JP3451905B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
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Description
容するボタン電話装置に関する。
と、複数のボタン電話機とからなるアナログボタン電話
装置では、主装置の各外線の実装位置に対応して、ボタ
ン電話機に各外線を各個にアクセスするための複数の外
線キーを設けると共に、各外線の使用状態を表示する各
外線ランプを設けている。
ば外線に相当する電話番号をダイヤルすると、外線
に着信が到来する。この場合、主装置ではボタン電話機
のその外線に対応する外線ランプL1を着信表示す
る。ここで、その外線に対応するボタン電話機の外線
キーK1が操作されると、主装置では着信外線への着
信応答処理を行い、対応の外線ランプL1を通話中表示
にする。また、発呼者が外線に相当する電話番号をダ
イヤルすると、外線に着信が到来し、ボタン電話機側
ではその外線に対応する外線ランプL2が着信表示す
る。なお、外線が空いているときにボタン電話機側で
対応の外線キーK2を操作すると、主装置ではその外線
キーK2に対応する外線を捕捉し、この結果、外線
を介する発信通話が行われ、このとき外線ランプ2を通
話中表示にする。
事務所及び家庭に各ボタン電話機を配設して、設定によ
り事務所の各ボタン電話機には例えば外線のみを使用
可能にさせ、家庭の各ボタン電話機には外線のみを使
用させることもできる。この場合、外線に着信が到来
すると事務所の各ボタン電話機の外線ランプL1には着
信表示が行われ外線キーK1の押下により着信応答が可
能になる一方、家庭の各ボタン電話機の外線ランプL1
には着信表示が行われず従って外線キーK1を操作して
も着信に応答はできない。また、外線に着信が到来す
ると家庭の各ボタン電話機の外線ランプL2には着信表
示が行われ外線キーK2の押下により着信応答が可能に
なる一方、事務所の各ボタン電話機の外線ランプL2に
は着信表示が行われず従って外線キーK2を操作しても
着信に応答できない。
K2を操作しても対応の外線はアクセスできず、また
家庭の各電話機では外線キーK1を操作しても対応の外
線はアクセスできないため、これらのキーは不要とな
る。このため、不要となったキーを他の例えばオートダ
イヤル発信用として割り当てることも可能である。
ン電話装置では、主装置に収容されたそれぞれ固有の電
話番号を有する各アナログ外線と、ボタン電話機に設け
られた各外線をアクセスするための外線キー及び各外線
の使用状態を表示する各外線ランプとが1対1の関係に
ある。
た場合は、ISDN回線は1回線当たりB1及びB2の
2つの通話チャネルを有し、同時に2つの着信や通話が
可能になるため、ISDN回線とボタン電話機の外線キ
ー及び外線ランプとは1対1の関係にはならない。即
ち、装置に上記のアナログ外線、の2回線分に相当
するB1及びB2の2つの通話チャネルを有するISD
N回線を収容した場合は、発呼側でそのISDN回線の
電話番号をダイヤルしても、通話チャネルB1,B2の
どちらに着信するかは固定されていない。つまり、通話
チャネルB1を外線、通話チャネルB2を外線とし
た場合、発呼側でそのISDN回線の電話番号をダイヤ
ルすると、通話チャネルB1が空いている場合は外線
に着信し、通話チャネルB1が使用中の場合は外線に
着信する。
B1に相当する外線に対応して、ボタン電話機に外線
キーK1及び外線ランプL1を割り当て、通話チャネル
B2に相当する外線に対応してボタン電話機に外線キ
ーK2及び外線ランプL2を割り当てたとしても、その
ISDN回線への着信到来時には通話チャネルB1が空
いていれば外線ランプL1が着信表示し、通話チャネル
B1が使用中の場合は外線ランプL2が着信表示する。
このようなISDN回線を家庭と事務所に分けて使用す
るときにはダイヤルインを利用することが可能になる。
ISDNは1回線につき2つの通話パスがあるため、外
線,を家庭、外線,を事務所に設定し、ダイヤ
ルインからの着信を事務所に入れるようにすることが可
能である。
ている場合は、事務所側では家庭側の使用状況がわから
ず、また外線,を事務所側で利用している場合は家
庭側では事務所側の使用状況がわからないため、外線ラ
ンプが消灯しているにもかかわらず発信操作を行うと発
信エラーとなり、利用者はどうして発信エラーとなった
のかが判別できないという問題がある。従って本発明
は、ISDN回線を収容しこの回線をボタン電話機の外
線キー及び外線ランプに割り当てて使用した場合に利用
者の使い勝手の向上を図ることを目的とする。
るために本発明は、2つの通話チャネルを有するISD
N回線を収容する主装置と、主装置に接続されると共
に、通話チャネルを用いて発着信を行うために制御上設
けられた複数の外線に対応する外線キーと各外線の使用
状態を識別表示する外線識別手段とを有するボタン電話
機とからなるボタン電話装置において、各ボタン電話機
に、通話チャネルを共用するための外線キーとして、着
信時に網側から着呼先が指定されないグローバル着信用
として設けられた第1の外線に対応する第1の外線キー
と、着信時に網側から着呼先が指定されるダイヤルイン
着信用として当該着呼先ごとに設けられた第2の外線に
対応する第2の外線キーとを設け、主装置に、ISDN
回線に到来する着信の種別がグローバル着信かダイヤル
イン着信かを識別する着信識別手段と、着信識別手段の
識別結果およびダイヤルイン着信で指定された着呼先に
応じて、着信を第1の外線および着呼先ごとの第2の外
線の何れかに割り当てる外線割当手段と、通話チャネル
が全て使用中となった場合は、外線識別手段を制御して
第1の外線および着呼先ごとの第2の外線の全てについ
て使用中状態であることを表示する制御手段とを設けた
ものである。また、制御手段で、第1の外線および着呼
先ごとの第2の外線の各外線種別について、当該外線種
別の空き外線数と通話チャネルの空き通話チャネル数と
を比較し、空き通話チャネル数のほうが小さい場合は、
外線識別手段を制御して当該外線種別の空き外線数が当
該空き通話チャネル数に等しくなるよう当該外線種別の
残りの空き外線について使用中状態であることを表示す
るものである。
して説明する。図1は本発明に係るボタン電話装置の構
成を示すブロック図である。同図において、ボタン電話
装置は、デジタル局線(以下、ISDN回線)#1,#
2及びアナログ局線(以下、アナログ外線)#3,#4
を外線として収容する主装置1と、主装置1に内線とし
て接続されるデジタル電話機(即ち、ボタン電話機)3
1 〜3n とからなる。
との間のインタフェースであるデジタル局線ユニット1
11 ,112 、各アナログ局線#3,#4との間のイン
タフェースである各局線回路121 ,122 を有するア
ナログ局線ユニット12が設けられている。ここで、デ
ジタル局線ユニット11は、ISDN回線を終端する回
線終端回路(DSU)11A,トランスT及びISDN
の基本インタフェース(2B+D)である基本インタフ
ェースコントローラ11Bから構成される。
図示しないクロック信号を検出して本装置をISDN回
線側に同期させる同期ユニット13、音声信号の録音及
び再生を行う録再ユニット14、外線を介し本装置へ到
来するPB信号を受信するPBレシーバ15、外線の保
留時に外線へ保留音を送出するための保留音回路16、
外線からのビジートーン(BT)を検出するBT検出回
路17が設けられている。
1,B2の2つの通話チャネルの通話路上への送出のタ
イミングを制御するBチャネル制御部18、通話路であ
る時分割多重通話路スイッチ19、デジタル電話機31
〜3n との間で伝送を行う伝送回路、デジタル電話機3
1 〜3n とのインタフェースである内線回路211 〜2
1n 、以上の各部を制御する制御部22、データを記憶
する記憶部23、及び主装置1の各部に電源を供給する
電源回路24が設けられている。
ように、主装置1との間で伝送を行うと共に伝送線路を
介して主装置1から供給される電力を抽出して電話機の
各部に供給する伝送回路31と、通話回路32と、デジ
タル電話機3の制御を行うCPU33とが設けられてい
る。ここでCPU33には、各外線キーからなる外線キ
ー部34、ダイヤルキー35、機能キー36及びフック
スイッチ37等の操作部が接続されている。また、CP
U33には、メモリ38、LCD表示回路39、外線ラ
ンプなどのLED表示回路40、着信音等を出力するト
ーンリンガ41が接続されている。そして、トーンリン
ガ41から出力される着信音等はスピーカSPから送出
される。
回線当たりB1及びB2の2つの通話チャネル(通話パ
ス)を有しアナログ回線の2回線分に相当している。こ
のため、デジタル電話機3には、図3に示すように、例
えばISDN回線#1に対して、2つの外線キーK1,
K2を割り当て、かつ外線キーK1,K2に対応して外
線ランプL1,L2を設ける。そして、ISDN回線の
通話チャネルの利用状況を対応の外線ランプに表示し利
用者に識別可能にする。ここで、ISDN回線の通話チ
ャネルが利用されている状態とは、ISDN回線の通話
チャネルが通話で使用されている場合は勿論、ISDN
回線への着信時に網側から通知され確保されている場合
も含まれる。以下、説明の便宜上、ISDN回線につい
てはISDN回線#1のみについて説明する。
ルB1,B2が空き状態のときに発呼側でそのISDN
回線#1の電話番号をダイヤルすると、ISDN回線#
1に着信が到来する。主装置1の制御部22は、デジタ
ル局線ユニット111 の基本インタフェースコントロー
ラ11Bを介してその着信を入力すると、内部処理によ
り伝送回路20からデジタル電話機3の外線ランプL1
を着信表示するデータを送信させて外線ランプL1を着
信表示させ、かつトーンリンガ41を駆動するデータを
送信させてスピーカSPから着信音を送出させる。ここ
で、デジタル電話機3側で対応の外線キーK1を押下し
て応答操作を行うと、その操作データを受信した制御部
22は、デジタル電話機3の外線ランプL1が通話中表
示となるように、また着信音の鳴動が停止するように伝
送回路20からデータを伝送させ、かつ時分割多重通話
路スイッチ19を制御し応答電話機3に対して通話を行
わせる。なお、この場合、その通話は着信時に網側から
指定されたISDN回線#1の通話チャネルB1を介し
て行われる。
着信または通話により利用されている状況下では、同一
のISDN回線#1の通話チャネルB2は空き状態にあ
る。このため、発呼側でそのISDN回線#1の電話番
号をダイヤルするとそのISDN回線#1には着信が到
来する。この場合、主装置1の制御部22は内部処理に
よりデジタル電話機3の外線ランプL2を着信表示させ
る。また、通話チャネルB1のみが使用されている状況
下でデジタル電話機3の外線キーK2及びダイヤルキー
が押下されると、制御部22は同一ISDN回線#1を
介した発呼制御を行う。これにより通話チャネルB2を
介する通話が行われ、この場合はデジタル電話機3側で
は外線ランプL2が通話中表示となる。
話チャネルを有しているため、同時に2つの通話が可能
であり、また同時に1つの着信と1つの通話が可能であ
り、さらには同時に2つの着信が可能である。ここで、
装置には相手番号(着呼先)を指定したダイヤルイン番
号を設定することができる。こうしたダイヤルイン番号
がISDN回線#1に対応して設定されている場合、発
呼側ではISDN回線#1の電話番号をダイヤルした
後、さらに相手番号をダイヤルする。すると、ISDN
回線#1には着信が到来し、その着信は指定された相手
番号に該当するデジタル電話機に振り分けられる。従っ
て、1つのダイヤルイン番号がISDN回線#1に対応
して設定されている場合は、そのISDN回線#1に
は、相手番号を指定しないグローバル着信(即ち、上記
した一般の着信)と、上記ダイヤルイン番号による着信
の2つの着呼、または2つのグローバル着信がそれぞれ
同時に発生する。
は、通話チャネルB1が空いていればデジタル電話機3
の外線ランプL1が着信表示し、通話チャネルB1が使
用中であればデジタル電話機3の外線ランプL2が着信
表示する。このため、利用者はその着信がグローバル着
信なのか或いはダイヤルイン着信なのかを識別すること
ができない。そこで、1つのISDN回線を複数の外線
に分け、着信の種別に応じて着信を外線に割り当てデジ
タル電話機3側に着信を報知する。これにより、デジタ
ル電話機3側では着信の種別に応じた該当の外線ランプ
が着信表示され、利用者はその着信がグローバル着信な
のか或いはダイヤルイン着信なのかを容易に識別でき
る。
線#1を事務所と家庭とで使用し、かつ1つのダイヤル
イン番号を事務所用として設定した場合を考える。この
場合、家庭に配設するデジタル電話機3には、図3に示
すようにグローバル着信用として外線キーK1,K2及
び外線ランプL1,L2を割り付ける。また、事務所に
配設するデジタル電話機3にはダイヤルイン着信用とし
て外線キーK3,K4及び外線ランプL3,L4を割り
付ける。
ャネルB1,B2が空き状態のときにダイヤルイン着信
が到来すると制御部22は事務所の各デジタル電話機3
の外線ランプL3を着信表示する。この場合、事務所側
では外線ランプL3が着信表示されているためダイヤル
イン着信と認識できる。また、外線ランプL4が点灯し
ていないため、もう1つの外線が空き状態で発信可能と
判断でき、従って発信操作を行って相手側と通話するこ
とができる。なお、このとき外線ランプL4は通話中表
示となる。ところが、このとき家庭側ではISDN回線
として割り当てた2つの外線ランプL1,L2が点灯し
ていないため、そのISDN回線を空き状態と判断して
発信操作を行うが、このときISDN回線の2つの通話
チャネルB1,B2は使用中であるため発信が不可とな
る不具合が発生する。
B1,B2が空き状態のときにグローバル着信が到来す
ると、制御部22は家庭のデジタル電話機3の外線ラン
プL1を着信表示する。この場合、家庭側では外線ラン
プL1が着信表示されているため、グローバル着信と認
識することができる。また、外線ランプL2が点灯して
いないため、もう1つの外線が空き状態で発信可能と判
断でき、従って発信操作を行って相手と通話することが
できる。なお、このとき外線ランプL2は通話中表示と
なる。ところがこの場合、事務所側ではISDN回線と
して割り当てた2つの外線ランプL3,L4が点灯して
いないため、そのISDN回線を空き状態と判断して発
信操作を行うが、このときISDN回線の2つの通話チ
ャネルB1,B2は使用中であるため発信が不可となる
不具合が発生する。
状況を的確に識別できるようにして上記のような不具合
を防止する。即ち、ダイヤルイン着信を含めてISDN
回線の空き通話チャネルが識別できるように外線ランプ
による表示制御を行う。また、ISDN回線の空き通話
チャネルが塞がった時点でそのISDN回線に関する全
ての外線ランプの表示を使用中表示とすることで、利用
者にそのISDN回線が使用不可であることを報知す
る。
要部動作を示すフローチャートである。まず図4のフロ
ーチャートにしたがって本発明の要部動作を説明する。
ここで図4の動作例は、主装置1に1つのISDN回線
#1を収容して第1及び第2の2つのダイヤルイン番号
を設定した場合の例である。この場合、ISDN回線#
1には、上述したように2つのダイヤルイン番号による
2つの着呼、または1つのダイヤルイン番号による着信
と1つのグローバル着信の2つの着呼、または2つのグ
ローバル着信がそれぞれ同時に発生することから、1つ
のISDN回線#1について、グローバル着信として外
線,を割り当て、これを家庭用とする。また、第1
のダイヤルイン番号による第1のダイヤルイン着信とし
て外線,を割り当て、これを事務所A用とする。さ
らに第2のダイヤルイン番号による第2のダイヤルイン
着信として外線,を割り当てこれを事務所B用とす
る。
ように、グローバル着信用として外線,に該当する
外線キーK1,K2及び外線ランプL1,L2を割り当
て、かつ第1のダイヤルイン番号による第1のダイヤル
イン着信用として外線,に該当する外線キーK3,
K4及び外線ランプL3,L4を割り当てると共に、第
2のダイヤルイン番号による第2のダイヤルイン着信用
として外線,に該当する外線キーK5,K6及び外
線ランプL5,L6を割り当てる。
その着信がISDNのDチャネル(制御チャネル)を介
して伝達されると、制御部22はステップS1の外線着
信ありを「Y」と判定する。この場合、制御部22はD
チャネルを介するその着信データからその着信が着呼先
を指定したダイヤルイン着信か、或いは着呼先を指定し
ないグローバル着信かをステップS2で判断する。
着信用として割り当てた外線,に対応する外線キー
K1,K2が空きか否か、即ち各外線キーに対応する外
線ランプL1,L2の少なくとも一方の表示が未使用状
態を示しているか否かをステップS3で判断する。ここ
でグローバル着信用の外線ランプL1,L2の表示が空
き状態を示している場合は、空き状態表示のその外線ラ
ンプに対し着信表示を行う等の空き外線着信処理をステ
ップS4で実行し、その後ステップS7へ処理を進め
る。また、外線ランプL1,L2の表示が何れも空き状
態を示していない場合は、ステップS6でデジタル局線
ユニット111 を制御し、ISDN回線#1を介し網側
へ着信拒否通知を行ってその着信を放棄させ、ステップ
S7へ処理を進める。
または第2のダイヤルイン着信の場合はそれぞれ対応の
ダイヤルイン着信用として割り当てた外線,に対応
する外線キーK3,K4または外線,に対応する外
線キーK5,K6が空きか否か、即ち各外線キーに対応
する外線ランプL3,L4の少なくとも一方の表示が未
使用状態を示しているか否か、または外線ランプL5,
L6の少なくとも一方の表示が未使用状態を示している
か否かをステップS5で判断する。ここで該当のダイヤ
ルイン着信用の外線ランプの表示が空き状態を示してい
る場合は、その空き状態表示の外線ランプに対して着信
表示を行う空き外線着信処理をステップS4で実行し、
その後ステップS7へ処理を進める。また、該当のダイ
ヤルイン着信用の外線ランプの表示が何れも空き状態を
示していない場合は、ステップS6で網側へ着信拒否通
知を行い、ステップS7へ処理を進める。
の操作データが外線捕捉要求を示す外線キーの操作デー
タか否かを判断する。ここで外線捕捉要求の場合は、I
SDN回線#1のうち空いている通話チャネルを捕捉す
るための外線捕捉処理をステップS8で実行し、デジタ
ル電話機3の対応の外線ランプを通話中表示にする。こ
こでは、グローバル着信用の外線ランプが通話中表示さ
れる。なお、デジタル電話機3側からの操作データが捕
捉外線の開放を示す外線開放データでありステップS9
の「外線開放か」が「Y」となる場合は、ステップS1
0で外線開放処理を行って通話中の通話チャネルを開放
しかつデジタル電話機3の該当外線ランプの消灯を行
い、その後、各デジタル電話機において未捕捉外線を示
す赤色点灯中の外線ランプがあればその外線ランプをス
テップS11で消灯する。
者が発呼を放棄することによるISDN回線#1側から
到来する着信停止データの受信の有無を判断する。ここ
で着信停止データが受信されると、デジタル電話機3側
の着信表示中の該当外線ランプを消灯する等の着信停止
処理をステップS13で実行する。続いて、各デジタル
電話機において未捕捉外線を示す赤色点灯中の外線ラン
プがあればその外線ランプをステップS14で消灯す
る。
れるISDN回線の全パス数(即ち、全通話チャネル
数)を求める。全パス数は本装置の場合、D外線、即ち
ISDN回線の数は2個であるので4個(2チャネル×
2個)となるが、ここでは、上述したようにISDN回
線#1のみを収容した場合の例であり、全パス数は2個
である。次にステップS16では、ISDN回線の空き
パス数を空きパス数=全パス数−(着信外線数+捕捉外
線数)として求める。
0,S23において、それぞれ各着信種別毎に割り当て
た外線ランプのうち空き表示中の外線ランプ数と空きパ
スとの大小関係をチェックし空き表示の外線ランプの点
灯処理を行う。即ち、ステップS17では、まずグロー
バル着信用として割り当てた外線キーK1,K2の空き
数、即ち外線ランプL1,L2のうち未使用状態を示し
ている外線ランプの数がステップS16で求めた空きバ
ス数より大か否かを判断する。ここで、空きパス数の方
が少なければ両者が同一数になるまで、空き表示の外線
ランプを1外線ランプづつ赤色点灯する(ステップS1
8,S19)。また、空きパス数の方が多いかまたは等
しい場合は、グローバル着信用の外線ランプ点灯処理を
行わずにステップS20へ移行する。
第2のダイヤルイン着信が同時に到来している場合は、
デジタル電話機3の第1及び第2のダイヤルイン着信用
として割り当てた外線ランプL3〜L6のうち、外線ラ
ンプL3とL6には着信表示を行うが、グローバル着信
用として割り当てた外線ランプL1,L2は未点灯とな
っている。従って、この場合空きパス数は「0」である
のに対し、未使用状態の外線ランプ数は「2」となって
いる。このため、ステップS18及びS19では、外線
ランプL1,L2を赤色点灯し、ISDN回線#1の通
話チャネルが全て使用されている旨を表示する。また、
この場合、第1及び第2のダイヤルイン着信用として割
り当てた外線ランプL3〜L6のうち、未点灯の外線ラ
ンプL4とL5とを赤色点灯する必要がある。
ルイン着信用として割り当てた外線キーK3,K4の空
き数、即ち外線ランプL3,L4のうち未使用状態を示
している外線ランプの数が空きバス数より大か否かを判
断する。この場合、空き表示の外線ランプ数が「1」で
あるのに対し、空きパス数は「0」であるため、ステッ
プS20の判定は「Y」となる。従って、ステップS2
1でその空き表示の外線ランプL4を赤色点灯し、ステ
ップS22で空き状態表示の外線ランプ数を1つデクリ
メントした後、ステップ20の「N」を経てステップS
23へ処理を進める。
着信用として割り当てた外線キーK5,K6の空き数、
即ち外線ランプL5,L6のうち未使用状態を示してい
る外線ランプの数が空きバス数より大か否かを判断す
る。この場合、空き表示の外線ランプ数が「1」である
のに対し、空きパス数は「0」であるため、ステップS
23の判定は「Y」となる。従って、ステップS24で
その空き表示の外線ランプL6を赤色点灯し、ステップ
S25で空き状態表示の外線ランプ数を1つデクリメン
トした後、ステップ23の「N」を経て処理を終了す
る。
ルが塞がった時点でそのISDN回線に関する全ての外
線ランプの表示を赤色点灯して使用中表示とすること
で、利用者はそのISDN回線が使用不可であることを
容易に認識できる。次に図5は主装置1の制御部22の
第2の動作を示すフローチャートである。このフローチ
ャートを参照して第2の要部動作を詳細に説明する。I
SDN回線#1に着信が到来しステップS31の判定が
「Y」となると、制御部22は図4のフローチャートと
同様に、その着信が着呼先を指定したダイヤルイン着信
か、或いは着呼先を指定しないグローバル着信かをステ
ップS32で判断する。
ル着信用として割り当てた外線,に対応する外線ラ
ンプL1,L2の少なくとも一方の表示が未使用状態を
示しているか否かをステップS33で判断する。そし
て、グローバル着信用の外線ランプL1,L2の表示が
空き状態を示している場合は、空いている外線ランプに
対して着信表示を行う等の空き外線着信処理をステップ
S34で実行する。そしてその後、ステップS37へ移
行して、着信外線+捕捉外線=D外線×2となっている
か否か、即ちISDN回線#1の通話チャネルB1,B
2が着信または捕捉により全て使用中となっているか否
かをステップS37で判断する。
り、或いは後述するダイヤルイン着信の到来により、I
SDN回線#1の全ての通話チャネルが使用中になる
と、ステップS38で空き表示状態の他の外線ランプを
全て赤色点灯して使用中表示を行い、ステップS39へ
処理を進める。なお、ISDN回線#1の全ての通話チ
ャネルが使用中でなければ空き状態表示の外線ランプの
使用中表示を行わずにステップS39へ移行する。ま
た、第1または第2のダイヤルイン着信の場合は、それ
ぞれ対応のダイヤルイン着信用として割り当てた外線
,に対応する外線ランプL3,L4の少なくとも一
方の表示、または外線,に対応する外線ランプL
5,L6の少なくとも一方の表示が未使用状態を示して
いるか否かをステップS35で判断する。ここで該当の
ダイヤルイン着信用の外線ランプの表示が空き状態を示
している場合は、空き状態表示のその外線ランプに対し
て着信表示を行う空き外線着信処理をステップS34で
実行した後、グローバル着信の場合と同様にステップS
37の判断処理を行い、その判断結果に従ってステップ
S38で他の空き状態表示の外線ランプの使用中表示に
する処理を行う。
プの表示が何れも空き状態を示しておらずステップS3
3の判定が「N」となる場合、またはダイヤルイン着信
用の外線ランプの表示が何れも空き状態を示しておらず
ステップS35の判定が「N」となる場合は、ステップ
S36で網側へ着信拒否通知を行った後、ステップS3
9へ処理を進める。ステップS39ではデジタル電話機
3側からの操作データが外線捕捉要求を示す外線キーの
操作データか否かを判断する。ここで外線捕捉要求の場
合は、ISDN回線#1のうち空いている通話チャネル
を捕捉するための外線捕捉処理をステップS40で実行
し、デジタル電話機3の該当の外線ランプを通話中表示
にする。ここでは、グローバル着信用の外線ランプが通
話中表示される。
1,B2が今回の捕捉により全て使用中となったか否か
をステップS41で判断する。この場合、ISDN回線
#1の全ての通話チャネルが使用中になると、ステップ
S42で空き表示状態の他の外線ランプを全て赤色点灯
して使用中表示を行い、ステップS43へ処理を進め
る。なお、ISDN回線#1の全ての通話チャネルが使
用中でなければ空き状態表示の外線ランプの使用中表示
を行わずにステップS43へ移行する。
機3側からの操作データが捕捉外線の開放を示す外線開
放データか否かを判断し、外線開放データの場合は、ス
テップS44で外線開放処理を行って通話中の通話チャ
ネルを開放し、かつ通話中表示の該当外線ランプを消灯
したうえ、各デジタル電話機3において未捕捉外線を示
す赤色点灯中の外線ランプがあればその外線ランプをス
テップS45で消灯する。次にステップS46では、本
装置への発呼者が発呼を放棄することによるISDN回
線#1側から到来する着信停止データの受信の有無を判
断する。そして着信停止データが受信されると、デジタ
ル電話機3側の着信表示中の該当外線ランプを消灯する
等の着信停止処理をステップS47で実行する。続い
て、各デジタル電話機3において未捕捉外線を示す赤色
点灯中の外線ランプがあればその外線ランプをステップ
S48で消灯する。
ルイン着信とを着信の種別とし、各着信を各外線に振り
分けて報知する例について説明したが、この他、装置に
相手電話番号と着信報知外線を登録し、着信時にISD
N回線から通知された発番号が相手電話番号として装置
に登録されているときにその着信を登録されている着信
報知外線に振り分けて報知することも可能である。
つの通話チャネルを有するISDN回線を収容する主装
置と、主装置に接続されると共に、通話チャネルを用い
て発着信を行うために制御上設けられた複数の外線に対
応する外線キーと各外線の使用状態を識別表示する外線
識別手段とを有するボタン電話機とから構成されるボタ
ン電話装置において、各ボタン電話機に、通話チャネル
を共用するための外線キーとして、着信時に網側から着
呼先が指定されないグローバル着信用として設けられた
第1の外線に対応する第1の外線キーと、着信時に網側
から着呼先が指定されるダイヤルイン着信用として当該
着呼先ごとに設けられた第2の外線に対応する第2の外
線キーとを設け、主装置は、ISDN回線に到来する着
信の種別を識別するとその識別結果およびダイヤルイン
着信で指定された着呼先に応じて着信を第1の外線およ
び着呼先ごとの第2の外線の何れかに割り当て、かつ通
話チャネルが全て使用中となった場合は、外線識別手段
を制御して第1の外線および着呼先ごとの第2の外線の
全てについて使用中状態であることを表示するようにし
たので、例えば1つのISDN回線を家庭と事務所で使
用するような場合、利用者はISDN回線の使用状況を
容易に識別することができ、利用者の使い勝手を向上さ
せることができる。
ブロック図である。
る。
設状況を示す図である。
トである。
トである。
機)、#1,#2…デジタル局線(ISDN回線)、1
11 、112 …デジタル局線ユニット、19…時分割多
重通話路スイッチ、20,31…伝送回路、211 〜2
1n …内線回路、22…制御部、33…外線キー部、4
0…LED表示回路、K1〜K6…外線キー、L1〜L
6…外線ランプ。
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの通話チャネルを有するISDN回
線を収容する主装置と、前記主装置に接続されると共
に、前記通話チャネルを用いて発着信を行うために制御
上設けられた複数の外線に対応する外線キーと各外線の
使用状態を識別表示する外線識別手段とを有する複数の
ボタン電話機とからなるボタン電話装置において、前記各ボタン電話機は、前記通話チャネルを共用するた
めの前記外線キーとして、着信時に網側から着呼先が指
定されないグローバル着信用として設けられた第1の外
線に対応する第1の外線キーと、着信時に網側から着呼
先が指定されるダイヤルイン着信用として当該着呼先ご
とに設けられた第2の外線に対応する第2の外線キーと
を有し、 前記主装置は、 前記ISDN回線に到来する着信の種別が前記グローバ
ル着信か前記ダイヤルイン着信かを識別する着信識別手
段と、 前記着信識別手段の識別結果および前記ダイヤルイン着
信で指定された着呼先に応じて、前記着信を前記第1の
外線および前記着呼先ごとの前記第2の外線の何れかに
割り当てる外線割当手段と、前記通話チャネルが全て使用中となった場合は、前記外
線識別手段を制御して前記第1の外線および前記着呼先
ごとの前記第2の外線の全てについて使用中状態である
ことを表示する 制御手段とを有することを特徴とするボ
タン電話装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前記第1の外線および前記着呼先ごと
の前記第2の外線の各外線種別について、当該外線種別
の空き外線数と前記通話チャネルの空き通話チャネル数
とを比較し、空き通話チャネル数のほうが小さい場合
は、前記外線識別手段を制御して当該外線種別の空き外
線数が当該空き通話チャネル数に等しくなるよう当該外
線種別の残りの空き外線について使用中状態であること
を表示する ことを特徴とするボタン電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29393797A JP3451905B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29393797A JP3451905B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | ボタン電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136717A JPH11136717A (ja) | 1999-05-21 |
JP3451905B2 true JP3451905B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=17801107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29393797A Expired - Fee Related JP3451905B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | ボタン電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3451905B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4652062B2 (ja) * | 2005-01-17 | 2011-03-16 | Necインフロンティア株式会社 | キーテレホンシステム |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29393797A patent/JP3451905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11136717A (ja) | 1999-05-21 |
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