JP3444988B2 - 不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents
不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法Info
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- JP3444988B2 JP3444988B2 JP25238794A JP25238794A JP3444988B2 JP 3444988 B2 JP3444988 B2 JP 3444988B2 JP 25238794 A JP25238794 A JP 25238794A JP 25238794 A JP25238794 A JP 25238794A JP 3444988 B2 JP3444988 B2 JP 3444988B2
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Description
用いた不揮発性半導体ディスク装置に関する。
通常、コントローラ部、マイクロコントローラ部および
メモリ部を具えている。このコントローラ部は、パーソ
ナルコンピュータ等の上位装置とシステムバスで繋がれ
ており、また、インターフェイスバスでそれぞれマイク
ロコントローラ部とメモリ部とに個別に繋がれている。
また、このコントローラ部は、上位装置、マイクロコン
トローラ部およびメモリ部それぞれの間のインターフェ
イス制御を行う部分であり、マイクロコントローラ部
は、上位装置からのコマンドを解釈し、不揮発性半導体
ディスク装置の制御を行う部分である。
され、論理フォーマットとして、ユーザ領域およびスペ
ア領域を具えている。また、このユーザ領域およびスペ
ア領域は、それぞれ複数のセクタを具えている。各セク
タは、ヘッダ部とデータ部とを具えている。このヘッダ
部は、状態コードを格納するためのフラグ部、ライト回
数を格納するためのカウント部およびヘッダ部用CRC
情報部を具えおり、一方、データ部は、ユーザデータ部
およびユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部を具え
ている。
置においては、セクタの代替先制御、上位装置からメモ
リ部へのアクセス制御、メモリ部の初期化制御等一連の
制御を、通常、ファームウエアで処理している。
ディスク装置においては、例えば、メモリ部のユーザ領
域のセクタにエラーが発生した場合、当該セクタのユー
ザデータ部に、代替先のスペア領域のセクタ(第1の代
替先セクタ)のアドレスが書き込まれていた。さらに、
第1の代替先セクタにもエラーが発生した場合には、第
1の代替先セクタのアドレスに、次なる代替先のスペア
領域のセクタ(第2の代替先セクタ)のアドレスが書き
込まれていた。
クタにもエラーが発生した場合、代替先のセクタのアド
レス(スペアアドレス)を順次に参照して最終代替先セ
クタにアクセスしていた。その結果、最終代替先セクタ
へアクセスに時間がかかっていた。特に、スペア領域の
代替先のセクタに次々にエラーが発生した場合は、エラ
ーの発生した代替先のセクタに順次にアクセスするた
め、最終代替先セクタへのアクセスに大変時間がかかっ
てしまうという問題点があった。
ラーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへ
アクセスすることができる不揮発性半導体ディスク装置
および代替先処理方法の実現が望まれていた。
においては、CRC方式によりヘッダ部の全データにつ
いて各セクタのエラーの検出を行っていた。その結果、
メモリ部において、あるセクタのヘッダ部にのみエラー
が発生した場合、当該セクタのデータ部が正常であって
も、当該セクタ全部をエラーとみなして、上位装置に対
して異常終了通知を行っていた。このため、正常なデー
タを有効に利用して上位装置に転送することができない
という問題点がった。
が発生した場合に、当該セクタの正常なデータ部を有効
に利用できる不揮発性半導体ディスク装置およびアクセ
ス制御方法の実現が望まれていた。
セクタに対するライト回数に制限が設けられている。こ
の制限回数を越えてライトを行った場合のデータは補償
されない。このため、ライト回数が制限回数に達したセ
クタに対して代替先処理を行う必要がある。
ットコマンドによってメモリ部の各セクタの初期化を行
うにあたり、各セクタのヘッダ部のカウント部に格納さ
れている当該セクタへのライト回数も含めて初期化が行
われていた。その結果、メモリ部の各セクタは、セクタ
毎にその使用頻度が異なるので、初期化によって現在の
各セクタのライト回数が分からなくなっていた。
セクタに対して効率的に代替先処理を行うことができな
かった。
タのライト回数が分かる不揮発性半導体ディスク装置お
よび初期化制御方法の実現が望まれていた。
において、コントローラ部と上位装置とを繋ぐシステム
バスの仕様が日本電子工業振興協会で標準化されている
ICメモリガイドラインに準拠している場合、上位装置
からのリセット指示によって装置を立ち上げると設定が
常にメモリモードに設定されていた。その結果、ブート
デバイスとして不揮発性半導体ディスクメモリ装置を使
うことができなくなってしまっていた。
リガイドラインに準拠している場合にもブートデバイス
として使用可能な不揮発性半導体ディスクメモリ装置お
よび立ち上げ制御方法の実現が望まれていた。
該ユーザ領域が複数のユーザセクタに分割され、スペア
領域が複数のスペアセクタに分割され、且つ、ユーザセ
クタおよびスペアセクタがそれぞれヘッダ部とユーザデ
ータ部に分割されてなる論理フォーマットを有するメモ
リ部と、上位装置から入力されたコマンドにしたがって
メモリ部のリード/ライト制御を行うマイクロコントロ
ーラと、メモリ部およびマイクロコントローラと上位装
置とのインタフェースを行うコントローラとを備え、且
つ、ヘッダ部がフラグ部、カウント部およびヘッダ部用
エラー検出・訂正情報部を有する不揮発性半導体ディス
ク装置に関する。そして、コントローラが、ユーザデー
タが読み出されるユーザセクタまたはスペアセクタに対
して、ヘッダ部のエラー検出・訂正とユーザデータ部の
エラー検出・訂正とを行い、マイクロコントローラが、
ユーザセクタのヘッダ部およびユーザデータ部に訂正不
可能なエラーが検出されなかったときは当該ユーザセク
タからユーザデータを読み出して上位装置に転送し、ス
ペアセクタのヘッダ部およびユーザデータ部に訂正不可
能なエラーが検出されなかったときは当該スペアセクタ
からユーザデータを読み出して上位装置に転送し、ユー
ザセクタのユーザデータ部に訂正不可能なエラーが検出
されたときは当該ユーザセクタからユーザデータを読み
出すことなく当該ユーザセクタに代替されるスペアセク
タを決定する処理を行い、スペアセクタのユーザデータ
部に訂正不可能なエラーが検出されたときは当該スペア
セクタからユーザデータを読み出すことなく当該スペア
セクタに代替される新たなスペアセクタを決定する処理
を行い、ユーザセクタのヘッダ部にのみ訂正不可能なエ
ラーが検出されたときは当該ユーザセクタからユーザデ
ータを読み出して上位装置に転送するとともに当該ユー
ザセクタに代替されるスペアセクタを決定する処理を行
い、スペアセクタのヘッダ部にのみ訂正不可能なエラー
が検出されたときは当該スペアセクタからユーザデータ
を読み出して上位装置に転送するとともに当該スペアセ
クタに代替される新たなスペアセクタを決定する処理を
行うとを特徴とする。
ーラが、メモリ部を初期化するときに、ユーザセクタお
よびスペアセクタごとに格納された書き込み回数データ
を初期化しないことが望ましい。
コントローラが、電源立ち上げ時に外部スイッチの設定
を読み出し、該不揮発性半導体ディスク装置をブートデ
バイスとして使用するように外部スイッチが設定されて
いる場合に、I/Oマップモードで立ち上がることが望
ましい。
該ユーザ領域が複数のユーザセクタに分割され、スペア
領域が複数のスペアセクタに分割され、且つ、ユーザセ
クタおよびスペアセクタがそれぞれヘッダ部とユーザデ
ータ部に分割されてなる論理フォーマットを有するメモ
リ部と、上位装置から入力されたコマンドにしたがって
メモリ部のリード/ライト制御を行うマイクロコントロ
ーラと、メモリ部およびマイクロコントローラと上位装
置とのインタフェースを行うコントローラとを備え、且
つ、ヘッダ部がフラグ部、カウント部およびヘッダ部用
エラー検出・訂正情報部を有する不揮発性半導体ディス
ク装置の制御方法に関する。そして、ユーザデータが読
み出されるユーザセクタまたはスペアセクタに対して、
ヘッダ部のエラー検出・訂正とユーザデータ部のエラー
検出・訂正とを行うステップと、ユーザセクタのヘッダ
部およびユーザデータ部に訂正不可能なエラーが検出さ
れなかったとき、当該ユーザセクタからユーザデータを
読み出して、上位装置に転送するステップと、スペアセ
クタのヘッダ部およびユーザデータ部に訂正不可能なエ
ラーが検出されなかったとき、当該スペアセクタからユ
ーザデータを読み出して、上位装置に転送するステップ
と、ユーザセクタのユーザデータ部に訂正不可能なエラ
ーが検出されたとき、当該ユーザセクタからユーザデー
タを読み出すことなく、当該ユーザセクタに代替される
スペアセクタを決定するステップと、スペアセクタのユ
ーザデータ部に訂正不可能なエラーが検出されたとき、
当該スペアセクタからユーザデータを読み出すことな
く、当該スペアセクタに代替される新たなスペアセクタ
を決定するステップと、ユーザセクタのヘッダ部にのみ
訂正不可能なエラーが検出されたとき、当該ユーザセク
タからユーザデータを読み出して上位装置に転送すると
ともに当該ユーザセクタに代替されるスペアセクタを決
定するステップと、スペアセクタのヘッダ部にのみ訂正
不可能なエラーが検出されたとき、当該スペアセクタか
らユーザデータを読み出して上位装置に転送するととも
に当該スペアセクタに代替される新たなスペアセクタを
決定するステップとを有することを特徴とする。
びスペアセクタごとに格納された書き込み回数データを
初期化することなく、メモリ部を初期化するステップを
有することが望ましい。
上げ時に外部スイッチの設定を読み出すステップと、不
揮発性半導体ディスク装置をブートデバイスとして使用
するように外部スイッチが設定されている場合にI/O
マップモードで立ち上がるステップとを有することが望
ましい。
も円盤状の形状の記憶媒体を具えたものに限定されな
い。
および第2の発明に係る不揮発性半導体ディスク装置の
制御方法によれば、ヘッダ部のみに訂正不可能なエラー
が検出されたときに、ユーザデータを読み出して上位装
置に転送するとともに、ユーザセクタまたはスペアセク
タに代替されるスペアセクタを決定する処理を行うこと
ができる。すなわち、第1、第2の発明によれば、ユー
ザデータ部に訂正不可能なエラーが発生していなくて
も、ヘッダ部に訂正不可能なエラーが検出された場合に
は、それ以降、当該ユーザセクタに対してユーザデータ
を書き込まないことにしたので、ユーザデータ部におけ
る訂正不可能なエラーの発生を未然に防止するとができ
る。
明の実施例について説明する。尚、図面は、これらの発
明が理解できる程度に各構成成分の構成および関係を模
式的に示してあるにすぎない。従って、これらの発明は
図示例にのみ限定されるものでないことは明らかであ
る。
に係る第1および第5の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
体ディスク装置の機能ブロック図を示す。この実施例の
不揮発性半導体ディスク装置10は、コントローラ部1
2、マイクロコントローラ部14およびメモリ部16を
具えている。このコントローラ部12は、パーソナルコ
ンピュータ等の上位装置18とシステムバス20で繋が
れており、また、インターフェイスバス22、24でそ
れぞれマイクロコントローラ14部とメモリ部16とに
個別に繋がれている。
8、マイクロコントローラ部14およびメモリ部16そ
れぞれの間のインターフェイス制御を行う部分であり、
マイクロコントローラ部14は、上位装置18からのコ
マンドを解釈し、不揮発性半導体ディスク装置の制御を
行う部分である。
理フォーマットを示す。このメモリ部16はフラッシュ
メモリで構成され、論理フォーマットとして、ユーザ領
域26およびスペア領域28を具えている。また、この
ユーザ領域26およびスペア領域28は、それぞれ複数
のセクタ30を具えている。各セクタ30は、ヘッダ部
32とデータ部34とを具えている。このヘッダ部32
は、状態コードを格納するためのフラグ36部、ライト
回数を格納するためのカウント38部およびヘッダ部用
CRC情報部40を具えおり、一方、データ部34は、
ユーザデータ部42およびユーザデータ部用エラー検出
・訂正情報部44を具えている。また、通常、上位装置
から直接できるのはユーザ領域のセクタのみであり、ス
ペア領域のセクタには直接アクセスすることはできな
い。
るセクタの代替先制御について、従来例と対比させて説
明する。図3の(A)は、第1実施例の代替先制御の説
明に供するセクタの図であり、図3の(B)は、比較の
ための従来の代替先制御の説明に供するセクタの図であ
る。この実施例では、図2に示したセクタのユーザ領域
のセクタ1に注目して説明する。
セクタ1は使用不可能となる。この場合、このセクタ1
のヘッダ部には、「GOOD」から「BAD」に変更さ
れた状態コードが格納される。また、このセクタの1の
ユーザデータ部には、スペア領域の代替先セクタである
セクタ2のアドレスであるスペアアドレス2が格納され
る。そして、このセクタ1のユーザデータ部に格納され
るはずであったユーザデータ1は、このセクタ2のユー
ザデータ部に格納される。
このセクタ2が使用不可能となった場合、この実施例で
は、図3の(A)に示すように、セクタ1のユーザデー
タ部に格納されている代替先セクタ2のアドレス2を、
スペア領域の最終代替先セクタであるセクタ3のアドレ
スであるスペアアドレス3に変更する。そして、セクタ
2のユーザデータ部に格納されていたユーザデータ1を
セクタ3のユーザデータ部に格納する。この代替先制御
はマイクロコントローラ部によって行われる。
を介して直接アクセスされるセクタ1のユーザデータ部
に、最終代替先セクタであるセクタ3のアドレス(スペ
アアドレス3)が格納されるので、一端、セクタ1にア
クセスしてから直に最終代替先セクタにアクセスするこ
とができる。従って、スペア領域の代替先セクタにエラ
ーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへア
クセスすることができる。
代替先制御においては、代替先セクタのセクタ2にもエ
ラーが発生して、このセクタ2が使用不可能となった場
合、セクタ1のユーザデータ部には、セクタ2のスペア
アドレス2を格納したまま、セクタ2のユーザデータ部
に、次に代替先セクタであるセクタ3のアドレスである
スペアアドレス3を格納する。セクタ3にエラーが発生
しなければ、このセクタ3が最終代替先セクタとなる。
従って、従来例では、セクタ1にアクセスした後、セク
タ2にアクセスしてから漸く最終代替先アドレスのセク
タ3にアクセスすることなる。その結果、最終代替先セ
クタへのアクセスに時間がかかってしまう。特に、代替
先セクタに次々とエラーが発生した場合には、エラーが
発生した代替先セクタに順次にアクセスするため、最終
代替先セクタへのアクセスに大変時間がかかってしま
う。
半導体ディスク装置およびその制御方法によれば、スペ
ア領域の代替先のセクタに次々とエラー場発生した場合
にも、最終代替先セクタへ速やかにアクセスすることが
できる。
するため、この実施例と従来例と比較してより詳細に説
明する。
リ部に対してライト処理を行う場合の代替先制御につい
て説明する。図4は、第1実施例の代替先制御(ライト
処理時)の説明に供する流れ図である。
対してライト処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリードする。
納されている状態コードをチェックする。チェック結果
により、以下の(1)または(2)のいずれかの処理を
行う。
し、セクタ1のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライト(格納)して、ライト処理は終了する。
格納し、セクタ1のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先セクタであるセクタ2のアドレス(ス
ペアアドレス2)をライト(格納)する。
してセクタ2のエラーのチェックを行う。そして、セク
タ2のチェック結果により、以下の(i)または(ii)
のいずれかの処理を行う。
し、セクタ2のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライト(格納)して、ライト処理は終了する。こ
の場合は、セクタ2が最終代替先セクタとなる。
格納し、セクタ2のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先のセクタであるセクタ3のアドレス
(スペアアドレス3)をライトする。
のと同様にしてセクタ3のエラーのチェックを行う。そ
して、セクタ3のチャック結果により、以下の(a)ま
たは(b)のいずれかの処理を行う。
し、セクタ3のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライトして、ライト処理は終了する。この場合、
セクタ3が最終代替先セクタとなる。
格納し、セクタ3のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先セクタとしてのセクタ4のアドレス
(スペアアドレス4)をライトする。
のと同様にしてセクタ4のエラーのチェックを行う。
スペア領域の最終代替先セクタを見つけるまで、上述し
た処理を繰り返す。ここまでのライト時の代替先制御
は、従来と同じである。
最終の代替先のセクタが決まった後に、最終代替先セク
タのアドレスを、セクタ1のユーザデータ部に格納する
代替先制御を行う。その結果、リード処理の際に、セク
タ1のユーザデータ部に格納された最終代替先セクタの
アドレスを参照できるので、後述するように、速やかな
リード処理が可能となる。
装置からメモリ部に対してリード処理を行う場合の代替
先制御について説明する。図5は、第1実施例の代替先
制御(リード処理時)の説明に供する流れ図である。
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリード(転送)する。
納されている状態コードをチェックすることにより、セ
クタ1のエラーの有無をチェックする。そして、チェッ
クに結果により、以下の(1)または(2)のいずれか
の処理を行う。
をリードして、リード処理は終了する。
ている、スペア領域に設けた最終代替先セクタのアドレ
ス(スペアアドレス)に従って、最終代替先セクタをリ
ードする。
に格納されているユーザデータ1を上記装置にリードし
て、このリード処理は終了する。
のアドレスが格納されているので、代替先セクタにエラ
ーが発生した場合も、最終代替先セクタに速やかにアク
セスすることができる。
の不揮発性半導体ディスク装置においてリード処理を行
う場合の代替先制御について説明する。図6は、従来の
代替先制御(リード処理時)の説明に供する流れ図であ
る。
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリードする。
納されている状態コードをチェックすることにより、セ
クタ1のエラーの有無をチェックする。そして、チェッ
クの結果により、以下の(1)または(2)のいずれか
の処理を行う。
を上位装置にリードして、このリード処理は終了する。
ている、スペア領域の代替先のセクタであるセクタ2の
アドレス(スペアアドレス2)を参照してセクタ2をリ
ードする。
タ1の場合と同様にして行う。そして、チェック結果に
より以下の(i)または(ii)のいずれかの処理を行
う。
タ2のデータ部のユーザデータ部に格納されているユー
ザデータ1をリードして、このリード処理は終了する。
ている、スペア領域の更なる代替先のセクタであるセク
タ3のアドレス(スペアアドレス3)を参照して、セク
タ3をリードする。
て行ったのと同様にしてセクタ3のエラーのチェックを
行う。以下、エラーの発生していない最終代替先セクタ
を見つけるまで、上述した処理を繰り返す。このため、
スペア領域の代替先セクタに次々にエラーが発生した場
合には、最終代替先セクタにアクセスするのに大変時間
がかかっていた。
ようにセクタ1に最終代替先セクタのアドレスが格納さ
れているので、代替先セクタにエラーが発生した場合
も、速やかに最終代替先セクタにアクセスすることがで
きる。
に係る第2および第6の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
の機能ブロック図は、図1に示した機能ブロック図と同
様である。ここでは、図7に、コントローラ部12のよ
り詳細な機能ブロック図を示す。
マイクロコントローラ部14とを繋ぐインターフェイス
バス20は、コントローラ部12内のマイクロコントロ
ーラインターフェイス部48と繋がっている。このマイ
クロコントローラインターフェイス部48からは内部バ
ス50が延びている。この内部バス50には、バッファ
52が繋がっている。また、この内部バス50には、上
位装置インターフェイス部54が繋がっており、この上
位装置インターフェイス部54はシステムバス20を介
して上位装置18と繋がっている。また、この内部バス
50には、メモリインターフェイス部56が繋がってお
り、このメモリインターフェイス部56は、インターフ
ェイスバス24を介してメモリ部16と繋がっている。
また、この内部バス50には、メモリアクセスコントロ
ール部58が繋がっており、さらにメモリアクセスコン
トローラ部58は、メモリインターフェイス部56と繋
がっている。また、内部バス50には、ECC(Error C
orrect Control) コントロール部60が繋がっており、
このECCコントロール部60は、(i) で示すメモリバ
ス62を介してメモリインターフェイス部56と繋がっ
ている。さらに、このECCコントロール部60は、メ
モリアクセスコントロール部58と繋がっている。
のより詳細な機能ブロック図を示す。図8に示すよう
に、ECCコントロール部60は、ヘッダ部64、デー
タ部66およびコントロール部68とを具え、これら各
部は、それぞれ(i) で示すメモリバス62と(ii)で示す
ラインを経て内部バス50と繋がっている。さらに、コ
ントロール部68は、(iii) で示すラインによってメモ
リアクセスコントロール部58と繋がっている。また、
このコントロール68部は、メモリアクセスコントロー
ル部58によって制御されており、かつ、ヘッダ部64
およびデータ部66をそれぞれ制御している。
クタの論理フォーマットを示す。第2実施例では、第1
実施例のヘッダ部用CRC情報部40の代わりに、ヘッ
ダ部用エラー検出・訂正手段により制御されるヘッダ部
用エラー検出・訂正情報部46を設けている。また、各
セクタのヘッダ部用エラー検出・訂正情報部46以外の
論理フォーマットは、図2に示した第1実施例のセクタ
の論理フォーマットと同一である。
けるセクタへのアクセス制御について、従来例と対比さ
せて説明する。図10の(A)は、比較のための従来の
アクセス制御の説明に供するセクタの図であり、図10
の(B)および(C)は、第2実施例のアクセス制御の
説明に供するセクタの図である。この実施例では、図9
に示したセクタのユーザ領域のセクタ1に注目して説明
する。
先立ち、図10の(A)を参照して、比較例としての従
来のアクセス制御について説明する。従来の不揮発性半
導体ディスク装置においては、セクタのヘッダ部用CR
C情報部においてCRC方式によりヘッダ部の全データ
について各セクタのエラーの検出を行っていた。このた
め、ヘッダ部およびデータ部ともにエラーのない場合
は、上位装置へユーザデータ部に格納されているユーザ
データを転送して正常終了する。しかし、あるセクタの
ヘッダ部にのみエラーが発生した場合、当該セクタのデ
ータ部が正常であっても当該セクタ全部をエラーとし
て、上位装置に対して異常終了通知を行っていた。この
ため、正常なデータを有効に利用して上位装置に転送す
ることができなかった。
実施例のアクセス制御方法においては、セクタ1のヘッ
ダ部用エラー検出・訂正情報部において、ヘッダ部の全
データについてのエラーの検出を行うだけでなく、検出
されたエラーが訂正可能な場合には訂正を行う。このヘ
ッダ部用エラー検出・訂正情報部は、コントロール部内
のヘッダ部用エラー検出・訂正手段としてのECCコン
トロール部にによって制御されている。その結果、ヘッ
ダ部のみにエラーが発生しても、このエラーが訂正可能
な場合は、フラグ部の状態コードを「BAD」から「G
OOD」へ訂正した後、ユーザデータ部のユーザデータ
を上位装置に転送して正常終了することができる。ま
た、ヘッダ部のエラーが訂正不可能な場合は、ユーザデ
ータ部のユーザデータを上位装置に転送して正常終了す
る。従って、セクタ1のヘッダ部にのみエラーが発生し
た場合にも、セクタ1の正常なユーザデータを有効に利
用することができる。
エラーが訂正不可能な場合は、上位装置に対して異常終
了通知を行う。
データを転送後に、さらに代替先処理を行う場合につい
て説明する。上位装置へユーザデータ1を転送した後、
マイクロコントローラ部により、ヘッダ部だけが訂正不
可能なエラーとなったセクタ1の代替先処理を行う。即
ち、セクタ1のヘッダ部のフラグ部に格納される状態コ
ードを「GOOD」から「BAD」に変更し、セクタ1
のユーザデータ部に、代替先セクタのアドレスを格納す
る。一方、スペア領域内で空きセクタを検索し、この空
きセクタを代替先セクタとしてそのユーザデータ部に、
上位装置とのアクセスデータであるユーザデータ1を格
納して代替先処理を終了する。このような代替先処理を
行えば、次回のアクセス時にヘッダ部のエラーの検出お
よび訂正の処理を省略することが可能となる。このた
め、上位装置からセクタ1への連続アクセスに対して速
やかに応答することができる。
め、この実施例と従来例とを比較してより詳細に説明す
る。図11は、第2実施例のアクセス制御の説明に供す
る流れ図である。ここでは、図11を参照して、上位装
置からメモリ部に対してリード処理を行う場合のアクセ
ス制御について説明する。
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部では、メモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリード(転送)する。
よりヘッダ部用エラー検出・訂正情報部を制御して、セ
クタ1のヘッダ部をECCチェックする。このECCチ
ェックの結果によって、以下の(1)〜(3)のいずれ
かの処理を行う。
場合 以下のアクセス処理(A)を行う。尚、図11において
アクセス処理(A)に対応する部分を(A)で示す。
チェックをユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部に
おいて行う。次に、このユーザデータ部のECCチェッ
クの結果によって、以下の(i)〜 (iii)のいずれかの
処理を行う。
タを上位装置へリードして、リード処理は終了する。
がある場合 ユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部によりユーザ
データ部のエラーを訂正する。そして、セクタ1のユー
ザデータ部に格納されているユーザデータを上位装置へ
リードして、リード処理は終了する。
ーがある場合 上位装置に対して異常終了通知を行う。
ラーが発生した場合 先ず、ヘッダ部用エラー検出・訂正手段により、このエ
ラーを訂正した後、上記の(1)の場合と同様のアクセ
ス処理(A)を行う。
エラーが発生した場合 上記の(1)の場合と同様に処理(A)を行う。
が発生した場合にも、セクタ1の正常なユーザデータを
有効に利用することができる。
上位装置に転送後に、引き続いて行う代替先処理(B)
について説明する。尚、図11において代替先処理
(B)に相当する部分を(B)で示す。
エラーの発生したセクタ1のヘッダ部フラグ部の状態コ
ードを「GOOD」から「BAD」に変更する。そし
て、セクタ1のユーザデータ部にスペア領域の代替先セ
クタのアドレスを格納する。
セクタ1のユーザデータ部に格納されていたユーザデー
タ1を格納して、代替処理を終了する。
クセス時にヘッダ部のエラーの検出および訂正の処理を
省略することが可能となる。このため、上位装置からセ
クタ1への連続アクセスに対して速やかに応答すること
ができる。
来のアクセス制御について説明する。図12は、従来の
アクセス制御の説明に供する流れ図である。
CRCチェックを行い、ヘッダ部にエラーがない場合
(上記の(1)の場合)にだけ、セクタ1のユーザデー
タ部のユーザデータを上位装置へ転送していた。そし
て、ヘッダ部にエラーがあった場合(上記の(2)およ
び(3)の場合)は、ユーザデータ部にエラーがなくと
も、上位装置に対して異常終了通知をしていた。
に係る第3および第7の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。第3
実施例の不揮発性半導体ディスク装置の機能ブロック図
も、図1に示した機能ブロック図と同様である。
立ち、本発明の理解を容易にするため、図13を参照し
て、従来の初期化制御について説明する。図13は、従
来の初期化制御の説明に供する、セクタの論理フォーマ
ット図である。図13の上側のセクタは、初期化前の状
態を示し、下側のセクタは初期化後の状態を示してい
る。
ように、初期化前の状態では、各セクタのカウント部に
は、当該セクタのライト回数が格納されている。また、
フラグ部の状態コードが「GOOD」のセクタのユーザ
データ部にはユーザデータが格納されており、一方、状
態コードが「BAD」のセクタのユーザデータ部には、
スペア領域の代替先セクタのアドレス(スペアアドレ
ス)が格納されている。
部の状態コードが「GOOD」のセクタのユーザデータ
部には固定データを格納され、一方、状態コードが「B
AD」のセクタのユーザデータ部には、スペア領域の代
替先セクタのアドレス(スペアアドレス)がそのまま格
納されていた。また、ヘッダ部のヘッダ部用CRC情報
部には、適切なデータが格納されていた。
ライト回数が「0」に書き換えられていた。このため、
セクタの初期化を行うと現在の各セクタのライト回数が
分からなくなっていた。
期化制御について説明する。図14は、第3実施例の初
期化制御の説明に供する、セクタの論理フォーマット図
である。図14の上側のセクタは、初期化前の状態を示
し、下側のセクタは初期化後の状態を示している。
ように、初期化前の状態では、従来同様、各セクタのカ
ウント部に、当該セクタのライト回数が格納されてい
る。また、フラグ部の状態コードが「GOOD」のセク
タのユーザデータ部にはユーザデータが格納されてお
り、一方、状態コードが「BAD」のセクタのユーザデ
ータ部には、スペア領域の代替先セクタのアドレス(ス
ペアアドレス)が格納されている。
と、従来同様、フラグ部の状態コードが「GOOD」の
セクタのユーザデータ部には固定データが格納され、一
方、状態コードが「BAD」のセクタのユーザデータ部
には、スペア領域の代替先セクタのアドレス(スペアア
ドレス)がそのまま格納される。また、ヘッダ部のヘッ
ダ部用エラー検出・訂正情報部には、適切なデータが格
納される。
ント部のライト回数は、初期化によってもそのまま保持
される。このため、初期化を行っても現在の各セクタの
ライト回数を知ることができる。
め、第3実施例と従来例と比較してより詳細に説明す
る。先ず、比較のため、図15を参照して、従来の初期
化制御について説明する。図15は、従来の初期化制御
の説明に供する流れ図である。
トコマンドが発せられると、マイクロコントローラ部で
は、メモリ部のセクタをバッファへリード(転送)す
る。
て、セクタのヘッダ部のフラグ部の状態コードのチェッ
クを行う。このチェックの結果によって、以下の(1)
または(2)のいずれかの処理を行う。
D」の場合 カウント部のライト回数を「0」にする。また、ユーザ
データ部に固定データを格納する。
の場合 カウント部のライト回数を「0」にする。また、ユーザ
データ部にスペアアドレスはそのまま保持する。
行う。
回数が「0」に書き換えられていた。このため、従来
は、初期化によって現在の各セクタのライト回数が分か
らなくなっていた。
の発明従来の初期化制御について説明する。図16は、
第3実施例の初期化制御の説明に供する流れ図である。
トコマンドが発せられると、マイクロコントローラ部で
は、メモリ部のセクタをバッファへリード(転送)す
る。
を制御して、セクタのヘッダ部のフラグ部の状態コード
のチェックを行う。このチェックの結果によって、以下
の(1)または(2)のいずれかの処理を行う。
D」の場合 カウント部のライト回数はそのまま保持する。また、ユ
ーザデータ部に固定データを格納する。
の場合 カウント部のライト回数はそのまま保持する。また、ユ
ーザデータ部にスペアアドレスはそのまま保持する。
行う。
ても現在の各セクタのライト回数が保持される。このた
め、ライト回数が制限回数に達したセクタに対して効率
的に代替処理を行うことができる。
に係る第4および第8の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
導体ディスク装置の機能ブロック図を示す。この実施例
の不揮発性半導体ディスク装置10は、図1に示した機
能ブロック図に、コンフィギュレーション設定部が加わ
ったものである。このコンフィギュレーション設定部
は、インターフェイスバスによりコントローラ部12と
繋がっている。また、この実施例では、コントローラ部
12と上位装置とを繋ぐシステムバスの仕様が日本電子
工業振興協会で標準化されているICメモリガイドライ
ンに準拠している。
いる場合、上位装置からのリセット指示によって装置を
立ち上げると設定が常にメモリモードに設定されてい
た。その結果、ブートデバイスとして不揮発性半導体デ
ィスクメモリ装置を使うことができなくなってしまって
いた。
コンフィギュレーション設定部の設定により、コンフィ
ギュレーション可能なモードであるI/Oマップモード
で立ち上げることができる。
ーション設定部として、ディップスイッチを設けた実施
例について説明する。図18は、コンフィギュレーショ
ン設定部の内部の説明に供する図である。
は、多くのディップスイッチ72を具え、各スイッチ7
2の一端はグランドに落とされており、もう一端は、デ
ィップレジスタ74に繋がっている。このディップレジ
スタ74は、バス76を介してマイクロコントローラ部
12と繋がっている。そして、この各スイッチ72の開
閉の組み合わせは、コンフィギュレーション設定部70
の設定をI/Oマップモードの設定にすることができ
る。
ち上げ制御について説明する。図19は、第4実施例の
立ち上げ制御の説明に供する流れ図である。
処理が行われる。
ッチの開閉の組み合わせのデータをマイクロコントロー
ラ部へリード(転送)する。
により、I/Oマップモードの設定で、不揮発性半導体
ディスク装置を立ち上げる。
リガイドラインに準拠している場合でもブートデバイス
として不揮発性半導体ディスクメモリ装置を使うことが
できる。
にすぎず、これらの発明は多くの変形および変更を行う
ことができる。例えば、上記装置としては、パーソナル
コンピュータの他に、例えば、カメラといった様々な入
力装置を用いることができる。
ション設定部の設定にディップスイッチを用いた例につ
いて説明したが、この設定手段は、必ずしもディップス
イッチに限定されず、不揮発性の手段ならば何でも良
い。
5の発明の不揮発性半導体ディスク装置およびその代替
先制御方法によれば、ユーザ領域のセクタにエラーが発
生して当該セクタが使用不可能となり、かつ、当該セク
タのスペア領域の代替先セクタも使用不可能となった場
合に、当該セクタのユーザデータ部に格納されているこ
の代替先セクタのアドレスを、スペア領域の最終代替先
セクタのアドレスに変更する代替先制御をコントローラ
部により行う。
ラーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへ
アクセスすることができる。
に係る第2および第6の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびそのアクセス制御方法によれば、メモリ部の
セクタのヘッダ部のみにエラーが発生した場合、コント
ローラ部の有するヘッダ部用エラー検出・訂正手段によ
り、当該ヘッダ部のエラーを検出し、ヘッダ部用エラー
検出・訂正情報部を制御して、当該エラーの訂正を行
い、かつ、当該セクタのユーザデータ部に格納されてい
る正常データを上位装置に転送することにより、動作を
正常終了させるためのアクセス制御をコントローラ部に
より行う。
が発生した場合に、当該セクタの正常なデータ部を有効
に利用できる。
後、当該セクタのユーザデータ部に、スペア領域の代替
先セクタのアドレスを格納し、当該代替先セクタのユー
ザデータ部に正常データを格納すれば、上位装置から当
該セクタへの連続アクセスにたいして速やかに応答する
ことができる。
に係る第3および第7の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその初期化制御方法によれば、上位装置から
のフォーマットコマンドにより、メモリ部の初期化を行
うにあたり、カウント部に格納されているライト回数を
保持する初期化制御をコントローラ部により行う。
タのライト回数が分かる。このため、ライト回数が制限
回数に達したセクタに対して効率的に代替処理を行うこ
とができる。
に係る第4および第8の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその立ち上げ制御方法によれば、コンフィギ
ュレーション設定部の設定により、コンフィギュレーシ
ョン可能なモードであるI/Oマップモードで立ち上げ
る立ち上げ制御をマイクロコントローラ部により行う。
半導体ディスクメモリ装置を使うことができる。
能ブロック図である。
に供する図である。
するセクタ図であり、(B)は、従来の代替先制御の説
明に供するセクタ図である。
明に供する流れ図である。
明に供する流れ図である。
する流れ図である。
る。
ットである。
るセクタ図であり、(B)および(C)は、第2実施例
のアクセス制御の説明に供するセクタ図である。
れ図である。
ある。
論理フォーマット図である。
図である。
る。
クタの論理フォーマット図である。
機能ブロック図である。
の説明に供する図である。
れ図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ユーザ領域とスペア領域とに分割され、
該ユーザ領域が複数のユーザセクタに分割され、前記ス
ペア領域が複数のスペアセクタに分割され、且つ、前記
ユーザセクタおよび前記スペアセクタがそれぞれヘッダ
部とユーザデータ部に分割されてなる論理フォーマット
を有するメモリ部と、上位装置から入力されたコマンド
にしたがって前記メモリ部のリード/ライト制御を行う
マイクロコントローラと、前記メモリ部および前記マイ
クロコントローラと前記上位装置とのインタフェースを
行うコントローラとを備え、且つ、前記ヘッダ部がフラ
グ部、カウント部およびヘッダ部用エラー検出・訂正情
報部を有する不揮発性半導体ディスク装置であって、 前記コントローラが、ユーザデータが読み出される前記
ユーザセクタまたは前記スペアセクタに対して、前記ヘ
ッダ部のエラー検出・訂正と前記ユーザデータ部のエラ
ー検出・訂正とを行い、 前記マイクロコントローラが、前記ユーザセクタの前記
ヘッダ部および前記ユーザデータ部に訂正不可能なエラ
ーが検出されなかったときは当該ユーザセクタから前記
ユーザデータを読み出して前記上位装置に転送し、前記
スペアセクタの前記ヘッダ部および前記ユーザデータ部
に訂正不可能なエラーが検出されなかったときは当該ス
ペアセクタから前記ユーザデータを読み出して前記上位
装置に転送し、前記ユーザセクタの前記ユーザデータ部
に訂正不可能なエラーが検出されたときは当該ユーザセ
クタから前記ユーザデータを読み出すことなく当該ユー
ザセクタに代替される前記スペアセクタを決定する処理
を行い、前記スペアセクタの前記ユーザデータ部に訂正
不可能なエラーが検出されたときは当該スペアセクタか
ら前記ユーザデータを読み出すことなく当該スペアセク
タに代替される新たな前記スペアセクタを決定する処理
を行い、前記ユーザセクタの前記ヘッダ部にのみ訂正不
可能なエラーが検出されたときは当該ユーザセクタから
前記ユーザデータを読み出して前記上位装置に転送する
とともに当該ユーザセクタに代替される前記スペアセク
タを決定する処理を行い、前記スペアセクタの前記ヘッ
ダ部にのみ訂正不可能なエラーが検出されたときは当該
スペアセクタから前記ユーザデータを読み出して前記上
位装置に転送するとともに当該スペアセクタに代替され
る新たな前記スペアセクタを決定する処理を行う、 ことを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の不揮発性半導体ディス
ク装置であって、 前記マイクロコントローラが、前記メモリ部を初期化す
るときに、前記ユーザセクタおよび前記スペアセクタご
とに格納された書き込み回数データを初期化しないこと
を特徴とする不揮発性半導体ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の不揮発性半導体ディス
ク装置であって、 前記マイクロコントローラが、電源立ち上げ時に外部ス
イッチの設定を読み出し、該不揮発性半導体ディスク装
置をブートデバイスとして使用するように前記外部スイ
ッチが設定されている場合に、I/Oマップモードで立
ち上がることを特徴とする不揮発性半導体ディスク装
置。 - 【請求項4】 ユーザ領域とスペア領域とに分割され、
該ユーザ領域が複数のユーザセクタに分割され、前記ス
ペア領域が複数のスペアセクタに分割され、且つ、前記
ユーザセクタおよび前記スペアセクタがそれぞれヘッダ
部とユーザデータ部に分割されてなる論理フォーマット
を有するメモリ部と、上位装置から入力されたコマンド
にしたがって前記メモリ部のリード/ライト制御を行う
マイクロコントローラと、前記メモリ部および前記マイ
クロコントローラと前記上位装置とのインタフェースを
行うコントローラとを備え、且つ、前記ヘッダ部がフラ
グ部、カウント部およびヘッダ部用エラー検出・訂正情
報部を有する不揮発性半導体ディスク装置の制御方法で
あって、 ユーザデータが読み出される前記ユーザセクタまたは前
記スペアセクタに対して、前記ヘッダ部のエラー検出・
訂正と前記ユーザデータ部のエラー検出・訂正とを行う
ステップと、前記ユーザセクタの前記ヘッダ部および前記ユーザデー
タ部に訂正不可能なエラーが検出されなかったとき、当
該ユーザセクタから前記ユーザデータを読み出して、前
記上位装置に転送するステップと、 前記スペアセクタの前記ヘッダ部および前記ユーザデー
タ部に訂正不可能なエラーが検出されなかったとき、当
該スペアセクタから前記ユーザデータを読み出して、前
記上位装置に転送するステップと、 前記ユーザセクタの前記ユーザデータ部に訂正不可能な
エラーが検出されたとき、当該ユーザセクタから前記ユ
ーザデータを読み出すことなく、当該ユーザセクタに代
替される前記スペアセクタを決定するステップと、 前記スペアセクタの前記ユーザデータ部に訂正不可能な
エラーが検出されたとき、当該スペアセクタから前記ユ
ーザデータを読み出すことなく、当該スペアセクタに代
替される新たな前記スペアセクタを決定するステップ
と、 前記ユーザセクタの前記ヘッダ部にのみ訂正不可能なエ
ラーが検出されたとき、当該ユーザセクタから前記ユー
ザデータを読み出して前記上位装置に転送するとともに
当該ユーザセクタに代替される前記スペアセクタを決定
するステップと、 前記スペアセクタの前記ヘッダ部にのみ訂正不可能なエ
ラーが検出されたとき、当該スペアセクタから前記ユー
ザデータを読み出して前記上位装置に転送するとともに
当該スペアセクタに代替される新たな前記スペアセクタ
を決定するステップと、 を有することを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置
の制御方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の不揮発性半導体ディス
ク装置の制御方法であって、 前記ユーザセクタおよび前記スペアセクタごとに格納さ
れた書き込み回数データを初期化することなく、前記メ
モリ部を初期化するステップを有することを特徴とする
不揮発性半導体ディスク装置の制御方法。 - 【請求項6】 請求項4に記載の不揮発性半導体ディス
ク装置の制御方法であって、 電源立ち上げ時に外部スイッチの設定を読み出すステッ
プと、 該不揮発性半導体ディスク装置をブートデバイスとして
使用するように前記外部スイッチが設定されている場合
に、I/Oマップモードで立ち上がるステップと、 を有することを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置
の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25238794A JP3444988B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法 |
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---|---|---|---|
JP25238794A JP3444988B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法 |
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JPH08115175A JPH08115175A (ja) | 1996-05-07 |
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JP25238794A Expired - Fee Related JP3444988B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法 |
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1994
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