JP3446599B2 - 野菜汁の製造方法 - Google Patents

野菜汁の製造方法

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JP3446599B2
JP3446599B2 JP09635898A JP9635898A JP3446599B2 JP 3446599 B2 JP3446599 B2 JP 3446599B2 JP 09635898 A JP09635898 A JP 09635898A JP 9635898 A JP9635898 A JP 9635898A JP 3446599 B2 JP3446599 B2 JP 3446599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜の搾汁液からイ
オン交換により硝酸イオンを除去して硝酸イオンの少な
い野菜汁を製造する野菜汁の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ほうれん草等の緑色野菜には、作物の種
類、品種、施肥条件等により異なるが、多量の硝酸イオ
ンが含まれる場合が多く、これを搾汁した野菜汁には、
最高数千mg/lの硝酸イオンが検出される場合があ
る。硝酸イオンは多量に含まれる場合、健康上好ましく
ないといわれ、またブリキ等の金属容器の腐食を促進し
やすい。
【0003】このような点を解決する方法として、特開
昭55−131357号には、強塩基性アニオン交換樹
脂を用いてイオン交換により、セロリ搾汁液から硝酸イ
オンを除去する方法が記載されている。セロリ、ほうれ
ん草、ケール等の搾汁液には有機成分が相当量含まれて
いるため、脱硝酸処理時にこの有機成分がアニオン交換
樹脂に付着する。アニオン交換樹脂に付着した有機成分
は逆洗、再生時にある程度除去されるが、一部はアニオ
ン交換樹脂に付着したままとなり、このような状態で使
用を続けると、アニオン交換樹脂の処理性能が低下す
る。
【0004】しかし、これまで野菜汁の製造方法では使
用するアニオン交換樹脂の種類およびその適切な再生方
法などは十分に検討されておらず、このため前記公報の
セロリ汁の製造方法においても、脱硝酸処理および樹脂
の再生サイクルを繰り返して行う一連の製造工程では、
効果のよい処理が行われないという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
問題点を解決するため、硝酸イオン含量の少ない野菜汁
を効率よく製造する方法を提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の野菜汁の
製造方法である。 (1)野菜の搾汁液をイオン交換樹脂と接触させて硝酸
イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イオンを吸着
したイオン交換樹脂を再生する再生工程からなる脱硝酸
−再生サイクルを行う野菜汁の製造方法において、前記
脱硝酸−再生サイクルとして、野菜の搾汁液をCl形強
塩基性アニオン交換樹脂と接触させて硝酸イオンを吸着
する脱硝酸工程、および硝酸イオンを吸着した強塩基性
アニオン交換樹脂を水酸化ナトリウム水溶液と接触さ
、樹脂に付着した有機性の不純物を除去して吸着能力
を回復させたのち塩化ナトリウム水溶液と接触させて再
生する再生工程からなる脱硝酸−再生サイクルを行うこ
とを特徴とする野菜汁の製造方法。 (2)野菜の搾汁液をイオン交換樹脂と接触させて硝酸
イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イオンを吸着
したイオン交換樹脂を再生する再生工程からなる脱硝酸
−再生サイクルを行う野菜汁の製造方法において、前記
脱硝酸−再生サイクルとして、野菜の搾汁液をCl形強
塩基性アニオン交換樹脂と接触させて硝酸イオンを吸着
する脱硝酸工程、および硝酸イオンを吸着した強塩基性
アニオン交換樹脂を水酸化ナトリウム水溶液と接触さ
、樹脂に付着した有機性の不純物を除去して吸着能力
を回復させたのち塩化ナトリウム水溶液と接触させて再
生する第1の再生工程からなる第1の脱硝酸−再生サイ
クル、ならびに野菜の搾汁液をCl形強塩基性アニオン
交換樹脂と接触させて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工
程、および硝酸イオンを吸着した強塩基性アニオン交換
樹脂を水酸化ナトリウム水溶液と接触させることなく塩
化ナトリウム水溶液のみと接触させて再生する第2の再
生工程からなる第2の脱硝酸−再生サイクルを組み合せ
行うことを特徴とする野菜汁の製造方法。
【0007】本発明の方法に用いられる野菜は、硝酸イ
オンを含んでいるものであれば種類は限定されない。具
体的な野菜としては、例えばほうれん草、ケール、菜
花、セロリ等があげられる。野菜の搾汁液を得る方法も
特に限定されず、破砕機または圧搾機を用いて得ること
ができる。
【0008】このようにして得られた搾汁液をそのまま
硝酸イオンを除去する脱硝酸処理に供することもできる
が、ろ過、遠心分離等の前処理により繊維質等の固形分
その他の不純物を除去した搾汁液を脱硝酸処理するのが
好ましい。脱硝酸処理に供する搾汁液の濃度は任意であ
るが、溶解固形分濃度(Brix度)として2〜50°
Bx、好ましくは5〜20°Bxの搾汁液を使用するの
が好ましい。このような範囲にBrix度を調整するに
は、例えば減圧下に水分を蒸発させる減圧蒸発濃縮法、
濃縮後に水を添加する方法等の方法により行うことがで
きる。このような搾汁液中に含まれている硝酸イオン濃
度は、通常1000〜6000mg/l(at 10°B
x)である。
【0009】本発明の方法では、上記のような搾汁液を
Cl形強塩基性アニオン交換樹脂と接触させ、硝酸イオ
ンを吸着させて除去する。OH形のアニオン交換樹脂
は、脱硝酸処理した野菜汁のpHが高くなるので好まし
くない。また弱塩基性アニオン交換樹脂は中性塩分解能
を有しないため、硝酸塩の形の硝酸イオンを除去するこ
とができない。
【0010】強塩基性アニオン交換樹脂としては、塩基
度の高いテトラアルキルアンモニウム塩タイプのI型樹
脂が化学的に安定で、有機物汚染が少なく、また異臭の
発生も少ないため好ましい。トリアルキルアルカノール
アンモニウム塩タイプのII型樹脂は加水分解により樹脂
が劣化しやすく、野菜の種類によっては異臭を感じる場
合があるので、好ましくない。
【0011】強塩基性アニオン交換樹脂としては、ゲル
型、ポーラス型のいずれの構造のものでも使用できる
が、ポーラス型のものが有機性不純物を吸着するので好
ましい。ゲル型のものはポーラス型のものに比べて洗浄
が難しく、使用期間が短くなるので好ましくない。
【0012】このような強塩基性アニオン交換樹脂は後
述の再生工程に準じて水酸化ナトリウム水溶液を通液し
て、洗浄とOH形への転換を行い、さらに塩化ナトリウ
ム水溶液を通液してCl形にしたのち、熱水(例えば7
0〜75℃)等を通液して殺菌を行い、脱硝酸工程に供
する。
【0013】このようなCl形強塩基性アニオン交換樹
脂に野菜の搾汁液を接触させることにより、
【化1】 R−Cl- + NO3 - → R−NO3 - + Cl- …(1) (式中、Rは母体樹脂を示す。以下同じ。)のイオン交
換反応が進行し、これより搾汁液中の硝酸イオンがアニ
オン交換樹脂に交換吸着されて、硝酸イオンが除去され
た野菜汁が得られる。
【0014】接触方法は特に限定されず、バッチ式で行
うこともできるが、アニオン交換樹脂を充填したカラム
に搾汁液を通液するのが好ましい。この場合、下向流で
通液してもよいし、上向流で通液してもよい。硝酸イオ
ンの除去率を90%以上(Brix度が10°Bxの場
合)とするには、通液速度はSV=0.5〜4h-1、好
ましくはSV=1〜2h-1とするのが望ましい。
【0015】このようにして脱硝酸工程を継続すると、
硝酸イオンの吸着によりアニオン交換樹脂のイオン交換
能が低下するので、再生工程に移る。脱硝酸工程を終了
する時点では、加圧空気で搾汁液を樹脂層から押し出す
ことにより、野菜汁の回収率を高くすることができる。
【0016】このようにして搾汁液を押し出した後、水
を樹脂面より100〜200mm高くなるように加え、
攪拌して樹脂に付着した搾汁液を抽出し、樹脂粒表面お
よび細孔中に残存している液を完全に回収するのが好ま
しい。この洗浄回収操作は複数回行うことができる。
【0017】再生は、樹脂層から搾汁液を押し出して水
(例えば純水)と置換し、逆洗を行って樹脂に付着した
懸濁物を除去したのち、薬注を行って樹脂のイオン交換
能を回復する。イオン交換能の回復は塩化ナトリウム水
溶液との接触によって可能であるが、樹脂に付着した有
機性の不純物を除去するためには、塩化ナトリウム水溶
液との接触に先立って、水酸化ナトリウム水溶液との接
触を行うことが必要である。
【0018】水酸化ナトリウム水溶液との接触は、再生
処理の度毎に行うこともできるし、後述の頻度で省略す
ることもできる。前者の場合、前記脱硝酸工程および再
生処理、すなわち水酸化ナトリウム水溶液と接触させ
樹脂に付着した有機性の不純物を除去して吸着能力を回
復させたのち塩化ナトリウム水溶液と接触させて再生す
る再生工程(第1の再生工程)からなる脱硝酸−再生サ
イクル(第1の脱硝酸−再生サイクル)を繰り返して行
うことになる。後者の場合、この第1の脱硝酸−再生サ
イクル、ならびに前記脱硝酸工程および水酸化ナトリウ
ム水溶液と接触させることなく塩化ナトリウム水溶液の
みと接触させる第2の再生工程からなる第2の脱硝酸−
再生サイクルを組み合せて行うことになる。
【0019】前記第1の再生工程は強塩基性アニオン交
換樹脂を水酸化ナトリウム水溶液と接触させ、樹脂に付
着した有機性の不純物を除去して吸着能力を回復させ
のち、塩化ナトリウム水溶液と接触させて行う。このよ
うな水酸化ナトリウム水溶液との接触を行う第1の再生
工程は、脱硝酸工程と再生工程のサイクルの各再生工程
において毎回行うことなく、水酸化ナトリウム水溶液お
よび塩化ナトリウム水溶液を用いた第1の再生工程と、
塩化ナトリウム水溶液を単独で用いた第2の再生工程と
を組み合せて行うのが好ましい。水酸化ナトリウム水溶
液を用いた再生は、再生工程1〜10回、好ましくは5
〜8回に1回の割合で行うのが望ましい。水酸化ナトリ
ウム水溶液を用いる割合は、強塩基性アニオン交換樹脂
に付着する有機成分の量に応じて選択することができ、
付着する有機成分が多い場合には水酸化ナトリウム水溶
液を用いて有機性の不純物を除去する再生工程の回数を
多くする。
【0020】強塩基性アニオン交換樹脂と水酸化ナトリ
ウム水溶液の接触は、濃度2〜6重量%、好ましくは2
〜4重量%、温度35〜60℃、好ましくは50〜55
℃の水酸化ナトリウム水溶液を、SV=2〜6h-1、好
ましくはSV=2〜4h-1の流速で通液して接触させる
のが望ましい。通液は下向流で行うこともできるし、上
向流で行うこともできる。水酸化ナトリウム水溶液の使
用量(再生レベル)は50〜200gNaOH/l−樹
脂、好ましくは100〜150gNaOH/l−樹脂と
するのが望ましい。
【0021】水酸化ナトリウム水溶液と接触させること
により、強塩基性アニオン交換樹脂に付着した搾汁液中
の有機性不純物を除去することができ、これにより硝酸
イオンおよび有機性不純物に対する吸着能力を回復させ
ることができる。また
【化2】 R−NO3 - + NaOH → R−OH- + NaNO3 …(2) のイオン交換反応により、硝酸イオンが脱離して樹脂は
OH形に転換される。
【0022】水酸化ナトリウム水溶液との接触に引続い
て塩化ナトリウム水溶液との接触を行うが、その中間に
水洗を行うと有機性不純物の排出が促進されるので好ま
しいが、水洗を省略してそのまま塩化ナトリウム水溶液
との接触を行ってもよい。
【0023】強塩基性アニオン交換樹脂と塩化ナトリウ
ム水溶液の接触は、濃度2〜20重量%、好ましくは5
〜10重量%、温度常温〜60℃、好ましくは15〜3
0℃の塩化ナトリウム水溶液を、SV=2〜6h-1、好
ましくはSV=2〜4h-1の流速で通液して接触させる
のが望ましい。通液は下向流で行うこともできるし、上
向流で行うこともできる。塩化ナトリウムの再生レベル
は200〜500gNaCl/l−樹脂、好ましくは3
00〜400gNaCl/l−樹脂とするのが望まし
い。
【0024】OH形に転換された強塩基性アニオン交換
樹脂に塩化ナトリウム水溶液を接触させた場合、
【化3】 R−OH- + NaCl → R−Cl- + NaOH …(3) のイオン交換反応により、強塩基性アニオン交換樹脂は
Cl形に再生される。
【0025】一方水酸化ナトリウム水溶液との接触を省
略している場合は、
【化4】 R−NO3 - + NaCl → R−Cl- + NaNO3 …(4) のイオン交換反応により、Cl形に再生される。
【0026】上記のような塩化ナトリウム水溶液との接
触を行ったのち、水洗を行って再生工程を終了する。そ
の後、前記野菜汁の搾汁液を樹脂と接触させて脱硝酸処
理を再開し、野菜汁を製造する。
【0027】上記のような再生工程を行っても微生物の
増殖により処理が悪化する場合があるので、複数回、例
えば5〜10回の第1の再生工程に1回の割合で、殺菌
処理を行うのが好ましい。殺菌処理は脱硝酸処理を再開
する前に、強塩基性アニオン交換樹脂を60〜80℃、
好ましくは70〜80℃の熱水に3〜8時間、好ましく
は3〜5時間浸漬し、殺菌する。特に、再生処理後に一
旦野菜汁の製造を中断する場合には、処理再開までの期
間中に微生物が増殖し、野菜汁中の菌体数が増加する場
合があるので、上記殺菌処理を行うのが好ましい。
【0028】このようにして得られた野菜汁は、プレー
トヒータークーラ等による瞬間殺菌などの後処理を行っ
た後、野菜ジュース等のミックス原料などとして使用す
る。この場合、硝酸イオンが少なくなっているので、人
体に対する害はなく、保存期間中のブリキ缶等の金属容
器の腐食は抑制される。
【0029】
【発明の効果】本発明の野菜汁の製造方法は、強塩基性
アニオン交換樹脂の再生工程として樹脂を水酸化ナトリ
ウム水溶液と接触させ、樹脂に付着した有機性の不純物
を除去して吸着能力を回復させたのち塩化ナトリウム水
溶液と接触させる工程を含めるようにしたので、強塩基
性アニオン交換樹脂のイオン交換能を高く維持でき、こ
れにより硝酸イオン含量の少ない野菜汁を効率よく製造
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面の実施例により
説明する。図1は実施例による野菜汁の製造装置を示す
系統図である。図1において、1は脱硝酸塔であり、内
部にCl形強塩基性アニオン交換樹脂により樹脂層2が
形成されている。3は再生塔、4は水酸化ナトリウム水
溶液槽、5は塩化ナトリウム水溶液槽、6は原液タン
ク、7はブロワ、8は中継タンク、9は処理液タンクで
ある。
【0031】図1の装置により野菜汁を製造するには、
脱硝酸工程において、バルブ11、12、13が開、バ
ルブ15、16、17、18、19、20、21、33
が閉の状態で、ポンプ25を起動して原液タンク6から
原液(搾汁液)を取り出し、フィルタ26を通過させて
固形分を除去した後、連絡路27、およびこれに接続す
る気液導入口28から脱硝酸塔1の上部に導入する。脱
硝酸塔1に導入した原液は、Cl形強塩基性アニオン交
換樹脂により形成された樹脂層2を前記流速で、下向流
で通過させて硝酸イオンを除去する。樹脂層2では前記
式(1)のイオン交換反応が起こり、硝酸イオンが吸
着、除去される。硝酸イオンを除去した処理液は連絡路
29を通して中継タンク8に導入し、一時貯蔵する。
【0032】原液タンク6が空になった後も、塔内上部
にある原液を処理するため、脱硝酸工程は継続される。
この場合バルブ12、13、15が開、バルブ11、1
6、17、18、19、20、21、31、32、33
が閉の状態で、ブロワ7で加圧した空気を空気路35お
よび連絡路27を通して気液導入口28から脱硝酸塔1
に注入し、原液を樹脂層2を通過させて硝酸イオンを除
去する。次にバルブ21を開、バルブ12、13を閉の
状態にし、給水路36、37および給水口38から、樹
脂層2上面に前記高さになるように純水または軟水を導
入する。その後バルブ16を開、バルブ15を閉の状態
にし、空気路35および連絡路41からブロワ7で加圧
した空気を脱硝酸塔1の底部から注入し、気液導入装置
42から散気して撹拌し、樹脂に付着した原液を抽出
し、樹脂粒表面および細孔中に残存している原液を樹脂
層2から完全に回収した後、中継タンク8に貯蔵する。
なお、散気のために導入した空気は排ガス路(図示せ
ず)から排気する。
【0033】次に樹脂の再生が必要になると、バルブ1
6、21を閉、バルブ17、20を開の状態にし、給水
路36および連絡路41を通して気液導入装置42から
洗浄水を導入し、樹脂を洗浄する。このとき生ずる洗浄
排液は集液装置44で集液し、排液路45から排出す
る。その後、バルブ17、20を閉、バルブ19、2
1、52を開の状態にし、連絡路43を通して水ととも
にイオン交換樹脂を再生塔3に移送する。この際、余剰
の水は集液装置81で集め、排液路45から排出する。
【0034】再生塔3では、バルブ54、55が開、バ
ルブ19、21、33、51、52、53、58、6
2、66が閉の状態で逆洗し、その排液は気液導入口7
6、連絡路75、排液路45を通って排出される。次
に、バルブ54、55が閉となり、樹脂は樹脂層56を
形成し、この樹脂層56に温水酸化ナトリウム水溶液を
給水装置57から前記条件で、下向流で通液し、樹脂に
付着した有機性不純物を除去する。樹脂層56では前記
式(2)のイオン交換反応が起こり、樹脂はOH形に転
換される。
【0035】再生塔3に供給する温水酸化ナトリウム水
溶液は、バルブ61、62、63が開、バルブ65、6
6、67が閉の状態で、ポンプ68を駆動して水酸化ナ
トリウム水溶液槽4から水酸化ナトリウム水溶液を取り
出し、この水溶液と熱交換器71で加熱した純水または
軟水とをエゼクタ72により吸引して混合することによ
り調製し、この温水酸化ナトリウム水溶液を流路73か
ら給水装置57に供給する。
【0036】次にポンプ68を停止し、バルブ61、6
2、63が閉、バルブ31、51が開の状態で、ブロワ
7で加圧した空気を空気路35および連絡路75を通し
て気液導入口76から注入し、再生排液を樹脂層56か
ら押し出す。次にバルブ52、53を開、バルブ31を
閉の状態にし、給水路36および給水口78から純水ま
たは軟水を導入して洗浄する。再生排液および洗浄排液
は集液装置81で集液して排液路45から排出するとと
もに、塔底の気液導入装置64を通り、接続している排
液路82からも排出する。洗浄水および加圧空気は、気
液導入装置64から導入することもできる。水酸化ナト
リウム水溶液を用いた再生工程を省略する場合は、これ
らの操作は省略できるが、再生工程10回のうち1回程
度は水酸化ナトリウム水溶液を用いた再生を行う。
【0037】次に塩化ナトリウム水溶液槽5から塩化ナ
トリウム水溶液を再生塔3に導入し、給水装置57から
前記条件で、下向流で通液して樹脂を再生する。樹脂層
56では前記式(3)または式(4)のイオン交換反応
が起こり、樹脂はCl形に転換される。再生塔3に供給
する塩化ナトリウム水溶液は、ポンプ84を駆動して取
り出し、この塩化ナトリウム水溶液を、バルブ61、6
2、63が閉、バルブ51、65、66、67が開の状
態で、エゼクタ85により吸引混合し、流路73から給
水装置57に供給する。その際、樹脂層56を通った排
液は、流路82から排出される。本工程終了後は、バル
ブ65を閉、ポンプ84を停止にして再生排液を樹脂層
56から押し出した後、洗浄する。
【0038】サイクルを繰り返すと、樹脂中の菌増殖に
より処理液中の菌数が増加し、インライン殺菌器の能力
が不足してくることがある。そこで再生終了後には、イ
オン交換樹脂の熱殺菌を行う。まずバルブ51、62、
63を開とし、70〜75℃の温水を樹脂層56に通
す。排水の温度を計り、70℃以上になったら、バルブ
51、62、63をすべて閉とし、このまま3〜5時間
放置する。その後、常温水にて洗浄を行う。これらの操
作は省略することもできるが、サイクル毎の処理液の菌
数増加を監視しながら、再生工程10回のうち1回程度
は実施する。
【0039】再生した樹脂はバルブ18、33、58を
開の状態にして連絡路86から脱硝酸塔1に戻し、再び
脱硝酸処理を繰り返す。この際、水はバルブ18を開い
て、気液導入装置42を経て排出する。中継タンク8中
の処理液は、ポンプ91によりサイクロン92およびフ
ィルタ93に送って固形分を除去した後、インライン殺
菌器94により殺菌する。インライン殺菌器94では、
熱水槽95内の熱水をポンプ96により循環路97を循
環させて間接加熱を行って殺菌する。殺菌した処理液は
処理液タンク9に送り、貯蔵する。このようにして得た
処理液は(野菜汁)は野菜ジュース等のミックス原料な
どとして使用する。
【0040】このような製造方法においては、水酸化ナ
トリウム水溶液を用いた再生工程を含んでいるので、逆
洗だけでは除去することができない、樹脂に付着した有
機性不純物を除去することができ、これにより樹脂のイ
オン交換能は高く維持され、硝酸イオン含量の少ない野
菜汁を効率よく製造することがきでる。
【0041】
【実施例】実施例1 1)脱硝酸処理 野菜汁としては、ほうれん草を搾汁後、減圧蒸発濃縮法
により30〜40°Bxに濃縮し、凍結保存したものを
用いた。脱硝酸処理に際しては、このほうれん草搾汁液
を解凍した後純水で希釈し、10°Bxに調整したもの
を原液(被処理液)として用い、図1の方法により野菜
汁を製造した。
【0042】Cl形強塩基性アニオン交換樹脂として
は、A−118(栗田工業(株)製、I型ポーラスタイ
プ)を使用した。なお、樹脂を最初に使用する場合は、
4重量%の水酸化ナトリウム水溶液を通液したのち純水
で洗浄し、さらに70℃の熱水で3時間殺菌処理し、次
に10重量%塩化ナトリウム水溶液を通液してCl形に
して使用した。2回目以降の脱硝酸処理に使用する場合
は、後述の再生処理に従った。脱硝酸処理は、上記樹脂
1 literを直経50mmのアクリルカラムに充填し、原
液2 literを15℃において下向流で、SV=1h-1
流速で通液してNo.1の処理液2.4 literを得た。
硝酸イオン除去率などの結果を表1に示す。
【0043】2)塩化ナトリウム水溶液による再生処理 樹脂の再生は10重量%の塩化ナトリウム水溶液を常温
下に下向流で、SV=3h-1の流速で薬注して行った。
塩化ナトリウムの使用量は400g/l−樹脂とした。
水洗後、上記1)の脱硝酸処理の方法により原液の脱硝
酸処理を行い、No.2の処理液を得た。同様に再生処
理および脱硝酸処理を繰り返し、No.3〜No.9の
処理液を得た。結果を表1および表2に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】表1および表2の注 *1 屈折率計で求めた溶解固形分濃度
【数1】
【0047】表1および表2の結果から、塩化ナトリウ
ム水溶液単独による樹脂再生を繰り返して行うと、徐々
に硝酸イオン除去率が低下していくが、No.8の処理
液までは硝酸イオン除去率は95%以上であり、高い除
去率が得られていることがわかる。
【0048】3)水酸化ナトリウム水溶液による再生処
理 No.9の処理液を得た後、水酸化ナトリウム水溶液お
よび塩化ナトリウム水溶液を用いて樹脂の再生を行っ
た。水酸化ナトリウム水溶液の場合は、40℃の2重量
%水酸化ナトリウム水溶液を下向流で、SV=3h-1
流速で通液して行った。水酸化ナトリウムの使用量は1
00g/liter−樹脂とした。その後は水洗した
後、前記と同様にして塩化ナトリウム水溶液を通液して
再生した。再生結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】表3の注
【数2】 *2 再生液中に排出されたBOD成分の絶対量(再生
排液量×再生排液BOD濃度) *3 表2のNo.8の処理液を得た樹脂を再生した時
の結果
【0051】表3の結果から、水酸化ナトリウム水溶液
および塩化ナトリウム水溶液を用いて樹脂の再生を行っ
た場合、塩化ナトリウム水溶液単独で再生を行った場合
に比べて、有機物(BOD)の排出量(除去量)が多
く、しかも樹脂の交換基の再生率も高いことがわかる。
【0052】上記のようにして水酸化ナトリウム水溶液
および塩化ナトリウム水溶液を用いて再生した樹脂を用
いて、前記1)の方法によりほうれん草の搾汁液を脱硝
酸処理し、No.10の処理液を得た。結果は表2に示
しているが、再生に2液を使用することにより、イオン
交換樹脂の硝酸除去能がほぼ新品レベルまで回復するこ
とがわかる。
【0053】4)殺菌処理 前記1)の脱硝酸処理および2)、3)の再生処理の方
法により、脱硝酸処理および再生処理を20サイクル以
上実施した後、装置を3か月間停止した。運転を再開す
る前、塩化ナトリウム水溶液で再生を行った後、樹脂を
70〜80℃の熱水に3時間浸漬して殺菌を行った。
【0054】この殺菌処理した樹脂を用いて、前記1)
の方法によりほうれん草の搾汁液を脱硝酸処理して処理
液を得た。この処理液中の一般細菌数と、カビおよび酵
母の数とを次のようにして測定した。一般細菌について
は、標準寒天培地を用い、サンプルを適宜希釈して1m
lあたりの平板培養法にて37℃、48時間培養後判定
した。カビ、酵母については、ポテトデキストロース寒
天培地を用い、サンプルを適宜希釈して1mlあたりの
平板培養法にて30℃、72時間培養後判定した。結果
を表4に示す。なお殺菌処理しない樹脂を用いて得られ
た処理液についても上記と同様に判定して対照とした。
結果を表5に示す。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】上記結果から、熱水殺菌した樹脂を使用す
ることにより、細菌数の少ない野菜汁が得られることが
わかる。
【0058】実施例2 実施例1と同様にして10°Bxに調整したケール搾汁
液を原液として用い、実施例1と同様にして脱硝酸処理
および塩化ナトリウム水溶液単独による再生処理を操返
して行い、No.1〜No.7の処理液を得た。結果を
表6および表7に示す。
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】 表6および表7の注 *1 表1参照 *2 表1参照
【0061】No.7の処理液を得た後、水酸化ナトリ
ウム水溶液および塩化ナトリウム水溶液を用いて実施例
1と同様にして樹脂の再生を行った。再生結果を表8に
示す。
【表8】 *1 表3参照 *2 表3参照 *3 表7のNo.6の処理液を得た樹脂を再生した時の結果
【0062】表8の結果から、水酸化ナトリウム水溶液
および塩化ナトリウム水溶液を用いて樹脂の再生を行っ
た場合、塩化ナトリウム水溶液単独で再生を行った場合
に比べて、有機物(BOO)の排出量(除去量)が多
く、しかも樹脂の交換基の再生率も高いことがわかる。
【0063】上記のようにして水酸化ナトリウム水溶液
および塩化ナトリウム水溶液を用いて再生した樹脂を用
いて、前記と同様にしてケール搾汁液を脱硝酸処理し、
No.8の処理液を得た。結果は表7に示しているが、
硝酸イオン除去率は初期と同等まで回復していることが
わかる。
【0064】参考例1 実施例1で用いたものと同様の樹脂A−118を直径1
50mmのアクリルカラムに18 liter充填し、10°
Bxほうれん草搾汁液34 literの脱硝酸処理を行い、
収率を上げる方法を検討した。
【0065】脱硝酸塔内の残留液を空気で全て押し出し
た後、さらに樹脂層面の上部200mmまで水を加え
て、ブロワで攪拌後、再び空気で押し出すことにより収
率が約3〜5%向上し、82〜84%となった。同様に
12°Bxに濃縮調整したほうれん草搾汁液を使用した
場合では、上記の水抽出を2回行うことにより86〜9
0%の回収が可能になった。
【0066】なお回収率(歩留)は、原液の量、Bri
x度に対する処理液の量とBrix度から算出した。ま
た、回収下限のBrix度は、通液開始および水押し出
しとも1.5°Bxとして、処理液の平均Brix度が
7°Bx以下にならないように留意した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による野菜汁の製造装置を示す系統図で
ある。
【符号の説明】
1 脱硝酸塔 2、56 樹脂層 3 再生塔 4 水酸化ナトリウム水溶液槽 5 塩化ナトリウム水溶液槽 6 原液タンク 7 ブロワ 8 中継タンク 9 処理液タンク 11、12、13,15、16、17、18、19、2
0、21、31、3233、51、52、53、54、
55、61、62、63、65、66、67バルブ 25、68、84、91、96 ポンプ 26、93 フィルタ 27、29、41、43、75、86 連絡路 28、76 気液導入口 35 空気路 36、37 給水路 38、78 給水口 42、64 気液導入装置 44、81 集液装置 45 排液路 57 給水装置 71、 熱交換器 72、85 エゼクタ 73 流路 82 排液路 92 サイクロン 94 殺菌器 95 熱水槽 97 循環路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森部 隆行 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗 田工業株式会社内 (72)発明者 勝又 卓也 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗 田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−31678(JP,A) 特開 昭55−131357(JP,A) 特開 平5−7471(JP,A) 特開 昭61−254164(JP,A) 特開 昭58−205479(JP,A) 特開 昭63−276467(JP,A) 特開 昭61−254166(JP,A) 特開 平7−289920(JP,A) 特公 昭39−25629(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 2/00 - 2/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜の搾汁液をイオン交換樹脂と接触さ
    せて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イオ
    ンを吸着したイオン交換樹脂を再生する再生工程からな
    る脱硝酸−再生サイクルを行う野菜汁の製造方法におい
    て、 前記脱硝酸−再生サイクルとして、 野菜の搾汁液をCl形強塩基性アニオン交換樹脂と接触
    させて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イ
    オンを吸着した強塩基性アニオン交換樹脂を水酸化ナト
    リウム水溶液と接触させ、樹脂に付着した有機性の不純
    物を除去して吸着能力を回復させたのち塩化ナトリウム
    水溶液と接触させて再生する再生工程からなる脱硝酸−
    再生サイクルを行うことを特徴とする野菜汁の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 野菜の搾汁液をイオン交換樹脂と接触さ
    せて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イオ
    ンを吸着したイオン交換樹脂を再生する再生工程からな
    る脱硝酸−再生サイクルを行う野菜汁の製造方法におい
    て、 前記脱硝酸−再生サイクルとして、 野菜の搾汁液をCl形強塩基性アニオン交換樹脂と接触
    させて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イ
    オンを吸着した強塩基性アニオン交換樹脂を水酸化ナト
    リウム水溶液と接触させ、樹脂に付着した有機性の不純
    物を除去して吸着能力を回復させたのち塩化ナトリウム
    水溶液と接触させて再生する第1の再生工程からなる第
    1の脱硝酸−再生サイクル、ならびに 野菜の搾汁液をCl形強塩基性アニオン交換樹脂と接触
    させて硝酸イオンを吸着する脱硝酸工程、および硝酸イ
    オンを吸着した強塩基性アニオン交換樹脂を水酸化ナト
    リウム水溶液と接触させることなく塩化ナトリウム水溶
    液のみと接触させて再生する第2の再生工程からなる第
    2の脱硝酸−再生サイクルを組み合せ行うことを特徴と
    する野菜汁の製造方法。
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