JP3455264B2 - 干渉計 - Google Patents

干渉計

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JP3455264B2
JP3455264B2 JP35043593A JP35043593A JP3455264B2 JP 3455264 B2 JP3455264 B2 JP 3455264B2 JP 35043593 A JP35043593 A JP 35043593A JP 35043593 A JP35043593 A JP 35043593A JP 3455264 B2 JP3455264 B2 JP 3455264B2
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誠 壹岐
孝之 伊藤
政博 大野
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ペンタックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉計に関し、より詳し
くは、光源から射出された光波を2つの光波に分割し、
一方の光波から参照波を作り出し、他方の光波を被検面
で反射させて被検波を作り出し、観測面上において被検
波と参照波と干渉させるようにした干渉計に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ等の光学素子の形状誤差の測定に
は、被検波と参照波とを干渉させるようにした、例えば
フィゾー干渉計やトワイマン・グリーン干渉計のような
干渉計が広く使用されている。
【0003】この種の干渉計においては、光源から射出
された光波を2つの光波に分割し、一方の光波から参照
波を作り出し、他方の光波を被検面で反射させて被検波
を作り出し、観測面上において被検波と参照波と干渉さ
せるようにしている。また、前記干渉計においては、被
検面で光波を反射させるために集光レンズを用いるが、
被検面が球面(球面には凸面と凹面とが含まれる)であ
る場合には、、被検面への入射光と該被検面での反射光
とが同一の光路を通るように、その被検面の曲率中心を
集光レンズ系の焦点に一致させている(ただし被検面が
非球面である場合には、被検面の曲率中心が1箇所に定
まらないので、その被検面の有効径端で入射光が被検面
に垂直に入射されるように被検面を配置している)。
【0004】被検面で反射した光波(被検波)は再び集
光レンズ系に入射し、集光レンズ系によって集光され集
光レンズ系によって集光された被検波は参照波と重ね合
わされ、それによって発生する干渉縞が観測面上におい
て観測される。このとき、図19に示すように、被検面
Tがほぼ球面である場合には、集光レンズ系1から出射
された被検波はほぼ平行となり、観測面2が光軸上のど
の位置にあっても、その観測面2上の干渉縞は被検面T
の形状誤差とほぼ対応しており、従って、形状誤差の測
定は可能である。
【0005】しかしながら、被検面が形状誤差の大きい
球面であったり非球面であった場合には、図20に示す
ように、集光レンズ系1に関して被検面Tと共役関係に
ある共役位置P上に観測面2を設置しないと、被検波の
光線の入れ換わりが生じたり不均一となるため、被検面
Tの正確な形状誤差を観測することができない。また、
一般に、被検面が凸面であると、集光レンズ系によるそ
の被検面の共役位置は集光レンズ系の被検面側に位置す
るため、被検面とは反対側に位置する観測面をその共役
位置に配置することができない。反対に、被検面が凹面
であれば、その共役位置は集光レンズ系より観測面側に
位置することになるものの、その共役位置が常に観測面
を配置するのに好都合な位置にくるとは限らない。
【0006】そこで、これまでは一般に、集光レンズ系
から観測面へ至る光路中に、集光レンズ系を通過した被
検波を更に通過させるリレー・レンズ系を備え、集光レ
ンズ系に関する被検面の共役位置と、観測面とが、この
リレー・レンズ系に関して互いに共役関係になるように
し、それによって結果的に、被検面と観測面とが共役関
係となるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の干渉計において、曲率半径が互いに異なる様々な被検
面を測定しようとすると、それら被検面の配設位置が夫
々の曲率半径に応じて集光レンズ系から異なった距離に
くるため、被検面によっては、その共役位置が観測面か
ら大きくずれてしまうという問題があった。この問題を
克服するために、共役位置の移動に合わせて観測面を移
動させるようにしたならば、集光レンズ系及びリレー・
レンズ系による像倍率が変化して、干渉縞の観察に支障
が生じてしまう。そのため従来は、リレー・レンズ系を
光軸方向に移動させたり、焦点距離の異なるリレー・レ
ンズ系に交換したりする必要があった。
【0008】本発明はこの問題を解決するものであり、
光源から射出された光波を2つの光波に分割し、一方の
光波から参照波を作り出し、他方の光波を被検面で反射
させて被検波を作り出し、前記被検波を集光レンズ系に
よって集光した後に観測面上において前記参照波と干渉
させるようにした干渉計において、形状の異なる、また
特に曲率半径の異なる様々な被検面の形状誤差を、リレ
ー・レンズ系や観測面の位置を移動させることなく好適
に観測できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、光源から射出された光波を2つの光波
に分割し、一方の光波から参照波を作り出し、他方の光
波を集光レンズ系によって集光させた後に被検面で反射
させて被検波を作り出し、前記参照波と前記被検波とを
干渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞を観測面
上で観測する干渉計において、前記集光レンズ系から前
記観測面へ至る光路中に、前記被検波を通過させるリレ
ー・レンズ系を備え、該リレー・レンズ系をアフォーカ
ル系とし、前記アフォーカル系を、前記被検波の入射側
から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈
折力を有する第2レンズ群とで構成し、前記第1レンズ
群の後側焦点と前記第2レンズ群の前側焦点とをほぼ一
致させて配設し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群
との少なくとも一方を交換可能に構成したことを特徴と
する。
【0010】また、本発明は、光源から射出された光波
を2つの光波に分割し、一方の光波から参照波を作り出
し、他方の光波を集光レンズ系によって集光させた後に
被検面で反射させて被検波を作り出し、前記参照波と前
記被検波とを干渉させて干渉縞を発生させ、得られた干
渉縞を観測面上で観測する干渉計において、前記集光レ
ンズ系から前記観測面へ至る光路中に、前記被検波を通
過させるリレー・レンズ系を備え、該リレー・レンズ系
をアフォーカル系とし、前記アフォーカル系を、前記被
検波の入射側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ
群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とで構成し、前
記第1レンズ群の後側焦点と前記第2レンズ群の前側焦
点とをほぼ一致させて配設し、前記第1レンズ群と前記
第2レンズ群との少なくとも一方を変倍レンズ群として
構成したことを特徴とする。さらに、本発明は、光源か
ら射出された光波を2つの光波に分割し、一方の光波か
ら参照波を作り出し、他方の光波を集光レンズ系によっ
て集光させた後に被検面で反射させて被検波を作り出
し、前記参照波と前記被検波とを干渉させて干渉縞を発
生させ、得られた干渉縞を観測面上で観測する干渉計に
おいて、前記集光レンズ系から前記観測面へ至る光路中
に、前記被検波を通過させるリレー・レンズ系を備え、
該リレー・レンズ系をアフォーカル系とし、前記アフォ
ーカル系を、前記被検波の入射側から順に、正の屈折力
を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レン
ズ群とで構成し、前記第1レンズ群の後側焦点と前記第
2レンズ群の前側焦点とをほぼ一致させて配設し、前記
第1レンズ群と前記第2レンズ群との両方を交換可能に
構成し、かつ、前記第1レンズ群の焦点距離と前記第2
レンズ群の焦点距離との比を一定に維持したことを特徴
とする。また、本発明は、光源から射出された光波を2
つの光波に分割し、一方の光波から参照波を作り出し、
他方の光波を集光レンズ系によって集光させた後に被検
面で反射させて被検波を作り出し、前記参照波と前記被
検波とを干渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞
を観測面上で観測する干渉計において、前記集光レンズ
系から前記観測面へ至る光路中に、前記被検波を通過さ
せるリレー・レンズ系を備え、該リレー・レンズ系をア
フォーカル系とし、前記アフォーカル系を、前記被検波
の入射側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群
と、正の屈折 力を有する第2レンズ群とで構成し、前記
第1レンズ群の後側焦点と前記第2レンズ群の前側焦点
とをほぼ一致させて配設し、前記第1レンズ群と前記第
2レンズ群との両方を変倍レンズ系で構成し、さらに、
前記第1レンズ群の焦点距離と前記第2レンズ群の焦点
距離との比を一定に維持しつつそれら第1レンズ群と第
2レンズ群とを変倍させる手段を有することを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る干渉計の光学的
構成を示した模式図であり、この第1実施例は本発明を
フィゾー干渉計に適用したものである。図中、引用符号
15a,15bを付したレンズ群を始めとして、凸レン
ズの横断面の形状で模式的に示したレンズ群は、いずれ
も正の屈折力を有するレンズ群を表わしており、1つの
レンズ群は1枚のレンズで構成することもできれば、複
数枚のレンズを組合せて構成することもでき、これは当
業界において周知のとおりである。
【0012】この第1実施例に係る干渉計は、レーザ光
源10、ビームエキスパンダ11、ハーフミラー12、
集光レンズ系13、リレー・レンズ系15、観測面16
を有しており、ハーフミラー12は集光レンズ系13の
光軸に対し45度の角度をもって配置してある。尚、T
1〜T3は被検面を例示したものである。
【0013】集光レンズ系13は正の屈折力を有するレ
ンズ群であるが、ただしその最終面(図中の最も下方に
位置する面)は凹面であり、この凹面は高精度に加工さ
れた球面であって、参照面13aを構成している。参照
面13aの曲率中心は集光レンズ系13の焦点と一致さ
せてある。被検面T1ないしT3は、その面形状が球面
である場合はその曲率中心が集光レンズ系13の焦点と
一致するように位置設定され、面形状が非球面の場合
は、任意の高さの曲率中心が集光レンズ系13の焦点と
一致するように位置設定される。図中、被検面T1は曲
率の大きい凹面、被検面T2は曲率の小さい凹面、被検
面T3は曲率の大きい凸面が、夫々被検面となっている
場合を例示している。
【0014】リレー・レンズ系15は、2組の正の屈折
力を有するレンズ群15a及び15bで構成してあり、
以下の説明では入射側(集光レンズ系13に近い側)の
正レンズ群15aを第1レンズ群、出射側(観測面16
に近い側)の正レンズ群15bを第2レンズ群と呼ぶこ
とにする。これら2つのレンズ群は、第1レンズ群15
aの後側焦点と第2レンズ群15bの前側焦点とが一致
するように配置してあり、従ってこのリレー・レンズ系
15は、ケプラー形のアフォーカル系を構成している。
アフォーカル系であることから、このリレー・レンズ系
15へ入射した平行光束は平行光束の形で出射し、ただ
し、入射する光束の径と出射する光束の径との比の値
は、第1レンズ群15aの焦点距離と第2レンズ群15
bの焦点距離との比の値に左右される。
【0015】また、前記観測面16は、被検面T1ない
しT3と観測面16との間に位置する全ての光学系(即
ち、集光レンズ系13及びリレー・レンズ系15)によ
る、被検面T1ないしT3の夫々の共役位置の範囲内の
適宜な位置に配置するようにしている。尚、この観測面
16上には、CCDセンサを配設して干渉縞を電気信号
に変換するようにすることもあり、或いは、そこにスク
リーンを配設して干渉縞を直接観察するようにすること
もある。
【0016】レーザ光源10から出射した光束はビーム
エキスパンダ11により所定の光束径を有する平行光束
とされ、その平行光束の一部がハーフミラー12を透過
して集光レンズ系13に入射する。集光レンズ系13に
入射した光束の一部は参照面13aで反射して戻され、
再び集光レンズ系13を透過し、集光レンズ系13から
出射したときには平行光束となっており、更にハーフミ
ラー12でリレー・レンズ系15に向かう方向へ反射
し、リレー・レンズ系15を透過して観測面16に入射
する。この光束が参照波である。
【0017】ハーフミラー12から集光レンズ系13へ
入射した光束のうち、参照面13aを透過した光束は、
被検面T1ないしT3で反射して戻され、再び集光レン
ズ系13を透過する。その際に、被検面が球面であった
なら光束は平行光束となる。更に、光束はハーフミラー
12でリレー・レンズ系15に向かう方向に反射し、リ
レー・レンズ系15を透過して観測面16に入射する。
この光束が被検波である。被検波は参照波と干渉して観
測面16上に干渉縞を生じさせる。
【0018】以下に、図2ないし図4を参照しつつ、図
1の構成によって得られる効果について説明する。ま
た、図6及び図7には、本発明の効果と対比させるため
に、図1の構成のリレー・レンズ系15を単一の正レン
ズ群15′からなるリレー・レンズ系に交換した構成
(図5参照)から得られる結果を示した(この図5の構
成は、本発明に係るものではなく、在来の構成であ
る)。
【0019】図2は、図1のフィゾー干渉計に、様々な
半径の球面(凸球面及び凹球面)を被検面として有する
被検体を装着したときに、その被検面の共役位置が、リ
レー・レンズ系15の後方のどの位置にくるかを示した
グラフである。図2のグラフに示した値は、図1の構成
における各部の寸法を、図3に示したように、集光レン
ズ13の焦点距離f0 =50mm、第1レンズ群15aの
焦点距離f1 =200mm、第2レンズ群15bの焦点距
離f2 =100mm、そして、集光レンズ13から第1レ
ンズ群15aまでの光路距離L01=170mm(集光レン
ズ13からハーフミラー12の中心までの距離の70mm
と、ハーフミラー12の中心から第1レンズ群15aま
での距離の100mmとの和)として求めた値である。
【0020】ここでは、被検面の半径をrで表わし、凸
面の半径rは正の値、凹面の半径rは負の値を取るもの
と定めた。従ってrは、集光レンズ13の被検面側焦点
の位置を原点として、被検面が集光レンズ13の光軸と
交わる点の位置を表わすものといえる。尚、被検面が非
球面の場合にはその半径が一義的に定まらないが、その
場合であっても、集光レンズ13の被検面側焦点の位置
を原点として、被検面が集光レンズ13の光軸と交わる
点の位置をrで表わすものとすれば、以下の説明は非球
面の被検面にも当てはまることになる。
【0021】また、ここでは被検面の共役位置を表わす
のに、その半径が20mmの凹面(r=−20mm)の被検
面の共役位置を原点とし、この原点からのズレ量Δで表
わすようにした。そして、原点から後方(図中右側)へ
のズレ量Δは正の値、原点から前方へのズレ量Δは負の
値を取るものと定めた。
【0022】図2のグラフから明らかなように、図1の
実施例の構成では、凹面では半径が20mm以上(r<−
20mm)、凸面では半径が30mm以上(r>+30mm)
の範囲において、共役位置のズレ量が50mmの幅(−5
0mm<Δ<0mm)の中に納まっている。そこで、観測面
16の位置をΔ=−25mmの位置に定める(Δの原点は
第2レンズ群15bの後方約151mmにあるため、これ
によって観測面16の位置は、第2レンズ群15bの後
方約126mmの位置にくる)ことによって、被検面が非
球面の場合であっても、rの値が上記範囲内にある被検
面であれば観測面16の位置を固定したまま、様々なr
を有する被検面の干渉縞を良好に観察することができ
る。
【0023】図4は、以上の構成において、観測面16
の位置をΔ=−25mmの位置に定めたときの、集光レン
ズ13による被検面の共役位置P1 と、更にリレー・レ
ンズ系15によるその共役位置P1 の(従って被検面
の)共役位置P0 とを示した図である。この図は、実際
にはハーフミラー12で折曲されている光路を直線に直
して、ハーフミラー12を抜いて示した模式図である。
図中の(a)は、被検面をr=−54mm(半径54mmの
凹面)とした場合の図であり、このとき共役位置P0
殆ど観測面16に一致している。また、図中の(b)
は、被検面をr=+45mm(半径45mmの凸面)とした
場合の図である。
【0024】本願と対比するための在来の構成例である
前述の図5においては、各部の寸法を、図中に示したよ
うに、集光レンズ13の焦点距離f0 =50mm、凸レン
ズ群15′の焦点距離f1 =50mm、そして、集光レン
ズ13から凸レンズ群15′までの光路距離L01=17
0mm(集光レンズ13からハーフミラー12の中心まで
の距離の70mmと、ハーフミラー12の中心から凸レン
ズ群15′までの距離の100mmとの和)とした。この
図5の構成及び寸法に基づいて求めた、被検面の半径r
と、その被検面の共役位置のズレ量Δとの関係を示した
のが図6のグラフである。この図6のグラフにおいて、
r及びΔは、図2のグラフと全く同じように定めてあ
る。
【0025】図6のグラフから分かるように、図5の構
成では、半径の小さな凹面から凸面にかけてのrの範囲
において、ズレ量Δが大きく変動している。そのため、
図5の構成及び寸法を採用した場合には、測定する被検
面を、半径の大きな凹面(r<−100mm)に限らざる
を得ず、また、この範囲の被検面の測定に適するように
観測面16の位置を例えばΔ=+90mmの位置に定める
ことになる(Δの原点は凸レンズ群15′の後方約5mm
にあるため、これによって観測面16の位置は、凸レン
ズ群15′の後方約95mmの位置に定められることにな
る)。
【0026】図7は、以上の構成において、観測面16
の位置をΔ=+90mmの位置に定めたときの、集光レン
ズ13による被検面の共役位置P1 と、更に単一の凸レ
ンズ群15′からなるリレー・レンズ系によるその共役
位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを示した
図である。この図は、実際にはハーフミラー12で折曲
されている光路を直線に直して、ハーフミラー12を抜
いて示した模式図である。図中の(a)は、被検面をr
=−225mm(半径225mmの凹面)とした場合の図で
あり、このとき共役位置P0 は殆ど観測面16に一致し
ている。また、図中の(b)は、被検面をr=−50mm
(半径50mmの凹面)とした場合の図であり、このとき
共役位置P1 は凸レンズ群15′の前方(図中左方)約
70mmの位置にあり、また、共役位置P0 は凸レンズ群
15′の後方(図中右方)約175mm(観測面16の右
方80mm)という、観測面16から大きく離れた位置に
ある。
【0027】次に図8及び図9を参照して、本発明の第
2実施例に係る干渉計について説明する。この第2実施
例に係る干渉計は、図1に示した第1実施例に係る干渉
計と同一構成の部分を多く含むため、その全体図及び全
体説明は省略して、第1実施例と異なる構成の部分だけ
を図示して説明することにする。
【0028】第1実施例と第2実施例とで相違する部分
はリレー・レンズ系の構成だけである。第1実施例のリ
レー・レンズ系15を構成していた第1レンズ群15a
及び第2レンズ群15bは共に固定レンズ群(交換しな
いレンズ群)であったが、第2実施例のリレー・レンズ
系115では、図9から分かるように、第2レンズ群1
15bを交換可能にしてある。その他の点では双方のリ
レー・レンズ系は同一である。従って第2実施例のリレ
ー・レンズ系115も、2組の正の屈折力を有するレン
ズ群である第1レンズ群115aと第2レンズ群115
bとで構成してあり、第1レンズ群115aの後側焦点
と第2レンズ群115bの前側焦点とが一致するように
配置してあり、それによって、ケプラー形のアフォーカ
ル系を構成している。
【0029】図8は、第1実施例の効果を示した図2の
グラフに対応した、第2実施例の効果を示すためのグラ
フである。この図12のグラフに示した値を求めるに際
しては、集光レンズ13の焦点距離f0 =50mm、第1
レンズ群115aの焦点距離f1 =200mm、それに、
集光レンズ13から第1レンズ群115aまでの光路距
離L01=170mmとした。これらの値は、第1実施例の
ものと同一である。交換可能な第2レンズ群115bと
して用いるレンズ群としては、その焦点距離の値がf2
=100mm、110mm、125mm、及び145mmの、4
つのレンズ群を、図8のグラフに示したようにrの値の
範囲に合わせて使い分けた。尚、図8のグラフにおいて
も、rの値の取り方及びΔの値の取り方は図2のグラフ
と同じであるが、ただしΔの原点は、第2レンズ群11
5bとして、焦点距離f2 =100mmのレンズ群を用い
たときのr=−20mmの被検面の共役位置をもってその
原点と定めた。
【0030】図8のグラフから明らかなように、この第
2実施例によれば、−300mm<r<−30mmの範囲で
はf2 =110mmとし、−30mm<r<−10mmの範囲
ではf2 =100mmとし、r=+20mm付近ではf2
145mmとし、+25mm<r<+50mmの範囲ではf2
=125mmとすることによって、様々な半径の被検面の
共役位置を第1実施例の場合よりも更に狭い範囲内に収
めることができる。そしてこの場合、観測面16の位置
をΔ=0の位置に定める(これは、焦点距離f2 =10
0mmの第2レンズ群115bの後方約151mmの位置で
ある)ことによって、被検面が非球面の場合であって
も、−∞<r<約−10mm、及び、約+10<r<+5
0mmという広い範囲において、観測面16の位置を固定
したままで、様々なrを有する被検面の干渉縞を良好に
観察することができる。
【0031】また、観測面16と共役位置との間のズレ
量Δを第1実施例の場合よりも小さく抑えることができ
るため、第1実施例よりも更に良好に干渉縞を観察する
ことができる。ただし、この第2実施例では、第2レン
ズ群115bとして焦点距離f2 の異なったレンズ群を
使用することによって観測面16上の像の大きさが変化
する。第1実施例では被検面のrが異なっても観測面1
6上の像の大きさは一定である。
【0032】図9は、以上の構成において、観測面16
の位置を△=0の位置に定めたときの、集光レンズ13
による被検面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系
115によるその共役位置P1 の(従って被検面の)共
役位置P0 とを示した図である。この図は、実際にはハ
ーフミラー12で折曲されている光路を直線に直し、ハ
ーフミラー12を抜いて示した模式図である。図中の
(a)は、被検面の半径r=−20mm(f2 =100m
m)の場合を示しており、(b)は、被検面の半径r=
−100mm(f2 =110mm)の場合を示している。
【0033】次に図10及び図11を参照して、本発明
の第3実施例に係る干渉計について説明する。第2実施
例に係る干渉計と同様、この第3実施例に係る干渉計
も、図1に示した第1実施例に係る干渉計と同一構成の
部分を多く含むため、その全体図及び全体説明は省略し
て、第1実施例と異なる構成の部分だけを図示して説明
することにする。
【0034】第1実施例と第3実施例とで相違する部分
は、リレー・レンズ系の構成だけである。第1実施例の
リレー・レンズ系15を構成していた第1レンズ群15
a及び第2レンズ群15bは共に固定焦点のレンズ群で
あったが、第3実施例のリレー・レンズ系215では、
図11に示したように、第2レンズ群215bを変倍レ
ンズ群(焦点距離可変のレンズ群)としてある。その他
の点では双方のリレー・レンズ系は同一である。即ち、
この第3実施例のリレー・レンズ系215も、2組の正
の屈折力を有するレンズ群である第1レンズ群215a
と第2レンズ群215bとで構成してあり、第1レンズ
群215aの後側焦点と第2レンズ群215bの前側焦
点とが一致するように、変倍系である第2レンズ群21
5bの焦点距離の操作を行なうようにしており、それに
よって、ケプラー形のアフォーカル系を構成している。
【0035】第2レンズ群215bは、図示例では、い
ずれも光軸方向に移動自在な2つの正レンズ群からな
り、それら正レンズ群の間の距離を拡大すると第2レン
ズ群215bの焦点距離が長くなり、逆にその距離を縮
小すると第2レンズ群215bの焦点距離が短くなるよ
うにしてある。ただし、第2レンズ群215bとして用
いる変倍レンズ群の構成はこれに限られるものではな
く、その他の任意の構成を利用することができ、例えば
正レンズ群と負レンズ群とを組み合わせたものとしても
良く、3群以上の構成としても良い。
【0036】図10は、第1実施例の効果を示した図2
のグラフに対応した、第3実施例の効果を示すためのグ
ラフである。この図10のグラフに示した値を求めるに
際しては、集光レンズ13の焦点距離f0 =50mm、第
1レンズ群215aの焦点距離f1 =200mm、それ
に、集光レンズ13から第1レンズ群215aまでの光
路距離L01=170mmとした。これらの値は、第1実施
例と同一である。第2レンズ群215bの焦点距離の値
2 は無論可変である。尚、図10のグラフにおいて
も、rの値の取り方及びΔの値の取り方は図2のグラフ
と同じであるが、ただしΔの原点は、第2レンズ群21
5bの焦点距離をf2 =100mmに合わせたときのr=
−20mmの被検面の共役位置をもってその原点と定め
た。従って、被検面がr=−100mmである場合には、
第2レンズ群215bの焦点距離をf2 =109.80
1mmに合わせることで、被検面の共役位置をΔ=0の点
に合わせることができる。
【0037】図10のグラフから明らかなように、この
第3実施例によれば、rの全範囲において、共役位置の
ズレ量Δ=0とすることができる。従って、観測面16
の位置をΔ=0の位置に定めることによって、被検面が
非球面の場合であっても、rの全範囲において、観測面
16の位置を固定したままで、様々なrを有する被検面
の干渉縞を良好に観察することができる。そして、この
第3実施例では、観測面16と共役位置との間のズレ量
Δを完全になくすことができるため、第1実施例及び第
2実施例よりも更に良好に干渉縞を観察することができ
る。ただし、この第3実施例では、第2レンズ群215
bの焦点距離f2 を変化させることによって観測面16
上の像の大きさが変化する。第1実施例では被検面のr
が異なっても観測面16上の像の大きさは一定である。
【0038】図11は、以上の構成において、観測面1
6の位置を△=0の位置に定めたときの、集光レンズ1
3による被検面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ
系215によるその共役位置P1 の(従って被検面の)
共役位置P0 とを示した図である。この図は、実際には
ハーフミラー12で折曲されている光路を直線に直し
て、ハーフミラー12を抜いて示した模式図である。図
中の(a)は、被検面の半径r=−20mmの場合を示し
ており、このとき、変倍レンズ群である第2レンズ群2
15bの焦点距離f2 =100.000mmである。ま
た、図中の(b)は、被検面の半径r=−100mmの場
合を示しており、このとき、変倍レンズ群である第2レ
ンズ群215bの焦点距離f2 =109.801mmであ
る。この図から明らかなように、被検面のrに応じて第
2レンズ群215bの焦点距離を変化させることによっ
て、被検面の共役位置が常に観測面16上にくるように
することができる。
【0039】次に、図12及び13を参照して、本発明
の第4実施例に係る干渉計について説明する。この第4
実施例に係る干渉計は、図1に示した第1実施例に係る
干渉計と同一構成の部分を多く含むため、その全体図及
び全体説明は省略して、第1実施例と異なる構成の部分
だけを図示して説明することにする。
【0040】第1実施例と第4実施例とで相違する部分
はリレー・レンズ系の構成だけである。第1実施例のリ
レー・レンズ系15を構成していた第1レンズ群15a
及び第2レンズ群15bは共に固定レンズ群(交換しな
いレンズ群)であったが、第4実施例のリレー・レンズ
系315では、図13から分かるように、第1レンズ群
315a及び第2レンズ群315bを共に交換可能にし
てある。また、それらレンズ群を交換する際には、第1
レンズ群315aの焦点距離f1 と第2レンズ群315
bの焦点距離f2 との比が、常に一定(図示例ではf1
/f2 =2)となるようにしている。その他の点では、
第1実施例と第4実施例の双方のリレー・レンズ系は同
一である。従って、この第4実施例のリレー・レンズ系
315も、2組の正の屈折力を有するレンズ群である第
1レンズ群315aと第2レンズ群315bとで構成さ
れ、第1レンズ群315bの後側焦点と第2レンズ群3
15bの前側焦点とが常に一致するように配置され、そ
にれよって、ケプラー形のアフォーカル系が構成され
る。
【0041】図12は、第1実施例の効果を示した図2
のグラフに対応した、第4実施例の効果を示すためのグ
ラフである。この図12のグラフに示した値を求めるに
際しては、集光レンズ13の焦点距離f0 =50mmと
し、集光レンズ13から第1レンズ群115aまでの光
路距離L01=170mmとした。これらの値は、第1実施
例のものと同一である。第1レンズ群115aと第2レ
ンズ群115bとを共に交換する際のそれらレンズ群の
焦点距離の値の組合せ(f1 、f2 )として用いたの
は、図12に示したように、(200.000、10
0.000)、(216.204、108.102)、
(218.750、109.375)、それに(23
1.250、115.625)という組合せである(単
位はいずれもmmである)。これらの組合せを、図12の
グラフに示したようにrの値の範囲に合わせて使い分け
ている。
【0042】尚、図12のグラフにおいてもrの値の取
り方及び△の値の取り方は図2のグラフと同じである
が、ただし△の原点は、第1レンズ群315aに焦点距
離f1=200mmのレンズ群を使用し、第2レンズ群1
15bに焦点距離f2 =100mmのレンズ群を用いたと
きのr=−20mmの被検面の共役位置をもってその原点
と定めた。
【0043】図12のグラフから明らかなように、この
第4実施例によれば、rの値の夫々の範囲においてそれ
に合った第1レンズ群及び第2レンズ群を使用すること
によって、様々な半径の被検面の共役位置を第1実施例
の場合よりも更に狭い範囲内に収めることができる。そ
して、観測面16の位置を△=0の位置に定める(これ
は、焦点距離f2 =100mmの第2レンズ群315bの
後方約151mmの位置である)ことによって、被検面が
非球面の場合であっても、広いrの範囲において、観測
面16の位置を固定したままで、様々なrを有する被検
面の干渉縞を良好に観察することができる。また特に、
この第4実施例では、前述のように第1レンズ群315
aの焦点距離f1 と第2レンズ群315bの焦点距離f
2 との比が常に一定となるようにしているため、共役位
置を観測面16に近付けるためにレンズ群を交換した場
合でも、観測面16上の像の大きさが一定に保たれると
いう利点がある。
【0044】図13は、以上の構成において、観測面1
6の位置を△=0の位置に定めたときの、集光レンズ1
3による被検面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ
系315によるその共役位置P1 の(従って被検面の)
共役位置P0 とを示した図である。この図は、実際には
ハーフミラー12で折曲されている光路を直線に直し
て、ハーフミラー12を抜いて示した模式図である。図
中の(a)は、被検面の半径r=−20mm、第1レンズ
群315aの焦点距離f1 =200.000mm、第2レ
ンズ群315bの焦点距離f2 =100.000mmの場
合を示しており、(b)は、被検面の半径r=−100
mm、第1レンズ群315aの焦点距離f1 =216.2
04mm、第2レンズ群315bの焦点距離f2 =10
8.102mmの場合を示している。
【0045】次に、図14及び15を参照して、本発明
の第5実施例に係る干渉計について説明する。第4実施
例に係る干渉計と同様に、この第5実施例に係る干渉計
は、図1に示した第1実施例に係る干渉計と同一構成の
部分を多く含むため、その全体説明は省略し、第1実施
例と異なる構成の部分だけを、図14の全体図に基づい
て説明することにする。
【0046】第1実施例と第5実施例とで相違する部分
はリレー・レンズ系の構成だけである。第1実施例のリ
レー・レンズ系15を構成していた第1レンズ群15a
及び第2レンズ群15bは共に固定焦点のレンズ群であ
ったが、第5実施例のリレー・レンズ系515では、図
14から分かるように、第1レンズ群515a及び第2
レンズ群515bを共に、正の屈折力を有する変倍レン
ズ群(焦点距離可変のレンズ群)としてある。
【0047】それら第1レンズ群515aと第2レンズ
群515bとの変倍操作(焦点距離を変化させる操作)
は、第1レンズ群515aの後側焦点と第2レンズ群5
15bの前側焦点とが、常に互いに一致して、常に一定
の位置にあるようにするようにして行なわれる。また更
に、それらレンズ群の変倍操作は、第1レンズ群515
aの焦点距離f1 と第2レンズ群515bの焦点距離f
2 との比を一定に維持するようにして行なわれる。
【0048】それら変倍レンズ群の変倍操作を、これら
の条件を満たすようにして行なわせるための手段は、図
には示していないが、様々な公知の構成を用いることが
できる。例えば、それら2つのレンズ群を連動させるリ
ンク機構を用いても良く、また、それら夫々のレンズ群
を駆動するための個別のサーボ機構と、それらサーボ機
構を連動させるように制御する制御装置とを組み合わせ
て用いても良い。更にその他の構成を用いることも可能
である。
【0049】このようにリレー・レンズ系515は、互
いの焦点位置を一致させた2組の正レンズ群からなるも
のであるため、ケプラー形のアフォーカル系を構成して
いる。アフォーカル系であることから、このリレー・レ
ンズ系515へ入射した平行光束は平行光束の形で出射
し、入射する光束の径と出射する光束の径との比は、第
1レンズ群515aの焦点距離f1 と第2レンズ群51
5bの焦点距離f2 との比に等しく、ここでは後者の比
の値を一定にするようにしているため、前者の比の値も
一定である。
【0050】第1レンズ群515a及び第2レンズ群5
15bは、図示例では、いずれも光軸方向に移動自在な
2つの正レンズ群からなり、それら正レンズ群の間の距
離を拡大すると第1レンズ群515a及び第2レンズ群
515bの焦点距離f1 、f2 が長くなり、逆にその距
離を縮小すると第1レンズ群515a及び第2レンズ群
515bの焦点距離f1 、f2 が短くなるようにしてあ
る。ただし、第1レンズ群515a及び第2レンズ群5
15bとして用いる変倍レンズ群の構成はこれに限られ
るものではなく、その他の任意の構成を利用することが
でき、例えば正レンズ群と負レンズ群とを組み合わせた
ものとしても良く、3群以上の構成としても良い。
【0051】図15は、第1実施例の効果を示した図2
のグラフに対応した、第5実施例の効果を示すためのグ
ラフである。この図17のグラフに示した値を求めるに
際しては、集光レンズ13の焦点距離f0 =50mm、集
光レンズ13から第1レンズ群515aまでの光路距離
01=170mmとした。これらの値は、第1実施例と同
一である。そして、第1レンズ群515aの焦点距離f
1 と第2レンズ群515bの焦点距離f2 は、焦点距離
1 と焦点距離f2 との比の値f1 /f2 =2となるよ
うに設定した。尚、図15のグラフにおいても、rの値
の取り方及びΔの値の取り方は図2のグラフと同じであ
るが、ただしΔの原点は、第1レンズ群515aの焦点
距離f1 =100mm、第2レンズ群515bの焦点距離
2 =200mmに合わせたときのr=−20mmの被検面
の共役位置をもってその原点と定めた。
【0052】図15のグラフから明らかなように、第1
レンズ群515aの焦点距離f1 と第2レンズ群515
bの焦点距離f2 との比の値f1 /f2 =2とする上述
の条件を満たすように、第1レンズ群515aの焦点距
離f1 と第2レンズ群515bの焦点距離f2 とを操作
することによって、被検面のrの値に関わらず、その被
検面の共役位置が観測面16上にくるようにすることが
できる。即ち、図15のグラフ中に書き込んだ数値によ
って例示したように、例えば被検面のr=+20mmであ
る場合には、f1 =241.7、f2 =120.8と
し、r=−20mmである場合には、f1 =200.0、
2 =100.0とし、また、r=−100mmである場
合には、f1 =216.7、f2 =108.3とすれば
良い。また特に、この第5実施例では、前述のように第
1レンズ群515aの焦点距離f1 と第2レンズ群51
5bの焦点距離f2 との比が常に一定となるようにして
いるため、曲率半径の異なる被検面であっても、集光レ
ンズ13の焦点位置からその被検面を見込んだ角度が常
に等しければ、観測面16上における被検面の像の大き
さも一定に保たれる。そのため、ある半径の被検面に関
して、その像の大きさが観測に適したある大きさとなる
ようにしておけば、それと異なった半径の被検面の測定
をする際にも、その像の大きさが観測に適したその大き
さになるという利点がある。
【0053】図16は、観測面16の位置を以上のよう
に定めたときの、集光レンズ13による被検面の共役位
置P1 と、更にリレー・レンズ系515によるその共役
位置P1 の共役位置(従って被検面の最終的な共役位
置)P0 とを示した図である。この図は、実際にはハー
フミラー12で折曲されている光路を直線に直して、ハ
ーフミラー12を抜いて示した模式図である。図中の
(a)は、被検面をr=−20mm(半径20mmの凹面)
とした場合の図であり、このとき第1レンズ群515a
の焦点距離f1 =200.0mm、第2レンズ群515b
の焦点距離f2 =100.0mmである。また、図中の
(b)は、被検面をr=−100mm(半径100mmの凹
面)とした場合の図であり、このとき第1レンズ群51
5aの焦点距離f1 =216.7mm、第2レンズ群51
5bの焦点距離f2 =108.3mmである。
【0054】本発明は、以上に説明したフィゾー干渉計
に限られず、それ以外の様々な干渉計にも適用可能であ
り、それについて以下に説明する。図17は、図1の第
1実施例に用いたリレー・レンズ系15の構成をトワイ
マン・グリーン干渉計に適用した、本発明の更に別の実
施例を示した図である。図示のトワイマン・グリーン干
渉計は、レーザ光源10、ビームエキスパンダ11、ハ
ーフミラー12、集光レンズ系113、リレー・レンズ
系15、観測面16、参照面17を含んでいる。リレー
・レンズ系15の構成、作用、及び効果は図1〜図4に
示して説明した第1実施例のリレー・レンズ系15にお
けるものと同一である。また、リレー・レンズ系15以
外の部分は当業者には自明の周知の構成であるため説明
を省略する。
【0055】更に、この図17のトワイマン・グリーン
干渉計のリレー・レンズ系15を、図8及び図9に示し
て説明した第2実施例のリレー・レンズ系115と同様
に構成することも可能であり、そうすれば第2実施例の
作用及び効果と同様の作用及び効果が得られる。また、
この図17のトワイマン・グリーン干渉計のリレー・レ
ンズ系15を、図10及び図11に示して説明した第3
実施例のリレー・レンズ系215と同様に構成すること
も可能であり、そうすれば第3実施例の作用及び効果と
同様の作用及び効果が得られる。更に、この図17のト
ワイマン・グリーン干渉計のリレー・レンズ系15を、
図13に示して説明した第4実施例のリレー・レンズ系
315と同様に構成することも可能であり、そうすれば
第4実施例の作用及び効果と同様の作用及び効果が得ら
れる。また、この図17のトワイマン・グリーン干渉計
のリレー・レンズ系15を、図14に示して説明した第
5実施例のリレー・レンズ系515と同様に構成するこ
とも可能であり、そうすれば第5実施例の作用及び効果
と同様の作用及び効果が得られる。
【0056】図18は、図1の第1実施例に用いたリレ
ー・レンズ系15の構成をホログラム干渉計に適用し
た、本発明の更に別の実施例を示した図である。図示の
ホログラム干渉計は、レーザ光源10、ビームエキスパ
ンダ11、ハーフミラー12、集光レンズ系413、リ
レー・レンズ系415、ホログラム面416、それに、
反射鏡17a、17b、17cを含んでいる。ホログラ
ム面416は、図1及び図17の干渉計の観測面16と
同様に、そこに干渉縞を発生させるための面であり、こ
のホログラム面416上に載置したホログラム乾板等に
その干渉縞を記録するか、あるいは、記録後のホログラ
ム乾板をホログラム面416上に載置して波面を再生す
る。本発明に関しては、このホログラム面416は図1
及び図17の観測面16に相当するものである。
【0057】リレー・レンズ系415は、その構成、作
用、及び効果が図1〜図4に示して説明した第1実施例
のリレー・レンズ系15におけるものと同一である。ま
た、リレー・レンズ系415以外の部分は当業者には自
明の周知の構成であるため説明を省略する。
【0058】更に、この図18のホログラム干渉計のリ
レー・レンズ系415を、図8及び図9に示して説明し
た第2実施例のリレー・レンズ系115と同様に構成す
ることも可能であり、そうすれば第2実施例の作用及び
効果と同様の作用及び効果が得られる。また、この図1
8のホログラム干渉計のリレー・レンズ系415を、図
10及び図11に示して説明した第3実施例のリレー・
レンズ系215と同様に構成することも可能であり、そ
うすれば第3実施例の作用及び効果と同様の作用及び効
果が得られる。更に、この図18のホログラム干渉計の
リレー・レンズ系415を、図13に示して説明した第
4実施例のリレー・レンズ系315と同様に構成するこ
とも可能であり、そうすれば第4実施例の作用及び効果
と同様の作用及び効果が得られる。また、この図18の
ホログラム干渉計のリレー・レンズ系415を、図14
に示して説明した第5実施例のリレー・レンズ系515
と同様に構成することも可能であり、そうすれば第5実
施例の作用及び効果と同様の作用及び効果が得られる。
【0059】本発明は更に別の構成の干渉計にも応用し
得るものである。また、以上に開示した実施例ではアフ
ォーカル系として構成したリレー・レンズ系15、11
5、215、315、415、515はいずれもケプラ
ー形のアフォーカル系であったが、凸レンズ群と凹レン
ズ群とを組合せたガリレオ形のアフォーカル系を用いる
ことも可能である。ただしその場合には、集光レンズ系
13、113による被検面の共役位置P1が、ガリレオ
形アフォーカル系に対して適当な相対位置にくるように
して、そのアフォーカル系が、共役位置P1 の共役位置
0 を、そのアフォーカル系の後方に発生するようにす
る必要がある。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
球面であってしかも曲率が互いに異なる様々な被検面
を測定する場合であっても、それら被検面の共役位置を
狭い範囲内に収めることができるため、その範囲内の適
当な位置に観測面を設置しておけば、その観測面を移動
させることなく、それら様々な被検面の共役位置の近傍
において干渉縞を観測することができるという優れた利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る干渉計であるフィゾ
ー干渉計の光学的構成を示した模式図である。
【図2】図1のフィゾー干渉計に、様々な半径の球面
(凸球面及び凹球面)を被検面として有する被検体を装
着したときに、その被検面の共役位置が基準位置からど
れだけずれるかを示したグラフである。
【図3】図2のグラフに示した値を求める際に用いた、
図1の構成における各部の寸法を示した図である。
【図4】図1の干渉計において、観測面の位置をΔ=−
25mmの位置に定めたときの、集光レンズによる被検面
の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるその共
役位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを示し
た図である。
【図5】図1の構成のリレー・レンズ系を単一のレンズ
群からなるリレー・レンズ系に交換した、在来の構成に
係る干渉計の、そのリレー・レンズ系の部分を示した図
である。
【図6】図5の在来の構成に関する図2と同様のグラフ
である。
【図7】図5の在来の構成において、観測面の位置をΔ
=+90mmに定めたときの、集光レンズによる被検面の
共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるその共役
位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを示した
図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る干渉計に、様々な半
径の球面(凸球面及び凹球面)を被検面として有する被
検体を装着したときに、その被検面の共役位置が基準位
置からどれだけずれるかを示したグラフである。
【図9】本発明の第2実施例に係る干渉計のリレー・レ
ンズ系の部分だけを示した模式図であり、観測面の位置
をΔ=0の位置に定めたときの、集光レンズによる被検
面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるその
共役位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを示
した図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る干渉計に、様々な
半径の球面(凸球面及び凹球面)を被検面として有する
被検体を装着したときに、その被検面の共役位置が基準
位置からどれだけずれるかを示したグラフである。
【図11】本発明の第3実施例に係る干渉計のリレー・
レンズ系の部分だけを示した模式図であり、観測面の位
置をΔ=0の位置に定めたときの、集光レンズによる被
検面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるそ
の共役位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを
示した図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る干渉計に、様々な
半径の球面(凸球面及び凹球面)を被検面として有する
被検体を装着したときに、その被検面の共役位置が基準
位置からどれだけずれるかを示したグラフである。
【図13】本発明の第3実施例に係る干渉計のリレー・
レンズ系の部分だけを示した模式図であり、観測面の位
置をΔ=0の位置に定めたときの、集光レンズによる被
検面の共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるそ
の共役位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを
示した図である。
【図14】本発明の第5実施例に係る干渉計であるフィ
ゾー干渉計の光学的構成を示した模式図である。
【図15】本発明の第5実施例に係る干渉計に、様々に
異なる半径の球面(凸球面及び凹球面)を被検面として
有する夫々の被検体を装着したときに、リレー・レンズ
系の第1レンズ群及び第2レンズ群の焦点距離を変化さ
せることにより、それら被検面の共役位置を観測面に一
致させることができることを示したグラフである。
【図16】本発明の第5実施例に係る干渉計のリレー・
レンズ系の部分だけを示した模式図であり、rの値が異
なる2つの被検面に関して、集光レンズによる被検面の
共役位置P1 と、更にリレー・レンズ系によるその共役
位置P1 の(従って被検面の)共役位置P0 とを示した
図である。
【図17】図1の第1実施例に用いたリレー・レンズ系
の構成をトワイマン・グリーン干渉計に適用した、本発
明の更に別の実施例を示した図である。
【図18】図1の第1実施例に用いたリレー・レンズ系
の構成をホログラム干渉計に適用した、本発明の更に別
の実施例を示した図である。
【図19】被検面が球面である場合に、干渉縞の観測面
が被検波の光軸上のどの位置にあっても干渉縞を良好に
観測できる理由を説明する図である。
【図20】被検面が形状誤差の大きい球面や非球面であ
る場合に、干渉縞の観測面を被検面の共役面上の位置に
しなければならない理由を説明する図である。
【符号の説明】
10 レーザ光源 13,113,413 集光レンズ系 15,115,215,315,415 リレー・レン
ズ系 15a,115a,215a,315a,415a 第
1レンズ群 15b,115b,215b,315b,415b 第
2レンズ群 16 観測面 416 ホログラム面 f1 第1レンズ群の焦点距離 f2 第2レンズ群の焦点距離 T1〜T3 被検面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−196418(JP,A) 特開 平5−333269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 9/02 G01B 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から射出された光波を2つの光波に
    分割し、一方の光波から参照波を作り出し、他方の光波
    を集光レンズ系によって集光させた後に被検面で反射さ
    せて被検波を作り出し、前記参照波と前記被検波とを干
    渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞を観測面上
    で観測する干渉計において、 前記集光レンズ系から前記観測面へ至る光路中に、前記
    被検波を通過させるリレー・レンズ系を備え、該リレー
    ・レンズ系をアフォーカル系とし 前記アフォーカル系を、前記被検波の入射側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有す
    る第2レンズ群とで構成し、前記第1レンズ群の後側焦
    点と前記第2レンズ群の前側焦点とをほぼ一致させて配
    設し、 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との少なくとも一
    方を交換可能に構成した、 ことを特徴とする干渉計。
  2. 【請求項2】 光源から射出された光波を2つの光波に
    分割し、一方の光波から参照波を作り出し、他方の光波
    を集光レンズ系によって集光させた後に被検面で反射さ
    せて被検波を作り出し、前記参照波と前記被検波とを干
    渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞を観測面上
    で観測する干渉計において、 前記集光レンズ系から前記観測面へ至る光路中に、前記
    被検波を通過させるリレー・レンズ系を備え、該リレー
    ・レンズ系をアフォーカル系とし、 前記アフォーカル系を、前記被検波の入射側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有す
    る第2レンズ群とで構成し、前記第1レンズ群の後側焦
    点と前記第2レンズ群の前側焦点とをほぼ一致させて配
    設し、 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との少なくとも一
    方を変倍レンズ群として構成した、 ことを特徴とする 干渉計。
  3. 【請求項3】 光源から射出された光波を2つの光波に
    分割し、一方の光波から参照波を作り出し、他方の光波
    を集光レンズ系によって集光させた後に被検面で反射さ
    せて被検波を作り出し、前記参照波と前記被検波とを干
    渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞を観測面上
    で観測する干渉計において、 前記集光レンズ系から前記観測面へ至る光路中に、前記
    被検波を通過させるリレー・レンズ系を備え、該リレー
    ・レンズ系をアフォーカル系とし、 前記アフォーカル系を、前記被検波の入射側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有す
    る第2レンズ群とで構成し、前記第1レンズ群の後側焦
    点と前記第2レンズ群の前側焦点とをほぼ一致させて配
    設し、 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との両方を交換可
    能に構成し、かつ、前記第1レンズ群の焦点距離と前記
    第2レンズ群の焦点距離との比を一定に維持した、 ことを特徴とする 干渉計。
  4. 【請求項4】 光源から射出された光波を2つの光波に
    分割し、一方の光波から参照波を作り出し、他方の光波
    を集光レンズ系によって集光させた後に被検面で反射さ
    せて被検波を作り出し、前記参照波と前記被検波とを干
    渉させて干渉縞を発生させ、得られた干渉縞を観測面上
    で観測する干渉計において、 前記集光レンズ系から前記観測面へ至る光路中に、前記
    被検波を通過させるリレー・レンズ系を備え、該リレー
    ・レンズ系をアフォーカル系とし、 前記アフォーカル系を、前記被検波の入射側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有す
    る第2レンズ群とで構成し、前記第1レンズ群の後側焦
    点と前記第2レンズ群の前側焦点とをほぼ一致させて配
    設し、 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との両方を変倍レ
    ンズ系で構成し、さらに、前記第1レンズ群の焦点距離
    と前記第2レンズ群の焦点距離との比を一定に維持しつ
    つそれら第1レンズ群と第2レンズ群とを変倍させる手
    段を有する、 ことを特徴とする 干渉計。
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