JP3449700B2 - 床板施工方法 - Google Patents

床板施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床板施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】床板を床下地面に貼着施工する際には従
来より接着剤を用いて行う方法が採用されていたが、近
年、床下地面に両面テープを貼着し、その表面に露出す
る粘着層上に床板を貼着する施工方法が検討されてい
る。両面テープは、接着剤と比べて取扱いが容易であ
り、また、養生硬化のための時間を必要とせずに即座に
床板が貼着固定されるという利点を有している。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、両面
テープを用いた床板施工は、その側面に本実等の接合部
を持たない床板については非常に容易に施工することが
できるが、得られる床面は、床板一枚一枚がそれぞれ独
立した状態で貼着固定されているため、床板の接合部で
の軋み音が発生しやすい。
【0004】また、床板の膨張が生じた際に、その寸法
変化に伴う応力を両面テープの粘着層の貼着力のみで支
えることとなり、特に床板の長手方向端部の接合部に反
り上がりが生じやすい等の問題を有する。
【0005】側面に接合部が形成された床板を用いるこ
とによりこのような問題は解決されるものの、図1に示
すように床板を固定するためには、まず方向Aに床板を
押し込んで長辺の実を嵌合させ、次いで方向Bに押し込
んで短辺の実を嵌合させるという手順で施工する必要が
ある。
【0006】しかしながら、両面テープを用いて貼着固
定する方法では、床下地面に予め貼着された両面テープ
の粘着層上に床板を載置すると同時にその位置で固定さ
れてしまうため、床板をずらしながらその接合部を隣接
する既設の床板の接合部と嵌合させるという従来の手法
を採用することができず、かえって施工が困難になると
いう問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点を解消することを目的とし、より具体的には、
側面に接合部が形成された床板を床下地面に施工するに
際して両面テープを用いて容易に該施工を行うことを目
的とする。
【0008】この目的を達成するため、請求項1にかか
る本発明は、隣接交差する2辺に接合凸部が形成される
とともに他の隣接交差する2辺に接合凹部が形成された
床板を、該接合凸部と接合凹部との嵌合を介して隣接す
る他の床板と接合しつつ、両面テープを用いて床下地面
に貼着施工する床板施工方法であって、両面テープをあ
らかじめ床下地面に床板の短辺方向に沿って貼着した
後、その表面側の剥離紙を床板の短辺寸法より小さく且
つその1/2を超える寸法だけ剥がして折り返し、この
剥離紙の折り返し部分の上に該床板を載置した状態で若
干移動させてその接合凸部または接合凹部を既設の床板
の接合凹部または接合凸部に嵌合させ、該床板表面から
押圧することにより両面テープの粘着層上に該床板を仮
止めし、該床板の裏面からはみ出している剥離紙の折り
返し部分を該床板の短辺方向に引っ張ることにより該床
板に対応する領域の粘着層を完全に露出させ、前記仮止
めした床板を再度表面から押圧することで貼着固定する
ことを特徴とする。
【0009】請求項2にかかる本発明は、隣接交差する
2辺に接合凸部が形成されるとともに他の隣接交差する
2辺に接合凹部が形成された床板を、両面テープを用い
て、短辺の該接合凸部と接合凹部との嵌合を介して長手
方向に隣接する他の床板と接合して長手方向列を形成
し、同様にして順次長手方向列を形成することにより床
下地面に貼着施工する床板施工方法であって、両面テー
プをあらかじめ床下地面に床板の短辺方向に沿って貼着
した後、その表面側の剥離紙を床板の短辺寸法より小さ
く且つその1/2を超える寸法だけ剥がして折り返し、
露出した粘着層上に床板を貼着することにより第1の長
手方向列を形成し、次いで、貼着した床板裏面からはみ
出している剥離紙の折り返し部分を床板短辺方向に引っ
張って粘着層を露出させ、該剥離紙の折り返し部分の上
に床板を載置した状態で若干移動させながら該床板の接
合凸部または接合凹部を既設の床板の接合凹部または接
合凸部に嵌合させ、該床板表面から押圧することにより
両面テープの露出した粘着層上に該床板を仮止めし、該
床板の裏面からはみ出している剥離紙の折り返し部分を
該床板の短辺方向に引っ張ることにより該床板に対応す
る領域の粘着層を完全に露出させ、前記仮止めした床板
を再度表面から押圧することで貼着固定することにより
第2の長手方向列を形成し、第3およびそれ以降の長手
方向列の形成においては、剥離紙の折り返し部分の上に
床板を載置した状態で若干移動させながら該床板の接合
凸部または接合凹部を既設の床板の接合凹部または接合
凸部に嵌合させ、該床板の裏面からはみ出している剥離
紙の折り返し部分を該床板の短辺方向に引っ張ることに
より該床板に対応する領域の粘着層を完全に露出させ、
前記剥離紙折り返し部分上の床板を表面から押圧するこ
とで貼着固定することを特徴とする。
【0010】請求項3にかかる本発明は、請求項2の床
板施工方法において、第3およびそれ以降の長手方向列
の形成において、床板に対応する領域の一部に粘着層を
露出させておき、接合凸部および接合凹部の嵌合後に床
板表面から押圧することにより該露出させた粘着層上に
床板を仮止めした後に、前記剥離紙の折り返し部分を引
っ張って粘着層を完全に露出させることを特徴とする。
【0011】請求項4にかかる本発明は、請求項1ない
し3のいずれかの床板施工方法において、床板の短辺同
士が接合される接合部に跨るように、両面テープをあら
かじめ床下地面に床板短辺方向に沿って貼着することを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による床板施
工方法について図2〜図8を参照して順を追って説明す
ると、まず、床板を施工する部屋において、その下地面
上に、部屋の周囲に両面テープ1を貼着するとともに、
床板の長手方向に対し垂直方向(すなわち床板の短辺方
向)に平行に複数本の両面テープ1を貼着する(図
2)。床板短辺方向に貼着する両面テープ1は、少なく
とも床板の短辺同士が接合される接合部(換言すれば、
床板1の長さ方向両端の接合部)に跨るように貼着する
が、床板の長辺寸法が大きい場合には、さらに長辺寸法
の1/2部分、1/3部分等にさらに両面テープを貼着
してもよい。
【0013】隣接する列間で床板を長さ寸法の1/2ま
たは1/3ずらして貼着すると、床板の長さ方向両端の
接合部が隣接する列同士でずれることとなり、意匠性が
向上する。このように床板を長手方向にずらす場合は、
床下地面に貼着する両面テープの貼着間隔が変わること
となる。図示実施形態では、床板を長さ寸法の1/2だ
けずらして貼着し、床板長さ寸法の1/2間隔で両面テ
ープ1を貼着している。
【0014】本発明で施工しようとする床板は、隣接交
差する2辺に接合凸部が形成されるとともに他の隣接交
差する2辺に接合凹部が形成されているが、最初の一列
目に貼着施工される床板は既設の床板との間で実嵌合さ
せる必要がなく、たとえば図2において左上隅に施工さ
れる床板2a(図3)については上方長辺と左方短辺は
実が形成されておらず、また、その右隣に接合される床
板2b(図3)については上方長辺の実が存在しない。
したがって、貼着した両面テープ1の剥離紙1aを床板
の短辺寸法に応じて剥がして粘着層1bを露出させ(図
2)、床板1a,1bを位置合わせしつつ粘着層1bに
載置することによって、これら第1列の床板を貼着施工
することができる(図3)。
【0015】なお、第1列の形成においては、剥離紙1
aを床板短辺寸法よりも小さく且つその1/2を超える
寸法だけ剥がすものとする。これにより、後述する第2
列の形成の場合と同様、剥離紙1aの折り返し部分上に
床板を載置した状態でずらしながら位置決めすることが
できる。
【0016】上記のように、剥離紙1aは少なくとも床
板短辺寸法の1/2を越える寸法だけ剥がして折り返さ
れているので、第1列の床板を施工(仮貼着)した状態
において、剥離紙1aの折り返し部分1a’の先端が床
板裏面からはみ出している(図3)。この剥離紙折り返
し部分1a’を手で引っ張り、第1列の下方に粘着層1
bを若干露出させる(図4)。
【0017】これにより第1列の床板裏面に対応する領
域の粘着層1bがすべて露出された状態となるので、第
1列の床板を表面より押圧して貼着固定する。
【0018】次に、第1列の下方において、剥離紙1a
の折り返し部分1a’上に床板2を載置する。第1列の
下方には粘着層1bが若干露出されている(図4では床
板短辺寸法の約半分に相当する部分の粘着層1bが露出
されている)が、その露出面積は比較的小さく、また、
折り返し部分1a’が粘着層1bよりも高いレベルにあ
ることから、第2列に施工される床板2はその大半が折
り返し部分1a’上に載置され、粘着層1bとは実質的
に非接触に維持することができる。したがって、折り返
し部分1a’上に載置した状態で床板2の位置をずらす
ことが可能であり、これにより既設の床板との実嵌合を
正確な位置関係で行うことができる(図5)。
【0019】より具体的には、第2列において床板2の
長辺の実を第1列の既設の床板の長辺の実に嵌合させる
ように斜め下方に押し込み、次いでこの床板2を剥離紙
折り返し部分1a’上に荷重をかけないようにしてゆっ
くりと載置し、短辺の実を第2列の既設の床板の短辺の
実に嵌合させるようにずらし移動して押し込むことによ
り、位置決めを完了する。この位置を保持しつつ、床板
の表面から押圧することにより、第2列の床板が両面テ
ープの粘着層1b露出部分(図4)上に貼着され仮固定
される。
【0020】この後、第2列の床板裏面からはみ出して
いる剥離紙折り返し部分1a’(図5)を手で引っ張
り、第2列の床板裏面に対応する領域の粘着層1bをす
べて露出させた状態とし(図6)、第2列の床板を表面
より押圧して粘着固定する。
【0021】なお、施工される床板の短辺寸法が同一で
あれば、第2列の床材施工のために粘着層1bを露出さ
せたとき(図4)、床板短辺寸法をL1、粘着層の露出
長をL2とすると、剥離紙折り返し部分1a’は既に
(L1+L2)の長さを持っている。したがって、この
折り返し部分1a’にL1の短辺寸法を有する床板を載
置しても、剥離紙折り返し部分1a’の先端は、常にL
2の長さだけ、第2列の床板の下方にはみ出した状態と
なっている(図5)。すなわち、第1列の床板を完全固
定するために剥離紙1aを引っ張るときに、第1列の下
方にわずかに粘着層1bが露出する(すなわち粘着層の
露出長L2を小さくする)ようにしておけば、第2列の
床材を載置したときに粘着層1bとの接触を回避し、剥
離紙折り返し部分1a’において位置をずらすことを容
易に行うことができる。
【0022】なお、両面テープ1としては、粘着層1b
の上に床板を載置した状態においても床板の若干の移動
を許容する特性を有するものを用いることが好ましい。
これにより、粘着層1bと接触した状態のままでも床板
の移動が可能となり、位置決めおよび実嵌合をさらに容
易に行うことができる。
【0023】このような両面テープの一例には、粘着層
1bの表面から突出する非貼着部分を有しており、粘着
層1b上に単に床板を載置した状態では、床板は非貼着
部分の上に載置され、床板裏面と粘着層による貼着面と
が接触しない構成となるものが挙げられる。この非貼着
部分は貼着面を含めた全体面積の7〜36%の割合で形
成される。また非貼着部分は点状または格子状等任意の
配列で、貼着面に対して均等に形成される。
【0024】非貼着部分の形成方法は任意であり、たと
えば、ポリエチレン系、ポリオレフィン系、ポリエチレ
ンテレフタレート系などのプラスチックフィルムの細長
状のものを粘着層の表面に任意矩形状の格子状に設けた
り、任意形状のフィルムを粘着層の表面に点状に被覆す
ることにより非貼着部分を形成したり、あるいは、同様
の合成樹脂系の粒子を粘着層の表面に散布することによ
り形成される点状の粒子の突起を非貼着部分とする、等
の方法を用いることができる。
【0025】両面テープの粘着層表面に形成される非貼
着部分は、単に床板を載置した状態では非貼着部分で床
板が支持され、両面テープの貼着面からは浮き上がった
状態となるため、床板をずらして移動させることが可能
である。床板を適正位置に位置決めした後、床板表面か
ら押圧することにより、非貼着部分が粘着層1b内に埋
没し、床板裏面が貼着面に接触して貼着固定される。こ
のため、両面テープの粘着層は適度の弾性を有し、非貼
着部分が埋没するだけの厚さを有する必要がある。ま
た、施工に使用される床板の単位面積当たりの重量に応
じ、非貼着部分の厚さ(高さ)や、両面テープの粘着層
の弾性を任意選択する。
【0026】第2列の床板施工を完了した状態(図6)
において、既に剥離紙折り返し部分1a’の長さは少な
くとも(L1×2)となっており、この上に第3列の床
板を載置したときに常にその下方に折り返し部分1a’
がはみ出した状態となる。すなわち、第2列の床板載置
のためには前述のように粘着層1bを第1列の下方に若
干露出させた状態(図4)としなければならないが、第
2列の床板載置のためには粘着層1bを第2列の下方に
露出させる必要は必ずしもなく、折り返し部分1a’の
長さをちょうど(L1×2)とすることができる(図
6)。そして、この折り返し部分1a’の上に第3列の
床板2を載置し、該床板を自由にずらして移動しながら
位置決めを行うことができる(図7)。
【0027】しかしながら、反面、上記のような方法に
よると、第3列の床板の実嵌合を行った状態では、床板
同志の実嵌合力のみで保持されているため、床板の裏面
に残存する剥離紙を引っ張りだす際に床板の実嵌合が外
れやすい。このため、第3列の床板載置に際しても、第
2列の場合と同様、粘着層1bを第2列の下方に若干露
出させた状態(図8)として、床板を載置することが好
ましい。前述のように、このようにして載置された第3
列の床板は、裏面に存在する剥離紙折り返し部分1a’
の上にその大半が載置されており、粘着層1bには実質
的に接触しない状態であるため、床板をずらして移動す
ることができる。そして、実嵌合の後、床板表面から押
圧することで嵌合状態を保持して固定し、床板裏面に残
存する剥離紙折り返し部分1a’を引き出すことにより
第3列の床板貼着固定が完了する。
【0028】第4列以降の床板施工の要領は上述の第3
列の場合と実質的に同様であるので、説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、隣接する床板が実嵌合
による接合と両面テープの粘着層による貼着との両方で
床下地面に固定されるため、床板同士の接合部での軋み
音の発生や、接合部の反り上がり等の問題が生じにく
い。
【0030】また、両面テープの剥離紙を剥がして粘着
層を一部露出させた状態にして床板を載置しても、床板
の大半が剥離紙の折り返し部分の上に載置され、粘着層
とは実質的に非接触に維持されるため、該剥離紙折り返
し部分上で床板をずらすことが可能となり、床板間の実
嵌合および位置決めを良好に行うことができ、床板の施
工時間の短縮を図ることができる。
【0031】さらに、床板の短辺方向に沿って所定間隔
で両面テープを複数本貼着すればよいので、床板の長辺
方向に沿って両面テープを貼着する場合と比べて少量の
両面テープで床板を確実に床下地面に貼着固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による両面テープを用いた床板施工方
法の要領を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態による両面テープを用いた
床板施工方法の一工程を示す説明図である。
【図3】図2の工程に引き続いて行われる工程を示す説
明図である。
【図4】図3の工程に引き続いて行われる工程を示す説
明図である。
【図5】図4の工程に引き続いて行われる工程を示す説
明図である。
【図6】図5の工程に引き続いて行われる工程を示す説
明図である。
【図7】図6の工程に引き続いて行われる工程を示す説
明図である。
【図8】図6の工程における変形例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 両面テープ 1a 剥離紙 1a’ 剥離紙の折り返し部分 1b 粘着層 2 床板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接交差する2辺に接合凸部が形成される
    とともに他の隣接交差する2辺に接合凹部が形成された
    床板を、該接合凸部と接合凹部との嵌合を介して隣接す
    る他の床板と接合しつつ、両面テープを用いて床下地面
    に貼着施工する床板施工方法であって、両面テープをあ
    らかじめ床下地面に床板の短辺方向に沿って貼着した
    後、その表面側の剥離紙を床板の短辺寸法より小さく且
    つその1/2を超える寸法だけ剥がして折り返し、この
    剥離紙の折り返し部分の上に該床板を載置した状態で若
    干移動させてその接合凸部または接合凹部を既設の床板
    の接合凹部または接合凸部に嵌合させ、該床板表面から
    押圧することにより両面テープの粘着層上に該床板を仮
    止めし、該床板の裏面からはみ出している剥離紙の折り
    返し部分を該床板の短辺方向に引っ張ることにより該床
    板に対応する領域の粘着層を完全に露出させ、前記仮止
    めした床板を再度表面から押圧することで貼着固定する
    ことを特徴とする床板施工方法。
  2. 【請求項2】隣接交差する2辺に接合凸部が形成される
    とともに他の隣接交差する2辺に接合凹部が形成された
    床板を、両面テープを用いて、短辺の該接合凸部と接合
    凹部との嵌合を介して長手方向に隣接する他の床板と接
    合して長手方向列を形成し、同様にして順次長手方向列
    を形成することにより床下地面に貼着施工する床板施工
    方法であって、両面テープをあらかじめ床下地面に床板
    の短辺方向に沿って貼着した後、その表面側の剥離紙を
    床板の短辺寸法より小さく且つその1/2を超える寸法
    だけ剥がして折り返し、露出した粘着層上に床板を貼着
    することにより第1の長手方向列を形成し、次いで、貼
    着した床板裏面からはみ出している剥離紙の折り返し部
    分を床板短辺方向に引っ張って粘着層を露出させ、該剥
    離紙の折り返し部分の上に床板を載置した状態で若干移
    動させながら該床板の接合凸部または接合凹部を既設の
    床板の接合凹部または接合凸部に嵌合させ、該床板表面
    から押圧することにより両面テープの露出した粘着層上
    に該床板を仮止めし、該床板の裏面からはみ出している
    剥離紙の折り返し部分を該床板の短辺方向に引っ張るこ
    とにより該床板に対応する領域の粘着層を完全に露出さ
    せ、前記仮止めした床板を再度表面から押圧することで
    貼着固定することにより第2の長手方向列を形成し、第
    3およびそれ以降の長手方向列の形成においては、剥離
    紙の折り返し部分の上に床板を載置した状態で若干移動
    させながら該床板の接合凸部または接合凹部を既設の床
    板の接合凹部または接合凸部に嵌合させ、該床板の裏面
    からはみ出している剥離紙の折り返し部分を該床板の短
    辺方向に引っ張ることにより該床板に対応する領域の粘
    着層を完全に露出させ、前記剥離紙折り返し部分上の床
    板を表面から押圧することで貼着固定することを特徴と
    する床板施工方法。
  3. 【請求項3】第3およびそれ以降の長手方向列の形成に
    おいて、床板に対応する領域の一部に粘着層を露出させ
    ておき、接合凸部および接合凹部の嵌合後に床板表面か
    ら押圧することにより該露出させた粘着層上に床板を仮
    止めした後に、前記剥離紙の折り返し部分を引っ張って
    粘着層を完全に露出させることを特徴とする、請求項2
    の床板施工方法。
  4. 【請求項4】床板の短辺同士が接合される接合部に跨る
    ように、両面テープをあらかじめ床下地面に床板短辺方
    向に沿って貼着することを特徴とする、請求項1ないし
    3のいずれかの床板施工方法。
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