JP3454062B2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

Info

Publication number
JP3454062B2
JP3454062B2 JP35772296A JP35772296A JP3454062B2 JP 3454062 B2 JP3454062 B2 JP 3454062B2 JP 35772296 A JP35772296 A JP 35772296A JP 35772296 A JP35772296 A JP 35772296A JP 3454062 B2 JP3454062 B2 JP 3454062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
linear motor
mover
stator
magnetic sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35772296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10201216A (ja
Inventor
利夫 北岡
克宏 難波
光俊 位高
雅三 石山
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP35772296A priority Critical patent/JP3454062B2/ja
Priority to US09/001,120 priority patent/US6008552A/en
Publication of JPH10201216A publication Critical patent/JPH10201216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3454062B2 publication Critical patent/JP3454062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ、特
に位置検出、速度検出、位置制御、速度制御等のために
利用される磁気式のエンコーダを備えるリニアモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】リニアモータは、複写機、イメージスキ
ャナ、プリンタ等のOA機器、X−Yテーブル、物品搬
送装置等のFA機器、カメラ等の光学機器など広い分野
で物品、部材等を直線的に移動させることに利用されて
いる。このようなリニアモータは、通常、移動する前記
物品等の位置検出、速度検出、位置制御、速度制御等の
ためにエンコーダを備えている。エンコーダを磁気式の
ものとするときには、該エンコーダは通常、物品等の移
動方向に直線的にN極とS極の磁極を微細なピッチで交
互に並べた着磁部と該着磁部のもつ磁気情報を検出する
磁気センサ等とから構成される。物品等を高精度に位置
制御、速度制御して駆動させる必要がある分野、例えば
前記OA機器等の分野においては、該磁気センサの検出
するエンコーダ情報は、測定誤差が少なく、高精度なも
のであることが求められている。
【0003】そこで、例えば、特開平7−107706
号公報は、図13(A)に示すように、駆動用着磁部分
951と位置検出用着磁部分952とを、位置検出用セ
ンサ96の出力波形のオフセット変動が38%以内であ
るように離間させて併置した駆動用磁石95と、駆動用
着磁部分951に対向して設けた駆動用コイル97、及
び位置検出用着磁部分952に対向して設けられた位置
検出用磁気センサ96とを備えたリニアモータを教えて
いる。同公報は、位置検出用センサ96の出力波形のオ
フセット変動が38%以内であるように、駆動用着磁部
分951と位置検出用着磁部分952とを離間させて併
置しているので、位置検出用着磁部分952が駆動用着
磁部分951の干渉を受けることが防止されると教えて
いる。なお、オフセット変動38%以内というのは、位
置検出を精度良く行うための限界の値として示されてい
る。さらに、駆動用着磁部分951と位置検出用着磁部
分952とが駆動用磁石95に併設され、一体化されて
いるため、簡易な構造とすることができると教えてい
る。
【0004】また、特開平7−181601号公報は、
図14(A)に示すようなコイル型可動子(図示せず)
と、該コイル型可動子を摺動自在に貫通し、かつ、被駆
動体の移動方向に延びる磁石型固定子91とを有し、磁
石型固定子91の一部に磁気シールド部92を介して直
線位置検出用の磁気スケール93を設け、磁石型固定子
91、磁気シールド部92及び磁気スケール93を一体
化して被駆動体の担持体用ガイド軸90とし、コイル型
可動子近傍に磁気スケール93から位置情報を読みだす
磁気スケール用磁気センサ94を設けたリニアモータを
教えている。そして同公報は、このリニアモータによる
と、磁石型固定子91と磁気スケール93とを磁気シー
ルド部92を介して一体化して用いるので、介在する磁
気シールド部92にて両者を一体物として形成した場合
においても磁気干渉は生じず、磁気スケール用磁気セン
サ94は、磁気スケール93からの信号を磁石型固定子
91の強磁界の影響を受けることなく検出することが可
能であると教えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
7−107706号公報の教えるリニアモータでは、位
置検出用磁気センサ96の出力波形のオフセット変動を
38%以内、例えばほぼ38%にするためには、図13
(B)に例示するように、駆動用着磁部分951は、駆
動用磁石95の位置検出用着磁部分952に対向する側
の半面分程度にしか形成することができない。図13
(B)は、駆動用磁石95の周方向の磁束分布を示す図
であり、位置検出用着磁部分952は、図において0°
を中心とする位置に形成されている。
【0006】そのため、駆動用着磁部分951や位置検
出用着磁部分952が形成される駆動用磁石95は、該
駆動用磁石の素材が持ち得る磁力に対し、充分な磁力を
着磁されてはおらず、これにより駆動用着磁部分951
と通電される駆動用コイル97との相互作用により発生
する推力は小さくなり、該リニアモータは効率の悪いも
のとなってしまう。また、駆動用磁石95における推力
発生に寄与する部分は、駆動用着磁部分951のある駆
動用磁石95の略半分程度の部分と偏ってしまうため、
それだけ駆動時の精度も悪化する。
【0007】また、特開平7−181601号公報の教
えるリニアモータでは、図14(B)に示すように磁気
シールド部92が接している磁石型固定子91の端面及
びその周辺においては、磁気シールド部92が磁路を構
成するので、磁石型固定子91の磁力による磁気スケー
ル93への磁気的干渉は防止できるものの、もっと広い
範囲での磁界を考えると、図に示すように磁石型固定子
91から発散する磁力の一部は、磁気スケール93にも
到達し、磁気センサ94による検出精度を悪化させる。
また、磁気スケール93に到達する経路中に磁気センサ
94を通過するものもあるので、これによりさらに検出
精度は悪化する。
【0008】また、一般的に磁気スケールはその着磁ピ
ッチは細かくされ、着磁力が小さくなるため、該スケー
ルの情報を検出する磁気センサは、磁気スケールとのギ
ャップが一般的には数十μm程度になるような位置に配
置されるところ、図14に示すリニアモータでは、磁気
スケール93は磁気シールド部92を介して磁石型固定
子91に保持されているように3つの部品で構成されて
いるため、スケール情報を精度良く磁気センサ94によ
り検出するためには、これら各部品はその長手方向全長
にわたり高精度の加工精度や、組み立て精度が要求され
る。また、部品点数も多くなるためコスト高となる。
【0009】そこで本発明は、駆動用着磁部及び位置検
出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固定子
と、該駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、該固定
子に沿って移動できる可動子と、該可動子とともに移動
し、該位置検出用着磁部の有する磁気情報を読み取るた
めの磁気センサとを有するリニアモータであって、該磁
気センサの検出する磁気情報を精度が高いものとするこ
とができるとともに、従来のリニアモータよりも高推力
を発生する効率の良いリニアモータとすることができ、
さらに、従来のリニアモータよりも加工や組み立てが容
易で、低コストなリニアモータを提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、互いに離間配置された駆動用着磁部及び位
置検出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固
定子と、前記駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、
前記固定子に沿って移動できる可動子と、前記可動子と
ともに移動し、前記位置検出用着磁部の有する磁気情報
を読み取るための磁気センサとを有するリニアモータで
あり、前記磁気センサに対し、前記駆動用着磁部からの
磁束を遮蔽するための磁気シールド部材を設けてあるリ
ニアモータを提供する。
【0011】前記駆動用着磁部は、前記固定子部材にN
極とS極の磁極を交互に所定のピッチで該固定子の長手
方向(前記可動子の移動方向)に沿って着磁形成したも
のである。前記位置検出用着磁部は、前記固定子部材に
N極とS極の磁極を交互に所定の微細なピッチで該固定
子の長手方向に沿って着磁形成したものである。
【0012】前記固定子は、代表的には断面円形のシャ
フト状のものであることが考えられる。前記駆動用着磁
部からの磁束の位置検出用着磁部への干渉を抑制するた
めに、該駆動用着磁部と位置検出用着磁部とは、前記磁
気センサの出力信号のオフセット変動が、該出力信号の
ピーク間値の38%以内(より好ましくは30%以内)
となるように離間されていることが望ましい。
【0013】前記磁気センサは、磁気抵抗素子利用のM
Rセンサやホール素子利用のホールセンサを例示でき
る。前記磁気シールド部材は、代表例として鉄、ケイ素
鋼等の強磁性体材料により形成されたものを挙げること
ができる。本発明のリニアモータによると、可動子の電
機子コイルに通電すると、固定子の駆動用着磁部との相
互作用により推力が発生し、可動子は固定子長手方向
(前記一定方向)に沿い駆動される。このとき、可動子
とともに磁気センサは駆動され、磁気センサにより検出
される位置検出用着磁部からの磁気情報に基づき、可動
子の位置検出、速度検出、位置制御、速度制御等を行う
ことができる。磁気センサが磁気シールド部材により駆
動用着磁部からの磁束から遮蔽されているため、磁気セ
ンサの検出信号は、駆動用着磁部からの磁束の干渉が抑
制された精度の高いものとなる。
【0014】また、本発明のリニアモータによると、前
記磁気シールド部材を設けてあることにより、シールド
部材を設けないとすれば前記オフセット変動が38%よ
り大きくなるような駆動用着磁部と位置検出用着磁部と
の接近配置を採用しても、磁気センサによる磁気情報検
出精度は高く維持され、且つ、そのような接近配置によ
りそれだけ駆動用着磁部の範囲を大きくできるので、そ
れだけ大きい可動子推力を得ることもできる。
【0015】前記磁気シールド部材は、例えば次の〜
のように配置、形成することが考えられる。 前記磁気シールド部材を、前記可動子の進行方向に
おいて前記磁気センサの前後に配置する。この配置は、
磁気センサとして磁力を感知しやすい方向性をもつMR
センサを採用する場合に特に有効である。 前記磁気シールド部材を、前記磁気センサの前記位
置検出用着磁部と対向する検出面を周辺外側から囲むよ
うに配置する。この配置は、磁気センサの種類を問わず
有効である。 前記磁気シールド部材の少なくとも一つを、前記固
定子と対向して前記可動子進行方向を横切る方向に延び
る端縁部を有するものとし、該磁気シールド部材端縁部
を、該固定子の該端縁部に対向する部分の断面輪郭に倣
う形状とする。このようにすると、駆動用着磁部からの
磁束の磁気センサへの回り込みが抑制される。 前記磁気シールド部材を少なくとも前記可動子進行
方向において前記磁気センサの前後に配置するととも
に、該磁気センサ前後の各磁気シールド部材を該磁気セ
ンサから遠ざかるにしたがい薄くなるように形成する。
このようにすると、コギングが抑制され、それだけモー
タの駆動精度が向上する。 前記磁気シールド部材を少なくとも前記可動子進行
方向において前記磁気センサの前後に配置するととも
に、該磁気センサ前後の各磁気シールド部材の、前記可
動子進行方向における該磁気センサから遠い方の端部
を、該進行方向に対して斜めに形成する。このようにす
ると、コギングが抑制され、それだけモータの駆動精度
が向上する。
【0016】また、固定子形状は例えば次の、のよ
うにすることも考えられる。 前記固定子の該固定子長手方向に沿う少なくとも1
面を平面に形成する。例えば、断面円形のシャフト状固
定子の一部を該長手方向に沿って平面を形成するように
カットしたものや、断面多角形状のシャフト状固定子な
どが考えられる。この場合、位置検出用着磁部を該平面
に着磁形成すると、磁気シールド部材と位置検出用着磁
部との隙間を小さくでき、それにより、駆動用着磁部か
らの磁束が磁気センサへ回り込みにくくなり、それだけ
磁気センサの検出信号の精度が高くなる。 前記固定子に、該固定子長手方向に沿い2本の溝を
形成する。この場合、前記位置検出用着磁部は該2本の
溝の間に着磁形成し、駆動用着磁部は位置検出用着磁部
以外の部分に着磁形成し、前記磁気シールド部材とし
て、該溝に沿って移動できるように、該溝の内部まで入
り込むものを設ける。このようにすると、駆動用着磁部
の磁力が位置検出用着磁部に回り込むのが抑制され、そ
れだけ磁気センサの検出信号の精度が高くなる。
【0017】なお、上記〜の磁気シールド部材や固
定子の配置、形状等は複数を組み合わせて使用してもよ
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態等を図
面を参照して説明する。図1はリニアモータの1例の概
略平面図である。このリニアモータLDMaは、断面円
形のシャフト状固定子1に可動子2が外嵌したシャフト
型リニアモータである。
【0019】固定子1は、機械加工可能且つ着磁可能の
材料を表面平滑に形成した断面円形の直線棒状のシャフ
ト部材10に、その長手方向に沿ってN極とS極を、本
例では30mmピッチに交互に着磁してなる駆動用着磁
部(いわゆる界磁マグネット)11と、その長手方向に
沿ってN極とS極を、本例では200μmピッチに交互
に着磁してなる位置検出用着磁部(いわゆるエンコーダ
チャート)12とを着磁形成したものである。
【0020】駆動用着磁部11と位置検出用着磁部12
とは、シャフト部材10の周面において、後述するよう
な距離離間して、着磁形成されている。可動子2は、固
定子1に間隙をおいて外嵌する複数のリング形状のコイ
ルu、v、wからなる電機子コイル21を有しており、
電機子コイル21は円筒形の磁性体材料からなる可動子
ヨーク22の内側に支持されている。可動子ヨーク22
の両端部には軸受け23を設けてあり、可動子2はこの
軸受け23によって固定子1に案内されて滑らかに移動
できる。電機子コイル21のコイルu、v、wは、電気
角で2π/3ずつずらした位置(なお、2π/3ずれた
位置と同位相の位置でもよい)に配置されており、u相
コイルには推進用センサとして磁電変換素子の一種であ
るホール素子huが、v相コイルには同様にホール素子
hvが、w相コイルには同様にホール素子hwが、それ
ぞれ駆動用着磁部11に対向させて設けられている。
【0021】また、可動子2には、固定子1の位置検出
用着磁部12のもつ磁気情報を検出するための磁気セン
サ3が、位置検出用着磁部12に対向するように取り付
けられている。磁気センサ3は、本例では磁気抵抗素子
利用のMRセンサである。なお、ホール素子利用のホー
ルセンサとしてもよい。磁気センサ3と位置検出用着磁
部12のとの間隔は、間隔が広すぎると磁気センサ3の
出力信号のゲインを大きくする必要があるため、μmオ
ーダの間隔が検出精度上望ましく、本例では50μmの
位置に配置されている。
【0022】磁気センサ3は、駆動用着磁部12からの
磁束を遮蔽するために、磁気センサの検出面に直交する
4面から、一体に形成された4枚の磁気シールド部材4
1により囲まれ、覆われている。磁気シールド部材は、
鉄、ケイ素鋼等の強磁性体材料から構成されている。シ
ールド部材41は厚みが1mm程度あれば、上記遮蔽効
果を達成することができる。
【0023】前述の駆動用着磁部11と位置検出用着磁
部12との離間距離は、かかる磁気シールド部材41を
設けている状態で磁気センサ3の出力波形のオフセット
変動が、ピーク間値の38%以内となるような距離、本
例では、ほぼ38%となるように設定してある。以上説
明したリニアモータLDMaは、電機子コイル21に通
電すると、駆動用着磁部11による磁界との相互作用に
よって、可動子2は固定子1の長手方向に駆動される。
このとき、可動子2とともに駆動される磁気センサ3が
読み取る位置検出用着磁部12の磁気情報に基づき、可
動子2は駆動制御される。磁気センサ3の検出信号は、
位置検出、速度検出、位置制御、速度制御等に利用でき
る。
【0024】ここで、リニアモータLDMaの運転制御
について簡単に説明する。既述のとおり、固定子1の駆
動用着磁部11はN極、S極を一周期とする磁束密度の
分布を持つように着磁してある。また、既述のとおり、
可動子2の電機子コイル21は電気角で2π/3ずつず
らした位置(なお、2π/3ずれた位置と同位相の位置
でもよい)に配置した3相のコイルu、v、wからなっ
ており、また、可動子2にはホール素子hu、hv、h
wを配設してある。このホール素子は、本例ではその位
置での駆動用着磁部11の磁束の大きさと向きを検知す
る。そしてこれらホール素子が感知した磁束の大きさと
向きに対応する大きさと向きの電流をコイルに通電する
ことでモータが運転されるのである。すなわち、ここで
はいわゆる3相駆動方式が採用され、120度ずつ位相
のずれた信号をコイルに入力し、結果的に可動子2の位
置に関係なく一定推力を得るようにしてある。また、こ
こでは、前記3相駆動方式を採用するとともに、可動子
2を目標速度で駆動するために、一般にPLLと呼ばれ
ている位相同期制御方式を採用している。
【0025】図2にリニアモータを駆動するためのモー
タドライブ部5の概略ブロック図をリニアモータLDM
aやエンコーダEとともに示す。なお、エンコーダE
は、磁気センサ3、位置検出用着磁部12及び磁気セン
サ3の出力信号を増幅して波形整形する回路(図示せ
ず)等から構成される。図2において、510は直流電
源、520は前記のホール素子等を含む通電制御回路
部、Eは可動子2の位置検出、速度検出等のためのエン
コーダ、530は位相同期制御方式による速度制御部で
ある。
【0026】また、図3に位相同期制御方式による速度
制御回路を含む運転制御回路の要部を示す。図3におい
て、531はリニアモータの所定の動作を指示するとと
もに、位相同期制御部535に基準クロック信号を出力
するマイクロコンピュータ、532はコンピュータ53
1の入出力ポート、533は増幅器、534はスイッチ
ング部、535は位相同期制御部、536は補償回路、
521は増幅回路である。
【0027】図2、3に示すモータドライブ部5による
と、コンピュータ531から目的とする速度に応じた基
準クロック信号が位相同期制御部535に入力されると
ともに、エンコーダEから可動子2の移動速度信号が制
御部535にフィードバック入力される。位相同期制御
部535は、基準クロックのパルスとエンコーダEから
のフィードバック信号のパルスの周波数と位相の差に応
じた信号を出力し、補償回路536で伝達系の進み遅れ
補償を行い、その出力電圧をホール素子の基準入力電圧
とする。ホール素子は既述のとおり、それがある位置で
の磁束の大きさと向きに対応する電圧を出力するが、そ
の出力電圧は基準入力電圧に比例する特性を持ってい
る。従って、基準クロック信号とフィードバック信号の
差に応じた出力電圧がホール素子から出力されることに
なる。ホール素子からの出力電圧は増幅回路521によ
り比例増幅され、電機子コイルに通電される。以上によ
り、基準クロックのパルスとフィードバック信号のパル
スの周波数と位相を合わせる、換言すれば、可動子2の
目標速度と一致するようにリニアモータLDMaが運転
される。
【0028】図4に、上記のように磁気センサ3の出力
波形のオフセット変動が、前記磁気シールド部材41を
設けた状態でピーク間電圧の38%以内となるように駆
動用着磁部11と位置検出用着磁部12とを離間させた
ときの、固定子1の周方向の磁束分布の1例を示す。な
お、位置検出用着磁部12は、図において0°の位置に
形成されている。
【0029】図4に示すように、磁気センサ3を磁気シ
ールド部材41により囲んだために、磁気センサ3のオ
フセット変動が38%以内となるように着磁してもな
お、図13(B)に示す従来のリニアモータの磁束分布
に比べて、全体的に磁力を大きく着磁することができ、
それだけ発生推力を大きくすることができる。同一のモ
ータ構成にすると、従来のものよりも1.5倍程度以上
の推力を得ることも可能である。
【0030】また、このように駆動用着磁部11の着磁
磁束を大きくしても、図5(A)に示すように磁気セン
サ3の検出信号のオフセット信号を38%以内に抑える
ことができる。図5(A)は図4の磁束分布におけるリ
ニアモータの磁気センサ3の出力波形の1例である。こ
れは、駆動用着磁部11と位置検出用着磁部12とを離
間させて形成してあるため、駆動用着磁部11のもつ磁
力の位置検出用着磁部12への磁気干渉が抑制されてい
ることと、磁気シールド部材41を設けたことにより、
駆動用着磁部11から空間中を回り込む磁力の干渉が抑
えられるためであり、これにより位置検出も精度良く行
うことができる(図6参照)。
【0031】なお、参考のために図5(B)に図4の磁
束分布において磁気シールド部材を設けないときの、磁
気センサ(MRセンサを使用)の出力信号を示す。図5
(B)に示すように、磁気シールド部材がないと出力信
号のオフセット変動が大きく(一部100%近く)、部
分的に信号が出力されていないところもある。このよう
な磁気センサの出力信号からは、精度の高い位置検出等
を行うことができない。これにより、磁気シールド部材
41が駆動用着磁部11からの干渉を充分抑制している
ことが分かる。
【0032】また、図14に示す従来のリニアモータに
比べて、このリニアモータはシャフト部材10に駆動用
と位置検出用の着磁を行うため、部品点数を少なくで
き、それだけ低コストになり、さらに、磁気センサ3と
位置検出用着磁部12とのギャップ幅を固定子1の長手
方向全長にわたり保つためには、シャフト部材10のみ
該長手方向全長にわたり寸法精度をだせばよいので、加
工も従来のものより容易である。
【0033】なお、シールド部材の形状、配置等は、図
1に示すような磁気センサ3の4面を囲むものに限定さ
れるものではない。以下、シールド部材の形状、配置等
の他の例を図7から図10を参照して順に説明する。な
お、図7から図10に示すリニアモータは、いずれも図
1に示すものと同様の固定子1や可動子2を有するもの
であり、固定子1には、駆動用着磁部11と位置検出用
着磁部12とが離間して着磁形成されている。可動子は
いずれも図示を省略してあり、磁気センサ3は可動子に
取り付けられて可動子とともに移動するものである。
【0034】図7に示すリニアモータLDMbにおける
磁気シールド部材42は、磁気センサ3の可動子進行方
向(固定子1の長手方向)における前後の2面に配置さ
れている。この構成は、磁気センサ3としてMRセンサ
を採用した場合に特に有効である。これは、MRセンサ
は磁力を感知しやすい方向性をもっており、一般的には
MRセンサは該感知しやすい方向を可動子進行方向と合
わせて配置されるため、本例のように進行方向における
センサ前後の2面に磁気シールド部材42、42を設け
ることによって、その方向の駆動用着磁部11から回り
込む磁束の干渉を抑制することができ、それだけ磁気セ
ンサ3の出力信号は精度の高いものとなる。
【0035】図8に示すリニアモータLDMcにおける
磁気シールド部材43は、磁気センサ3の周囲4面を囲
むとともに、可動子進行方向におけるセンサ前後の各シ
ールド部材43の固定子1に対向する端縁部431が、
固定子1の該シールド部材43に対向する部分の断面輪
郭に倣う形状に形成されている。このようにすることに
より、磁気シールド部材43の形状は複雑にはなるもの
の、磁気シールド部材43と固定子1との間にできる隙
間を小さくできるため、駆動用着磁部11からの磁束が
磁気センサ3に回り込みにくくなり、それだけ磁気セン
サ3の出力信号は精度の高いものとなる。
【0036】図9に示すリニアモータLDMdにおける
磁気シールド部材44は、磁気センサ3の4面を囲むと
ともに、可動子進行方向においてセンサ前後の各シール
ド部材44はセンサ3から遠ざかるに従い次第に薄くな
るように形成されている。これは、リニアモータにおい
ては、進行方向の端部に作用する磁気的吸引力の変動に
よりコギングが発生し、モータの駆動精度が悪化すると
ころ、本例のように磁気シールド部材44の進行方向先
端を薄く形成したことにより、その先端部においては磁
気飽和が起こりやすくなり、コギングを抑制でき、それ
だけモータの駆動精度を向上させることができる。
【0037】図10に示すリニアモータLDMeにおけ
る磁気シールド部材45は、磁気センサ3の4面を囲む
とともに、可動子進行方向においてセンサ前後のシール
ド部材45の可動子進行方向を横切る端部が該進行方向
に対して斜めに形成されている。この構成も上記コギン
グを低減させるためのものである。このように進行方向
の端部を斜めにすることによって、磁気シールド部材4
5の進行方向端部の各部に作用する磁気的吸引力の変動
周期がずれ、端部全体でみると磁気的吸引力の変動幅を
小さく抑制でき、これによりコギングが抑制され、それ
だけモータの駆動精度を向上させることができる。な
お、図9に示す進行方向の先端部を薄くする構成と組み
合わせることによって、よりコギングを低減させること
ができる。
【0038】図11、図12に固定子形状が上記説明し
た断面円形ものとは異なる固定子と磁気シールド部材と
の組み合わせにより、磁気シールド効果を高めた例を示
す。なお、図11、12に示すリニアモータは、いずれ
も可動子は図示を省略してあり、磁気センサ3は可動子
に取り付けられて可動子とともに移動するものである。
また、固定子には、駆動用着磁部11と位置検出用着磁
部12とが離間して着磁形成されている。
【0039】図11に示すリニアモータLDMfの可動
子進行方向に延びる固定子1Fは、円柱状のシャフト部
材の一部を固定子長手方向(可動子進行方向)に沿って
平面状にカットしたものである。位置検出用着磁部12
は、このようにカットされた平面部分に着磁形成されて
いる。磁気センサ3は位置検出用着磁部12に対向する
ように配置され、すなわち、該カットされた平面部分に
対向するように配置される。磁気シールド部材46は、
磁気センサ3の4面を囲んでいる。このような構成によ
り、磁気シールド部材46と固定子1Fとの間にできる
隙間を小さくすることができ、駆動用着磁部11からの
磁束が磁気センサ3に回り込みにくくなり、それだけ磁
気センサ3の出力信号は精度の高いものとなる。なお、
固定子を多角柱形状にしても、同様の効果が得られる。
【0040】図12に示すリニアモータLDMgの可動
子進行方向に延びる固定子1Gは、円柱状のシャフト部
材に固定子長手方向に沿って平行な溝13、13を形成
したものである。位置検出用着磁部12は、これら溝1
3の間に着磁形成されている。駆動用着磁部11と位置
検出用着磁部12とは、溝13の幅分離間されている。
磁気センサ3は位置検出用着磁部12に対向するように
配置される。磁気シールド部材47は、磁気センサ3の
4面を囲むとともに、その一部は溝13の内部にまで移
動可能に入り込んでいる。このように、溝13の内部に
まで磁気シールド部材47を伸ばすことにより、駆動用
着磁部11からの磁束が位置検出用着磁部12に回り込
むことがさらに抑制され、それだけ磁気センサ3の出力
信号は精度の高いものとなる。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、駆動用着磁部及び位置
検出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固定
子と、該駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、該固
定子に沿って移動できる可動子と、該可動子とともに移
動し、該位置検出用着磁部の有する磁気情報を読み取る
ための磁気センサとを有するリニアモータであって、該
磁気センサの検出する磁気情報を精度が高いものとする
ことができるとともに、従来のリニアモータよりも高推
力を発生する効率の良いリニアモータとすることがで
き、さらに、従来のリニアモータよりも加工や組み立て
が容易で、低コストなリニアモータを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リニアモータの1例の概略平面図である。
【図2】モータドライブ部の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】位相同期制御方式による速度制御回路を含む運
転制御回路の要部を示す図である。
【図4】図1に示すリニアモータにおける固定子の駆動
用着磁部の周方向の磁束分布の1例を示す図である。
【図5】図(A)はリニアモータの磁気センサの出力信
号の1例を示す図であり、図(B)は磁気センサが磁気
シールド部材によりシールドされていないときの磁気セ
ンサの出力信号の1例を示す図である。
【図6】リニアモータの磁気シールド部材のシールド効
果を説明するための図である。
【図7】リニアモータの他の例の一部の概略斜視図であ
る。
【図8】本発明の1実施形態であるリニアモータの一部
の概略断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態であるリニアモータの一
部の概略斜視図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態であるリニアモ
ータの一部の概略平面図である。
【図11】リニアモータのさらに他の例の一部の概略断
面図である。
【図12】リニアモータのさらに他の例の一部の概略断
面図である。
【図13】図(A)は従来のリニアモータの構成を示す
概略側面図であり、図(B)は該リニアモータの駆動用
着磁部による固定子周方向の磁束分布の1例を示す図で
ある。
【図14】図(A)は従来のリニアモータの他の構成を
示す概略正面図であり、図(B)は該リニアモータにお
ける磁気センサへの磁束の回り込みを説明するための図
である。
【符号の説明】
LDMa、LDMb、LDMc、LDMd、LDMe、LDMf、LDMg リニアモ
ータ 1、1F、1G 固定子 10 シャフト部材 11 駆動用着磁部 12 位置検出用着磁部 2 可動子 21 電機子コイル 22 可動子ヨーク 23 軸受け 3 磁気センサ 41、42、43、44、45、46、47 磁気シー
ルド部材 5 モータドライブ部 510 直流電源 520 通電制御部 521 増幅回路 530 速度制御部 531 コンピュータ 532 入出力ポート 533 増幅器 534 スイッチング部 535 位相同期制御部 536 補償回路 E エンコーダ
フロントページの続き (72)発明者 石山 雅三 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−107706(JP,A) 特開 平7−181601(JP,A) 特公 平7−97898(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離間配置された駆動用着磁部及び位
    置検出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固
    定子と、前記駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、
    前記固定子に沿って移動できる可動子と、前記可動子と
    ともに移動し、前記位置検出用着磁部の有する磁気情報
    を読み取るための磁気センサとを有するリニアモータで
    あり、 前記磁気センサに対し、前記駆動用着磁部からの磁束を
    遮蔽するための磁気シールド部材を設けてあり、 前記磁気シールド部材の少なくとも一つは前記固定子と
    対向して前記可動子進行方向を横切る方向に延びる端縁
    部を有しており、該磁気シールド部材端縁部は、該固定
    子の該磁気シールド部材端縁部に対向する部分の断面輪
    郭に倣う形状に形成されていることを特徴とするリニア
    モータ。
  2. 【請求項2】互いに離間配置された駆動用着磁部及び位
    置検出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固
    定子と、前記駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、
    前記固定子に沿って移動できる可動子と、前記可動子と
    ともに移動し、前記位置検出用着磁部の有する磁気情報
    を読み取るための磁気センサとを有するリニアモータで
    あり、 前記磁気センサに対し、前記駆動用着磁部からの磁束を
    遮蔽するための磁気シールド部材を設けてあり、 前記磁気シールド部材が少なくとも前記可動子の進行方
    向において前記磁気センサの前後に配置されており、該
    磁気センサの前後に配置された各磁気シールド部材は、
    該磁気センサから遠ざかるにしたがい薄くなるように形
    成されていることを特徴とするリニアモータ。
  3. 【請求項3】互いに離間配置された駆動用着磁部及び位
    置検出用着磁部を有し、一定方向に延びるシャフト状固
    定子と、前記駆動用着磁部に臨む電機子コイルを有し、
    前記固定子に沿って移動できる可動子と、前記可動子と
    ともに移動し、前記位置検出用着磁部の有する磁気情報
    を読み取るための磁気センサとを有するリニアモータで
    あり、 前記磁気センサに対し、前記駆動用着磁部からの磁束を
    遮蔽するための磁気シールド部材を設けてあり、 前記磁気シールド部材が少なくとも前記可動子の進行方
    向において前記磁気センサの前後に配置されており、該
    磁気センサの前後に配置された各磁気シールド部材の、
    前記可動子進行方向における該磁気センサから遠い方の
    端部が、該進行方向に対して斜めに形成されていること
    を特徴とするリニアモータ。
  4. 【請求項4】前記磁気シールド部材が、前記可動子の進
    行方向において前記磁気センサの前後に配置されている
    請求項1記載のリニアモータ。
  5. 【請求項5】前記磁気シールド部材が、前記磁気センサ
    の前記位置検出用着磁部と対向する検出面をその周辺外
    側から囲むように配置されている請求項1記載のリニア
    モータ。
  6. 【請求項6】前記駆動用着磁部と位置検出用着磁部と
    は、前記磁気センサの出力信号のオフセット変動が、該
    出力信号のピーク間値の38%以内となるように離間さ
    れている請求項1から5のいずれかに記載のリニアモー
    タ。
  7. 【請求項7】前記磁気シールド部材は、強磁性体材料か
    らなる請求項1から6のいずれかに記載のリニアモー
    タ。
  8. 【請求項8】前記固定子は、該固定子長手方向に沿い少
    なくとも1面が平面であり、前記位置検出用着磁部は該
    平面に着磁形成されている請求項1から7のいずれかに
    記載のリニアモータ。
JP35772296A 1996-12-30 1996-12-30 リニアモータ Expired - Fee Related JP3454062B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35772296A JP3454062B2 (ja) 1996-12-30 1996-12-30 リニアモータ
US09/001,120 US6008552A (en) 1996-12-30 1997-12-30 Linear drive device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35772296A JP3454062B2 (ja) 1996-12-30 1996-12-30 リニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10201216A JPH10201216A (ja) 1998-07-31
JP3454062B2 true JP3454062B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=18455589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35772296A Expired - Fee Related JP3454062B2 (ja) 1996-12-30 1996-12-30 リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3454062B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3991284A4 (en) * 2019-06-25 2023-07-19 Fugna Mechatronics Co., Ltd. BRUSHLESS SERVO LINEAR ACTUATOR WITH DIRECT DRIVE

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006010197A1 (de) 2006-03-06 2007-09-20 Siemens Ag Elektrische Maschine mit abgeschirmtem, streufeldempfindlichem Sensor
JP5295546B2 (ja) * 2007-10-19 2013-09-18 株式会社東芝 原子炉内点検補修装置およびその制御方法
JP5458757B2 (ja) * 2009-09-10 2014-04-02 株式会社ニコン リニアモータ及びレンズユニット
EP2346148B1 (de) 2010-01-15 2012-05-09 Maxon Motor AG Linear-Antrieb
CN105830322B (zh) * 2013-12-20 2018-12-28 株式会社富士 直线电动机装置
JP2016019541A (ja) * 2015-09-30 2016-02-04 高野 光雄 アクチュエータの動作に合わせ、電気回路に変換する自動制御回路システム装置。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3991284A4 (en) * 2019-06-25 2023-07-19 Fugna Mechatronics Co., Ltd. BRUSHLESS SERVO LINEAR ACTUATOR WITH DIRECT DRIVE
US11923744B2 (en) 2019-06-25 2024-03-05 Fugna Mechatronics Co., Ltd. Brushless direct drive linear servo actuator

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10201216A (ja) 1998-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6075297A (en) Linear motor
US6008552A (en) Linear drive device
JP5412043B2 (ja) リニアモータ
US5023495A (en) Moving-magnet type linear d.c. brushless motor having plural moving elements
US5955798A (en) Linear motor
JP5443718B2 (ja) リニアモータシステム及び制御装置
US7786631B2 (en) Linear motor
US5872407A (en) Linear motor
JP2010130740A (ja) マグネット可動型リニアモータ
JP3454062B2 (ja) リニアモータ
JPH09275694A (ja) リニアモータの電機子コイル通電回路
JP3125230B2 (ja) リニア直流モ−タ内へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法
JP5508181B2 (ja) リニアモータ及びリニアモータ装置
JP2022517862A (ja) 長尺リニア永久磁石モータのための位置センサ
JP2002354779A (ja) リニアモータ
JP4220859B2 (ja) 磁気軸受
JPH08275495A (ja) リニアモータ
JPS55106074A (en) Moving-coil type linear motor
JP2004312956A (ja) リニアアクチュエータ
JPH08168232A (ja) リニアエンコーダ装置
JP2002191164A (ja) リニアモータ
JPH08275497A (ja) リニアモータ
JPH0720363B2 (ja) アクセス駆動機構
JPH11220866A (ja) シャフト型リニアモータ及びその駆動方法
JPH08275491A (ja) リニアモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees