JP3450624B2 - X線露光装置および露光システム - Google Patents

X線露光装置および露光システム

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JP3450624B2 JP02587597A JP2587597A JP3450624B2 JP 3450624 B2 JP3450624 B2 JP 3450624B2 JP 02587597 A JP02587597 A JP 02587597A JP 2587597 A JP2587597 A JP 2587597A JP 3450624 B2 JP3450624 B2 JP 3450624B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリウムガスの減
圧雰囲気に制御される密封チャンバを露光室とするX線
露光装置および露光システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線露光装置の露光光として用いるX線
は大気等による減衰が著しいため、超高真空に保たれた
ビームダクトを通って露光室に導入される。露光室は、
X線の減衰を防ぐ一方でウエハやマスクの放熱を促進す
るためにヘリウムガスの減圧雰囲気に保たれた密封チャ
ンバである。このようなX線露光装置においては、ウエ
ハの露光面におけるX線強度の変動を防ぐために、前記
減圧雰囲気の圧力、温度およびヘリウムガスの純度等を
極めて高精度に制御しなければならない。
【0003】ところが、密封チャンバ内のヘリウムガス
の純度は、密封チャンバ内に配設されたウエハ位置決め
ステージのエアーベアリング等から漏出するガスや、密
封チャンバ内にリークする大気等によって徐徐に低下す
る。そこで、これらの不純ガスによる純度低下を防ぐた
めに、より高純度のヘリウムガスを継続的に密封チャン
バに供給する。密封チャンバのヘリウムガスの純度を例
えば、99.9%以上に保つには、密封チャンバを排気
しながら常時99.9999%以上の高純度のヘリウム
ガスを密封チャンバに導入する必要がある。
【0004】図4は一従来例によるX線露光装置を示す
もので、これは、ウエハW0 の位置決めを行なうウエハ
位置決めステージT1 やマスクM0 を保持するマスク保
持装置T2 を収容する密封チャンバ101と、光源P0
から発生されたX線を超高真空の状態で密封チャンバ1
01へ導入するためのビームダクト102と、密封チャ
ンバ101の減圧雰囲気をビームダクト102の超高真
空雰囲気から遮断するためのベリリウム窓103を有
し、ビームダクト102を通りベリリウム窓103を経
て密封チャンバ101へ導入されたX線は、マスク保持
装置T2 に保持されたマスクM0 を経てウエハ位置決め
ステージT1 上のウエハW0 を露光する。
【0005】ウエハW0 の露光中に、密封チャンバ10
1内にリークする大気やウエハ位置決めステージT1
のエアーベアリングから漏出するガス等のために密封チ
ャンバ101内のヘリリウムガスの純度が変化すると、
ウエハW0 の露光面におけるX線強度が変化して露光む
ら等を発生する。そこで、密封チャンバ101を常時排
気系104によって排気するとともに、ヘリウムガス供
給系105から高純度のヘリウムガスを供給し、前記不
純ガスによる汚染を希釈して、密封チャンバ101内の
ヘリウムガスの純度を一定に保ち、かつ、雰囲気圧力を
例えば200Torrに維持する。
【0006】排気系104は、流量制御弁104aを経
て真空ポンプ104bに接続される排気ライン104c
と、密封チャンバ101内の雰囲気圧力を検出する圧力
センサ104dと、その出力に基づいて流量制御弁10
4aを制御するコントローラ104eを有し、ヘリウム
ガス供給系105は、ヘリウムガスを貯蔵するガスボン
ベ105aと、流量制御弁105bおよび温調ユニット
105cを経てガスボンベ105aに接続されるガス供
給ライン105dを有する。
【0007】ヘリウムガス供給系105は、ガスボンベ
105aから供給される高純度のヘリウムガスを温調ユ
ニット105cによって所定の温度に制御して密封チャ
ンバ101に導入するもので、ヘリウムガスの供給量は
流量制御弁105bによって制御される。
【0008】排気系104は、密封チャンバ101内の
雰囲気圧力を圧力センサ104dによって検出し、コン
トローラ104eによって流量制御弁104aを制御す
ることで密封チャンバ101内の雰囲気圧力を所定の値
に維持する。排気系104によって密封チャンバ101
から排気されたヘリウムガスは、大気中に放出されるの
が一般的である。
【0009】近年では、X線の光源として荷電粒子蓄積
リング(シンクロトロンリング)を用いたいわゆるSR
−X線を露光光とするX線露光装置が開発されており、
なかでも、荷電粒子蓄積リングに強力な磁場を発生させ
るための電磁装置に、液体ヘリウム温度で超伝導状態に
なる線材を利用した超伝導マグネットを装備したものが
注目されている。この場合には、超伝導マグネットの冷
却部に液体ヘリウムを供給する装置が配設される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、高純度のヘリウムガスは極めて高価で
あり、密封チャンバである露光室に継続的にヘリウムガ
スを供給する一方で、露光室の排気をそのまま大気中に
放出したのではX線露光装置のランニングコストが高騰
する。また、荷電粒子蓄積リングを光源とするX線露光
装置においては、前述のように光源の冷却部にもヘリウ
ムを必要とするため、高価なヘリウムの消費量がより一
層増大する傾向がある。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ヘリウムガスの減圧
雰囲気に制御される密封チャンバの排気を回収して、光
源の冷却部等を循環させて繰り返し利用することで、ヘ
リウムガスの消費量を大幅に低減できるX線露光装置お
よび露光システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のX線露光装置は、X線を発生する光源と、
ヘリウムガスの減圧雰囲気に制御される密封チャンバ
と、該密封チャンバの排気を液化して回収する液化回収
手段と、該液化回収手段の液体ヘリウムを気化したうえ
で前記密封チャンバへ還流させる気化還流手段を有する
ことを特徴とする。
【0013】X線を発生する光源と、ヘリウムガスの減
圧雰囲気に制御される密封チャンバと、該密封チャンバ
の排気を液化して回収する液化回収手段と、該液化回収
手段の液体ヘリウムを前記光源の冷却部へ導入し、ここ
で気化したうえで前記密封チャンバへ還流させる気化還
流手段を有するものでもよい。
【0014】複数の密封チャンバに対して1個の液化回
収手段が配設されていてもよい。
【0015】
【作用】密封チャンバ内の減圧雰囲気は、ウエハ位置決
めステージ等からリークする不純ガスによる汚染のため
にヘリウムガスの純度が低下する。そこで、密封チャン
バを継続的に排気しながら、より高純度のヘリウムガス
を密封チャンバ内に導入することで、ヘリウムガスの純
度を維持する。密封チャンバの排気を液化回収手段によ
って液化し、液体ヘリウムとして回収する。液体ヘリウ
ムを光源の冷却部等に利用して気化したうえで、密封チ
ャンバに還流し、密封チャンバの排気に含まれるヘリウ
ムガスを繰り返し利用すれば、高価なヘリウムガスの消
費を抑制し、X線露光装置のランニングコストを大幅に
低減できる。
【0016】密封チャンバの排気は、液化回収手段にお
いて液化される過程で不純物を除去され、高純度のヘリ
ウムガスとなる。また、気化還流手段において気化され
る過程においても同様に不純物が除去されるため、極め
て高純度のヘリウムガスとなって密封チャンバへ還流さ
れる。密封チャンバの排気を純化するための精練器等を
付加する必要がないため、設備費が安くてすむという利
点もある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0018】図1は一実施例によるX線露光装置を示す
もので、これは、ウエハW1 の位置決めを行なうウエハ
位置決めステージS1 やマスクM1 を保持するマスク保
持装置S2 を収容する密封チャンバ1と、光源P1 から
発生されたX線を超高真空の状態で密封チャンバ1へ導
入するためのビームダクト2と、密封チャンバ1の減圧
雰囲気をビームダクト2の超高真空雰囲気から遮断する
ためのベリリウム窓3を有し、ビームダクト2を通りベ
リリウム窓3を経て密封チャンバ1へ導入されたX線
は、マスク保持装置S2 に保持されたマスクM1 を経て
ウエハ位置決めステージS1 上のウエハW1 を露光す
る。
【0019】ウエハW1 の露光中に、密封チャンバ1内
にリークする大気やウエハ位置決めステージS1 等のエ
アーベアリングから漏出するガス等のために密封チャン
バ1内のヘリウムガスの純度が低下すると、ウエハW1
の露光面におけるX線強度が変化して露光むら等を発生
する。そこで、密封チャンバ1を継続的に排気系4によ
って排気するとともに、ヘリウムガス供給系5から高純
度のヘリウムガスを供給し、前記不純ガスによる汚染を
希釈して、密封チャンバ1内のヘリウムガスの純度を一
定に保ち、かつ、雰囲気圧力を例えば200Torrに
維持する。
【0020】排気系4は、流量制御弁4aを経て排気ポ
ンプ4bに接続される排気ライン4cと、密封チャンバ
1内の雰囲気圧力を検出する圧力センサ4dと、その出
力に基づいて流量制御弁4aを制御するコントローラ4
eを有し、ヘリウムガス供給系5は、ヘリウムガスを貯
蔵するヘリウムガスタンク5aと、流量制御弁5bおよ
び温調ユニット5cを経てヘリウムガスタンク5aに接
続されるガス供給ライン5dを有する。
【0021】ヘリウムガス供給系5は、ヘリウムガスタ
ンク5aから供給される高純度のヘリウムガスを温調ユ
ニット5cによって所定の温度に制御して密封チャンバ
1に導入するもので、ヘリウムガスの供給量は流量制御
弁5bによって制御される。
【0022】排気系4は、密封チャンバ1内の雰囲気圧
力を圧力センサ4dによって検出し、コントローラ4e
によって流量制御弁4aを制御することで密封チャンバ
1内の雰囲気圧力を所定の値に維持する。
【0023】排気系4の排気ポンプ4bによって密封チ
ャンバ1から排気されたヘリウムガスは、液化回収手段
であるヘリウム液化装置6によって液化されて液体ヘリ
ウムとなり、光源P1 の冷却部7に液体ヘリウムを供給
する液体ヘリウム供給系8の液体ヘリウムタンク8aに
貯蔵される。密封チャンバ1から排気系4によって排出
されたヘリウムガスには、密封チャンバ1内にリークす
る大気やウエハ位置決めステージS1 のエアーベアリン
グから漏出するガス等の不純ガスが含まれているが、ヘ
リウム液化装置6において圧縮、液化される工程でこれ
らの不純ガスが除去され、液体ヘリウムタンク8aに貯
蔵されるものはより高純度のヘリウムとなる。
【0024】光源P1 は荷電粒子蓄積リングを用いてX
線(SR−X線)を露光光として放出するもので、その
冷却部7は、前記液体ヘリウムタンク8aと流量制御弁
8bを有する液体ヘリウム供給系8から供給された液体
ヘリウムによって、荷電粒子蓄積リングの超伝導マグネ
ットを液体ヘリウム温度まで冷却する。
【0025】冷却部7において気体したヘリウムガス
は、前述の液体ヘリウム供給系8とともに気化還流手段
を構成するヘリウムガス回収系9の排気ポンプ9aによ
って回収され、そのままヘリウムガス供給系5のヘリウ
ムガスタンク5aに貯蔵される。このようにしてヘリウ
ムガスタンク5aに貯蔵されるヘリウムガスは、光源P
1 の冷却部7において気化する過程でさらに不純物を除
去されるため、非常に高純度のものとなる。
【0026】ヘリウムガスタンク5aは、ヘリウムガス
を150kg/cm2 程度まで圧縮して貯蔵する。密封
チャンバ1がウエハW1 の交換等のために大気解放され
ているときは、ヘリウムガス供給系5によるヘリウムガ
スの供給が停止されるため、光源P1 の冷却部7からヘ
リウムガスタンク5aに回収されるヘリウムガスの量が
過剰となり、ヘリウムガスタンク5aが破裂するおそれ
がある。そこで、ヘリウムガス回収系9によって回収さ
れたヘリウムガスをヘリウム液化装置6に導入するバイ
パスライン9bを設ける。バイパスライン9bは、ヘリ
ウムガスタンク5a内の圧力を検出する圧力センサ9c
と、その出力に基づいてバイパスライン9bの流量制御
弁9dを制御するコントローラ9eを有し、ヘリウムガ
スタンク5a内の圧力に基づいて、流量制御弁9dの開
度を調節し、バイパスライン9bからヘリウム液化装置
6に導入されるヘリウムガスの量を制御する。
【0027】本実施例によれば、密封チャンバから排気
されるヘリウムガスを液化して、光源の冷却部に配設さ
れた液体ヘリウム供給系に導入し、前記冷却部において
気化したヘリウムガスを密封チャンバのヘリウムガス供
給系に循環させることで、高価なヘリウムガスの消費を
抑制し、X線露光装置のランニングコストを大幅に低減
することができる。
【0028】なお、通常の露光システムは、光源である
荷電粒子蓄積リング1台についてX線露光装置が複数台
設置されるのが一般的であり、さらには、半導体デバイ
スを量産する大掛かりな量産工場では、複数の荷電粒子
蓄積リングのそれぞれに複数のX線露光装置が組み合わ
せて設置される。このように複数台のX線露光装置を配
備する露光システムを有する工場においては、複数のX
線露光装置に対して1台のヘリウム液化装置等を配備し
て、分岐管等によって各X線露光装置の排気系に接続す
ればよい。また、複数の荷電粒子蓄積リングを備えた半
導体製造工場全体に対して1つのヘリウム液化装置を配
備してもよい。
【0029】次に上記説明した露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図2は半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは
液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステップ
1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製
造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。
ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術に
よってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5
(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作
製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行な
う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これ
が出荷(ステップ7)される。
【0030】図3は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体
デバイスを製造することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0032】ヘリウムガスの減圧雰囲気に制御される密
封チャンバの排気を回収して、光源の冷却部等を循環さ
せて繰り返し利用することで、高価なヘリウムガスの消
費を抑制する。これによって、X線露光装置のランニン
グコストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例によるX線露光装置を示す模式図であ
る。
【図2】半導体製造工程を示すフローチャートである。
【図3】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【図4】一従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 密封チャンバ 2 ビームダクト 3 ベリリウム窓 4 排気系 5 ヘリウムガス供給系 5a ヘリウムガスタンク 6 ヘリウム液化装置 7 冷却部 8 液体ヘリウム供給系 8a 液体ヘリウムタンク 9 ヘリウムガス回収系 9b バイパスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 G21K 5/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を発生する光源と、ヘリウムガスの
    減圧雰囲気に制御される密封チャンバと、該密封チャン
    バの排気を液化して回収する液化回収手段と、該液化回
    収手段の液体ヘリウムを気化したうえで前記密封チャン
    バへ還流させる気化還流手段を有するX線露光装置。
  2. 【請求項2】 X線を発生する光源と、ヘリウムガスの
    減圧雰囲気に制御される密封チャンバと、該密封チャン
    バの排気を液化して回収する液化回収手段と、該液化回
    収手段の液体ヘリウムを前記光源の冷却部へ導入し、こ
    こで気化したうえで前記密封チャンバへ還流させる気化
    還流手段を有するX線露光装置。
  3. 【請求項3】 光源が、超伝導マグネットを備えた荷電
    粒子蓄積リングを有することを特徴とする請求項1また
    は2記載のX線露光装置。
  4. 【請求項4】 X線を発生する光源と、ヘリウムガスの
    減圧雰囲気に制御される密封チャンバと、該密封チャン
    バの排気を液化して回収する液化回収手段と、該液化回
    収手段の液体ヘリウムを気化したうえで前記密封チャン
    バへ還流させる気化還流手段を有し、複数の密封チャン
    バに対して1個の液化回収手段が設けられていることを
    特徴とする露光システム。
  5. 【請求項5】 X線を発生する光源と、ヘリウムガスの
    減圧雰囲気に制御される密封チャンバと、該密封チャン
    バの排気を液化して回収する液化回収手段と、該液化回
    収手段の液体ヘリウムを前記光源の冷却部へ導入し、こ
    こで気化したうえで前記密封チャンバへ還流させる気化
    還流手段を有し、複数の密封チャンバに対して1個の液
    化回収手段が設けられていることを特徴とする露光シス
    テム。
  6. 【請求項6】 複数の光源のそれぞれに対して複数の密
    封チャンバが設けられており、前記複数の光源に対して
    1個の液化回収手段が設けられていることを特徴とする
    請求項4または5記載の露光システム。
  7. 【請求項7】 光源が、超伝導マグネットを備えた荷電
    粒子蓄積リングを有することを特徴とする請求項4ない
    し6いずれか1項記載の露光システム。
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