JP3450837B2 - デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器 - Google Patents

デルタシグマ型アナログ・デジタル変換器

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JP3450837B2
JP3450837B2 JP2001104034A JP2001104034A JP3450837B2 JP 3450837 B2 JP3450837 B2 JP 3450837B2 JP 2001104034 A JP2001104034 A JP 2001104034A JP 2001104034 A JP2001104034 A JP 2001104034A JP 3450837 B2 JP3450837 B2 JP 3450837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ電圧をデ
ジタル値に変換するためのアナログ・デジタル変換器
(ADC)に関し、特にスイッチトキャパシタ回路を利
用したデルタシグマ型ADCに関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第6,037,887号は、プ
ログラマブルゲインを有するデルタシグマ型ADCを開
示している。ただし、このADCはバイポーラのアナロ
グ入力レンジ、すなわち信号グラウンドに対して対称な
アナログ入力レンジ(例えば−10〜+10V)を持つ
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種々の計測応用におい
て、ユニポーラのアナログ入力レンジ(例えば0〜+1
0V)を持つADCが必要となる。ところが、従来のデ
ルタシグマ型ADCは当該要求に応えることができず、
バイポーラ入力レンジの半分が無駄になる。
【0004】本発明の目的は、ユニポーラのアナログ入
力レンジを持つデルタシグマ型ADCを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデルタシグ
マ型ADCは、あるバイアス電圧に対して非対称なアナ
ログ入力レンジを持つデルタシグマ型ADCであって、
入力クロック信号に同期してアナログ入力電圧をサンプ
リングするためのサンプリング手段と、前記サンプリン
グされた電圧に互いに異なる減算電圧又は加算電圧を選
択的に加算するための加減算手段と、当該選択的加算に
より得られた電圧を積分するための積分器と、当該積分
により得られた電圧と前記バイアス電圧とを比較するた
めのコンパレータと、当該コンパレータの出力を前記入
力クロック信号の1クロックサイクルだけ遅延させるた
めの遅延手段と、当該遅延手段の出力に応じて前記加減
算手段における減算電圧又は加算電圧の選択を制御する
ための制御手段とを備えた構成を採用したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るデルタシグ
マ型ADCの応用例の1つである血糖計の構成を示して
いる。図1の血糖計は、血液中の糖分の濃度に起因した
電流値を測定するように、血糖値センサ1と、スイッチ
2と、演算増幅器3と、帰還抵抗Rfと、デルタシグマ
型ADC4とを備えている。演算増幅器3の反転入力端
子は血糖値センサ1の一方の端子に、演算増幅器3の非
反転入力端子はバイアス電圧Vbにそれぞれ接続されて
いる。帰還抵抗Rfは、演算増幅器3の出力端子とその
反転入力端子との間に介在している。血糖値センサ1の
他方の端子は、スイッチ2を介して、バイアス電圧Vb
より低いセンサ電圧Vs(−)に接続されている。
【0007】図1の構成によれば、演算増幅器3の入力
インピーダンスは非常に大きく、その両入力端子間の電
位差は常に0Vである。スイッチ2が閉じられると、バ
イアス電圧Vbとセンサ電圧Vs(−)との電位差が血
糖値センサ1に印加される結果、付着血液に応じた一方
向のセンサ電流Isが血糖値センサ1に流れる。したが
って、演算増幅器3の出力電圧はVb+Rf・Isであ
り、この電圧がデルタシグマ型ADC4にアナログ入力
電圧Vinとして与えられる。ここに、Vin>Vbが
常に成り立つ。デルタシグマ型ADC4は、入力クロッ
ク信号CKinに同期して動作し、アナログ入力電圧V
inをデジタル出力Doutに高精度変換する。
【0008】図2は、図1中のデルタシグマ型ADC4
におけるアナログ入力電圧Vinの変動の例を示してい
る。ここでは、バイアス電圧Vbを1.00Vとし、か
つアナログ入力電圧Vinの通常の変動幅を1.00V
から1.50Vまでとしている。ただし、デルタシグマ
型ADC4のアナログ入力レンジは、少し余裕をみて
0.75Vから1.75Vまでとする。つまり、図1中
のデルタシグマ型ADC4は、バイアス電圧Vb(=
1.00V)に対して非対称なアナログ入力レンジを持
つのである。したがって、1.25Vの入力電圧がデジ
タル出力Doutの中央値に相当することとなる。後述
する減算電圧(ΔVP)は0.75Vであり、同様に後
述する加算電圧(ΔVM)は0.25Vである。
【0009】図3は、図1中のデルタシグマ型ADC4
の第1の実施形態を示している。図3のデルタシグマ型
ADC4は、アナログ入力サンプリング回路10と、電
荷転送回路20と、積分器30と、コンパレータ40
と、Dフリップフロップ50と、スイッチコントローラ
60と、参照電圧サンプリング回路70と、デジタルフ
ィルタ80とを備えている。アナログ入力サンプリング
回路10は入力キャパシタCinと、2個のスイッチ1
1,12とで、電荷転送回路20は2個のスイッチ2
1,22で、積分器30は演算増幅器31と、積分キャ
パシタCintとで、参照電圧サンプリング回路70は
減算キャパシタCpと、加算キャパシタCmと、4個の
スイッチ71,72,73,74とでそれぞれ構成され
ている。入力キャパシタCinと、減算キャパシタCp
と、加算キャパシタCmとの各々の出力端は互いに接続
されて、加算点をなしている。容量比Cin:Cp:C
mは、例えば2:3:1である。積分キャパシタCin
tは演算増幅器31の反転入力端子とその出力端子との
間に介在し、当該演算増幅器31の非反転入力端子はバ
イアス電圧Vbに接続されている。コンパレータ40
は、非反転入力端子に積分器30の出力を、反転入力端
子にバイアス電圧Vbをそれぞれ受け取る。Dcはコン
パレータ出力、Dcdは遅延コンパレータ出力(遅延量
はCKinの1クロックサイクル)、φ1,φ2,φP
A,φPB,φMA,φMBはスイッチコントローラ6
0が供給する制御クロック信号である。Vr(−)はバ
イアス電圧Vbより低い帰還参照電圧、ΔVPは加算キ
ャパシタCpに蓄積される減算電圧、ΔVMは減算キャ
パシタCmに蓄積される加算電圧、V1はサンプリング
されたアナログ入力電圧、V2は加算点の電圧、V3は
積分出力である。
【0010】図4(a)〜図4(f)は、図3中の種々
の制御クロック信号の波形を示している。スイッチ1
1,21は図4(a)のφ1に応じて、スイッチ12,
22は図4(b)のφ2に応じてそれぞれオンオフ制御
される。φ1が“1”となる期間を「サンプリング期
間」、φ2が“1”となる期間を「電荷転送期間」とい
う。サンプリング期間では、アナログ入力電圧Vinが
スイッチ11を介して入力キャパシタCinの入力端に
接続され、かつ当該入力キャパシタCinの出力端がス
イッチ21を介してバイアス電圧Vbに接続される。そ
の結果、入力キャパシタCinが充電されて、その端子
間電圧がVin−Vbとなる。また、電荷転送期間で
は、バイアス電圧Vbがスイッチ12を介して入力キャ
パシタCinの入力端に接続され、かつ当該入力キャパ
シタCinの出力端がスイッチ22を介して演算増幅器
31の反転入力端子に接続されるようになっている。
【0011】Dcd=“1”である場合には、スイッチ
コントローラ60は、図4(c)及び図4(d)に示す
ようにφ1に等しいφPAと、φ2に等しいφPBとを
参照電圧サンプリング回路70へ供給する。したがっ
て、サンプリング期間には帰還参照電圧Vr(−)がス
イッチ71を介して、電荷転送期間にはバイアス電圧V
bがスイッチ72を介してそれぞれ減算キャパシタCp
の入力端に接続される。一方、サンプリング期間にはス
イッチ21が、電荷転送期間にはスイッチ22がそれぞ
れオンする。その結果、サンプリング期間において減算
キャパシタCpに電圧ΔVPが蓄積され、電荷転送期間
において当該電圧ΔVPが入力キャパシタCinの電圧
に加算されて積分器30へ供給され、積分キャパシタC
intが充電されることとなる。
【0012】一方、Dcd=“0”である場合には、ス
イッチコントローラ60は、図4(e)及び図4(f)
に示すようにφ2に等しいφMAと、φ1に等しいφM
Bとを参照電圧サンプリング回路70へ供給する。した
がって、サンプリング期間にはバイアス電圧Vbがスイ
ッチ74を介して、電荷転送期間には帰還参照電圧Vr
(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加算キャパシタ
Cmの入力端に接続される。一方、サンプリング期間に
はスイッチ21が、電荷転送期間にはスイッチ22がそ
れぞれオンする。その結果、サンプリング期間では加算
キャパシタCmが放電状態となる。そして、電荷転送期
間において加算キャパシタCmに電圧ΔVMが蓄積さ
れ、当該電圧ΔVMが入力キャパシタCinの電圧に加
算されて積分器30へ供給され、積分キャパシタCin
tが充電されることとなる。
【0013】ここで、キャパシタCpに蓄積される電圧
ΔVPと、キャパシタCmに蓄積される電圧ΔVMとは
互いに逆極性を有するので、ΔVPは減算電圧と呼ば
れ、ΔVMは加算電圧と呼ばれる。しかも、図2に示す
ように、減算電圧ΔVPと加算電圧ΔVMとは互いに異
なる大きさを有する。また、図2のアナログ入力レンジ
によれば、Vin=1.75Vの場合にはDcの全ビッ
トが“1”とされ、Vin=0.75Vの場合にはDc
の全ビットが“0”とされる。また、Vin=1.25
Vの場合には、Dcとしてビット“0”とビット“1”
とが1:1の割合で出力されることとなる。
【0014】図5(a)〜図5(e)は、Vin=1.
50Vの場合の図3中の種々の電圧の波形を示してい
る。この場合には、Dcとしてビット“0”とビット
“1”とが1:3の割合で出力されることとなる。
【0015】以上のとおり、図3の構成によれば、サン
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができるの
で、ユニポーラのアナログ入力レンジを持つデルタシグ
マ型ADC4を実現することができる。
【0016】図6は、図1中のデルタシグマ型ADC4
の第2の実施形態を示している。図3との違いは、参照
電圧サンプリング回路70aにある。すなわち、図6の
構成では、減算電圧ΔVPと加算電圧ΔVMとの違いを
容量値の違いではなく、電圧値の違いによって生じさせ
ており、入力キャパシタCinと、減算キャパシタCp
と、加算キャパシタCmとは互いに同じ容量値を持つ。
制御クロック信号φ1,φ2,φPA,φPB,φM
A,φMBの波形は図4(a)〜図4(f)のとおりで
ある。
【0017】具体的に説明すると、Dcd=“1”であ
る場合、サンプリング期間にはバイアス電圧Vbより低
い第1の帰還参照電圧Vr1(−)がスイッチ71を介
して、電荷転送期間にはバイアス電圧Vbがスイッチ7
2を介してそれぞれ減算キャパシタCpの入力端に接続
される。一方、Dcd=“0”である場合、サンプリン
グ期間にはバイアス電圧Vbがスイッチ74を介して、
電荷転送期間にはバイアス電圧Vbより低くかつ第1の
帰還参照電圧Vr1(−)とは異なる第2の帰還参照電
圧Vr2(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加算キ
ャパシタCmの入力端に接続される。
【0018】したがって、図6の構成によっても、サン
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができる。
しかも、図6の構成によれば、アナログ入力サンプリン
グ回路10と参照電圧サンプリング回路70aとを一様
な容量値で設計することができ、レイアウトが簡単にな
る。
【0019】図7は、図1中のデルタシグマ型ADC4
の第3の実施形態を示している。図6との違いは、スイ
ッチコントローラ60a及び参照電圧サンプリング回路
70bにある。すなわち、図7の構成では、参照電圧サ
ンプリング回路70bにおいて、減算電圧ΔVP又は加
算電圧ΔVMを選択的に蓄積するための単一の加減算キ
ャパシタCpmを導入し、かつスイッチの数を3に減じ
ている。入力キャパシタCinと、加減算キャパシタC
pmとは互いに同じ容量値を持つ。φ1,φ2,φX
A,φYA,φBはスイッチコントローラ60aが供給
する制御クロック信号である。これら制御クロック信号
の波形は、図4(a)〜図4(f)に括弧書きで示した
とおりである。
【0020】具体的に説明すると、サンプリング期間に
は、Dcdの値にかかわらず、バイアス電圧vbがスイ
ッチ72を介して加減算キャパシタCpmの入力端に接
続される。一方、電荷転送期間では、Dcd=“1”な
らばバイアス電圧Vbより高い第3の帰還参照電圧Vr
3(+)がスイッチ71を介して、Dcd=“0”なら
ばバイアス電圧Vbより低い第4の帰還参照電圧Vr4
(−)がスイッチ73を介してそれぞれ加減算キャパシ
タCpmの入力端に接続される。ここに、第3の帰還参
照電圧Vr3(+)とバイアス電圧Vbとの電位差は、
バイアス電圧Vbと第4の帰還参照電圧Vr4(−)と
の電位差と一致しないように設定されている。
【0021】したがって、図7の構成によっても、サン
プリングされた入力電圧に互いに異なる減算電圧ΔVP
又は加算電圧ΔVMを選択的に加算することができる。
しかも、図7の構成によれば、図6の場合に比べてキャ
パシタの数とスイッチの数とを減らすことができる。
【0022】なお、上記各実施形態に係るデルタシグマ
型ADC4では、Vb=1.00Vとし、かつVin>
Vbが常に成り立つものとして、正のユニポーラ入力レ
ンジ(0.75Vから1.75Vまで)を実現した。た
だし、バイアス電圧Vbは任意である。また、本発明
は、Vin<Vbが常に成り立つ場合に、負のユニポー
ラ入力レンジを持つデルタシグマ型ADCにも適用可能
である。
【0023】また、本発明に係るデルタシグマ型ADC
の他の応用例として、コレステロール計などの化学反応
を用いた計測や、フォトダイオードに一方向に流れるア
ナログ電流をデジタル値に変換するためのADCなどを
挙げることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、サンプリングされた入力電圧に互いに異なる減算電
圧又は加算電圧を選択的に加算することとしたので、ユ
ニポーラのアナログ入力レンジを持つデルタシグマ型A
DCを容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデルタシグマ型ADCの応用例の
1つである血糖計の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のデルタシグマ型ADCにおけるアナロ
グ入力電圧の変動の例を示す図である。
【図3】図1中のデルタシグマ型ADCの第1の実施形
態を示す回路図である。
【図4】(a)〜(f)は、図3中の種々の制御クロッ
ク信号の波形を示すタイミングチャート図である。
【図5】(a)〜(e)は、図3中の種々の電圧の波形
を示すタイミングチャート図である。
【図6】図1中のデルタシグマ型ADCの第2の実施形
態を示す回路図である。
【図7】図1中のデルタシグマ型ADCの第3の実施形
態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 血糖値センサ 2 スイッチ 3 演算増幅器 4 デルタシグマ型ADC 10 アナログ入力サンプリング回路 11,12 スイッチ 20 電荷転送回路 21,22 スイッチ 30 積分器 31 演算増幅器 40 コンパレータ 50 Dフリップフロップ 60,60a スイッチコントローラ 70,70a,70b 参照電圧サンプリング回路 71〜74 スイッチ 80 デジタルフィルタ Cin 入力キャパシタ Cint 積分キャパシタ CKin 入力クロック信号 Cm 加算キャパシタ Cp 減算キャパシタ Cpm 加減算キャパシタ Dc コンパレータ出力 Dcd 遅延コンパレータ出力 Dout デジタル出力 Is センサ電流 Rf 帰還抵抗 Vb バイアス電圧 Vin アナログ入力電圧 Vr(−) 帰還参照電圧(バイアス電圧Vbより低い
電圧) Vr1(−) 第1の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vr2(−) 第2の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vr3(+) 第3の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より高い電圧) Vr4(−) 第4の帰還参照電圧(バイアス電圧Vb
より低い電圧) Vs(−) センサ電圧(バイアス電圧Vbより低い電
圧) ΔVM 加算電圧 ΔVP 減算電圧 φ1,φ2 制御クロック信号 φPA,φPB,φMA,φMB 制御クロック信号 φXA,φYA,φB 制御クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−125541(JP,A) 特開 平6−224761(JP,A) 特開 平7−143006(JP,A) 特開 平5−37383(JP,A) 特開 平8−70251(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 3/00 - 11/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるバイアス電圧に対して非対称なアナ
    ログ入力レンジを持つデルタシグマ型アナログ・デジタ
    ル変換器(ADC)であって、 入力クロック信号に同期してアナログ入力電圧をサンプ
    リングするためのサンプリング手段と、 前記サンプリングされた電圧に互いに異なる減算電圧又
    は加算電圧を選択的に加算するための加減算手段と、 前記選択的加算により得られた電圧を積分するための積
    分器と、 前記積分により得られた電圧と前記バイアス電圧とを比
    較するためのコンパレータと、 前記コンパレータの出力を前記入力クロック信号の1ク
    ロックサイクルだけ遅延させるための遅延手段と、 前記遅延手段の出力に応じて前記加減算手段における減
    算電圧又は加算電圧の選択を制御するための制御手段と
    を備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記サンプリング手段は、 入力キャパシタと、 サンプリング期間には、前記アナログ入力電圧を前記入
    力キャパシタの入力端に接続し、かつ前記入力キャパシ
    タの出力端を前記バイアス電圧に接続するとともに、電
    荷転送期間には、前記バイアス電圧を前記入力キャパシ
    タの入力端に接続し、かつ前記入力キャパシタの出力端
    を前記積分器の入力に接続するためのスイッチ回路とを
    備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記加減算手段は、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有す
    る減算キャパシタと、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有
    し、かつ前記減算キャパシタとは異なる容量値を持つ加
    算キャパシタと、 前記遅延手段の出力が“1”である場合に、前記サンプ
    リング期間には前記バイアス電圧より低い帰還参照電圧
    を、前記電荷転送期間には前記バイアス電圧をそれぞれ
    前記減算キャパシタの入力端に接続するための減算スイ
    ッチ回路と、 前記遅延手段の出力が“0”である場合に、前記サンプ
    リング期間には前記バイアス電圧を、前記電荷転送期間
    には前記帰還参照電圧と同じ電圧をそれぞれ前記加算キ
    ャパシタの入力端に接続するための加算スイッチ回路と
    を備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記加減算手段は、 各々前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を
    有し、かつ前記入力キャパシタと同じ容量値を持つ減算
    キャパシタ及び加算キャパシタと、 前記遅延手段の出力が“1”である場合に、前記サンプ
    リング期間には前記バイアス電圧より低い第1の帰還参
    照電圧を、前記電荷転送期間には前記バイアス電圧をそ
    れぞれ前記減算キャパシタの入力端に接続するための減
    算スイッチ回路と、 前記遅延手段の出力が“0”である場合に、前記サンプ
    リング期間には前記バイアス電圧を、前記電荷転送期間
    には前記バイアス電圧より低くかつ前記第1の帰還参照
    電圧とは異なる第2の帰還参照電圧をそれぞれ前記加算
    キャパシタの入力端に接続するための加算スイッチ回路
    とを備えたことを特徴とするデルタシグマ型ADC。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記加減算手段は、 前記入力キャパシタの出力端に接続された出力端を有
    し、かつ前記入力キャパシタと同じ容量値を持つ加減算
    キャパシタと、 前記サンプリング期間には前記バイアス電圧を前記加減
    算キャパシタの入力端に接続するとともに、前記電荷転
    送期間には前記遅延手段の出力が“1”ならば前記バイ
    アス電圧より高い第3の帰還参照電圧を、前記遅延手段
    の出力が“0”ならば前記バイアス電圧より低い第4の
    帰還参照電圧をそれぞれ前記加減算キャパシタの入力端
    に接続するための加減算スイッチ回路とを備え、 前記第3の帰還参照電圧と前記バイアス電圧との電位差
    は、前記バイアス電圧と前記第4の帰還参照電圧との電
    位差と一致しないように設定されたことを特徴とするデ
    ルタシグマ型ADC。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記積分器は、 前記選択的加算により得られた電圧を受け取るための反
    転入力端子と、前記バイアス電圧に接続された非反転入
    力端子とを有する演算増幅器と、 前記演算増幅器の反転入力端子と前記演算増幅器の出力
    端子との間に介在した積分キャパシタとを備えたことを
    特徴とするデルタシグマ型ADC。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のデルタシグマ型ADCに
    おいて、 前記遅延手段は、Dフリップフロップで構成されたこと
    を特徴とするデルタシグマ型ADC。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のデルタシグマ型ADC
    と、 前記デルタシグマ型ADCにアナログ入力電圧を供給す
    る増幅器と、 一方向に流れるセンサ電流を前記増幅器の入力に供給す
    る血糖値センサとを備えたことを特徴とする血糖計。
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