JP3446222B2 - レーザ光発生装置 - Google Patents

レーザ光発生装置

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JP3446222B2
JP3446222B2 JP17677692A JP17677692A JP3446222B2 JP 3446222 B2 JP3446222 B2 JP 3446222B2 JP 17677692 A JP17677692 A JP 17677692A JP 17677692 A JP17677692 A JP 17677692A JP 3446222 B2 JP3446222 B2 JP 3446222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光発生装置に関
し、特に、非線形光学結晶素子により波長変換されたレ
ーザ光を発生させるようなレーザ光発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】共振器内部の高いパワー密度を利用して
効率良く波長変換を行うことが従来より提案されてお
り、例えば、外部共振型のSHG(第2高調波発生)
や、レーザ共振器内部の非線形光学素子によるSHG等
が試みられている。
【0003】レーザ共振器内第2高調波発生タイプの例
としては、共振器を構成する少なくとも一対の反射鏡の
間にレーザ媒質及び非線形光学結晶素子を配置したもの
が知られている。このタイプのレーザ光発生装置の場合
には、共振器内部の非線形光学結晶素子において、基本
波レーザ光に対して第2高調波レーザ光を位相整合させ
ることにより、効率良く第2高調波レーザ光を取り出す
ことができる。
【0004】上記位相整合を実現する方法としては、基
本波レーザ光及び第2高調波レーザ光間にタイプI又は
タイプIIの位相整合条件を成り立たせるようにする。す
なわち、タイプIの位相整合は、基本波レーザ光の常光
線を利用して、同一方向に偏光した2つの光子から周波
数が2倍の一つの光子を作るような現象を生じさせるこ
とを原理とするものである。これに対して、タイプIIの
位相整合は、互いに直交する2つの基本波固有偏光を非
線形光学結晶素子に入射することにより、2つの固有偏
光についてそれぞれ位相整合条件を成り立たせるように
するもので、基本波レーザ光は非線形光学結晶素子の内
部において常光線及び異常光線に分かれて第2高調波レ
ーザ光の異常光線に対して位相整合を生じる。
【0005】ところが、タイプIIの位相整合条件を用い
て第2高調波レーザ光を発生させようとする場合、基本
波レーザ光が非線形光学結晶素子を繰り返し通る毎に基
本波レーザ光の固有偏光の位相が変化するため、第2高
調波レーザ光の発生を安定にし得なくなる虞れがある。
【0006】すなわち、レーザ媒質において発生された
基本波レーザ光が共振動作によって非線形光学結晶素子
を繰り返し通過する毎に、直交する固有振動(すなわち
p波成分及びs波成分)の位相がそれぞれずれてゆく
と、共振器各部において基本的にレーザ光が効率良く互
いに強め合うような定常状態が得られなくなることによ
り、強い共振状態(強い定在波)を形成できなくなり、
結果として基本波レーザ光の第2高調波レーザ光への変
換効率が劣化すると共に、第2高調波レーザ光にノイズ
を生じさせる虞れがあった。
【0007】そこで、本件出願人は、特開平1−220
879号公報において、非線形光学結晶素子によって第
2高調波レーザ光を発生するようになされたレーザ光源
において、基本波レーザ光の共振光路中に、1/4波長
板等の複屈折性素子を挿入することにより、出力レーザ
光として出射する第2高調波レーザ光を安定させるよう
にしたレーザ光源を提案している。
【0008】図3は、特開平1−220879号公報に
示されたレーザ光源、すなわちレーザ光発生装置の一例
を示している。この図3に示すレーザ光発生装置は、N
d:YAGを用いたレーザ媒質(レーザロッド)102
の入射面に形成された反射面(ダイクロイックミラー)
103と、出力用凹面鏡104の内側の反射面(ダイク
ロイックミラー)とから成る共振器101を有してお
り、この共振器101内に、Nd:YAGのレーザ媒質
102と、KTP(KTiOPO)より成る非線形光
学結晶素子106と、例えば水晶板により構成された1
/4波長板である複屈折素子107とが配置されてい
る。
【0009】この共振器101内のレーザ媒質102
は、その入射面103に、励起用半導体レーザ111か
ら射出された励起用レーザ光が、コリメータレンズ11
2、対物レンズ113を通って入射されることにより、
基本波レーザ光を発生する。この基本波レーザ光は、非
線形光学結晶素子106、複屈折素子107を通って凹
面鏡104の反射面で反射され、再び複屈折素子10
7、非線形光学結晶素子106、レーザ媒質102を順
次通って上記入射面(反射面)103で反射される。従
って、基本波レーザ光は、共振器101のレーザ媒質1
02の入射面の反射面103と出力用凹面鏡104の内
側の反射面との間を往復するように共振動作することに
なる。
【0010】上記1/4波長板のような複屈折素子10
7は、光の伝播方向に垂直な面内において、図4に示す
ように、異常光方向屈折率ne(7)の方向が、非線形光学
結晶素子106の異常光方向屈折率ne(6)の方向に対し
て所定の方位角θだけ、例えばθ=45°だけ傾くよう
な光軸位置に設定される。
【0011】以上の構成において、基本波レーザ光は共
振光路を通って非線形光学結晶素子106を通過する際
に第2高調波レーザ光を発生させ、この第2高調波レー
ザ光が凹面鏡104を透過して、出力レーザ光として送
出される。
【0012】この状態において、基本波レーザ光を形成
する各光線は、非線形光学結晶素子106に対して方位
角θ=45°だけ傾いた方位に設定された複屈折素子
(基本波の1/4波長板)107を通ることにより、共
振器101の各部におけるレーザ光のパワーは所定のレ
ベルに安定化される。これは、レーザ媒質102で発生
した基本波レーザ光を非線形光学結晶素子106を通過
するように共振動作させてタイプIIの第2高調波レーザ
光を発生させる際に、基本波レーザ光の互いに直交する
2つの固有偏光モード間の和周波発生によるカップリン
グを複屈折素子107により抑制することにより、発振
を安定化させるものである。
【0013】すなわち、この1/4波長板107を挿入
することにより、 (i)和周波発生に起因する偏光モード間の非線形結合
がなくなり、偏光モード間のモード競合を防止できる。 (ii) 2つの偏光モード間で空間位相差が90°となる
ので、2つの偏光モードが発振することにより空間的ホ
ールバーニング効果を抑止でき、縦2モード(偏光2モ
ード)の安定発振が得られる。 という作用効果が得られるものである。この1/4波長
板107のような複屈折性素子については、上記特開平
1−220879号公報の他、特願平2−125854
号の明細書及び図面、特願平3−17068号の明細書
及び図面等において開示された技術にも用いられてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな一対の反射手段の間を光が往復するような共振器、
いわゆる定在波型の共振器内部では、基本波レーザ光が
反射手段間を往復しながら非線形光学結晶素子に入射す
るので、非線形光学結晶素子の両方向に第2高調波レー
ザ光が発生する。例えば、図5に示すような基本的な共
振器構成、すなわち、532 nmの波長の第2高調波レー
ザ光を100 %透過し、1064nmの波長の基本波レーザ光
を100 %反射するように形成された反射面41R及び4
4Rを有する光学素子41及び44で構成される共振器
の光路中に、非線形光学結晶素子42及びレーザ媒質4
3が設けられる構成において、レーザ媒質43より発生
された基本波レーザ光は、上記反射面41Rと44Rの
間を往復しながら上記非線形光学結晶素子42に照射さ
れるので上記非線形光学結晶素子42で発生された第2
高調波レーザ光は、上記反射面41R側又は44R側の
両方向に向かう。
【0015】しかしながら、図6に示すように、基本波
レーザ光に対して100 %反射で第2高調波レーザ光に対
して100 %透過のミラーコーティングを完全に実現する
のは困難で、第2高調波レーザ光に対して数%から数十
%程度の反射が存在する。この図6は石英に施したミラ
ーコーティングの特性を示す。例えば、波長λが532n
mの第2高調波レーザ光に対しての透過率は約97%であ
り、約3%を反射してしまう。これに対し、波長λが10
64nmの基本波レーザ光に対しての反射率は約99.91 %
である。
【0016】例えば、第2高調波レーザ光を略々100 %
透過するようにコーティングされた反射面において、製
造誤差等により1%の反射光を発生させてしまうと、こ
の1%の反射光がもう一方の第2高調波レーザ光と重な
り干渉を起こしてしまう。
【0017】通常、反射光の位相は、基本波レーザ光と
第2高調波レーザ光の伝播速度が同じで、両者に分散が
なければ常に一定になる。しかしながら、空気や非線形
光学結晶素子及びレーザ媒質で分散があるので温度変化
等により、反射光の位相が変化してしまう。この位相が
変化したときの前方強度Iは、位相をw、反射光の反射
率をRとすれば、 I=|1+√Reiw2 =1+2√Rcos w+R ・・・(1) となる。
【0018】ここで、上記反射光の反射率Rのいくつか
の値に対して反射位相wが0からπまで変化したときの
強度変動の振幅(2√R)を上記(1)式により計算
し、後方強度(=1−R)と共に次の表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】上記表1より、上記反射光の反射率Rが1
%でも±20%もの強度変動が発生することがわかる。す
なわち、反射率Rが1%のときの後方強度(1−R)99
%を後方出力とすれば、この後方出力と±20%もの強度
変動を伴う前方有効出力とは明らかに異なる。したがっ
て、上記図5のような構成のレーザ光発生装置におい
て、後方出力の強度を光検出器により検出し、前方有効
出力の光強度を一定に制御しようとしても、干渉効果に
より前方と後方の第2高調波レーザ光強度が一致せず、
出力を一定に保つのは困難である。
【0021】また、上記表1より、実用的に安定なレー
ザ光として、強度変動を2%以内に収めるには、反射光
の反射率Rを0.01%以内に抑える必要がある。つまり、
上記表1に示した特性を持つようなミラーコーティング
が施されたミラーでは強度変化を2%以内に収められな
い。
【0022】さらに、前方の出力の一部を例えばビーム
スプリッタで分け、光検出器で検出してもよいが、その
分光学部品点数が増えると共に出力効率が低下すること
になる。
【0023】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、定在波型共振器内部で光軸の両方向に発生され
た第2高調波レーザ光のいずれか一方向の出力を用い
て、基本波レーザ光を発生させるレーザ光源の出力制御
を行い安定な出力が得られるレーザ光発生装置の提供を
目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーザ光発
生装置は、少なくとも一対の第1の反射手段によって構
成される共振器内に非線形光学結晶素子を配置し、この
非線形光学結晶素子にレーザ光源から発生された励起光
に応じた基本波レーザ光を入射させて発生する第2高調
波レーザ光を出力とするレーザ光発生装置において、上
記共振器内に形成され、上記非線形光学結晶素子によっ
て発生される第2高調波レーザ光を取り出すための第2
の反射手段と、上記共振器内に形成された第3の反射手
段と、上記第2の反射手段もしくは上記第1の反射手段
から取り出される第2高調波レーザ光のいずれか一方を
用いて、基本波レーザ光を発生させるためのレーザ光源
の出力制御を行う制御手段とを有し、上記第1の反射手
段によって構成される共振器内にあって上記第2の反射
手段と上記第3の反射手段とを光路を折曲するように設
けてなることを特徴として上記課題を解決する。
【0025】ここで、上記レーザ光発生装置は、上記共
振器を構成する少なくとも一対の反射手段と、上記共振
器に外部から励起光を照射するレーザ光源と、上記反射
手段の間に配置される非線形光学結晶素子と、この非線
形光学結晶素子によって発生される第2高調波レーザ光
を取り出す反射手段の他に、上記共振器内部に設けられ
て上記レーザ光源からの励起光により基本波レーザ光を
発生するレーザ媒質と、上記共振器内部に設けられて基
本波レーザ光と第2高調波レーザ光の光路を折曲する2
つ以上の反射手段と、上記第2高調波レーザ光のいずれ
か一方を検出する光検出器と、この光検出器からの検出
出力に応じて上記レーザ光源の出力を制御する制御回路
とを有してなる。
【0026】また、上記共振器内部に配置されるレーザ
媒質及び/又は非線形光学結晶素子の上記共振器内部側
の面を光軸に対して斜めに形成してもよい。また、上記
共振器内部の光路中に光束の大きさを制限するための素
子を挿入してもよい。
【0027】また、上記レーザ媒質としては、Nd:Y
AG、Nd:YVO4 、LNP、Nd:BEL等が用い
られ、上記非線形光学結晶素子としては、KTP、L
N、BBO、LBO等が用いられる。
【0028】ここで、上記第2高調波レーザ光の光源と
なる共振器としては、励起光によって励起されるレーザ
媒質において発生した基本波レーザ光を共振器内部に設
けられた非線形光学結晶素子を通過するように共振動作
させることにより、タイプIIの第2高調波レーザ光を発
生させると共に、上記基本波レーザ光の2つの偏光モー
ド間の和周波発生によるカップリングを抑制して2モー
ドで安定な発振を行わせるための光学手段を共振器光路
内に設けたものを使用できる。この光学手段には、1/
4波長板等の複屈折性素子が使用できる。また、本発明
に係るレーザ光発生装置は、少なくとも一対の反射手段
によって構成される共振器内に非線形光学結晶素子を配
置し、この非線形光学結晶素子にレーザ光源から発生さ
れた励起光に応じた基本波レーザ光を入射させて発生す
る第2高調波レーザ光を出力とするレーザ光発生装置に
おいて、上記非線形光学結晶素子によって発生される第
2高調波レーザ光を光軸よりずれた角度で高反射又は吸
収する光学素子と、上記第2高調波レーザ光を検出する
検出手段と、前記検出手段で検出された検出出力に応じ
て上記基本波レーザ光を発生させるためのレーザ光源の
出力制御を行う制御手段とを備えることを特徴として上
記課題を解決する。
【0029】
【作用】上記共振器内部で光軸の両方向に発生する第2
高調波レーザ光の強度を一致ささ、いずれか一方向の出
力を上記第2高調波レーザ光を取り出すための反射手段
もしくは上記共振器を構成する反射手段で取り出し、基
本波レーザ光を発生させるためのレーザ光源の出力の制
御に用いることにより、例えば、光ディスク等に照射さ
れる有効出力を安定に保てる。
【0030】
【実施例】図1は、本発明に係るレーザ発生装置の第1
の実施例の概略構成を示す構成図である。この図1にお
いて、励起光源素子としての半導体レーザ素子であるレ
ーザダイオード1は、励起光としてのレーザ光を出射す
る。この励起レーザ光は、レンズ2で集光され、1/4
波長板3を介して、例えばNd:YAGを用いたレーザ
媒質4に入射する。上記1/4波長板3は、1064nmの
波長のレーザ光(基本波レーザ光)を略々100 %反射
し、810 nmの波長の励起光を略々100 %透過するよう
な反射面3R(以下、反射面としているのは基本波レー
ザ光に対しての反射面であり、第2高調波レーザ光又は
励起光に対しては透過面である)を有している。上記レ
ーザ媒質4は、上記励起光の入射に応じて基本波レーザ
光を発生する。この基本波レーザ光は、該基本波レーザ
光を折曲するように設けられた平面鏡5と、凹面鏡6に
より、例えばKTP(KTiOPO4 )を用いた非線形
光学結晶素子7に導かれる。上記平面鏡5及び凹面鏡6
は、斜めに入射された1064nmの波長のレーザ光(基本
波レーザ光)を略々100 %反射し、同じく斜めに入射さ
れた532 nmの波長の第2高調波レーザ光を略々100 %
透過するようにコーティングされた平面状の反射面5R
及び凹面状の反射面6Rを有している。
【0031】KTPのような非線形光学結晶素子7は、
タイプIIの位相整合により、上記基本波レーザ光の2倍
の周波数の第2高調波レーザ光を発生する。例えば基本
波レーザ光の波長λを1064nmとすると、第2高調波レ
ーザ光の波長はλ/2の532nmとなる。この非線形光
学結晶素子7は、上記平面鏡5及び凹面鏡6と同様に10
64nmの波長のレーザ光(基本波レーザ光)を略々100
%反射し、532 nmの波長の第2高調波レーザ光を略々
100 %透過するようにコーティングされた反射面7Rを
有している。
【0032】上記反射面7Rの後方には、例えば、フォ
トダイオードのような光検出器8を配している。この光
検出器8は上記反射面7Rを透過した第2高調波レーザ
光を検出する。この光検出器8は制御回路9に接続さ
れ、検出信号を該制御回路9に供給する。この制御回路
9は供給された検出信号に応じて、レーザ光源である上
記レーザダイオード1の出力を制御する。
【0033】上記平面鏡5及び凹面鏡6は、上述したよ
うに斜め入射の基本波レーザ光に対して高反射であり、
第2高調波レーザ光に対して高透過である。上記レーザ
媒質4によって発生された基本波レーザ光は、上記平面
鏡5及び凹面鏡6によって高反射され上記非線形光学結
晶素子7に入射する。上記非線形光学結晶素子7は、入
射された基本波レーザ光を反射面7Rで反射させ、上記
凹面鏡6及び平面鏡5を介して上記1/4波長板3に照
射する。したがって、上記レーザ媒質4で発生した基本
波レーザ光は、レーザ共振器を構成する反射面7Rと反
射面3Rの間を上記平面鏡5及び凹面鏡6を介して往復
進行し、レーザの発振が行われる。そして、上記非線形
光学結晶素子7の内部で、第2高調波レーザ光が反射面
6R及び反射面7Rの両方向に向かうように発生され
る。ここで、上記反射面6R及び反射面7Rは、第2高
調波レーザ光を高透過する。すなわち、上記第2高調波
レーザ光は、上記反射面6Rにより、共振器の外部に取
り出され、また、上記共振器を構成する上記反射面7R
によっても共振器の外部に取り出される。
【0034】ここで、上記反射面6Rによって、取り出
される第2高調波レーザ光を前方有効出力とし、上記反
射面7Rによって、取り出される第2高調波レーザ光を
後方出力とする。本実施例では、上記後方出力をフォト
ダイオード等の光検出器8で検出し、この検出出力に応
じて制御回路9が上記レーザダイオード1の出力を制御
する。また、上記前方有効出力は、光ディスク等に照射
される。
【0035】上記反射面6R及び7Rは、上述したよう
に第2高調波レーザ光を完全に100%透過するものでは
なく、数%〜数十%を反射する。しかし、上記反射面7
R、6R、5R及び3Rが第2高調波レーザ光に対し
て、それぞれ、例えば、10%の反射光を生じさせてしま
うとしても、上記反射面7Rで反射された反射光が再び
該反射面7Rに戻ってくるには、計5回の反射が行われ
るので、実効反射光反射率Rは、0.001 %となる。した
がって、一面当たり10%の反射でも、5回の反射が繰り
返されることにより、干渉が問題にならない程度まで抑
えられる。
【0036】また、共振器内の光路中に光路を折曲する
ように設けるミラーを3枚、4枚と増やせば、さらに上
記強度変動を抑えられる。また、1枚のみ設ける場合は
計3回の反射となり、1面当たり4.6 %以下の反射であ
れば、実効反射率を0.01%にでき、強度変動を2%以下
に抑えられる。
【0037】すなわち、第1の実施例は、上記平面鏡5
及び凹面鏡6の反射面5R及び6Rを共振器内の光路を
折曲するように設けて、実効反射率を減衰させて強度変
動を抑え、上記前方有効出力と後方出力とを一致させ、
その後方出力を上記共振器を構成する反射面7Rによっ
て取り出し、上記光検出器8に検出させる。この検出信
号に応じて上記制御回路9が上記基本波レーザ光を発生
させるレーザ光源の出力を制御する。したがって、この
第1の実施例は、前方有効出力の光強度を一定に制御で
き、長期に恒って、安定な第2高調波レーザ光を出力で
きる。
【0038】次に、図2は、本発明に係るレーザ発生装
置の第2の実施例の概略構成を示す構成図である。この
第2の実施例は、上記共振器内で光軸の両方向に発生さ
れる第2高調波レーザ光の干渉による上記強度変動をさ
らに抑えるように構成される。図2において、レーザダ
イオード21は、励起光としてのレーザ光を出射する。
この励起レーザ光は、レンズ22で集光され、1/4波
長板23を介して、例えばNd:YAGを用いたレーザ
媒質24に入射する。上記1/4波長板23は、1064n
mの波長のレーザ光(基本波レーザ光)を略々100 %反
射し、810 nmの波長の励起光を略々100 %透過するよ
うな反射面23Rを有している。上記レーザ媒質24
は、上記励起光の入射に応じて基本波レーザ光を発生す
るが、共振器内部の面24aを光軸に対して斜めに形成
している。そして、基本波レーザ光は、光路中の一方に
設けられて光束の大きさを制限するための素子(以下ア
パーチャという)28を介し、平面鏡25と、凹面鏡2
6により折曲され、光路中の他方に設けられたアパーチ
ャ29を介して、例えばKTP(KTiOPO4 )を用
いた非線形光学結晶素子27に導かれる。上記平面鏡2
5及び凹面鏡26は、斜めに入射された1064nmの波長
のレーザ光(基本波レーザ光)を略々100 %反射し、同
じく斜めに入射された532 nmの波長の第2高調波レー
ザ光を略々100%透過するようにコーティングされた平
面状の反射面25R及び凹面状の反射面26Rを有して
いる。また、上記非線形光学結晶素子27も共振器内部
の面27aを光軸に対して斜めに形成しいる。
【0039】上記レーザ媒質24及び非線形光学結晶素
子27の共振器内部の面24a及び27aを光軸に対し
て斜めに形成したのは、基本波レーザ光と第2高調波レ
ーザ光の光軸をずらすためである。
【0040】上記非線形光学結晶素子27は、上記第1
の実施例の非線形光学結晶素子7と同様にタイプIIの位
相整合により、上記基本波レーザ光の2倍の周波数の第
2高調波レーザ光を発生し、上記第1の実施例のそれと
同様の特性を持つ反射面27Rを有している。
【0041】上記反射面27Rの後方には、例えば、フ
ォトダイオードのような光検出器30を配している。こ
の光検出器30は上記反射面27Rを透過した第2高調
波レーザ光を検出する。この光検出器30は制御回路3
1に接続され、検出信号を該制御回路31に供給する。
この制御回路31は供給された検出信号に応じて、レー
ザ光源である上記レーザダイオード21の出力を制御す
る。
【0042】上記平面鏡25及び凹面鏡26の特性も上
記第1の実施例のそれと同様である。すなわち、上記レ
ーザ媒質24によって発生された基本波レーザ光は、上
記平面鏡25及び凹面鏡26によって高反射され上記非
線形光学結晶素子27に入射する。上記非線形光学結晶
素子27は、入射された基本波レーザ光を反射面27R
で反射させ、上記凹面鏡26及び平面鏡25を介して上
記1/4波長板23に照射する。したがって、上記レー
ザ媒質24で発生した基本波レーザ光は、レーザ共振器
を構成する反射面27Rと反射面23Rの間を上記平面
鏡25及び凹面鏡26を介して往復進行し、レーザの発
振が行われる。そして、上記非線形光学結晶素子27の
内部で、第2高調波レーザ光が反射面26R及び反射面
27Rの両方向に発生される。すなわち、上記第2高調
波レーザ光は、上記反射面26Rにより、共振器の外部
に取り出され、また、上記共振器を構成する上記反射面
27Rによっても共振器の外部に取り出される。
【0043】ここで、上記反射面26Rによって、取り
出される第2高調波レーザ光を前方有効出力とし、上記
反射面27Rによって、取り出される第2高調波レーザ
光を後方出力とする。この第2の実施例では、上記後方
出力をフォトダイオード等の光検出器30で検出し、こ
の検出出力に応じて制御回路31が上記レーザダイオー
ド21の出力を制御する。また、上記前方有効出力は、
光ディスク等に照射される。
【0044】上記反射面26R及び27Rは、上述した
ように第2高調波レーザ光を100 %透過するものではな
く、数%〜数十%反射してしまう。しかし、上記反射面
27R、26R、25R及び23Rが第2高調波レーザ
光に対して、例えば、それぞれ10%の反射光を生じさせ
てしまうとしても、上記反射面27Rで反射された反射
光が再び該反射面27Rに戻ってくるには、計5回の反
射が行われるので、実効反射光反射率Rは、0.001 %と
なる。したがって、一面当たり10%の反射でも、5回の
反射が繰り返されることにより、干渉が問題にならない
程度まで抑えられる。
【0045】また、この第2の実施例では、上述したよ
うに、上記レーザ媒質24及び非線形光学結晶素子27
の共振器内部の面24a及び27aを光軸に対して斜め
に形成しているので、基本波レーザ光と第2高調波レー
ザ光の光軸にずれが生じ、このずれが2倍になり、反射
光がもう一方の第2高調波レーザ光に対してずれてくる
ので干渉強度が低減される。
【0046】このように、共振器内の上記レーザ媒質2
4及び非線形光学結晶素子27からの反射光がもう一方
の第2高調波レーザ光と重なっておこす干渉を低減させ
るために、上記レーザ媒質24及び非線形光学結晶素子
27の共振器内部の面24a及び27aを光軸に対して
傾けているのであるが、これら斜めに形成された面24
a及び27aは基本波レーザ光に対して無反射コーティ
ングが施されいる。この無反射コーティングの残留反射
(典型的には0.1 %程度)により基本波レーザ光が斜め
方向に反射され、その斜め方向に反射された反射光(破
線で示す)が共振器内で迷光となり、レーザ光の高次モ
ードを励起し出力の安定性を損なう虞れがある。
【0047】そこで、この第2の実施例では、上述した
ように、光路中の一方にアパーチャ28、他方にアパー
チャ29を挿入し、上記迷光を除去し、出力の安定性を
得るようにしている。
【0048】すなわち、この第2の実施例は、上記平面
鏡25及び凹面鏡26の2枚のミラーを共振器内の光路
を折曲するように設けて、実効反射率を減衰させ、強度
変動を抑え、さらに、上記レーザ媒質24及び非線形光
学結晶素子27の共振器内部の面24R及び27Rを光
軸に対して斜めに形成し、基本波レーザ光と第2高調波
レーザ光との光軸にずれを生じさせ、第2高調波レーザ
光同士の干渉を低減させているうえ、このときに発生す
る迷光をアパーチャ28及び29により除去し、安定な
出力を得るようにしている。したがって、前方有効出力
と後方出力は、一致しており、この後方出力を上記光検
出器30により検出し、該検出信号に応じて上記制御回
路31が上記基本波レーザ光を発生させるレーザ光源2
1の出力を制御できる。その結果、前方有効出力の光強
度を一定に制御でき、長期に渡って、安定な第2高調波
レーザ光を出力できる。
【0049】なお、本発明に係るレーザ光発生装置は、
上記実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、レ
ーザ共振器内の光軸の両方向に発生される第2高調波レ
ーザ光の干渉を低減させ、強度変動を抑える手段として
は、非線形光学結晶素子で発生された第2高調波レーザ
光を光軸よりずれた角度で高反射又は吸収する光学素子
を共振器内の光路中に設けてもよい。この場合、基本波
レーザ光と第2高調波レーザ光の光路を折曲する反射手
段が不必要となる。
【0050】また、上記光検出器に検出される第2高調
波レーザ光は、上記非線形光学結晶素子の後方出力でな
く、前方出力でもよい。この場合、後方出力を有効出力
とし、光ディスク等に照射することになる。
【0051】また、上記各実施例において、基本波レー
ザ光に対する各1/4波長板を同時に第2高調波レーザ
光に対しても1/4波長板となるようにすれば、偏光面
が往復で90°回転するため、直交する偏光は干渉しない
ので、干渉効果を低減できる。
【0052】また、上記各実施例において、各レーザ媒
質をNd:YAGとしているが、Nd:YVO4 、LN
P等でもよい。また、各非線形光学結晶素子をKTPと
しているが、タイプI 、タイプIIに限らずLBO、Li
NbO3 、BBO、KNbO 3 等の第2高調波レーザ発
生可能な非線形光学結晶素子でもよい。
【0053】さらに、定在波型共振器内で第2高調波レ
ーザ光を発生する共振器内部型だけでなく、定在波共振
器内に非線形光学結晶素子がある外部共振型のレーザ発
光装置にも本発明は有効である。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るレーザ光発生装置は、第1
の反射手段のうち少なくとも一方又は第2の反射手段が
共振器内の光路を折曲するように設けられ、かつ、第3
の反射手段が共振器内の光路を折曲するように設けられ
てなり、第2の反射手段もしくは第1の反射手段から取
り出される第2高調波レーザ光のいずれか一方を用い
て、基本波レーザ光を発生させるためのレーザ光源の出
力制御を行うので、例えば、光ディスク等に照射される
有効出力の光強度を一定に制御でき、長期に亘って安定
した有効出力が得られる。本発明に係るレーザ光発生装
置は、非線形光学結晶素子によって発生される第2高調
波レーザ光を光軸よりずれた角度で高反射又は吸収する
光学素子を共振器内の光路中に設け、この光学素子によ
って干渉が低減された第2高調波レーザ光を検出手段に
よって検出し、その検出出力に応じて上記基本波レーザ
光を発生させるためのレーザ光源の出力制御を行うの
で、例えば、光ディスク等に照射される有効出力の光強
度を一定に制御でき、長期に亘って安定した有効出力が
得られる。この場合、基本波レーザ光と第2高調波レー
ザ光の光路を折曲する反射手段が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ光発生装置の第1の実施例
の概略構成を示す構成図である。
【図2】第2の実施例の概略構成を示す構成図である。
【図3】従来のレーザ光発生装置の一例を示す構成図で
ある。
【図4】図3のレーザ光発生装置に用いられる複屈折性
素子の方位角の説明図である。
【図5】従来のレーザ光発生装置内の第2高調波レーザ
光の干渉を説明するための図である。
【図6】石英に施したミラーコーティングの特性を示す
特性図である。
【符号の説明】
1・・・・・レーザダイオード 2・・・・・レンズ 3・・・・・1/4波長板 4・・・・・レーザ媒質 5・・・・・平面鏡 6・・・・・凹面鏡 7・・・・・非線形光学結晶素子 8・・・・・光検出器 9・・・・・制御回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の第1の反射手段によっ
    て構成される共振器内に非線形光学結晶素子を配置し、
    この非線形光学結晶素子にレーザ光源から発生された励
    起光に応じた基本波レーザ光を入射させて発生する第2
    高調波レーザ光を出力とするレーザ光発生装置におい
    て、 上記共振器内に形成され、上記非線形光学結晶素子によ
    って発生される第2高調波レーザ光を取り出すための第
    2の反射手段と、 上記共振器内に形成された第3の反射手段と、 上記第2の反射手段もしくは上記第1の反射手段から取
    り出される第2高調波レーザ光のいずれか一方を用い
    て、基本波レーザ光を発生させるためのレーザ光源の出
    力制御を行う制御手段とを有し、 上記第2の反射手段と上記第3の反射手段とを光路を折
    曲するように設けてなることを特徴とするレーザ光発生
    装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の反射手段又は第3の反射手段
    は凹面鏡であることを特徴とする請求項1記載のレーザ
    光発生装置。
  3. 【請求項3】 上記共振器内部に上記励起光に応じた基
    本波レーザ光を発生するレーザ媒質をさらに設け、当該
    レーザ媒質の共振器内部の面及び上記非線形光学結晶素
    子の共振器内部の面が光軸に対して斜めに形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ光発生装置。
  4. 【請求項4】 上記共振器内部に上記励起光に応じた基
    本波レーザ光を発生するレーザ媒質の共振器内部の近傍
    及び上記非線形光学結晶素子の共振器内部の近傍に上記
    第2高調波レーザ光の迷光を除去する迷光除去手段を設
    けることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のレー
    ザ光発生装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一対の反射手段によって構成
    される共振器内に非線形光学結晶素子を配置し、この非
    線形光学結晶素子にレーザ光源から発生された励起光に
    応じた基本波レーザ光を入射させて発生する第2高調波
    レーザ光を出力とするレーザ光発生装置において、 上記非線形光学結晶素子によって発生される第2高調波
    レーザ光を光軸よりずれた角度で高反射又は吸収する光
    学素子と、 上記第2高調波レーザ光を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された検出出力に応じて上記基本波
    レーザ光を発生させるためのレーザ光源の出力制御を行
    う制御手段とを備えることを特徴とするレーザ光発生装
    置。
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