JP2017055374A - 裸眼3d映像伝送ディスプレーシステム - Google Patents

裸眼3d映像伝送ディスプレーシステム Download PDF

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Abstract

【課題】スポーツなど速い動きに対応する3D映像を3Dカメラでとらえ伝送し裸眼で目の疲労なしで3D映像を見ることは不可能であった。
本発明は、目の疲労なく動きに早い3D映像を再現できる伝送を含む裸眼3D映像伝送ディスプレーシステムを提供する。
【解決手段】カメラを利用して通過型液晶ディスプレーの裏面に白色LEDランプの光を方向制御光学エンジンで凸レンズ面を通過型液晶ディスプレーの裏面に向けるように配置、左カメラ信号や右カメラ信号や中央カメラ信号による統合プロセッサの信号で映像分離液晶シャッタや3Dメガネの3Dトランスリミッタに切り替え信号を送り適切に制御することで目の疲労を防ぐことを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
【選択図】図1

Description

本発明は、目の疲れ無しで裸眼3D映像を無理なく伝送することを可能とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステムに関するものである。
従来、裸眼方式の3Dディスプレーは、レンズシート半個分に遮光部分或いは、解放部分を作り通過型液晶ディスプレーへ後方から放射状のバックライトを当てることで左右映像が分離することができることが特許文献1に記載されている。
テレビ画面を構成する走査線の縦方向の位置を示す走査線を計数する手段を用いて奇数列偶数列に左右映像を振り分け、画面の横方向位置を同じ方法によってダイナミック動作型メモリでWEピンを「0」で書き込み、WEピンを「1」で読み出す。
メモリは画面の横方向に位置を左端から番号を振り左端をアドレス番号1として順に番号通り読み出すアドレス番号(アドレスコード)から走査線直ぐ下列に読み出すことができるので演算手段で映像の再構成をして同時にメモリに書き込み読み出し、バックライトの光方向を変化させることで目の疲労度を軽減することが特許文献2に記載されている。
3眼式3Dカメラは、次のような構成である。
特許文献4に記載されている通り、カメラ映像情報からレンズ筒に設けた圧電素子を取り付けた3個のHDカメラで45度に傾けて配置した平面鏡で横向きの左右のHDカメラと前方向に向けて配置した中央カメラで動体被写体を捕らえ、演算処理で左カメラ映像と右カメラ映像及び中央カメラ映像を高画質で再構成する3Dカメラが提案されている。
実用新案第3188701号 実用新案第3176933号 実用新案第3192889号 実用新案第3199582号
2眼カメラで撮影するステレオ撮影方式は、実用上目の疲労が大きく又カメラワークやピント合わせさらに2台のカメラを傾ける煩雑さから実用にならなかった。
そこで3眼式3Dカメラを使い伝送する場合、データ放送の利用で簡素化したデータ放送が必要になる。
本発明は、この問題を解決しようと試みたものである。
課題を解決しようとする手段
背面に反射板を設け、白色LEDランプを設けて導光板を挟み、湾曲液晶シャッタユニットを挟んだ構成の方向制御光学エンジンを含むバックライトシャッター部の前方に通過型液晶ディスプレーを配置、カラーフィルタ分離部を前面に置いて保護ガラスを設けた。
演算方法1(E1)右カメラ映像−左カメラ映像
演算方法2(E2)右カメラ映像−中央カメラ映像(字幕無し)
演算方法3(E3)右カメラ映像=E2+中央カメラ映像(字幕無し)
演算方法4(E4)左カメラ映像=E2+中央カメラ映像(字幕無し)−E1
右カメラ映像信号と中央カメラ映像信号(字幕無し)が入力される条件があると演算方法2(E2)で演算した出力は、演算回路(E3)で演算方法3により右カメラ映像信号が得られる。映像方法1(E1)に右カメラ映像と左カメラ映像を入力する。更に演算方法2の演算出力と中央カメラ映像信号(字幕無し)を演算方法4に入力演算すると左カメラ映像信号が出力される。この左カメラ映像信号はDRAMに入力され垂直走査線パルス発振器でパルス「2」で「1」出力するT−FFで「1」、インバータで「0」、走査線奇数列で書き込み、偶数列で読み出させる。
3D識別データ信号は、マルチビュー放送のデータ放送で送受信される。3D識別データ信号が無い場合は、各演算回路は働かないので字幕含む中央カメラ映像信号はそのままアナログ変換手段から出力される。
色信号は、表示するのに時間差があることで別々に表示するが、色信号検出回路と液晶シャッタにカラーフィルタを組み合わせたカラーフィルタ分離部に色信号検出回路からR成分、G成分、B成分の何れかの色信号時切り換えて色ごとに液晶シャッタの透明電極に電圧をかけて液晶シャッタを開閉し色分離する。複数の映像の色分離で鮮明度が増す。
画面比を16対9から21対9に変更したシネスコサイズにする。
発明の効果
反射板を背面間に設けたことで明るさを確保し、左右映像の分離で通過型液晶ディスプレーの裏面に当てるバックライトを導光板で光の均一化を図り凸レンズで屈折させる角度を大きくしたことで方向性を向上させた。左右映像の分離に使う液晶シャッタを縦長に加工、DRAMを右カメラ映像の書き込み読出しに使い偶数列に正確に右カメラ映像を出力させ歪のない3D映像を裸眼で疲労感なく動きの速い映像も大幅に高画質で立体度を向上させた。
本発明の裸眼3Dディスプレーの構成図 本発明の映像処理回路部の回路構成図 本発明の液晶シャッタの詳細図 本発明の画面比と拡がり分を示す図 本発明に関係する3眼3Dカメラの構成図 本発明の伝送経路を示す図 本発明の方向制御光学エンジンの詳細図 本発明のカラーフィルタ分離部の詳細図 本発明のバックライトシャッター部の図 本発明に関係する3眼3Dカメラの送信回路図 本発明の関係する裸眼3D視覚と3Dメガネの比較図 本発明のPCチューナの構成図
以下、本発明の構成を図1から図12を使って説明する。
通過型液晶ディスプレー(1)の後方にバックライトシャッター部(2)がある。バックライトシャッター部(2)は、液晶シャッタ(9)で左右映像の分離のため白色LEDランプ(40)の光方向を変える方向制御光学エンジン(4)が図3に示す通り横偏光板(92)に透明電極(93)と液晶(91)を別の透明電極(93)で挟み、縦偏光板(94)を取り付けた構成の液晶シャッタ(9)を使い画面上に横列に並んで配列されている。
通過型液晶ディスプレー(1)のおもて面にカラーフィルタ(12)と液晶シャッタ(9)を組み合わせたカラーフィルタ分離部(7)が画面全体に配列されている。背面(6)の前に反射板(5)、白色LEDランプ(40)に導光板(3)を設け、前方に凹レンズ(43)と凸レンズ(42)の間に複数の湾曲液晶シャッタユニット(41)彎曲部分に挟んで、縦に遮光板(11)が仕切られ構造の方向制御光学エンジン(4)に並列に制御電気回路(10)が接続され、同時に光スイング方向が制御される。
映像処理回路(63)は、前述で示した通り演算回路(E1)(16)に右カメラ映像(101)と左カメラ映像(102)が入力する条件で、演算方法1で演算される。PCチューナ(61)から得られるマルチビュー放送のS1で右カメラ映像(101)が、S3で映像のデータ放送で得られる演算方法(E1)及び演算方法1で得られる映像情報からリアルタイムで得ることができる。字幕無しの中央カメラ映像(14)と右カメラ映像(101)で、演算方法2で演算回路(E3)(15)で右カメラ映像(101)の高画質映像が再構成される。
さらに演算回路(E1)(16)と演算回路(E2)(13)と字幕無しの中央カメラ映像(14)は、演算回路(E4)(17)で左カメラ映像信号を出力することができる。
垂直走査線パルス発振器(21)から画面を構成する縦方向の走査線数のパルスがT−FF(20)で「2」パルスで「1」出力するのでインバータ(19)で反転、垂直走査線パルス発振器(21)で走査線「1」パルスでDRAM(18)(ダイナミック動作型メモリ)で書き込み、T−FF(20)でパルスが1発さらに2発目が出るとT−FF(20)は「1」出力、つまりWEピンを「1」にするので読み出される。
水平走査線パルス発振器(22)は、横方向の走査線の位置を表す水平周波数発振回路などを利用する。水平走査線パルス発振器(22)からパルスは第1カウンタ回路(23)で計数されアドレス信号がDRAM(18)へ演算回路(E4)(17)の出力する映像信号の内容がDRAM(18)に書き込まれる。
一方、演算回路(E4)(17)から出力する左カメラ信号(QL信号)は統合プロセッサ(62)に入力される。第1カウンタ回路(23)から第1のDAC(24)である数値でリセットしてアドレスを「1」に戻す。
演算回路(E3)(15)から右カメラ信号(QR信号)が統合プロセッサ(62)に入る。
中央カメラ映像(14)は、字幕入りと字幕無しのものがある。字幕入りの中央カメラ映像(14)は演算回路に入れないのでDのように字幕挿入(26)と中央カメラ映像(14)が合成されて中央カメラ映像入力(27)からアナログ変換手段(30)に行く。これは、中央カメラ信号(QC信号)として統合プロセッサ(62)に入る。
3Dカメラ(105)からフィールド数検出器のカウントパルス信号をデータ放送で受信し検知してもよい。「1」「2」はQC信号、「3」は、QR信号、「4」はQL信号である。
3眼式の3Dカメラ(105)で、演算方法1で右カメラ映像(101)−左カメラ映像(102)の内容が(E1)である。
右カメラ映像(101)は、演算回路(E3)(15)でアナログ変換手段(30)を介して出力する。演算回路(E4)(17)からDRAM(18)で走査線偶数列の表示でアナログ変換手段(30)を通じて通過型液晶ディスプレー(1)に読み出されることで構成画面の横列の位置を正確に読み出すことにより左右分離の映像分離液晶シャッタ(95)の分離度を向上できる。
3D識別データ信号受信手段(25)からデータ信号がオフの場合は、中央カメラ映像(14)に字幕挿入(26)を加えた中央カメラ映像入力(27)がそのまま表示される。
3D識別データ信号受信手段(25)がオンの場合各演算回路は起動するので中央カメラ映像(14)からP経路で演算回路(E3)(15)が起動しているから演算する。
液晶シャッタ(9)は、液晶(91)が透明電極に電圧が掛かると光が通過するものである。
白色LEDランプ(40)の光は反射板(5)で光を反射して導光板(3)を通じてバックライトシャッター部(2)の裏面を照らす。バックライト制御回路(31)は、高周波パルス発振回路(32)からパルスが連続して第2カウンタ回路(33)に入り第1切り換えリレーモジュール(34)に統合プロセッサ(62)からQL信号、QC信号、QR信号の何れかの信号が入力され切り替わる。QR信号の時は右カメラ映像であるから第1のROM回路(37)、QL信号が入るときは左カメラ映像だから第2のROM回路(38)に切り替わる。高周波パルス発振回路(32)からのパルスは第2カウンタ回路(33)でアドレスデータで読出し、第2のDAC(35)は、湾曲液晶シャッタユニット(41)を左廻り或いは右廻りで順次切り替え開閉する、2D映像時は,湾曲液晶シャッタユニット(41)を全て開く。同時にQR信号、QL信号、QC信号は、第1エンコード回路(65)、第2エンコード回路(66)、第3エンコード回路(67)、に入力し左右分離に適切な横列で奇数偶数列に分けて第3のDAC(64)の各端子に適合するバックライトシャッター部(2)の映像分離液晶シャッタ(95)を切り替え分離する開閉部分を変える。これにより左右の目に別々の映像を届ける。
右目に右目用の映像である右カメラ映像(101)を届けるため図9に示すバックライトシャッター部(2)の映像分離液晶シャッタ(95)の「a1」,を開き、「b1」を閉じる。
同様に「a2」、「a3」、「a4」、「aN」(奇数列)は、「1」、b2、b3、b4、bN(偶数列)は、「0」である。左目には左カメラ映像(102)を届けるため映像分離液晶シャッタ(95)の奇数列を閉じる。偶数列を開く。2D映像時は映像分離液晶シャッタ(95)を全て開く。第2のDAC(35)の端子は全て「1」にする。
3Dメガネ(103)を用いる場合はQR信号が送信していると3Dメガネ(103)は画面に向かって右側の映像分離液晶シャッタ(95)を開く。同時に左側の映像分離液晶シャッタ(95)は閉じる。QL信号送信時、3Dメガネ(103)は左側の映像分離液晶シャッタ(95)を開き右側の映像分離液晶シャッタ(95)を閉じる。QC信号の時は2D映像であるから3Dメガネ(103)の両方の映像分離液晶シャッタ(95)を開く。
3Dメガネ(103)は縦長の映像分離液晶シャッタ(95)を何列も配列させる為画面の走査線に対して垂直になるように配列すると縦横に分割するため目の疲労度も少なくなる。
なお3Dメガネ(103)に送信する3Dトランスミッター(104)でQR信号などを送信する。
カラーフィルタ分離部(7)は、カラーフィルタ(12)をRGBごとに液晶シャッタ(9)を設け、色ごとに時間差表示することを利用して画面上の全ての液晶シャッタ(9)を色別に全て結線して同時に切り替わるようにする。
これにより複数の映像を色が重ならずきれいな色再現ができる。
映像が画面から飛びだす3D映像は、前に出てくる分、余裕を持たせ映像がフレームに掛からないように16対9からワイド化して21対9のやや横長にワイド化すると映画のシネスコサイズもスポーツも広い視野で楽しめる。
3D映像をマルチビュー放送で伝送する場合、色ごとに並列伝送するがだいたいのデータ信号と補正分を送ることで、レジスト機能により合成映像の補完することができる。いっぺんに送ることをしない。そのためBCDコード化する工夫などする。
図6のように放送局で3眼式の3Dカメラ(105)で送出しプロセッサ処理(放送局側)(55)からRGB色ごとに演算回路(E1)(16)や演算回路(E2)(13)を3組計6個のプロセッサ処理をレーザー光ファイバー回線(52)で中継しIP回線(51)で基地局で光電変換(53)して電波送信(54)当然色ごとに送られてくるからPCチューナ(61)で受信し演算しやすくする。プロセッサ処理(受信側)(56)で演算回路(E3)(15)と演算回路(E4)(17)で色ごとに3組計6個のプロセッサ処理が行われる。レーザー光ファイバー回線(52)は天候の影響が無く雑電波も拾わないので伝送しやすく光ファイバー内でレーザー波長で異なるポイントで反射しながら伝送するので遠距離伝送できる。
液晶ディスプレーの前にレンチキュラーレンズを置いてみると映像が左右に揺れて位置により変な見え方になる。ゆえにレンズを液晶ディスプレーの後ろにある点が異なるところでこの方式は光が左右に振れても画像は揺れない。しかも光の波長が短く左右に拡大させた視野に光が拡大するのでどの位置からも3D視聴ができる。
以上が裸眼3D映像伝送ディスプレーシステムの構成である。
1 通過型液晶ディスプレー
11 遮光板
12 カラーフィルタ
13 演算回路(E2)
14 中央カメラ映像
15 演算回路(E3)
16 演算回路(E1)
17 演算回路(E4)
18 DRAM(ダイナミック動作型メモリ)
19 インバータ
2 バックライトシャッター部
20 T−FF
21 垂直走査線パルス発振器
22 水平走査線パルス発振器
23 第1カウンタ回路
24 第1のDAC
25 3D識別データ信号受信手段
26 字幕挿入
27 中央カメラ映像入力
3 導光板
30 アナログ変換手段
31 バックライト方向制御回路
32 高周波パルス発振回路
33 第2カウンタ回路
34 第1切り換えリレーモジュール
35 第2のDAC
36 第1のROM
37 第2のROM
38 第2切り換えリレーモジュール
4 方向制御光学エンジン
40 白色LEDランプ
41 彎曲液晶シャッタユニット
42 凸レンズ
43 凹レンズ
5 反射板
51 IP回線
52 レーザー光ファイバー回線
53 光電変換
54 電波送信
55 プロセッサ処理(放送局側)
56 プロセッサ処理(受信側)
6 背面
61 PCチューナ
62 統合プロセッサ
63 映像処理回路部
64 第3のDAC
65 第1エンコード回路
66 第2エンコード回路
67 第3エンコード回路
7 カラーフィルタ分離部
71 色信号検出回路
8 保護ガラス
9 液晶シャッタ
91 液晶
92 横偏光板
93 透明電極
94 縦偏光板
95 映像分離液晶シャッタ
10 制御電気回路
101 右カメラ映像
102 左カメラ映像
103 3Dメガネ
104 3Dトランスリミッター
105 3Dカメラ
2眼カメラで撮影するステレオ撮影方式は、事実上目の疲労が大きく又カメラワークやピント合わせさらに2台のカメラを傾ける煩雑さから実用にならなかった。そこで3眼式3Dカメラを使い伝送する場合、データ放送の利用で簡素化したデータ放送が必要になる。
裸眼3Dディスプレー装置でバックライトの光方向を変える場合、レンズの光学的な問題で液晶シャッタを挟んで細かく光の通路の開閉を切り換えをしても焦点が1点で結ばれ光の方向を制御することが困難であった3眼式3Dカメラを使う利点は3画面同時放送ができる手段があり、伝送形式のデータ圧縮でない演算手法でできるが3画像の映像データを簡素化して送る演算アルゴリズムを使い実際の運用方法も確立していない。ゆえに放送や伝送手段は困難である
本発明はこれらの問題を解決しようとするものである。
以下、本発明の構成を図1から図12を使って説明する。
通過型液晶ディスプレー(1)の後方にバックライトシャッター部(2)が或る。バックライトシャッター部(2)は、液晶シャッタ(9)で左右映像の分離のため白色LEDランプ(40)の光方向を変える方向制御光学エンジン(4)は、図3に示す通り、横偏光板(92)に透明電極(93)と液晶(91)を別の透明電極(93)で挟み、縦偏光板(94)を取り付ける構成の液晶シャッタ(9)を使い画面上に横列に配列される。
通過型液晶ディスプレー(1)のおもて面にカラーフィルタ(12)と液晶シャッタ(9)を組み合わせたカラーフィルタ分離部(7)が画面の前面に配列している。
背面(6)の内側の四隅部分に反射板(5)を張り巡らせ白色LEDランプ(40)の光源側を反射板(5)側に向ける。白色LEDランプ(40)の前面に導光板(3)を設ける。
反射板(5)から反射させる光は、放射状の光路で導光板(3)に入る
凹レンズ(43)と凸レンズ(42)の間に複数個の湾曲液晶シャッタユニット(41)が彎曲部分に挟まれた構造で縦方向に遮光板(11)で仕切られた方向制御光学エンジン(4)は制御電気回路(10)に接続され、光スイング制御する。
白色LEDランプ(40)から反射板(5)で反射して導光板(3)を介してバックライトシャッター部(2)の裏面を照射する。バックライト制御回路(31)は、高周波パルス発振回路(32)から連続パルスが第2カウンタ回路(33)に入力、第1切り換えリレーモジュール(34)に統合プロセッサ(62)からQL信号、QC信号、QR信号の何れかの信号が入力され第1切り換えリレーモジュール(34)は切り替わる。QR信号は右カメラ映像の時で第1のROM(37)QL信号時は、左カメラ映像であるから第2のROM(38)に切り替わる。
高周波パルス発振回路(32)の連続パルスは、第2カウンタ回路(33)でアドレスデータで読出し、第2のDAC(35)は、彎曲液晶シャッタユニット(41)を左廻り或いは右廻りで順次切り換え開閉する。2D映像の場合は彎曲液晶シャッタユニット(41)を全て開く。
同時にQR信号は第1エンコード回路(65)、QL信号は第2エンコード回路(66)、QC信号時は第3エンコード回路(67)に入力する。それぞれの出力端子に映像分離液晶シャッタ(95)の端子が接続されている。デジタル出力端子はデジタル数値により「0」あるいは「1」の何れかに分かれる。「1」はオン、「0」はオフである。オフの時映像分離液晶シャッタ(95)は、光を通さない。画面横の画素数の2倍の端子数が全て「1」の数値でデジタル設定値が決まる。交互に「1」、「0」が並ぶことで右目に届くか或いは左目に届くか決まる。
映像が画面から飛び出す3D映像は、16対9の画像コンテンツがそのまま前に出てくる分、画面の横幅に余裕を持たせ映像がフレーム枠に掛からないように16対9のワイド画面をさらに横長にした21対9にワイド化すると映画やスポーツのコンテンツが背景が余裕分に納まり前に飛び出る被写体部分が自然に出るため横にはみ出ない画が楽しめる。
1 通過型液晶ディスプレー
11 遮光板
12 カラーフィルタ
13 演算回路(E2)
14 中央カメラ映像
15 演算回路(E3)
16 演算回路(E1)
17 演算回路(E4)
18 DRAM(ダイナミック動作型メモリ)
19 インバータ
2 バックライトシャッター部
20 T−FF
21 垂直走査線パルス発振器
22 水平走査線パルス発振器
23 第1カウンタ回路
24 第1のDAC
25 3D識別番号データ信号受信手段
26 字幕挿入
27 中央カメラ映像入力
3 導光板
30 アナログ変換手段
31 バックライト方向制御回路
32 高周波パルス発振回路
33 第2カウンタ回路
34 第1切り換えリレーモジュール
35 第2のDAC
36 第1のROM
37 第2のROM
38 第2切り換えリレーモジュール
4 方向制御光学エンジン
40 白色LEDランプ
41 彎曲液晶シャッタユニット
42 凸レンズ
43 凹レンズ
5 反射板
51 IP回線
52 レーザー光
53 光電変換
54 電波送信
55 プロセッサ処理(放送局側)
56 プロセッサ処理(受信側)
6 背面
61 PCチューナ
62 統合プロセッサ
63 映像処理回路
64 第3のDAC
65 第1エンコード回路
66 第2エンコード回路
67 第3エンコード回路
7 カラーフィルタ分離部
71 色信号検出回路
8 保護ガラス
9 液晶シャッタ
91 液晶
92 横偏光板
93 透明電極
94 縦偏光板
95 映像分離液晶シャッタ
10 制御電気回路
101 右カメラ映像
102 左カメラ映像
103 3Dメガネ
104 3Dトランスミッター
105 3Dカメラ

Claims (6)

  1. 映像処理回路部を接続した通過型液晶ディスプレーの裏面にバックライトシャッタ−部を設け、導光板と左カメラ映像信号や右カメラ映像信号或いは中央カメラ映像信号から統合プロセッサによる切り換え信号で開閉する複数個の湾曲液晶シャッタユニットを凸レンズと凹レンズに挟み遮光板を縦に仕切った構成の方向制御光学エンジンを切り替える制御する、制御電気回路を接続した白色LEDランプと裏に反射板と背面を設け、通過型液晶ディスプレーの前部分に、カラーフィルタを重ねた液晶シャッタに色信号検出回路を接続した構成のカラーフィルタ分離部と保護ガラスを設けたことを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
  2. 中央カメラ映像及び右カメラ映像と左カメラ映像を同時に色ごとに並列で演算してIP回線やレーザー光ファイバー回線でRGB3色のレーザーで光ファイバー内を伝送し光電変換で電波送信、マルチビュー放送でデジタルPCチューナで3D識別データ信号を受信し機能する演算回路で右カメラ映像と左カメラ映像を再構成する映像処理回路部で映像を出力することを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
  3. 凹レンズを導光板や白色LEDランプ側に向けて、凸レンズを通過型液晶ディスプレー側に向けて間に挟まれた複数個の彎曲液晶シャッタを統合プロセッサから送られる左カメラ映像(QL信号)が入力時、反時計方向に切り替わり右カメラ映像(QR信号)入力時、時計方向に切り替わるように又2D映像時(QC信号)は、湾曲液晶シャッタが全開するように制御することを特徴とする請求項1記載の裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
  4. 第3のDACの各端子に割り当てた映像分離液晶シャッタは、縦方向に長い形状の液晶シャッタで、統合プロセッサからQR信号時は、第1エンコード回路がQL信号時は、第2エンコード回路、QC信号時は、第3エンコード回路が適切な設定値を第3のDACに出力することで奇数列偶数列の映像分離液晶シャッタの開閉位置を適切にすることを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
  5. 統合プロセッサからのQR信号、QL信号、QC信号を3Dトランスリミッターで送信し3Dメガネで受信、3Dメガネの映像分離液晶シャッタを、左右切り換えることを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
  6. 画面表示の画面比を21対9のワイド画面にすることで映画やスポーツをより臨場感ある映像が見ることを可能とし、前に出る映像もフレームに映像が掛からないようにすることを特徴とする裸眼3D映像伝送ディスプレーシステム。
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