JP3452736B2 - 原子吸光光度計 - Google Patents

原子吸光光度計

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子吸光光度計に
係り、特に、グラファイト炉分析部とフレーム分析部と
の両者を備える小型の原子吸光光度計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子吸光光度計は、重金属を含
む金属の定量分析に使用されるものであり、アセチレン
等の燃焼炎の中に分析したい金属を含む試料を噴霧して
原子化させ、炎の中を分析したい金属が吸収する波長を
持った光を通過させて、その光の減衰量を検出すること
により試料に含まれる金属の量を検出するフレーム分析
法と、加熱したグラファイト管の中に試料を滴下して気
化、原子化させ、前述の場合と同様に、グラファイト管
の中を分析したい金属が吸収する波長を持った光を通過
させて、その光の減衰量を検出することにより試料に含
まれる金属の量を検出するするグラファイト炉分析法と
が知られている。
【0003】そして、フレーム分析法とグラファイト炉
分析法とは、分析可能な金属の種類に相違する部分があ
り、また、分析に必要な時間に差がある等のため、原子
吸光光度計は、両者の方法による分析が可能に構成され
るのが一般的である。
【0004】図7はフレーム分析法とグラファイト炉分
析法との両者の分析部を備える従来技術による原子吸光
光度計の構成を示す正面図、図8は図7におけるホロカ
ソードランプの配置を説明する図であり、以下、図7、
図8を参照して、従来技術による原子吸光光度計につい
て説明する。図7、図8において、2はランプ室、3は
グラファイト炉分析部、4はフレーム分析部、5は電気
制御部、7はグラファイト炉電源部、71はパソコン、
72はディスプレイ、73はキーボード、74は排ガス
排気口、75は蓋、76はホローカソードランプ、77
はランプホルダである。
【0005】従来技術による原子吸光光度計は、図7に
示すように、1つの筐体内に左側から順に、ランプ室
2、フレーム分析部4、グラファイト炉分析部3、電気
制御部5を配置して構成される。また、別体に構成され
るグラファイト炉分析部3に対する加熱用のグラファイ
ト炉電源部7、光度計全体を制御し操作するためのディ
スプレイ72、キーボード73を有するパソコン71が
配置される。そして、グラファイト炉電源部7からのノ
イズを避けるため、電気制御部5、パソコン71をグラ
ファイト炉電源部7から離して配置する必要があり、通
常、グラファイト炉電源部7を左側に、パソコン71を
右側に配置して使用される。また、図示していないが、
フレーム分析部4の排ガス排気口74、グラファイト炉
分析部3の上方には、排気ダクトが設けられ、フレーム
分析部4、グラファイト炉分析部3から発生する試料ガ
スが、原子吸光光度計を設置している室内に拡散して、
その後の計測の邪魔にならないようにされている。
【0006】ランプ室2は、図8に示すように、その上
面と前面の一部が蓋75として構成されており、その内
部には、ターレット式のランプホルダ77に取り付けら
れた複数本のホローカソードランプ76が設置されてい
る。ホローカソードランプ76は、それぞれが検出しよ
うとしている金属原子に対応するもので、付け替え可能
にランプホルダ77に横向きに取り付けられている。そ
して、ランプホルダ77を回転させることにより、必要
なホローカソードランプ76の1つが所定の位置に位置
決めされる。このホローカソードランプ76からの光束
は、図示しない各種の光学系を介してフレーム分析部
4、グラファイト炉分析部3を経て図示しない光電子増
倍管に導かれ電気信号に変換される。パソコン71は、
この電気信号に基づいて、フレーム分析部4またはグラ
ファイト炉分析部3内で原子化されている金属による光
の吸収量演算し、目的の金属の定量分析を実行する。
【0007】なお、フレーム分析部4、グラファイト炉
分析部3は、これらが同時に使用されることはなく、何
れか一方のみが使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る原子吸光光度計は、図7により説明したような配置構
成を持つため、また、ランプ室2内にホローカソードラ
ンプ76を横置きに配置しているため、ランプ室の幅寸
法が大きくなり、装置全体が大型となってしまうという
問題点を有し、また、グラファイト炉分析部電源部7が
別体に構成されているので、装置全体の設置面積が増大
するという問題点を有している。
【0009】さらに、前記従来技術は、ランプ室2とパ
ソコン71とが離れて配置されることになるため、作動
中のホローカソードランプ76の確認と、ディスプレイ
72上の表示の確認、パソコン71の操作等を同時に行
うことができず使い勝手が悪いという問題点を有してい
る。
【0010】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、小型で使い勝手のよい、かつ、グラファイ
ト炉分析部の高感度化を図ることのできる原子吸光光度
計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、複数のホローカソードランプを収納するランプ室
と、電気制御部と、前記ランプ室と電気制御部との間に
配置される分析室とを備え、これらが順に横方向に並べ
て配置され、さらに、前記ランプ室から前記分析室に至
る直進する光路とを備えた原子吸光光度計において、前
記ランプ室が、このランプ室に回転可能に取り付けられ
るランプホルダと、光束の射出面が上側となるように前
記ランプホルダに縦向きで取り付けられている複数のホ
ローカソードランプと、前記ホローカソードランプの光
束を前記光路に導くミラーを備えたことにより達成され
る。
【0012】また、前記目的は、複数のホローカソード
ランプを収納するランプ室と、電気制御部と、前記ラン
プ室と電気制御部との間に配置される分析室とを備え、
これらが順に横方向に並べて配置され、さらに、前記ラ
ンプ室から前記分析室に至る直進する光路とを備えた原
子吸光光度計において、前記ランプ室と分析室と電気制
御部との後方の筐体内に加熱用電源部を配置し、前記ラ
ンプ室が、このランプ室に回転可能に取り付けられるラ
ンプホルダと、光束の射出面が上側となるように前記ラ
ンプホルダに縦向きで取り付けられている複数のホロー
カソードランプと、前記ホローカソードランプの光束を
前記光路に導くミラーを備えたことにより達成される。
【0013】前述において、前記グラファイト炉分析
部、フレーム分析部をユニット化して、これらの何れか
一方の分析部のみを備える構成とし、他方の分析部を後
に付け加えるようにすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による原子吸光光度
計の一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態による原子吸光
光度計の構成を示す斜視図、図2はランプ室内の状況を
説明する図、図3はホローカソードランプの交換の様子
を説明する図、図4はホローカソードランプからの光の
光路の例を説明する図である。図1〜図3において、1
は本体部筐体、6はオートサンプラ、8は冷却用ドレイ
ンポッド、21は扉、22はスイッチ、23は表示ラン
プであり、他の符号は図7、図8の場合と同一である。
【0016】本発明の一実施形態による原子吸光光度計
は、図1に示すように、本体部筐体1の右側に透明窓を
有する扉21を備えたランプ室2を配置し、ランプ室2
から左側方向に順に、オートサンプラ6が連結されたグ
ラファイト炉分析部3、フレーム分析部4、電気制御部
5を配置し、グラファイト炉電源部7をこれらの後側に
配置して構成される。オートサンプラ6は、分析しよう
とする試料であるサンプルをマイクロピペットによりグ
ラファイト炉分析部3のキュベットと呼ばれるグラファ
イト製の円筒型加熱部内に自動的に滴下するものであ
り、これにより、多数の試料の分析を順次自動的に進め
ることができる。
【0017】なお、図1に示す例において、フレーム分
析部4の下部に下方に開いている扉の位置には、フレー
ム分析部4内に試料を吹き込む器具が設置されるが、フ
レーム分析部4に対しても、図示していない前述と同様
な機能を有するオートサンプラを備えることができる。
また、本発明の一実施形態による原子吸光光度計は、従
来技術の場合と同様に、原子吸光光度計全体を制御し操
作するためのパソコンが、本体部筐体1と並べて設置さ
れて使用される。
【0018】ランプ室2の前面には、内部に設置されて
いるホローカソードランプ76の作動状態等を確認可能
にする透明窓を有する扉21が設けられ、また、スイッ
チ22、表示ランプ23等が配置されている。
【0019】ランプ室2には、図2に示すように、ター
レット式のランプホルダ77に取り付けられた複数本の
ホローカソードランプ76が設置されている。ホローカ
ソードランプ76は、従来技術の場合と同様に、それぞ
れが検出しようとしている金属原子に対応するもので、
付け替え可能にランプホルダ77に縦向き、すなわち、
垂直方向に、光束の射出面が上側となるように取り付け
られている。そして、ランプホルダ77を回転させるこ
とにより、必要なホローカソードランプ76の1つが所
定の位置に位置決めされる。このホローカソードランプ
76からの光束は、図示しない各種の光学系を介してグ
ラファイト炉分析部3、フレーム分析部4を経て光電子
増倍管に導かれ電気信号に変換され、従来技術の場合と
同様に、本体部筐体1と共に並置されている図示しない
パソコンにより、目的の金属の定量分析が実行される。
ホローカソードランプ76の交換は、図3に示すよう
に、ランプ室2の扉21を開けて行われる。
【0020】また、本体部筐体1の左側面部には、装置
内の各部分を冷却する水等の冷却材に対する冷却用ドレ
インポッド8が設けられている。
【0021】前述したように、本発明の一実施形態によ
る原子吸光光度計は、複数本、図2に示す例の場合8本
のホローカソードランプ76を回転可能なランプホルダ
77に取り付け、その1本を所定の位置に位置決めして
そのランプに対応する金属の分析を行うことができるの
で、ランプを取り替えることなく順次連続的に8種類の
金属についての分析を行うことができ、また、ホローカ
ソードランプ76を交換することによりさらに多数の金
属の分析を行うことができる。
【0022】本発明の一実施形態による原子吸光光度計
は、ホローカソードランプ76を垂直方向にランプホル
ダ77に取り付けているので、ホローカソードランプ7
6を横方向に配置する場合に比較してランプ室2の幅方
向の寸法を小さくすることができる。また、本発明の一
実施形態は、グラファイト炉電源部7を、グラファイト
炉分析部3、フレーム分析部4、電気制御部5の後側に
本体部筐体1内に収納しているので、独立させたグラフ
ァイト炉電源部7を本体部筐体1と共に並置する必要が
なく、また、パソコンを本体部筐体1に対して任意の位
置に設置することができ、パソコンを本体部筐体1の横
に並置する場合にも、全体の設置幅を減少させることが
できる。
【0023】このため、本発明の一実施形態は、パソコ
ンを本体部筐体1の右側に配置して使用した場合、ラン
プ室2の透明な窓21から作動中のホローカソードラン
プ76の確認、スイッチ22の操作、表示ランプ23の
確認と、パソコンの操作とを作業者が移動することなく
行うことが可能となり、また、ランプ室2の隣に配置さ
れるグラファイト炉分析部3のオートサンプラ6の操作
も、パソコンの操作を行いディスプレイを見ながら行う
ことができるので、効率的な操作が可能となる。
【0024】さらに、本発明の一実施形態による原子吸
光光度計は、ランプ室2とグラファイト炉分析部3とを
隣接して配置しているので、後述する光束の光路の説明
から判るように、ホローカソードランプ76からの光束
を1枚のミラーのみにより、グラファイト炉分析部3の
中心に導くことができ、グラファイト炉分析部3の感度
を向上させることができる。特に、グラファイト炉分析
部3は、波長の短い光を用いる分析に多く使用される
が、本発明の実施形態は、レンズを通さないことによ
り、短波長の光の減衰のない光をグラファイト炉分析部
3に導くことができるので、グラファイト炉分析部3に
よる高感度の分析を行うことができる。
【0025】次に、図4を参照して、ホローカソードラ
ンプ76からの光束の光路となる光学系について簡単に
説明する。
【0026】ホローカソードランプ76からの光束は、
ミラーM1により、グラファイト炉分析部3の中心(G
A中心)に収束するように反射され、さらに、グラファ
イト炉分析部3とフレーム分析部4との間に設けられる
レンズL1によりフレーム分析部4の中心(FL中心)
に集光される。その後、光束は、ミラーM2〜M7、偏
光子等を介して光電子増倍管PMTに導かれる。光電子
増倍管PMTからの電気信号は、パソコンに入力されて
分析される。
【0027】前述において、ミラーM2以降の光電子増
倍管PMTに到る光路は、本体部筐体1内の他の機器に
邪魔されることがないように任意に設定されてよく、ミ
ラーM1とミラーM2との間を直進する光路の中に、グ
ラファイト炉分析部3の中心及びフレーム分析部4の中
心が配置されればよい。
【0028】前述した本発明の一実施形態による原子吸
光光度計は、グラファイト炉分析部3とフレーム分析部
4との両者を備えるものとして説明したが、本発明は、
グラファイト炉分析部3、フレーム分析部4の何れか一
方のみを備えるように構成することもできる。
【0029】図5はグラファイト分析部を設けずにフレ
ーム分析専用とした本発明の他の実施形態の構成を示す
斜視図、図6はフレーム分析部を設けずにグラファイト
炉分析専用とした本発明の他の実施形態の構成を示す斜
視図である。図5、図6において、51はカバーであ
り、他の符号は図1の場合と同一である。
【0030】図5、図6に示す本発明の他の実施形態
は、本体部筐体の形状構造を図1に示す構造から変更す
ることなく構成されており、図5に示すフレーム専用の
場合、グラファイト炉分析部が配置されるべき本体部筐
体1の部分をカバー51で覆い、また、図6に示すグラ
ファイト炉専用の場合、フレーム分析部が配置されるべ
き本体部筐体1の部分をカバー51で覆って構成されて
いる。
【0031】前述したように、本体部筐体の形状構造を
変更することなくフレーム分析専用、グラファイト炉分
析専用に構成することにより、不用な分析部が配置され
る部分に空間ができ、全体の小型化が阻害されるように
見えるが、この無駄になる空間は僅かであり、空間をな
くすための機器配置の変更等を考慮すると、空間を残し
たままとした方が、全体のコストを低下させることがで
きる。また、この場合、グラファイト炉分析部3、フレ
ーム分析部4をユニット化して構成しておくことによ
り、専用機であっても、その後に、配置されていない分
析部を本体部筐体1に組み込むことにより、2つの分析
部を備えた原子吸光光度計にグレードアップすることが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型で使い勝手のよい、また、グラファイト分析部の高感
度化を図った原子吸光光度計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による原子吸光光度計の構
成を示す斜視図である。
【図2】ランプ室内のホロカソードランプの配置を説明
する図である。
【図3】ホローカソードランプの交換の様子を説明する
図である。
【図4】ホローカソードランプからの光束の光路の例を
説明する図である。
【図5】フレーム分析専用とした本発明の他の実施形態
の構成を示す斜視図である。
【図6】グラファイト炉分析専用とした本発明の他の実
施形態の構成を示す斜視図である。
【図7】従来技術による原子吸光光度計の構成を示す正
面図である。
【図8】図7におけるランプ室内のホロカソードランプ
の配置を説明する図である。
【符号の説明】
1 本体部筐体 6 オートサンプラ 2 ランプ室 3 グラファイト炉分析部 4 フレーム分析部 5 電気制御部 7 グラファイト炉電源部 8 冷却用ドレインポッド 21 扉 22 スイッチ 23 表示ランプ 51 カバー 71 パソコン 72 ディスプレイ 73 キーボード 74 排ガス排気口 75 蓋 76 ランプ 77 ランプホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 一夫 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式 会社日立製作所 計測器事業部内 (56)参考文献 特開 昭63−200039(JP,A) 特開 昭63−145947(JP,A) 特開 平8−193946(JP,A) 特開 平5−306996(JP,A) 特開 平3−63549(JP,A) 特開 平1−295135(JP,A) 実開 平4−29866(JP,U) 特公 昭49−42395(JP,B1) 特表 平2−503601(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 PATOLIS

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホローカソードランプを収納する
    ランプ室と、電気制御部と、前記ランプ室と電気制御部
    との間に配置される分析室とを備え、これらが順に横方
    向に並べて配置され、さらに、前記ランプ室から前記分
    析室に至る直進する光路を備えた原子吸光光度計におい
    て、 前記ランプ室は、このランプ室に回転可能に取り付けら
    れるランプホルダと、光束の射出面が上側となるように
    前記ランプホルダに縦向きで取り付けられている複数の
    ホローカソードランプと、前記ホローカソードランプの
    光束を前記光路に導くミラーを備えたことを特徴とする
    原子吸光光度計。
  2. 【請求項2】 複数のホローカソードランプを収納する
    ランプ室と、電気制御部と、前記ランプ室と電気制御部
    との間に配置される分析室とを備え、これらが順に横方
    向に並べて配置され、さらに、前記ランプ室から前記分
    析室に至る直進する光路とを備えた原子吸光光度計にお
    いて、 前記ランプ室と分析室と電気制御部との後方の筐体内に
    加熱用電源部を配置し、 前記ランプ室は、このランプ室に回転可能に取り付けら
    れるランプホルダと、光束の射出面が上側となるように
    前記ランプホルダに縦向きで取り付けられている複数の
    ホローカソードランプと、前記ホローカソードランプの
    光束を前記光路に導くミラーを備えたことを特徴とする
    原子吸光光度計。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載の原子吸光光
    度計において、 前記分析室は、前記ランプ室側に配置されるグラファイ
    ト炉分析部と、前記電気制御部側に配置されるフレーム
    分析部とであることを特徴とする原子吸光光度計。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の原子吸光光度計にお
    いて、 前記ランプ室は、その前面に開閉可能な扉を備え、この
    扉の開放により前記本体部筐体の前面側から前記ホロー
    カソードランプを取り替え可能に取り付けていることを
    特徴とする原子吸光光度計。
  5. 【請求項5】 前記請求項3記載の原子吸光光度計にお
    いて、 前記グラファイト炉分析部、フレーム分析部をユニット
    化して、これらの何れか一方の分析部のみを備える構成
    としとしたことを特徴とする原子吸光光度計。
  6. 【請求項6】 前記請求項3記載の原子吸光光度計にお
    いて、 原子吸光光度計全体を制御し操作するためのパソコン
    を、前記ランプ室に隣接させて本体部筐体と並べて使用
    することを特徴とする原子吸光光度計。
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