JP3446586B2 - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP3446586B2
JP3446586B2 JP04230498A JP4230498A JP3446586B2 JP 3446586 B2 JP3446586 B2 JP 3446586B2 JP 04230498 A JP04230498 A JP 04230498A JP 4230498 A JP4230498 A JP 4230498A JP 3446586 B2 JP3446586 B2 JP 3446586B2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒など流体を吸
入圧縮する圧縮機に関するもので、二酸化炭素を冷媒と
する冷凍サイクルに用いて有効である。
【0002】
【従来の技術】斜板などのシャフトの回転と連動して揺
動する揺動体によりピストンを往復運動させる、斜板型
やワッブル型などの圧縮機(特開平9−177670号
公報等)では、図6に示すように、揺動体(斜板)12
3がピストン124に作用させる力Fの方向とピストン
124の運動方向とが交差しているので、ピストン12
4の長手方向(運動方向)と直交する軸(紙面と垂直な
軸)周りの曲げモーメントMがピストンに作用する。こ
のため、ピストンと接触するシリンダボアの内壁には、
曲げモーメントMに対抗する偏心力F1 、F2 が作用す
る。
【0003】因みに、偏心力F1 、F2 は、以下の連立
方程式を解くことにより得られる。
【0004】
【数1】F1 =F2 +Fs F1 ×L1 =F2 ×L2 但し、Fs =F×sinθ θ:ピストン124の長手方向(運動方向)と力Fとの
なす角
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記連立方
程式から明らかなように、偏心力F1 は偏心力F2 より
大きくなる。そこで、一般的に、斜板123側における
シリンダボア126の内壁およびピストン124の外壁
のヘルツ応力(偏心力F1 による発生する曲面の面圧)
が、許容応力以下となるように、各部の寸法および材質
を選定している。
【0006】また、偏心力F1 は、上記連立方程式から
明らかなように、ピストンの軸方向寸法L2 が大きくな
るほど小さくなるので、必然的に、ピストンの軸方向寸
法L2 が大きくなってしまうという問題があった。この
ため、二酸化炭素を冷媒とする冷凍サイクルのごとく、
吐出圧力が冷媒の臨界圧力を超える超臨界冷凍サイクル
では、特に、上記問題が顕著になっていた。
【0007】因み、上記問題に対しては、ピストンおよ
びシリンダボアを許容応力の高い材料で構成する、又は
表面硬化処理を施すといった手段が考えられるが、これ
らの手段では、圧縮機の製造原価上昇を招いてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、圧縮機の製造原価上昇を招く
ことなく、圧縮機の小型化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、ピストン(124)のうちシリンダボ
ア(126)の内壁と接触する部位の曲率半径であっ
て、ピストン(124)一端側の曲率半径を他端側の曲
率半径より大きくしたことを特徴とする。
【0009】これにより、ピストン(124)のうち揺
動体(123)側の部位のヘルツ応力を小さくすること
はできるので、最大ヘルツ応力を一定とすれば、この部
位における偏心力を従来の技術に係る偏心力F1 より大
きくすることができる。したがって、ピストン(12
4)の長手方向寸法を小さくすることができるので、圧
縮機の軸方向寸法の小型化を図ることができる。
【0010】請求項2〜5に記載の発明では、ピストン
(124)を、その一端側の径寸法が他端側の径寸法よ
り大きくなるように、大径ピストン部(124a)およ
び小径ピストン部(124b)からなる段付き形状とす
るとともに、ピストン(124)の外形状に沿うように
大径ボア部(126a)および小径ボア部(126b)
を形成してシリンダボア(126)を形成することを特
徴とする。
【0011】これにより、揺動体(123)側のピスト
ン(124)およびシリンダボア(126)のヘルツ応
力を小さくすることができるので、請求項1に記載の発
明のごとく、圧縮機の製造原価上昇を招くことなく圧縮
機の軸方向寸法の小型化を図ることができる。請求項3
〜5に記載の発明では、大径ピストン部(124a)お
よび大径ボア部(126a)間に流入した流体を吸入側
(115)に排出する排出通路(141)を形成したこ
とを特徴とする。
【0012】これにより、大径ピストン部(124a)
において不必要な圧縮仕事が発生してしまうことを防止
できる。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る圧縮機をいわゆる片斜板型圧縮機に適用し
たものであって、図1は本実施形態に係る斜板型圧縮機
を有する車両用の超臨界冷凍サイクルの模式図である。
【0014】図1中、100は気相状態の冷媒(二酸化
炭素)を圧縮する斜板型圧縮機(以下、圧縮機と略
す。)であり、200は圧縮機100で圧縮された冷媒
を外気等との間で熱交換して冷却する放熱器(ガスク
ーラ)である。なお、圧縮機100は、電磁クラッチ
(図示せず)を介して車両走行用エンジン(外部駆動
源)600により駆動される。
【0015】300は放熱器200の出口側での冷媒
温度に応じて放熱器200の出口側圧力を制御する圧力
制御弁である。なお、圧力制御弁300は、放熱器20
0の出口側圧力を制御するとともに減圧器を兼ねてお
り、冷媒 は、この圧力制御弁300にて減圧されて低
温低圧の気液2相状態の冷媒 となる。400は、車室
内の空気冷却手段をなす蒸発器(吸熱器)で、気液2相
状態の冷媒 は蒸発器400内で気化(蒸発)する際
に、車室内空気から蒸発潜熱を奪って車室内空気を冷却
する。500は、気相状態の冷媒 と液相状態の冷媒
とを分離するとともに、気相状態の冷媒 を一時的に蓄
えるアキュームレータ(タンク手段)である。
【0016】次に、圧縮機100について図2を用いて
述べる。110はアルミニウム製のハウジングであり、
このハウジング110は、電磁クラッチが配設される側
(紙面左側)から順に、フロントハウジング111、ミ
ドルハウジング112、シリンダハウジング113、お
よびリアハウジング114の4つの部位から構成されて
いる。因みに、これら111〜114は、ボルト等の締
結手段(図示せず)により互いに固定されている。
【0017】そして、ハウジング110内には、一端側
(紙面左側)がハウジング110(フロントハウジング
111)内外を貫通するシャフト120が配設されてお
り、このシャフト120の一端側(ハウジング110外
に突出している部分)には、エンジン600から伝達さ
れる回転駆動力を、断続可能にシャフト120に伝達す
る電磁クラッチを結合するためのスプライン(伝達部)
120aが形成されている。
【0018】なお、フロントハウジング111およびリ
アシリンダ114には、シャフト120の軸方向と直交
する方向のラジアル荷重に対抗してシャフト120を回
転可能に支持するラジアル軸受121が配設され、フロ
ントシリンダ111内には、後述する斜板123を介し
てシャフト120の軸方向荷重(以下、この荷重をスラ
スト荷重 と呼ぶ。)に対抗してシャフト120を回転
可能に支持するスラスト軸受122が配設されている。
【0019】また、ミドルハウジング112とシリンダ
ハウジング113とによって形成された空間(以下、こ
の空間を斜板室と呼ぶ。)115には、シャフト120
に対して所定角度を有して傾いた状態で圧入固定された
斜板(揺動体)123が配設されている。そして、斜板
123の径外方側には、シャフト120の長手方向に往
復運動するピストン124の一端側が、一対のシュー1
25を介して斜板123に揺動可能に連結されている。
【0020】このため、シャフト120の回転ととも
に、斜板123が回転しながら径外方側が揺動するの
で、シャフト120の回転運動が往復運動に変換されて
ピストン124が往復運動させられる。また、ピストン
124は、その一端側(斜板123側)の径寸法が他端
側(リアハウジング114側)の径寸法より大きくなる
ように、大径ピストン部124aおよび小径ピストン部
124bからなる段付き形状に形成されている。なお、
ピストン124は、シャフト120周りに複数本連結さ
れており、本実施形態では5本である。
【0021】一方、シリンダハウジング113には、ピ
ストン124と摺動可能に接触するシリンダボア126
が形成されており、このシリンダボア126は、ピスト
ン124の外径状に沿うように、大径ピストン部124
aに対応する大径ボア部126a、および小径ピストン
部124bに対応する小径ボア部126bが形成されて
いる。
【0022】なお、冷媒を吸入圧縮する作動室Vcは、
小径ピストン部124bおよび小径ボア部126bによ
り構成され、一方、大径ピストン部124aおよび大径
ボア部126aは、ピストン125の往復運動を案内す
るガイド部を構成している。ところで、ミドルハウジン
グ112には、アキュームレータ500の出口側に接続
されるとともに斜板室115に連通する吸入口130が
形成され、シリンダハウジング113には、リアハウジ
ング113に形成された吸入室131と斜板室115と
を連通させる連通路132が形成されている。なお、吸
入室131は、複数個の作動室Vc に冷媒を分配供給
するため空間である。
【0023】また、リアハウジング114には、吸入室
131に加えて、複数個の作動室Vc から吐出された
冷媒を集合させて、放熱器200の入口側に接続される
吐出口133に冷媒を導く吐出室134が形成されてい
る。因みに、両室131、134は、リアハウジング1
14に略円弧状に形成された溝の開口側を金属製のバル
ブプレート135により閉塞することにより形成されて
いる。
【0024】なお、バルブプレート135には、吸入室
131と作動室Vc とを連通させる吸入ポート13
6、および作動室Vc と吐出室134とを連通させる
吐出ポート137が形成されている。そして、吸入ポー
ト136には、作動室Vc から吸入室131に冷媒が
逆流することを防止するリード弁状の吸入弁138が設
けられ、一方、吐出ポート176には、吐出室134か
ら作動室Vc に冷媒が逆流することを防止するリード
弁状の吐出弁139が設けられている。因みに、両弁1
38、139およびバルブプレート135は、リアハウ
ジング114と共にシリンダハウジング113に共締め
固定されている。
【0025】因みに、フロントハウジング111には、
オイルシール等の軸シール140が配設されており、こ
の軸シール140により斜板室115とハウジング11
0外とが連通することを防止している。次に、本実施形
態の特徴を述べる。本実施形態によれば、ピストン12
4のうち斜板123側(大径ピストン部124a)の径
寸法が他端側(小径ピストン部124b側)の径寸法よ
り大きくなっているので、作動室Vcの体積(吸入容
量)およびピストンストローク(行程長さ)を変更する
ことなく、ピストン124のうち斜板123側の径寸
法、すなわちシリンダボア126の内壁に接触する部位
の曲率半径を大きくすることができる。
【0026】したがって、ピストン124のうち斜板1
23側の部位(大径ピストン部124a)のヘルツ応力
を小さくすることはできるので(数式2参照)、最大ヘ
ルツ応力を一定とすれば、偏心力F1 ’(図3参照)を
従来の技術に係る偏心力F1より大きくすることができ
る。延いては、ピストン124の長手方向寸法を小さく
することができるので、圧縮機100の軸方向寸法の小
型化を図ることができる。
【0027】また、シリンダボア126のうち斜板12
3側の部位(大径ボア部126a)の径寸法も大径ピス
トン部124aの径寸法の拡大に呼応して大きくなるの
で、さらに、ヘルツ応力を小さくすることができる。し
たがって、圧縮機100の軸方向の小型化をさらに図る
ことができる。
【0028】
【数2】
【0029】なお、以上に述べた効果を証明すれば以下
の通りである。すなわち、数式1よりL2 を求めれば数
式3となる。
【0030】
【数3】
【0031】そして、数式3を偏心力F1 で偏微分すれ
ば、数式4となる。
【0032】
【数4】
【0033】したがって、F1 ’>F1 とすれば、L2
’<L2 となり、シリンダボア126の内壁に接触す
る部位の曲率半径を大きくすれば、ピストン124の長
手方向寸法を小さくすることができる。以上に述べたよ
うに、本実施形態に係る圧縮機100では、許容応力の
高い高価な材料を使用することなく、安価に圧縮機10
0の軸方向の小型化を図ることができる。
【0034】また、ヘルツ応力を適正値以下に抑えるこ
とができるので、ピストン124およびシリンダボア1
26が偏摩耗、または焼き付くことを未然に防止でき、
圧縮機100の耐久性(信頼性)を向上させることがで
きる。 (第2実施形態)ところで、上述の実施形態では、ピス
トン124およびシリンダボア126が段付き状に形成
されているので、作動室Vc(小径ピストン部124b
および小径ボア部126b間に空間)から大径シリンダ
ボア126a側に漏れた冷媒が、大径ピストン部124
aにより圧縮され、圧縮機100が不必要な圧縮仕事を
してしまう可能性がある。
【0035】そこで、本実施形態では、図4の(b)に
示すように、大径ピストン部124aおよび大径ボア部
126a間に流入した冷媒を斜板室115(吸入側)に
排出する排出通路を構成する溝部141を大径ボア部1
26aの内壁に設けたものである。これにより、大径シ
リンダボア126a側に漏れた冷媒を溝部141を経て
斜板室115に逃がすことができるので、大径ピストン
部124aにおいて不必要な圧縮仕事が発生してしまう
ことを防止できる。
【0036】ところで、溝部141のうち開口側にはエ
ッジ部分(曲率半径が小さい部分)141aが形成され
てしまうので、このエッジ部分141aのヘルツ応力が
他の部位に比べて非常に高くなってしまう。そこで、溝
部141は、小径ピストン部124bの先端側に圧縮反
力が作用するときに、大径ピストン部124aと大径ボ
ア部125aとが非接触状態となる部位(図3、4では
紙面下側)に形成することが望ましい。
【0037】ところで、第2実施形態では、シリンダボ
ア126(大径ボア部126a)に溝部141を設けた
が、ピストン124(大径ピストン部124a)に溝部
141を設けてもよい。これによれば、ピストン124
をダイキャスト成形する際に溝部141を一体成形する
などして、容易に溝部141を形成することができるの
で、ピストン124の製造工数低減を図ることができ、
圧縮機100の製造原価低減を図ることができる。
【0038】また、排出通路の形状は、溝部141に限
定されるものではなく、例えば大径ボア部126aから
斜板室115または吸入ポート130に連通する連通路
(穴)などをシリンダハウジング112に形成すること
により構成してもよい。また、上述の実施形態では、吸
入室131および吐出室134をリアハウジング114
側に形成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、フロントハウジング111側に両室131、134
を形成した圧縮機(図5参照)、ワッブル型圧縮機、又
は作動室Vcを斜板123を挟んで両側(フロントハウ
ジング111およびリアハウジング114の両者)に有
する圧縮機に対しても適用することができる。
【0039】また、本発明に係る圧縮機100は、超臨
界冷凍サイクルにその適用が限定されるものではなく、
その他流体を吸入圧縮する圧縮機に対しても適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超臨界冷凍サイクルの模式図である。
【図2】第1実施形態に係る圧縮機の模式図である。
【図3】ピストンおよび斜板の拡大図である。
【図4】第2実施形態に係る圧縮機のピストンおよび斜
板の拡大図である。
【図5】本発明に係る圧縮機の変形例を示す圧縮機の断
面図である。
【図6】「発明が解決しようとする課題」を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
123…斜板(揺動体)、124…ピストン、124a
…大径ピストン部、124b…小径ピストン部、126
…シリンダボア、126a…大径ボア部、126b…小
径ボア部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 雅文 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 酒井 猛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 加藤 裕康 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (56)参考文献 特開 平9−177670(JP,A) 特開 昭64−41677(JP,A) 特開 平3−290070(JP,A) 特開 昭58−101272(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/08 F04B 39/00 107

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を吸入圧縮する圧縮機であって、 ハウジング(110)と、 前記ハウジング(110)内に回転可能に配設されたシ
    ャフト(120)と、 前記ハウジング(120)内に配設され、前記シャフト
    (120)の回転に連動して揺動する揺動体(123)
    と、 一端側が前記揺動体(123)と揺動可能に連結され、
    前記揺動体(123)の揺動に連動して前記シャフト
    (120)の長手方向に往復運動するピストン(12
    4)とを有し、 前記ハウジング(110)内には、前記ピストン(12
    4)と摺動可能に接触するシリンダボア(126)が形
    成されており、 さらに、前記ピストン(124)のうち前記シリンダボ
    ア(126)の内壁と接触する部位の曲率半径であっ
    て、前記ピストン(124)一端側の曲率半径は、他端
    側の曲率半径より大きいことを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 流体を吸入圧縮する圧縮機であって、 ハウジング(110)と、 前記ハウジング(110)内に回転可能に配設されたシ
    ャフト(120)と、 前記ハウジング(120)内に配設され、前記シャフト
    (120)の回転に連動して揺動する揺動体(123)
    と、 一端側が前記揺動体(123)と揺動可能に連結され、
    前記揺動体(123)の揺動に連動して前記シャフト
    (120)の長手方向に往復運動するピストン(12
    4)とを有し、 前記ピストン(124)は、その一端側の径寸法が他端
    側の径寸法より大きくなるように、大径ピストン部(1
    24a)および小径ピストン部(124b)からなる段
    付き形状に形成され、 前記ハウジング(110)は、前記ピストン(124)
    と摺動可能に接触するとともに、前記ピストン(12
    4)の外形状に沿うように、大径ボア部(126a)お
    よび小径ボア部(126b)が形成されたシリンダボア
    (126)を有しており、 さらに、前記小径ピストン部(124b)および前記小
    径ボア部(126b)にて、流体を吸入圧縮する作動室
    (Vc)を構成していることを特徴とする圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記大径ピストン部(124a)および
    前記大径ボア部(126a)間に流入した流体を吸入側
    (115)に排出する排出通路(141)が形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記排出通路は、前記大径ピストン部
    (124a)および前記大径ボア部(126a)の内壁
    のうち少なくとも一方側に形成された溝部(141)に
    より構成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記排出通路を構成する溝部(141)
    は、前記小径ピストン部(124b)の先端側に圧縮反
    力が作用するときに、前記大径ピストン部(124a)
    と前記大径ボア部(126a)とが非接触状態となる部
    位に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    圧縮機。
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