JP3448935B2 - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JP3448935B2
JP3448935B2 JP1794194A JP1794194A JP3448935B2 JP 3448935 B2 JP3448935 B2 JP 3448935B2 JP 1794194 A JP1794194 A JP 1794194A JP 1794194 A JP1794194 A JP 1794194A JP 3448935 B2 JP3448935 B2 JP 3448935B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造におけるマ
ルチチャンバシステム等に用いて好適な移載装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】図5はこの種の移載装置の従来例を説明
する図である。図において、51はサーボモータであ
り、このサーボモータ51の駆動軸は減速機52を介し
て駆動力伝達部53に連結されている。駆動力伝達部5
3には一対のリンクアーム54の一端がそれぞれ接続さ
れており、さらにリンクアーム54の他端にはワークホ
ルダ55が取り付けられている。 【0003】上記構成からなる従来の移載装置では、サ
ーボモータ51の駆動力が駆動力伝達部53を介して一
対のリンクアーム54に伝達され、これによりリンクア
ーム54が伸縮動作して、ワークホルダ55により担持
した被搬送物(不図示)を所定の場所に移載できるよう
になっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の移載装置においては、サーボモータ51の駆動力を伝
達する駆動力伝達部53に歯車機構を必要とし、さらに
リンクアーム54とワークホルダ55との連結部分56
においても、リンクアーム54を伸縮動作させた際にワ
ークホルダ55の向きを一方向に保持するための同期機
構として歯車機構を必要としていた。このため、クリー
ンルームや真空中など、クリーン環境下での使用に際し
ては、上述した歯車機構がダストの発生源となり、清浄
度を低下させるという不都合があった。さらに、歯車機
構の場合は、バックラッシュや摩耗等の影響でワークホ
ルダ55に振動が生じたり、リンクアーム54の伸縮動
作にガタつきが生じるなどの不都合もあった。 【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、移載時における装置動作がきわめてスムー
スで、しかもクリーン環境下での使用に適した移載装置
を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る移載装置
は、第1リンクと第2リンクとの間に一対の第1リンク
アームを架け渡してなる第1の平行クランク機構と、第
2リンクと移載用リンクとの間に一対の第2リンクアー
ムを架け渡してなる第2の平行クランク機構と、一対の
第1リンクアームの各々に固定され且つ第2リンクに回
転自在に支持された一対の第1プーリと、一対の第2リ
ンクアームの各々に固定され且つ第2リンクに回転自在
に支持された一対の第2プーリと、一対の第1プーリと
一対の第2プーリが互いに反対方向に回転するように第
1プーリと第2プーリとの間にそれぞれ張架された一対
のベルト部材とを有するとともに、第1プーリと第2プ
ーリとが隣り合うように一対の第1プーリと一対の第2
プーリとを横並びに配置し且つ隣り合う第1プーリと第
2プーリとの間にベルト部材を張架することにより、
対の第1プーリ、一対の第2プーリ及び一対のベルト部
材を平面的に配置して成り、第1の平行クランク機構の
クランク運動を第2の平行クランク機構に伝達する伝達
機構とを備え、第1の平行クランク機構をクランク運動
させることにより、伝達機構を介して第2の平行クラン
ク機構をクランク運動させ、移載用リンクで担持した被
移載物を移動するものである。 【0007】 【0008】 【作用】本発明に係る移載装置においては、第1の平行
クランク機構をクランク運動させると、一対の第1リン
クアームに固定された第1プーリがそれぞれ第1の平行
クランク機構のクランク運動とともに第2リンクに対し
て回転し、これに連動したかたちで、一対の第2リンク
アームに固定された第2プーリがベルト部材の引っ張り
力により第2リンクに対してそれぞれ第1プーリと反対
方向に回転する。これにより、第1の平行クランク機構
のクランク運動が第2の平行クランク機構に伝達される
ため、第2の平行クランク機構が第1の平行クランク機
構に連動してクランク運動し、これにしたがって移載用
リンクが所定の区間を往復移動する。 【0009】 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明に係わる移載装置
の第1実施例を説明する図であり、図中(a)はその全
体斜視図、(b)はその部分断面図である。先ず、図1
(a)に示す本第1実施例の移載装置の構成において
は、第1リンクとなるベースプレート1と第2リンクと
なる個片プレート2との間に一対の第1リンクアーム3
が架け渡して設けられており、これらのベースプレート
1、個片プレート2および一対の第1リンクアーム3に
よって第1の平行クランク機構が構成されている。 【0011】一方、第2リンクとなる個片プレート2と
移載用リンク4との間には一対の第2リンクアーム5が
架け渡して設けられており、これらの個片プレート2、
移載用リンク4および一対の第2リンクアーム5によっ
て第2の平行クランク機構が構成されている。ここで、
移載用リンク4の一端側にはホルダ部6が形成されてお
り、移載時には、このホルダ部6によって図示せぬ被搬
送物が担持される。 【0012】また、上述のように構成された第1の平行
クランク機構と第2の平行クランク機構との連結部分に
は、第1の平行クランク機構のクランク運動を第2の平
行クランク機構に伝達する伝達機構が設けられている。
すなわち、図1(b)に示すように、上記一対の第1リ
ンクアーム3のいずれか一方、例えば図中左側の第1リ
ンクアーム3の先端部には第1プーリ7が固定されてお
り、この第1プーリ7は、第2リンクである個片プレー
ト2に例えばベアリング(真空用)8を介して回転自在
に支持されている。また、上記一対の第2リンクアーム
5のいずれか一方、例えば図中左側の第2リンクアーム
5の基端部には上記第1プーリ7と同径の第2プーリ9
が固定されており、この第2プーリ9も上記第1プーリ
7と同様に、第2リンクである個片プレート2にベアリ
ング(真空用)8を介して回転自在に支持されている。
さらに、第1プーリ7と第2プーリ9との間には、図2
にも示すように、互いに交差する状態で一対のベルト部
材(例えばステンレスベルト)10が張架されており、
第1プーリ7が一方向に回転すると、それと反対方向に
第2プーリ9が回転するようになっている。 【0013】なお、これ以外(図中右側)の第1リンク
アーム3の先端部と第2リンクアーム5の基端部とは、
それぞれベアリング8を介して個片プレート2に回転自
在に支持されている。また、一方(例えば図中左側)の
第1リンクアーム3の基端部には、第1の平行クランク
機構をクランク運動させるための駆動源として、例えば
図例のようにベースプレート1を介して駆動モータ11
が連結されている。 【0014】続いて、本第1実施例における移載装置の
動作について説明する。先ず、初期状態の下では、第1
の平行クランク機構の第1リンクアーム3と第2の平行
クランク機構の第2リンクアーム5とが互いに平行に重
なり合った状態にある。この状態から駆動モータ11を
回転させると、これに連結された第1リンクアーム3が
その基端部を支点に図中A1方向に揺動し、これに共働
して第1の平行クランク機構がクランク運動する。そう
すると、第1リンクアーム3が揺動した分だけ第1プー
リ7が個片プレート2に対してR1方向(図2参照)に
回転し、これに連動して第2プーリ9が個片プレート2
に対してR2方向(図2参照)に回転する。 【0015】これにより、第2リンクアーム5はその基
端部を支点に第2プーリ9の回転とともに図中A2方向
に揺動し、これに共働して第2の平行クランク機構がク
ランク運動する。その結果、第1の平行クランク機構と
第2の平行クランク機構とがそれぞれクランク運動した
分だけ移載用リンク4が図中X1方向に移動し、そのホ
ルダ部6に担持した図示せぬ被搬送物を所定の場所に移
載する。また、被搬送物(不図示)を移載したのち、先
程と同じ回転量だけ駆動モータ11を逆転させると、第
1の平行クランク機構と第2の平行クランク機構とがそ
れぞれ先程と反対方向にクランク運動して、元の初期状
態に戻る。 【0016】図3は本発明に係わる移載装置の第2実施
例を説明する図である。本第2実施例の移載装置におい
ては、上記第1実施例との比較において、第1の平行ク
ランク機構のクランク運動を第2の平行クランク機構に
伝達する伝達機構の構成に相違点があり、以下にその詳
細を説明する。 【0017】先ず、第1の平行クランク機構を構成する
一対の第1リンクアーム3の先端部にはそれぞれ第1プ
ーリ7が固定されており、これらの第1プーリ7はベア
リング8を介して第2リンクである個片プレート2に回
転自在に支持されている。また、第2の平行クランク機
構を構成する第2リンクアーム5の基端部においても、
それぞれ第2プーリ9が固定されており、これらの第2
プーリ9も上記第1プーリ7と同様に、ベアリング8を
介して第2リンクである個片プレート2に回転自在に支
持されている。さらに、第1プーリ7と第2プーリ9と
の間には、それぞれ一対のベルト部材(例えばステンレ
スベルト)10が張架されており、第1プーリ7が一方
向に回転すると、それと反対方向に第2プーリ9が回転
するようになっている。本第2実施例の構成において
は、第1プーリ7および第2プーリ9とそれらの間に張
架されたベルト部材10とが、個片プレート2の下方に
おいて平面的に展開されたかたちで配置されているた
め、厚み方向に対する伝達機構の寸法が小さくなり、設
置スペースに高さ制限がある場合などはきわめて有利で
ある。なお、本第2実施例における移載装置の動作説明
については、上記第1実施例の場合と重複するため省略
する。 【0018】ところで、本実施例の移載装置の場合は、
第1の平行クランク機構に連動させて第2の平行クラン
ク機構をクランク運動させることにより、第2リンクア
ーム5の先端部に取り付けた移載用リンク4を、上述し
た初期状態から図1に示すX1方向とその反対のX2方
向に対して、それぞれ往復移動させることができる。す
なわち、本実施例の移載装置は双方向性の機能をも有し
ている。したがって、図1に示す移載装置の構成におい
ては、移載用リンク4の両端部にそれぞれホルダ部6を
形成することにより、装置全体を回転させることなく、
双方向X1,X2に対して被搬送物(不図示)を移載す
ることが可能となる。 【0019】図4は上記実施例における移載装置の他の
実施態様を説明する図である。図においては、第2リン
クアーム5の先端部に取り付けられた移載用リンク4に
対し、その両端部に被搬送物(不図示)を担持するため
のホルダ部6が形成されている。一方、第1リンクアー
ム3の基端部にはそれぞれ第3プーリ12が固定されて
おり、これらの第3プーリ12は第1リンクであるベー
スプレート1にベアリング(不図示)を介して回転自在
に支持されている。また、ベースプレート1上における
左右の第1リンクアーム3の中心位置には駆動プーリ1
3が取り付けられており、この駆動プーリ13を介して
上記第3プーリ12の間に1本のベルト部材(例えばス
テンレスベルト)14が張架されている。 【0020】上記構成においては、モータ等の図示せぬ
駆動源をもって駆動プーリ13を回転させることで、左
右の第3プーリ12がそれぞれ同一方向に回転し、これ
に連動して第1リンクアーム3がその基端部を支点に揺
動する。これにより、第1の平行クランク機構と第2の
平行クランク機構とがクランク運動して、移載用リンク
4が双方向に移動する。このとき、駆動プーリ13は第
1リンクであるベースプレート1の中心、つまり第3プ
ーリ12間の中心位置に配置されているため、双方向に
対する移載用リンク4の移動量と駆動プーリ13の回転
量との間にはリニアな関係が得られ、これによって移載
時における移載装置の駆動制御が非常に容易になる。 【0021】 【発明の効果】以上、説明したように本発明の移載装置
によれば、第1の平行クランク機構をクランク運動させ
ることにより、第1リンクアームに固定された第1プー
リと第2リンクアームに固定された第2プーリとがそれ
ぞれ反対方向に回転し、これによって第2の平行クラン
ク機構が第1の平行クランク機構とともにクランク運動
して、移載用リンクが所定の区間を往復移動するように
なっているため、移載時における装置全体の動きがきわ
めてスムースであり、しかも従来装置のように歯車機構
等の発塵源がないことから、クリーン環境下での使用に
も適している。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる移載装置の第1実施例を説明す
る図である。 【図2】第1実施例の要部平面図である。 【図3】本発明に係わる移載装置の第2実施例を説明す
る図である。 【図4】実施例における他の実施態様を説明する図であ
る。 【図5】移載装置の従来例を説明する図である。 【符号の説明】 1 ベースプレート(第1リンク) 2 個片プレート(第2リンク) 3 第1リンクアーム 4 移載用リンク 5 第2リンクアーム 7 第1プーリ 9 第2プーリ 10 ベルト部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1リンクと第2リンクとの間に一対の
    第1リンクアームを架け渡してなる第1の平行クランク
    機構と、 前記第2リンクと移載用リンクとの間に一対の第2リン
    クアームを架け渡してなる第2の平行クランク機構と、 前記一対の第1リンクアームの各々に固定され且つ前記
    第2リンクに回転自在に支持された一対の第1プーリ
    と、前記一対の第2リンクアームの各々に固定され且つ
    前記第2リンクに回転自在に支持された一対の第2プー
    リと、前記一対の第1プーリと前記一対の第2プーリが
    互いに反対方向に回転するように前記第1プーリと前記
    第2プーリとの間にそれぞれ張架された一対のベルト部
    材とを有するとともに、前記第1プーリと前記第2プー
    リとが隣り合うように前記一対の第1プーリと前記一対
    の第2プーリとを横並びに配置し且つ前記隣り合う第1
    プーリと第2プーリとの間に前記ベルト部材を張架する
    ことにより、前記一対の第1プーリ、前記一対の第2プ
    ーリ及び前記一対のベルト部材を平面的に配置して成
    り、前記第1の平行クランク機構のクランク運動を前記
    第2の平行クランク機構に伝達する伝達機構とを備え、 前記第1の平行クランク機構をクランク運動させること
    により、前記伝達機構を介して前記第2の平行クランク
    機構をクランク運動させ、前記移載用リンクで担持した
    被移載物を移動することを特徴とする移載装置。
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