JP3456797B2 - 樹脂混練方法 - Google Patents

樹脂混練方法

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂混練方法に関し、
詳しくは、樹脂への混練温度条件の異なる各種添加剤の
混練方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、二枚の透明ガラス板の間に、
可塑化ポリビニルブチラール樹脂に代表される合わせガ
ラス用中間膜が挟着されてなる合わせガラスは、強度が
大きく破損し難いという優れた特徴を有し、例えば、自
動車や航空機等の輸送用機器や建築物の窓ガラスに広く
使用されている。
【0003】但し、このような可塑化ポリビニルブチラ
ール樹脂からなる合わせガラス用中間膜には、保存時の
ブロッキングやガラス板との合わせ加工時での煩雑さ等
の問題があり、その欠点を解消する目的で、既に特公昭
47−2103号公報、あるいは特公平2−53381
号公報等において、エチレン系共重合体からなる合わせ
ガラス用中間膜が提案されている。そして、その中間膜
の成形方法は、透明性確保および劣化防止のため、ロー
ルミル等での混練を経た後、押出成形またはプレス等に
よりシート化するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
主に合わせガラス用中間膜として用いられる樹脂膜の成
形方法において、樹脂膜の透明性を確保するための添加
剤、及びガラス板と樹脂膜との接着性を確保するための
添加剤は、それぞれ相反する押出樹脂温度条件を有す
る。したがって、これらの添加剤を同時に配合・成形し
た場合、押出樹脂温度をある一定温度以下にすると、透
明性を発現させるための添加剤の溶融が不完全となり、
充分な透明性が得られない。反対に、押出樹脂温度をあ
る一定温度以上にすると、接着性を発現させる添加剤に
黄変が生じる。そのため、各々の添加剤の機能をそれぞ
れ充分に発現させるのには相当な熟練を要する。
【0005】したがって、本発明の目的は、上記の課題
を解決することであり、すなわち、主に合わせガラス用
中間膜として用いられる樹脂膜の成形方法において、相
反する押出樹脂温度条件を有する、透明性を確保するた
めの添加剤、及びガラス板と樹脂膜との接着性を確保す
るための添加剤が、それぞれ目的とする機能を充分に発
現できるようにする樹脂混練方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体に、ジ
ベンジリデンソルビトール化合物と、アミノ基、グリシ
ジル基及びメルカプト基からなる群より選ばれる1種以
上の基を有するシランカップリング剤を混練する樹脂混
練方法であって、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体と
前上記ジベンジリデンソルビトール化合物とを押出樹脂
温度150℃以上で混練し、ジベンジリデンソルビトー
ル化合物の高濃度マスターバッチを得る工程と、上記エ
チレン−酢酸ビニル共重合体と上記シランカップリング
剤とを押出樹脂温度150℃以下で混練し、シランカッ
プリング剤の高濃度マスターバッチを得る工程と、さら
に上記各々の工程で得られた両マスターバッチ及び上記
エチレン−酢酸ビニル共重合体とを混練する工程とを含
むことを特徴とする樹脂混練方法を提供する。
【0007】また、本発明は、エチレンー(メタ)アク
リル酸エステル共重合体に、ジベンジリデンソルビトー
ル化合物と、アミノ基、グリシジル基及びメルカプト基
からなる群より選ばれる1種以上の基を有するシランカ
ップリング剤を混練する樹脂混練方法であって、上記エ
チレンー(メタ)アクリル酸エステル共重合体と上記ジ
ベンジリデンソルビトール化合物とを押出樹脂温度15
0〜280℃で混練し、高濃度ジベンジリデンソルビト
ール化合物のマスターバッチを得る工程と、上記エチレ
ンー(メタ)アクリル酸エステル共重合体と上記シラン
カップリング剤とを押出樹脂温度70〜150℃で混練
し、高濃度シランカップリング剤マスターバッチを得る
工程と、さらに上記各々の工程で得られた両マスターバ
ッチ及び上記エチレンー(メタ)アクリル酸エステル共
重合体とを混練する工程とを含むことを特徴とする樹脂
混練方法を提供する。
【0008】
【0009】本発明に用いるエチレン−酢酸ビニル共重
合体は、その構成成分として酢酸ビニル成分を15〜4
0重量%含有するものが好ましい。また、本発明に用い
るエチレンー(メタ)アクリル酸エステル共重合体は、
その構成成分として(メタ)アクリル酸エステル成分を
15〜40重量%含有するものが好ましい。ここで、
(メタ)アクリル酸エステルとしては、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
【0010】酢酸ビニル成分の含有量もしくは(メタ)
アクリル酸エステル成分の含有量が多すぎると、得られ
る中間膜の透明性は向上するが引張り強度が低下し、逆
に、酢酸ビニル成分の含有量もしくは(メタ)アクリル
酸エステル成分の含有量が少なすぎると、得られる中間
膜の引張り強度は充分であるが透明性が低下する。
【0011】本発明で用いるジベンジリデンソルビトー
ル化合物としては、ジベンジリデンソルビトール、ビス
(メチルベンジリデン)ソルビトール、ビス(エチルベ
ンジリデン)ソルビトール、ビス(プロピルベンジリデ
ン)ソルビトール、ビス(ブチルベンジリデン)ソルビ
トール、ビス(ペンチルベンジリデン)ソルビトール、
ビス(ヘキシルベンジリデン)ソルビトール、ビス(ク
ロルベンジリデン)ソルビトール等が挙げられる。
【0012】上記ジベンジリデンソルビトール化合物
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはエチレンー
(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対
して、最終的に0.01〜4重量部の範囲で配合される
のが好ましい。ジベンジリデンソルビトール化合物の配
合量が少なすぎると、得られる中間膜や合わせガラスの
透明性が向上せず、逆にジベンジリデンソルビトール化
合物の配合量が多すぎると、得られる中間膜の流動性や
引張強度が低下する。
【0013】本発明で用いるシランカップリング剤のう
ち、アミノ基を有するシランカップリング剤としては、
3−アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミ
ノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げ
られる。
【0014】また、グリシジル基を有するシランカップ
リング剤としては、3−グリシドキシプロピルジメチル
エトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエ
トキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン等が挙げられる。
【0015】また、メルカプト基を有するシランカップ
リング剤としては、たとえばメルカプトメチルジメチル
エトキシシラン、メルカプトメチルメチルジエトキシシ
ラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−
メルカプトプロピルトリエトキシシラン等が挙げられ
る。
【0016】上記シランカップリング剤は、いずれも単
独で用いられてもよく、二種以上が併用されてもよい。
これ等のシランカップリング剤は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体もしくはエチレンー(メタ)アクリル酸エス
テル共重合体100重量部に対して、最終的に0.01
〜4重量部の範囲で配合されるのが好ましい。
【0017】シランカップリング剤の配合量が少なすぎ
ると、ガラス板と中間膜との接着性が向上せず、逆にシ
ランカップリング剤の配合量が少なすぎると、得られる
中間膜や合わせガラスの透明性が低下する。
【0018】以下、本発明を具体的に詳述する。本発明
の樹脂混練方法は、先ず、図1に示す如く、エチレンー
酢酸ビニル共重合体もしくはエチレンー(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体であるエチレン系共重合体の必要
量の一部を、該共重合体用フィーダー4から二軸押出機
1のホッパー(原料供給部)3へ供給すると共に、ジベ
ンジリデンソルビトール化合物を該化合物用フィーダー
2からホッパー3または該ホッパー3以降の位置に設け
られる供給部へ供給し、該押出機1にて混練する。さら
に、ペレット金型5を経て水槽7で冷却し、軟質ペレタ
イザー8でペレット化されたジベンジリデンソルビトー
ル化合物の高濃度マスターバッチAを得る。なお、押出
機1は単軸であっても2軸以上の多軸スクリューのもの
であっても構わないが、充分な混練を行うためには、2
軸以上のものが好ましい。
【0019】樹脂膜の透明性を確保するために添加され
るジベンジリデンソルビトール化合物は、二軸押出機1
のスクリュー及びシリンダー間での混練及び溶融によっ
て、樹脂中で微小に均質に分散され、樹脂の結晶単位を
可視光線の波長以下にするための核剤となる。この時、
押出樹脂温度が150℃より低いと、ジベンジリデンソ
ルビトール化合物の溶融・分散が不十分となる。したが
って、ジベンジリデンソルビトール化合物が与える透明
性の機能を発現させ、かつ充分な混練を行うためには、
押出樹脂温度は150℃以上とされる。特に、エチレン
系共重合体がエチレンー(メタ)アクリル酸エステル共
重合体である場合には、押出樹脂温度は150〜280
℃とされる。
【0020】次に、図2に示す如く、前記エチレン系共
重合体の必要量の一部を、該共重合体用フィーダー4か
ら単軸押出機9のホッパー(原料供給部)3へ供給する
と共に、シランカップリング剤を該添加剤用フィーダー
10からホッパー3または該ホッパー3以降の位置に設
けられる供給部から供給し、該押出機9にて混練する。
さらに、上記工程と同様に、ペレット金型5を経て水槽
7で冷却し、軟質ペレタイザー8でペレット化されたシ
ランカップリング剤の高濃度マスターバッチBを得る。
なお、押出機9は上記と同様に単軸であっても2軸以上
の多軸スクリューのものであっても構わない。
【0021】ガラス板と樹脂膜との接着性の確保を目的
として添加されるシランカップリング剤は、アミノ基、
グリシジル基及びメルカプト基からなる群より選ばれる
1種以上の基を有するもので、熱安定性が悪く押出樹脂
温度に敏感に反応するため、混練過多による発熱を規制
する必要があり、押出樹脂温度が150℃より高いと、
シランカップリング剤に黄変が生じる。したがって、シ
ランカップリング剤が与える接着性の機能を発現させ、
かつ充分な混練を行うためには、押出樹脂温度は150
℃以下とされる。特に、エチレン系共重合体がエチレン
ー(メタ)アクリル酸エステル共重合体である場合に
は、押出樹脂温度は70〜150℃とされる。
【0022】このように得られたA、Bの両マスターバ
ッチ及び必要量を満たす残りのエチレン系共重合体(エ
チレンー酢酸ビニル共重合体もしくはエチレンー(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体)とを混練し、プレス
法、押出法等により目的の樹脂シ−トが成形される。
【0023】例えば、図3に示す如く、押出法で樹脂膜
を成形する場合は、上記工程で得たジベンジリデンソル
ビトール化合物の高濃度マスターバッチAとシランカッ
プリング剤の高濃度マスターバッチB及び必要量を満た
す残りのエチレン系共重合体を、それぞれのフィーダー
11、12、4からホッパー(原料供給部)3へ供給
し、単軸押出機9により混練する。次に、シート用金型
15にてシート状にし、そして、エンボスロール13に
てエンボスを付与し、さらに、シートガイドロール14
にて冷却・固化して目的の樹脂シ−トを得る。
【0024】なお、この時の樹脂膜の成形時の押出樹脂
温度は特には限定しないが、シランカップリング剤の不
要な分解を防ぐため、特に130℃以下が好ましい。ま
た、押出機9は、上記と同様に単軸スクリュー押出機で
あっても2軸以上の多軸スクリュー押出機であっても構
わないが、不要な混練・発熱をさけるため、この場合は
単軸スクリュー押出機が好ましい。
【0025】また、上記樹脂シ−トには、必要に応じ
て、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤など公知の添
加剤が添加されてもよい。熱安定剤としては、ステアリ
ン酸カルシウム、ジアルカノール脂肪族第3級アミン等
が挙げられる。酸化防止剤としては、t−ブチルヒドロ
キシトルエン(BHT)、チバガイギー社製の「イルガ
ノックス1010」等が挙げられる。
【0026】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル系やヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤が挙げら
れ、ベンゾトリアゾール系としては、チバガイギー社製
の「チヌビンP」、「チヌビン320」、「チヌビン3
26」、「チヌビン328」等が挙げられ、ヒンダード
アミン系としては、アデカアーガス社製の「LA−5
7」等が挙げられる。
【0027】本発明の樹脂混練方法で得られる樹脂シ−
トは、主に合わせガラス用中間膜として好適に用いら
れ、合わせガラス用中間膜として用いる場合は、その膜
厚は0.05〜1mmの範囲が好ましい。中間膜の膜厚が
薄すぎると耐衝撃性すなわち衝撃吸収性が低下し、逆に
中間膜の膜厚が厚すぎると透明性が低下する。
【0028】このような合わせガラス用中間膜を用い
て、合わせガラスを製造するには、一般に、フロートガ
ラス等の透明無機ガラス板或いはポリカーボネートやポ
リメチルメタクリレート等の透明有機ガラス板の間に、
上記合わせガラス用中間膜を挟み、この積層体をゴムバ
ックに入れ、約20torr以下の真空度で一定時間脱
気した後、脱気状態のまま約80℃以上のオーブンに移
し、この温度で一定時間保持することにより、ガラス板
と中間膜とを接着させる方法が採用される。
【0029】また、上記積層体を100℃程度の加圧ゴ
ムロールに一定時間通過させた後、約80℃以上のオー
ブンに移し、この温度で一定時間保持することによりガ
ラス板と中間膜とを接着させる方法も採用することがで
きる。
【0030】なお、この合わせガラス用中間膜の間に、
各種の模様を印刷したポリエステルフィルム、紙、金属
シート等のフィルム又はシートを介在させて複層化中間
膜或いは装飾性中間膜とし、これを用いて合わせガラス
を製造することもできる。
【0031】
【作用】本発明の樹脂混練方法によれば、相反する押出
樹脂温度条件を有する添加剤、すなわち、樹脂膜の透明
性を確保する目的として添加されるジベンジリデンソル
ビトール化合物とガラス板と樹脂膜との接着性の確保を
目的として添加されるシランカップリング剤とを、各々
の添加剤に即した押出樹脂温度条件で、別工程により各
々の高濃度マスターバッチを得た後、得られたそれぞれ
の高濃度マスターバッチを混練してシート成形を行うた
め、それぞれの添加剤の目的とする機能を損なうことな
く充分に発現させ、これらの機能を充分に併せ持った樹
脂膜が得られる。得られた樹脂膜は主に合わせガラス用
中間膜として好適に用いられる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を挙げ、さ
らに本発明を具体的に説明する。 実施例1 ジベンジリデンソルビトール化合物高濃度マスターバッ
チAの製造 図1に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
高濃度マスターバッチAを押出成形した。なお、使用し
た押出機及び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−酢酸ビニル共重合体 100重量部 (住友化学社製のエバテート5011) ベンジリデンソルビトール化合物 6重量部 (新日本理化社製のゲルオールD) (条件) 押出機 :45mmΦ二軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:200℃
【0033】シランカップリング剤高濃度マスターバッ
チBの製造 図2に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
高濃度マスターバッチBを押出成形した。なお、使用し
た押出機及び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−酢酸ビニル共重合体 100重量部 (住友化学社製のエバテート5011) シランカップリング剤(3−アミノプロピルトリ 1重量部 エトキシシラン) (条件) 押出機 :40mmΦ二軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:120℃
【0034】中間膜の製造 図3に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
中間膜シートを押出成形した。なお、使用した押出機及
び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−酢酸ビニル共重合体 100重量部 (住友化学社製のエバテート5011) 上記マスターバッチA 5.89重量部 上記マスターバッチB 5.61重量部 (条件) 押出機 :130mmΦ単軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:120℃
【0035】実施例2 実施例1におけるマスターバッチAの押出樹脂温度20
0℃を150℃、マスターバッチBの押出樹脂温度12
0℃を90℃とした以外は実施例1と同様にして中間膜
シートを押出成形した。
【0036】実施例3 ジベンジリデンソルビトール化合物高濃度マスターバッ
チAの製造 図1に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
高濃度マスターバッチAを押出成形した。なお、使用し
た押出機及び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体 100重量部 (住友化学社製のアクリフトWH202) ベンジリデンソルビトール化合物 6重量部 (新日本理化社製のゲルオールD) (条件) 押出機 :45mmΦ二軸スクリュー押出機押出樹脂
温度:200℃
【0037】シランカップリング剤高濃度マスターバッ
チBの製造 図2に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
高濃度マスターバッチBを押出成形した。なお、使用し
た押出機及び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体 100重量部 (住友化学社製のアクリフトWH202) シランカップリング剤(3−アミノプロピルトリ 1重量部 エトキシシラン) (条件) 押出機 :40mmΦ二軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:120℃
【0038】中間膜の製造 図3に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
中間膜シートを押出成形した。なお、使用した押出機及
び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体 100重量部 (住友化学社製のアクリフトWH202) 上記マスターバッチA 5.89重量部 上記マスターバッチB 5.61重量部 (条件) 押出機 :130mmΦ単軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:120℃
【0039】実施例4 実施例3におけるマスターバッチAの押出樹脂温度20
0℃を150℃、マスターバッチBの押出樹脂温度12
0℃を90℃とした以外は実施例3と同様にして中間膜
シートを押出成形した。
【0040】比較例1 図4に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
中間膜シートを押出成形した。なお、使用した押出機及
び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合) エチレン−酢酸ビニル共重合体 100重量部 (住友化学社製のエバテート5011) ジベンジリデンソルビトール 0.3重量部 (新日本理化社製のゲルオールD) シランカップリング剤(3−アミノプロピルトリ 0.05重量部 エトキシシラン) (条件) 押出機 :45mmΦ二軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:200℃
【0041】比較例2 比較例1における押出樹脂温度200℃を120℃とし
た以外は比較例1と同様にして中間膜シートを押出成形
した。
【0042】比較例3 図4に示した方法及び装置を用い、以下の配合により、
中間膜シートを押出成形した。なお、使用した押出機及
び押出樹脂温度の条件は以下の通りである。 (配合)比較例1と同じ (条件) 押出機 :40mmΦ単軸スクリュー押出機 押出樹脂温度:200℃
【0043】比較例4 比較例3の押出樹脂温度200℃を120℃とした以外
は比較例3と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0044】比較例5 実施例1におけるマスターバッチAの押出樹脂温度20
0℃を120℃、マスターバッチBの押出樹脂温度12
0℃を140℃とした以外は実施例1と同様にして中間
膜シートを押出成形した。
【0045】比較例6 実施例1におけるマスターバッチAの押出樹脂温度20
0℃のまま、マスターバッチBの押出樹脂温度120℃
を160℃とした以外は実施例1と同様にして中間膜シ
ートを押出成形した。
【0046】比較例7 比較例1におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例1と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0047】比較例8 比較例2におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例2と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0048】比較例9 比較例3におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例3と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0049】比較例10 比較例4におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例4と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0050】比較例11 比較例5におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例5と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0051】比較例12 比較例6におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の代わ
りにエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(住友化学社製のアクリフトWH202)を用いた以外
は比較例6と同様にして中間膜シートを押出成形した。
【0052】上記実施例1〜4及び比較例1〜12で得
られた中間膜シートを用いて、下記の方法で合わせガラ
スを製造し、その透明性および着色の程度を評価した。
その結果を表1にまとめて示す。この合わせガラスの透
明性および着色の程度の評価で、同時に中間膜シートの
透明性および着色の程度も評価できる。表1において、
樹脂の種類として、Cはエチレン−酢酸ビニル共重合体
を表し、Dはエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共
重合体を表す。
【0053】合わせガラスの製造 上記の各中間膜シート(膜厚はいずれも0.4mm)を、
厚さ3mmの透明フロートガラス(縦80mm×横80mm)
の間に挟み、この積層体をゴムバックに入れ、10to
rrの真空度で20分間脱気した後、脱気状態を保持し
たまま積層体を入れたゴムバックをオーブンに移し、1
00℃で30分間保持することによりガラス板と中間膜
とを接着させ、その後室温まで冷却し脱気状態を解除し
て、合わせガラスを得た。
【0054】なお、透明性はヘイズ値(JIS K71
05に基づいて測定)で示し、その値が低い方が透明性
が高く、合わせガラスとした場合に、一般にヘイズ値で
2以下が良好とされる。また、着色の程度は黄色度(イ
エローインデックス値)(JIS K7105に基づい
て測定)で示し、その値が低い方が分解着色の程度が低
く、合わせガラスとした場合に、一般に黄色度(イエロ
ーインデックス値)で4以下が良好とされる。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】上述の通り、本発明の樹脂混練方法によ
れば、相反する押出樹脂温度条件を有する添加剤、すな
わち、樹脂膜の透明性を確保する目的として添加される
ジベンジリデンソルビトール化合物とガラス板と樹脂膜
との接着性の確保を目的として添加されるシランカップ
リング剤とを、各々の添加剤に即した押出樹脂温度条件
で、別工程により各々の高濃度マスターバッチを得た
後、さらに得られたそれぞれの高濃度マスターバッチを
混練してシート成形を行うため、それぞれの添加剤の目
的とする機能を損なうことなく充分に発現させることが
できる。
【0057】したがって、透明性および接着性を充分に
満足しかつ接着用添加剤の着色のない樹脂膜の成形が可
能となる。この樹脂膜は主に合わせガラス用中間膜とし
て好適に用いられるが、その他にも透明壁材、透明板材
等の透明積層体用の樹脂膜としても用いられる。
【0058】本発明の樹脂混練方法により得られた合わ
せガラス用中間膜を用いて合わせガラスを製造すると、
特に透明性が良好で(ヘイズ値で2以下)、黄色度が少
ない(イエローインデックス値で4以下)の合わせガラ
スが得られ、しかも高価なオートクレーブを必要とせず
簡易に合わせ加工ができるので、合わせガラスの製造コ
ストが安くなる。さらに、比較的低い温度、例えば10
0℃で合わせ加工ができるので、ガラス板として無機ガ
ラス板だけでなく、ポリカーボネートやポリメチルメタ
クリレート等の有機ガラス板を熱変形させることなく用
いることができ、また、装飾合わせガラスを作製する場
合に、印刷インキに耐熱染料を使用する必要がなくな
り、コストが安くなる。
【0059】したがって、本発明の樹脂混練方法により
得られた合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラス
は、車両の窓ガラス、建物の窓ガラス、運動施設や公共
施設等のグレージング材、間仕切り、防犯用ドアーに好
適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジベンジリデンソルビトール化合物高濃度マス
ターバッチAの製造概略図。
【図2】シランカップリング剤高濃度マスターバッチB
の製造概略図。
【図3】本発明による中間膜シート成形方法の概略図。
【図4】従来の中間膜シート成形方法の概略図。
【符号の説明】
1 二軸スクリュー押出機 2 ジベンジリデンソルビトール化合物用フィーダー 3 ホッパー 4 エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはエチレン−
(メタ)アクリル酸エステル共重合体用フィーダー 5 ペレット金型 6 ペレットガイドロール 7 水槽 8 軟質ペレタイザー 9 単軸スクリュー押出機 10 シランカップリング剤用フィーダー 11 マスターバッチA用フィーダー 12 マスターバッチB用フィーダー 13 エンボスロール 14 シートガイドロール 15 シート用金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/22 C08L 23/08 C08L 31/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル共重合体に、ジベ
    ンジリデンソルビトール化合物と、アミノ基、グリシジ
    ル基及びメルカプト基からなる群より選ばれる1種以上
    の基を有するシランカップリング剤を混練する樹脂混練
    方法であって、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体と上
    記ジベンジリデンソルビトール化合物とを押出樹脂温度
    150℃以上で混練し、ジベンジリデンソルビトール化
    合物の高濃度マスターバッチを得る工程と、上記エチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体と上記シランカップリング剤と
    を押出樹脂温度150℃以下で混練し、シランカップリ
    ング剤の高濃度マスターバッチを得る工程と、さらに上
    記各々の工程で得られた両マスターバッチ及び上記エチ
    レン−酢酸ビニル共重合体とを混練する工程とを含むこ
    とを特徴とする樹脂混練方法。
  2. 【請求項2】 エチレンー(メタ)アクリル酸エステル
    共重合体に、ジベンジリデンソルビトール化合物と、ア
    ミノ基、グリシジル基及びメルカプト基からなる群より
    選ばれる1種以上の基を有するシランカップリング剤を
    混練する樹脂混練方法であって、上記エチレンー(メ
    タ)アクリル酸エステル共重合体と上記ジベンジリデン
    ソルビトール化合物とを押出樹脂温度150〜280℃
    で混練し、ジベンジリデンソルビトール化合物の高濃度
    マスターバッチを得る工程と、上記エチレンー(メタ)
    アクリル酸エステル共重合体と上記シランカップリング
    剤とを押出樹脂温度70〜150℃で混練し、シランカ
    ップリング剤の高濃度マスターバッチを得る工程と、さ
    らに上記各々の工程で得られた両マスターバッチ及び上
    記エチレンー(メタ)アクリル酸エステル共重合体とを
    混練する工程とを含むことを特徴とする樹脂混練方法。
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