JP3448467B2 - 液晶シャッタ眼鏡の駆動装置 - Google Patents
液晶シャッタ眼鏡の駆動装置Info
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Description
映像を画面上に交互に表示し、観察者が装着している液
晶シャッタ眼鏡においては、前記一定の周期に同期して
右眼用液晶と左眼液晶における透過と不透過を交互に行
い、観察者に立体視を行わせる3次元映像表示システム
が知られている。この発明は、前記液晶シャッタ眼鏡を
駆動するための駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】立体画像表示装置側での右眼映像(R)
と左眼映像(L)の切り替わりを液晶シャッタ眼鏡に知
らせるために、赤外線信号を用いる技術がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、立体画
像表示装置と観察者との間を人が通ったときなどにおい
て、前記赤外線信号が数秒間遮られてしまうことがあ
る。このような場合には、液晶シャッタ眼鏡では右眼映
像(R)の透過状態或いは左眼映像(L)の透過状態で
止まり、立体視不能の状態に陥り、画面がちらついて見
えるという不具合がある。 【0004】また、従来の液晶シャッタ眼鏡は、右眼映
像(R)と左眼映像(L)の切り替わりのタイミング
(フィールド周波数)が120Hzであれば、その周波
数にのみ対応し、或いは、60Hzであれば、その周波
数にのみ対応するというように、複数の周波数に対応す
ることができない。即ち、フィールド周波数が異なる種
々の立体画像表示装置に対応できないものであった。 【0005】また、従来より、液晶シャッタ眼鏡は、所
定のマイナス電圧および所定のプラス電圧が印加された
ときには不透過となり、0ボルト電圧が印加されたとき
に透過となる液晶を用いている。しかし、不透過状態か
ら0ボルト電圧印加が行われて透過状態となるときの応
答速度が遅いため、図16に示しているように、垂直ブ
ンランキング期間を過ぎても十分な透過状態とならず、
このために画面上部が暗くなってみえるという不具合を
生じる。 【0006】この発明は、上記の事情に鑑み、液晶シャ
ッタ眼鏡におけるシャッタタイミングを示す信号が遮ら
れても、シャッタ動作を維持し得る液晶シャッタ眼鏡の
駆動装置を提供することを目的とする。また、フィール
ド周波数が異なる種々の立体画像表示装置に対応するこ
とも目的とする。また、画面上部が暗くなって見えた
り、クロストークが多くなるという不具合を解消するこ
とも目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明の液晶シャッタ
眼鏡の駆動装置は、左右眼映像の切り替わりを示す信号
に基づいて生成された空間伝送信号を受信する受信部
と、受信した空間伝送信号から液晶シャッタ眼鏡におけ
るシャッタタイミングに関するデータを順次新たに取得
する手段と、該取得手段により得られた取得データfn
owを用いて液晶シャッタ眼鏡をシャッタ動作させる手
段と、を備え、前記シャッタ動作手段は、フィールド周
波数不確定状態と、フィールド周波数確定状態と、フィ
ールド周波数維持状態の3つの状態を有し、各状態にお
ける実行結果に応じて他の状態へ遷移するように構成さ
れており、前記フィールド周波数不確定状態は、シャッ
タ動作を停止している状態であって、順次新たに得られ
た前記取得データfnowが安定しているかどうかを判
断し、安定しているときに該取得データfnowに基づ
き、液晶シャッタ眼鏡のシャッタ動作のタイミングを制
御するシャッタタイミングデータffixを決定し、前
記フィールド周波数確定状態へ遷移する処理を行い、前
記フィールド周波数確定状態は、決定された前記シャッ
タタイミングデータffixに基づいてシャッタ動作を
行っている状態であって、該シャッタタイミングデータ
ffixと前記取得データfnowを比較し、その差が
小さい場合には、該フィールド周波数確定状態を維持
し、前記差が大きい場合には前記周波数維持状態へ遷移
する処理を行い、前記フィールド周波数維持状態は、前
記シャッタタイミングデータffixに基づきシャッタ
動作を続行している状態であって、前記シャッタタイミ
ングデータffixと前記取得データfnowを比較
し、その差が小さい場合には、前記フィールド周波数確
定状態に遷移し、その差が大きい場合には、前記取得デ
ータfnowが安定しているかどうかを判断し、安定し
ているときに該取得データfnowに基づき前記シャッ
タタイミングデータffixを更新して、前記フィール
ド周波数確定状態へ遷移し、一方、いずれの条件も満た
さず、フィールド周波数維持状態が一定時間行われたと
きには、前記フィールド周波数不確定状態へと進む処理
を行うことを特徴とする。 【0008】上記の構成によれば、前記空間伝送信号は
左右眼映像の切り替わりを示す信号に基づいて生成さ
れ、液晶シャッタ眼鏡側では、前記空間伝送信号から液
晶シャッタ眼鏡におけるシャッタタイミングに関するデ
ータを取得して液晶シャッタ眼鏡をシャッタ動作させ
る。即ち、左右眼映像の切り替わりの周波数が変われ
ば、それ応じて空間伝送信号も変化し、その変化を液晶
シャッタ眼鏡側で取得することができる。よって、フィ
ールド周波数が異なる種々の立体画像表示装置に対応可
能となる。 【0009】また、かかる構成であれば、前記空間伝送
信号から順次新たに得られるシャッタタイミングに関す
る取得データfnowが安定しているものとなれば、フ
ィールド周波数確定状態となり、取得データfnowに
基づき順次決定されるシャッタタイミングデータffi
xに基づいてシャッタ動作が行われる。そして、かかる
状態において何らかの原因で前記の信号が遮られると、
フィールド周波数維持状態に遷移し、この状態で取得デ
ータfnowをシャッタタイミングデータffixと比
較し、その差が小さい場合にはフィールド周波数確定状
態に遷移することになるが、取得データfnowがこの
条件を満たさない場合(信号が遮られている状態が続け
ば条件を満たさないことになる)には、保持しているシ
ャッタタイミングデータffixに基づきシャッタ動作
を続行し、この間に取得データfnowが安定している
ものとなればフィールド周波数確定状態に遷移する一
方、かかる続行状態が一定時間続くと、フィールド周波
数不確定状態に遷移し、液晶シャッタ眼鏡のシャッタ動
作が停止される。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【発明の実施の形態】 (実施の形態1)以下、この発明の実施の形態を図に基
づいて説明する。 【0017】図1は、立体映像表示装置に設けられた赤
外線信号送信装置における赤外LED駆動パルス発生部
101を示した回路図である。図2は、赤外LED駆動
パルス発生部101における各種信号を示したタイミン
グチャートである。図3は、赤外LED駆動パルス発生
部101を含んで構成されるシステムLSI200を用
い、このシステムLSI200からの赤外LED駆動パ
ルスにて赤外発光LED33を駆動する構成を示した回
路図である。 【0018】図1において、4ビットカウンタ21は、
そのクロック(CLK)端子部に、図示しないクロック
発生部からの1.8MHzのクロックを入力し、このク
ロックにおけるパルスを16個入力する毎に、キャリー
アウト(C0)端子部において、一つのパルスを出力す
る。即ち、1.8MHzのクロックを16分周する。ま
た、リセット(RST)入力部にHigh信号を入力す
るとリセットするようになっている。 【0019】2分周回路21は、そのイネーブル(E
N)端子部に、前記4ビットカウンタ21からのキャリ
ーアウト(C0)信号を入力する。クロック(CLK)
端子部には、前記1.8MHzのクロックが供給されて
いる。データ(D)端子部には、そのQバー出力端子か
らの信号が供給されるようになっている。そして、この
2分周回路21は、前記キャリーアウト(C0)信号に
おけるパルスを入力する毎に、Q出力端子においてHi
gh信号とLow信号を交互に出力する。この出力信号
は56KHzとなり、搬送波(副搬送波)として用いら
れる。また、リセット(RST)入力部にHigh信号
を入力するとリセットするようになっている。 【0020】エッジ検出部23は、そのクロック(CL
K)端子部に前記1.8MHzのクロックを入力してい
る。そして、L、Rの映像信号に対応したLR極性切替
え信号(左右眼映像の切り替わりを示す信号)を入力し
ている。このLR極性切替え信号は、図2の(a)に示
しているように、HighとLowを一定期間ごとに交
互に形成する信号であり、例えば、Highが右眼映像
表示状態であることを、Lowが左眼映像表示状態であ
るこを示す。エッジ検出部23は、図2の(i)に示す
ように、LR極性切替え信号がHighのときで1.8
MHzのクロックの最初のパルスを入力したときに、リ
セット信号(High)を出力する。このリセット信号
は、前記の4ビットカウンタ21、2分周回路21、及
び後述する9ビットカウンタ26に供給される。 【0021】9ビットカウンタ26は、そのイネーブル
(EN)端子部に、そのキャリーアウト(C0)信号を
反転器25で反転した値と前記16分周値とをアンド回
路24で論理積した値を入力する。また、クロック(C
LK)端子部に前記1.8MHzのクロックを入力して
いる。そして、そのQ端子から、前記16分周値に対応
したカウント値(9ビット信号)を出力する。具体的に
は、図2の(e)(f)(g)(i)に示しているよう
に、前記エッジ検出によるリセット後、16分周出力に
おける最初のHighが出力されるまでの間の期間をカ
ウント値“0”、次のHighが出力されるまでの期間
をカウント値“1”、次のHighが出力されるまでの
期間をカウント値“2”のごとく、カウントを行ってい
く。そして、カウント値が511になるとカウントを停
止する。また、リセット(RST)入力部にHigh信
号を入力するとリセットするようになっている。なお、
9ビットカウントとしているのは、512カウントする
までの間に後述するゲート信号の生成が終了するためで
あり、それ以上のカウントをするのは回路規模を大きく
するだけで、何ら利点はないからである。 【0022】ゲート信号発生回路27は、前記の9ビッ
トカウンタ26から出力されるカウント値に基づいて、
図2の(b)に示すようなゲート信号を生成する。ゲー
ト信号は、この図2の(b)のごとく、例えば、比較的
長いHigh期間および短いHigh期間と、これらの
間のLow期間とから成る信号であり、前記Low期間
の長短でL(左眼用映像表示状態)とR(右眼用映像表
示状態)との区別が行えるようにしてある。そして、か
かるHigh期間やLow期間は、前記のカウント値に
て規定される。なお、ゲート信号発生回路27が入力し
ているクロック信号は、前記ゲート信号におけるHig
h期間などの設定のために用いているのではなく、内部
のフリップフロップ等におけるタイミング制御のために
用いている。 【0023】駆動パルス発生アンド回路28は、前記の
搬送波(56KHz)と前記ゲート信号発生回路27か
らのゲート信号とを入力し、その論理積をとって赤外L
ED駆動パルスを生成する。即ち、前記ゲート信号にて
搬送波を変調させるようになっている。 【0024】ここで、LR極性切替え信号のエッジを基
準として作成したゲート信号の発生のタイミングずれ
(ジッタ)は、LR極性切替え信号に対する前記エッジ
検出回路23におけるエッジ検出のずれ幅に依存する。
このずれ幅は、図2の(j)に示しているように、1.
8MHzの1クロック分に相当し、ジッタは極めて小さ
いものとなる。また、大画面の映像、又は複数台置かれ
た画像表示装置の映像を複数人で観察する場合に、赤外
線信号送信装置を複数設置することがあり得るが、この
場合に前記ジッタ範囲が大きいと、複数の赤外線信号送
信装置からの赤外線信号における相互干渉が生じやすく
なる。上記構成におけるジッタは極めて小さいものとな
るから、かかる干渉も低減することができる。 【0025】前記駆動パルス発生アンド回路28にて生
成された赤外LED駆動パルスは、図3の回路図に示し
ているように、トランジスタ31,32や赤外LED3
3等から成る発光部30に供給される。前記赤外LED
33は、赤外LED駆動パルスに応じて発光し、赤外線
信号を出力する。 【0026】次に、液晶シャッタ眼鏡の駆動装置につい
て説明していく。図4は、この発明の実施の形態の液晶
シャッタ眼鏡の駆動装置を示したブロック図である。こ
の図における点線枠で囲まれた部分は、集積回路化され
ている。以下、この点線枠部分を集積回路部102とい
う。図5は、前記の集積回路部102を含んで構成され
るシステムLSI200を用いた場合のブロック図であ
る。 【0027】赤外受光モジュール1は、前記発光部30
から出力される赤外線信号を受信する。なお、ワイヤレ
ス(赤外線信号を用いる場合)とワイヤードとの選択を
可能にするため、LR判別信号(LR極性切替え信号に
相当する)を直に受け取るためのジャック2を設けてあ
る。 【0028】入力信号種類自動判別部3は、入力信号の
種別を判断する。例えば、前記赤外線信号による入力信
号が、H、Lの繰り返しの単純な信号なのか、L、Rに
対応してコード化された信号なのか、あるいは該コード
化信号に更に搬送波が付加された信号なのかの別を判断
する。 【0029】フィルード周波数検出・LR判別部6は、
受信した赤外線信号またはLR判別信号から、フィール
ド周波数の検出およびL信号かR信号かを判別する処理
を行う。この判別においては、前記赤外線信号の場合で
あれば、その復調処理によって、前述したゲート信号に
対応する信号が得られるので、その比較的長いHigh
期間と短いHigh期間との間のLow期間の長短でL
(左眼用映像表示状態)とR(右眼用映像表示状態)と
の区別を行うことができる。また、ワイヤードにおいて
は、LR判別信号から直ちにLR判別が行える。フィー
ルド周波数は、LR信号期間(High/Lowの切り
替わり期間)中にカウントされるクロック数(カウント
数)で表される。 【0030】動作フィールド周波数決定部7は、左眼用
液晶13と右眼用液晶14の交互シャッタ動作における
周波数(タイミング)をチェックする処理および決定し
保持する処理を行う。つまり、前回のLR信号のHig
h期間又はLow期間中にカウントされたクロック数
(旧フィールド周波数)と今回のLR信号のLow期間
又はHigh期間中にカウントされたクロック数(新フ
ィールド周波数)との比較により、周波数の変動や安定
をチェックする。決定は安定状態が続いたときに行うこ
とになり、不安定状態に至ると、保持しているタイミン
グでシャッタ動作を続行(自走)させることになる。そ
の目的とするところは、何らかの原因によって前記赤外
線信号の受信が途絶えたときでも、暫くは保持している
フィールド周波数にて、左眼用液晶13と右眼用液晶1
4の交互シャッタ動作を維持することにある。かかる処
理の概要は、図8の状態遷移図におけるステート3,ス
テート4、ステート5により示される。各ステートでの
具体的処理については、図9乃至図11のフローチャー
トを用いて後で詳述する。 【0031】液晶駆動パルス発生部8は、アナログス
イッチ11,12による3種類の電圧(VLCD :液晶否
透過,0ボルト:液晶透過,−VLCD :液晶否透過)の
発生を前記決定されたフィールド周波数にて行わせる制
御、タイミング調整信号にて前記アナログスイッチ1
1,12による0ボルト印加(液晶透過)のタイミング
を調整する制御、LR極性切替えの制御を行う。 【0032】〔前記の制御〕アナログスイッチ11,
12は、電源制御部4からの電圧(V1 )と、DC/D
Cコンバータ10からの電圧(−V2 )の供給を受け、
液晶13,14に対して、VLCD (=V1+V2)(クロ
ーズ:不透過状態)、0ボルト(オープン:透過状
態)、−VLCD (=−(V1+V2))(クローズ:不透
過状態)、0ボルト(オープン:透過状態)、V
LCD (クローズ:不透過状態)のごとき順で電位差を供
給する。この3種類の電位差のうちのどの一つの電位差
を発生させるかは、2ビットの制御信号で決定できるの
で、この制御信号をアナログスイッチ11,12に与え
てやればよい。当該液晶駆動パルス発生部8は、3ビッ
ト出力端子を備え、一つを共通とし、他の二つは相互に
反転した信号とし、二つのアナログスイッチ11,12
に2ビットの制御信号をそれぞれ与える制御を行う。な
お、どちらの液晶をオープンにし、他の液晶をクローズ
にするかは、フィールド周波数検出・LR判別部6から
のLR判別信号にて判断することができる。また、2ビ
ットの制御信号をどのタイミングで与えるかは、前記の
動作フィールド周波数決定部7で決定されたフィールド
周波数であるクロックカウント数で行う。つまり、この
フィールド周波数が決定された時点からクロックのカウ
ントを開始し(図6のパルスカウンタ8b参照)、この
カウントでのクロックカウント数が原則として前記フィ
ールド周波数であるクロックカウント数に一致した時点
で、パルス発生部8b(図6参照)にて、前記の2ビッ
トの制御信号を発生させることになる。 【0033】〔前記の制御〕 図7における期間t1
を調整する制御である。つまり、アナログスイッチ1
1,12に与える前記2ビットの制御信号のタイミング
を、前述した決定されたフィールド周波数のタイミング
通りではなく、タイミング調整信号に基づいてt1 だけ
速める制御を行う。具体的には、図7における期間t2
の発生タイミングについては、前述した決定されたフィ
ールド周波数にて規定することで垂直同期に対応させつ
つ、各液晶13,14のオープン時期をt1 だけ速め、
垂直ブランキングの終了時点においてコントラスト比が
略0になるようにする。これによって、画像表示装置に
おける画面上部が暗くなって見えてしまうといった不具
合を解消することができる。なお、前記タイミング調整
信号は、この実施の形態では4ビットとしているので、
かかる制御を16段階で調節して行うことができる。ま
た、どれくらい速めるかは、用いる液晶のオープン応答
特性によって異なることになる。 【0034】〔前記の制御〕 立体画像表示装置によ
っては、Lを意味する信号とRを意味する信号とが逆で
ある場合ものあるので、これに対応するために、液晶シ
ャッタ眼鏡側でのLの認識とRの認識を逆にする制御で
ある。 【0035】電源制御部4は、集積回路部102の外部
の電源供給部から電力供給を受け、電源スイッチがON
されると、当該集積回路部102内の各回路に電力供給
を行うとともに、外部の前記DC/DCコンバータ10
等への電力供給も行うようになっている。クロック制御
回路5は、図示しないクロック発生部からの300KH
zのクロックを制御し、集積回路部102内の各回路へ
所定のクロックを供給する。なお、クロック制御回路5
がRC発振器(RC−オシレータ)を備え、自らクロッ
クを生成するようになっていてもよい(図6参照)。タ
イマー9は、前記動作フィールド周波数決定部7がフィ
ールド周波数不確定状態となったときからタイマーカウ
ントを開始し、この状態が略2分間続いたときに、電源
制御部4に対して電源停止指令を発するようになってい
る。 【0036】図6は、システムLSI200の内部構成
およびピンの配列関係等の概略を示した説明図である。
このシステムLSI200は、前記赤外LED駆動パル
ス発生部101及び集積回路部102を一つの半導体基
板上に形成して成るものである。従って、かかるシステ
ムLSI200は、赤外線信号送信装置を構成するのに
用いることができるとともに、液晶シャッタ眼鏡の駆動
装置を構成するのにも用いることができる。よって、立
体映像表示装置と液晶シャッタで共用可能なLSIとし
て量産が可能となり、コストの低減を図ることができ
る。 【0037】図8は、液晶シャッタ眼鏡の駆動装置の動
作状態の遷移を説明した状態遷移図である。この状態遷
移図におけるステート3,4,5の具体的な処理内容、
即ち、動作フィールド周波数決定部7における処理内容
を、図9乃至図11に基づいて説明していく。なお、図
9は、フィールド周波数不確定状態(ステート3)にお
ける処理を、図10は、フィールド周波数確定状態(ス
テート4)における処理を、図11は、フィールド周波
数維持状態(ステート5)における処理を、それぞれ示
している。 【0038】図9においては、まず、液晶シャッタ眼鏡
におけるシャッタタイミングに関する取得データである
フィールド周波数を検出し、この検出したフィールド周
波数(クロックカウント数)をfnowとする(ステッ
プ1)。次に、フィールド周波数のチェック処理を行う
(ステップ2)。つまり、今回検出したフィールド周波
数fnowが、前回検出したフィールド周波数fold
を基準にして所定範囲(−a〜a)内にあるかどうかを
判断する。範囲内になければ、チェックカウンタ(ch
kcnt)を0(クリア)とし、今回検出したフィール
ド周波数fnowをfoldとして、ステップ1に戻
る。一方、範囲内にある場合には、チェックカウンタ
(chkcnt)をインクリメントする(ステップ
3)。そして、フィールド周波数fnowが安定してい
るかどうか判断するため、チェックカウンタ(chkc
nt)のカウンタ値を判断し(ステップ4)、カウンタ
値が16になったなら、周波数が安定したとして、今回
検出したフィールド周波数fnowをffixとし、且
つ、foldとし(ステップ5)、フィールド周波数確
定の状態における処理に移行する。なお、このフィール
ド周波数不確定状態(ステップ3)においては、液晶駆
動パルス発生部8のパルスカウンタ8b(図6参照)
は、カウント動作を停止している。つまり、液晶シャッ
タ眼鏡においてシャッタ動作は停止している(ステート
2からの移行であればシャッタ動作は未だ始まっていな
い)ことになる。 【0039】図10においては、まず、フィールド周波
数を検出し、この検出したフィールド周波数(クロック
カウント数)をfnowとする(ステップ11)。次
に、今回検出したフィールド周波数fnowが、決定さ
れたフィールド周波数ffixを基準に所定範囲(−a
〜a)内にあるかどうかを判断する(ステップ12)。
このチェックでYESとされた場合には、今回のフィー
ルド周波数fnowを少し反映させてffixを新たに
生成し(ステップ14)、ステップ11に戻る。一方、
NOとされた場合には、今回検出したフィールド周波数
fnowをfoldとし(ステップ13)、フィールド
周波数維持の状態へと移行する。 【0040】また、ステップ14に進んだ際には、液晶
駆動パルス発生部8のパルスカウンタ8bに対するリセ
ット信号が出力されるので、ステップ15の判断処理に
おいてはYESと判断され、カウンタ値のクリアを行っ
て(ステップ18)、ステップ15に進む。ステップ1
5でNOとされたときには、カウンタ値がffix+a
より大きいか否かが判断され(ステップ16)、大きい
場合には、カウンタ値のクリアを行って(ステップ1
9)、フィールド周波数維持の状態における処理に移行
する。ステップ16で小さいとの判断がなされた場合に
は、カウンタ値のインクリメントを行って、ステップ1
5に進む。 【0041】液晶駆動パルス発生部8のパルスカウンタ
8bにおける上記の処理の意味を簡単に説明する。液晶
駆動パルス発生部8では、ffixに対応する数のクロ
ックをカウントしたときに、液晶のシャッタ切替え動作
を行うことになるのであるが、前記ステップ14で次の
ffixが決定されないために(赤外線信号が何らかの
原因で遮られたような場合にも生じる)、パルスカウン
タ8bのカウント動作がリセットされずに、そのカウン
ト値がffix+aを越えると、当該ffixを用いた
液晶のシャッタ動作の続行(自走)を行うべく、フィー
ルド周波数維持の状態における処理に移行するのであ
る。 【0042】図11においては、まず、フィールド周波
数を検出し、この検出したフィールド周波数(カウント
値)をfnowとする(ステップ21)。なお、赤外線
信号が遮断された状態が続いていれば、フィールド周波
数はその間において検出できず、検出したときには、フ
ィールド周波数(クロックカウント数)は前回の値と大
幅に異なっていることになる。次に、図10のステップ
12と同様の方法でフィールド周波数の第1のチェック
処理を行う(ステップ22)。このチェックでYESと
された場合には、今回のフィールド周波数fnowを少
し反映させてffixを新たに生成し(ステップ2
7)、フィールド周波数確定の状態における処理に移行
する。一方、NOとされた場合には、図9のステップ2
と同様の手法にて、フィールド周波数の第2のチェック
処理を行う(ステップ23)。このチェックでNOとさ
れた場合には、チェックカウンタ(chkcnt)のカ
ウンタ値をクリアし(ステップ28)、今回検出したフ
ィールド周波数fnowをfoldとしてステップ21
に進む。 【0043】ステップ23でYESとされた場合には、
チェックカウンタ(chkcnt)のカウンタ値をイン
クリメントする(ステップ24)。そして、チェックカ
ウンタ(chkcnt)のカウンタ値を判断し(ステッ
プ25)、カウンタ値が16になったなら、周波数が安
定したとして、今回検出したフィールド周波数fnow
をffixとし、且つ、foldとし、更に、リセット
カウンタ(rscnt)をクリアし(ステップ26)、
フィールド周波数確定の状態における処理に移行する。
ステップ25において、カウンタ値が16になっていな
いなら、ステップ29に進む。なお、上記のリセットカ
ウンタ(rscnt)は、フィールド周波数維持の状態
において上述したいずれの条件も満たさず、フィールド
周波数維持の状態における処理が行われる、液晶のシャ
ッタ動作の続行(自走)時間をどれくらいにするかを決
定するものである。 【0044】かかるフィールド周波数維持状態におい
て、液晶駆動パルス発生部8のパルスカウンタ8bは、
そのカウント動作を進めており(ステップ30)、この
カウンタ値がffix(このffixはステップ14,
27で設定したものである)になったか否か、即ち、液
晶のシャッタの切替えタイミングが到来したか否かを判
断している(ステップ31)。このステップ31でYE
Sとされたなら、次のシャッタタイミングの到来を判断
するべく、パルスカウンタ8bのカウンタ値をリセット
する(ステップ32)。そして、リセットカウンタ(r
scnt)をインクリメントする(ステップ33)。リ
セットカウンタ(rscnt)は、上述のごとく、液晶
のシャッタ動作の続行(自走)の時間を決定するもので
あり、これが最大許容値(MAX:約10秒に相当す
る)を越えたかどうかを判断し(ステップ34)、越え
たときには、フィールド周波数不確定の状態に遷移し、
液晶シャッタ眼鏡のシャッタ動作を停止させる。越えな
い間は、液晶のシャッタ動作の続行(自走)を行うこと
になる。自走中にフィールド周波数が安定すれば、フィ
ールド周波数確定の状態に遷移することになる。 【0045】(実施の形態2)一定の周期で右眼映像と
左眼映像を画面上に交互に表示する3次元表示モード
と、通常の2次元表示モードとを切り換えれるようにし
た立体画像表示装置がある。そして、この種の切替え可
能な立体画像表示装置では、前記2次元表示モードにお
いては、液晶シャッタ眼鏡におけるシャッタタイミング
を示す赤外線信号を送出しない。このため、液晶シャッ
タ眼鏡の側で赤外線信号を受信できないことが遮断によ
るものなのか、2次元表示モードによるためなのかの判
断ができない。よって、液晶シャッタ眼鏡を装着したま
まで、3次元表示モードから2次元表示モードに切り換
えると、液晶シャッタ眼鏡におけるシャッタ動作の続行
(自走)によって、画面ちらつきが生じることになる。 【0046】この実施の形態2の液晶シャッタ眼鏡の駆
動装置は、かかる画面ちらつきを防止するため、以下の
ような構成を有する。 【0047】図12は、この実施の形態2の液晶シャッ
タ眼鏡の駆動装置300の概略を示した構成図である。
この駆動装置300は、3次元ディスプレイ299から
の赤外線信号を受信する赤外線センサ301、受信した
赤外線からLR信号(Lパルス,Rパルス)の抽出およ
び2次元表示モードの別を判断するデコード部302、
周期検出部303、液晶シャッタ制御回路304を備
え、液晶シャッタ眼鏡における液晶パネル305,30
6のシャッタ動作を制御すべく、決定信号であるL′
R′信号(L′パルス,R′パルス)を出力する。前記
デコード部302は、実施の形態1の入力信号種別自動
判別部3に相当する動作を行い、周期検出部303は、
フィールド周波数検出・LR判別部6及び動作フィール
ド周波数決定部7に相当する動作を行い、液晶シャッタ
制御回路304は、液晶駆動パルス発生部3およびアナ
ログスイッチ11,12に相当する動作を行うととも
に、前記デコード部302から2次元表示モードを示す
信号を得たときには、液晶パネル305,306のシャ
ッタ動作を停止させる制御を行う。 【0048】図13は、左眼/右眼映像表示切替え状態
(LR)と赤外線信号との関係を示した図であり、実施
の形態1における図2の(a)と(b)の関係に相当す
る。この実施の形態では、当該信号の意味は図14に示
しているように、第1Low期間T1と第2Low期間
T2と第3Low期間T3とにより決定され、T2<
(T1+T3)を満たす信号はLを意味し、T2=(T
1+T3)を満たす信号はRを示し、T2>(T1+T
3)を満たす信号は2Dを示す。3次元ディスプレイ2
99は、2次元モードの表示を行う際には、T2>(T
1+T3)を満たす赤外線信号を送出することになる。 【0049】図15は、この実施の形態2の制御内容を
簡略的に示した説明図である。処理1では、モード検出
を行う。このモード検出でLR信号を検出すれば、3D
モードの判定信号を出力し、その後に2D信号を検出す
れば2Dモードの判定信号を出力し、また、この2Dモ
ード時にLR信号を検出すれば、3Dモードの判定信号
を出力することになる。処理2では、LRパルス間隔P
W(n)を検出する。この検出は、パルス間隔中にカウ
ント(処理3)されたクロック数(カウント数)で行
う。処理4では、今回のパルス間隔PW(n)と前回の
パルス間隔PW(n−1)との相違が所定の許容される
範囲にあるかどうかを判断する。許容状態がm回以上連
続して発生すれば(処理5)、通常シャッタモードに移
行し、今回を含め合計m回分前までのパルス間隔の総和
をmで割って平均値(PWX)を算出し、更新する(処
理7)。 【0050】処理4でNOとされた場合および処理5で
NOとされた場合は、平均値(PWX)による自走シャ
ッタモードに移行することになる。液晶駆動用のパルス
カウンタは、処理8において示しているように、通常シ
ャッタモード時には、Lパルス,Rパルスでリセットさ
れ(実施の形態1の図10のステップ18に相当)、自
走シャッタモード時には、平均値(PWX)でリセット
される(実施の形態1の図11のステップ31,32に
相当)。そして、処理9において示しているように、通
常シャッタモード時、自走シャッタモード時、及び2D
モード時において、それぞれ液晶駆動のための所定のパ
ルス出力処理、又はパルス出力停止(電源OFF)処理
が行われる。 【0051】よって、かかる実施の形態2の構成によれ
ば、3次元表示モードから2次元表示モードに切り換え
られた場合には、液晶シャッタ眼鏡におけるシャッタ動
作の続行(自走)が停止され、画面ちらつきが防止され
ることになる。 【0052】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、液晶シャッタ眼鏡におけるシャッタタイミングを示
す赤外線信号が遮られても、保持しているタイミングで
シャッタ動作を続けることができるので、立体視不能の
状態に陥いるのを回避し、画面がちらついて見えるとい
う不具合を解消することができる。また、3次元表示モ
ードから2次元表示モードに切り換えられた場合には、
液晶シャッタ眼鏡におけるシャッタ動作の続行(自走)
が停止され、画面ちらつきが防止される。また、たとえ
液晶が透過状態となるときの応答速度が遅くても、垂直
ブランキング期間が終了するまでに、十分な透過状態と
させることが可能となり、画面上部が暗くなって見える
という不具合を解消できるという効果を奏する。
ルス発生部の回路図である。 【図2】赤外LED駆動パルス発生部における各種信号
を示したタイミングチャートである。 【図3】赤外LED駆動パルス発生部含んで構成される
システムLSIを用いた赤外線信号送出系の回路図であ
る。 【図4】この発明の実施の形態の液晶シャッタ眼鏡の駆
動装置を示したブロック図である。 【図5】図4の点線枠部分を含んで構成されるシステム
LSIを用いた場合のブロック図である。 【図6】図1の回路部分および図4の点線枠部分を含ん
で構成されるシステムLSIを示す説明図である。 【図7】液晶シャッタ眼鏡への0ボルト印加(オープ
ン)タイミングを示したタイミングチャートである。 【図8】この発明の実施の形態の液晶シャッタ眼鏡の駆
動装置における状態遷移図である。 【図9】この発明の実施の形態のフィールド周波数不確
定の状態における制御内容を示したフローチャートであ
る。 【図10】この発明の実施の形態のフィールド周波数確
定の状態における制御内容を示したフローチャートであ
る。 【図11】この発明の実施の形態のフィールド周波数維
持の状態における制御内容を示したフローチャートであ
る。 【図12】この発明の第2の実施の形態の液晶シャッタ
眼鏡の駆動装置を示したブロック図である。 【図13】右眼映像表示状態および左眼映像表示状態の
切り替わりと、これに対応する入力(右眼/左眼判別信
号)の関係を示した説明図である。 【図14】この発明の第2の実施の形態における右眼/
左眼判別信号および2Dモード判別信号を示した説明図
である。 【図15】この発明の第2の実施の形態における制御内
容を示した説明図である。 【図16】従来の液晶シャッタ眼鏡を用いた場合に画面
上部が暗くなって見えることを説明する説明図である。 【符号の説明】 1 赤外受光モジュール 3 入力信号種類自動判別部 4 電源制御部 5 クロック制御部 6 フィールド周波数検出・LR判別部 7 動作フィールド周波数決定部 8 液晶駆動パルス発生部 9 タイマー 10 DC/DCコンバータ 11,12 アナログスイッチ 13 14 液晶 101 赤外線信号送信装置の信号制御部 102 集積回路部 200 システムLSI 300 液晶シャッタ眼鏡の駆動装置
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右眼映像の切り替わりを示す信号に基
づいて生成された空間伝送信号を受信する受信部と、受
信した空間伝送信号から液晶シャッタ眼鏡におけるシャ
ッタタイミングに関するデータを順次新たに取得する手
段と、該取得手段により得られた取得データfnowを
用いて液晶シャッタ眼鏡をシャッタ動作させる手段と、
を備えている液晶シャッタ眼鏡の駆動装置であって、 前記シャッタ動作手段は、フィールド周波数不確定状態
と、フィールド周波数確定状態と、フィールド周波数維
持状態の3つの状態を有し、各状態における実行結果に
応じて他の状態へ遷移するように構成されており、 前記フィールド周波数不確定状態は、シャッタ動作を停
止している状態であって、順次新たに得られた前記取得
データfnowが安定しているかどうかを判断し、安定
しているときに該取得データfnowに基づき、液晶シ
ャッタ眼鏡のシャッタ動作のタイミングを制御するシャ
ッタタイミングデータffixを決定し、前記フィール
ド周波数確定状態へ遷移する処理を行い、 前記フィールド周波数確定状態は、決定された前記シャ
ッタタイミングデータffixに基づいてシャッタ動作
を行っている状態であって、該シャッタタイミングデー
タffixと前記取得データfnowを比較し、その差
が小さい場合には、該フィールド周波数確定状態を維持
し、前記差が大きい場合には前記周波数維持状態へ遷移
する処理を行い、 前記フィールド周波数維持状態は、前記シャッタタイミ
ングデータffixに基づきシャッタ動作を続行してい
る状態であって、前記シャッタタイミングデータffi
xと前記取得データfnowを比較し、その差が小さい
場合には、前記フィールド周波数確定状態に遷移し、そ
の差が大きい場合には、前記取得データfnowが安定
しているかどうかを判断し、安定しているときに該取得
データfnowに基づき前記シャッタタイミングデータ
ffixを更新して、前記フィールド周波数確定状態へ
遷移し、一方、いずれの条件も満たさず、フィールド周
波数維持状態が一定時間行われたときには、前記フィー
ルド周波数不確定状態へと進む処理を行うことを特徴と
する 液晶シャッタ眼鏡の駆動装置。
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