JP3447528B2 - 車両におけるスライドドアのロック装置 - Google Patents

車両におけるスライドドアのロック装置

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JP3447528B2
JP3447528B2 JP24681597A JP24681597A JP3447528B2 JP 3447528 B2 JP3447528 B2 JP 3447528B2 JP 24681597 A JP24681597 A JP 24681597A JP 24681597 A JP24681597 A JP 24681597A JP 3447528 B2 JP3447528 B2 JP 3447528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側面にスライ
ド自在に設けられたスライドドアの移動軌跡と重なるよ
うにフュエルリッドが設けられた車両に関し、特に、そ
のスライドドアが開状態にあるフュエルリッドや該フュ
エルリッド内の給油口に挿入された給油ガンと干渉する
のを防止するためのスライドドアのロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の車体側面にスライドドアおよびフ
ュエルリッドを設けた場合、フュエルリッドを開いた状
態でスライドドアを開くと、フュエルリッドあるいは該
フュエルリッド内の給油口に挿入した給油ガンにスライ
ドドアが干渉する可能性がある。そこで、フュエルリッ
ドの開放に連動してスライドドアの案内レール内にスト
ッパピンを突出させ、このストッパピンでスライドドア
のローラを係止してフュエルリッドや給油ガンとの干渉
を防止するものが、特公昭51−34602号公報によ
り公知である。またフュエルリッドの開放に連動してス
ライドドアのドアロック装置のロック解除を禁止するこ
とにより、乗員が不用意にスライドドアを開けたときに
該スライドドアがフュエルリッドや給油ガンと干渉する
のを防止するものが、実公昭58−25089号公報に
より公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、フュエルリッドの開閉動作をリンクやレバー
よりなる伝達部材を介してストッパピンあるいはドアロ
ック装置に伝達するため、部品点数が増えて構造が複雑
化するだけなく、前記伝達部材を配置するためのスペー
スを必要とする問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、簡単かつコンパクトな構造でスライドドアがフュエ
ルリッドや給油ガンと干渉するのを確実に防止すること
を目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車体側面にスライド
自在に設けられたスライドドアの移動軌跡と重なるよう
にフュエルリッドが設けられ、前記スライドドアは、該
スライドドアのロック機構に連結されたドアロックノブ
を備え、そのドアロックノブを押し込むとスライドドア
が開閉不能にロックされるようにした車両において、
動時にスライドドアを閉位置にロックするドアロックア
クチュエータと、フュエルリッドの閉状態を検出してO
FFし、また開状態を検出してONするフュエルリッド
開閉状態検出スイッチからなる第1検出手段と、ドアロ
ックノブに連動して、該ノブをロック位置に押し込むと
OFFし、アンロック位置に引き出すとONするドアロ
ック状態検出スイッチよりなる第2検出手段と、前記第
1検出手段がフュエルリッドの開状態を検出し、かつ前
記第2検出手段がスライドドアのアンロック状態を検出
してその両検出手段が何れもONしたときに、前記ドア
ロックアクチュエータを作動させるべくドアロック信号
を出力し、またその両検出手段の少なくとも一方がOF
Fのときは前記ドアロック信号を出力しないドアロック
信号出力手段と備えたことを特徴としている。
【0006】上記構成によれば、フュエルリッドが開い
ている給油時には、第1検出手段がON状態になり、こ
の状態でスライドドアのロックを解除しようとしてドア
ロックノブを引き出すと、そのノブに連動する第2検出
手段がONしてドアロック信号出力手段がドアロック信
出力ドアロックアクチュエータが作動するので、
スライドドアが強制的にロック状態に保持されて開かな
くなる。これにより、開いたフュエルリッドや、そのフ
ュエルリッド内の給油口に挿入された給油ガンにスライ
ドドアが干渉することが確実に防止される。しかもリン
クやレバーのような機械的な伝達部材を必要としないた
め、部品点数が少なくコンパクトであるばかりか、スラ
イドドアとフュエルリッドとをハーネスで接続すれば良
いので狭いスペースへの設置も容易であり、ドア開口部
とフュエルリッドとが近接していてスペースが無い場合
にも対応可能である。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記ドアロック信号出力手段は、所
定時間だけドアロック信号を出力するタイマーを備えた
ことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、ドアロックアクチュエ
ータへの通電が必要以上に長い時間に亘って行われるの
を回避し、該ドアロックアクチュエータの損傷を防止す
ることができる。前記所定時間はドアロックアクチュエ
ータが作動するのに必要充分な時間であり、実施例では
0.6秒に設定されるが、それに限定されるものではな
い。
【0009】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記ドアロックアクチュエータは、
ドア集中ロックスイッチの操作により作動可能であるこ
とを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、スライドドアの干渉防
止のためのドアロックアクチュエータとして、ドア集中
ロックスイッチの操作でスライドドアのロックおよびロ
ック解除を行うドアロックアクチュエータを利用するの
で、特別のドアロックアクチュエータを設ける必要がな
くなってコストダウンが可能になる。
【0011】また請求項4に記載された発明は、請求項
1〜3の何れかの構成に加えて、フュエルリッドを開く
フュエルリッドオープンアクチュエータと、スライドド
アの閉状態および開状態を検出する第3検出手段とを備
えてなり、この第3検出手段がスライドドアの開状態を
検出したときにフュエルリッドオープンアクチュエータ
の作動を禁止することを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、スライドドアが開いて
いるときにフュエルリッドオープンアクチュエータの作
動が禁止されてフュエルリッドが開かなくなるので、フ
ュエルリッドを開く前にスライドドアを開いた場合で
も、フュエルリッドあるいは給油ガンに対するスライド
ドアの干渉を回避することができる。
【0013】また請求項5に記載された発明は、請求項
1〜3の何れかの構成に加えて、フュエルリッドを閉位
置にロックするフュエルリッドロックアクチュエータ
と、スライドドアの閉状態および開状態を検出する第3
検出手段とを備えてなり、この第3検出手段がスライド
ドアの開状態を検出したときにフュエルリッドロックア
クチュエータを作動させることを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、スライドドアが開いて
いるときにフュエルリッドロックアクチュエータが作動
してフュエルリッドが開かなくなるので、フュエルリッ
ドを開く前にスライドドアを開いた場合でも、フュエル
リッドあるいは給油ガンに対するスライドドアの干渉を
回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】図1および図2は本発明の第1実施例を示
すもので、図1はスライドドアを備えた車両の左側面
図、図2はスライドドアのロック装置の電気回路であ
る。
【0017】図1に示すように、右ハンドルのワンボッ
クス車両Vは左側面に前部ドアDfおよび後部ドアDr
を備えており、その前部ドアDfは前縁のヒンジ回りに
車体左右方向に揺動して開閉するとともに、その後部ド
アDrはガイドレール1に沿って車体前後方向にスライ
ドして開閉する。前部ドアDfはドアロックノブ2を備
えており、そのドアロックノブ2を押し込むと図示せぬ
リンク機構を介して開閉不能にロックされる。また後部
ドアDrはドアロックノブ3を備えており、そのドアロ
ックノブ3を押し込むと図示せぬリンク機構を介して開
閉不能にロックされる。
【0018】車体の後部左側面には燃料供給口を開閉す
るフュエルリッド4が設けられており、後部ドアDrを
後方にスライドさせたとき、前記フュエルリッド4が開
いていると後部ドアDrと干渉する可能性がある。特
に、フュエルリッド4を開いた状態で給油口に給油ガン
を挿入して燃料の供給を行っている場合には、後部ドア
Drが給油ガンと干渉する可能性もある。そこで、フュ
エルリッド4が開状態にあるとき、後部ドアDrをロッ
クすることにより、後部ドアDrの不用意な開放による
フュエルリッド4との干渉を防止するようになってい
る。前記フュエルリッド4は運転席に設けたフュエルリ
ッドオープナー5にケーブルを介して接続されており、
フュエルリッドオープナー5を操作するとフュエルリッ
ド4が開き、開いたフュエルリッド4は手で押せば閉じ
ることができる。
【0019】図2はそのための電気回路Cを示すもの
で、車載の12ボルトのバッテリ6と接地部7との間
に、フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8と、ドアロ
ックアクチュエータ9と、ドアロック状態検出スイッチ
10とが直列に接続される。フュエルリッド開閉状態検
出スイッチ8は前記フュエルリッド4の開閉に連動して
ON/OFFするもので、フュエルリッド4を開いたと
きにONし、フュエルリッド4を閉じたときにOFFす
るようになっている。モータよりなるドアロックアクチ
ュエータ9は、前記ドアロックノブ3にリンク機構を介
して連結されたロック機構を電気的に操作し得るもの
で、それを通電すると後部ドアDrがロックされるよう
になっている。ドアロック状態検出スイッチ10は、前
記ドアロックノブ3に連動して作動するもので、ドアロ
ックノブ3をロック位置に押し込むとOFFし、ロック
ノブ3をアンロック位置に引き出すとONするようにな
っている。
【0020】而して、フュエルリッド4が閉じている非
給油時にはフュエルリッド開閉状態検出スイッチ8がO
FFしているため、ドアロック状態検出スイッチ10の
ON/OFFに係わらずドアロックアクチュエータ9は
非通電状態になる。従って、フュエルリッド4が閉じて
いて後部ドアDrと干渉する虞のないときには、ドアロ
ックノブ3でドアロックを解除して後部ドアDrを自由
に開閉することができる。
【0021】一方、フュエルリッド4が開いている給油
時には、フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8はON
状態になる。この状態でドアロックを解除しようとして
ドアロックノブ3を引き出すと、そのドアロックノブ3
に連動するドアロック状態検出スイッチ10がONして
回路Cが閉じるため、ドアロックアクチュエータ9に通
電されて後部ドアDrが開放不能にロックされる。従っ
て、フュエルリッド4が開いているときに不用意に後部
ドアDrを開くことができなくなり、後部ドアDrとフ
ュエルリッド4との干渉を確実に防止することができ
る。
【0022】フュエルリッド4が開いているときに乗員
がドアロックノブ3を引き出そうとすると、乗員の操作
に対抗してドアロックノブ3がドアロックアクチュエー
タ9の駆動力で引き込まれるため、乗員はフュエルリッ
ド4が開いていることを認識することができる。またフ
ュエルリッド開閉状態検出スイッチ8が故障してON状
態に固定されたような場合、フュエルリッド4が閉じて
いるにも係わらず、ドアロックアクチュエータ9が励磁
状態になって後部ドアDrがロックされてしまう。この
ような場合、乗員がドアロックアクチュエータ9の駆動
力に抗して強制的にドアロックノブ3を引き上げれば、
ドアロックを解除して後部ドアDrを開くことができ
る。
【0023】以上のように本実施例のドアロック装置
は、リンクやレバーのような機械的な伝達部材を必要と
しないので部品点数が少なくコンパクトであるばかり
か、フュエルリッド4と後部ドアDrとの接続をハーネ
スを介して行うことができるので狭いスペースに設置可
能である。
【0024】次に、図3に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0025】前述した第1実施例は、フュエルリッド開
閉状態検出スイッチ8が電気回路Cを直接開閉している
が、第2実施例ではリレーコイル11およびリレー接点
12よりなるリレー13により電気回路Cが間接的に開
閉される。即ち、フュエルリッド4を開くとフュエルリ
ッド開閉状態検出スイッチ8がONし、リレーコイル1
1が励磁してリレー接点12がONするため、この状態
でドアロックを解除しようとしてドアロックノブ3を引
き出すと、ドアロック状態検出スイッチ10がONして
回路Cが閉じ、ドアロックアクチュエータ9に通電され
て後部ドアDrが開放不能にロックされる。この実施例
によれば、フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8にド
アロックアクチュエータ9の大電流(例えば、5A)が
流れるのを防止し、該フュエルリッド開閉状態検出スイ
ッチ8の耐久性を高めることができる。
【0026】次に、図4に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0027】第3実施例は、全ドアを一括してロック/
アンロックすべく運転席あるいはドアに設けられたドア
集中ロックスイッチが、バッテリ6および接地部7間に
配置される。ドア集中ロックスイッチ16は第1接点1
1 および第2接点172 を備えており、中立位置にお
いて第1接点171 および第2接点172 は接地部7に
連なるOFF端子181 ,182 に接続しており、ロッ
ク位置に操作すると第1接点171 がOFF端子181
から離れてON端子191 に接続し、アンロック位置に
操作すると第2接点172 がOFF端子182 から離れ
てON端子19 2 に接続するようになっている。
【0028】フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8に
より作動するリレー13がOFFしているとき、そのリ
レー接点12はドア集中ロックスイッチ16の第1接点
17 1 に接続するとともに、前記リレー13がOFFす
るとリレー接点12はバッテリ6に直接接続する。また
ドア集中ロックスイッチ16の第2接点172 とドアロ
ックアクチュエータ9との間に、ダイオード20および
前記ドアロック状態検出スイッチ9が並列に接続され
る。
【0029】先ず、フュエルリッド4が閉じてフュエル
リッド開閉状態検出スイッチ8がOFFしている状態
(図4に示す状態)の作用を説明する。ドアロックノブ
3が押し込まれてドアロック状態検出スイッチ10がO
FFしているドアロック状態において、ドア集中ロック
スイッチ16をアンロック位置に操作すると、ドア集中
ロックスイッチ16の第2接点172 がOFF端子18
2 から離れてON端子192 に接続するため、バッテリ
6→ON端子192 →第2接点172 →ダイオード20
→ドアロックアクチュエータ9→リレー接点12→第1
接点171 →OFF端子181 →接地部7の回路が構成
されてドアロックアクチュエータ9がアンロック方向に
駆動され、ドアロックが解除される。そしてドアロック
が解除されると、それまでOFF状態にあったドアロッ
ク状態検出スイッチ10がON状態に切り換わる。
【0030】また後部ドアDrがアンロック状態にある
とき、ドア集中ロックスイッチ16をロック位置に操作
すると、ドア集中ロックスイッチ16の第1接点171
がOFF端子181 から離れてON端子191 に接続す
るため、バッテリ6→ON端子191 →第1接点171
→リレー接点12→ドアロックアクチュエータ9→ドア
ロック状態検出スイッチ10→第2接点172 →OFF
端子182 →接地部7の回路が構成されてドアロックア
クチュエータ9がロック方向に駆動され、後部ドアDr
がロックされる。そして後部ドアDrがロックされる
と、それまでON状態にあったドアロック状態検出スイ
ッチ10がOFF状態に切り換わる。
【0031】さて、フュエルリッド4が開いている給油
時には、フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8はON
状態になるため、リレーコイル11が励磁してリレー接
点12がドア集中ロックスイッチ16を介さずにバッテ
リ6に直接接続し、ドア集中ロックスイッチ16による
後部ドアDrのロックおよびロック解除はできなくな
る。この状態で手動でドアロックを解除しようとしてド
アロックノブ3を引き出すと、そのドアロックノブ3に
連動するドアロック状態検出スイッチ10がONしてド
アロックアクチュエータ9がロック方向に駆動されるた
め、後部ドアDrが開放不能にロックされる。従って、
フュエルリッド4が開いているときに不用意に後部ドア
Drを開くことができなくなり、後部ドアDrとフュエ
ルリッド4との干渉を確実に防止することができる。
【0032】この場合も、乗員がドアロックノブ3を無
理に引き出そうとすると該ドアロックノブ3がドアロッ
クアクチュエータ9の駆動力で引き込まれるため、乗員
はフュエルリッド4が開いていることを認識することが
できる。またフュエルリッド開閉状態検出スイッチ8が
故障してON状態に固定され、ドアロックアクチュエー
タ9により後部ドアDrがロックされた場合でも、乗員
がドアロックアクチュエータ9の駆動力に抗して強制的
にドアロックノブ3を引き上げれば、ドアロックを解除
して後部ドアDrを開くことができる。
【0033】次に、図5に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0034】第4実施例は、タイマー21を内蔵した電
子制御ユニットUを備えるもので、ドアロックアクチュ
エータ9がロック方向あるいはアンロック方向に駆動さ
れるとき、ドアロックアクチュエータ9の作動に必要充
分な所定時間(例えば、0.6秒)だけ電流を流すこと
により、ドアロックアクチュエータ9の確実な作動およ
びドアロックアクチュエータ9の焼損の防止を図ったも
のである。
【0035】この第4実施例においても、前記第3実施
例と同様に、フュエルリッド4が閉じてフュエルリッド
開閉状態検出スイッチ8がOFFしており、かつ後部ド
アDrがロック状態にあるとき、ドア集中ロックスイッ
チ16をアンロック位置に操作すると、ドア集中ロック
スイッチ16の第2接点172 がOFF端子182 から
離れてON端子192 に接続するため、電子制御ユニッ
トUによりドアロックアクチュエータ9が0.6秒だけ
アンロック方向に駆動されてドアロックが解除される。
また後部ドアDrがアンロック状態にあるとき、ドア集
中ロックスイッチ16をロック位置に操作すると、電子
制御ユニットUによりドアロックアクチュエータ9が
0.6秒だけロック方向に駆動され、後部ドアDrがロ
ックされる。更に、ドアロックアクチュエータ9の作動
に必要充分な時間だけ電流を流すことにより、バッテリ
の消耗を最小限に抑えるとともに、ドアロックアクチュ
エータ9等の機器の損傷を防止することができる。
【0036】フュエルリッド4が開いている給油時に
は、フュエルリッド開閉状態検出スイッチ8がON状態
になるため、リレーコイル11が励磁してリレー接点1
2がドア集中ロックスイッチ16を介さずにバッテリ6
に直接接続し、ドア集中ロックスイッチ16による後部
ドアDrのロックおよびロック解除はできなくなる。こ
の状態でドアロックを解除しようとしてドアロックノブ
3を引き出すと、ドアロック状態検出スイッチ10がO
Nして電子制御ユニットUによりドアロックアクチュエ
ータ9が0.6秒だけロック方向に駆動されるため、後
部ドアDrが開放不能にロックされてフュエルリッド4
との干渉が防止される。
【0037】次に、図6および図7に基づいて本発明の
第5実施例を説明する。
【0038】図6に示すように、第5実施例は第1実施
例を改良したもので、そのフュエルリッド4は、運転席
に設けたフュエルリッドオープンスイッチ22でソレノ
イドよりなるフュエルリッドオープンアクチュエータ2
3を作動させることにより開放可能であり、開いたフュ
エルリッド4は手で押せば閉じることができる。但し、
後部ドアDrが完全に閉じられていないときには、フュ
エルリッドオープンスイッチ22を操作しても、図7に
示す電気回路Cによってフュエルリッドオープンアクチ
ュエータ23の作動が禁止されるようになっている。
【0039】即ち、バッテリ6と接地部7との間に、前
記フュエルリッドオープンスイッチ22と、前記フュエ
ルリッドオープンアクチュエータ23と、後部ドアDr
の開閉に連動するドア開閉状態検出スイッチ24とが直
列に配置される。ドア開閉状態検出スイッチ24は後部
ドアDrが閉じているときにONし、後部ドアDrが開
いているときにOFFするものである。
【0040】本実施例によれば、フュエルリッド開閉状
態検出スイッチ8、ドアロックアクチュエータ9および
ドアロック状態検出スイッチ10により前述した第1実
施例と同様の作用効果を得ることができるのは勿論のこ
と、後部ドアDrが開いているときにドア開閉状態検出
スイッチ24がOFFするために、フュエルリッドオー
プンスイッチ22を操作してもフュエルリッドオープン
アクチュエータ23が作動不能になってフュエルリッド
4を開くことができなくなる。このように後部ドアDr
が開いている状態でフュエルリッド4を開放不能にする
ことにより、後部ドアDrとフュエルリッド4(あるい
は給油ガン)との干渉を一層確実に回避することができ
る。
【0041】次に、図8に基づいて本発明の第6実施例
を説明する。
【0042】第6実施例は第5実施例(図7参照)を改
良したもので、タイマー21を内蔵した電子制御ユニッ
トUを備える第4実施例(図5参照)のものに、フュエ
ルリッドオープンアクチュエータ23の電気回路Cを組
み合わせたものである。
【0043】ドア集中ロックスイッチ16のロック/ア
ンロック操作により、タイマー21が0.6秒間作動し
てドアロックアクチュエータ9がロック/アンロックさ
れるとともに、電気回路Cにより、後部ドアDrが完全
に閉じられていないときに、フュエルリッドオープンス
イッチ22を操作してもフュエルリッドーオープアクチ
ュエータ23の作動が禁止される。而して、この第6実
施例によれば、前記第1、第4および第5実施例の作用
効果を得ることができる。
【0044】次に、フュエルリッド4を手で操作する車
両を対象とする第7実施例を、図9および図10に基づ
いて説明する。
【0045】第7実施例は第4実施例(図5参照)を改
良したもので、そのフュエルリッド4にはフュエルリッ
ドロックアクチュエータ25が設けられており、電子制
御ユニットUを介してドアロックアクチュエータ9がロ
ック状態にあるとき、前記フュエルリッドロックアクチ
ュエータ25は電子制御ユニットUによりロック状態に
なってフュエルリッド4の開放が禁止される。そして電
子制御ユニットUを介してドアロックアクチュエータ9
がアンロック状態にあるとき、前記フュエルリッドロッ
クアクチュエータ25は電子制御ユニットUによりアン
ロック状態になってフュエルリッド4の開放が許可され
る。
【0046】上述したように、後部ドアDrがロック解
除されているとき、フュエルリッドロックアクチュエー
タ25がアンロック状態になってフュエルリッド4の開
放が許可されると、後部ドアDrを開いたときにフュエ
ルリッド4と干渉する虞がある。そこで本実施例では、
後部ドアDrが開いたときにONし、後部ドアDrが閉
じたときにOFFするドア開閉状態検出スイッチ24を
電子制御ユニットUに接続し、後部ドアDrが開いたと
きに電子制御ユニットUからの指令でフュエルリッドロ
ックアクチュエータ25をロック状態に制御するように
なっている。
【0047】これにより、前述した第3実施例と同様の
作用効果を得ることができるのは勿論のこと、後部ドア
Drが開いているときにフュエルリッドロックアクチュ
エータ25でフュエルリッド4を開放不能にロックする
ことが可能となり、後部ドアDrとフュエルリッド4
(あるいは給油ガン)との干渉を一層確実に回避するこ
とができる。
【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことができる。
【0049】例えば、実施例ではドアロックアクチュエ
ータ9としてモータを例示したが、モータに代えてソレ
ノイドを用いることもできる。また実施例ではフュエル
リッドオープンアクチュエータ23およびフュエルリッ
ドロックアクチュエータ25としてソレノイドを例示し
たが、ソレノイドに代えてモータを用いることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、作動時にスライドドアを閉位置にロックする
ドアロックアクチュエータと、フュエルリッドの閉状態
を検出してOFFし、また開状態を検出してONするフ
ュエルリッド開閉状態検出スイッチからなる第1検出手
段と、ドアロックノブに連動して、該ノブをロック位置
に押し込むとOFFし、アンロック位置に引き出すとO
Nするドアロック状態検出スイッチよりなる第2検出手
段と、前記第1検出手段がフュエルリッドの開状態を検
出し、かつ前記第2検出手段がスライドドアのアンロッ
ク状態を検出してその両検出手段が何れもONしたとき
に、前記ドアロックアクチュエータを作動させるべくド
アロック信号を出力し、またその両検出手段の少なくと
も一方がOFFのときは前記ドアロック信号を出力しな
いドアロック信号出力手段とを備えるので、フュエルリ
ッドが開いている給油時には、フュエルリッド開閉状態
検出スイッチからなる第1検出手段がON状態になり、
この状態でスライドドアのロックを解除しようとしてド
アロックノブを引き出すと、そのノブに連動するドアロ
ック状態検出スイッチよりなる第2検出手段がONし
て、ドアロック信号出力手段がドアロック信号出力
ドアロックアクチュエータが作動するので、スライドド
アが強制的にロック状態に保持されて開かなくなる。こ
れにより、開いたフュエルリッドや、そのフュエルリッ
ド内の給油口に挿入された給油ガンにスライドドアが干
渉することが確実に防止される。しかもリンクやレバー
のような機械的な伝達部材を必要としないため、部品点
数が少なくコンパクトであるばかりか、スライドドアと
フュエルリッドとをハーネスで接続すれば良いので狭い
スペースへの設置も容易であり、ドア開口部とフュエル
リッドとが近接していてスペースが無い場合にも対応可
能である。
【0051】また請求項2に記載された発明によれば、
ドアロックアクチュエータへの通電が必要以上に長い時
間に亘って行われるのを回避し、該ドアロックアクチュ
エータの損傷を防止することができる。
【0052】また請求項3に記載された発明によれば、
スライドドアの干渉防止のためのドアロックアクチュエ
ータとして、ドア集中ロックスイッチの操作でスライド
ドアのロックおよびロック解除を行うドアロックアクチ
ュエータを利用するので、特別のドアロックアクチュエ
ータを設ける必要がなくなってコストダウンが可能にな
る。
【0053】また請求項4に記載された発明によれば、
スライドドアが開いているときにフュエルリッドオープ
ンアクチュエータの作動が禁止されてフュエルリッドが
開かなくなるので、フュエルリッドを開く前にスライド
ドアを開いた場合でも、フュエルリッドあるいは給油ガ
ンに対するスライドドアの干渉を回避することができ
る。
【0054】また請求項5に記載された発明によれば、
スライドドアが開いているときにフュエルリッドロック
アクチュエータが作動してフュエルリッドが開かなくな
るので、フュエルリッドを開く前にスライドドアを開い
た場合でも、フュエルリッドあるいは給油ガンに対する
スライドドアの干渉を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のスライドドアを備えた車両の左側
面図
【図2】スライドドアのロック装置の電気回路
【図3】第2実施例に係るスライドドアのロック装置の
電気回路
【図4】第3実施例に係るスライドドアのロック装置の
電気回路
【図5】第4実施例に係るスライドドアのロック装置の
電気回路
【図6】第5実施例のスライドドアを備えた車両の左側
面図
【図7】第5実施例に係るスライドドアのロック装置の
電気回路
【図8】第6実施例に係るスライドドアのロック装置の
電気回路
【図9】第7実施例のスライドドアを備えた車両の左側
面図
【図10】第7実施例に係るスライドドアのロック装置
の電気回路
【符号の説明】
4 フュエルリッド 8 フュエルリッド開閉状態検出スイッチ(第
1検出手段) 9 ドアロックアクチュエータ 10 ドアロック状態検出スイッチ(第2検出手
段) 16 ドア集中ロックスイッチ 21 タイマー 23 フュエルリッドオープンアクチュエータ 24 ドア開閉状態検出スイッチ(第3検出手
段) 25 フュエルリッドロックアクチュエータ C 電気回路(ドアロック信号出力手段) Dr 後部ドア(スライドドア) U 電子制御ユニット(ドアロック信号出力手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/06 B60J 5/00 B60K 15/05 E05B 65/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側面にスライド自在に設けられたス
    ライドドア(Dr)の移動軌跡と重なるようにフュエル
    リッド(4)が設けられ、前記スライドドア(Dr)
    は、該スライドドア(Dr)のロック機構に連結された
    ドアロックノブ(3)を備え、そのドアロックノブ
    (3)を押し込むとスライドドア(Dr)が開閉不能に
    ロックされるようにした車両において、作動時に スライドドア(Dr)を閉位置にロックするド
    アロックアクチュエータ(9)と、 フュエルリッド(4)の閉状態を検出してOFFし、ま
    開状態を検出してONするフュエルリッド開閉状態検
    出スイッチからなる第1検出手段(8)と、ドアロックノブ(3)に連動して、該ノブ(3)をロッ
    ク位置に押し込むとOFFし、アンロック位置に引き出
    すとONするドアロック状態検出スイッチよりなる 第2
    検出手段(10)と、 前記第1検出手段(8)がフュエルリッド(4)の開状
    態を検出し、かつ前記第2検出手段(10)がスライド
    ドア(Dr)のアンロック状態を検出してその両検出手
    段(8,10)が何れもONしたときに、前記ドアロッ
    クアクチュエータ(9)を作動させるべくドアロック信
    号を出力し、またその両検出手段(8,10)の少なく
    とも一方がOFFのときは前記ドアロック信号を出力し
    ないドアロック信号出力手段(C,U)と備えたこと
    を特徴とする、車両におけるスライドドアのロック装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ドアロック信号出力手段(U)は、
    所定時間だけドアロック信号を出力するタイマー(2
    1)を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の車両
    におけるスライドドアのロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアロックアクチュエータ(9)
    は、ドア集中ロックスイッチ(16)の操作により作動
    可能であることを特徴とする、請求項1に記載の車両に
    おけるスライドドアのロック装置。
  4. 【請求項4】 フュエルリッド(4)を開くフュエルリ
    ッドオープンアクチュエータ(23)と、スライドドア
    (Dr)の閉状態および開状態を検出する第3検出手段
    (24)とを備えてなり、この第3検出手段(24)が
    スライドドア(Dr)の開状態を検出したときにフュエ
    ルリッドオープンアクチュエータ(23)の作動を禁止
    することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の
    車両におけるスライドドアのロック装置。
  5. 【請求項5】 フュエルリッド(4)を閉位置にロック
    するフュエルリッドロックアクチュエータ(25)と、
    スライドドア(Dr)の閉状態および開状態を検出する
    第3検出手段(24)とを備えてなり、この第3検出手
    段(24)がスライドドア(Dr)の開状態を検出した
    ときにフュエルリッドロックアクチュエータ(25)を
    作動させることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに
    記載の車両におけるスライドドアのロック装置。
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