JP3452692B2 - 印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置 - Google Patents

印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置

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JP3452692B2 JP17626495A JP17626495A JP3452692B2 JP 3452692 B2 JP3452692 B2 JP 3452692B2 JP 17626495 A JP17626495 A JP 17626495A JP 17626495 A JP17626495 A JP 17626495A JP 3452692 B2 JP3452692 B2 JP 3452692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置等に採用することのできる印字ヘッドの目詰まり
ノズル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ヘッドのノズルの目詰まりを
検出する手段として、図7に示す構成のものが提案され
ている(特開平6−246928)。これは、印字ヘッ
ド40のノズル41内部に電源42の正極に接続した電
極43を設けるとともに、そのノズル41外部に検知コ
イル44を一体に配置し、その検知コイル44に発生す
る信号とノズル41からインクを吐出するための印字信
号とを外部に設けたAND回路46に入力し、そのAN
D回路46の出力側に不吐出警告部47を設けたもので
ある。
【0003】この構成において、印字ヘッド40に対し
て印字信号が与えられると、ノズル41から導電性のイ
ンクが検知コイル44内部を通過して用紙45上に吐出
される。すると、その導電性のインクには電極43によ
って電荷が付与されているため、電磁誘導によってイン
クの通過時に検知コイル44に電流が発生する。一方、
ノズル41に目詰まりが生じている場合は、印字信号が
与えられてもノズル41からはインクが吐出されないた
め、検知コイル44には電流が発生しない。従って、ノ
ズル41に目詰まりが生じた時にはAND回路46から
の出力信号によって不吐出警告部47が作動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような手段では、印字ヘッド40のノズル41の目詰ま
りを効果的に検出できるとはいうものの、検知コイル4
4は印字ヘッド40と用紙45との間に配置する必要が
あるため、インクジェット記録装置に採用した場合には
印字ヘッド40と用紙45との間に印字に適した間隔以
上の間隔が形成されてしまうことがあり、このような場
合には印字が不鮮明になるという問題がある。
【0005】また、検知コイル44は印字ヘッド40に
一体に配置するものであり、インク検出手段である検知
コイル44からの引出線を外部のAND回路46に接続
する必要があるため、インクジェット記録装置に採用し
た場合、その装置が印字動作時に印字ヘッド40を移動
させる構造のものであるときには引出線が印字ヘッドと
一緒に頻繁に動くことになって断線が生じ易くなるとい
う問題がある。
【0006】さらに、上記のような手段では、印字ヘッ
ド単体の検査装置に採用した場合には検査を行なう印字
ヘッドの各ノズルに逐一検知コイル44を取り付けなけ
ればならず、検査作業がきわめて煩雑になるという問題
がある。
【0007】従って、本発明は、印字ヘッドのノズルの
目詰まりを検出するにあたり、インクジェット記録装置
に採用した場合であっても印字が不鮮明になることがな
く、インク検出手段からの引出線の断線の生じにくい構
成とすることができ、また、印字ヘッド単体の検査装置
に採用した場合であっても検査作業が煩雑になることの
ない構成とした印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係る印字ヘッドの目詰ま
りノズル検出装置は、印字ヘッドの下方であって、印字
ヘッドのノズルの配列形成された面に対向して配置さ
れる検出部本体を備え、この検出部本体には、印字ヘッ
ドの各ノズルに対応して上下方向に形成され、印字ヘッ
ドの各ノズルから複数回繰り返して吐出されたインクを
個別に貯留するインク検出通路と、このインク検出通路
内に貯留されるインクの有無を検出するもので、前記イ
ンク検出通路内に露出して形成され、そのインク検出通
路内に貯留されるインクの有無による抵抗変化を検出す
る少なくとも一対の検出電極からなるインク検出手段
と、前記インク検出通路の底部に連通され、当該インク
検出通路よりも小径にすることで表面張力によりインク
が流れ込まないようにされた排出通路と、前記インク検
出通路が前記排出通路を介して連通され、当該インク検
出通路内に貯留されたインクを吸引パイプを介して接続
された真空源により外部に排出する共通の排出孔とが設
けられていることを特徴としている。
【0009】この請求項1に係る印字ヘッドの目詰まり
ノズル検出装置では、印字ヘッドのノズルの配列形成さ
れた面と検出部本体とが互いに対向し、この検出部本体
に設けられたインク検出通路内に印字ヘッドの各ノズル
から複数回繰り返して吐出されたインクが貯留される。
インク検出通路内にインクが吐出されると、検出部本体
に設けられた少なくとも一対の検出電極からなるインク
検出手段によってそのインクの存在が検出される。従っ
て、インクの存在が検出されないインク検出通路がある
と、そのインク検出通路に対応するノズルに目詰まりが
生じていることがわかる。インク検出通路内に貯留され
たインクは、真空源により共通の排出孔を介して外部に
排出され、新たに吐出されたインクの検出が可能な状態
とされる。これにより、インク検出通路内に古いインク
が残留していることにより生じるノズルの目詰まり有無
の誤検出が防止される。
【0010】また、請求項2に係る印字ヘッドの目詰ま
りノズル検出装置は、請求項1に係るものにおいて、
記真空源は、ノズルの目詰まりの有無の検出時には前記
インク検出通路内のインクが吸引パイプ側に引き込まれ
ない吸引力で常時駆動され、各ノズルの目詰まりの有無
が検出された後にインク検出通路内のインクを吸引パイ
プ側に引き込むことができる吸引力に増強されるもので
あることを特徴としている。
【0011】この請求項2に係る印字ヘッドの目詰まり
ノズル検出装置では、各ノズルからインクが吐出された
ときにインク検出通路はそのインクを確実かつ速やかに
受け入れることができるようになり、各ノズルの目詰ま
りの有無が検出された後はインク検出通路内のインクは
吸引パイプ側に引き込まれて外部に排出される。
【0012】また、請求項3に係る印字ヘッドの目詰ま
りノズル検出装置は、請求項1又は2に係るものにおい
て、前記インク検出通路の開口部側に隣のインク検出通
路に吐出されたインクが流れ込むのを阻止する仕切り部
が形成されていることを特徴としている。
【0013】この請求項3に係る印字ヘッドの目詰まり
ノズル検出装置では、インク検出通路の開口部側に形成
された仕切り部によって隣のインク検出通路内に吐出さ
れたインクの流れ込みが阻止され、隣のインク検出通路
内に吐出されたインクが流れ込むことにより生じるノズ
ルの目詰まり有無の誤検出が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る印字ヘッドの
目詰まりノズル検出装置をインクジェット記録装置に採
用した場合の実施形態につき図面を参照して詳細に説明
する。
【0015】図1は、インクジェット記録装置の側面図
である。この図において、インクジェット記録装置は、
用紙搬送部1、印字ヘッド2、印字ヘッドの目詰まりノ
ズル検出装置3を備えている。用紙搬送部1は、駆動モ
ータ4の回転駆動により回転する回転軸5を備え、この
回転軸5に固定された図示していない回転体に搬送ベル
ト6が架け渡されて構成され、給紙カセット等から給紙
された搬送ベルト6上の用紙7が水平方向(この図で
は、紙面を貫く方向)に移送されるようになっている。
上記回転体5は図示していない対向配置された一組の支
持板に回動可能に支持されている。
【0016】上記印字ヘッド2は、用紙7面と対向する
面に多数のノズル8が配列形成され、その面とは反対側
の面近傍に雌ねじからなる貫通孔9が形成されている。
この貫通孔9には、雄ねじからなる駆動軸10が貫通さ
れている。この駆動軸10は、一端が駆動モータ11に
直結され、他端は図示していない支持板に回動可能に支
持されており、駆動モータ11の回転駆動によって駆動
軸10が回転することにより、印字ヘッド2が図面上、
左右方向に移動するようになっている。なお、駆動軸1
0が回転したときに印字ヘッド2が共回りしないよう
に、駆動軸10と平行配置された図示していないガイド
を兼ねる支持軸が印字ヘッド2を貫通している。
【0017】また、印字ヘッド2は、ノズル8のインク
の上流側に加圧室12が形成されるとともに、加圧室1
2の外部に圧電素子13が取り付けられて構成されてい
る。このように構成されている印字ヘッド2は、圧電素
子13が駆動されると加圧室12の一部を構成している
図示していない振動板が振動して加圧室12内部のイン
クを加圧し、それによって吐出エネルギの与えられたイ
ンクがノズル8から外部に吐出され、用紙7上に所定の
印字を行なう。
【0018】上記印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置
3は、図面上、用紙搬送部1の右側位置にある印字ヘッ
ド2のホームポジションに配置されている。この印字ヘ
ッドの目詰まりノズル検出装置3は、印字ヘッド2の各
ノズル8からインクが吐出されるかどうかを検出するた
めのもので、印字ヘッド2のノズル8の配列形成された
面側と嵌合し得る大きさの検出部本体14を備えてい
る。この検出部本体14には、その側部に雌ねじからな
る貫通孔15の形成された支持部16が形成されてお
り、この支持部16の貫通孔15に雄ねじからなる駆動
軸17が貫通されている。この駆動軸17の一端は駆動
モータ18に直結され、その他端は図示していない支持
板に回動可能に支持されている。この駆動モータ18が
回転駆動されると、駆動軸17が回転して検出部本体1
4が印字ヘッド2に対して接離する方向に移動する。な
お、この検出部本体14は、印字ヘッド2の印字動作時
にはその上端面が用紙7面と同等の位置かそれよりも下
の位置にくるようになっている。また、駆動軸17の回
転によって検出部本体14が共回りしないように、駆動
軸17と平行配置された図示していないガイドを兼ねる
支持軸が支持部16に貫通されている。
【0019】上記検出部本体14は、印字ヘッド2と対
向する面に印字ヘッド2を受け入れる部分である印字ヘ
ッド受部19が形成されたものであり、その印字ヘッド
受部19の底部に多数のインク検出通路20が形成され
ている。このインク検出通路20は、印字ヘッド2のノ
ズル8と対応する位置にそれぞれ形成されてノズル8か
ら吐出されたインクを受け入れるもので、検出部本体1
4の底部に取り付けられた吸引パイプ21にそれぞれ接
続されている。この吸引パイプ21は伸縮自在とされた
もので、真空ポンプ等の真空源24に接続されている。
各インク検出通路20内には一対の検出電極22、23
が設けられている。この一対の検出電極22、23は、
インク検出通路20の外周に配置され、その各一面がイ
ンク検出通路20内に露出するようになっている。ま
た、印字ヘッド受部19底部には、各インク検出通路2
0を取り囲むように仕切り部25が形成されており、イ
ンク検出通路20の開口部側が隣のインク検出通路20
と互いに分離されるようになっている。
【0020】図2及び図3は、この検出部本体14を拡
大して示す図であり、図2は印字ヘッド2と嵌合した状
態での縦断面を示し、図3は検出部本体14の平面を部
分的に示したものである。これらの図に基づいて検出部
本体14の構成をさらに詳細に説明すると、インク検出
通路20は印字ヘッド2のノズル8と同等かそれよりも
若干大きな径とされており、各インク検出通路20はそ
れよりも小径の排出通路26を介して検出部本体14の
底部に通じる共通の排出孔27に接続されている。この
排出孔27には真空源24に接続された上記した吸引パ
イプ21が取り付けられている。排出孔27はインク検
出通路20を複数のグループに分けてそのグループごと
に設けてもよいし、一個だけ設けてすべてのインク検出
通路20をそこに接続するようにしてもよい。仕切り部
25は格子状に形成されて各インク検出通路20の開口
部側を互いに分離している。
【0021】上記一対の検出電極22、23には一対の
引出線28、29がそれぞれ接続されており、この一対
の引出線28、29は検出部本体14の外部に引き出さ
れて電源30と電圧検出抵抗31とに接続され、検出電
極22、23、電源30及び電圧検出抵抗31の直列接
続回路を構成している。この電圧検出抵抗31の両端に
は表示素子駆動回路32が接続されており、電圧検出抵
抗31の両端に所定の電圧が発生したときにLEDやラ
ンプ等の表示素子33を駆動するようになっている。こ
の表示素子駆動回路32は、図示はしないがトランジス
タ等から構成された増幅回路等で形成したり、論理回路
で形成したりされる。論理回路で形成する場合は、印字
ヘッド2の各ノズル8に対応して与えられたインク吐出
信号と電圧検出抵抗31に出力された信号とを入力信号
とし、それにより得られた出力信号で表示素子33が駆
動される。なお、図示は省略しているが、各インク検出
通路20に対応して上記と同様の構成で駆動するように
した多数の表示素子33が設けられており、各表示素子
33は、例えば、一個の表示板上に印字ヘッド2のノズ
ル8の配列と対応させた配列で取り付けられている。
【0022】上記のように構成されたインクジェット記
録装置は、用紙搬送部1上の用紙7に対する印字動作の
一時停止時等に、駆動モータ11が回転駆動されて駆動
軸10が回転し、それにより図4に示すように印字ヘッ
ド2はホームポジション側の印字ヘッドの目詰まりノズ
ル検出装置3の検出部本体14と対向する位置にまで移
動する。印字ヘッド2が印字ヘッドの目詰まりノズル検
出装置3の検出部本体14と対向する位置にくると、駆
動モータ18が回転駆動して駆動軸17が回転し、図5
に示すように検出部本体14が印字ヘッド2側に移動さ
れ、印字ヘッド受部19部分が印字ヘッド2のノズル8
の形成された面側と嵌合する。上記図2はこの嵌合した
状態を示している。この状態で、印字ヘッド2に対して
各ノズル8からインクを吐出するよう指令信号が出され
て、図6に示すように対応するインク検出通路20に対
してインクの吐出が行なわれる。この図で、符号IKは
印字ヘッド2のノズル8からインク検出通路20に対し
て吐出した直後のインクを示している。このインクIK
は、インク検出通路20に連通される排出通路26がイ
ンク検出通路20よりも小径であることから表面張力に
より排出通路26には流れ込まず、インク検出通路20
内に留まる。
【0023】なお、このインクの吐出はインク検出通路
20内に必要量のインクが充填されるまで複数回繰り返
して行なわれる。ただし、一回の吐出でインク検出通路
20内に必要量のインクが充填されるようにすることも
できる。このようにインク検出通路20内に必要量のイ
ンクが充填されると、一対の検出電極22、23間に抵
抗変化が生じる。すなわち、インク検出通路20内にイ
ンクが存在しない場合は一対の検出電極22、23間の
電気抵抗は無限大に近いものとなるが、インクが存在す
る場合はインクの電気抵抗が空気よりも小さいことから
一対の検出電極22、23間の電気抵抗は小さくなる。
そのため、インク検出通路20内にインクが存在しない
場合は実質的に回路電流が流れないことから電圧検出抵
抗31両端の電圧はゼロとなり、インクが存在する場合
は回路電流が流れて一定の電圧が出力されることにな
る。
【0024】電圧検出抵抗31の両端に電圧が出力され
ると、表示素子駆動回路32を介して表示素子33が駆
動され、ノズル8からインクが吐出されたことが確認さ
れる。なお、いずれかのノズル8に目詰まりが生じてい
る場合は、そのノズル8に対応するインク検出通路20
内にはインクが吐出されないので一対の検出電極22、
23間には抵抗変化が生じず、表示素子33が駆動され
ないことになる。従って、表示素子33の駆動の有無、
すなわち表示素子33が点灯されているかどうかを確認
することによってノズル8の目詰まりの有無が検出でき
ることになる。上記表示素子駆動回路32は、インク検
出通路20内にインクが存在しない場合に表示素子33
が駆動するようにし、インクが存在する場合に駆動しな
いようにすることもできる。
【0025】このようにしてインク検出通路20内のイ
ンクの有無、すなわちノズル8の目詰まりの有無を検出
した後に吸引パイプ21に接続された真空源24が駆動
され、インク検出通路20内に吐出されたインクは排出
通路26を通って吸引パイプ21側に排出され、インク
検出通路20は新たに吐出されるインクの検出が可能な
状態とされる。上記真空源24をインク検出通路20内
のインクが吸引パイプ21側に引き込まれない程度の吸
引力で常時駆動させておくと、各ノズル8からインクが
吐出された時にインク検出通路20はそのインクを確実
かつ速やかに受け入れることができるようになる。この
ようにした場合、真空源24は、ノズル8の目詰まりの
有無を検出した後、インク検出通路20内のインクを吸
引パイプ21側に引き込むことができるようにその吸引
力が増強される。
【0026】上記のようにしてノズル8の目詰まりの有
無を検出し、すべてのノズル8に目詰まりが生じていな
いことが論理回路等からなる図示していない検出回路を
介して確認されると駆動モータ18が自動的に回転駆動
されて駆動軸17が回転し、それにより検出部本体14
が下降されて印字ヘッド2から離反し初期位置に戻され
る。検出部本体14が初期位置に戻ると駆動モータ11
が回転駆動されて駆動軸10が回転し、それにより印字
ヘッド2は用紙搬送部1側に移動されて次の印字動作が
開始される。ノズル8の目詰まりの検出は、所定の印字
動作が終了してメイン電源をOFFにする時やOFFと
なっていたメイン電源をONにして新規の印字動作が開
始される時等に行なうようにしてもよい。
【0027】なお、いずれかのノズル8に目詰まりが生
じていることが検出された場合は、検出部本体14は下
降されないか、又は下降されるがその後の動作が停止さ
れ、必要に応じてブザー等の警報が発せられる。目詰ま
りが検出された場合は表示素子33によりどのノズルか
が判別できるので、その目詰まりを所定の目詰まり除去
手段により除去する。それによっても目詰まりが解除で
きない場合は印字ヘッド2の取替えを行なう。その後
に、上記の正規の動作に戻される。
【0028】本発明の印字ヘッドの目詰まりノズル検出
装置を採用したインクジェット記録装置は上記のように
構成されるが、印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置3
に関して以下のような種々の変形が可能である。例え
ば、上記の実施形態において、インク検出通路20内の
インクを検出するインク検出手段は一対の検出電極2
2、23で構成されているが、この検出電極を複数対設
けるようにしてもよい。このように複数対設ける場合
は、各対の検出電極が互いに交差するように配置した
り、互いに隣合うように配置したりすることができる。
これにより電極面積が増大され、インクの検出精度を高
めることが可能となる。また、一対の検出電極22、2
3に代えて、インク検出通路20内の対向位置に発光ダ
イオードとホトトランジス等からなる光電素子を配置す
るようにしてもよい。インク検出手段を光電素子で構成
した場合、インク検出通路20内にインクが存在すると
光路が遮断され、インクが存在しないと光路が形成され
てホトトランジスタ等の出力が変化するため、この変化
を利用して表示素子33を駆動させることができる。
【0029】インク検出手段を上記の実施形態のように
一対の検出電極22、23で構成した場合でもインクが
空気と同じ電気抵抗を有するものでない限り検出が可能
であり、検出するインクの物性にあまり制約を受けるこ
とがないが(上記従来例の手段では、導電性を有するも
のに限定される。)、上記のような光電素子を用いた場
合はインクの電気抵抗が空気と同程度であってもインク
の検出が可能となる。ただし、このような光電素子を用
いる場合は、インク検出通路20内からインクが排出さ
れた後も光電素子表面にインクが付着していると正確な
検出が不可能となるので、必要に応じて表面処理を施す
等してインク検出通路20内からインクが排出された後
は光電素子表面にインクが付着しないようにしておく必
要がある。また、光電素子を用いる場合、インク検出通
路20には光電素子に接続した光ファイバの先端部を配
設し、光電素子自体は他の場所に配置するようにするこ
ともできる。こうした場合は、印字ヘッドの目詰まりノ
ズル検出装置3の構成が簡素化できる。
【0030】また、印字ヘッド2から吐出されるインク
が磁性を帯びた磁気インクである場合は、上記インク検
出手段をピックアップコイルやホール素子等の磁気セン
サで構成することもできる。このように、インク検出手
段を磁気センサで構成した場合は、センサに生じる電流
の変化や電圧の変化等を検出して表示素子33を駆動す
るようにすればよい。さらに、インクが誘電性を有する
ものである場合等では、一対の検出電極22、23間に
形成される空気とインクでの静電容量の変化を検出した
り、静電容量の変化により瞬間的に生じる回路電流の変
化を検出したりする等して表示素子33を駆動するよう
にすることもできる。また、上記の実施形態において
は、目詰まりの発生を知らせる手段をLEDやランプ等
の表示素子33を用いて構成しているが、音色の異なる
多数のブザーを用いて構成したり、圧電スピーカ等を用
いて音声で目詰まりの発生を知らせるような構成として
もよい。
【0031】さらに、目詰まりの発生を知らせる手段
は、上記の実施形態のようにインク検出通路20ごとに
設けずに、すべてのインク検出通路20に対して一個だ
け設けたり、インク検出通路20を複数のグループに分
け、そのグループ単位に設けたりしてもよい。これらの
場合、インク検出手段を上記の実施形態のように一対の
検出電極22、23で構成するときは、各検出電極2
2、23を互いに直列接続した上で表示素子33等が設
けられることになる。このようにした場合、目詰まりが
生じてもどのノズル8かが判別できないことになるが、
その判別が必要な場合は他の手段で行なえばよいし、印
字ヘッド2を取り替えてしまうようにすれば判別は不必
要となる。
【0032】また、上記の実施形態では、印字ヘッド受
部19底部に仕切り部24を形成しているので隣のイン
ク検出通路20に吐出されたインクが流れ込んできて誤
検出が生じるようなことがなくなるが、もともとそのよ
うな虞のないときは仕切り部24は形成しなくてもよ
い。また、上記の実施形態では、インク検出通路20に
連なる排出通路26をインク検出通路20よりも小径と
しており、これによりインク検出通路20内に吐出され
たインクがそこに留まるようにしているが、この排出通
路26をインク検出通路20と同径としてもよい。この
ようにしたことによって、インク検出通路20内に吐出
されたインクがそこに留まらないようになったとして
も、少なくとも瞬間的には一対の検出電極22、23間
を通過するので、瞬間的ではあっても電圧検出抵抗31
の両端には必ず電圧が発生する。従って、表示素子駆動
回路32に、サイリスタのゲートにその電圧を印加する
等して機能させる保持回路を形成しておけば必要な時間
だけ表示素子33等を駆動することができる。インク検
出手段を一対の検出電極22、23以外の他の素子等で
形成した場合でも同様に保持回路を形成することができ
る。このような保持回路は、論理回路で形成することも
可能である。勿論、表示素子33等を短時間駆動するだ
けで十分であれば、上記保持回路は不要である。また、
電圧検出抵抗31の両端に発生する電圧等を検出してイ
ンクジェット記録装置の動作を制御する制御回路等にも
必要に応じて上記と同様の保持回路を形成するようにす
ればよい。
【0033】なお、インク検出通路20内に吐出された
インクがそこに留まらないようにされている場合は、真
空源24等を設けずにインクが自然降下で検出部本体1
4の底面側から排出されるようにしてもよい。この場合
は、検出部本体14の下に排出インクの受け皿を設けて
おくようにしてもよい。
【0034】さらに、上記の実施形態では、印字ヘッド
2をそのホームポジションに配置している印字ヘッドの
目詰まりノズル検出装置3側に移動させて検出部本体1
4が印字ヘッド2のノズルの配列形成された面に対向し
て配置された状態とし、その状態で印字ヘッド2と検出
部本体14の印字ヘッド受部19とを嵌合させてノズル
の目詰まりを検出するようにしているが、印字ヘッドの
目詰まりノズル検出装置3を用紙搬送部1上の印字ヘッ
ド2側に移動させて検出部本体14が印字ヘッド2のノ
ズルの配列形成された面に対向して配置された状態と
し、その状態で印字ヘッド2と検出部本体14とを嵌合
させてノズルの目詰まりを検出するようにすることもで
きる。要は、印字ヘッド2と印字ヘッドの目詰まりノズ
ル検出装置3を相対的に移動させてノズルの目詰まりが
検出できるようになっておればよいのである。なお、い
ずれを移動させる場合でも、検出部本体14には、上記
の実施形態のような印字ヘッド2と嵌合する印字ヘッド
受部19を形成せずに、単に印字ヘッド2のノズル8の
配列形成された面に検出部本体14が対向して配置され
るようにし、印字ヘッド2の各ノズル8から検出部本体
14のインク検出通路20内にインクを吐出してノズル
の目詰まりが検出できるようになっておればよい。
【0035】さらには、上記の実施形態におけるインク
検出通路20内へのノズル8からのインクの吐出は、印
字ヘッド2に対して与えられた吐出指令によるものであ
るが、印字ヘッド2に対しては指令を与えずに検出部本
体14に接続されている真空源24に指令を与えて作動
させ、それによりインク検出通路20に与えられる吸引
力で印字ヘッド2の各ノズル8からインクを吐出させる
ようにしてもよい。この場合は、検出部本体14の印字
ヘッド受部19は必須のものとなり、印字ヘッド2と印
字ヘッド受部19との間にはあまり隙間が形成されない
ようにしておく必要がある。
【0036】また、上記の実施形態は、本発明の印字ヘ
ッドの目詰まりノズル検出装置を採用したインクジェッ
ト記録装置について説明したが、本発明の印字ヘッドの
目詰まりノズル検出装置はインクジェット記録装置だけ
ではなく、印字ヘッドの出荷時等に行なう印字ヘッド単
体の検査装置等にも採用することができる。この場合
は、印字ヘッドのノズル外部に従来のような検知コイル
を取り付ける等の作業が不必要なため、印字ヘッドの検
査を簡単に行なうことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至の発明に
よれば、ノズルから複数回繰り返して吐出されたインク
はインク検出通路内に貯留され、インク検出通路内のイ
ンクの有無がインク検出通路内に露出して形成された少
なくとも一対の検出電極からなるインク検出手段により
検出されるようになっているので、インクジェット記録
装置に採用した場合、印字ヘッドのノズルの目詰まり検
出が確実にできるにもかかわらず、印字ヘッドと印字す
る用紙との間は常に適正な間隔に維持でき、印字が不鮮
明になるようなことがない。
【0038】また、インク検出通路は検出部本体内に形
成された共通の排出孔に排出通路を介して連なり、その
排出孔に接続された真空源により各インク検出通路内に
貯留されたインクが外部に排出されるようにされている
ので、インクは確実に外部に排出され、古いインクがイ
ンク検出通路内に残留していることにより生じる目詰ま
り有無の誤検出が防止できる。また、インク検出手段に
接続されている引出線は印字ヘッドと一緒に動くことが
ないので断線も生じにくくなる。また、印字ヘッド単体
の検査装置に採用した場合、印字ヘッドには何の加工も
施す必要がないので簡単に検査を行なうことができる。
【0039】また、請求項2の発明によれば、真空源が
インク検出通路内のインクを吸引パイプ側に引き込まな
い吸引力で常時駆動されているので、各ノズルから吐出
されたインクをインク検出通路内に確実かつ速やかに受
け入れることができ、各ノズルの目詰まりの有無が検出
された後はインク検出通路内のインクを吸引パイプ側に
引き込ことができる吸引力に増強されるので、インク検
出通路内のインクを外 部に排出することができる。
【0040】また、請求項3の発明によれば、インク検
出通路の開口部側に隣のインク検出通路内に吐出された
インクが流れ込むのを阻止する仕切り部が形成されてい
るので、インク検出通路内に隣のインク検出通路内に吐
出されたインクが流れ込むことにより生じる目詰まり有
無の誤検出が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字ヘッドの目詰まりノズル検出
装置をインクジェット記録装置に採用した場合の実施例
であるインクジェット記録装置の側面図である。
【図2】図1に示すインクジェット記録装置の印字ヘッ
ドと検出部本体との嵌合状態を示す拡大断面図である。
【図3】図1に示す検出部本体の拡大部分平面図であ
る。
【図4】図1に示すインクジェット記録装置の動作を説
明するための側面図である。
【図5】図1に示すインクジェット記録装置の動作を説
明するための側面図である。
【図6】図1に示すインクジェット記録装置における印
字ヘッドの目詰まりノズル検出装置の検出動作を説明す
るための印字ヘッドと検出部本体の拡大断面図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 用紙搬送部 2 印字ヘッド 3 印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置 4、11、18 駆動モータ 5 回転軸 6 搬送ベルト 7 用紙 8 インク吐出口 9、15 貫通孔 10、17 駆動軸 12 加圧室 13 圧電素子 14 検出部本体 16 支持部 19 印字ヘッド受部 20 インク検出通路 21 吸引パイプ 22、23 検出電極 24 真空源 25 仕切り部 26 排出通路 27 排出孔 28、29 引出線 30 電源 31 電圧検出抵抗 32 表示素子駆動回路 33 表示素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 俊治 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 梅野 幸司 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−171966(JP,A) 特開 昭60−260339(JP,A) 特表 平3−500270(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/05 B41J 2/125 B41J 29/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドの下方であって、印字ヘッド
    のノズルの配列形成された下面に対向して配置される検
    出部本体を備え、この検出部本体には、印字ヘッドの各
    ノズルに対応して上下方向に形成され、印字ヘッドの各
    ノズルから複数回繰り返して吐出されたインクを個別に
    貯留するインク検出通路と、このインク検出通路内に貯
    留されるインクの有無を検出するもので、前記インク検
    出通路内に露出して形成され、そのインク検出通路内に
    貯留されるインクの有無による抵抗変化を検出する少な
    くとも一対の検出電極からなるインク検出手段と、前記
    インク検出通路の底部に連通され、当該インク検出通路
    よりも小径にすることで表面張力によりインクが流れ込
    まないようにされた排出通路と、前記インク検出通路
    記排出通路を介して連通され、当該インク検出通路内
    に貯留されたインクを吸引パイプを介して接続された真
    空源により外部に排出する共通の排出孔とが設けられて
    いることを特徴とする印字ヘッドの目詰まりノズル検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記真空源は、ノズルの目詰まりの有無
    の検出時には前記インク検出通路内のインクが吸引パイ
    プ側に引き込まれない吸引力で常時駆動され、各ノズル
    の目詰まりの有無が検出された後にインク検出通路内の
    インクを吸引パイプ側に引き込むことができる吸引力に
    増強されるものであることを特徴とする請求項記載の
    印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置。
  3. 【請求項3】 前記インク検出通路の開口部側に隣のイ
    ンク検出通路に吐出されたインクが流れ込むのを阻止す
    る仕切り部が形成されていることを特徴とする請求項
    記載の印字ヘッドの目詰まりノズル検出装置。
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