをうる(図4(b)参照)。
【0046】ついで、第2のレジスト24を除去し(図
4(c)参照)、素子分離領域のみを選択的に熱酸化し
たのち、さらに活性化領域の窒化膜20を除去すること
で、素子分離領域の形成は終了する(図4(d)参
照)。
4(c)参照)、素子分離領域のみを選択的に熱酸化し
たのち、さらに活性化領域の窒化膜20を除去すること
で、素子分離領域の形成は終了する(図4(d)参
照)。
【0047】この方法により、レジストのシングルコー
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、素子分離領
域であるNMOS領域およびCMOS領域を有する赤外
イメージセンサにおいても、画素領域におけるチャネル
カット領域(P+)とガードリング領域(N+)とで形
成されるPN接合容量によって、飽和電荷量を増大でき
るようになった。
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、素子分離領
域であるNMOS領域およびCMOS領域を有する赤外
イメージセンサにおいても、画素領域におけるチャネル
カット領域(P+)とガードリング領域(N+)とで形
成されるPN接合容量によって、飽和電荷量を増大でき
るようになった。
【0048】実施の形態3
本発明の第3の実施の形態として、チャネルカット領域
への不純物注入時のマスクを従来のレジストの代わりに
酸化膜または多結晶シリコンで行う方法を図5および6
に示す。図5および6において、図1、2、3および4
と同一の部分には同一の符号を付しており、27は第1
のレジストであり、28は第2のレジストであり、29
は第3のレジストである。
への不純物注入時のマスクを従来のレジストの代わりに
酸化膜または多結晶シリコンで行う方法を図5および6
に示す。図5および6において、図1、2、3および4
と同一の部分には同一の符号を付しており、27は第1
のレジストであり、28は第2のレジストであり、29
は第3のレジストである。
【0049】まず、図5(a)に示すように、P型シリ
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、全面に
シリコン窒化膜からなる窒化膜20を形成する。つぎに
図5(b)に示すように、窒化膜20の上にCVD法に
より酸化膜26(または多結晶シリコン)を成膜する。
ここで酸化膜26(または多結晶シリコン)の膜厚は、
窒化膜と酸化膜の上から不純物の注入を行ったときに、
活性化領域の基板に前記不純物が到達しない程度の値に
設定する。
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、全面に
シリコン窒化膜からなる窒化膜20を形成する。つぎに
図5(b)に示すように、窒化膜20の上にCVD法に
より酸化膜26(または多結晶シリコン)を成膜する。
ここで酸化膜26(または多結晶シリコン)の膜厚は、
窒化膜と酸化膜の上から不純物の注入を行ったときに、
活性化領域の基板に前記不純物が到達しない程度の値に
設定する。
【0050】つぎに全領域の活性化領域上に図5(c)
に示すように、第1のレジスト27を塗布し、異方性エ
ッチングを行うことによって素子領域の酸化膜26およ
び窒化膜20を除去し、窒化膜20および酸化膜26の
所望のパターンをうる。
に示すように、第1のレジスト27を塗布し、異方性エ
ッチングを行うことによって素子領域の酸化膜26およ
び窒化膜20を除去し、窒化膜20および酸化膜26の
所望のパターンをうる。
【0051】つぎに、第1のレジスト27を除去し、さ
らに第2のレジスト28でPMOS領域の素子分離領域
のみを覆い、P型不純物(たとえばボロン)を注入し
(図5(d)参照)、画素領域およびNMOS領域のチ
ャネルカット領域であるP+領域25を形成する(図5
(e)参照)。第2のレジスト28を除去したのち(図
5(e)参照)、第3のレジスト29でPMOS領域お
よびNMOS領域を覆って画素領域のチャネルカット領
域にのみP型不純物(たとえばボロン)の追加注入を行
い(図6(a)参照)、高濃度P+領域22(図6
(b)参照)を形成する。そののち、レジスト29を除
去する(図6(b)参照)。
らに第2のレジスト28でPMOS領域の素子分離領域
のみを覆い、P型不純物(たとえばボロン)を注入し
(図5(d)参照)、画素領域およびNMOS領域のチ
ャネルカット領域であるP+領域25を形成する(図5
(e)参照)。第2のレジスト28を除去したのち(図
5(e)参照)、第3のレジスト29でPMOS領域お
よびNMOS領域を覆って画素領域のチャネルカット領
域にのみP型不純物(たとえばボロン)の追加注入を行
い(図6(a)参照)、高濃度P+領域22(図6
(b)参照)を形成する。そののち、レジスト29を除
去する(図6(b)参照)。
【0052】さらに、酸化膜26をエッチングにより除
去し(図6(c)参照)、素子分離領域のみを選択的に
熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜20を除去するこ
とで、素子分離領域の形成は終了する(図6(d)参
照)。
去し(図6(c)参照)、素子分離領域のみを選択的に
熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜20を除去するこ
とで、素子分離領域の形成は終了する(図6(d)参
照)。
【0053】この方法により、レジストのシングルコー
トのみで素子分離領域を形成し、画素領域であるNMO
S領域とCMOS領域を有していても、画素領域におけ
るチャネルカット領域(P+)とガードリング領域(N
+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和電荷量
を増大できるようになった。
トのみで素子分離領域を形成し、画素領域であるNMO
S領域とCMOS領域を有していても、画素領域におけ
るチャネルカット領域(P+)とガードリング領域(N
+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和電荷量
を増大できるようになった。
【0054】実施の形態4
本発明の第4の実施の形態として、従来のばあいよりも
窒化膜の膜厚を厚く形成して素子分離領域を形成する方
法を図7および8に示す。図7および8において、図5
および6と同一の部分には同一の符号を付している。
窒化膜の膜厚を厚く形成して素子分離領域を形成する方
法を図7および8に示す。図7および8において、図5
および6と同一の部分には同一の符号を付している。
【0055】まず、図7(a)に示すように、P型シリ
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、シリコ
ン窒化膜からなる窒化膜20の膜厚を従来の窒化膜
(0.05〜0.4μm)よりも厚く形成する。このと
きの窒化膜20の膜厚は注入エネルギーによって決ま
り、窒化膜上から注入した不純物が活性化領域の基板に
到達しないような値に設定する。たとえば注入エネルギ
ーが100keV、窒化膜厚は0.45μm以上であれ
ばよい。
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、シリコ
ン窒化膜からなる窒化膜20の膜厚を従来の窒化膜
(0.05〜0.4μm)よりも厚く形成する。このと
きの窒化膜20の膜厚は注入エネルギーによって決ま
り、窒化膜上から注入した不純物が活性化領域の基板に
到達しないような値に設定する。たとえば注入エネルギ
ーが100keV、窒化膜厚は0.45μm以上であれ
ばよい。
【0056】つぎに、第1のレジスト27を全領域、つ
まり第1のNMOS領域である画素領域、(第2の)N
MOS領域、およびPMOS領域の活性化領域上に塗布
して窒化膜20の異方性エッチングをすることにより素
子分離領域の窒化膜20を除去したのち(図7(b)参
照)、第1のレジスト27を除去する(図7(c)参
照)。
まり第1のNMOS領域である画素領域、(第2の)N
MOS領域、およびPMOS領域の活性化領域上に塗布
して窒化膜20の異方性エッチングをすることにより素
子分離領域の窒化膜20を除去したのち(図7(b)参
照)、第1のレジスト27を除去する(図7(c)参
照)。
【0057】つぎに、図7(d)に示すように、PMO
S領域のみを第2のレジスト28で覆って画素領域およ
びNMOS領域の素子分離領域に不純物の注入を行い、
チャネルカット領域であるP+領域25を形成したの
ち、第2のレジスト28を除去する(図7(e)参
照)。第2のレジスト28を除去したのち、第3のレジ
スト29でPMOS領域およびNMOS領域を覆って画
素領域のチャネルカット領域のみに不純物注入を行い
(図8(a)参照)、高濃度P+領域22(図8(b)
参照)を形成し、第3のレジスト29を除去する(図8
(b)参照)。つぎに図8(c)に示すように、窒化膜
20を従来と同じ膜厚(0.05〜0.4μm)になる
までエッチングする。さらに素子分離領域のみを選択的
に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜20を除去する
ことで、素子分離領域の形成は終了する(図8(d)参
照)。
S領域のみを第2のレジスト28で覆って画素領域およ
びNMOS領域の素子分離領域に不純物の注入を行い、
チャネルカット領域であるP+領域25を形成したの
ち、第2のレジスト28を除去する(図7(e)参
照)。第2のレジスト28を除去したのち、第3のレジ
スト29でPMOS領域およびNMOS領域を覆って画
素領域のチャネルカット領域のみに不純物注入を行い
(図8(a)参照)、高濃度P+領域22(図8(b)
参照)を形成し、第3のレジスト29を除去する(図8
(b)参照)。つぎに図8(c)に示すように、窒化膜
20を従来と同じ膜厚(0.05〜0.4μm)になる
までエッチングする。さらに素子分離領域のみを選択的
に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜20を除去する
ことで、素子分離領域の形成は終了する(図8(d)参
照)。
【0058】この方法により、レジストのシングルコー
トのみで素子分離領域を形成し、画素領域であるNMO
S領域およびCMOS領域を有していても、画素領域に
おけるチャネルカット領域(P+)とガードリング領域
(N+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和電
荷量を増大できるようになった。
トのみで素子分離領域を形成し、画素領域であるNMO
S領域およびCMOS領域を有していても、画素領域に
おけるチャネルカット領域(P+)とガードリング領域
(N+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和電
荷量を増大できるようになった。
【0059】実施の形態5
本発明のその他の実施の形態として、不純物の注入エネ
ルギーを低くする方法を図9および10に示す。図9お
よび10において、図7および8と同一の部分には同一
の符号を付している。
ルギーを低くする方法を図9および10に示す。図9お
よび10において、図7および8と同一の部分には同一
の符号を付している。
【0060】まず、図9(a)に示すように、P型シリ
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、全面に
シリコン窒化膜からなる窒化膜20を形成する。つぎに
図9(b)に示すように第1のレジスト27を全領域、
つまり第1のNMOS領域である画素領域、(第2の)
NMOS領域、およびPMOS領域の活性化領域上に塗
布し、図9(c)に示すように窒化膜20の異方性エッ
チングを行い、素子分離領域の窒化膜20を除去したの
ちに、第1のレジスト27を除去する。
コンからなる基板18を熱酸化して、厚さ0.01〜
0.10μmの下敷酸化膜19を形成したのち、全面に
シリコン窒化膜からなる窒化膜20を形成する。つぎに
図9(b)に示すように第1のレジスト27を全領域、
つまり第1のNMOS領域である画素領域、(第2の)
NMOS領域、およびPMOS領域の活性化領域上に塗
布し、図9(c)に示すように窒化膜20の異方性エッ
チングを行い、素子分離領域の窒化膜20を除去したの
ちに、第1のレジスト27を除去する。
【0061】つぎに、図9(d)に示すようにPMOS
領域のみを第2のレジスト28で覆い、画素領域および
NMOS領域の素子分離領域にP型不純物を注入し、チ
ャネルカット領域であるP+領域25を形成する。第2
のレジスト28を除去したのち(図9(e)参照)、図
10(a)に示すように第3のレジスト29でPMOS
領域およびNMOS領域を覆う。そののちに画素領域の
チャネルカット領域のみに不純物の追加注入を行い、高
濃度のP+領域22(図5(b)参照)を形成し、第3
のレジスト29を除去して(図10(b)参照)素子分
離領域のみを選択的に熱酸化し、さらに活性化領域の窒
化膜20を除去することで、素子分離領域の形成は終了
する(図10(c)参照)。
領域のみを第2のレジスト28で覆い、画素領域および
NMOS領域の素子分離領域にP型不純物を注入し、チ
ャネルカット領域であるP+領域25を形成する。第2
のレジスト28を除去したのち(図9(e)参照)、図
10(a)に示すように第3のレジスト29でPMOS
領域およびNMOS領域を覆う。そののちに画素領域の
チャネルカット領域のみに不純物の追加注入を行い、高
濃度のP+領域22(図5(b)参照)を形成し、第3
のレジスト29を除去して(図10(b)参照)素子分
離領域のみを選択的に熱酸化し、さらに活性化領域の窒
化膜20を除去することで、素子分離領域の形成は終了
する(図10(c)参照)。
【0062】図9(d)および図10(a)に示す不純
物注入における注入エネルギーは2回とも図15および
16に示した従来のばあいの注入エネルギーよりも低い
ものとする。このばあい注入エネルギーは、従来通りの
膜厚(0.05〜0.4μm)の窒化膜上から注入した
際に活性化領域の基板に不純物が注入されない値に設定
する。たとえば窒化膜が0.4μmのばあい、90ke
V以下のエネルギーにすればよい。
物注入における注入エネルギーは2回とも図15および
16に示した従来のばあいの注入エネルギーよりも低い
ものとする。このばあい注入エネルギーは、従来通りの
膜厚(0.05〜0.4μm)の窒化膜上から注入した
際に活性化領域の基板に不純物が注入されない値に設定
する。たとえば窒化膜が0.4μmのばあい、90ke
V以下のエネルギーにすればよい。
【0063】この方法により、レジストのシングルコー
トのみで、素子分離領域を形成し、画素領域であるNM
OS領域およびCMOS領域を有していても、画素領域
におけるチャネルカット領域(P+)とガードリング領
域(N+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和
電荷量を増大できるようになった。
トのみで、素子分離領域を形成し、画素領域であるNM
OS領域およびCMOS領域を有していても、画素領域
におけるチャネルカット領域(P+)とガードリング領
域(N+)とで形成されるPN接合容量によって、飽和
電荷量を増大できるようになった。
【0064】実施の形態6
実施の形態1では画素領域の全チャネルカット領域に不
純物の追加注入を行ったが、特開平5−114720号
公報に述べられているように光検出器近接のチャネルカ
ット領域のみに不純物の追加注入を行ったばあいでも飽
和電荷量増大の効果をうることができる。このばあいの
素子分離領域の形成工程を図11および図12に示す。
図11および12において、30はレジストであり、図
9および10と同一の部分には同一の符号を付してい
る。
純物の追加注入を行ったが、特開平5−114720号
公報に述べられているように光検出器近接のチャネルカ
ット領域のみに不純物の追加注入を行ったばあいでも飽
和電荷量増大の効果をうることができる。このばあいの
素子分離領域の形成工程を図11および図12に示す。
図11および12において、30はレジストであり、図
9および10と同一の部分には同一の符号を付してい
る。
【0065】図11(a)は図1(a)と同一方法、同
一の材料および同一の厚さで形成されるものとする。つ
ぎに、図11(b)に示すように、PMOS領域および
NMOS領域をレジスト21で覆ったのち、P型不純物
(たとえばボロン)を注入すると、図11(c)に示す
ように、画素領域の素子分離領域に不純物が注入され
て、画素領域のチャネルカット領域であるP+領域25
が形成される。さらに、画素領域へP型不純物(たとえ
ばボロン)を追加注入する際、光検出器近接部のチャネ
ルカット領域のみに追加注入するためにレジスト21の
上にさらにレジスト30を形成する(図11(d)参
照)。不純物の追加注入によって、P+領域25は高濃
度P+領域22(図11(e)参照)となる。そのの
ち、レジスト21およびレジスト30を除去したのち、
図12(a)に示されるように画素領域および他の領域
(PMOS領域およびNMOS領域)の活性化領域上に
第1のレジスト23を形成し、窒化膜20の異方性エッ
チングを行うことにより、PMOS領域およびNMOS
領域の素子分離領域の窒化膜が除去される。さらに図1
1(b)に示されるようにNMOS領域を除いて、第2
のレジスト24を形成したのちP型不純物(たとえばボ
ロン)を注入することにより、NMOS領域のチャネル
カット領域であるP+領域25(図12(c)参照)が
形成される。
一の材料および同一の厚さで形成されるものとする。つ
ぎに、図11(b)に示すように、PMOS領域および
NMOS領域をレジスト21で覆ったのち、P型不純物
(たとえばボロン)を注入すると、図11(c)に示す
ように、画素領域の素子分離領域に不純物が注入され
て、画素領域のチャネルカット領域であるP+領域25
が形成される。さらに、画素領域へP型不純物(たとえ
ばボロン)を追加注入する際、光検出器近接部のチャネ
ルカット領域のみに追加注入するためにレジスト21の
上にさらにレジスト30を形成する(図11(d)参
照)。不純物の追加注入によって、P+領域25は高濃
度P+領域22(図11(e)参照)となる。そのの
ち、レジスト21およびレジスト30を除去したのち、
図12(a)に示されるように画素領域および他の領域
(PMOS領域およびNMOS領域)の活性化領域上に
第1のレジスト23を形成し、窒化膜20の異方性エッ
チングを行うことにより、PMOS領域およびNMOS
領域の素子分離領域の窒化膜が除去される。さらに図1
1(b)に示されるようにNMOS領域を除いて、第2
のレジスト24を形成したのちP型不純物(たとえばボ
ロン)を注入することにより、NMOS領域のチャネル
カット領域であるP+領域25(図12(c)参照)が
形成される。
【0066】第1のレジスト23および第2のレジスト
24を除去したのち(図12(c)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化し、図12(d)に示されるよ
うに窒化膜20を除去することで素子分離領域の形成は
終了する。
24を除去したのち(図12(c)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化し、図12(d)に示されるよ
うに窒化膜20を除去することで素子分離領域の形成は
終了する。
【0067】前述のように画素領域への不純物の追加注
入の際に、レジスト30を用いて、検出器近接部以外の
領域を覆い、不純物の追加注入を行うことにより、レジ
ストのダブルコート2回で、素子分離領域を形成し、画
素領域であるNMOS領域およびCMOS領域を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
入の際に、レジスト30を用いて、検出器近接部以外の
領域を覆い、不純物の追加注入を行うことにより、レジ
ストのダブルコート2回で、素子分離領域を形成し、画
素領域であるNMOS領域およびCMOS領域を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
【0068】以上の実施の形態では2個のNMOS領域
と1個のPMOS領域を有する半導体素子を例にとって
説明したが、2個以上の複数のNMOS領域とPMOS
領域を有するばあいも同様の効果がえられる。
と1個のPMOS領域を有する半導体素子を例にとって
説明したが、2個以上の複数のNMOS領域とPMOS
領域を有するばあいも同様の効果がえられる。
【0069】なお、本発明の実施の形態のうち、もっと
も好ましい実施の形態は、前記実施の形態の中で、実施
の形態1であり、素子分離領域の形成を、画素領域であ
る第1のNMOS領域と周辺回路領域(PMOS領域お
よび第2のNMOS領域)で分割して行う方法であり、
図1および図2に示す。
も好ましい実施の形態は、前記実施の形態の中で、実施
の形態1であり、素子分離領域の形成を、画素領域であ
る第1のNMOS領域と周辺回路領域(PMOS領域お
よび第2のNMOS領域)で分割して行う方法であり、
図1および図2に示す。
【0070】まず、図1(a)に示すように、P型シリ
コンからなる基板18を熱酸化して、たとえば厚さ0.
05μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜
19の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20をたと
えば厚さ0.1μm形成する。
コンからなる基板18を熱酸化して、たとえば厚さ0.
05μmの下敷酸化膜19を形成したのち、下敷酸化膜
19の全面にシリコン窒化膜からなる窒化膜20をたと
えば厚さ0.1μm形成する。
【0071】つぎに、図1(b)に示すように、画素領
域の素子分離領域以外の部分はレジスト21で覆って、
異方性エッチングを行なうことにより、窒化膜20のう
ち画素領域の素子分離領域の窒化膜20のみが除去さ
れ、所望のパターンをうる。
域の素子分離領域以外の部分はレジスト21で覆って、
異方性エッチングを行なうことにより、窒化膜20のう
ち画素領域の素子分離領域の窒化膜20のみが除去さ
れ、所望のパターンをうる。
【0072】そののち、P型不純物としてボロンを基板
18に注入したのち、レジスト21を除去すると、図1
(c)に示すように画素領域の素子分離領域のみ不純物
が注入されて、チャネルカット領域である高濃度P+領
域22が形成される。
18に注入したのち、レジスト21を除去すると、図1
(c)に示すように画素領域の素子分離領域のみ不純物
が注入されて、チャネルカット領域である高濃度P+領
域22が形成される。
【0073】つぎに、図1(d)に示すように、PMO
S領域およびNMOS領域の活性化領域上および画素領
域を第1のレジスト23で覆って、異方性エッチングす
ることにより、PMOS領域とNMOS領域の素子分離
領域の窒化膜20が除去され所望のパターンをうる。
S領域およびNMOS領域の活性化領域上および画素領
域を第1のレジスト23で覆って、異方性エッチングす
ることにより、PMOS領域とNMOS領域の素子分離
領域の窒化膜20が除去され所望のパターンをうる。
【0074】さらに図2(a)に示すように、画素領域
およびPMOS領域を第2のレジスト24で覆うことに
より、第1のレジスト23および第2のレジスト24で
レジストのダブルコートを行なって、NMOS領域の素
子分離領域のみにP型不純物としてボロンを注入する
と、チャネルカット領域であるP+領域25が形成され
る。
およびPMOS領域を第2のレジスト24で覆うことに
より、第1のレジスト23および第2のレジスト24で
レジストのダブルコートを行なって、NMOS領域の素
子分離領域のみにP型不純物としてボロンを注入する
と、チャネルカット領域であるP+領域25が形成され
る。
【0075】最後に、第1のレジスト23および第2の
レジスト24を除去し(図2(b)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜
20を除去することで、素子分離領域の形成は終了す
る。
レジスト24を除去し(図2(b)参照)、素子分離領
域のみを選択的に熱酸化したのち、活性化領域の窒化膜
20を除去することで、素子分離領域の形成は終了す
る。
【0076】この方法において、チャネルカット領域の
不純物注入は、高濃度P+領域22の方がP+領域25
よりも濃くなるように注入を行なうものとする。
不純物注入は、高濃度P+領域22の方がP+領域25
よりも濃くなるように注入を行なうものとする。
【0077】この方法により、レジストのシングルコー
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域で
あるNMOS領域およびCMOS領域を有していても、
画素領域においてチャネルカット領域とガードリング領
域とで形成されるPN接合容量によって、飽和電荷量を
増大することができる。
トとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域で
あるNMOS領域およびCMOS領域を有していても、
画素領域においてチャネルカット領域とガードリング領
域とで形成されるPN接合容量によって、飽和電荷量を
増大することができる。
【0078】以上のようにして、画素領域であるNMO
S領域およびCMOS領域を有するたとえば赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域を形成することができる。
S領域およびCMOS領域を有するたとえば赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域を形成することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明の赤外線イメージセンサによれ
ば、赤外線イメージセンサの検出器周辺部のガードリン
グ領域とチャネルカット領域とで形成されるPN接合容
量の増大によって前記赤外線イメージセンサの検出器の
飽和電荷量が増大される効果がある。
ば、赤外線イメージセンサの検出器周辺部のガードリン
グ領域とチャネルカット領域とで形成されるPN接合容
量の増大によって前記赤外線イメージセンサの検出器の
飽和電荷量が増大される効果がある。
【0080】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
第1のNMOS領域と、該第1のNMOS領域以外の領
域とに分割して素子分離領域を形成するので、レジスト
のシングルコートとダブルコートで、素子分離領域を形
成し、画素領域である第1のNMOS領域およびCMO
S領域(第2のNMOS領域とPMOS領域)を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
第1のNMOS領域と、該第1のNMOS領域以外の領
域とに分割して素子分離領域を形成するので、レジスト
のシングルコートとダブルコートで、素子分離領域を形
成し、画素領域である第1のNMOS領域およびCMO
S領域(第2のNMOS領域とPMOS領域)を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
【0081】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
基板上に窒化膜を形成する際に、不純物注入時に活性化
領域の基板に不純物が到達しないように窒化膜の膜厚を
設定するので、レジストのシングルコートのみで素子分
離領域を形成し、画素領域である第1のNMOS領域お
よびCMOS領域(第2のNMOS領域とPMOS領
域)を有していても、飽和電荷量を増大することができ
る。
基板上に窒化膜を形成する際に、不純物注入時に活性化
領域の基板に不純物が到達しないように窒化膜の膜厚を
設定するので、レジストのシングルコートのみで素子分
離領域を形成し、画素領域である第1のNMOS領域お
よびCMOS領域(第2のNMOS領域とPMOS領
域)を有していても、飽和電荷量を増大することができ
る。
【0082】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
素子分離領域を熱酸化する前記(h)工程より前でかつ
前記(g)工程よりあとに前記窒化膜をエッチングして
膜厚0.05〜0.4μmにするので、フィールド酸化
膜のバーズビーク長も従来通りであり、また基板に欠陥
が入ることもないという効果がある。
素子分離領域を熱酸化する前記(h)工程より前でかつ
前記(g)工程よりあとに前記窒化膜をエッチングして
膜厚0.05〜0.4μmにするので、フィールド酸化
膜のバーズビーク長も従来通りであり、また基板に欠陥
が入ることもないという効果がある。
【0083】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
PMOS領域と、該PMOS領域以外の領域とに分割し
て素子分離領域を形成するので、レジストのシングルコ
ートとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域
である第1のNMOS領域およびCMOS領域(第2の
NMOS領域とPMOS領域)を有していても、飽和電
荷量を増大することができる。
PMOS領域と、該PMOS領域以外の領域とに分割し
て素子分離領域を形成するので、レジストのシングルコ
ートとダブルコートで素子分離領域を形成し、画素領域
である第1のNMOS領域およびCMOS領域(第2の
NMOS領域とPMOS領域)を有していても、飽和電
荷量を増大することができる。
【0084】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
基板上の窒化膜のさらに上に酸化膜および多結晶シリコ
ンのいずれかを用いて不純物注入時に、不純物が活性化
領域の基板に到達しないようにしているので、レジスト
のシングルコートのみで、素子分離領域を形成し、画素
領域である第1のNMOS領域およびCMOS領域(第
2のNMOS領域とCMOS領域)を有していても、飽
和電荷量を増大することができるようになった。
基板上の窒化膜のさらに上に酸化膜および多結晶シリコ
ンのいずれかを用いて不純物注入時に、不純物が活性化
領域の基板に到達しないようにしているので、レジスト
のシングルコートのみで、素子分離領域を形成し、画素
領域である第1のNMOS領域およびCMOS領域(第
2のNMOS領域とCMOS領域)を有していても、飽
和電荷量を増大することができるようになった。
【0085】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
酸化膜および多結晶シリコンのいずれかを前記素子分離
領域を熱酸化する前記(i)工程より前で、かつ前記
(h)工程よりあとにエッチング除去するので、フィー
ルド酸化膜のバーズビーク長などを従来通りに形成でき
るという効果がある。
酸化膜および多結晶シリコンのいずれかを前記素子分離
領域を熱酸化する前記(i)工程より前で、かつ前記
(h)工程よりあとにエッチング除去するので、フィー
ルド酸化膜のバーズビーク長などを従来通りに形成でき
るという効果がある。
【0086】本発明の赤外線イメージセンサの製法は、
不純物注入の注入エネルギーを、不純物が活性化領域の
基板に到達しないように設定して不純物注入を行うの
で、レジストのダブルコート2回で、素子分離領域を形
成し、画素領域である第1のNMOS領域およびCMO
S領域(第2のNMOS領域とPMOS領域)を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
不純物注入の注入エネルギーを、不純物が活性化領域の
基板に到達しないように設定して不純物注入を行うの
で、レジストのダブルコート2回で、素子分離領域を形
成し、画素領域である第1のNMOS領域およびCMO
S領域(第2のNMOS領域とPMOS領域)を有して
いても、飽和電荷量を増大することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図3】 本発明の第2の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図4】 本発明の第2の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図5】 本発明の第3の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図6】 本発明の第3の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図7】 本発明の第4の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図8】 本発明の第4の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図9】 本発明の第5の実施の形態による赤外線イメ
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
ージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図10】 本発明の第5の実施の形態による赤外線イ
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図11】 本発明の第6の実施の形態による赤外線イ
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図12】 本発明の第6の実施の形態による赤外線イ
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
メージセンサの素子分離領域形成工程を示す断面図であ
る。
【図13】 本発明の赤外線イメージセンサの一画素の
拡大図である。
拡大図である。
【図14】 図6の画素の動作を示すためのポテンシャ
ル図である。
ル図である。
【図15】 従来の固体撮像素子の素子分離領域形成工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図16】 従来の固体撮像素子の素子分離領域形成工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図17】 CMOS回路を搭載した固体撮像素子にお
いて素子分離領域形成を行ったばあいの図である。
いて素子分離領域形成を行ったばあいの図である。
【図18】 CMOS回路を搭載した固体撮像素子にお
いて素子分離領域形成を行ったばあいの図である。
いて素子分離領域形成を行ったばあいの図である。
18 基板、20 窒化膜、21 レジスト、22 高
濃度P+領域、23 第1のレジスト、24 第2のレ
ジスト、25 P+領域、27 第1のレジスト、28
第2のレジスト、29 第3のレジスト。
濃度P+領域、23 第1のレジスト、24 第2のレ
ジスト、25 P+領域、27 第1のレジスト、28
第2のレジスト、29 第3のレジスト。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−33365(JP,A)
特開 平2−87573(JP,A)
特開 平6−53478(JP,A)
特開 平2−2673(JP,A)
特開 平5−114720(JP,A)
特開 平5−102403(JP,A)
特開 平4−342136(JP,A)
特開 平2−98169(JP,A)
特開 平5−206392(JP,A)
特開 昭61−65471(JP,A)
特開 昭57−66659(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 27/14
H01L 21/8238
H01L 27/092
Claims (3)
- 【請求項1】 画素領域が第1のNMOS領域であり、
該第1のNMOS領域および、第2のNMOS領域と1
個のPMOS領域とからなるCMOS回路を備えた赤外
線イメージセンサの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記第1のNMOS領域の素子分離領
域以外の領域に塗布し、前記第1のNMOS領域の前記
窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域の素子分離領域に不純物
注入を行いチャネルカット領域を形成し、前記レジスト
を除去する工程、 (d)前記第2のNMOS領域およびPMOS領域の活
性化領域上および前記第1のNMOS領域に第1のレジ
ストを形成し、エッチングを行なって前記第2のNMO
S領域および前記PMOS領域の素子分離領域の窒化膜
を除去する工程、 (e)前記第2のNMOS領域の素子分離領域以外の領
域を第2のレジストで覆う工程、 (f)露出している前記第2のNMOS領域の素子分離
領域に前記第1のNMOS領域の不純物注入濃度より低
い濃度で不純物注入を行い、チャネルカット領域を形成
する工程、 (g)前記第1および第2のレジストを除去する工程、
および (h)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
第1のNMOS領域と、該第1のNMOS領域以外の領
域とに分割して素子分離領域を形成することにより、前
記3つの独立した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素
子分離領域を形成することを特徴とする赤外線イメージ
センサの製法。 - 【請求項2】 画素領域が第1のNMOS領域であり、
該第1のNMOS領域および、第2のNMOS領域と1
個のPMOS領域とからなるCMOS回路を備えた赤外
線イメージセンサの製法であって、 (a)基板上に窒化膜を形成する工程、 (b)レジストを前記PMOS領域および第1および第
2のNMOS領域の活性化領域上に塗布し、前記第1の
NMOS領域および前記第2のNMOS領域の素子分離
領域の前記窒化膜を除去する工程、 (c)前記第1のNMOS領域および前記第2のNMO
S領域の素子分離領域に不純物注入を行いチャネルカッ
ト領域を形成する工程、 (d)前記PMOS領域および前記第2のNMOS領域
に第1のレジストを塗布し、前記第1のNMOS領域の
チャネルカット領域に不純物注入を行うことにより、前
記第1のNMOS領域の方が前記第2のNMOS領域よ
りも高い不純物濃度となるようにチャネルカット領域を
形成する工程、 (e)前記PMOS領域の素子分離領域以外を第2のレ
ジストで覆い、前記PMOS領域の素子分離領域の前記
窒化膜を除去する工程、および (f)前記素子分離領域を熱酸化する工程を含み、前記
PMOS領域と、該PMOS領域以外の領域とに分割し
て素子分離領域を形成することにより、前記3つの独立
した領域にそれぞれ不純物濃度の異なる素子分離領域を
形成することを特徴とする赤外線イメージセンサの製
法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の製法で形成さ
れ、画素領域である第1のNMOS領域の不純物注入濃
度が第2のNMOS領域の不純物注入濃度より大きく形
成されることにより、画素領域の接合容量が大きく形成
され、検出器の飽和電荷量を増大した赤外線イメージセ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12004396A JP3456830B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 赤外線イメージセンサおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12004396A JP3456830B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 赤外線イメージセンサおよびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307085A JPH09307085A (ja) | 1997-11-28 |
| JP3456830B2 true JP3456830B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=14776490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12004396A Expired - Fee Related JP3456830B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 赤外線イメージセンサおよびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3456830B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021059882A1 (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12004396A patent/JP3456830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH09307085A (ja) | 1997-11-28 |
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