JP3450837B2 - デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 - Google Patents
デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器Info
- Publication number
- JP3450837B2 JP3450837B2 JP2001104034A JP2001104034A JP3450837B2 JP 3450837 B2 JP3450837 B2 JP 3450837B2 JP 2001104034 A JP2001104034 A JP 2001104034A JP 2001104034 A JP2001104034 A JP 2001104034A JP 3450837 B2 JP3450837 B2 JP 3450837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- input
- capacitor
- delta
- bias voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
ジタル値に変換するためのアナログ・デジタル変換器
(ADC)に関し、特にスイッチトキャパシタ回路を利
用したデルタシグマ型ADCに関するものである。
ログラマブルゲインを有するデルタシグマ型ADCを開
示している。ただし、このADCはバイポーラのアナロ
グ入力レンジ、すなわち信号グラウンドに対して対称な
アナログ入力レンジ(例えば−10〜+10V)を持つ
ものであった。
て、ユニポーラのアナログ入力レンジ(例えば0〜+1
0V)を持つADCが必要となる。ところが、従来のデ
ルタシグマ型ADCは当該要求に応えることができず、
バイポーラ入力レンジの半分が無駄になる。
力レンジを持つデルタシグマ型ADCを提供することに
ある。
マ型ADCは、あるバイアス電圧に対して非対称なアナ
ログ入力レンジを持つデルタシグマ型ADCであって、
入力クロック信号に同期してアナログ入力電圧をサンプ
リングするためのサンプリング手段と、前記サンプリン
グされた電圧に互いに異なる減算電圧又は加算電圧を選
択的に加算するための加減算手段と、当該選択的加算に
より得られた電圧を積分するための積分器と、当該積分
により得られた電圧と前記バイアス電圧とを比較するた
めのコンパレータと、当該コンパレータの出力を前記入
力クロック信号の1クロックサイクルだけ遅延させるた
めの遅延手段と、当該遅延手段の出力に応じて前記加減
算手段における減算電圧又は加算電圧の選択を制御する
ための制御手段とを備えた構成を採用したものである。
マ型ADCの応用例の1つである血糖計の構成を示して
いる。図1の血糖計は、血液中の糖分の濃度に起因した
電流値を測定するように、血糖値センサ1と、スイッチ
2と、演算増幅器3と、帰還抵抗Rfと、デルタシグマ
型ADC4とを備えている。演算増幅器3の反転入力端
子は血糖値センサ1の一方の端子に、演算増幅器3の非
反転入力端子はバイアス電圧Vbにそれぞれ接続されて
いる。帰還抵抗Rfは、演算増幅器3の出力端子とその
反転入力端子との間に介在している。血糖値センサ1の
他方の端子は、スイッチ2を介して、バイアス電圧Vb
より低いセンサ電圧Vs(−)に接続されている。
インピーダンスは非常に大きく、その両入力端子間の電
位差は常に0Vである。スイッチ2が閉じられると、バ
イアス電圧Vbとセンサ電圧Vs(−)との電位差が血
糖値センサ1に印加される結果、付着血液に応じた一方
向のセンサ電流Isが血糖値センサ1に流れる。したが
って、演算増幅器3の出力電圧はVb+Rf・Isであ
り、この電圧がデルタシグマ型ADC4にアナログ入力
電圧Vinとして与えられる。ここに、Vin>Vbが
常に成り立つ。デルタシグマ型ADC4は、入力クロッ
ク信号CKinに同期して動作し、アナログ入力電圧V
inをデジタル出力Doutに高精度変換する。
におけるアナログ入力電圧Vinの変動の例を示してい
る。ここでは、バイアス電圧Vbを1.00Vとし、か
つアナログ入力電圧Vinの通常の変動幅を1.00V
から1.50Vまでとしている。ただし、デルタシグマ
型ADC4のアナログ入力レンジは、少し余裕をみて
0.75Vから1.75Vまでとする。つまり、図1中
のデルタシグマ型ADC4は、バイアス電圧Vb(=
1.00V)に対して非対称なアナログ入力レンジを持
つのである。したがって、1.25Vの入力電圧がデジ
タル出力Doutの中央値に相当することとなる。後述
する減算電圧(ΔVP)は0.75Vであり、同様に後
述する加算電圧(ΔVM)は0.25Vである。
の第1の実施形態を示している。図3のデルタシグマ型
ADC4は、アナログ入力サンプリング回路10と、電
荷転送回路20と、積分器30と、コンパレータ40
と、Dフリップフロップ50と、スイッチコントローラ
60と、参照電圧サンプリング回路70と、デジタルフ
ィルタ80とを備えている。アナログ入力サンプリング
回路10は入力キャパシタCinと、2個のスイッチ1
1,12とで、電荷転送回路20は2個のスイッチ2
1,22で、積分器30は演算増幅器31と、積分キャ
パシタCintとで、参照電圧サンプリング回路70は
減算キャパシタCpと、加算キャパシタCmと、4個の
スイッチ71,72,73,74とでそれぞれ構成され
ている。入力キャパシタCinと、減算キャパシタCp
と、加算キャパシタCmとの各々の出力端は互いに接続
されて、加算点をなしている。容量比Cin:Cp:C
mは、例えば2:3:1である。積分キャパシタCin
tは演算増幅器31の反転入力端子とその出力端子との
間に介在し、当該演算増幅器31の非反転入力端子はバ
イアス電圧Vbに接続されている。コンパレータ40
は、非反転入力端子に積分器30の出力を、反転入力端
子にバイアス電圧Vbをそれぞれ受け取る。Dcはコン
パレータ出力、Dcdは遅延コンパレータ出力(遅延量
はCKinの1クロックサイクル)、φ1,φ2,φP
A,φPB,φMA,φMBはスイッチコントローラ6
0が供給する制御クロック信号である。Vr(−)はバ
イアス電圧Vbより低い帰還参照電圧、ΔVPは加算キ
ャパシタCpに蓄積される減算電圧、ΔVMは減算キャ
パシタCmに蓄積される加算電圧、V1はサンプリング
されたアナログ入力電圧、V2は加算点の電圧、V3は
積分出力である。
の制御クロック信号の波形を示している。スイッチ1
1,21は図4(a)のφ1に応じて、スイッチ12,
22は図4(b)のφ2に応じてそれぞれオンオフ制御
される。φ1が“1”となる期間を「サンプリング期
間」、φ2が“1”となる期間を「電荷転送期間」とい
う。サンプリング期間では、アナログ入力電圧Vinが
スイッチ11を介して入力キャパシタCinの入力端に
接続され、かつ当該入力キャパシタCinの出力端がス
イッチ21を介してバイアス電圧Vbに接続される。そ
の結果、入力キャパシタCinが充電されて、その端子
間電圧がVin−Vbとなる。また、電荷転送期間で
は、バイアス電圧Vbがスイッチ12を介して入力キャ
パシタCinの入力端に接続され、かつ当該入力キャパ
シタCinの出力端がスイッチ22を介して演算増幅器
31の反転入力端子に接続されるようになっている。
コントローラ60は、図4(c)及び図4(d)に示す
ようにφ1に等しいφPAと、φ2に等しいφPBとを
参照電圧サンプリング回路70へ供給する。したがっ
て、サンプリング期間には帰還参照電圧Vr(−)がス
イッチ71を介して、電荷転送期間にはバイアス電圧V
bがスイッチ72を介してそれぞれ減算キャパシタCp
の入力端に接続される。一方、サンプリング期間にはス
イッチ21が、電荷転送期間にはスイッチ22がそれぞ
れオンする。その結果、サンプリング期間において減算
キャパシタCpに電圧ΔVPが蓄積され、電荷転送期間
において当該電圧ΔVPが入力キャパシタCinの電圧
に加算されて積分器30へ供給され、積分キャパシタC
intが充電されることとなる。
イッチコントローラ60は、図4(e)及び図4(f)
に示すようにφ2に等しいφMAと、φ1に等しいφM
Bとを参照電圧サンプリング回路70へ供給する。した
がって、サンプリング期間にはバイアス電圧Vbがスイ
ッチ74を介して、電荷転送期間には帰還参照電圧Vr
(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加算キャパシタ
Cmの入力端に接続される。一方、サンプリング期間に
はスイッチ21が、電荷転送期間にはスイッチ22がそ
れぞれオンする。その結果、サンプリング期間では加算
キャパシタCmが放電状態となる。そして、電荷転送期
間において加算キャパシタCmに電圧ΔVMが蓄積さ
れ、当該電圧ΔVMが入力キャパシタCinの電圧に加
算されて積分器30へ供給され、積分キャパシタCin
tが充電されることとなる。
ΔVPと、キャパシタCmに蓄積される電圧ΔVMとは
互いに逆極性を有するので、ΔVPは減算電圧と呼ば
れ、ΔVMは加算電圧と呼ばれる。しかも、図2に示す
ように、減算電圧ΔVPと加算電圧ΔVMとは互いに異
なる大きさを有する。また、図2のアナログ入力レンジ
によれば、Vin=1.75Vの場合にはDcの全ビッ
トが“1”とされ、Vin=0.75Vの場合にはDc
の全ビットが“0”とされる。また、Vin=1.25
Vの場合には、Dcとしてビット“0”とビット“1”
とが1:1の割合で出力されることとなる。
50Vの場合の図3中の種々の電圧の波形を示してい
る。この場合には、Dcとしてビット“0”とビット
“1”とが1:3の割合で出力されることとなる。
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができるの
で、ユニポーラのアナログ入力レンジを持つデルタシグ
マ型ADC4を実現することができる。
の第2の実施形態を示している。図3との違いは、参照
電圧サンプリング回路70aにある。すなわち、図6の
構成では、減算電圧ΔVPと加算電圧ΔVMとの違いを
容量値の違いではなく、電圧値の違いによって生じさせ
ており、入力キャパシタCinと、減算キャパシタCp
と、加算キャパシタCmとは互いに同じ容量値を持つ。
制御クロック信号φ1,φ2,φPA,φPB,φM
A,φMBの波形は図4(a)〜図4(f)のとおりで
ある。
る場合、サンプリング期間にはバイアス電圧Vbより低
い第1の帰還参照電圧Vr1(−)がスイッチ71を介
して、電荷転送期間にはバイアス電圧Vbがスイッチ7
2を介してそれぞれ減算キャパシタCpの入力端に接続
される。一方、Dcd=“0”である場合、サンプリン
グ期間にはバイアス電圧Vbがスイッチ74を介して、
電荷転送期間にはバイアス電圧Vbより低くかつ第1の
帰還参照電圧Vr1(−)とは異なる第2の帰還参照電
圧Vr2(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加算キ
ャパシタCmの入力端に接続される。
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができる。
しかも、図6の構成によれば、アナログ入力サンプリン
グ回路10と参照電圧サンプリング回路70aとを一様
な容量値で設計することができ、レイアウトが簡単にな
る。
の第3の実施形態を示している。図6との違いは、スイ
ッチコントローラ60a及び参照電圧サンプリング回路
70bにある。すなわち、図7の構成では、参照電圧サ
ンプリング回路70bにおいて、減算電圧ΔVP又は加
算電圧ΔVMを選択的に蓄積するための単一の加減算キ
ャパシタCpmを導入し、かつスイッチの数を3に減じ
ている。入力キャパシタCinと、加減算キャパシタC
pmとは互いに同じ容量値を持つ。φ1,φ2,φX
A,φYA,φBはスイッチコントローラ60aが供給
する制御クロック信号である。これら制御クロック信号
の波形は、図4(a)〜図4(f)に括弧書きで示した
とおりである。
は、Dcdの値にかかわらず、バイアス電圧vbがスイ
ッチ72を介して加減算キャパシタCpmの入力端に接
続される。一方、電荷転送期間では、Dcd=“1”な
らばバイアス電圧Vbより高い第3の帰還参照電圧Vr
3(+)がスイッチ71を介して、Dcd=“0”なら
ばバイアス電圧Vbより低い第4の帰還参照電圧Vr4
(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加減算キャパシ
タCpmの入力端に接続される。ここに、第3の帰還参
照電圧Vr3(+)とバイアス電圧Vbとの電位差は、
バイアス電圧Vbと第4の帰還参照電圧Vr4(−)と
の電位差と一致しないように設定されている。
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができる。
しかも、図7の構成によれば、図6の場合に比べてキャ
パシタの数とスイッチの数とを減らすことができる。
型ADC4では、Vb=1.00Vとし、かつVin>
Vbが常に成り立つものとして、正のユニポーラ入力レ
ンジ(0.75Vから1.75Vまで)を実現した。た
だし、バイアス電圧Vbは任意である。また、本発明
は、Vin<Vbが常に成り立つ場合に、負のユニポー
ラ入力レンジを持つデルタシグマ型ADCにも適用可能
である。
の他の応用例として、コレステロール計などの化学反応
を用いた計測や、フォトダイオードに一方向に流れるア
ナログ電流をデジタル値に変換するためのADCなどを
挙げることができる。
ば、サンプリングされた入力電圧に互いに異なる減算電
圧又は加算電圧を選択的に加算することとしたので、ユ
ニポーラのアナログ入力レンジを持つデルタシグマ型A
DCを容易に提供することができる。
1つである血糖計の構成を示すブロック図である。
グ入力電圧の変動の例を示す図である。
態を示す回路図である。
ク信号の波形を示すタイミングチャート図である。
を示すタイミングチャート図である。
態を示す回路図である。
態を示す回路図である。
電圧) Vr1(−) 第1の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vr2(−) 第2の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vr3(+) 第3の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より高い電圧) Vr4(−) 第4の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vs(−) センサ電圧(バイアス電圧Vbより低い電
圧) ΔVM 加算電圧 ΔVP 減算電圧 φ1,φ2 制御クロック信号 φPA,φPB,φMA,φMB 制御クロック信号 φXA,φYA,φB 制御クロック信号
Claims (8)
- 【請求項1】 あるバイアス電圧に対して非対称なアナ
ログ入力レンジを持つデルタシグマ型アナログ・デジタ
ル変換器(ADC)であって、 入力クロック信号に同期してアナログ入力電圧をサンプ
リングするためのサンプリング手段と、 前記サンプリングされた電圧に互いに異なる減算電圧又
は加算電圧を選択的に加算するための加減算手段と、 前記選択的加算により得られた電圧を積分するための積
分器と、 前記積分により得られた電圧と前記バイアス電圧とを比
較するためのコンパレータと、 前記コンパレータの出力を前記入力クロック信号の1ク
ロックサイクルだけ遅延させるための遅延手段と、 前記遅延手段の出力に応じて前記加減算手段における減
算電圧又は加算電圧の選択を制御するための制御手段と
を備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項2】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記サンプリング手段は、 入力キャパシタと、 サンプリング期間には、前記アナログ入力電圧を前記入
力キャパシタの入力端に接続し、かつ前記入力キャパシ
タの出力端を前記バイアス電圧に接続するとともに、電
荷転送期間には、前記バイアス電圧を前記入力キャパシ
タの入力端に接続し、かつ前記入力キャパシタの出力端
を前記積分器の入力に接続するためのスイッチ回路とを
備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項3】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記加減算手段は、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有す
る減算キャパシタと、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有
し、かつ前記減算キャパシタとは異なる容量値を持つ加
算キャパシタと、 前記遅延手段の出力が“1”である場合に、前記サンプ
リング期間には前記バイアス電圧より低い帰還参照電圧
を、前記電荷転送期間には前記バイアス電圧をそれぞれ
前記減算キャパシタの入力端に接続するための減算スイ
ッチ回路と、 前記遅延手段の出力が“0”である場合に、前記サンプ
リング期間には前記バイアス電圧を、前記電荷転送期間
には前記帰還参照電圧と同じ電圧をそれぞれ前記加算キ
ャパシタの入力端に接続するための加算スイッチ回路と
を備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項4】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記加減算手段は、 各々前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を
有し、かつ前記入力キャパシタと同じ容量値を持つ減算
キャパシタ及び加算キャパシタと、 前記遅延手段の出力が“1”である場合に、前記サンプ
リング期間には前記バイアス電圧より低い第1の帰還参
照電圧を、前記電荷転送期間には前記バイアス電圧をそ
れぞれ前記減算キャパシタの入力端に接続するための減
算スイッチ回路と、 前記遅延手段の出力が“0”である場合に、前記サンプ
リング期間には前記バイアス電圧を、前記電荷転送期間
には前記バイアス電圧より低くかつ前記第1の帰還参照
電圧とは異なる第2の帰還参照電圧をそれぞれ前記加算
キャパシタの入力端に接続するための加算スイッチ回路
とを備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項5】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記加減算手段は、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有
し、かつ前記入力キャパシタと同じ容量値を持つ加減算
キャパシタと、 前記サンプリング期間には前記バイアス電圧を前記加減
算キャパシタの入力端に接続するとともに、前記電荷転
送期間には前記遅延手段の出力が“1”ならば前記バイ
アス電圧より高い第3の帰還参照電圧を、前記遅延手段
の出力が“0”ならば前記バイアス電圧より低い第4の
帰還参照電圧をそれぞれ前記加減算キャパシタの入力端
に接続するための加減算スイッチ回路とを備え、 前記第3の帰還参照電圧と前記バイアス電圧との電位差
は、前記バイアス電圧と前記第4の帰還参照電圧との電
位差と一致しないように設定されたことを特徴とするデ
ルタシグマ型ADC。 - 【請求項6】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記積分器は、 前記選択的加算により得られた電圧を受け取るための反
転入力端子と、前記バイアス電圧に接続された非反転入
力端子とを有する演算増幅器と、 前記演算増幅器の反転入力端子と前記演算増幅器の出力
端子との間に介在した積分キャパシタとを備えたことを
特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項7】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
おいて、 前記遅延手段は、Dフリップフロップで構成されたこと
を特徴とするデルタシグマ型ADC。 - 【請求項8】 請求項1記載のデルタシグマ型ADC
と、 前記デルタシグマ型ADCにアナログ入力電圧を供給す
る増幅器と、 一方向に流れるセンサ電流を前記増幅器の入力に供給す
る血糖値センサとを備えたことを特徴とする血糖計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104034A JP3450837B2 (ja) | 2000-04-13 | 2001-04-03 | デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-111782 | 2000-04-13 | ||
JP2000111782 | 2000-04-13 | ||
JP2001104034A JP3450837B2 (ja) | 2000-04-13 | 2001-04-03 | デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001358591A JP2001358591A (ja) | 2001-12-26 |
JP3450837B2 true JP3450837B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=26590024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001104034A Expired - Fee Related JP3450837B2 (ja) | 2000-04-13 | 2001-04-03 | デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3450837B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436619B (en) * | 2005-12-19 | 2010-10-06 | Toumaz Technology Ltd | Sensor circuits |
JP2008039486A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Olympus Corp | 電解質分析装置及びその測定データ処理方法 |
US8704581B2 (en) * | 2007-04-23 | 2014-04-22 | Qualcomm Incorporated | Switched capacitor integration and summing circuits |
JP5836020B2 (ja) | 2011-09-02 | 2015-12-24 | スパンション エルエルシー | A/d変換器 |
US8779957B2 (en) | 2012-08-02 | 2014-07-15 | Qualcomm Incorporated | Low distortion feed-forward delta-sigma modulator |
CN113315522B (zh) * | 2021-04-27 | 2023-02-24 | 西安电子科技大学 | 一种24位低失真Sigma-Delta模数转换器 |
-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104034A patent/JP3450837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001358591A (ja) | 2001-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6473018B2 (en) | Delta sigma analog-to-digital converter | |
US5563597A (en) | Switched-capacitor one-bit digital-to-analog converter with low sensitivity to op-amp offset voltage | |
US6040793A (en) | Switched-capacitor sigma-delta analog-to-digital converter with input voltage overload protection | |
US7164378B2 (en) | Analog-to-digital converter with reduced average input current and reduced average reference current | |
US7304483B2 (en) | One terminal capacitor interface circuit | |
TWI246826B (en) | High precision analog to digital converter | |
US10826523B2 (en) | Analog-to-digital converter, measurement arrangement and method for analog-to-digital conversion | |
TWI555341B (zh) | 類比數位轉換器 | |
JP5836020B2 (ja) | A/d変換器 | |
US20130050003A1 (en) | Sigma-delta analog to digital converter | |
JPH08125541A (ja) | デルタシグマ変調器 | |
TW201306492A (zh) | 同步取樣單端與差動雙輸入類比數位轉換器 | |
EP1076874B1 (en) | Method and circuit for compensating the non-linearity of capacitors | |
US9419643B2 (en) | Delta sigma modulator | |
US20020140591A1 (en) | Sigma-delta A/D converter | |
JP3450837B2 (ja) | デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 | |
JP3491226B2 (ja) | デルタ・シグマ変調器 | |
JP2000022500A (ja) | スイッチトキャパシタ回路 | |
JP3709640B2 (ja) | 電圧比較回路およびそれを用いたアナログ/ディジタル変換回路 | |
KR101276439B1 (ko) | 샘플링 정확도를 증가시키기 위한 아날로그 리셋 회로를 적용시킨 시그마-델타 아날로그-디지털 컨버터 | |
JPWO2020075552A1 (ja) | スイッチトキャパシタアンプおよびad変換装置 | |
CN110071696B (zh) | 一种可用于温度传感器的连续时间积分器 | |
US10305507B1 (en) | First-order sigma-delta analog-to-digital converter | |
WO2002041496A2 (en) | Switched capacitor pipeline ad-converter | |
JP2002133891A (ja) | サンプル&ホールド回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |