JP3441510B2 - 内視鏡の操作弁装置 - Google Patents

内視鏡の操作弁装置

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JP3441510B2
JP3441510B2 JP12092694A JP12092694A JP3441510B2 JP 3441510 B2 JP3441510 B2 JP 3441510B2 JP 12092694 A JP12092694 A JP 12092694A JP 12092694 A JP12092694 A JP 12092694A JP 3441510 B2 JP3441510 B2 JP 3441510B2
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章 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の操作部に設
けられて送水管路などの開閉操作を行うための内視鏡の
操作弁装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図4は、従来の内視鏡の送水操作弁を示
しており、操作部90に突設されたシリンダ体91の側
壁に給水管92が接続され、それより奥の位置において
送水管93がシリンダ体91に接続されている。 【0003】弾力性のあるゴムによって形成された操作
弁体94は、シリンダ体91内にその口元側から進退可
能に配置されている。そして、シリンダ体91の口元を
外側から塞ぐように操作弁体94に設けられた傘状部9
5の縁部の内面側に係合溝96が形成されていて、シリ
ンダ体91の口元部の外面に形成された係合溝97とそ
の係合溝96とが係脱自在に係合している。 【0004】このような構成により、待機時には、図4
に示されるようにシリンダ体91内を介して給水管92
と送水管93とが連通して、給水管92から送水管93
へ送水が行われる。 【0005】そして、操作弁体94をシリンダ体91内
に押し込むと、操作弁体94の先端がシリンダ体91の
途中に形成されたくびれ部98に密着して、給水管92
と送水管93との間が塞がれ、送水状態が停止する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】図4に示されるよう
に、操作弁体94の中間部の外周面には、シリンダ体9
1内からシリンダ体91の口元側へ水が漏れ出さないよ
うに、シリンダ体91の内面との間をシールするための
突出輪99が形成されている。 【0007】しかし、シリンダ体91内の水圧が高くな
ると、図5に示されるように、操作弁体94の突出輪9
9部分がシリンダ体91の外へ押し出されてしまうこと
がある。 【0008】すると、水圧が操作弁体94の傘状部95
を押し広げるように作用するので、傘状部95の係合溝
96がシリンダ体91側の係合溝97から浮いて、水漏
れが発生したり、操作弁体94がシリンダ体91から外
れてしまうことがあった。 【0009】そこで本発明は、弾力性のある部材からな
る操作弁体の傘状部をシリンダ体に対して着脱自在に設
けた内視鏡の操作弁装置において、シリンダ体内の圧力
による流体漏れや操作弁体の離脱などが発生しない内視
鏡の操作弁装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の内視鏡の操作弁装置は、流体が送られてくる
流体供給管をシリンダ体の側壁に接続すると共に、流体
を送りだすための流体送出管を上記流体供給管の接続位
置より奥の位置において上記シリンダ体に接続し、上記
シリンダ体内を介する上記流体供給管と流体送出管との
間の連通状態を開閉するために上記シリンダ体内におい
て進退する操作弁体を上記シリンダ体の口元側から着脱
自在に設けた内視鏡の操作弁装置において、上記シリン
ダ体の口元を外側から覆う弾力性のある材料からなる傘
状部を上記操作弁体に設けて、上記シリンダ体の口元部
に形成された環状部の内周面側と上記傘状部の縁部付近
の外周面側とに、互いに密接状態に係合する係脱自在な
係合部を設けたことを特徴とする。 【0011】 【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例の内視鏡の操作弁装置を示しており、シ
リンダ体1が、口元を外方に開口させて操作部2に突出
して固定されている。3はシール用のOリングである。 【0012】シリンダ体1の側壁には、シリンダ体1内
に水を送り込むための給水管4が操作部2外において連
通接続され、シリンダ体1の底面壁には、シリンダ体1
内から水を送りだすための送水管5が操作部2内におい
て連通接続されている。 【0013】シリンダ体1内には、給水管4の接続部と
送水管5の接続部との間に、内径の細いくびれ部6が形
成されており、そのくびれ部6の口元寄りの面は斜面6
aに形成されている。なお、この斜面6aより奥側は同
一径でもよく、あるいは徐々に細く形成されていてもよ
い。 【0014】操作弁体8は、弾力性のあるゴム材によっ
て形成されていて、その先側の半部がシリンダ体1内に
口元側から差し込まれ、外側の半部はシリンダ体1の口
元外に突出している。 【0015】操作弁体8のシリンダ体1内に差し込まれ
た部分は先側へ徐々に細く形成されていて、その先端に
はシリンダ体1のくびれ部6の斜面6aに当接する弁部
9が形成され、中間部分には、シリンダ体1の内周面と
の間をシールするためのシール用突出輪10が周面に突
出して形成されている。 【0016】操作弁体8の外端部(図において上端部)
は、指先で押して操作するための指当て部11になって
いて、その近傍から外方に開いて形成された傘状部12
がシリンダ体1の口元を覆っている。 【0017】そして、傘状部12の縁部付近の外周面と
シリンダ体1の口元に突設された環状部13の内周面と
に、互いに密接状態に係合する係合溝14,15が全周
に形成されている。 【0018】両係合溝14,15の部分は、互いに嵌ま
り込みあう凹凸状に形成されている。ただし、傘状部1
2には弾力性があるので両係合溝14,15は自由に係
脱させることができ、それによって操作弁体8をシリン
ダ体1に着脱することができる。 【0019】また、傘状部12の弾力性は、操作弁体8
を図1に示される待機状態に復帰させる作用も果たして
おり、指当て部11を指先で押して操作弁体8をシリン
ダ体1内に押し込んでも、指当て部11から指先を放せ
ば、傘状部12の弾性によって操作弁体8は自然に待機
状態に戻る。 【0020】このような構成により、待機状態において
は、図1に示されるように、シリンダ体1内を介して給
水管4と送水管5とが連通していて、給水管4から送水
管5に水が送られ、図示されていない内視鏡の先端部か
ら外方に送水が行われる。 【0021】図2に示されるように、指先で指当て部1
1を押せば、傘状部12が変形して操作弁体8をシリン
ダ体1内に押し込むことができる。そして、操作弁体8
先端の弁部9をシリンダ体1のくびれ部6の斜面6aに
密着させることにより、給水管4と送水管5との間が閉
塞されて、送水管5へ送水されない状態になる。 【0022】その際、シール用突出輪10がシリンダ体
1の内周面に密着するだけでなく、シリンダ体1の口元
端面16に操作弁体8の段部17が押し当てられるの
で、シリンダ体1の口元からの水漏れは完全に阻止され
る。 【0023】待機状態において、給水管4から送られて
くる水の圧力が高くなると、その圧力によって、図3に
示されるように、操作弁体8をシリンダ体1外に押し出
そうとする強い力が働き、シール用突出輪10がシリン
ダ体1の口元から外へ飛びだしてしまうことがある。 【0024】そうすると、強い水圧が傘状部12内にか
かるが、それによって、係合溝14,15周辺において
は傘状部12がシリンダ体1側の環状部13に押しつけ
られるので、両係合溝14,15が強く密着され、その
部分からの水漏れや両係合溝14,15の係合が外れて
しまうような現象は発生しない。 【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば本発明は内視鏡の送気管路など各種
流体用の操作弁体に適用することができる。 【0026】 【発明の効果】本発明によれば、シリンダ体内にかかる
流体圧が、操作弁体の傘状部の外周面とシリンダ体の環
状部の内周面とに形成された係合部を強く係合させるよ
うに作用するので、シリンダ体内の圧力による流体漏れ
や操作弁体の外れなどが発生せず、常に不都合なく安心
して使用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の待機状態の平面断面図であ
る。 【図2】本発明の実施例の操作状態の平面断面図であ
る。 【図3】本発明の実施例の高い水圧がかかった状態の平
面断面図である。 【図4】従来例の待機状態の平面断面図である。 【図5】従来例の高い水圧がかかった状態の平面断面図
である。 【符号の説明】 1 シリンダ体 4 給水管 5 送水管 8 操作弁体 12 傘状部 13 環状部 14,15 係合部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】が送られてくる流体供給管をシリンダ体
    の側壁に接続すると共に、上記シリンダ体内から水を送
    すための流体送出管を上記流体供給管の接続位置よ
    り奥の位置において上記シリンダ体に接続し、上記シリ
    ンダ体内を介する上記流体供給管と流体送出管との間の
    連通状態を開閉するために上記シリンダ体内において進
    退する操作弁体を、外面に通じる孔のない形状に形成し
    上記シリンダ体の口元側から着脱自在に設けた内視鏡
    の操作弁装置において、 上記シリンダ体の口元を外側から密閉する状態に覆う弾
    力性のある材料からなる傘状部を上記操作弁体に設け
    と共に、上記シリンダ体の口元部に形成された環状部の
    内周面側と上記傘状部の縁部付近の外周面側とに、互い
    に密接状態に係合する係脱自在な係合部を設け、上記流
    体供給管から上記シリンダ体内に水が送り込まれたとき
    に上記操作弁体が上記シリンダ体の口元部分をシールし
    ない状態になると、上記傘状部内に入った水の圧力によ
    り上記係合部が水密状態になって外部への水漏れが阻止
    されるようにしたことを特徴とする内視鏡の操作弁装
    置。
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