JP3452139B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動変圧器を利用
した位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、差動変圧器を利用して被測定
物の変位を検出する位置検出装置が知られている。当該
位置検出装置は、油圧制御機構内におけるスプール弁の
位置制御やロータリー弁の回転角度の制御等に使用され
る。
【0003】図4は、油圧制御弁100の内装するスプ
ール弁101の変位を検出する位置検出装置Cの構成を
示す図である。位置検出装置Cが備える差動変圧器S3
は、発振器200、当該発振器200により励磁される
1次側コイル201、2個並んで設けられる2次側コイ
ル202,203、及び、上記1次側コイル201と2
次側コイル202,203との間の磁力線を結合する可
動磁性体102とで構成される。棒状の磁性体102
は、油圧制御弁100のスプール101の一端に連結さ
れており、スプール101の変位に応じて図面上左右に
移動する。整流・平滑回路204,205は、2次側コ
イル202,203に誘起される交流信号を全波整流
し、かつ、平滑化した後に出力する。以下、説明の便宜
のため、整流・平滑回路204から出力される信号をA
とし、整流・平滑回路205から出力される信号をBと
する。
【0004】図5は、磁性体102が2次側コイル20
3に対向する位置からコイル202に対向する位置へと
移動した場合における信号A,信号B、信号A+信号
B、信号A−信号B、及び、(信号A−信号B)/(信
号A+信号B)の値を表すグラフである。図示するよう
に、磁性体102の移動開始に伴い、信号Bは一旦増加
した後に減少する。一方、信号Aの値は、磁性体がコイ
ル202に対向する位置に達するまで増加した後に減少
する。この信号の変化に伴い、信号A+信号B、及び、
信号A−信号Bの値は、図示するように測定端部におい
て減少する。磁性体102の移動に比例する出力を得る
ため、アナログ演算器206において(信号A−信号
B)/(信号A+信号B)の演算を行う。図示するよう
に、当該演算を行うことで、磁性体102の移動量に比
例して直線的に増加する出力を得ることができる。演算
器206の出力は、増幅器207において増幅された後
に変位出力として外部に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記位置検出装置Cで
用いるアナログ演算器206は、複雑な調整が必要であ
ったり、また、一般的な部品でないため、入手が困難で
コスト高であるといった問題を有する。当該問題に対処
するため、従来より上記アナログ演算器206を用いる
代わりにフィードバック制御回路を利用して発振器20
0の出力を信号A+信号Bの値が一定となるように修正
し、変位出力として出力する信号A−信号Bの値の磁性
体の移動量に対する比例係数の値を一定に保つものが種
々提案されている。
【0006】図6は、フィードバック制御回路を採用す
る位置検出装置Dの構成を示す図である。差動変圧器S
4は、発振器300、当該発振器300の出力を増幅し
て出力する可変増幅器301、可変増幅器301による
増幅後の発振信号により励磁される1次側コイル30
2、2個並んで設けられる2次側コイル303,30
4、及び、上記1次側コイル302と2次側コイル30
3,304との間の磁力線を結合する可動磁性体102
とで構成される。棒状の磁性体102は、油圧制御弁1
00のスプール101の一端に連結されており、スプー
ル101の変位に応じて図面上左右に移動する。整流・
平滑回路305,306は、2次側コイル303,30
4に誘起される交流信号を全波整流し、かつ、平滑化し
た後に出力する。以下、説明の便宜のため、整流・平滑
回路305から出力される信号をAとし、整流・平滑回
路306から出力される信号をBとする。
【0007】位置検出装置Dでは、信号A及び信号Bの
差を減算器307において求め、求めた値を増幅器30
9において増幅した後に変位出力として出力する。ま
た、加算器308において信号Aと信号Bの合計を求
め、求めた値をコンパレータ310に入力する。コンパ
レータ310では、信号A+信号Bの値から基準値Vr
efからを減算した値に基づいて定まる制御信号を可変
増幅器301に出力する。可変増幅器310は、コンパ
レータ310からの制御信号の値が負の場合に増幅率を
高め、正の場合に増幅率を下げる。
【0008】加算器308、コンパレータ310、及
び、可変増幅器301で構成するフィードバック制御回
路の働きにより、信号A+信号Bの値は常に一定に修正
される。これにより、変位出力として出力する信号A−
信号Bの値の磁性体102の移動量に対する比例係数の
値を一定に保つことができる。
【0009】しかしながら、上記位置検出装置Dの備え
るフィードバック制御回路においては、フィードバック
ループ内に差動変圧器S4が介在する。一般に1次側の
コイル302と2次側のコイル303,304は近接す
る位置に設けられる。また、1次側コイル302に流れ
る励磁電流のレベルは、2次側コイル303,304に
おいて誘起される交流信号のレベルに比べて非常に大き
い。この場合において、フィードバック回路により1次
側コイル302の励磁レベルを変更すると、2次側コイ
ル303,304に1次側励磁信号が誘起されて、この
ため安定した変位出力が得られない。
【0010】本発明の目的は、より簡単な構成で、か
つ、より正確な被測定物の変位量の検出が可能な位置検
出装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の位置検出
装置は、可動磁性体の位置に応じて、並べて設けられる
第1及び第2の2次側コイルに誘起される第1及び第2
の交流信号を出力する差動変圧器と、上記第1及び第2
の交流信号を直流信号に変換すると共に、増幅して出力
する信号変換手段と、上記信号変換手段より出力される
2つの信号の合計が所定値となるように上記信号変換手
段による信号の増幅率を調整するフィードバック制御回
路と、上記信号変換手段により出力される2の信号の差
に基づいて上記磁性体の位置を表す信号を出力する出力
回路とを備えることを特徴とする。
【0012】本発明の第2の位置検出装置は、上記第1
の位置検出装置において、上記信号変換手段は、上記第
1及び第2の交流信号を整流し、平滑化する整流・平滑
化手段と、上記整流・平滑化手段により出力される第1
及び第2の信号を増幅する可変増幅器で構成され、上記
フィードバック制御回路は、上記信号変換手段より出力
される2つの信号の合計が所定の基準値となるように上
記信号変換手段を構成する上記可変増幅器の増幅率を調
節し、上記出力回路は、上記可変増幅器より出力される
第1及び第2の信号の差に基づいて上記磁性体の位置を
表す信号を出力することを特徴とする。
【0013】本発明の第3の位置検出装置は、上記第1
の位置検出装置において、上記信号変換手段は、上記第
1及び第2の交流信号の通過量規制手段と、上記通過量
規制手段を通った信号を増幅する増幅器と、上記増幅器
による増幅後の第1及び第2の交流信号を整流し、平滑
化する整流・平滑化手段とで構成され、上記フィードバ
ック制御回路は、上記信号変換手段より出力される2つ
の信号の合計が所定値となるように上記信号変換手段を
構成する通過量規制手段の信号通過量を調節し、上記出
力回路は、上記信号変換手段を構成する整流・平滑化手
段より出力される2つの信号の差に基づいて上記磁性体
の位置を表す信号を出力することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(1)発明の概要 本発明の位置検出装置は、差動変圧器を利用する位置検
出装置であって、被測定物の位置に応じて差動変圧器の
2次側コイルに誘起される交流信号、又は、当該交流信
号を整流、平滑化した後の信号(以下の説明ではA,B
という)の合計を一定にするフィードバック制御回路を
備えることを特徴とする。フィードバックループ内に差
動変圧器を介在させない構成を採用することで、1次側
コイルの励磁電圧の振幅を一定にでき、2次側コイルに
誘起する交流信号の振幅変動を防止し、被測定物の位置
を表す正確な出力を得る。以下、上記特徴を具備する位
置検出装置の実施の形態1及び2について添付の図面を
参照しつつ説明する。
【0015】(2)実施の形態1 実施の形態1に係る位置検出装置Aは、差動変圧器を構
成する2つの2次側コイルに誘起される各交流信号をそ
れぞれ整流・平滑化した後に、それぞれ同一規格の可変
増幅器により増幅して得られる2つの電気信号の合計が
基準値Vrefと等しくなる様に、上記2つの可変増幅
器の増幅率を制御するフィードバック制御回路を設けた
ことを特徴とする。
【0016】図1は、位置検出装置Aの構成を示す図で
ある。図中、差動変圧器S1を点線で囲んで表す。差動
変圧器S1は、発振器1、当該発振器1により励磁され
る1次側コイル2、2個並べられた2次側コイル3,
4、及び、上記1次側コイル2と2次側コイル3,4と
の間の磁力線を結合する棒状の磁性体102で構成され
る。棒状の磁性体102は、油圧制御弁100のスプー
ル101の一端に連結されており、スプール101の変
位に応じて図面上左右に移動する。整流・平滑回路5,
6は、差動変圧器S1の2次側コイル3,4に誘起され
る交流信号を全波整流し、更に平滑処理した後に出力す
る。以下、説明の便宜のため、整流・平滑回路5から出
力される信号をAとし、整流・平滑回路6から出力され
る信号をBとする。
【0017】信号Aは、可変増幅器7に入力される。信
号Bは、可変増幅器7と同一規格の可変増幅器8に入力
される。減算器9は、増幅後の信号Aから信号Bを差し
引いた値(信号A−信号B)を最終段の増幅器11を介
して変位出力として出力する。加算器10は、増幅後の
信号A及び信号Bを求め、次段のコンパレータ12に出
力する。コンパレータ12は、増幅後の信号A+信号B
の値が基準電圧Vrefよりも大きい場合にHighレ
ベルの制御信号を可変増幅器7,8に出力し、逆の場合
にLowレベルの制御信号を可変増幅器7,8に出力す
る。可変増幅器7,8は、コンパレータ310からの制
御信号の値がLowレベルの場合に増幅率を高め、Hi
ghレベルの場合に増幅率を下げる。
【0018】可変増幅器7,8、及び、加算器10、コ
ンパレータ12で構成するフィードバック制御回路の働
きにより、信号A+信号Bの値は常に一定に修正され
る。これにより、変位出力として出力する信号A−信号
Bの値の磁性体102の移動量に対する比例係数の値を
一定に保つことができる。
【0019】図2は、上記構成の位置検出装置Aにおい
て、磁性体102の移動量に対して出力される信号A、
信号B、信号A+信号B、及び、信号A−信号Bを表す
グラフである。なお、参考のため、フィードバック制御
回路を使用しなかった場合の各信号を点線で示す。矢印
で示すように、信号A+信号Bの値を一定となるように
修正することで、信号A−信号Bの値が磁性体102の
移動に伴い直線的に変化するように修正できる。
【0020】(3)実施の形態2 図3は、実施の形態2に係る位置検出装置Bの構成を示
す図である。実施の形態2に係る位置検出装置Bでは、
上記実施の形態1に係る位置検出装置Aの備える可変増
幅器7,8の代わりに、整流・平滑後の信号A及び信号
Bの合計が基準値Vrefと同じになるように2次側コ
イル52,53を開放して整流・平滑回路58,59に
入る信号量を調節するフィードバック制御回路を備える
ことを特徴とする。
【0021】図中、差動変圧器S2を点線で囲んで表
す。差動変圧器S2は、発振器50、当該発振器50に
より励磁される1次側コイル51、2個並べられた2次
側コイル52,53、及び、上記1次側コイル51と2
次側コイル52,53との間の磁力線を結合する棒状の
磁性体102で構成される。棒状の磁性体102は、油
圧制御弁100のスプール101の一端に連結されてお
り、スプール101の変位に応じて図面上左右に移動す
る。
【0022】2次側コイル52,53は、それぞれ同じ
巻き数のコイルであり、途中、”H”の信号入力に応じ
て開放(オフ)されるノーマリーオン型のアナログスイ
ッチ54,55、及び、増幅器56,57を介して整流
・平滑回路58,59に接続される。なお、増幅器5
6,57は、上記スイッチ54,55を接続(オン)に
維持した場合において、磁性体102が2次側コイル5
2の右端に到った時に加算器61により求められる信号
A+信号Bの値が、磁性体102が当該右端部以外の位
置にあるときの値よりも大きくなる増幅率のものを採用
する。以下、説明の便宜のため、整流・平滑回路58よ
り出力される信号をAと表し、整流・平滑回路59より
出力される信号をBと表す。
【0023】減算器60は、信号A−信号Bの演算を行
い、結果を最終段の増幅器62に出力する。増幅器62
は、増幅後の信号を変位出力として出力する。また、加
算器61は、信号A+信号Bを行い、結果をコンパレー
タ63に出力する。コンパレータ63は、上記信号A+
信号Bが基準電圧Vrefよりも大きい場合にHigh
レベルの制御信号をラッチ回路64のデータ入力端子D
に出力し、逆の場合にLowレベルの制御信号をラッチ
回路64のデータ入力端子Dに出力する。ラッチ64の
クロック信号入力端CKには、2次側コイル53におい
て検出された信号をコンパレータ65によりディジタル
化した信号が入力される。ラッチ64は、クロック端子
CKに”H”の信号が入力されている間、データ入力端
子Dに入力されている信号をスイッチ54,55に出力
する。
【0024】上記構成において、コンパレータ63の出
力が”H”の場合、即ち、A+Bの値が基準電圧Vre
fより大きい場合には、スイッチ54,55が開放さ
れ、整流されるべき交流信号の一部が除去される。整流
・平滑回路58,59より出力される信号A,信号Bの
値は、入力される交流信号の一部除去に伴い低下する。
これにより、信号A+信号Bの値が低下し、基準電圧V
ref以下となると、コンパレータ63の出力が”L”
に切り換る。これに伴いラッチ回路64の出力も”L”
に切り換り、スイッチ54,55を閉じる(オンにす
る)。このように信号の一周期毎にスイッチのオン、オ
フを制御することで信号A,Bの増幅度を完全に一致さ
せることができ、精度の高い変位出力を得ることが可能
になる。
【0025】上記説明するように、スイッチ54,5
5、増幅器56,57、ラッチ回路64、及び、コンパ
レータ65により、コンパレータ63の出力に基づいて
動作する可変増幅回路が構成される。
【0026】アナログスイッチ54,55、増幅器5
6,57、加算器61、コンパレータ63,65、及
び、ラッチ回路64で構成するフィードバック制御回路
の働きにより、信号A+信号Bの値は常に一定に修正さ
れる。これにより、変位出力として出力する信号A−信
号Bの値の磁性体102の移動量に対する比例係数の値
を一定に保つことができる。
【0027】以上、実施の形態1及び2に係る位置検出
装置A及びBついて順に説明したが、本発明の位置検出
装置は、スプール弁101の直線的な位置変化を検出す
るものに限られず、所定の曲率で曲がっている磁性体、
当該磁性体の形状に対応した1次側コイル及び2次側コ
イルで構成される差動変圧器を利用すれば、例えば、ロ
ータリー弁の角度制御に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の第1の位置検出装置は、差動変
圧器の2次側コイルの出力をフィードバック制御の対象
とすることで、1次側コイルの出力変動を伴わずに磁性
体の移動に対する変位出力信号の線形性を得ることがで
きる。
【0029】本発明の第2の位置検出装置は、差動変圧
器の2次側コイルの出力の増幅率をフィードバック制御
の対象とすることで、1次側コイルの出力変動を伴わず
に磁性体の移動に対する変位出力信号の線形性を得るこ
とができる。
【0030】本発明の第3の位置検出装置は、差動変圧
器の2次側コイルの出力を整流・平滑化する前に、その
通過量をフィードバック制御の対象とすることで、1次
側コイルの出力変動を伴わずに磁性体の移動に対する変
位出力信号の線形性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかる位置検出装置の構成を
示す図である。
【図2】 磁性体の移動に伴う各信号の変化を示すグラ
フである。
【図3】 実施の形態2にかかる位置検出装置の構成を
示す図である。
【図4】 従来の位置検出装置の構成を示す図である。
【図5】 磁性体の移動に伴う従来の位置検出装置の各
信号の変化を示すグラフである。
【図6】 従来の位置検出装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,50 発振器、2,51 1次側コイル、3,4,
52,53 2次側コイル、5,6,58,59 整流
・平滑化回路、7,8 可変増幅器、9,60 減算
器、10,63 加算器、11,56,57,62増幅
器、12,63,65 コンパレータ、54,55 ス
イッチ、64 ラッチ回路、100 油圧制御弁、10
1 スプール弁、102 磁性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−234972(JP,A) 特開2000−175426(JP,A) 特開 平11−230702(JP,A) 特開 平10−160598(JP,A) 特開 平3−183924(JP,A) 特開 平8−210804(JP,A) 特開 平10−246607(JP,A) 特開 平7−234102(JP,A) 特表 平7−506435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 G01D 5/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動磁性体の位置に応じて、並べて設け
    られる第1及び第2の2次側コイルに誘起される第1及
    び第2の交流信号を出力する差動変圧器と、 上記第1及び第2の交流信号を直流信号に変換すると共
    に、増幅して出力する信号変換手段と、 上記信号変換手段より出力される2つの信号の合計が所
    定値となるように上記信号変換手段による信号の増幅率
    を調整するフィードバック制御回路と、 上記信号変換手段により出力される2つの信号の差に基
    づいて上記磁性体の位置を表す信号を出力する出力回路
    とを備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置検出装置におい
    て、 上記信号変換手段は、上記第1及び第2の交流信号を整
    流し、平滑化する整流・平滑化手段と、上記整流・平滑
    化手段により出力される第1及び第2の信号を増幅する
    可変増幅器で構成され、 上記フィードバック制御回路は、上記信号変換手段より
    出力される2つの信号の合計が所定の基準値となるよう
    に上記信号変換手段を構成する上記可変増幅器の増幅率
    を調節し、 上記出力回路は、上記可変増幅器より出力される第1及
    び第2の信号の差に基づいて上記磁性体の位置を表す信
    号を出力する位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の位置検出装置におい
    て、 上記信号変換手段は、上記第1及び第2の交流信号の通
    過量規制手段と、上記通過量規制手段を通った信号を増
    幅する増幅器と、上記増幅器による増幅後の第1及び第
    2の交流信号を整流し、平滑化する整流・平滑化手段と
    で構成され、 上記フィードバック制御回路は、上記信号変換手段より
    出力される2つの信号の合計が所定値となるように上記
    信号変換手段を構成する通過量規制手段の信号通過量を
    調節し、 上記出力回路は、上記信号変換手段を構成する整流・平
    滑化手段より出力される2つの信号の差に基づいて上記
    磁性体の位置を表す信号を出力する位置検出装置。
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