JP3446014B2 - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JP3446014B2
JP3446014B2 JP33285494A JP33285494A JP3446014B2 JP 3446014 B2 JP3446014 B2 JP 3446014B2 JP 33285494 A JP33285494 A JP 33285494A JP 33285494 A JP33285494 A JP 33285494A JP 3446014 B2 JP3446014 B2 JP 3446014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスピーカを備えた小型
電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶テレビにはスピーカを備え
たものがある。図5はこのような液晶テレビの一例を示
したものである。この液晶テレビでは、正面に方形状の
開口部1および複数の小孔からなる放音孔2を有する機
器ケース3を備えている。機器ケース3内には、テレビ
映像などの画像を表示する液晶表示パネル4が開口部1
と対面して設けられ、テレビ音声などの音声を発生する
スピーカ5が放音孔2と対面して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶テレビでは、放音孔2と対面してスピー
カ5が設けられているので、放音孔2から離してスピー
カ5を設けることができないという問題があった。この
結果、例えば放音孔2を液晶表示パネル4が設けられて
いる機器ケース3の正面に設ける場合には、スピーカ2
を機器ケース3の正面に配置する必要があり、機器ケー
ス3の正面に液晶表示パネル4とスピーカ5とが並列し
て配置され、機器ケース3が大型化するか、機器ケース
3の大きさを変えなければ液晶表示パネル4が小型化す
るか、スピーカ2の部分が機器ケース3から突出するな
どの不都合が生じることになる。この発明の目的は、放
音孔から離してスピーカを設けることができる小型電子
機器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表示部および放音孔を有する機器ケースと、この機器ケ
ース内に設けられ表示部の背面を照明するバックライト
装置と、バックライト装置に設けられたスピーカと、バ
ックライト装置に設けられスピーカから発生した音を放
音孔に導く導音路とを備えたものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、バックライト装
置に設けられたスピーカから発生した音はバックライト
装置に設けられた導音路を介して機器ケースの放音孔に
導かれるので、放音孔から離してスピーカを設けること
ができる。
【0006】
【実施例】図1および図2はこの発明の第1実施例を適
用した液晶テレビを示したものである。この液晶テレビ
では、正面に方形状の開口部11および複数の小孔から
なる放音孔12を有する機器ケース13を備えている。
機器ケース13内には開口部11と対面して液晶表示パ
ネル14が設けられている。液晶表示パネル14の背面
側には液晶表示パネル14の背面を照明するバックライ
ト装置15が設けられている。バックライト装置15は
樹脂成型品などからなるバックライトケース16と、バ
ックライトケース16に取付けられた平面U字形の蛍光
管(光源)17と、バックライトケース16の正面側に
配置され蛍光管17からの光を拡散する光拡散板18と
を備えている。バックライトケース16は底面側が正面
側よりも幅狭となった平面方形状の箱型をなし、その一
端部の所定の箇所には正面に向けて導音路19が設けら
れている。バックライトケース16の底面に設けられた
凹部(図示せず)内にはスピーカ20が配置されてい
る。バックライトケース16の底面および両側面には蛍
光管17の光を光拡散板18に向けて反射する反射シー
ト21がスピーカ20の上面を覆って貼り付けられてい
る。
【0007】そして、バックライトケース16の正面は
光拡散板18によって閉塞され、導音路19の先端部が
機器ケース13の放音孔12の背面側に配置され、スピ
ーカ20から発生した音がバックライトケース16外に
漏れることなく導音路19を介して放音孔12に導かれ
るようになっている。
【0008】このように、この液晶テレビでは、バック
ライトケース16の底面に設けられたスピーカ20で発
生した音はバックライトケース16の一端部に設けられ
た導音路19を介して機器ケース13の放音孔12に導
かれる。この場合、バックライトケース16の正面が光
拡散板18で閉塞されているので、スピーカ20で発生
した音がバックライトケース16外に漏れることなく導
音路19を介して放音孔12に導かれる。したがって、
放音孔12から離してスピーカ20を設けることができ
る。この結果、放音孔12を機器ケース13の正面に設
ける場合でも、図5に示す従来のように機器ケース13
の正面に液晶表示パネル14と並列してスピーカ5を配
置する必要がなく、小型化が図れる。
【0009】なお、上記第1実施例では、バックライト
ケース16の底面および両側面に反射シート21を設
け、反射シート21によって蛍光管17からの光を光拡
散板18に向けて反射するようにしたが、これに限定さ
れず、バックライトケース16を白色塗装板などから形
成し、バックライトケース16の内周面で蛍光管17か
らの光を光拡散板18に向けて反射するようにしてもよ
い。この場合、スピーカ20の上面、例えばスピーカ2
0の振動板を白色の塗料を塗布するなどによって光反射
面とすることが望ましい。また、上記第1実施例では、
導音路19の開口面積は導音路19の根本部と先端部と
ではほぼ同一であるが、これに限定されず、図2の2点
鎖線で示すように、導音路19の先端部の開口面積を縦
方向に大きく形成してもよい。
【0010】図3および図4はこの発明の第2実施例を
適用した液晶テレビを示したものである。この図におい
て、図1および図2と同一名称部分には同一の符号を付
し、その説明を適宜省略する。この液晶テレビでは、正
面に方形状の開口部11およびスリット状の放音孔12
を有する正面側ケース13aと、この正面側ケース13
aの背面に配置される背面側ケース13bとからなる機
器ケース13を備えている。機器ケース13内には内部
を上下に仕切る仕切り板31が設けられている。仕切り
板31の下部における正面側ケース13aおよび背面側
ケース13bの内側には断面F字状のスピーカ保持兼音
漏れ防止部材32、33がそれぞれ設けられている。ス
ピーカ保持兼音漏れ防止部材32、33は中央部が湾曲
状に切欠され縁部に溝34が設けられた断面コ字状のス
ピーカ保持部35と、スピーカ保持部35の上面の縁部
から仕切り板31に向かって突出し、仕切り板31とス
ピーカ保持兼音漏れ防止部材32、33との間に形成さ
れる導音路19の音漏れを防止する音漏れ防止部36と
からなっている。音漏れ防止部36の放音孔12と対応
する箇所は切欠されている。
【0011】そして、スピーカ保持部35の溝34にス
ピーカ20を挿入して正面側ケース13aと背面側ケー
ス13bとを重ね合わせると、スピーカ20が機器ケー
ス13内に放音孔12に対面しない状態で水平に配置さ
れ、仕切り板31とスピーカ保持兼音漏れ防止部材3
2、33との間に導音路19が形成され、スピーカ20
から発生した音が導音路19外に漏れることなく導音路
19を介して放音孔12に導かれるようになっている。
【0012】このように、この液晶テレビでは、機器ケ
ース13内に放音孔12に対面しない状態で保持された
スピーカ20から発生した音が機器ケース13内に形成
された導音路19を介して機器ケース13の放音孔12
に導かれる。この場合、音漏れ防止部36が仕切り板3
1とスピーカ保持兼音漏れ防止部材32、33との間の
音漏れを防止しているので、スピーカ20で発生した音
が導音路19外に漏れることなく導音路19を介して放
音孔12に導かれる。したがって、放音孔12に対面し
ない状態で放音孔12から離してスピーカ20を設ける
ことができる。この結果、放音孔12を機器ケース13
の正面に設ける場合でも、図5に示す従来のように機器
ケース13の正面に液晶表示パネル14と並列してスピ
ーカ20を配置する必要がなく、小型化が図れる。
【0013】なお、上記第2実施例では、スリット状の
放音孔12を1つ設けたが、これに限定されず、図1の
第1実施例のように、円形状の小孔からなる放音孔12
を複数設けるようにしてもよい。また、上記第2実施例
では、仕切り板31とスピーカ保持兼音漏れ防止部材3
2、33との間で導音路19を形成したが、これに限定
されず、仕切り板31の代わりに音漏れ防止部36の上
面を閉塞する板状部材を音漏れ防止部36と一体に設
け、この板状部材とスピーカ保持部35との間に導音路
19を形成するようにしてもよい。また、上記第2実施
例では、スピーカ保持兼音漏れ防止部材32、33を機
器ケース13と別体に設けたが、これに限定されず、一
体に設けてもよい。
【0014】また、上記第1および第2実施例では、表
示部として液晶表示パネル14を用いたが、これに限定
されず、エレクトロルミネセンスなどの他の表示装置を
用いることができる。さらに、上記第1および第2実施
例では、この発明を液晶テレビに適用したが、これに限
定されず、他の小型電子部品に適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、バックライト装置に設けられたスピーカか
ら発生した音はバックライト装置に設けられた導音路を
介して機器ケースの放音孔に導かれるので、放音孔から
離してスピーカを設けることができる。この結果、放音
孔を機器ケースの正面に設ける場合でも、従来のように
機器ケースの正面に表示部と並列してスピーカを配置す
る必要がなく、小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を適用した液晶テレビを
示す斜視図。
【図2】同液晶テレビの一部を示す分解斜視図。
【図3】この発明の第2実施例を適用した液晶テレビを
示す斜視図。
【図4】(A)は図3のA−A線に沿う断面図、(B)
は同液晶テレビのスピーカ保持兼音漏れ防止部材を示す
斜視図。
【図5】従来の液晶テレビを示す斜視図。
【符号の説明】
12 放音孔 13 機器ケース 14 液晶表示パネル(表示部) 15 バックライト装置 16 バックライトケース 17 蛍光管(光源) 18 光拡散板 19 導音路 20 スピーカ 32、33 スピーカ保持兼音漏れ防止部材 35 スピーカ保持部 36 音漏れ防止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部および放音孔を有する機器ケース
    と、 この機器ケース内に設けられ、前記表示部の背面を照明
    するバックライト装置と、 このバックライト装置に設けられたスピーカと、 前記バックライト装置に設けられ、前記スピーカから発
    生した音を前記放音孔に導く導音路と、 を備えたことを特徴とする小型電子機器。
  2. 【請求項2】 前記バックライト装置は、光源とバック
    ライトケースとからなり、該バックライトケースに前記
    スピーカおよび前記導音路が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の小型電子機器。
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